JP2973981B2 - 有機エレクトロルミネッセンス素子 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセンス素子

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JP2973981B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光特性に優れた
有機エレクトロルミネッセンス素子に関する。
【0002】
【従来の技術】有機エレクトロルミネッセンス(EL)
素子は、電界を印加することにより、陽極より注入され
た正孔と陰極より注入された電子の再結合エネルギーに
より蛍光性物質が発光する原理を利用した自発光素子で
ある。イーストマン・コダック社のC.W.Tangら
による積層型素子による低電圧駆動有機EL素子の報告
(C.W. Tang, S.A. VanSlyke,アプライドフィジックス
レターズ(Applied Physics Letters)、51巻、913
頁、1987年など)がなされて以来、有機材料を構成
材料とする有機EL素子に関する研究が盛んに行われて
いる。Tangらは、トリス(8−ヒドロキシキノリノ
ールアルミニウム)を発光層に、トリフェニルジアミン
誘導体を正孔輸送層に用いている。積層構造の利点とし
ては、発光層への正孔の注入効率を高めること、陰極よ
り注入された電子をブロックして再結合により生成する
励起子の生成効率を高めること、発光層内で生成した励
起子を閉じこめることなどが挙げられる。この例のよう
に有機EL素子の素子構造としては、正孔輸送(注入)
層、電子輸送性発光層の2層型、あるいは正孔輸送(注
入)層、発光層、電子輸送(注入)層の3層型等が良く
知られている。こうした積層型構造素子では、注入され
た正孔と電子の再結合効率を高めるため、その素子構造
や形成方法に工夫がなされている。
【0003】このようなEL素子に用いられる正孔輸送
性材料としては、スターバースト分子である4,4’,
4”−トリス(3−メチルフェニルフェニルアミノ)ト
リフェニルアミンや、N,N’−ジフェニル−N,N’
−ビス(3−メチルフェニル)−[1,1’−ビフェニ
ル]−4,4’−ジアミン等のトリフェニルアミン誘導
体や芳香族ジアミン誘導体が良く知られている(例え
ば、特開平8−20771号公報、特開平8−4099
5号公報、特開平8−40997号公報、特開平8−5
43397号公報、特開平8−87122号公報等)。
【0004】電子輸送性材料としては、オキサジアゾー
ル誘導体、トリアゾール誘導体等が良く知られている。
【0005】また、発光材料としては、トリス(8−キ
ノリノラート)アルミニウム錯体等のキレート錯体、ク
マリン誘導体、テトラフェニルブタジエン誘導体、ビス
スチリルアリーレン誘導体、オキサジアゾール誘導体等
の発光材料が知られている。また、それらの発光色も青
色から赤色までの可視領域の発光が得られることが報告
されており、カラー表示素子の実現が期待されている
(例えば、特開平8−239655号公報、特開平7−
138561号公報、特開平3−200289号公報
等)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近では、高輝度、長
寿命を目標とした有機EL素子に関する開示あるいは報
告がなされているが、いずれもその特性が十分なものと
はいえなかった。従って、より高性能を示す材料開発が
強く求められている。
【0007】本発明の目的は、高性能の材料を提供し、
高輝度の有機EL素子を提供することにある。
【0008】
【発明を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するべく鋭意検討した結果、特定の1,3−ジベ
ンジリデンインダン化合物を発光材料として用いて作製
した有機EL素子は、従来のものよりも高輝度発光をな
すことを見出した。また、前記発光材料は、高いキャリ
ア輸送性を有しており、この発光材料を正孔輸送材料、
又は電子輸送材料として作製した有機EL素子、あるい
は前記発光材料と他の正孔輸送材料あるいは電子輸送材
料との混合薄膜を用いて作製した有機EL素子は、従来
の有機EL素子よりも高輝度発光を示すことを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち本発明は、陽極と陰極間に発光層
を含む一層又は複数層の有機薄膜層を有する有機エレク
トロルミネッセンス素子において、前記有機薄膜層の少
なくとも一層が下記一般式(1)で示される化合物を単
独もしくは混合物として含むことを特徴とする有機エレ
クトロルミネッセンス素子である。
【0010】
【化2】
【0011】(式中、R1〜R16は、それぞれ独立に、
水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、置換又
は無置換のアルキル基、置換又は無置換のアルケニル
基、置換又は無置換の芳香族炭化水素基、置換又は無置
換の芳香族複素環基、置換又は無置換のアミノ基、置換
又は無置換のアルコキシ基、置換又は無置換のアリール
オキシ基、置換又は無置換のアルコキシカルボニル基、
カルボキシル基を表す。また、R1〜R14は、2つの基
が結合して環を形成していてもよい。)
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】一般式(1)において、R1〜R16で表さ
れるアルキル基の例としては、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチ
ル基、イソブチル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル
基等の炭素数1〜6の直鎖、分岐又は環状のアルキル基
が挙げられる。
【0014】アルケニル基の例としては、ビニル基、ア
リル基、ブテニル基、ブタンジエニル基等の炭素数2〜
4のアルケニル基が挙げられる。
【0015】芳香族炭化水素基の例としては、フェニル
基、ビフェニル基、ナフチル基、アントリル基、ターフ
ェニル基、ピレニル基等の炭素数6〜18の芳香族炭化
水素基が挙げられる。
【0016】芳香族複素環基の例としては、ピロリル
基、ピラジニル基、フリル基、キノリル基、イソキノリ
ル基等が挙げられる。
【0017】アルコキシ基の例としては、メトキシ基、
エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブ
トキシ基、sec−ブトキシ基、イソブトキシ基、n−ヘ
キシルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等の炭素数1
〜6の直鎖、分岐又は環状のアルコキシ基が挙げられ
る。
【0018】アリールオキシ基の例としては、フェノキ
シ基、ナフトキシ基、アントリルオキシ基等の炭素数6
〜14のアリールオキシ基が挙げられる。
【0019】アルコキシカルボニル基の例としては、メ
トキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、イソプロ
ポキシカルボニル基等の炭素数2〜4のアルコキシカル
ボニル基が挙げられる。
【0020】これらの基は置換基を有していてもよく、
そのような置換基としては、フッ素、塩素、臭素、沃素
等のハロゲン原子、アミノ基、ヒドロキシル基、シアノ
基、ニトロ基等の無機置換基、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチ
ル基、イソブチル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル
基等の炭素数1〜6のアルキル基、メトキシ基、エトキ
シ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ
基、sec−ブトキシ基、イソブトキシ基、n−ヘキシル
オキシ基、シクロヘキシルオキシ基等の炭素数1〜6の
アルコキシ基、ベンジル基、ジフェニルメチル基、フェ
ネチル基等の炭素数7〜8のアラルキル基、フェノキシ
基、ナフトキシ基、アントリルオキシ基等の炭素数6〜
18のアリールオキシ基、ホルミル基、アセチル基、プ
ロピオニル基、ブチリル基、バレリル基、ベンゾイル基
等の炭素数1〜6のアシル基、等が挙げられる。
【0021】R1〜R16で表されるハロゲン原子として
は、フッ素、塩素、臭素、沃素等が挙げられる。
【0022】R1〜R16で表される置換アミノ基として
は、前記例示したアルキル基、アラルキル基、アシル基
や、炭素数6〜18のアリール基で、アミノ基の1個又
は2個の水素が置換されているものが挙げられる。2個
の置換基を有する場合、各置換基は同一でも異なってい
てもよい。
【0023】本発明で使用する一般式(1)で表される
化合物は、例えば、下記一般式(2)で表される1,3
−インダンジオン誘導体と、一般式(3)で表されるベ
ンジルジエチルホスホネートの1種又は2種とを公知の
ウィッティッヒ−オーナー(Wittig-Horner)法に従っ
て反応させて得られる。
【0024】
【化3】 (式中、R6〜R9,R15,R16は前記一般式(1)と同
じ意味を示す。)
【0025】
【化4】 (式中、R1’,R2’,R3’,R4’及びR5’は前記
一般式(1)中のR1〜R 5又は、R10〜R14と同じ意味
を示す。)
【0026】以下に、一般式(1)で表される化合物の
具体例を例示するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。なお、構造式中、波線で示す結合は、中心の
インダン骨格との間の二重結合に関して、インダン骨格
中のベンゼン環に対しシス側、トランス側のいずれの方
向であってもよいことを意味している。
【0027】
【化5】
【0028】
【化6】
【化7】
【0029】
【化8】
【0030】本発明における有機EL素子の素子構造
は、電極間に発光層を含む有機薄膜層を1層あるいは2
層以上積層した構造であり、その例としては、図1に示
すような、基板1上に陽極2、発光層4、陰極6を順次
積層した構造、図2に示すような、基板1上に陽極2、
正孔輸送層3、発光層4、電子輸送層5、陰極6を順次
積層した構造、図3に示すような、基板1上に陽極2、
正孔輸送層3、発光層4、陰極6を順次積層した構造、
図4に示すような、基板1上に陽極2、正孔輸送層3、
発光層4、電子輸送層5、陰極6を順次積層した構造な
どが挙げられる。本発明における一般式(1)で表され
る化合物は、上記の正孔輸送層3、発光層4、電子輸送
層5のどの有機層に用いられても良く、また単独で用い
ても複数混合して用いてもよい。更に、他の正孔輸送材
料、発光材料、電子輸送材料に一般式(1)で表される
化合物をドープさせて使用することも可能である。な
お、本発明においては、基板1は必須ではなく、十分な
強度が得られる場合は設けることを要しない。
【0031】本発明に使用できる正孔輸送材料として
は、特に限定されず、通常正孔輸送剤として使用されて
いる化合物であればいずれの化合物を使用してもよい。
例えば、下記式(A)のビス[ジ(p−トリル)アミノ
フェニル]−1,1−シクロヘキサン、下記式(B)の
N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス(3−メチルフ
ェニル)−[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジア
ミン、下記式(C)のN,N’−ジフェニル−N−N−
ビス(1−ナフチル)−[1,1’−ビフェニル]−
4,4’−ジアミンなどのトリフェニルジアミン類や、
式(D)〜(F)のスターバースト型分子等が挙げられ
る。
【0032】
【化9】
【0033】
【化10】
【0034】
【化11】
【0035】
【化12】
【0036】
【化13】
【0037】
【化14】
【0038】本発明に使用できる電子輸送材料として
は、特に限定されず、通常電子輸送剤として使用されて
いる化合物であればいずれも使用することができる。例
えば、下記式(G)の2−(4−ビフェニリル)−5−
(4−t−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジア
ゾール、式(H)のビス{2−(4−t−ブチルフェニ
ル)−1,3,4−オキサジアゾール}−m−フェニレ
ン、等のオキサジアゾール誘導体、式(I)、(J)の
トリアゾール誘導体、式(K)〜(N)のキノリノール
系金属錯体化合物などが挙げられる。
【0039】
【化15】
【0040】
【化16】
【0041】
【化17】
【0042】
【化18】
【0043】
【化19】
【0044】
【化20】
【0045】
【化21】
【0046】
【化22】
【0047】有機EL素子の陽極は、正孔を正孔輸送層
に注入する役割を担うものであり、4.5eV以上の仕
事関数を有することが効果的である。本発明の有機EL
素子に用いられる陽極材料の具体例としては、酸化イン
ジウム錫合金(ITO)、酸化錫(NESA)、金、
銀、白金、銅等が適用できる。また陰極としては、電子
輸送層又は発光層に電子を注入する目的で、仕事関数の
小さい材料が好ましい。陰極材料は特に限定されない
が、具体的には、インジウム、アルミニウム、マグネシ
ウム、マグネシウム−インジウム合金、マグネシウム−
アルミニウム合金、アルミニウム−リチウム合金、アル
ミニウム−スカンジウム−リチウム合金、マグネシウム
−銀合金等が使用できる。陽極の膜厚は、通常10nm
〜1μm、好ましくは10nm〜200nmの範囲で選
ばれる。また、陰極の膜厚は、通常10nm〜1μm、
好ましくは50nm〜200nmの範囲で選ばれる。な
お、本発明の有機EL素子においては、該陽極又は陰極
のいずれか一方が透明又は半透明であることが、発光を
透過するため、発光の取出し効率がよく好都合である。
また、所望により設けられる基板材料としては特に制限
はなく、従来EL素子に慣用されているもの、例えば、
ガラス,透明プラスチック,石英などからなるものを用
いることができる。基板の厚みには特に制限はなく、所
望の有機EL素子を製造するに当たって最適の厚みのも
のが適宜選択されて使用される。
【0048】本発明の有機EL素子の各層の形成方法は
特に限定されないが、従来公知の真空蒸着法やスピンコ
ーティング法等の塗布法などが使用できる。本発明の有
機EL素子に用いる、前記一般式(1)で示される化合
物を含有する有機薄膜層は、真空蒸着法、分子線蒸着法
(MBE法)、あるいは前記化合物単独あるいは前記化
合物を含む混合物を適当な溶媒に溶かして調製した溶液
を、ディッピング法、スピンコーティング法、キャステ
ィング法、バーコート法、ロールコート法などの公知の
塗布法により塗布した後、溶媒を除去すればよい。
【0049】本発明の有機EL素子の各有機薄膜層の膜
厚は特に制限されないが、一般に膜厚が薄すぎるとピン
ホール等の欠陥が生じやすく、逆に厚すぎると高い印加
電圧が必要となり効率が悪くなる傾向があるため、通常
は数nmから1μm程度の範囲が好ましい。
【0050】
【実施例】以下、実施例を参照して本発明を具体的に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実
施例のみに限定されるものではない。
【0051】(合成例1) 化合物(1−1)(2,2−ジエチル−1,3−ジベン
ジリデンインダン)の合成 2,2−ジエチル−1,3−インダンジオンに対し、2
等量のベンジルジエチルホスホネートを、公知のウィッ
ティッヒ−オーナー(Wittig-Horner)法に従って、水
素化ナトリウムと共にジメチルスルホキシド中、室温で
8時間反応させ、目的の2,2−ジエチル−1,3−ジ
ベンジリデンインダンを合成した。
【0052】(合成例2) 化合物(1−2)(2,2−ジフェニル−1,3−ジベ
ンジリデンインダン)の合成 2,2−ジエチル−1,3−インダンジオンに替えて
2,2−ジフェニル−1,3−インダンジオンを用いる
以外は、合成例1と同様にして目的の2,2−ジフェニ
ル−1,3−ジベンジリデンインダンを合成した。
【0053】(合成例3) 化合物(1−3)(2,2−ジエチル−1,3−ジ(p
−メチルベンジリデン)インダン)の合成 ベンジルジエチルホスホネートに替えてp−メチルベン
ジルジエチルホスホネートを用いる以外は、合成例1と
同様にして目的の2,2−ジフェニル−1,3−ジベン
ジリデンインダンを合成した。
【0054】(合成例4) 化合物(1−4)(2,2−ジフェニル−1,3−ジ
(p−メチルベンジリデン)インダン)の合成 2,2−ジエチル−1,3−インダンジオンに替えて
2,2−ジフェニル−1,3−インダンジオンを用いる
以外は、合成例3同様にして目的の2,2−ジフェニル
−1,3−ジベンジリデンインダンを合成した。
【0055】以下、本発明における一般式(1)で表さ
れる化合物を、発光層(実施例1〜10)、正孔輸送材
料との混合薄膜を発光層(実施例11〜13)、電子輸
送材料との混合薄膜を発光層(実施例14〜16)、正
孔輸送層(実施例17〜21)、及び電子輸送層(実施
例21〜24)として用いた例を示す。
【0056】(実施例1)図1の模式的断面図に示す陽
極/発光層/陰極の3層構成からなる有機EL素子を作
製した。まず、ガラス基板1上にITOをスパッタリン
グによりシート抵抗が20Ω/□となるように120n
m成膜し、陽極2とした。その上に発光層4として、合
成例1で合成した化合物(1−1)を真空蒸着法にて4
0nmの膜厚に形成した。最後にマグネシウム−銀合金
を真空蒸着法にて200nm成膜して陰極6を形成し
て、本実施例の有機EL素子を作製した。この素子に直
流電圧を5V印加したところ、100cd/m2の青色
発光が得られた。
【0057】(実施例2)発光材料として化合物(1−
2)を用いる以外は、実施例1と同様にして有機EL素
子を作製した。この素子に直流電圧を5V印加したとこ
ろ、130cd/m2の青色発光が得られた。
【0058】(実施例3)発光材料として化合物(1−
3)を用いる以外は、実施例1と同様にして有機EL素
子を作製した。この素子に直流電圧を5V印加したとこ
ろ、120cd/m2の青色発光が得られた。
【0059】(実施例4)発光材料として化合物(1−
4)を用いる以外は、実施例1と同様にして有機EL素
子を作製した。この素子に直流電圧を5V印加したとこ
ろ、130cd/m2の青色発光が得られた。
【0060】(実施例5)真空蒸着法に替えて、化合物
(1−2)をクロロホルムに溶解した溶液をスピンコー
ト法により塗布し、乾燥して溶媒を除去して40nmの
膜厚の発光層を形成した以外は、実施例2と同様にして
有機EL素子を作製した。この素子に直流電圧を5V印
加したところ、120cd/m2の青色発光が得られ
た。
【0061】(実施例6)図2の模式的断面図に示す陽
極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極の5層構成
からなる有機EL素子を作製した。まず、実施例1と同
様のガラス基板1上にITOをスパッタリングによりシ
ート抵抗が20Ω/□となるように120nm成膜し、
陽極2とした。その上に正孔輸送層3として前記式
(B)の化合物を真空蒸着法にて50nmの膜厚に成膜
した。次に発光層4として、合成例1で合成した化合物
(1−1)を真空蒸着法にて40nmの膜厚に形成し
た。続いて、前記式(G)の化合物を真空蒸着法にて5
0nmの膜厚に成膜し電子輸送層5を形成し、最後にマ
グネシウム−銀合金を真空蒸着法にて200nm成膜し
て陰極6を形成して、本実施例の有機EL素子を作製し
た。この素子に直流電圧を10V印加したところ、10
00cd/m2の青色発光が得られた。
【0062】(実施例7)発光材料として化合物(1−
2)を用いる以外は、実施例6と同様にして有機EL素
子を作製した。この素子に直流電圧を10V印加したと
ころ、1100cd/m2の青色発光が得られた。
【0063】(実施例8)正孔輸送層として前記式
(C)の化合物を、電子輸送層として前記式(H)の化
合物を用いた以外は実施例6と同様にして有機EL素子
を作製した。この素子に直流電圧を10V印加したとこ
ろ、1500cd/m2の青色発光が得られた。
【0064】(実施例9)正孔輸送層として前記式
(D)の化合物を、電子輸送層として前記式(I)の錯
体化合物を用いた以外は実施例6と同様にして有機EL
素子を作製した。この素子に直流電圧を10V印加した
ところ、2000cd/m2の青色発光が得られた。
【0065】(実施例10)正孔輸送層として前記式
(E)の化合物を、電子輸送層として前記式(J)の錯
体化合物を用いた以外は実施例6と同様にして有機EL
素子を作製した。この素子に直流電圧を10V印加した
ところ、2300cd/m2の青色発光が得られた。
【0066】(実施例11)図4の模式的断面図に示す
陽極/発光層/電子輸送層/陰極の4層構成からなる有
機EL素子を作製した。まず、実施例1と同様のガラス
基板1上にITOをスパッタリングによりシート抵抗が
20Ω/□となるように120nm成膜し、陽極2とし
た。その上に発光層4として、前記式(C)の化合物と
合成例1で合成した化合物(1−1)を1:10の重量
比で真空蒸着法にて共蒸着し、50nmの膜厚に形成し
た。続いて、前記式(I)の化合物を真空蒸着法にて5
0nmの膜厚に成膜し電子輸送層5を形成し、最後にマ
グネシウム−銀合金を真空蒸着法にて200nm成膜し
て陰極6を形成して、本実施例の有機EL素子を作製し
た。この素子に直流電圧を10V印加したところ、12
00cd/m2の青色発光が得られた。
【0067】(実施例12)化合物(1−1)の代わり
に、化合物(1−2)を用いる以外は、実施例11と同
様にして有機EL素子を作製した。この素子に直流電圧
を10V印加したところ、1300cd/m2の青色発
光が得られた。
【0068】(実施例13)真空蒸着法に替えて、化合
物(1−2)と式(C)の化合物をモル比で1:10の
割合でクロロホルムに溶解した溶液をスピンコート法に
より塗布し、乾燥して溶媒を除去して40nmの膜厚の
発光層を形成し、その上に式(J)の化合物を真空蒸着
法にて50nmの膜厚に成膜して電子輸送層5を形成し
た以外は、実施例11と同様にして有機EL素子を作製
した。この素子に直流電圧を10V印加したところ、1
000cd/m2の青色発光が得られた。
【0069】(実施例14)図3の模式的断面図に示す
陽極/正孔輸送層/発光層/陰極の4層構成からなる有
機EL素子を作製した。まず、実施例1と同様のガラス
基板1上にITOをスパッタリングによりシート抵抗が
20Ω/□となるように120nm成膜し、陽極2とし
た。その上に正孔輸送層3として前記式(C)の化合物
を真空蒸着法にて50nmの膜厚に成膜した。次に、式
(K)の錯体化合物と化合物(1−1)とを20:1の
重量比で真空共蒸着して50nmの膜厚の発光層4を形
成した。最後にマグネシウム−銀合金を真空蒸着法にて
200nm成膜して陰極6を形成して、本実施例の有機
EL素子を作製した。この素子に直流電圧を10V印加
したところ、1500cd/m2の青色発光が得られ
た。
【0070】(実施例15)発光層4として、式(K)
の錯体化合物と化合物(1−2)とを20:1の重量比
で真空共蒸着して50nm形成した以外は実施例14と
同様の操作を行い有機EL素子を作製した。この素子に
直流電圧を10V印加したところ、1800cd/m2
の青色発光が得られた。
【0071】(実施例16)正孔輸送層3として前記式
(B)の化合物を、発光層4として前記式(M)と化合
物(1−1)とを20:1の重量比で真空共蒸着して作
製した膜を用いる以外は実施例14と同様の操作を行い
有機EL素子を作製した。この素子に直流電圧を10V
印加したところ、1700cd/m2の青色発光が得ら
れた。
【0072】(実施例17)正孔輸送層3として化合物
(1−1)を、発光層4として前記式(M)の錯体を用
いる以外は実施例6と同様の操作を行い有機EL素子を
作製した。この素子に直流電圧を10V印加したとこ
ろ、800cd/m2の青色発光が得られた。
【0073】(実施例18)正孔輸送層3として化合物
(1−2)を用いる以外は実施例17と同様の操作を行
い有機EL素子を作製した。この素子に直流電圧を10
V印加したところ、730cd/m2の青色発光が得ら
れた。
【0074】(実施例19)正孔輸送層3として化合物
(1−3)を用いる以外は実施例17と同様の操作を行
い有機EL素子を作製した。この素子に直流電圧を10
V印加したところ、850cd/m2の青色発光が得ら
れた。
【0075】(実施例20)正孔輸送層3として化合物
(1−4)を用いる以外は実施例17と同様の操作を行
い有機EL素子を作製した。この素子に直流電圧を10
V印加したところ、800cd/m2の青色発光が得ら
れた。
【0076】(実施例21)正孔輸送層3として前記式
(C)の化合物を、発光層4として前記式(M)の錯体
を、電子輸送層5として化合物(1−1)を用いる以外
は実施例6と同様の操作を行い有機EL素子を作製し
た。この素子に直流電圧を10V印加したところ、10
00cd/m2の青色発光が得られた。
【0077】(実施例22)電子輸送層5として化合物
(1−2)を用いる以外は実施例21と同様の操作を行
い有機EL素子を作製した。この素子に直流電圧を10
V印加したところ、1200cd/m2の青色発光が得
られた。
【0078】(実施例23)電子輸送層5として化合物
(1−3)を用いる以外は実施例21と同様の操作を行
い有機EL素子を作製した。この素子に直流電圧を10
V印加したところ、900cd/m2の青色発光が得ら
れた。
【0079】(実施例24)電子輸送層5として化合物
(1−4)を用いる以外は実施例21と同様の操作を行
い有機EL素子を作製した。この素子に直流電圧を10
V印加したところ、1100cd/m2の青色発光が得
られた。
【0080】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の、一般式
(1)で表される化合物を有機薄膜層に含有する有機E
L素子は、従来の有機EL素子に比べて高輝度な発光が
得られ、当該技術において極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の陽極/発光層/陰極の3層構成からな
る有機EL素子の模式的断面図である。
【図2】本発明の陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送
層/陰極の5層構成からなる有機EL素子の模式的断面
図である。
【図3】本発明の陽極/正孔輸送層/発光層/陰極の4
層構成からなる有機EL素子の模式的断面図である。
【図4】本発明の陽極/発光層/電子輸送層/陰極の4
層構成からなる有機EL素子の模式的断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 陽極 3 正孔輸送層 4 発光層 5 電子輸送層 6 陰極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09K 11/06 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極と陰極間に発光層を含む一層又は複
    数層の有機薄膜層を有する有機エレクトロルミネッセン
    ス素子において、前記有機薄膜層の少なくとも一層が下
    記一般式(1)で示される化合物を単独もしくは混合物
    として含むことを特徴とする有機エレクトロルミネッセ
    ンス素子。 【化1】 (式中、R1〜R16は、それぞれ独立に、水素原子、ハ
    ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、置換又は無置換のア
    ルキル基、置換又は無置換のアルケニル基、置換又は無
    置換の芳香族炭化水素基、置換又は無置換の芳香族複素
    環基、置換又は無置換のアミノ基、置換又は無置換のア
    ルコキシ基、置換又は無置換のアリールオキシ基、置換
    又は無置換のアルコキシカルボニル基、カルボキシル基
    を表す。また、R1〜R14は、2つの基が結合して環を
    形成していてもよい。)
  2. 【請求項2】 前記有機薄膜層が、発光層のみを有する
    請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  3. 【請求項3】 前記有機薄膜層が、発光層と正孔輸送層
    からなり、該正孔輸送層が一般式(1)で示される化合
    物を単独もしくは混合物として含むことを特徴とする請
    求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  4. 【請求項4】 前記有機薄膜層が、発光層と正孔輸送層
    からなり、該発光層が一般式(1)で示される化合物を
    単独もしくは混合物として含むことを特徴とする請求項
    1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  5. 【請求項5】 前記有機薄膜層として、発光層と電子輸
    送層とからなり、該電子輸送層が一般式(1)で示され
    る化合物を単独もしくは混合物として含むことを特徴と
    する請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素
    子。
  6. 【請求項6】 前記有機薄膜層として、発光層と電子輸
    送層とからなり、該発光層が一般式(1)で示される化
    合物を単独もしくは混合物として含むことを特徴とする
    請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  7. 【請求項7】 前記有機薄膜層として、正孔輸送層、発
    光層及び電子輸送層とからなり、該正孔輸送層が一般式
    (1)で示される化合物を単独もしくは混合物として含
    むことを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロル
    ミネッセンス素子。
  8. 【請求項8】 前記有機薄膜層として、正孔輸送層、発
    光層及び電子輸送層とからなり、該発光層が一般式
    (1)で示される化合物を単独もしくは混合物として含
    むことを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロル
    ミネッセンス素子。
  9. 【請求項9】 前記有機薄膜層として、正孔輸送層、発
    光層及び電子輸送層とからなり、該電子輸送層が一般式
    (1)で示される化合物を単独もしくは混合物として含
    むことを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロル
    ミネッセンス素子。
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