JP2973368B2 - 浴用剤組成物 - Google Patents

浴用剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、浴用剤組成物に関する。
〈従来技術〉 従来、バブルバスとしては、陰イオン性、非イオン
性、イミダゾリン系両イオン性の界面活性剤を配合する
こと、過脂肪剤として油脂類が用いられることが知られ
ていた。
〈発明が解決すべき問題点〉 従来、西欧諸国で一般的に使用されているバブルバス
は、一回ずつバスタブ内の湯を捨てるため、泡の持続性
に関してはあまり考慮されなかった。そこで、本発明者
らは、日本人の入浴習慣に合わせたバブルバス処方とし
て、複数の人が次々に入浴してもバスタブ内の泡が長持
ちする処方の浴用剤組成物を得ることを目的とし鋭意研
究の結果、種々の消泡条件の中から、機械的消泡、化学
的消泡(人の体表ワックス、皮脂)に対する耐性を有す
るものを見出し、本発明を完成した。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、前記一般式(1)で表される陰イオン界面
活性剤の1〜30%重量部と、前記一般式(2)で表され
るアミド型ベタイン界面活性剤1〜30%重量部を含み、
前記陰イオン界面活性剤と前記アミド型ベタイン界面活
性剤の配合割合が1/9〜3/7であることを特徴とする浴用
剤組成物に係る。
本発明において、陰イオン界面活性剤としては、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールア
ミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモ
ニウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル
硫酸ナトリウム等を例示できるが、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(以下成分という)が
好ましい。
本発明において、ベタイン骨格を有する両性界面活性
剤としては、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラ
ウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルベ
タイン(ヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイ
ン)、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒド
ロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等を例示できる
が、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(以下成分2
という)が好ましい。
本発明は、浴用成分として、皮脂分泌促進剤、ビタミ
ン類、海藻、芳香薬剤、生薬イオウ化合物、リチウム化
合物、酵素、冷感剤、保湿剤、乳清を1種以上適当に組
合せて用いることができる。
イオウ化合物としては、イオウ、チオ硫酸ナトリウム
・チオ硫酸カルシウム・チオ硫酸カリウム、硫化カルシ
ウム、重硫化カルシウム、硫化カリウム、硫化ナトリウ
ム、硫化アンモニウム、硫化バリウム、硫化亜鉛、硫化
すず、硫化アンチモン、硫化鉄、二硫化炭素、硫化リン
等を例示できるがこれらに限定されるものではない。こ
れらは1種若しくは2種以上を適当に選定して用いるこ
とができる。
上記皮脂分泌促進剤の代表的なものとしては、次のも
のが挙げられる。
一般式(I) (式中、Rは合計11〜23個の炭素原子を有し、カルボキ
シル基結合位から主鎖の中央までに少なくとも一つのア
ルキル置換基を有する飽和脂肪族炭化水素基を示す) で表される分岐脂肪酸コレステリルエステル。
γ−オリザノール。
ヨクイニンもしくはヨクイニン抽出物で分子量1,500
以下のもの。
間分岐脂肪酸コレステリルエステルのうち、(1)式
中のRが、 (但し、mとnの和が14で、m=n=7を中心とする分
布を有する。) で表されるものが好ましい。
更にまた、ビタミン類としては、ビタミンA若しくは
そのアセテート等の低級脂肪酸エステル、ビタミンB2
しくはそのテトラプチレート等の低級脂肪酸エステル、
ビタミンB6若しくはそのジアシレート等の低級脂肪酸エ
ステル、ビタミンC若しくはそのモノ−あるいはジ−ア
シレート等の低級脂肪酸エステル又はそのリン酸エステ
ル塩、ビタミンD(特にビタミンD2)、ビタミンE若し
くはそのアセテート等の低級脂肪酸エステル、ビタミン
F、ビタミンH、パントテン酸、ニコチン酸、ビタミン
Eニコチン酸エステル、イノシット等が挙げられる。
更にまた、海藻抽出物の原料の海藻としては、例えば
アナアササ、ミル、ウスバアオノリ、ヒトニグサ、スジ
アオノリ、カサノリ、ヘライワツダ、ハネモ、ナガミル
等の緑藻植物;ウミウチワ、アミジグサ、モズク、イロ
ロ、マツモ、イワヒゲ、ハバノリ、ウルシグサ、カジ
メ、マコンブ、ワカメ、トロロコンブ、ヒジキ、アラ
メ、ホンダワラ、ウミトラノオ、スギモリ、オオバモリ
等の褐藻植物;アルバアマノリ、アサクサノリ、スサビ
ノリ、ウミゾウメン、ヒラクサ、マクサ、トリアシ、ハ
ナフノリ、フクロフノリ、トリアシ、ヒカデノリ、トサ
カノリ、トゲキリンサイ、アカバギンナンソウ、コトジ
ツノマタ、ツノマタ、アヤニシキ、マクリ、エゴノリ、
オゴノリ、イバラノリ等の紅藻植物が挙げられるが、就
中褐藻植物が好ましい。更にまた、芳香薬剤としては、
次のものが挙げられる。
覚醒用香料: 精油(はっか、ユーカリ、レモン、ペルペナ、シトロ
ネラ、カヤブテ、サルピア、タイム、クロープ、ローズ
マリー、ヒソップ、ページル等)、エキス(オニオン、
ガーリック等)、蟻酸、酢酸、蟻酸エチル、蟻酸プロピ
ル、酢酸エステル(エチル、プロピル、ブチル、ヘプチ
ル、ノニル、メンチル、イソメンチル等)、亜硝酸アミ
ル、トリメチルシクロヘキサノール、アリルサルファイ
ド。
催眠用香料: 精油(ジャスミン、カモミル、ネロリ等)、ノニルア
ルコール、デシルアルコール、フェニルエチルアルコー
ル、炭酸メチル、炭酸エチル。
食欲抑制用香料: よもぎ油、ローズマリー油、ユーカリ油、ミル油、フ
ェニル酢酸エステル、グアヤコール、インドール、クレ
ゾール、チオフェノール、P−ジクロロベンゼン、P−
メチルキノリン、イソキノリン、ピリジン、有機アミン
類、カンファー、メルカプタン、アンモニア、硫化水
素。
食欲促進用香料: 精油(ページル、ペリラ、マジョラム、タイム、ロー
レル、ジュニパーベリー、レモン、ナツメグ、ジンジャ
ー、オニオン、ガーリック等)、カルボン、エストラゴ
ール、エレモール。
不安解消・抗うつ用香料: 精油(ラベンダー、ベルガモット、レモン、マジョラ
ム、ローズマリー、クラリーセージ、ペパーミント、ベ
ージル、ローズ、ジャスミン、プチグレン、ナツメグ、
シナモン、グローブ、メース、ジンジャー等)、シトラ
ール、シトロネラール、ボルネオール、リナロール、ゲ
ラニオール、ネロール、ロジノール。
その他の香料: 精油(オレンジ、レモン、ベルガモット、ラベンダ
ー、ローズマリー、ベージル、ペパーミント、樟脳、ユ
ーカリ、クローブ、シナモン、ナツメグ、メース、ジン
ジャー、せんようにんじんほく、アルテミジア、カンフ
ァー、サルビア等)、メントール、シネオール、オイゲ
ノール、シトラール、ヒドロキシシトロネラール、アブ
シンス油酢酸、酢酸エステル、サンダルウッド油、コス
タス油、ラブダナム油、アンバー、ムスク、α−ピネ
ン、リモネン、サリチル酸メチル、テルペン系化合物。
更にまた、生薬は特に制限されないが、例えば、ソウ
ジュツ、ビャクジュツ、カノコソウ、ケイガイ、コウボ
ク、センキュウ、トウヒ、トウキ、ショウキョク、シャ
クヤク、オウバク、オウゴン、サンシン、ケイヒ、ニン
ジンブクリョウ、ドクガク、ショウブ、ガイヨウ、マツ
ブサ、ビャクシ、ジュウヤク、ウイキョウ、チンピ、カ
ンピ、カミツレ等が挙げられる。これらは一種又は二種
以上の混合物として使用することができ、更にこれらは
その粉末でも、非極性若しくは極性溶媒抽出物、抽出エ
キスであってもよい。
更にまたリチウム化合物とは、浴湯中に弱酸性入浴剤
を溶解させた場合リチウムイオンを放出させるものであ
れば特に限定されないが、例えば炭酸リチウム、クエン
酸リチウム、硫酸リチウム、アスパラギン酸リチウム、
グルタミン酸リチウム、硝酸リチウム、沃化リチウム、
グルコン酸リチウム、酢酸リチウム、塩化リチウム、ア
ジピン酸リチウム等を挙げることが出来る。
更にまた、酵素としては、プロテアーゼ若しくはリパ
ーゼを挙げることができる。プロテアーゼとしては、温
度30〜50℃においてPH4〜7で活性を呈するプロテアー
ゼが好ましく、動物、植物由来のプロテアーゼが使用で
き、例えばペプシン、トリプリン、キモトリプシン、カ
テプシン、パパイン、プロメライン、フイシン、更にカ
ビ、酵母、細菌由来のプロテアーゼ等が挙げられる。
更にまた、本発明で使用される冷感剤としては次のも
のが例示される。
l−メントール、カンファー、チモル メントール誘導体 R:炭素数1〜8のアルキル基、単糖類残基、 (式中、Aは単結合もしくは炭素数1〜8のアルキレン
基、R1は炭素数1〜8のアルキル基、mは0〜6の数を
表す) 次の化合物 (式中、R′、R″は水素又は炭素数1〜8のアルキル
基もしくはヒドキシアルキル基を示す) 単環式化合物 (R′、R″は前記と同じ) R2:水素、炭素数1〜8のアルキル基 n:0〜5の整数 二環式化合物 Y:−OH,−COOH,−COOR1(R1は前記と同じ) R3:水素、炭素数1〜8のアルキル基 l:1又は2 三環式アルコール (式中、R4は炭素数1〜8の炭化水素基を示し、点線は
単結合であるか又は二重結合であることを示す) (式中、R5及びR6は同一又は異なって、何れか一方が水
素原子で他方が炭素数1〜8の炭化水素基を示すか、ま
たはR5とR4が一緒になって炭素数2〜6の環を形成す
る。R7は水素原子又は炭素数1〜8の炭化水素基を示
す) 三環式アミド (式中、R8及びR9は、同一又は異なって水素原子、ヒド
ロキシ基、低級アルコキシ基、若しくは低級アルコキシ
カルボニルで置換されていても良い炭化水素基又はヒド
ロキシ基若しくは低級アルコキシ基で置換されたフェニ
ル基を示すか、R8とR9が一緒になって隣接する窒素原子
を示す) 更にまた、本発明で使用される保湿剤の代表的ものと
しては、次のものが挙げられる。
乳酸ナトリウム、酒石酸二ナトリウム、ピロリドンカ
ルボン酸ナトリウム、グルタミン酸二ナトリウムなどの
有機酸塩類。
プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、
グリセリン、ソルビトールなどの多価アルコール類。
ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ア
ルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドンなどの水溶
性高分子。コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などの
ムコ多糖類 コラーゲンやその誘導体 核酸(DNA、RNA)、エラスチン等の蛋白質、ケラチ
ン、ヒブロイン及びその加水分解物。
本発明においてガスを発生する物質としては、水中に
浸漬させたときにガスを発生する物質であれば、いかな
るものでも使用しうるが、たとえば、水中で酸と炭酸塩
との反応により炭酸ガスを発生するもの;水中で過炭酸
ソーダのように酸素ガスを発生するもの;液化酸素、液
化チッ素、液化炭酸などの液化ガス;ドライアイスなど
のように水中でガスを発生する固体などをあげることが
できる。これらガス発生剤は、泡立ちを助けるので好ま
しい。
前記水中で酸と炭酸塩との反応により炭酸ガスを発生
する物質に用いられる酸としては有機酸および無機酸の
いずれも使用しうるが、これらのものは水溶性で固体の
ものが好ましい。
有機酸としては、たとえばアミノカルボン酸、ギ酸、
酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸などの直鎖脂肪酸;
シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン
酸、ピメリン酸、フマル酸、マレイン酸、フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸などのジカルボン酸;グルタ
ミン酸、アスパラギン酸などの酸性アミノ酸;グルコー
ル酸、乳酸、ヒドロキシアクリル酸、α−オキシ酪酸、
グリセリン酸、タルトロン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエ
ン酸、サリチル酸(o,m,p)、没食子酸、マンデル酸、
トロパ酸、アスコルビン酸、グルコン酸などのオキシ
酸;ケイ皮酸、安息香酸、フェニル酢酸、ニコチン酸、
カイニン酸、ソルビン酸、ピロリドンカルボン酸、トリ
メリット酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸
ならびにこれらの有機酸の酸性塩があげられる。
無機酸としては、たとえば、リン酸、リン酸二水素カ
リウム、リン酸二水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、
亜硫酸カリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム(メタ重亜硫酸
ナトリウム)、ピロ亜硫酸カリウム(メタ重亜硫酸カリ
ウム)、酸性ヘキサメタリン酸ナトリウム、酸性ヘキサ
メタリン酸カリウム、酸性ピロリン酸ナトリウム、酸性
ピロリン酸カリウム、スルファミン酸などがあげられ
る。これらのなかでもコハク酸などの脂肪族ジカルボン
酸、酒石酸、クエン酸などのオキシ酸、フマル酸、リン
酸およびその酸性塩は、価格、製剤の安定性の点からと
くに好適に使用しうる。
また前記炭酸塩としては、たとえば炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸水素
カリウム、炭酸カリウム、セスキ炭酸カリウム、炭酸水
素アンモニウム塩、炭酸アンモニウム塩、セスキ炭酸ア
ンモニウム塩などがあげられ、これらは単独あるいは2
種以上を組合せて使用しうる。
前記イオウ及びイオウ化合物の配合割合は、広い範囲
の量で配合できるが、一般には0.001〜5%、特に0.01
〜1%が好ましい。
また、皮脂分泌促進剤は、広い範囲の量で配合できる
が、一般には全組成に対し0.1〜5.0%、特に0.5〜2.0%
が好ましい。
また、ビタミン類は、広い範囲の量で配合できるが、
一般には全組成に対し0.001〜10%、特に0.01〜2%が
好ましい。
また、海藻抽出物は、広い範囲の量で配合できるが、
一般には全組成に対し0.001〜2%が好ましい。
また、芳香薬剤は、広い範囲の量で配合できるが、一
般には全組成に対し0.001〜10%、特に0.01〜2%が好
ましい。
また、生薬は、広い範囲の量で配合できるが、一般に
は全組成に対し0.001〜10%、特に0.01〜2%が好まし
い。
また、リチウム化合物は、広い範囲の量で配合できる
が、一般には全組成に対し0.001〜10%、特に0.01〜2
%が好ましい。
また、酵素は、広い範囲の量で配合できるが、一般に
は全組成に対し1000〜100000単位/gの活性の酵素を0.00
1〜10%、特に0.01〜2%配合するのが好ましい。
また、冷感剤は、広い範囲の量で配合できるが、一般
には全組成に対し0.001〜10%、特に0.01〜2%が好ま
しい。
また、保湿剤は、広い範囲の量で配合できるが、一般
には全組成に対し0.001〜10%、特に0.01〜2%が好ま
しい。
また、乳清は、広い範囲の量で配合できるが、一般に
は全組成に対し0.1〜80%、特に1〜50%が好ましい。
前記ガス発生剤の配合割合は全組成物重量に対し10%
〜98%、特に20%〜97%が好ましい。
前記ガス発生剤の中で2種の化合物を混合してCO2
スを発生させるもので炭酸塩と酸の配合量は、入浴剤を
浴湯に加えたときに浴湯が弱酸性を呈するような比率、
すなわち入浴剤の0.01重量%に溶液がpH4〜7、特に好
ましくはpH5.0〜6.7になるようにすることが必要であ
る。pHが4より低いと肌への刺激が強いと共に風呂釜等
をいためる惧れがあり、またpHが7を超えると本発明の
効果が奏されない。
上記各成分の配合割合は、通常、成分1が1〜30%重
量部、成分2が1〜30%重量部の間で自由に変えられる
が、好ましくは成分1が1〜20%重量部、成分2が10〜
30%重量部である。成分1と成分2との好ましい配合割
合は2:8〜3:7である。
本発明組成物には、上記各成分以外にも、粘度調整剤
(例えば、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレング
リコール、プロピレングリコール等を例示できる)、香
料、防腐剤、水等を加えることができる。上記粘度調整
剤の配合割合としては、0〜10%好ましくは、0〜5%
である。
〈作用〉 本発明は上述のごとく、複数の人が次々に入浴しても
バスタブ内の泡の量が減少せず、泡が消泡せず、最初の
時と同じ程度の泡の量を維持できるという優れた作用を
発揮する。
〈実施例〉 以下に本発明実施の一例にもとづき詳細に説明する。
実施例1 予め成分1に粘度調整剤(0〜5%)を加え均一に混
合/撹拌し、成分2を第1表に記載された割合で均一に
混合する。さらに、香料(1〜3%)、防腐剤(0.1〜
0.2%)、色素(0.001〜0.5%)、その他の成分(2〜
4%)及び精製水(適量)を加えて混合/撹拌し、本発
明バブルバスを得た。
また、下記方法で、起泡力試験と泡安定性試験を行
い、その結果を第1表に併記した。
(1)起泡力試験:実用濃度(1万倍、20ml/200L)に
希釈した製剤を、500mlの分液ロートに入れ、90cmの高
さから、予め100mlの製剤希釈液の入った容量1のメ
スシリンダーに落下させたときに生じる泡の高さを測定
する。但し、バブルバスの場合は、水道水の落下圧を利
用してバスタブ内に泡をたてるので、初期の泡立ちの大
小に関しては、製品自体の起泡力よりも水圧の方がより
大きな要因になる。従って、初期の泡立ちを評価する今
回の起泡力試験結果については、ある程度の数値を確保
していれば、特に問題とはしない。
(2)安定性試験:所定量の製剤(20ml/200Lに換算)
を1のビーカーに入れ、90cmの高さから、42〜45℃の
湯を落下させてビーカー内に実用濃度の泡を作り出す。
その中に、適量の人工皮脂(下記)を均一に塗布した20
0mlのフラスコを出し入れして物理的・化学的に消泡さ
せ、泡の高さが10mmを切るまでに、そのフラスコを何回
上下できるかを目安として、泡の安定性を比較した。
使用した人工皮脂の成分組成を以下に示す。
スクワレン (Squalene) 20% コレステロール(Choresterol) 10% パルミチン酸 (Palmitic Acid) 20% トリオレイン (Triolein) 50% 〈発明の効果〉 本発明は上述のように特定の界面活性剤を配合するこ
とにより日本人の入浴習慣に合致する複数の人が次々に
入浴してもバスタブ内の泡が長持ちする、すなわち人の
体表ワックス、皮脂に対し優れた耐性を有するという極
めて優れた特徴を有する。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(1)で表される陰イオン界面
    活性剤の1〜30%重量部と、下記一般式(2)で表され
    るアミド型ベタイン界面活性剤1〜30%重量部を含み、
    前記陰イオン界面活性剤と前記アミド型ベタイン界面活
    性剤の配合割合が1/9〜3/7であることを特徴とする浴用
    剤組成物。 (式中、R1−2は合計8〜18個の炭素原子を有する飽和
    脂肪族炭化水素基を示す。また、M1はトリエタノールア
    ミン塩、ナトリウム塩、アンモニア塩を示す。)
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