JP2973176B2 - 平行定規における水平レール収納装置 - Google Patents
平行定規における水平レール収納装置Info
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Description
行定規に関する。
ルが、図板両側のレールに案内されて、平行に運動する
ように構成された平行定規が知られている。この平行定
規では、水平レールは常に図板の上面に位置している。
ような平行定規は、その構造上水平レールが図板上に常
に存在するため、場合によっては作業上邪魔になること
があった。また、作業終了後において図板上に何かを載
せるような場合に、水平レールが邪魔になることがあっ
た。このため、不要時に水平レールが作業等の邪魔にな
らない位置に退避することができるような平行定規が望
まれていた。
ものであり、水平レールが図板面から退避でき、使用者
の様々の要求に応えることが可能な、平行定規としての
実用価値を著しく向上させることができる平行定規を提
供することを目的としている。
に案内されて移動し得るスライダと、該スライダに連結
され、図板面上を平行運動し得る水平レールとを備えた
平行定規において、水平レールが、スライダとの連結の
ための支軸を支点として図板裏側まで回動自在であり、
水平レールを図板裏側の所定位置に拘束し得る保持機構
を備えることを特徴としている。好ましくは、保持機構
は、図板裏面に対して一端が回動可能に支持される可変
脚の脚部と、図板裏面と脚部との間に水平レールを拘束
し得る隙間を形成するように脚部を所定角度位置に保持
させる機構とから成る。
り、図板上に位置する水平レールが、図板の裏側の所定
位置まで移動し、図板上から水平レールをなくすことが
できる。図板裏側において、保持機構により水平レール
を拘束し保持できる。
1〜図3は、本発明の一実施例に係る平行定規の全体外
観を示し、この平行定規は、平行運動し得る水平レール
を備える。
板10の左右両側には、縦レール11がそれぞれ取り付
けられる。縦レール11は例えば略C形断面のアルミ軽
量形材から成り、その開いている両端は樹脂製キャップ
12で塞がれる。図板10の手前側(製図者側)には、
例えば略コ字形断面のアルミ軽量形材から成るトレイ1
3が取り付けられる。
円錐台状の固定脚(いわゆるゴム足)15が取り付けら
れ、そこから所定距離だけ離れた位置にも、別の一対の
固定脚(ゴム足)16が取り付けられる。この固定脚1
6からさらに離れた位置には、図板の傾斜保持を可能に
する(詳細を後述する)可変脚17が取り付けられる。
1に直角に交差するように長板状の水平レール21が配
置され、この水平レール21の下面には、直線を作図す
るのに役立つ透明なアクリル製の細長い水平スケール2
2が、その略下半分が部分的に重複するように取り付け
られる。なお、この水平スケール22は、寸法測定のた
めの一連の目盛を備えていてもよい。
に、図板10両側に配置されるレールアーム25の自由
端に各々固定される。レールアーム25の基端部は、図
板10両側のスライダ26に回動自在に取り付けられ
る。各スライダ26は、図4、5に示すように、縦レー
ル11の平行に向かい合う縁部11aに係合して転動す
る一対のガイドローラ27を有し、縦レール11に沿い
往復移動することができる。
板10両側の縦レール11の手前側の内部に設けた回動
自在な各2つの案内ローラ29に平行に掛けられ、更に
両縦レール11の奥側の内部の各1つの同様の案内ロー
ラ30(図3参照)に掛けられて、ワイヤWのエンドレ
スのループが形成される。各スライダ26は、スライダ
26裏側の山形のブラケット33に固定されたボルト軸
34と、ボルト軸34に摺動自在に装着されたカラー3
5と、ボルト軸34に螺着される調整レバー37とから
成る締結機構を有し、ブラケット33とカラー35との
間に一方のワイヤWが通される(図7参照)。
の締め付け動作により、カラー35を介してワイヤWが
ブラケット33に押し付けられ、ワイヤWはスライダ2
6に一体固定される。これにより、スライダ26と水平
レール21(水平スケール22)は、ワイヤWの動きに
応じて同方向に同期して平行移動することができる。他
方、スライダ26の調整レバー37の緩め動作により、
反対側のスライダ26との固定位置関係を変えることが
でき、従って、図板面内における水平スケール22の水
平角度位置を支障の無い範囲で無段階に変えることが可
能である。
に、トレイ13の逆U字断面部分13aを貫通するよう
に支承されたボルト軸40と、ボルト軸40に螺合する
ナット板41と、ボルト軸40の突出端に固定された制
動ツマミ42とを有する制動機構が設けられ、逆U字断
面部分13aの内面とナット板41との間に2つのワイ
ヤWが通される。トレイ13の制動機構の制動ツマミ4
2の締め付け動作により、ワイヤWが結局図板10に一
体固定され、これにより、スライダ26、従って水平ス
ケール22も図板10に対してその動きが完全に固定さ
れる。
ーム25とは、図板両側のスライダ26の支軸45の回
りを回動することができる(図4参照)。従って、図9
に示したように、スライダ26を図板10の手前側(図
10では左手側)に概ね完全に引いた場合には、水平レ
ール21(水平スケール22)を約270度回転した図
板裏側位置に位置させることができる。そして、水平レ
ール21(水平スケール22)をその角度位置のまま固
定脚15を越えるように移動させた後、逆方向に約90
度回転させることにより、水平レール21及び水平スケ
ール22を反転状態で固定脚15、16の間に完全に収
納することができる。すなわち水平スケールを用いない
作業を行う場合や作業終了後の後片付けにおいて極めて
好都合である。
・実際的にするべく、水平レール21(水平スケール2
2)を単に図板裏面側に反転できる構成のみならず、可
変脚17を利用して、水平レール21が揺れ動かないよ
うにする保持機構を組み込む。以下この構成について図
10〜13を参照して説明する。
地面となるクッション・ゴム(ゴム片)51が窪みに接
着された脚部52と、脚部52の一端の丸棒状の支軸部
53を回動可能に押さえ込む取付け部55とから構成さ
れる。脚部52及び取付け部55は、例えばポリアセタ
ール樹脂(POM)の射出成型により形成される。取付
け部55は、1対の十字穴付タッピンネジ57によって
図板裏面の所定位置に取付けられる。脚部52の内側に
は、2つの突起59、60を具える湾曲した弾性舌状部
62が設けられ、取付け部55の対応する部分には、弾
性舌状部62の突起59、60と係合し得る係止部65
が設けられる。
支持する場合に、脚部52の外端面部分が取付け部55
の対応面部分に当接し、図板裏面に対して約95度の回
転角度を呈するように広げられる(図10(a))。ま
た脚部52は、図板10を水平支持する場合に、その自
由端が図板裏面に当接するように折り畳まれる(図10
(c))。この際、弾性舌状部62の一方の突起59が
取付け部55の係止部65に係合し、脚部52がその角
度以上に開くことがないように、すなわち所定第1の設
定値以上の力が掛からない限りその角度位置に脚部52
が保持され得るようになっている。
の間に水平レール21(水平スケール22)を側方から
受け入れることができる隙間を形成するように、図板裏
面に対して略平行な角度位置に配置可能である(図10
(b)、図11)。この際、弾性舌状部62の他方の突
起60が取付け部55の係止部65に係合し、水平レー
ル21等の重量を支える脚部52が不必要に動くことが
ないように、すなわち所定第2の設定値以上の力が掛か
らない限りその角度位置に脚部52(水平レール21等
を含む)が保持され得るようになっている。なお、脚部
52の自由端は、水平レール21等の安定保持のために
自由端と図板裏面との内側寸法が水平レール21及び水
平スケール22の合計の外側厚さよりも僅かに狭いよう
に設定される関係上、水平レール21の受け入れを円滑
にし得ると共に受け入れ後の水平レール21等を適当に
拘束し得るように、半球を呈するように形成される。
図板裏面側に反転させた水平レール21等を簡易簡便に
そして迅速に安定保持できる。すなわち、例えば図板1
0を持ち運んだり、立て掛けたりするような程度では、
水平レール21等が動き出すことがない。従って、図板
製造工場で梱包作業前に多数の図板を立て掛けて仮置き
・保管するような場合や、店頭で図板を飾る場合等に、
不用意に水平レールが動き出して水平スケール等を破損
するような事態をなくすことができる。また、図板の末
端使用者が製図作業の終了時や図板の長期収納時に、邪
魔のならない図板裏面の所定位置に水平レールを格納で
き、しかも水平レールを確実に保持でき、極めて使い勝
手に優れる。さらに、水平レールを保持する保持機構と
して、複雑な特別な構造を用いることなく、可変脚を効
果的に利用して、水平レールを保持し得るように構成し
ており、非常に合理的・経済的である。
脚部全体で水平レール21を下側から覆うように押さえ
込んで水平レール21等を固定する上記保持機構に代え
て、例えば、図13に示すように、水平レール21に適
当な穴71を設けると共に、脚部52の先端をこの穴7
1に嵌まり込み得るような突起形状に形成し、それらの
嵌合によって水平レール21を固定・保持するように構
成することができる。あるいは、図14に示すように、
この穴71に相当し得る溝73を設け、それらの嵌合に
よって水平レール21を固定・保持するように構成する
こともできる。この場合、水平レールが通常アルミニウ
ムの押出成形により形成される関係上、水平レールに溝
を形成することは極めて容易であり、別工程で穴を形成
する必要のない点で、この構成は実用的・実際的である
といえる。
様々の要求に応えるために水平レールが図板面から簡易
且つ迅速に退避させることができ、さらには水平レール
を確実に安定保持でき、平行定規としての実用価値を著
しく向上させることができるという効果が得られる。
平面図である。
脚の要部断面側面図である。
覆うように押さえ込んで水平レールを固定する可変脚の
断面側面図である。
むことによって水平レールを固定するタイプの可変脚の
断面側面図である。
むことによって水平レールを固定するタイプの可変脚の
断面側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 図板のレールに案内されて移動し得るス
ライダと、該スライダに連結され、図板面上を平行運動
し得る水平レールとを備えた平行定規において、 水平レールが、スライダとの連結のための支軸を支点と
して図板裏側まで回動自在であり、 水平レールを図板裏側の所定位置に拘束し得る保持機構
を備えることを特徴とする平行定規における水平レール
収納装置。 - 【請求項2】 上記保持機構は、図板裏面に対して一端
が回動可能に支持される可変脚の脚部と、図板裏面と脚
部との間に水平レールを拘束し得る隙間を形成するよう
に脚部を所定角度位置に保持させる機構とから成ること
を特徴とする請求項1記載の水平レール収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7142372A JP2973176B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 平行定規における水平レール収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7142372A JP2973176B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 平行定規における水平レール収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08310198A JPH08310198A (ja) | 1996-11-26 |
JP2973176B2 true JP2973176B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=15313854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7142372A Expired - Lifetime JP2973176B2 (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 平行定規における水平レール収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2973176B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-18 JP JP7142372A patent/JP2973176B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08310198A (ja) | 1996-11-26 |
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