JP3098508U - 天板傾斜角度調節装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】天板上に載せた筆記用具や用紙などを固定し、使い勝手の良好な天板傾斜角度調節装置を提供する。
【解決手段】基板1に対して前端部を回動自在とした天板2の裏面に支持アーム23の一端を回動自在に取り付け、支持アーム23の他端を基板1に設けた複数の係合凹部12に順次係合させて天板2の傾斜角度を変更自在としたものにおいて、天板2表面にカバーを被着し、当該カバーが鉄製シートに合成樹脂製シートを被覆して成形した。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば学校机などに取り付けられ、天板の傾斜角度を任意に選択可能な天板傾斜角度調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、天板の傾斜角度を任意に選択可能な天板傾斜角度調節装置には、例えば特許文献1に開示されたものがある。この発明は、天板裏面に常時天板支持杆を係合凹部に後方より係合可能な姿勢に保持し、必要に応じて天板裏面より所定寸法離間して、天板支持杆を係合凹部から逸脱可能な状態とする係合案内部材を設けたことにより、天板を上げ下げするだけで、直ちに所望の天板傾斜角度を得るようにしたものであり、また係合案内部材を操作する操作体を天板端部に臨ませたことにより、天板を上げ下げする動作と同時に操作体を操作することができるようにしたものである。
【特許文献1】
特公平5−37042号公報
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示された発明を始めとする従来の技術では、天板が木製または合成樹脂製であって、天板上に載せていた筆記用具や用紙など固定する手段が設けられていないため、天板を水平位置から所定の角度傾斜させた場合、その天板上に載せていた筆記用具や用紙などが滑り落ちてしまう問題がある。
【0004】
その結果、天板を傾斜させる場合には、その都度天板上に載せていた筆記用具や用紙などを他の場所に移した後、所定の角度傾斜させる方策を採っていたので、面倒で手間がかかり、使い勝手が悪いという問題があった。
【0005】
本考案は、上記事情を考慮してなされたもので、天板上に載せた筆記用具や用紙などを固定し、使い勝手の良好な天板傾斜角度調節装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の考案では、基板に対して前端部を回動自在とした天板の裏面に支持アームの一端を回動自在に取り付け、前記支持アームの他端を前記基板に設けた複数の係合凹部に順次係合させて前記天板の傾斜角度を変更自在とした天板傾斜角度調節装置において、前記天板の表面にカバーを被着し、当該カバーが鉄製シートに合成樹脂製シートを被覆して成形したことを特徴とする。
【0007】
請求項1記載の考案によれば、天板の表面にカバーを被着し、当該カバーが鉄製シートに合成樹脂製シートを被覆して成形したことにより、天板上に載せた筆記用具や用紙などを磁石により固定することで、使い勝手を良好にすることができる。
【0008】
請求項2記載の考案では、請求項1に記載の天板傾斜角度調節装置において、前記天板の前端部を除く他端部の裏面側に段付凹部を形成したことを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の考案によれば、天板の前端部を除く他端部の裏面側に段付凹部を形成したことにより、天板の角度を変更する際、天板の前端部を除く他端部に形成した段付凹部に指先を挿し込んで操作することができるので、天板の角度調節操作が容易になる。
【0010】
請求項3記載の考案では、請求項1に記載の天板傾斜角度調節装置において、前記天板の裏面に、前記支持アーム全体を収納可能な収納溝を形成したことを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の考案によれば、天板の裏面に、前記支持アーム全体を収納可能な収納溝を形成したことにより、天板を傾斜させない場合、天板の収納溝に支持アーム全体が収納されるので、基板に天板を密着させて水平状態とすることができる。
【0012】
請求項4記載の考案では、請求項3に記載の天板傾斜角度調節装置において、前記収納溝に、当該収納溝に収納した前記支持アームを引き出す際に用いる切欠部を連設したことを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の考案によれば、収納溝に収納した支持アームを引き出す際に用いる切欠部を収納溝に連設したことにより、支持アームを引き出す際、切欠部に指先を挿し込んで操作することができるので、支持アームの引き出し操作が容易になる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1は本考案の一実施形態の天板傾斜角度調節装置において天板を傾斜させた状態を示す裏面側の斜視図、図2は図1の天板傾斜角度調節装置を示す正面側の斜視図、図3は図1の天板傾斜角度調節装置における天板のカバーを示す断面図、図4は図1の天板傾斜角度調節装置の天板を水平状態とした斜視図、図5は図1の天板傾斜角度調節装置を学校机に取り付けた状態を示す側面斜視図である。なお、本実施形態の天板傾斜角度調節装置は、学校机の天板に取付ねじにて固定するためのものである。
【0016】
図1および図2に示すように、基板1の前端部には、天板2が蝶番3を介して回動自在に取り付けられている。
【0017】
基板1は、矩形平板状をなし、幅700mm、奥行400mm、厚さ18mmを有し、その一側には筆記用具などを載置するための置台11が幅170mm、奥行360mm、深さ5mmに凹んで形成される一方、他側には長溝である係合凹部12が一定間隔をおいて4本形成されているとともに、後述する学校机の天板に取付ねじ13aにて固定するために用いるねじ溝13が隅角部に形成されている。
【0018】
天板2は、置台11を除いた基板1の前端部に回動自在に取り付けられ、幅500mm、厚さ20mmの矩形平板状に形成されており、天板2の前端部にはストッパ21が取り付けられる一方、天板2の前端部を除く他端部の裏面側には、それぞれ段付凹部22が形成されている。
【0019】
また、天板2の裏面には、丸棒をU字状に形成した支持アーム23の一端である回動部24,24が取付金具30,30により回動自在に取り付けられ、支持アーム23は、上記回動部24,24と、これら回動部24,24から屈曲形成された支持部25,25と、これら支持部25,25が屈曲形成されるとともに、基板1に形成された4本の係合凹部12にそれぞれ係合する水平部26とが一体に形成されている。
【0020】
さらに、天板2の裏面には、取付金具30,30が固定される取付溝27と、支持アーム23全体を収納可能な収納溝28と、この収納溝28に収納した支持アーム23を引き出す際に用いる切欠部29とが連設されている。
【0021】
そして、基板1の側面後端側には、ボールチェーンなどの鎖31の一端が固着され、この鎖31の他端が天板2の側面後端側に固着され、天板2を所定角度以上に開かないようにしている。
【0022】
また、基板1の表面には、図2および図3に示すようにカバー32が被着され、このカバー32は鉄製シート33に合成樹脂製シート34を被覆して一体に成形されている。また、置台11の表面にも基板1の表面と同様に、カバー32aが被着され、このカバー32aは図3に示すように鉄製シート33に合成樹脂製シート34を被覆して一体に成形されている。
【0023】
このように構成された本実施形態の天板傾斜角度調節装置は、図5に示すようには、図1に示す基板1の4つのねじ溝13にそれぞれ取付ねじ13aにて学校机40の天板41に固定されて使用される。
【0024】
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0025】
まず、天板2の段付凹部22に指先を挿し込み、図4に示す水平状態にある天板2の後端部を持ち上げて蝶番3を中心として天板2を回動させた後、収納溝28内に収納された支持アーム23を切欠部29に指先を入れて引き出すと、支持アーム23の一端である回動部24,24が取付金具30,30により回動自在に取り付けられているので、支持アーム23は順次基板1の4本の係合凹部12に係合し、図1および図5に示すように所望の傾斜角度を得ることができる。
【0026】
次に、天板2を水平状態にする場合には、天板2の後端部を持ち上げた後、支持アーム23を天板2の収納溝28内に収納して保持し、天板2の裏面を基板1の表面に密着させて天板2を水平状態とする。
【0027】
このように本実施形態によれば、天板2表面にカバー32を被着し、そのカバー32が鉄製シート33に合成樹脂製シート34を被覆して成形したことにより、天板2上に載せた筆記用具や用紙などを図示しない磁石により固定することで、天板2を傾斜させた場合でも天板2上に載せた筆記用具や用紙などが滑り落ちることがなくなるため、使い勝手を良好にすることができる。
【0028】
また、本実施形態によれば、天板2の前端部を除く他端部の裏面側に段付凹部22を形成したことにより、天板2の角度を変更する際、天板2の前端部を除く他端部に形成した段付凹部22に指先を挿し込んで操作することができるので、天板2の角度調節操作が容易になる。
【0029】
さらに、本実施形態によれば、天板2の裏面に、支持アーム23全体を収納可能な収納溝28を形成したことにより、天板2を傾斜させない場合、天板2の収納溝28に支持アーム23全体が収納されるので、基板1に天板2を密着させて水平状態とすることができ、体裁がよくなる。
【0030】
そして、本実施形態によれば、収納溝28に収納した支持アーム23を引き出す際に用いる切欠部29を収納溝28に連設したことにより、支持アーム23を引き出す際、切欠部29に指先を挿し込んで操作することができるので、支持アーム23の引き出し操作が容易になる。
【0031】
そして、本実施形態によれば、基板1の4つのねじ溝13にそれぞれ取付ねじ13aによって学校机40の天板41に固定されることから、取付ねじ13aが基板1から突出することがなくなるため、基板1に天板2を密着させて水平状態とすることができ、体裁がよくなる。
【0032】
なお、本考案は上記実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、天板傾斜角度調節装置を学校机40の天板41に固定した例について説明したが、これに限らず他の机の天板に直接適用するようにしてもよい。但し、上記のように本実施形態の天板傾斜角度調節装置を学校机40の天板41に固定した場合には、天板41が損傷した学校机40の有効利用を図ることができる。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の請求項1によれば、天板の表面にカバーを被着し、当該カバーが鉄製シートに合成樹脂製シートを被覆して成形したことにより、天板上に載せた筆記用具や用紙などを磁石により固定することで、使い勝手を良好にすることができる。
【0034】
請求項2によれば、天板の前端部を除く他端部の裏面側に段付凹部を形成したことにより、天板の角度を変更する際、天板の前端部を除く他端部に形成した段付凹部に指先を挿し込んで操作することができるので、天板の角度調節操作が容易になる。
【0035】
請求項3によれば、天板の裏面に、前記支持アーム全体を収納可能な収納溝を形成したことにより、天板を傾斜させない場合、天板の収納溝に支持アーム全体が収納されるので、基板に天板を密着させて水平状態とすることができ、体裁がよくなる。
【0036】
請求項4によれば、収納溝に収納した支持アームを引き出す際に用いる切欠部を収納溝に連設したことにより、支持アームを引き出す際、切欠部に指先を挿し込んで操作することができるので、支持アームの引き出し操作が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態の天板傾斜角度調節装置において天板を傾斜させた状態を示す裏面側の斜視図である。
【図2】図1の天板傾斜角度調節装置を示す正面側の斜視図である。
【図3】図1の天板傾斜角度調節装置における天板のカバーを示す断面図である。
【図4】図1の天板傾斜角度調節装置の天板を水平状態とした斜視図である。
【図5】図1の天板傾斜角度調節装置を学校机に取り付けた状態を示す側面斜視図である。
【符号の説明】
1 基板
2 天板
3 蝶番
11 置台
12 係合凹部
13 ねじ溝
21 ストッパ
22 段付凹部
23 支持アーム
24 回動部
25 支持部
26 水平部
27 取付溝
28 収納溝
29 切欠部
30 取付金具
31 鎖
32 カバー
33 鉄製シート
34 合成樹脂製シート
40 学校机
41 天板

Claims (4)

  1. 基板に対して前端部を回動自在とした天板の裏面に支持アームの一端を回動自在に取り付け、前記支持アームの他端を前記基板に設けた複数の係合凹部に順次係合させて前記天板の傾斜角度を変更自在とした天板傾斜角度調節装置において、
    前記天板の表面にカバーを被着し、当該カバーが鉄製シートに合成樹脂製シートを被覆して成形したことを特徴とする天板傾斜角度調節装置。
  2. 請求項1に記載の天板傾斜角度調節装置において、
    前記天板の前端部を除く他端部の裏面側に段付凹部を形成したことを特徴とする天板傾斜角度調節装置。
  3. 請求項1に記載の天板傾斜角度調節装置において、
    前記天板の裏面に、前記支持アーム全体を収納可能な収納溝を形成したことを特徴とする天板傾斜角度調節装置。
  4. 請求項3に記載の天板傾斜角度調節装置において、
    前記収納溝に、当該収納溝に収納した前記支持アームを引き出す際に用いる切欠部を連設したことを特徴とする天板傾斜角度調節装置。
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