JP2972768B1 - 出力保護装置及び出力保護方法 - Google Patents

出力保護装置及び出力保護方法

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JP2972768B1
JP2972768B1 JP33504998A JP33504998A JP2972768B1 JP 2972768 B1 JP2972768 B1 JP 2972768B1 JP 33504998 A JP33504998 A JP 33504998A JP 33504998 A JP33504998 A JP 33504998A JP 2972768 B1 JP2972768 B1 JP 2972768B1
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Abstract

【要約】 【課題】 本発明は、制御装置内の各々の機能を有した
ボードにFPGAを利用してこのボードからデータ等の
信号を出力する場合に、FPGAの起動時や障害が発生
した時にその出力信号を制御するようにする。 【解決手段】 FPGA2内にコンフィグレーションさ
れた回路で構成される監視対象手段4と、FPGA2が
正常にコンフィグレーションされて動作しているか否か
を、監視対象手段4が生成する信号に基づいて監視する
監視手段5と、監視結果に基づいてFPGA2からの出
力を外部に伝達するか否かを選択するゲート手段3を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、(FPGA:Fi
eld Programmable GateArra
y)技術に関し、特に、所定の回路データを読み込んで
自己の内部回路をコンフィグレーションするフィールド
プログラマブルアレイの動作を監視し、フィールドプロ
グラマブルアレイの異常動作時にフィールドプログラマ
ブルアレイからの出力を無効にする出力保護装置及び出
力保護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来例の構成を示すブロック図
であって、フィールドプログラマブルアレイ2をバスイ
ンターフェースとして使用した場合の回路構成である。
スリーステートバッファ3のバッファ制御信号はリセッ
ト信号8により制御されていた。このような従来技術と
しては、例えば、特許第2752947号に記載のもの
がある。すなわち、従来技術のフィールドプログラマブ
ルゲートアレイ起動検出システムは、電源投入時ごとに
外部から読み込んだ論理回路情報に基づいて内蔵する集
積回路内部のゲートの接続を行うタイプのフィールドプ
ログラマブルゲートアレイを有するシステムであって、
論理回路情報として、論理回路を複数のブロックに分け
フィールドプログラマブルゲートアレイ起動時に各ブロ
ックごとに任意の起動確認データを内部レジスタに設定
し当該内部レジスタの内容を外部に出力する起動確認端
子を持つように作成された論理回路情報をフィールドプ
ログラマブルゲートアレイに供給し、フィールドプログ
ラマブルゲートアレイの起動時に起動確認端子からの出
力データと論理回路情報として設定された任意の起動確
認データとの照合結果に基づいてフィールドプログラマ
ブルゲートアレイの異常を検出する構成となっている。
より具体的には、論理回路を複数のブロックに分けフィ
ールドプログラマブルゲートアレイ起動時に各ブロック
ごとに任意の起動確認データを内部レジスタに設定し当
該内部レジスタの内容を外部に出力する起動確認端子を
持つように作成された論理回路情報が実現されたフィー
ルドプログラマブルゲートアレイと、論理回路情報とし
て設定が指定された各ブロックごとの任意の起動確認デ
ータをあらかじめ認識したCPUと、フィールドプログ
ラマブルゲートアレイの起動確認端子の出力データとC
PUが認識している起動確認データとを照合し一致,不
一致に応じてフィールドプログラマブルゲートアレイの
正常,異常を判定する起動確認回路とを有している。こ
れにより、CPU等によるシステムの初期処理におい
て、フィールドプログラマブルゲートアレイの起動を確
認でき、フィールドプログラマブルゲートアレイ未起動
でCPUシステムを起動させることが無くなり、フィー
ルドプログラマブルゲートアレイが起動していなければ
フィールドプログラマブルゲートアレイをリセットし再
起動させる復旧処理を用意することもできるとしてい
る。また、読み込んだ論理回路情報により集積回路のゲ
ートの接続が行われた時、論理回路のブロック毎に設け
られた起動確認端子に出力されたデータを起動確認回路
によって確認するので、フィールドプログラマブルゲー
トアレイが正常に起動したかどうかを、論理回路のブロ
ック毎に判断できるとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術は、装置内のバス上へのデータ出力をリセット信号の
みで制御しているので、フィールドプログラマブルアレ
イ2の動作に関わらず装置内のバスへのデータ出力を許
可していたため、操作ミスによりROM1を未実装のま
まフィールドプログラマブルアレイ2を起動させたとき
に不定なデータを装置内のバス上に出力して、バス上の
データに影響を与えることによって装置のシステムダウ
ンを引き起こしてしまうという問題点があった。
【0004】また、フィールドプログラマブルアレイ2
自身にクロック監視の能力がなかったため、フィールド
プログラマブルアレイ2へ供給されるクロック信号が何
らかの原因により断、もしくはフィールドプログラマブ
ルアレイ2の故障により正常動作が保証されなくなった
場合に、装置内のバス上へデータを出力してしまい装置
内のバスに影響を与えてしまうという問題点もあった。
【0005】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、コンピュータ、計
算機等のシステムの制御装置において、制御装置内の各
々の機能を有したボードにフィールドプログラマブルア
レイを利用してこのボードからデータ等の信号を出力す
る場合に、フィールドプログラマブルアレイの起動時や
障害が発生した時にその出力信号を制御する出力保護装
置及び出力保護方法を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の要旨は、外部から与えられるクロック信号に基づいて
メモリ手段に保持されている所定の回路データを読み込
んで自己の内部回路をコンフィグレーションするフィー
ルドプログラマブルアレイの動作を監視し、フィールド
プログラマブルアレイの異常動作時にフィールドプログ
ラマブルアレイからの出力を無効にする出力保護装置で
あって、前記フィールドプログラマブルアレイ内にコン
フィグレーションされた回路で構成される監視対象手段
と、前記フィールドプログラマブルアレイが正常にコン
フィグレーションされて動作しているか否かを、前記監
視対象手段が生成する信号に基づいて監視すると共に、
当該監視対象手段が生成する信号が所望の信号と異なっ
ていることを検出したときに前記フィールドプログラマ
ブルアレイからの出力を無効にする論理値のバッファ制
御信号を出力し、当該監視対象手段が生成する信号が所
望の信号と一致することを検出したときに前記フィール
ドプログラマブルアレイからの出力を有効にする論理値
のバッファ制御信号を出力する監視手段と、前記バッフ
ァ制御信号の論理値に応じて前記フィールドプログラマ
ブルアレイからの出力を外部に伝達するか否かを選択す
るゲート手段を有することを特徴とする出力保護装置に
存する。また本発明の請求項2に記載の要旨は、外部か
ら与えられるクロック信号に基づいてメモリ手段に保持
されている所定の回路データを読み込んで自己の内部回
路をコンフィグレーションするフィールドプログラマブ
ルアレイの動作を監視し、フィールドプログラマブルア
レイの異常動作時にフィールドプログラマブルアレイか
らの出力を無効にする出力保護装置であって、前記フィ
ールドプログラマブルアレイ内にコンフィグレーション
された回路で構成され、前記クロック信号を所定の分周
比に基づいて分周した分周クロック信号を生成するクロ
ック分周手段と、前記フィールドプログラマブルアレイ
が正常にコンフィグレーションされて動作しているか否
かを、前記分周クロック信号の信号状態に基づいて監視
すると共に、前記分周クロック信号または前記クロック
信号に基づいてクロック断を検出したときに前記フィー
ルドプログラマブルアレイからの出力を無効にする論理
値のバッファ制御信号を出力し、前記分周クロック信号
または前記クロック信号が前記コンフィグレーションに
基づいて正常に生成されていることを検出したときに前
記フィールドプログラマブルアレイからの出力を有効に
する論理値のバッファ制御信号を出力するクロック断検
出手段と、前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記
フィールドプログラマブルアレイからの出力を外部に伝
達するか否かを選択するゲート手段を有することを特徴
とする出力保護装置に存する。また本発明の請求項3に
記載の要旨は、外部から与えられるクロック信号に基づ
いてROMに保持されている所定の回路データを読み込
んで自己の内部回路をコンフィグレーションするフィー
ルドプログラマブルアレイの動作を監視し、フィールド
プログラマブルアレイの異常動作時にフィールドプログ
ラマブルアレイからの出力を無効にする出力保護装置で
あって、前記フィールドプログラマブルアレイ内にコン
フィグレーションされた回路で構成され、前記クロック
信号を所定の分周比に基づいて分周した分周クロック信
号を生成するクロック分周回路と、前記フィールドプロ
グラマブルアレイが正常にコンフィグレーションされて
動作しているか否かを、前記分周クロック信号の信号状
態に基づいて監視すると共に、前記分周クロック信号ま
たは前記クロック信号に基づいてクロック断を検出した
ときに前記フィールドプログラマブルアレイからの出力
を無効にする論理値のバッファ制御信号を出力し、前記
分周クロック信号または前記クロック信号が前記コンフ
ィグレーションに基づいて正常に生成されていることを
検出したときに前記フィールドプログラマブルアレイか
らの出力を有効にする論理値のバッファ制御信号を出力
するクロック断検出回路と、前記バッファ制御信号の論
理値に応じて前記フィールドプログラマブルアレイから
の出力を外部に伝達するか否かを選択するスリーステー
トバッファを有することを特徴とする出力保護装置に存
する。また本発明の請求項4に記載の要旨は、フィール
ドプログラマブルアレイの動作を監視し、フィールドプ
ログラマブルアレイの異常動作時にフィールドプログラ
マブルアレイからの出力を無効にする出力保護装置であ
って、前記フィールドプログラマブルアレイ内にコンフ
ィグレーションされた回路で構成される監視対象手段
と、前記フィールドプログラマブルアレイが正常にコン
フィグレーションされて動作しているか否かを、前記監
視対象手段が生成する信号に基づいて監視すると共に、
当該監視対象手段が生成する信号が所望の信号と異なっ
ていることを検出したときに前記フィールドプログラマ
ブルアレイからの出力を無効にする論理値のバッファ制
御信号を出力し、当該監視対象手段が生成する信号が所
望の信号と一致することを検出したときに前記フィール
ドプログラマブルアレイからの出力を有効にする論理値
のバッファ制御信号を出力する監視手段と、前記バッフ
ァ制御信号の論理値に応じて前記フィールドプログラマ
ブルアレイからの出力を外部に伝達するか否かを選択す
るゲート手段を有することを特徴とする出力保護装置に
存する。また本発明の請求項5に記載の要旨は、フィー
ルドプログラマブルアレイの動作を監視し、フィールド
プログラマブルアレイの異常動作時にフィールドプログ
ラマブルアレイからの出力を無効にする出力保護装置で
あって、前記フィールドプログラマブルアレイ内にコン
フィグレーションされた回路で構成され、外部から与え
られるクロック信号に基づいてクロック信号を所定の分
周比に基づいて分周した分周クロック信号を生成するク
ロック分周手段と、前記フィールドプログラマブルアレ
イが正常にコンフィグレーションされて動作しているか
否かを、前記分周クロック信号の信号状態に基づいて監
視すると共に、前記分周クロック信号または前記クロッ
ク信号に基づいてクロック断を検出したときに前記フィ
ールドプログラマブルアレイからの出力を無効にする論
理値のバッファ制御信号を出力し、前記分周クロック信
号または前記クロック信号が前記コンフィグレーション
に基づいて正常に生成されていることを検出したときに
前記フィールドプログラマブルアレイからの出力を有効
にする論理値のバッファ制御信号を出力するクロック断
検出手段と、前記バッファ制御信号の論理値に応じて前
記フィールドプログラマブルアレイからの出力を外部に
伝達するか否かを選択するゲート手段を有することを特
徴とする出力保護装置に存する。また本発明の請求項6
に記載の要旨は、フィールドプログラマブルアレイの動
作を監視し、フィールドプログラマブルアレイの異常動
作時にフィールドプログラマブルアレイからの出力を無
効にする出力保護装置であって、前記フィールドプログ
ラマブルアレイ内にコンフィグレーションされた回路で
構成され、外部から与えられるクロック信号に基づいて
クロック信号を所定の分周比に基づいて分周した分周ク
ロック信号を生成するクロック分周回路と、前記フィー
ルドプログラマブルアレイが正常にコンフィグレーショ
ンされて動作しているか否かを、前記分周クロック信号
の信号状態に基づいて監視すると共に、前記分周クロッ
ク信号または前記クロック信号に基づいてクロック断を
検出したときに前記フィールドプログラマブルアレイか
らの出力を無効にする論理値のバッファ制御信号を出力
し、前記分周クロック信号または前記クロック信号が前
記コンフィグレーションに基づいて正常に生成されてい
ることを検出したときに前記フィールドプログラマブル
アレイからの出力を有効にする論理値のバッファ制御信
号を出力するクロック断検出回路と、前記バッファ制御
信号の論理値に応じて前記フィールドプログラマブルア
レイからの出力を外部に伝達するか否かを選択するスリ
ーステートバッファを有することを特徴とする出力保護
装置に存する。また本発明の請求項7に記載の要旨は、
前記回路データを変更することにより前記分周クロック
信号は、所定の周波数範囲で可変であることを特徴とす
る請求項1乃至6のいずれか一項に記載の出力保護装置
に存する。また本発明の請求項8に記載の要旨は、前記
クロック断検出回路は、前記分周クロック信号の入力に
応じてカウントを開始するカウンタと、前記カウンタの
カウント値を格納するレジスタと、フィールドプログラ
マブルアレイの外部よりソフトウェアによりタイマ値を
設定およびクリアできるレジスタと、前記カウント値と
前記タイマ値とを比較する比較器と、前記比較器からの
信号によりセットされ、フィールドプログラマブルアレ
イ外部からのクロック断信号によりリセットされるセッ
トリセットフリップフロップを備えていることを特徴と
する請求項1乃至7のいずれか一項に記載の出力保護装
置に存する。また本発明の請求項9に記載の要旨は、前
記レジスタと前記レジスタは、前記フィールドプログラ
マブルアレイの外部よりアクセスが可能な構成となって
おり、前記レジスタからは前記カウンタより得られる前
記カウント値の読み込みおよびクリアが可能であり、前
記レジスタは、前記タイマ値の設定およびクリアが可能
であることを特徴とする請求項8に記載の出力保護装置
に存する。また本発明の請求項10に記載の要旨は、前
記レジスタの前記カウント値は前記ソフトウェアにて一
定の間隔で読み出され、直前に読み出したカウント値と
異なっているときに前記クロック信号が正常に入力され
前記カウンタが動作しているものとみなし、前記カウン
ト値が直前に読み出したカウント値と同じであれば前記
クロック信号が異常であると認識することを特徴とする
請求項8に記載の出力保護装置に存する。また本発明の
請求項11に記載の要旨は、外部から与えられるクロッ
ク信号に基づいてメモリ手段に保持されている所定の回
路データを読み込んで自己の内部回路をコンフィグレー
ションするフィールドプログラマブルアレイの動作を監
視し、フィールドプログラマブルアレイの異常動作時に
フィールドプログラマブルアレイからの出力を無効にす
る出力保護方法であって、前記フィールドプログラマブ
ルアレイ内にコンフィグレーションされた回路で構成さ
れる監視対象工程と、前記フィールドプログラマブルア
レイが正常にコンフィグレーションされて動作している
か否かを、前記監視対象工程が生成する信号に基づいて
監視すると共に、当該監視対象工程が生成する信号が所
望の信号と異なっていることを検出したときに前記フィ
ールドプログラマブルアレイからの出力を無効にする論
理値のバッファ制御信号を出力し、当該監視対象工程が
生成する信号が所望の信号と一致することを検出したと
きに前記フィールドプログラマブルアレイからの出力を
有効にする論理値のバッファ制御信号を出力する監視工
程と、前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィ
ールドプログラマブルアレイからの出力を外部に伝達す
るか否かを選択するゲート工程を有することを特徴とす
る出力保護方法に存する。また本発明の請求項12に記
載の要旨は、外部から与えられるクロック信号に基づい
てメモリ手段に保持されている所定の回路データを読み
込んで自己の内部回路をコンフィグレーションするフィ
ールドプログラマブルアレイの動作を監視し、フィール
ドプログラマブルアレイの異常動作時にフィールドプロ
グラマブルアレイからの出力を無効にする出力保護方法
であって、前記フィールドプログラマブルアレイ内にコ
ンフィグレーションされた回路で構成され、前記クロッ
ク信号を所定の分周比に基づいて分周した分周クロック
信号を生成するクロック分周工程と、前記フィールドプ
ログラマブルアレイが正常にコンフィグレーションされ
て動作しているか否かを、前記分周クロック信号の信号
状態に基づいて監視すると共に、前記分周クロック信号
または前記クロック信号に基づいてクロック断を検出し
たときに前記フィールドプログラマブルアレイからの出
力を無効にする論理値のバッファ制御信号を出力し、前
記分周クロック信号または前記クロック信号が前記コン
フィグレーションに基づいて正常に生成されていること
を検出したときに前記フィールドプログラマブルアレイ
からの出力を有効にする論理値のバッファ制御信号を出
力するクロック断検出工程と、前記バッファ制御信号の
論理値に応じて前記フィールドプログラマブルアレイか
らの出力を外部に伝達するか否かを選択するゲート工程
を有することを特徴とする出力保護方法に存する。また
本発明の請求項13に記載の要旨は、外部から与えられ
るクロック信号に基づいてROMに保持されている所定
の回路データを読み込んで自己の内部回路をコンフィグ
レーションするフィールドプログラマブルアレイの動作
を監視し、フィールドプログラマブルアレイの異常動作
時にフィールドプログラマブルアレイからの出力を無効
にする出力保護方法であって、前記フィールドプログラ
マブルアレイ内にコンフィグレーションされた回路で構
成され、前記クロック信号を所定の分周比に基づいて分
周した分周クロック信号を生成するクロック分周工程
と、前記フィールドプログラマブルアレイが正常にコン
フィグレーションされて動作しているか否かを、前記分
周クロック信号の信号状態に基づいて監視すると共に、
前記分周クロック信号または前記クロック信号に基づい
てクロック断を検出したときに前記フィールドプログラ
マブルアレイからの出力を無効にする論理値のバッファ
制御信号を出力し、前記分周クロック信号または前記ク
ロック信号が前記コンフィグレーションに基づいて正常
に生成されていることを検出したときに前記フィールド
プログラマブルアレイからの出力を有効にする論理値の
バッファ制御信号を出力するクロック断検出工程と、前
記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィールドプ
ログラマブルアレイからの出力を外部に伝達するか否か
を選択するゲート工程を有することを特徴とする出力保
護方法に存する。また本発明の請求項14に記載の要旨
は、フィールドプログラマブルアレイの動作を監視し、
フィールドプログラマブルアレイの異常動作時にフィー
ルドプログラマブルアレイからの出力を無効にする出力
保護方法であって、前記フィールドプログラマブルアレ
イ内にコンフィグレーションされた回路で構成される監
視対象工程と、前記フィールドプログラマブルアレイが
正常にコンフィグレーションされて動作しているか否か
を、前記監視対象工程が生成する信号に基づいて監視す
ると共に、当該監視対象工程が生成する信号が所望の信
号と異なっていることを検出したときに前記フィールド
プログラマブルアレイからの出力を無効にする論理値の
バッファ制御信号を出力し、当該監視対象工程が生成す
る信号が所望の信号と一致することを検出したときに前
記フィールドプログラマブルアレイからの出力を有効に
する論理値のバッファ制御信号を出力する監視工程と、
前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィールド
プログラマブルアレイからの出力を外部に伝達するか否
かを選択するゲート工程を有することを特徴とする出力
保護方法に存する。また本発明の請求項15に記載の要
旨は、フィールドプログラマブルアレイの動作を監視
し、フィールドプログラマブルアレイの異常動作時にフ
ィールドプログラマブルアレイからの出力を無効にする
出力保護方法であって、前記フィールドプログラマブル
アレイ内にコンフィグレーションされた回路で構成さ
れ、外部から与えられるクロック信号に基づいてクロッ
ク信号を所定の分周比に基づいて分周した分周クロック
信号を生成するクロック分周工程と、前記フィールドプ
ログラマブルアレイが正常にコンフィグレーションされ
て動作しているか否かを、前記分周クロック信号の信号
状態に基づいて監視すると共に、前記分周クロック信号
または前記クロック信号に基づいてクロック断を検出し
たときに前記フィールドプログラマブルアレイからの出
力を無効にする論理値のバッファ制御信号を出力し、前
記分周クロック信号または前記クロック信号が前記コン
フィグレーションに基づいて正常に生成されていること
を検出したときに前記フィールドプログラマブルアレイ
からの出力を有効にする論理値のバッファ制御信号を出
力するクロック断検出工程と、前記バッファ制御信号の
論理値に応じて前記フィールドプログラマブルアレイか
らの出力を外部に伝達するか否かを選択するゲート工程
を有することを特徴とする出力保護方法に存する。また
本発明の請求項16に記載の要旨は、フィールドプログ
ラマブルアレイの動作を監視し、フィールドプログラマ
ブルアレイの異常動作時にフィールドプログラマブルア
レイからの出力を無効にする出力保護方法であって、前
記フィールドプログラマブルアレイ内にコンフィグレー
ションされた回路で構成され、外部から与えられるクロ
ック信号に基づいてクロック信号を所定の分周比に基づ
いて分周した分周クロック信号を生成するクロック分周
回路と、前記フィールドプログラマブルアレイが正常に
コンフィグレーションされて動作しているか否かを、前
記分周クロック信号の信号状態に基づいて監視すると共
に、前記分周クロック信号または前記クロック信号に基
づいてクロック断を検出したときに前記フィールドプロ
グラマブルアレイからの出力を無効にする論理値のバッ
ファ制御信号を出力し、前記分周クロック信号または前
記クロック信号が前記コンフィグレーションに基づいて
正常に生成されていることを検出したときに前記フィー
ルドプログラマブルアレイからの出力を有効にする論理
値のバッファ制御信号を出力するクロック断検出回路
と、前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィー
ルドプログラマブルアレイからの出力を外部に伝達する
か否かを選択するスリーステートバッファを有すること
を特徴とする出力保護方法に存する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明による第1
実施形態の構成を示すブロック図である。図1に示す本
発明の出力保護装置は、コンピュータ、計算機等のシス
テムの制御装置において、制御装置内の各々の機能を有
したボードにFPGA2を利用して、そのボードからデ
ータ等の信号を出力する場合、FPGA2の起動時や障
害が発生した時にその出力信号を制御するために、コン
ピュータ、計算機等のシステムの制御装置等の外部から
与えられるクロック信号9に基づいてメモリ手段(RO
M)1に保持されている所定の回路データを読み込んで
自己の内部回路をコンフィグレーションするFPGA2
の動作を監視し、FPGA2の異常動作時にFPGA2
からの出力を無効にする機能を有し、クロック分周回路
(監視対象手段、クロック分周手段)4、クロック断検
出回路(監視手段、クロック断検出手段)5、スリース
テートバッファ(3STバッファ、ゲート手段)3を有
し、本発明の出力保護方法を実行する。
【0008】クロック分周回路(監視対象手段、クロッ
ク分周手段)4は、FPGA2内にコンフィグレーショ
ンされた回路で構成され、クロック信号9を所定の分周
比に基づいて分周した分周クロック信号6を生成する。
【0009】本実施形態では、メモリ手段1に保持され
ている所定の回路データを変更することにより、分周ク
ロック信号6を、所定の周波数範囲で可変している。
【0010】クロック断検出回路(監視手段、クロック
断検出手段)5は、FPGA2が正常にコンフィグレー
ションされて動作しているか否かを、分周クロック信号
6の信号状態に基づいて監視すると共に、分周クロック
信号6またはクロック信号9に基づいてクロック断を検
出したときにFPGA2からの出力を無効にする論理値
のバッファ制御信号7を出力し、分周クロック信号6ま
たはクロック信号9がコンフィグレーションに基づいて
正常に生成されていることを検出したときにFPGA2
からの出力を有効にする論理値のバッファ制御信号7を
出力する。
【0011】このようなハードウェア構成のクロック断
検出回路(監視手段、クロック断検出手段)5を用いる
ことにより、装置内のバスへのデータ出力を制御するこ
とができる。また操作ミスにより、ROM1を実装せず
に起動させた場合にも装置内のバス上のデータを破壊し
ないようにできる。
【0012】スリーステートバッファ(3STバッフ
ァ、ゲート手段)3は、バッファ制御信号7の論理値に
応じてFPGA2からの出力を外部に伝達するか否かを
選択する。
【0013】クロック断検出回路(監視手段、クロック
断検出手段)5は、カウンタ104、レジスタ101、
レジスタ103、比較器102、セットリセットフリッ
プフロップ105を備えている。カウンタ104は、分
周クロック信号6の入力に応じてカウントを開始する。
【0014】レジスタ101は、カウンタ104のカウ
ント値を格納する。レジスタ103は、FPGA2の外
部よりソフトウェアによりタイマ値を設定およびクリア
できる。レジスタ101とレジスタ103は、FPGA
2の外部よりアクセスが可能な構成となっており、レジ
スタ101からはカウンタ104より得られるカウント
値を読み込みおよびクリア可能である。レジスタ103
は、タイマ値の設定およびクリアが可能である。
【0015】比較器102は、レジスタ101とレジス
タ103の値を比較する。セットリセットフリップフロ
ップ105は、比較器102からの信号によりセットさ
れ、FPGA2外部からのクロック断信号によりリセッ
トされる。このようにタイマ値を設定することにより、
任意にデータ出力タイミングを可変とすることができ
る。
【0016】このようなハードウェア構成とすることに
より、クロック断検出回路(監視手段、クロック断検出
手段)5は、ソフトウェアにて一定の間隔で読み出され
たレジスタ101のカウント値が、直前に読み出したカ
ウント値と異なっているときにクロック信号9が正常に
入力されレジスタ101が動作しているものとみなし、
カウント値が直前に読み出したカウント値と同じであれ
ばクロック信号9が異常であると認識する。
【0017】前述のように、FPGA2を装置内のバス
インターフェースとして使用する場合に、FPGA2の
コンフィグレーション(回路データのロード)中に出力
データが不安定にならないように、FPGA2が起動し
たかどうかをリトリガブル・モノステーブル・マルチバ
イブレータ13によるクロック断検出回路(監視手段、
クロック断検出手段)5を利用して検出し、出力データ
を制御することにより、装置内のバス上のデータに影響
を及ぼすことを防止して装置のシステムダウンを防ぐも
のである。
【0018】また、運用中においても分周クロック信号
6またはクロック信号9の断時にFPGA2から装置内
のバスにデータが出力されないように制御してバス上の
データを破壊しないようにするものである。
【0019】図1において、FPGA2がコンフィグレ
ーション中にはクロック断検出回路(監視手段、クロッ
ク断検出手段)5からクロック断検出信号が論理値Hの
出力となり、スリーステートバッファ3はディセーブル
状態となるため、FPGA2から装置内のバスにデータ
出力は禁止される。これにより、装置内のバスへのデー
タ出力を制御することができる。また操作ミスにより、
ROM1を実装せずに起動させた場合にも装置内のバス
上のデータを破壊しないようにできる。
【0020】FPGA2のコンフィグレーションが完了
すると、FPGA2内にクロック分周回路4が形成さ
れ、クロック断検出回路(監視手段、クロック断検出手
段)5にクロック信号9が供給される。クロック断検出
回路(監視手段、クロック断検出手段)5にクロック信
号9が供給されると、クロック断検出信号が論理値Lと
なり、スリーステートバッファ3はイネーブル状態とな
るためFPGA2から装置内のバスへのデータ出力が許
可される。
【0021】また、運用中に何らかの原因により分周ク
ロック信号6またはクロック信号9が断になった場合、
クロック断検出回路(監視手段、クロック断検出手段)
5はクロック断であると認識してクロック断検出信号が
論理値Hとなり、スリーステートバッファ3はディセー
ブル状態となるため、FPGA2から装置内のバスへの
データ出力を禁止する。これにより、装置内のバスへの
データ出力を制御することができる。また操作ミスによ
り、ROM1を実装せずに起動させた場合にも装置内の
バス上のデータを破壊しないようにできる。
【0022】出力保護方法は、コンピュータ、計算機等
のシステムの制御装置等の外部から与えられるクロック
信号9に基づいてROM1に保持されている所定の回路
データを読み込んで自己の内部回路をコンフィグレーシ
ョンするFPGA2の動作を監視し、FPGA2の異常
動作時にFPGA2からの出力を無効にする出力保護方
法であって、クロック分周回路(監視対象手段、クロッ
ク分周手段)4が実行するクロック分周工程、クロック
断検出回路(監視手段、クロック断検出手段)5が実行
するクロック断検出工程、スリーステートバッファ(3
STバッファ、ゲート手段)3が実行するゲート工程を
有する。
【0023】クロック分周工程は、FPGA2内にコン
フィグレーションされた回路で構成され、クロック信号
9を所定の分周比に基づいて分周した分周クロック信号
6を生成する。クロック断検出工程は、FPGA2が正
常にコンフィグレーションされて動作しているか否か
を、分周クロック信号6の信号状態に基づいて監視する
と共に、分周クロック信号6またはクロック信号9に基
づいてクロック断を検出したときにFPGA2からの出
力を無効にする論理値のバッファ制御信号7を出力し、
分周クロック信号6またはクロック信号9がコンフィグ
レーションに基づいて正常に生成されていることを検出
したときにFPGA2からの出力を有効にする論理値の
バッファ制御信号7を出力する。ゲート工程は、バッフ
ァ制御信号7の論理値に応じてFPGA2からの出力を
外部に伝達するか否かを選択する。
【0024】以下、本発明の第1及び第2実施形態を、
図面に基づいて詳細に説明する。
【0025】(第1実施形態)図1は、本発明による第
1実施形態の構成を示すブロック図である。図1を参照
すると、FPGA2の出力保護装置及びFPGA2の出
力保護方法は、FPGA2起動時にFPGA2の回路を
構成する(コンフィグレーションする)データが含まれ
るROM1と、ROM1の回路データを読み込み内部回
路を構築するFPGA2と、FPGA2からの出力デー
タを制御するスリーステートバッファ3と、FPGA2
内部に構成(コンフィグレーション)されFPGA2に
入力されるクロック信号9を分周するクロック分周回路
4と、クロック分周回路4で分周された分周クロック信
号6の状態を監視をすることによりFPGA2が正常に
起動しているか否かを判断するクロック断検出回路(監
視手段、クロック断検出手段)5を備えている。このよ
うなハードウェア構成のクロック断検出回路(監視手
段、クロック断検出手段)5を用いることにより、装置
内のバスへのデータ出力を制御することができる。また
操作ミスにより、ROM1を実装せずに起動させた場合
にも装置内のバス上のデータを破壊しないようにでき
る。
【0026】図2は、図1のFPGA2の出力保護装置
に設けられたクロック断検出回路(監視手段、クロック
断検出手段)5の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。クロック断検出回路(監視手段、クロック断検出
手段)5は、抵抗10(図中のR)と、パルス伸張の時
定数を決めるコンデンサ11(図中のC)と、同じくパ
ルス伸張の時定数を決める抵抗12と、リトリガブル・
モノステーブル・マルチバイブレータ13(以下マルチ
バイブレータ)とを備えている。
【0027】次に、動作について図を参照して説明す
る。図3は、図1のFPGA2の出力保護装置の動作を
示すタイミングチャートである。分周クロック信号6は
FPGA2内部に構成(コンフィグレーション)された
クロック分周回路4によって分周された信号であり、リ
セット信号8は本実施形態の出力保護装置の構成回路全
体をリセット(初期化)する信号であり、バッファ制御
信号7はクロック断検出回路(監視手段、クロック断検
出手段)5のクロック断検出信号である。
【0028】図3は、図1のFPGA2の出力保護装置
の動作を示すタイミングチャートである。図3におい
て、時刻T0のタイミングでリセット信号8に応じて本
実施形態の出力保護装置のリセットが解除される。リセ
ットが解除されると、FPGA2はROM1からデータ
を読み込み、FPGA2内の回路を構成するコンフィグ
レーションを実行する。従って、この間のFPGA2の
状態は起動中になり、分周クロック信号6も出力され
ず、これに応じて、クロック断検出回路(監視手段、ク
ロック断検出手段)5は、分周クロック信号6またはク
ロック信号9に基づいてクロック断を検出しバッファ制
御信号7論理値Hを出力してスリーステートバッファ3
の出力を禁止し(図中T0における出力禁止)、その結
果、スリーステートバッファ3はディセーブル状態とな
る。このようなハードウェア構成のクロック断検出回路
(監視手段、クロック断検出手段)5を用いることによ
り、装置内のバスへのデータ出力を制御することができ
る。また操作ミスにより、ROM1を実装せずに起動さ
せた場合にも装置内のバス上のデータを破壊しないよう
にできる。
【0029】次に、時刻T1では、FPGA2の回路構
成が完了し(コンフィグレーションが完了し)、クロッ
ク分周回路4が正常に動作して分周クロック信号6が出
力される。これにより、クロック断検出回路(監視手
段、クロック断検出手段)5はクロック断の検出を解除
しバッファ制御信号7論理値Lを出力して、スリーステ
ートバッファ3の出力を許可し(図中T1における出力
許可)、その結果、スリーステートバッファ3はイネー
ブル状態となる。
【0030】この時、クロック分周回路4が正常に動作
し、クロック断検出回路(監視手段、クロック断検出手
段)5がクロック断を検出していないので、FPGA2
の状態は正常動作となる(図中T1における正常動
作)。
【0031】クロック断検出回路(監視手段、クロック
断検出手段)5では、分周クロック信号6の立ち下がり
クロックに応じて、マルチバイブレータ13がコンデン
サ11と抵抗12に決定される時定数の時間分カウント
を始める。しかし、カウントアップする前に分周クロッ
ク信号6の立ち下がりに基づいてカウントを初期化して
(時刻T2、T3)、クロック断の検出を監視してい
る。ここで、コンデンサ11と抵抗12で決定される時
定数による時間は、分周クロック信号6の1クロックよ
り長い時間に設定する。
【0032】次に、正常動作中に何らかの原因により時
刻T4にクロック信号9が断、またはFPGA2の内部
回路破壊により分周クロック信号6が断となった場合、
クロック断検出回路(監視手段、クロック断検出手段)
5は、時刻T4からコンデンサ11と抵抗12で決定さ
れる時定数後の時刻T5にクロック断を検出し、バッフ
ァ制御信号7として論理値Hを出力し、ディセーブル状
態となったスリーステートバッファ3によりFPGA2
から装置内のバスへのデータ出力を禁止する(図中T5
における出力禁止)。このようなハードウェア構成のク
ロック断検出回路(監視手段、クロック断検出手段)5
を用いることにより、装置内のバスへのデータ出力を制
御することができる。また操作ミスにより、ROM1を
実装せずに起動させた場合にも装置内のバス上のデータ
を破壊しないようにできる。
【0033】T4からT5の間の時間をできるだけ限り
短くするようにコンデンサ11と抵抗12の時定数を決
定することにより、装置内のバスへの影響を防ぐように
する。
【0034】以上説明したように、本実施形態のFPG
A2の出力保護装置及びFPGA2の出力保護方法は、
FPGA2の起動時とFPGA2の異常時(途中で動作
できない状態)において、装置内のバスに対する影響を
防止することができる。
【0035】以上第1実施形態を要約すれば、FPGA
2の正常動作をFPGA2内の回路で構成(コンフィグ
レーション)されるクロック分周回路4が正常に動作し
ていることをクロック断検出回路(監視手段、クロック
断検出手段)5で監視して装置内のバスへのデータ出力
を禁止する制御ができるように構成(コンフィグレーシ
ョン)されているので、FPGA2の起動中、動作停止
時による装置内のバス上のデータ破壊および装置のシス
テムダウンを防止することができる。
【0036】また、クロック分周回路4をFPGA2内
にもつために、クロック信号9の周波数が高くなった場
合に、ROM1内のクロック分周回路4のデータを周波
数に応じたものに変更することにより対応するように構
成(コンフィグレーション)されているので、クロック
信号9の周波数が高くなってもハード構成が同一であ
り、容易に実現できる。
【0037】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0038】図4は、本発明のフィールドプログラマブ
ルアレイの出力保護装置の第2実施形態の構成を示すブ
ロック図である。図4を参照すると、FPGA2内にN
AND回路14と、図1のクロック断検出回路(監視手
段、クロック断検出手段)5が構成(コンフィグレーシ
ョン)されている。
【0039】図5は、クロック断検出回路(監視手段、
クロック断検出手段)5の構成を示している。クロック
断検出回路(監視手段、クロック断検出手段)5は、分
周クロック信号6の入力に応じてカウントを開始するカ
ウンタ104と、カウンタ104のカウント値を格納す
るレジスタ101と、FPGA2外部よりソフトウェア
によりタイマ値を設定およびクリアできるレジスタ10
3と、レジスタ101とレジスタ103の値を比較する
比較器102と、比較器102からの信号によりセット
され、FPGA2外部からのクロック断信号によりリセ
ットされるセットリセットフリップフロップ105(以
下SRFF)を備えている。このようなハードウェア構
成により、装置内のバスへのデータ出力を制御すること
ができる。また操作ミスにより、ROM1を実装せずに
起動させた場合にも装置内のバス上のデータを破壊しな
いようにできる。またタイマ値を設定することにより、
任意にデータ出力タイミングを可変とすることができ
る。
【0040】ここで、レジスタ101とレジスタ103
はFPGA2外部よりアクセスが可能な構成となってお
り、レジスタ101からはカウンタ104より得られる
カウント値を読み込みおよびクリアすることができ、レ
ジスタ103はタイマ値の設定およびクリアができるよ
うになっている。
【0041】また、レジスタ101のカウント値はソフ
トウェアにて一定の間隔で読み出され、1つ前に読み出
した値と異なっていれば、クロック信号9が正常に入力
され、カウンタ101が動作しているものとみなし、値
が同じであればクロック信号9が異常であると認識す
る。
【0042】図5において、FPGA2起動後、レジス
タ101とレジスタ103の値はクリアされ、レジスタ
103にはタイマ値がセットされる。クロック分周回路
4からの分周クロック信号6によりカウンタ104で得
られたカウント値は、レジスタ101に格納され分周ク
ロック信号6が正常に入力されている限り値は更新され
る。
【0043】比較器102は、レジスタ103に設定さ
れたタイマ値とレジスタ101に格納されるカウント値
が一致すると論理値Hのパルス信号をSRFF105の
セット端子Sに出力し、同時にレジスタ101の内容は
クリアされ、再びゼロからのカウントとなる。
【0044】比較器102より論理値Hパルス信号をセ
ット端子Sで受け取ったSRFF105では、クロック
断検出信号が論理値Hの出力となり、NAND回路14
により、リセット信号8が論理値Hであればバッファ制
御信号7は論理値Lとなり、イネーブル状態となったス
リーステートバッファ3から装置内のバスへのデータ出
力は許可される。これにより、装置内のバスへのデータ
出力を制御することができる。また操作ミスにより、R
OM1を実装せずに起動させた場合にも装置内のバス上
のデータを破壊しないようにできる。またタイマ値を設
定することにより、任意にデータ出力タイミングを可変
とすることができる。
【0045】図6は、図4の出力保護装置の各信号の動
作を示すタイミングチャートである。リセット信号8の
解除後、FPGA2はROM1からデータを読み込み、
FPGA2内の回路を構成する(コンフィグレーショ
ン)。FPGA2が起動中のときには前述のようにスリ
ーステートバッファ3の出力は禁止され、その結果、ス
リーステートバッファ3はディセーブル状態となる。
【0046】次に、時刻TaにFPGA2の回路構成が
完了後(コンフィグレーションの完了後)、ソフトウェ
アにてレジスタ103にタイマ値を設定する。タイマ値
を設定することにより、任意にデータ出力タイミングを
可変とすることができる。クロック分周回路4から分周
クロック信号6が出力されると、クロック断検出回路
(監視手段、クロック断検出手段)5内のカウンタ10
1がカウントを始め、時刻Tbにレジスタ101とレジ
スタ103の値が一致するとクロック断の検出を解除
し、スリーステートバッファ3をイネーブル状態として
スリーステートバッファ3からのデータ出力は許可され
る。
【0047】時刻Tcに、分周クロック信号6またはク
ロック信号9が断となった場合、クロック断検出回路
(監視手段、クロック断検出手段)5内のレジスタ10
1のカウント値は更新されず、前述に記述したようにク
ロック断であるとみなされ、ソフトウェアによりクロッ
ク断信号がSRFF105に入力され、バッファ制御信
号7が論理値Hとなり、スリーステートバッファ3はデ
ィセーブル状態となり、スリーステートバッファ3から
装置内のバスへのデータ出力は禁止となる。これによ
り、装置内のバスへのデータ出力を制御することができ
る。また操作ミスにより、ROM1を実装せずに起動さ
せた場合にも装置内のバス上のデータを破壊しないよう
にできる。
【0048】以上第2実施形態を要約すれば、FPGA
2の正常動作をFPGA2内の回路で構成(コンフィグ
レーション)されるクロック分周回路4が正常に動作し
ていることをクロック断検出回路(監視手段、クロック
断検出手段)5で監視して装置内のバスへのデータ出力
を禁止する制御ができるように構成(コンフィグレーシ
ョン)されているので、FPGA2の起動中、動作停止
時による装置内のバス上のデータ破壊および装置のシス
テムダウンを防止することができる。
【0049】また、クロック分周回路4をFPGA2内
にもつために、クロック信号9の周波数が高くなった場
合に、ROM1内のクロック分周回路4のデータを周波
数に応じたものに変更することにより対応するように構
成(コンフィグレーション)されているので、クロック
信号9の周波数が高くなってもハード構成が同一であ
り、容易に実現できる。
【0050】更に、FPGA2から装置内のバスへのデ
ータ出力を時間により制御できるという効果がある。例
えば、システムの構成上、起動時もしくはリセット時に
装置内のバスへのアクセスをある一定時間禁止させたい
場合、タイマ値を設定することにより任意にデータ出力
タイミングを可変させることができる。
【0051】なお、本実施の形態においては、本発明は
フィールドプログラマブルアレイに限定されず、本発明
を適用する上で好適なプログラマブルな論理デバイスに
適用することができる。また、上記構成部材の数、位
置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実
施する上で好適な数、位置、形状等にすることができ
る。また、各図において、同一構成要素には同一符号を
付している。
【0052】
【発明の効果】本発明は、フィールドプログラマブルア
レイの正常動作をフィールドプログラマブルアレイ内の
回路で構成されるクロック分周回路が正常に動作してい
ることをクロック断検出回路で監視することにより装置
内のバスへのデータ出力を禁止する制御ができるように
構成されているので、フィールドプログラマブルアレイ
の起動中、動作停止時による装置内のバス上のデータ破
壊および装置のシステムダウンを防止することができ
る。
【0053】クロック分周回路をフィールドプログラマ
ブルアレイ内にもつために、クロック信号の周波数が高
くなった場合に、ROM内のクロック分周回路のデータ
を周波数に応じたものに変更することにより対応するよ
うに構成されているので、クロック信号9の周波数が高
くなってもハード構成が同一であり、容易に実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1のフィールドプログラマブルアレイの出力
保護装置に設けられたクロック断検出回路の一実施形態
の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のフィールドプログラマブルアレイの出力
保護装置の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】本発明のフィールドプログラマブルアレイの出
力保護装置の第2実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図4のフィールドプログラマブルアレイの出力
保護装置に設けられたクロック断検出回路の一実施形態
の構成を示すブロック図である。
【図6】図4のフィールドプログラマブルアレイの出力
保護装置の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】従来例の構成を示すブロック図であって、フィ
ールドプログラマブルアレイをバスインターフェースと
して使用した場合の回路構成である。
【符号の説明】
1…ROM(メモリ手段) 2…フィールドプログラマブルアレイ(FPGA:Fi
eld Programmable Gate Arr
ay) 3…スリーステートバッファ(3STバッファ、ゲート
手段) 4…クロック分周回路(監視対象手段、クロック分周手
段) 5…クロック断検出回路(監視手段、クロック断検出手
段) 6…分周クロック信号 7…バッファ制御信号 8…リセット信号 9…クロック信号 10…抵抗(R) 11…コンデンサ(C) 12…抵抗(R) 13…リトリガブル・モノステーブル・マルチバイブレ
ータ 14…NAND回路 101…レジスタ 102…比較器 103…レジスタ 104…カウンタ 105…セットリセットフリップフロップ

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から与えられるクロック信号に基づ
    いてメモリ手段に保持されている所定の回路データを読
    み込んで自己の内部回路をコンフィグレーションするフ
    ィールドプログラマブルアレイの動作を監視し、フィー
    ルドプログラマブルアレイの異常動作時にフィールドプ
    ログラマブルアレイからの出力を無効にする出力保護装
    置であって、 前記フィールドプログラマブルアレイ内にコンフィグレ
    ーションされた回路で構成される監視対象手段と、 前記フィールドプログラマブルアレイが正常にコンフィ
    グレーションされて動作しているか否かを、前記監視対
    象手段が生成する信号に基づいて監視すると共に、当該
    監視対象手段が生成する信号が所望の信号と異なってい
    ることを検出したときに前記フィールドプログラマブル
    アレイからの出力を無効にする論理値のバッファ制御信
    号を出力し、当該監視対象手段が生成する信号が所望の
    信号と一致することを検出したときに前記フィールドプ
    ログラマブルアレイからの出力を有効にする論理値のバ
    ッファ制御信号を出力する監視手段と、 前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィールド
    プログラマブルアレイからの出力を外部に伝達するか否
    かを選択するゲート手段を有することを特徴とする出力
    保護装置。
  2. 【請求項2】 外部から与えられるクロック信号に基づ
    いてメモリ手段に保持されている所定の回路データを読
    み込んで自己の内部回路をコンフィグレーションするフ
    ィールドプログラマブルアレイの動作を監視し、フィー
    ルドプログラマブルアレイの異常動作時にフィールドプ
    ログラマブルアレイからの出力を無効にする出力保護装
    置であって、 前記フィールドプログラマブルアレイ内にコンフィグレ
    ーションされた回路で構成され、前記クロック信号を所
    定の分周比に基づいて分周した分周クロック信号を生成
    するクロック分周手段と、 前記フィールドプログラマブルアレイが正常にコンフィ
    グレーションされて動作しているか否かを、前記分周ク
    ロック信号の信号状態に基づいて監視すると共に、前記
    分周クロック信号または前記クロック信号に基づいてク
    ロック断を検出したときに前記フィールドプログラマブ
    ルアレイからの出力を無効にする論理値のバッファ制御
    信号を出力し、前記分周クロック信号または前記クロッ
    ク信号が前記コンフィグレーションに基づいて正常に生
    成されていることを検出したときに前記フィールドプロ
    グラマブルアレイからの出力を有効にする論理値のバッ
    ファ制御信号を出力するクロック断検出手段と、 前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィールド
    プログラマブルアレイからの出力を外部に伝達するか否
    かを選択するゲート手段を有することを特徴とする出力
    保護装置。
  3. 【請求項3】 外部から与えられるクロック信号に基づ
    いてROMに保持されている所定の回路データを読み込
    んで自己の内部回路をコンフィグレーションするフィー
    ルドプログラマブルアレイの動作を監視し、フィールド
    プログラマブルアレイの異常動作時にフィールドプログ
    ラマブルアレイからの出力を無効にする出力保護装置で
    あって、 前記フィールドプログラマブルアレイ内にコンフィグレ
    ーションされた回路で構成され、前記クロック信号を所
    定の分周比に基づいて分周した分周クロック信号を生成
    するクロック分周回路と、 前記フィールドプログラマブルアレイが正常にコンフィ
    グレーションされて動作しているか否かを、前記分周ク
    ロック信号の信号状態に基づいて監視すると共に、前記
    分周クロック信号または前記クロック信号に基づいてク
    ロック断を検出したときに前記フィールドプログラマブ
    ルアレイからの出力を無効にする論理値のバッファ制御
    信号を出力し、前記分周クロック信号または前記クロッ
    ク信号が前記コンフィグレーションに基づいて正常に生
    成されていることを検出したときに前記フィールドプロ
    グラマブルアレイからの出力を有効にする論理値のバッ
    ファ制御信号を出力するクロック断検出回路と、 前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィールド
    プログラマブルアレイからの出力を外部に伝達するか否
    かを選択するスリーステートバッファを有することを特
    徴とする出力保護装置。
  4. 【請求項4】 フィールドプログラマブルアレイの動作
    を監視し、フィールドプログラマブルアレイの異常動作
    時にフィールドプログラマブルアレイからの出力を無効
    にする出力保護装置であって、 前記フィールドプログラマブルアレイ内にコンフィグレ
    ーションされた回路で構成される監視対象手段と、 前記フィールドプログラマブルアレイが正常にコンフィ
    グレーションされて動作しているか否かを、前記監視対
    象手段が生成する信号に基づいて監視すると共に、当該
    監視対象手段が生成する信号が所望の信号と異なってい
    ることを検出したときに前記フィールドプログラマブル
    アレイからの出力を無効にする論理値のバッファ制御信
    号を出力し、当該監視対象手段が生成する信号が所望の
    信号と一致することを検出したときに前記フィールドプ
    ログラマブルアレイからの出力を有効にする論理値のバ
    ッファ制御信号を出力する監視手段と、 前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィールド
    プログラマブルアレイからの出力を外部に伝達するか否
    かを選択するゲート手段を有することを特徴とする出力
    保護装置。
  5. 【請求項5】 フィールドプログラマブルアレイの動作
    を監視し、フィールドプログラマブルアレイの異常動作
    時にフィールドプログラマブルアレイからの出力を無効
    にする出力保護装置であって、 前記フィールドプログラマブルアレイ内にコンフィグレ
    ーションされた回路で構成され、外部から与えられるク
    ロック信号に基づいてクロック信号を所定の分周比に基
    づいて分周した分周クロック信号を生成するクロック分
    周手段と、 前記フィールドプログラマブルアレイが正常にコンフィ
    グレーションされて動作しているか否かを、前記分周ク
    ロック信号の信号状態に基づいて監視すると共に、前記
    分周クロック信号または前記クロック信号に基づいてク
    ロック断を検出したときに前記フィールドプログラマブ
    ルアレイからの出力を無効にする論理値のバッファ制御
    信号を出力し、前記分周クロック信号または前記クロッ
    ク信号が前記コンフィグレーションに基づいて正常に生
    成されていることを検出したときに前記フィールドプロ
    グラマブルアレイからの出力を有効にする論理値のバッ
    ファ制御信号を出力するクロック断検出手段と、 前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィールド
    プログラマブルアレイからの出力を外部に伝達するか否
    かを選択するゲート手段を有することを特徴とする出力
    保護装置。
  6. 【請求項6】 フィールドプログラマブルアレイの動作
    を監視し、フィールドプログラマブルアレイの異常動作
    時にフィールドプログラマブルアレイからの出力を無効
    にする出力保護装置であって、 前記フィールドプログラマブルアレイ内にコンフィグレ
    ーションされた回路で構成され、外部から与えられるク
    ロック信号に基づいてクロック信号を所定の分周比に基
    づいて分周した分周クロック信号を生成するクロック分
    周回路と、 前記フィールドプログラマブルアレイが正常にコンフィ
    グレーションされて動作しているか否かを、前記分周ク
    ロック信号の信号状態に基づいて監視すると共に、前記
    分周クロック信号または前記クロック信号に基づいてク
    ロック断を検出したときに前記フィールドプログラマブ
    ルアレイからの出力を無効にする論理値のバッファ制御
    信号を出力し、前記分周クロック信号または前記クロッ
    ク信号が前記コンフィグレーションに基づいて正常に生
    成されていることを検出したときに前記フィールドプロ
    グラマブルアレイからの出力を有効にする論理値のバッ
    ファ制御信号を出力するクロック断検出回路と、 前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィールド
    プログラマブルアレイからの出力を外部に伝達するか否
    かを選択するスリーステートバッファを有することを特
    徴とする出力保護装置。
  7. 【請求項7】 前記回路データを変更することにより前
    記分周クロック信号は、所定の周波数範囲で可変である
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載
    の出力保護装置。
  8. 【請求項8】 前記クロック断検出回路は、 前記分周クロック信号の入力に応じてカウントを開始す
    るカウンタと、 前記カウンタのカウント値を格納するレジスタと、 フィールドプログラマブルアレイの外部よりソフトウェ
    アによりタイマ値を設定およびクリアできるレジスタ
    と、 前記カウント値と前記タイマ値とを比較する比較器と、 前記比較器からの信号によりセットされ、フィールドプ
    ログラマブルアレイ外部からのクロック断信号によりリ
    セットされるセットリセットフリップフロップを備えて
    いることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に
    記載の出力保護装置。
  9. 【請求項9】 前記レジスタと前記レジスタは、前記フ
    ィールドプログラマブルアレイの外部よりアクセスが可
    能な構成となっており、前記レジスタからは前記カウン
    タより得られる前記カウント値の読み込みおよびクリア
    が可能であり、 前記レジスタは、前記タイマ値の設定およびクリアが可
    能であることを特徴とする請求項8に記載の出力保護装
    置。
  10. 【請求項10】前記レジスタの前記カウント値は前記ソ
    フトウェアにて一定の間隔で読み出され、直前に読み出
    したカウント値と異なっているときに前記クロック信号
    が正常に入力され前記カウンタが動作しているものとみ
    なし、前記カウント値が直前に読み出したカウント値と
    同じであれば前記クロック信号が異常であると認識する
    ことを特徴とする請求項8に記載の出力保護装置。
  11. 【請求項11】 外部から与えられるクロック信号に基
    づいてメモリ手段に保持されている所定の回路データを
    読み込んで自己の内部回路をコンフィグレーションする
    フィールドプログラマブルアレイの動作を監視し、フィ
    ールドプログラマブルアレイの異常動作時にフィールド
    プログラマブルアレイからの出力を無効にする出力保護
    方法であって、 前記フィールドプログラマブルアレイ内にコンフィグレ
    ーションされた回路で構成される監視対象工程と、 前記フィールドプログラマブルアレイが正常にコンフィ
    グレーションされて動作しているか否かを、前記監視対
    象工程が生成する信号に基づいて監視すると共に、当該
    監視対象工程が生成する信号が所望の信号と異なってい
    ることを検出したときに前記フィールドプログラマブル
    アレイからの出力を無効にする論理値のバッファ制御信
    号を出力し、当該監視対象工程が生成する信号が所望の
    信号と一致することを検出したときに前記フィールドプ
    ログラマブルアレイからの出力を有効にする論理値のバ
    ッファ制御信号を出力する監視工程と、 前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィールド
    プログラマブルアレイからの出力を外部に伝達するか否
    かを選択するゲート工程を有することを特徴とする出力
    保護方法。
  12. 【請求項12】 外部から与えられるクロック信号に基
    づいてメモリ手段に保持されている所定の回路データを
    読み込んで自己の内部回路をコンフィグレーションする
    フィールドプログラマブルアレイの動作を監視し、フィ
    ールドプログラマブルアレイの異常動作時にフィールド
    プログラマブルアレイからの出力を無効にする出力保護
    方法であって、 前記フィールドプログラマブルアレイ内にコンフィグレ
    ーションされた回路で構成され、前記クロック信号を所
    定の分周比に基づいて分周した分周クロック信号を生成
    するクロック分周工程と、 前記フィールドプログラマブルアレイが正常にコンフィ
    グレーションされて動作しているか否かを、前記分周ク
    ロック信号の信号状態に基づいて監視すると共に、前記
    分周クロック信号または前記クロック信号に基づいてク
    ロック断を検出したときに前記フィールドプログラマブ
    ルアレイからの出力を無効にする論理値のバッファ制御
    信号を出力し、前記分周クロック信号または前記クロッ
    ク信号が前記コンフィグレーションに基づいて正常に生
    成されていることを検出したときに前記フィールドプロ
    グラマブルアレイからの出力を有効にする論理値のバッ
    ファ制御信号を出力するクロック断検出工程と、 前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィールド
    プログラマブルアレイからの出力を外部に伝達するか否
    かを選択するゲート工程を有することを特徴とする出力
    保護方法。
  13. 【請求項13】 外部から与えられるクロック信号に基
    づいてROMに保持されている所定の回路データを読み
    込んで自己の内部回路をコンフィグレーションするフィ
    ールドプログラマブルアレイの動作を監視し、フィール
    ドプログラマブルアレイの異常動作時にフィールドプロ
    グラマブルアレイからの出力を無効にする出力保護方法
    であって、 前記フィールドプログラマブルアレイ内にコンフィグレ
    ーションされた回路で構成され、前記クロック信号を所
    定の分周比に基づいて分周した分周クロック信号を生成
    するクロック分周工程と、 前記フィールドプログラマブルアレイが正常にコンフィ
    グレーションされて動作しているか否かを、前記分周ク
    ロック信号の信号状態に基づいて監視すると共に、前記
    分周クロック信号または前記クロック信号に基づいてク
    ロック断を検出したときに前記フィールドプログラマブ
    ルアレイからの出力を無効にする論理値のバッファ制御
    信号を出力し、前記分周クロック信号または前記クロッ
    ク信号が前記コンフィグレーションに基づいて正常に生
    成されていることを検出したときに前記フィールドプロ
    グラマブルアレイからの出力を有効にする論理値のバッ
    ファ制御信号を出力するクロック断検出工程と、 前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィールド
    プログラマブルアレイからの出力を外部に伝達するか否
    かを選択するゲート工程を有することを特徴とする出力
    保護方法。
  14. 【請求項14】 フィールドプログラマブルアレイの動
    作を監視し、フィールドプログラマブルアレイの異常動
    作時にフィールドプログラマブルアレイからの出力を無
    効にする出力保護方法であって、 前記フィールドプログラマブルアレイ内にコンフィグレ
    ーションされた回路で構成される監視対象工程と、 前記フィールドプログラマブルアレイが正常にコンフィ
    グレーションされて動作しているか否かを、前記監視対
    象工程が生成する信号に基づいて監視すると共に、当該
    監視対象工程が生成する信号が所望の信号と異なってい
    ることを検出したときに前記フィールドプログラマブル
    アレイからの出力を無効にする論理値のバッファ制御信
    号を出力し、当該監視対象工程が生成する信号が所望の
    信号と一致することを検出したときに前記フィールドプ
    ログラマブルアレイからの出力を有効にする論理値のバ
    ッファ制御信号を出力する監視工程と、 前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィールド
    プログラマブルアレイからの出力を外部に伝達するか否
    かを選択するゲート工程を有することを特徴とする出力
    保護方法。
  15. 【請求項15】 フィールドプログラマブルアレイの動
    作を監視し、フィールドプログラマブルアレイの異常動
    作時にフィールドプログラマブルアレイからの出力を無
    効にする出力保護方法であって、 前記フィールドプログラマブルアレイ内にコンフィグレ
    ーションされた回路で構成され、外部から与えられるク
    ロック信号に基づいてクロック信号を所定の分周比に基
    づいて分周した分周クロック信号を生成するクロック分
    周工程と、 前記フィールドプログラマブルアレイが正常にコンフィ
    グレーションされて動作しているか否かを、前記分周ク
    ロック信号の信号状態に基づいて監視すると共に、前記
    分周クロック信号または前記クロック信号に基づいてク
    ロック断を検出したときに前記フィールドプログラマブ
    ルアレイからの出力を無効にする論理値のバッファ制御
    信号を出力し、前記分周クロック信号または前記クロッ
    ク信号が前記コンフィグレーションに基づいて正常に生
    成されていることを検出したときに前記フィールドプロ
    グラマブルアレイからの出力を有効にする論理値のバッ
    ファ制御信号を出力するクロック断検出工程と、 前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィールド
    プログラマブルアレイからの出力を外部に伝達するか否
    かを選択するゲート工程を有することを特徴とする出力
    保護方法。
  16. 【請求項16】 フィールドプログラマブルアレイの動
    作を監視し、フィールドプログラマブルアレイの異常動
    作時にフィールドプログラマブルアレイからの出力を無
    効にする出力保護方法であって、 前記フィールドプログラマブルアレイ内にコンフィグレ
    ーションされた回路で構成され、外部から与えられるク
    ロック信号に基づいてクロック信号を所定の分周比に基
    づいて分周した分周クロック信号を生成するクロック分
    周回路と、 前記フィールドプログラマブルアレイが正常にコンフィ
    グレーションされて動作しているか否かを、前記分周ク
    ロック信号の信号状態に基づいて監視すると共に、前記
    分周クロック信号または前記クロック信号に基づいてク
    ロック断を検出したときに前記フィールドプログラマブ
    ルアレイからの出力を無効にする論理値のバッファ制御
    信号を出力し、前記分周クロック信号または前記クロッ
    ク信号が前記コンフィグレーションに基づいて正常に生
    成されていることを検出したときに前記フィールドプロ
    グラマブルアレイからの出力を有効にする論理値のバッ
    ファ制御信号を出力するクロック断検出回路と、 前記バッファ制御信号の論理値に応じて前記フィールド
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