JP2972643B2 - 無線サイレン吹鳴システム - Google Patents

無線サイレン吹鳴システム

Info

Publication number
JP2972643B2
JP2972643B2 JP9107387A JP10738797A JP2972643B2 JP 2972643 B2 JP2972643 B2 JP 2972643B2 JP 9107387 A JP9107387 A JP 9107387A JP 10738797 A JP10738797 A JP 10738797A JP 2972643 B2 JP2972643 B2 JP 2972643B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
siren
sounding
signal
transmitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9107387A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10302185A (ja
Inventor
伸介 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Mobile Communications Ltd
Priority to JP9107387A priority Critical patent/JP2972643B2/ja
Publication of JPH10302185A publication Critical patent/JPH10302185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2972643B2 publication Critical patent/JP2972643B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線サイレン吹鳴シ
ステムに関し、特に防災,ダム放流等のサイレンによる
警報を行う無線サイレン吹鳴システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の無線サイレン吹鳴システ
ムについて図面を参照して説明する。
【0003】図4は従来の無線サイレン吹鳴システムの
一例を示すブロック図である。
【0004】図4において、この従来例は、特開昭63
−36623公報の開示内容を示し、親局102からサ
イレン106を駆動させるサイレンの吹鳴信号が無線回
線を介して発信されると、子局の無線サイレン吹鳴装置
の制御装置103は送受信装置101から出力される信
号に基づいてモータ起動装置104を動作させ、継電装
置105をONにする。これにより、サイレン106に
はモータ用電源が供給され、そのサイレン106にはモ
ータ用電源が供給され、そのサイレン106が吹鳴す
る。
【0005】この時、マイクロホン107はサイレン1
06の音響を検出し、その音響を電気信号に変換して検
出部108に出力する。検出部108は周囲の騒音、雑
音等をカットし、サイレン106の音響の基本周波数を
得て、検波する。さらに、検出部108は最初に検波し
た信号もしくはサイレンの起動信号によりFF回路10
8eをセットする。FF回路108eのセットは、例え
ば、検波部108よりの検波信号にてワンショットマル
チ回路を起動させ、所定時間後に出力されるワンショッ
トマルチ回路からのパルスと検出部108からの検波信
号との論理積にてFF回路108eをセットする。この
セットはこれはサイレン106が吹鳴した事を記憶す
る。また、このFF回路108eに代えて、後述する親
局がサイレン106の吹鳴を確認するまでの間、一定時
間パルスを出力するワンショット回路を用いてもよい。
【0006】ここで、親局102は送受信部102bを
介してサイレン106が吹鳴したかの確認信号を子局に
送信する。子局の無線サイレン吹鳴装置の送受信装置1
01はその確認信号を受信して制御装置103に出力す
る。制御装置103はその確認信号を入力するととも
に、FF回路108eの状態を検知する。もし、FF回
路108eがセットされている場合には、制御装置10
3はサイレン106が確実に吹鳴していると言うアンサ
ー信号を送受信装置101を介して親局102に送信す
る。また、FF回路108eがリセットされている場合
には、制御装置103は送受信装置101からなんら信
号を出力しない。したがって、親局112から確認信号
を送信したにもかかわらずアンサー信号が返信されてこ
ないので、サイレン106が雨、雪等の自然環境の影
響、あるいはブレーカの作動により吹鳴しない場合の確
認をすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来の無線サイレ
ン吹鳴システムでは、親局からサイレンを吹鳴させる吹
鳴信号が無線回線を介して発信されると、子局の無線サ
イレン吹鳴装置の制御装置が親局から送信された吹鳴信
号に基づいてサイレンを吹鳴するようになっているの
で、もし、例えば、親局から送信する吹鳴信号と同一周
波数の信号が不明の局から発信されて子局で受信する
と、その吹鳴信号には子局の番号や、親局の発信時刻等
がないため、子局で親局の発信した吹鳴信号がどうかを
確認することができず、誤ってサイレンを吹鳴させる場
合があるという問題点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の無線サイレン吹
鳴システムは、防災やダム放流等の監視拠点に設置され
た親局と、この親局から無線で送信された情報を基にし
てサイレンを吹鳴する複数の子局とから成り、前記親局
はGPS衛星からの第1の時間情報を受信する第1のG
PS受信手段と、異常の種類に対応するサイレンパター
ンのコード並びに前記第1のGPS受信手段で受信した
第1の時間情報とからなるサイレン吹鳴制御情報を無線
で前記複数の子局へ送信する送信手段とを備え、前記複
数の子局のそれぞれは前記GPS衛星からの第2の時間
情報を受信する第2のGPS受信手段と、前記親局から
の前記サイレン吹鳴制御情報を前記無線で受信する警報
受信手段と、受信した前記サイレン吹鳴制御情報の分析
の結果自局に対するものであり且つ前記第2のGPS受
信手段で受信した第2の時間情報と前記受信したサイレ
ン吹鳴制御情報内の前記第1の時間情報との差が予め定
められた差内であると前記サイレン吹鳴制御情報情報内
のサイレンパターンコードに従ってサイレンを吹鳴する
サイレン吹鳴手段とを備えている。
【0009】本発明の無線サイレン吹鳴システムは、親
局と、この親局からの情報を無線で受信する複数の子局
とから成り、前記親局はGPS衛星より年,月,日,時
間の情報を得るための第1のGPS受信機と、サイレン
を吹鳴させる子局,サイレンの吹鳴パターンを指定及び
その内容信号を送出するサイレン吹鳴親局制御装置と、
このサイレン吹鳴親局制御装置からの前記指定及び内容
信号に前記第1のGPS受信機で得た前記GPS衛星か
らの年月日時間情報を付加する日時付加装置と、この日
時付加装置にて年月日時間の情報に付加された前記サイ
レン吹鳴親局制御装置からの前記指定及び内容信号を電
波として送信する第1の無線機とを有し、前記複数の子
局のそれぞれは、前記親局の前記第1の無線機から送信
された電波を受信して前記親局の前記日時付加装置にて
作成された前記指定及び内容信号を送出する第2の無線
機と、前記GPS衛星より年,月,日,時間の情報を得
るための第2のGPS受信機と、この第2のGPS受信
機で得た年,月,日,時間情報と前記第2の無線機から
送出された前記指定及び内容信号に付加された年,月,
日,時間情報との照合を行い新しい指定信号であるか/
ないかを判断し新しい指定信号である場合サイレン吹鳴
子局制御装置へ前記新しい指定信号を送出する日時照合
装置と、この日時照合装置からの指定信号を受信・検出
し、自局がサイレン吹鳴を行う/行わないの判断をし自
局で行う場合には吹鳴パターン制御信号をサイレン吹鳴
装置へ送出する前記サイレン吹鳴子局制御装置と、この
サイレン吹鳴子局制御装置からのサイレン吹鳴パターン
制御信号を基にサイレンを吹鳴する前記サイレン吹鳴装
置とを有している。
【0010】本発明の無線サイレン吹鳴システムは、防
災やダム放流等の監視拠点に配置された複数の送受信局
からなり、前記複数の送受信はそれぞれGPS衛星より
時間情報を受信するGPS受信手段と、自局が異常発生
検出発見点となると発信局となって他の送受信局全て又
は通報すべき送受信局の番号および異常の種類に対応す
るサイレンパターンコード並びに前記GPS受信手段で
受信した第1の時間とからなるサイレン吹鳴制御情報を
無線で送信し、自局が受信局の状態では前記GPS手段
で受信した第2の時間情報と発信局からの受信した前記
第1の時間情報との差及び前記発信局からの受信した前
記サイレン吹鳴制御情報を分析する情報送受信手段と、
自局が受信局状態の場合に前記受信した前記サイレン吹
鳴制御情報の分析の結果が自局に対する情報であること
を前記情報送受信手段から受信すると受信した情報の内
容に従ってサイレンを吹鳴するサイレン吹鳴手段とを備
えている。
【0011】本発明のサイレン吹鳴システムは、複数の
送受信局から成り、前記複数の送受信局はそれぞれGP
S衛星より年,月,時間の情報を得るGPS受信機と、
自局が発信局となった場合には他の送受信局に一斉にサ
イレンを吹鳴させるか又はサイレンの吹鳴させる特定の
送受信局,サイレンの吹鳴パターンを指定及びその内容
信号を送出し、前記自局が受信局の場合には前記自局で
サイレン吹鳴を行う/行わないの判断し自局で行う場合
には吹鳴パターン制御信号をサイレン吹鳴装置へ送出す
るサイレン吹鳴制御装置と、前記自局が発信局となった
場合に前記サイレン吹鳴制御装置からの前記指定及び内
容に前記GPS受信機からの年,月,日,時間情報を付
加して送出し、前記自局が受信局ならば前記GPS受信
機で得た年,月,日,時間情報と無線機からの年,月,
日時間情報との照合を行い新しい指定信号であるか/な
いかを判断し、新しい指定信号である場合には前記サイ
レン吹鳴制御装置へ新しい指定信号を送出する日時付加
・照合装置と、前記自局が発信局の場合にはこの日時付
加・照合装置から送出された信号を受信すると前記自局
が発信局となってその信号を送信し、前記自局が受信局
の場合には発信局から送られた制御信号を受信して前記
日時付加・照合装置へ送出する前記無線機と、前記自局
が受信局の場合には前記サイレン吹鳴制御装置からの前
記サイレン吹鳴パターン制御信号を基にサイレンを吹鳴
するサイレン吹鳴装置と、発信局の番号を表示する表示
装置とを有している。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施の形態を示し、
(a)は親局を示すブロック図、(b)は、子局を示す
ブロック図、図2は本発明の第1の実施の形態における
親局から子局へのサイレン吹鳴パターン信号の伝達を示
す図である。
【0014】図1において、本第1の実施の形態は親局
1と子局2とから成り、親局1はGPS衛星より年,
月,日,時間(何時,何分,何秒)の情報を得るための
GPS受信機11と、サイレンを吹鳴させる子局,サイ
レンの吹鳴パターンを指定及びその内容信号送出するサ
イレン吹鳴親局制御装置12と、サイレン吹鳴親局制御
装置12からの各指定内容信号にGPS受信機11で得
たGPS衛星からの年月日時間情報を付加する日時付加
装置13と、日時付加装置13にて年月日時間の情報に
付加されたサイレン吹鳴親局制御装置12からの各指定
内容信号を電波として送信する無線機14とから構成さ
れている。
【0015】子局2は、親局1の無線機14から送信さ
れた電波を受信し親局1の日時付加装置13にて作成さ
れた各指定信号を送出する無線機21と、親局1のGP
S受信機11と同様にGPS衛星より年,月,日,時間
(何時,何分,何秒)の情報を得るためのGPS受信機
23と、GPS受信機23で得た年,月,日,時間情報
と無線機21から送出された各指定信号に付加されてい
る年,月,日,時間情報との照合を行い新しい指定信号
であるか/ないかを判断し新しい指定信号である場合サ
イレン吹鳴子局制御装置24へ指定信号を送出する日時
照合装置22と、日時照合装置22からの指定信号を受
信・検出し、自局がサイレン吹鳴を行う/行わないの判
断及び行う場合には、吹鳴パターン制御信号をサイレン
吹鳴装置25へ送出するサイレン吹鳴子局制御装置24
と、サイレン吹鳴子局制御装置24からの吹鳴パターン
制御信号を基にサイレンを吹鳴するサイレン吹鳴装置2
5とから構成されている。
【0016】次に、本第1の形態の動作について図1、
図2を参照して説明する。
【0017】親局1はGPS受信機11によりGPS衛
星からの信号を受信し、常に変化する情報として、年,
月,日,時間(何時,何分,何秒)情報103をえる。
【0018】サイレン吹鳴親局制御装置12にて指定さ
れて送出される子局指定No信号101,吹鳴パターン
指定信号102に、GPS受信機11にて得たGPS衛
星からの年,月,日,時間情報103を常に変化のある
信号として日時付加装置13により付加する。
【0019】日時付加装置13にて作られた子局指定N
o信号101,吹鳴パターン信号102及び,年,月,
日,時間,情報103の組合せられた信号は、無線機1
4により指定の電波で送信される。
【0020】子局2は親局1の無線機14より送信され
た指定の電波を、無線機21にて受信した子局指定No
信号101,吹鳴パターン信号102及び年,月,日,
時間情報103の組合せ信号を検出し、日時照合装置2
2へ送出する。
【0021】日時照合装置22は、子局2のGPS受信
機23にて親局1のGPS受信機14と同様に、GPS
衛星から得られる常に変化のある年,月,日,時間(何
時,何分,何秒)情報203を無線機21にて受信し、
検出・送出された子局指定No信号101,吹鳴パター
ン信号102及び年,月,日,時間情報103の組合せ
信号のうちの年,月,日,時間(何時,何分,何秒)情
報103を照合し、同一内容、または予め定められた±
t秒の違いであれば、サイレン吹鳴子局制御装置24へ
子局指定No信号101,吹鳴パターン信号102を送
出する。±t秒の値については、親局1の日時付加装置
13にて年,月,日,時間情報103が付加されている
から、子局2の日時照合装置:22にて年,月,日,時
間情報103と年,月,日,時間情報203とが照合判
断されるまでの時間の内最も遅延のある子局に合せて設
定されたものとする。
【0022】年月日時間情報103と、年月日時間情報
203とを照合し、何年,何月,何日はもちろんのこと
±t秒以上の違いがあった場合は、日時照合装置22か
ら、サイレン吹鳴子局制御24へは子局指定No信号1
01,吹鳴パターン信号102が送出されないものとす
る。
【0023】日時照合装置22にて照合のうえ、サイレ
ン吹鳴子局制御装置24は送出された子局指定No信号
101,吹鳴パターン信号102はサイレン吹鳴子局制
御装置24にて、子局指定No信号101が、自分の子
局Noを指定しているか/いないかを判断のうえ自分の
子局Noを指定している内容であれば吹鳴パターン信号
102の内容に伴うサイレン吹鳴の制御指示をサイレン
吹鳴装置25に対して行い、サイレン吹鳴装置25は指
定された吹鳴パターンでサイレンの吹鳴を行う。
【0024】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0025】図3は本発明の第2の実施の形態における
送受信局を示すブロック図である。
【0026】図3において、本発明の第2の実施の形態
における送受信局3は、GPS衛星より年,月,日,時
間の情報を得るGPS受信機33と、自局が発信局とな
った場合には他の送受信局に一斉にサイレンを吹鳴させ
るか又はサイレンの吹鳴させる特定の送受信局,サイレ
ンの吹鳴パターンを指定及びその内容信号を送出し、自
局が受信局の場合には自局でサイレン吹鳴を行う/行わ
ないの判断し自局で行う場合には吹鳴パターン制御信号
をサイレン吹鳴装置35へ送出するサイレン吹鳴制御装
置34と、自局が発信局となった場合にサイレン吹鳴制
御装置34からの指定及び内容信号にGPS受信機33
からの年,月,日,時間情報を付加して送出し、自局が
受信局ならばGPS受信機33で得た年,月,日,時間
情報と無線機31からの年,月,日,時間情報との照合
を行い新しい指定信号であるか/ないかを判断し新しい
指定信号である場合にはサイレン吹鳴制御装置34へ新
しい指定信号を送出する日時付加・照合装置32と、自
局が発信局の場合には日時,付加,照合装置32から送
出された信号を受信すると自局が発信局となってその信
号を送信し、自局が受信局の場合には発信局から送られ
た制御信号を受信して日時付加,照合装置32へ送出す
る無線機31と、自局が受信局の場合にはサイレン吹鳴
制御装置34からのサイレン吹鳴パターン制御信号を基
にサイレンを吹鳴するサイレン吹鳴装置35と、発信局
の番号を表示装置36とを有している。
【0027】次に、本第2の実施の形態の動作について
説明する。
【0028】本第2の実施の形態は複数の送受信局3か
ら有り、この送受信局3も事件発生検出局が親局となり
得るシステムとなっている。
【0029】本第2の実施の形態では、全ての送受信局
3は初期状態では受信局の状態となっている。即ち、事
件発生を検出した送信局3はその時点で親局となり、他
の送受信局3は全て子局となる。
【0030】この場合、親局となる送受信局3は、第1
の実施の形態における親局1となる。即ち送受信局3の
日時付加・照合装置32は親局1の日時付加装置13と
同様なり、サイレン吹鳴制御装置34はサイレン吹鳴親
局制御装置12と同等な機能となる。
【0031】また他の送受信局3の日時付加・照合装置
32は子局2の日時照合装置22と同等な機能となり、
サイレン吹鳴制御装置34は子局2のサイレン吹鳴子局
制御装置24と同様な機能となる。
【0032】親局となる送受信局3は図1に示す親局3
と同等な動作を行い、子局となる送受信局3は図1に示
す子局2と同等等な動作を行うので、本第2の実施の形
態での動作説明は省略する。
【0033】第1の実施の形態と異なる点は、親局(発
信局)となる送受信局3は発信時に自局の番号も付加す
る点が第1の実施の形態の場合と異なり、また、子局
(受信局)となる送受信局3は発信局の番号を表示装置
36に表示して、どの送受信局3が発信局となったかが
判るようにしてある。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、防災やダ
ム放流等の監視拠点に設置された親局と、この親局から
無線で送信された情報を基にしてサイレンを吹鳴する複
数の子局とから成り、親局はGPS衛星からの第1の時
間情報を受信する第1のGPS受信手段と、異常発生時
に通報すべき子局の番号及び異常の種類に対応するサイ
レンパターンのコード並びに第1のGPS受信手段で受
信した第1の時間情報とからなるサイレン吹鳴制御情報
を無線で複数の子局へ送信する送信手段とを備え、複数
の子局のそれぞれはGPS衛星からの第2の時間情報を
受信する第2のGPS受信手段と、親局からのサイレン
吹鳴制御情報を無線で受信する警報受信手段と、受信し
たサイレン吹鳴制御情報の分析の結果自局に対するもの
であり且つ第2のGPS受信手段で受信した第2の時間
情報と受信したサイレン吹鳴制御情報内の第1の時間情
報との差が予め定められた差内であるとサイレン吹鳴制
御情報部のサイレンパターンコードに従ってサイレンを
吹鳴するサイレン吹鳴手段とを備えることにより、子局
が例えば他の不明局から親局が発信する同じ周波数の電
波を受信しても、子局の指定信号や発信年,月,日,時
間情報が含まれていなければ、正規の信号ではないと確
認できるので、誤ってサイレンを吹鳴することを防止す
ることができる効果がある。
【0035】また、親局及び子局が共に同じGPS衛星
から年,月,日,時間情報を受信しているので、年,
月,日,時間にくるいがなく、子局でサイレンを吹鳴す
ることができる効果がある。
【0036】さらに、このシステムに無関係の送受信装
置によって、親局からの電源を傍受して、受信内容を録
音してから、その録音内容を親局と同じ周波数で送信し
ても、その送信時間と子局が常時GPS衛星から受信し
ている時間との差が予め設定されている時差以上になる
ので、子局で誤った信号を識別し、誤ったサイレンの吹
鳴を防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、(a)は親
局を示すブロック図、(b)は子局を示すブロック図で
ある。
【図2】本第1の実施の形態における親局から子局への
サイレン吹鳴パターン信号の伝達を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態における送受信局を
示すブロック図である。
【図4】従来の無線サイレン吹鳴システムの一例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 親局 2 子局 3 送受信局 11 GPS受信機 12 サイレン吹鳴親局制御装置 13 日時付加装置 14 無線機 21 無線機 22 日時照合装置 23 GPS受信機 24 サイレン吹鳴子局制御装置 25 サイレン吹鳴装置 31 無線機 32 日時付加・照合装置 33 GPS受信機 34 サイレン吹鳴制御装置 35 サイレン吹鳴装置 36 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 25/10 G08B 21/00 H04H 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防災やダム放流等の監視拠点に設置され
    た親局と、この親局から無線で送信された情報を基にし
    てサイレンを吹鳴する複数の子局とから成り、 前記親局はGPS衛星からの第1の時間情報を受信する
    第1のGPS受信手段と、異常の種類に対応するサイレ
    ンパターンのコード並びに前記第1のGPS受信手段で
    受信した第1の時間情報とからなるサイレン吹鳴制御情
    報を無線で前記複数の子局へ送信する送信手段とを備え
    ることを特徴とする無線サイレン吹鳴システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の子局のそれぞれは前記GPS
    衛星からの第2の時間情報を受信する第2のGPS受信
    手段と、前記親局からの前記サイレン吹鳴制御情報を前
    記無線で受信する警報受信手段と、受信した前記サイレ
    ン吹鳴制御情報の分析の結果自局に対するものであり且
    つ前記第2のGPS受信手段で受信した第2の時間情報
    と前記受信したサイレン吹鳴制御情報内の前記第1の時
    間情報との差が予め定められた差内であると前記サイレ
    ン吹鳴制御情報情報内のサイレンパターンコードに従っ
    てサイレンを吹鳴するサイレン吹鳴手段とを備えること
    を特徴とする請求項1記載の無線サイレン吹鳴システ
    ム。
  3. 【請求項3】 親局と、この親局からの情報を無線で受
    信する複数の子局とから成り前記親局はGPS衛星より
    年,月,日,時間の情報を得るための第1のGPS受信
    機と、サイレンを吹鳴させる子局,サイレンの吹鳴パタ
    ーンを指定及びその内容信号を送出するサイレン吹鳴親
    局制御装置と、このサイレン吹鳴親局制御装置からの前
    記指定及び内容信号に前記第1のGPS受信機で得た前
    記GPS衛星からの年月日時間情報を付加する日時付加
    装置と、この日時付加装置にて年月日時間の情報に付加
    された前記サイレン吹鳴親局制御装置からの前記指定及
    び内容信号を電波として送信する第1の無線機とを有す
    ることを特徴とする無線サイレン吹鳴システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の子局のそれぞれは、前記親局
    の前記第1の無線機から送信された電波を受信して前記
    親局の前記日時付加装置にて作成された前記指定及び内
    容信号を送出する第2の無線機と、前記GPS衛星より
    年,月,日,時間の情報を得るための第2のGPS受信
    機と、この第2のGPS受信機で得た年,月,日,時間
    情報と前記第2の無線機から送出された前記指定及び内
    容信号に付加されている年,月,日,時間情報との照合
    を行い新しい指定信号であるか/ないかを判断し新しい
    指定信号である場合サイレン吹鳴子局制御装置へ前記新
    しい指定信号を送出する日時照合装置と、この日時照合
    装置からの指定信号を受信・検出し、自局がサイレン吹
    鳴を行う/行わないの判断をし自局で行う場合には吹鳴
    パターン制御信号をサイレン吹鳴装置へ送出する前記サ
    イレン吹鳴子局制御装置と、このサイレン吹鳴子局制御
    装置からのサイレン吹鳴パターン制御信号を基にサイレ
    ンを吹鳴する前記サイレン吹鳴装置とを有することを特
    徴とする請求項3記載の無線サイレン吹鳴システム。
  5. 【請求項5】 防災やダム放流等の監視拠点に配置され
    た複数の送受信局からなり、前記複数の送受信はそれぞ
    れGPS衛星より時間情報を受信するGPS受信手段
    と、自局が異常発生検出発見点となると発信局となって
    他の送受信局全て又は通報すべき送受信局の番号および
    異常の種類に対応するサイレンパターンコード並びに前
    記GPS受信手段で受信した第1の時間とからなるサイ
    レン吹鳴制御情報を無線で送信し、自局が受信局の状態
    では前記GPS手段で受信した第2の時間情報と発信局
    からの受信した前記第1の時間情報との差及び前記発信
    局からの受信した前記サイレン吹鳴制御情報を分析する
    情報送受信手段と、自局が受信局状態の場合に前記受信
    した前記サイレン吹鳴制御情報の分析の結果が自局に対
    する情報であることを前記情報送受信手段から受信する
    と受信した情報の内容に従ってサイレンを吹鳴するサイ
    レン吹鳴手段とを備えることを特徴とする無線サイレン
    吹鳴システム。
  6. 【請求項6】 複数の送受信局から成り、前記複数の送
    受信局はそれぞれGPS衛星より年,月,時間の情報を
    得るGPS受信機と、自局が発信局となった場合には他
    の送受信局に一斉にサイレンを吹鳴させるか又はサイレ
    ンの吹鳴させる特定の送受信局,サイレンの吹鳴パター
    ンを指定及びその内容信号を送出し、前記自局が受信局
    の場合には前記自局でサイレン吹鳴を行う/行わないの
    判断し自局で行う場合には吹鳴パターン制御信号をサイ
    レン吹鳴装置へ送出するサイレン吹鳴制御装置と、前記
    自局が発信局となった場合に前記サイレン吹鳴制御装置
    からの前記指定及び内容に前記GPS受信機からの年,
    月,日,時間情報を付加して送出し、前記自局が受信局
    ならば前記GPS受信機で得た年,月,日,時間情報と
    無線機からの年,月,日時間情報との照合を行い新しい
    指定信号であるか/ないかを判断し、新しい指定信号で
    ある場合には前記サイレン吹鳴制御装置へ新しい指定信
    号を送出する日時付加・照合装置と、前記自局が発信局
    の場合にはこの日時付加・照合装置から送出された信号
    を受信すると前記自局が発信局となってその信号を送信
    し、前記自局が受信局の場合には発信局から送られた制
    御信号を受信して前記日時付加,照合装置へ送出する前
    記無線機と、前記自局が受信局の場合には前記サイレン
    吹鳴制御装置からの前記サイレン吹鳴パターン制御信号
    を基にサイレンを吹鳴するサイレン吹鳴装置と、発信局
    の番号を表示する表示装置とを有することを特徴とする
    無線サイレン吹鳴システム。
JP9107387A 1997-04-24 1997-04-24 無線サイレン吹鳴システム Expired - Fee Related JP2972643B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9107387A JP2972643B2 (ja) 1997-04-24 1997-04-24 無線サイレン吹鳴システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9107387A JP2972643B2 (ja) 1997-04-24 1997-04-24 無線サイレン吹鳴システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10302185A JPH10302185A (ja) 1998-11-13
JP2972643B2 true JP2972643B2 (ja) 1999-11-08

Family

ID=14457849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9107387A Expired - Fee Related JP2972643B2 (ja) 1997-04-24 1997-04-24 無線サイレン吹鳴システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2972643B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3699824B2 (ja) * 1998-05-29 2005-09-28 株式会社東芝 放流警報システム、及び放流警報装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10302185A (ja) 1998-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4754261A (en) Security system
US4777474A (en) Alarm system for the hearing impaired
US8330589B2 (en) Dog bark door bell notification and personal protection system
JP2005038401A (ja) 警報器及び警報システム
KR19990080778A (ko) 화재경보 무선 송수신장치 및 그 제어방법
JP2972643B2 (ja) 無線サイレン吹鳴システム
KR101604129B1 (ko) 옥내용 경보 방송 시스템 및 그 방법
JP2000242869A (ja) 発報試験機能を備えた火災報知システム
JPH07230593A (ja) 火災警報装置の地区音響装置
JP2802241B2 (ja) 防災監視装置
JP3012548B2 (ja) 屋外拡声装置を利用した通報システム
JP3236723B2 (ja) 防災監視装置
JPH02162137A (ja) 異常通報装置
JPH11272966A (ja) 自動火災報知システム
JP3028137B2 (ja) ワイヤレス試験機能を有したセキュリティー監視システム
JP3049034B1 (ja) 市町村防災無線緊急システム
JP4756798B2 (ja) 防災受信機
JP3299666B2 (ja) 市町村防災行政無線固定系システムとそれにおける吹鳴方法
JP2918316B2 (ja) メッセージ受信漏れ検出方法
JP2912280B2 (ja) サイレン吹鳴子局選局方式
JPH1173587A (ja) 音声警報システム
JPS6318730A (ja) 受信機
JPH0935150A (ja) 車両盗難警報装置
JPH0580141A (ja) 電波信号の発信及び受信を通じて行う移動体の監視方法
JPH05164832A (ja) ロランcによる移動体の位置検定方法,位置検定装置,位置検定システム及び移動体のセキュリティーシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990803

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070827

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees