JP2972431B2 - 音響発生装置 - Google Patents

音響発生装置

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JP2972431B2
JP2972431B2 JP4054506A JP5450692A JP2972431B2 JP 2972431 B2 JP2972431 B2 JP 2972431B2 JP 4054506 A JP4054506 A JP 4054506A JP 5450692 A JP5450692 A JP 5450692A JP 2972431 B2 JP2972431 B2 JP 2972431B2
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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B3/00Audible signalling systems; Audible personal calling systems
    • G08B3/10Audible signalling systems; Audible personal calling systems using electric transmission; using electromagnetic transmission
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R27/00Public address systems

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本願発明は公園や交差点等に設置する音響
発生装置に関するものであり、詳しくは周辺の騒音度、
湿度、温度、明るさ等の条件に合わせて、発生する音の
音量、音色(自然音も含む)、曲目、演奏テンポ等を制
御するものである。また、それと同時に前記環境情報と
時間情報とを利用して電気照明の制御を行なうものであ
る。
【従来の技術】
【0002】従来の公共施設における音響発生装置は公
けに知らしめることをその使命としていた。例えば交差
点における信号(赤・青)に対応して異なる曲目を演奏
し、信号を見なくても「赤」か「青」かを知ることがで
きた。また、学校や公園に設置された音響施設等も定期
的に自動演奏を行なうものがあった。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかしながら、このような音響発生施設で
演奏されるのは常に決まった曲目を決まったテンポ、決
まった音量、決まった音色で発生するものであり、この
演奏を繰返し聞いていると人間は次第にこれを聞くこと
が苦痛になってくる。その原因は音量の大きさであった
り、あまりにも自然音からかけ離れた音色であったり、
あまりにデジタル的な演奏方法であったりする。
【0004】「単調な繰返し演奏」という点に関しては
一長一短であり、その効用も否定できないが、その時そ
の時の環境を考慮せずに単調な繰返し演奏を行なうと人
間はそれが苦痛となる。また、演奏にランダム性(ゆら
ぎ等)を取り入れて単調さをなくすのにも限界がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】本願発明は、公共施設の音響発生装置が常
に決まった曲目を決まったテンポ、決まった音量、決ま
った音色で発音することにより人間に与えているストレ
スをなくすことを目的としている。
【0006】そのために本願発明の音響発生装置は、そ
れを設置した場所の環境情報(騒音度、湿度、温度、明
るさ等)を入力して、環境情報に適合した音色(自然音
も含む)、音量、音程、曲目、発音スピード(演奏テン
ポ)にて発音するように制御している。また、その環境
情報と時間情報とを利用して電気照明の制御を行なって
いる。
【作用】
【0007】環境情報入力装置からは複数の騒音情報、
温度・湿度情報、複数の輝度情報が入力され、複数入力
を有する騒音と輝度についてはそれぞれ一つの情報にま
るめられる。コントローラは前記環境情報を定期的に受
け取り、それらの情報に基づき外部記憶装置に記憶され
ている各種条件表(または計算式)を参照して楽音を調
整するための各種調整データ(曲目調整、音色調整、音
量調整、テンポ調整、残響調整等)を得て、楽音発生用
LSIや音響効果用DSPの各種パラメータを制御し、
D/A変換の後にサンプルホールドして複数のスピーカ
から放音する。
【0008】そのとき、各スピーカから発生される音は
騒音情報、温度・湿度情報、輝度情報等によりその曲
目、音量、音程、テンポ、残響等が調整され、聞いてい
る人間に優しい音となる。
【実施例】
【0009】図1は本願発明のブロック図である。環境
情報検出装置10は騒音度、温度、湿度、明るさ等の環
境情報を繰返し検出し、デジタル情報としてマイクロコ
ントローラ(以下コントローラと呼ぶ)30に出力す
る。
【0010】時間情報発生装置20は水晶発振によるマ
スターCKから年月日と時間(年・日・時・分・秒)を
作成し、デジタル情報としてコントローラ30に出力す
る。
【0011】コントローラ30はCPU,ROM,RA
Mとそれらを有機的に連結するためのアドレスデコーダ
やゲート群(図示しない)からなり、前記環境情報と時
間情報と後述するタイマー状態とアナウンス要求信号を
デジタル入力して、後述の外部記憶装置から対応する音
色(自然音を含む)、音量、音程、曲目、テンポにて発
音を行なうように後段の楽音発生装置60、音響効果装
置70に信号出力する。また、電気照明駆動装置110
に対しても照明駆動信号を出力する。ROMには基本的
な作動プログラムが格納されており、後述する外部記憶
装置に記憶された各種表やデータに従って処理する。
【0012】タイマー40はプリセッタブルカウンタか
らなり、曲情報を演奏する時に時間データを管理するた
めに使用される。そのため、コントローラ30から送ら
れた演奏テンポに基づくプリセットデータをダウンカウ
ントして一定時間毎にコントローラ30に対して割込信
号(INT1)を出力する。コントローラ30はこの割
込信号を(4分音符/24)という時間情報として利用
する。
【0013】外部記憶装置50は例えばROMカード、
磁気カード、フロッピーディスク、カセットテープ、光
ディスクであり、季節(春夏秋冬)や年によってその内
容を変更することを前提に着脱可能な記憶装置として設
計されている。
【0014】この外部記憶装置50には騒音条件表、温
度・湿度条件表、輝度条件表等が記憶されており、それ
らの表の中に時間調整データ、音量調整データ、音色選
択データ、テンポ調整データ、音高調整データが複数記
憶されている。また、その他に複数の演奏曲データ(テ
ンポスピードを含む)も記憶されている。
【0015】楽音発生装置60は楽音発生用LSIと音
色データ記憶用DRAM1からなり、コントローラ30
から与えられた指示情報に基づき、時分割で16ポリフ
ォニック音を発生し、それを4つのスピーカに分割する
ための系列加算を行なう。これら4つのスピーカに配分
される系列楽音データはそれぞれ異なる楽音データを出
力する。例えばスピーカ1とスピーカ3とで小鳥の雄と
雌の鳴き分けさせたり、またスピーカ1,2,3,4の
順で汽車が移動しているように発音させたりする。
【0016】楽音発生装置60における発音のためのサ
ンプル出力レート(出力サンプリング周波数)は50K
Hzである。また、16音を同時発音可能(16チャン
ネル音源)であるから1音あたりの波形読出し処理は数
式1のような時間内に行なう。また、系列毎の処理は数
式2のような時間内に行なう。
【数1】
【数2】 従って後段の音響効果装置70も5マイクロ秒単位で一
つの系列演算を終了する。
【0017】音響効果装置70はデジタル・シグナル・
プロセッサ(以下DSPと呼ぶ)と時系列に4系列の楽
音データを順次記憶するDRAM2からなり、コントロ
ーラ30から与えられた指示情報に基づき前記楽音発生
装置60の出力する系列加算楽音信号A(i)に対し、
系列(i)毎に残響特性を付加した音響信号B(i)と
した後、その音響信号B(i)とアナウンス信号Xとの
ミキシングを行なってミキシング信号C(i)として出
力する。
【0018】D/A変換器80は前記音響効果装置70
の出力する4つのミキシング信号C(i)を時分割でア
ナログ信号に変換し、サンプルホールドして出力する。
アンプ・スピーカ90は前記サシプルホールドされたア
ナログ信号を増幅した後、それぞれのスピーカから放音
する。
【0019】アナウンス装置100は本願音響発生装置
に付属して利用され、定期的または緊急時に音響信号B
(i)の音量を絞って、変りにマイク入力されたアナウ
ンス信号Xをアンプ・スピーカ90に通して放音するも
のである。
【0020】このアナウンス装置100はマイク4、A
/D変換器、定期アナウンス要求スイツチ、緊急アナウ
ンス要求スイツチとからなり、それらの要求スイツチ信
号は前記コントローラ30の割込信号(INT2,IN
T3)となる。リバーブ効果回路とミキシング回路とは
1つのDSPによって時分割で演算制御されており、ミ
キシング回路では通常演奏時に数式3、定期アナウンス
時に数式4、緊急アナウンス時に数式5を利用して処理
される。これらの数式3〜5は固定されたものではな
く、環境情報(特に騒音情報)に基づき変更制御するこ
とも可能である。
【数3】
【数4】
【数5】
【0021】電気照明駆動装置110は本願音響発生装
置に付属して利用され、コントローラ30は時間情報と
輝度情報の双方を利用して夕方一定の輝度を失った時か
ら翌朝一定の輝度を得るまで、この電気照明駆動装置1
10に照明駆動信号を与える。
【0022】
【表1】 表1に環境情報に基づく音響制御情報並びに電気照明の
制御情報を示す。この表を参照すると午後20時から午
前4時までは環境情報に変化があっても音響信号は出力
せず、また電気照明は輝度に関係なく点灯状態となる。
【0023】表1の左方欄に記入された基本パターンは
外部記憶装置50に複数個設けられており、作動させる
日にち(TDregの内容)によりそのパターンを選択
可能とする。選択した基本パターンによって曲目やその
曲を演奏する音色が変わる。時間的な要素変更と小鳥や
カラスの種類変更は季節(春夏秋冬)による外部記憶素
子の入れ替え時に行なわれる。勿論、外部記憶素子の容
量を増やせば1年間の音響制御情報を全て一度に記憶す
ることも可能である。
【0024】表1によれば、4〜5時の間にて電気照明
が消灯されると共に音響信号の出力が開始され、18〜
19時の間にて電気照明が点灯されると共に音響信号の
出力が終了される。その正確な時間の決定には輝度情報
が利用される。
【0025】さらに、6〜17時の間は1時間おきに環
境情報に基づき選択された曲が5分間程度自動演奏され
る。勿論空いた時間に他の自動演奏や自然動物の鳴き声
を出力してもよい。原則として発音時間よりも無音時間
の方を多くするが、この無音時間の変りに常時(または
自動演奏や小鳥の鳴き声のない時)僅かな風切り音や波
の音を波形データから繰返し読み出してスピーカ出力す
ることも可能である。
【0026】表1によれば騒音度情報を用いて朝夕の作
動時間調整や演奏曲目の音量・残響調整を行ない、温度
・湿度情報を用いて小鳥の鳴き声の変化や演奏曲目の選
択・テンポ調整を行なう。また、輝度情報を用いて朝夕
の作動時間調整や音高調整を行なう。
【0027】但し、これらの環境情報と調整種類は何も
限定されるものではなく、任意に設定可能であることは
いうまでもない。また、電気照明の制御等も単なるオン
/オフではなく、輝度情報にあわせて照明の明るさを制
御することも可能である。
【0028】図2に音量/騒音度の制御データ表を示
す。これによると、騒音が小さいときは音量は相対的に
抑えられており、騒音が大きいときは音量は相対的に上
げられている。
【0029】図3に残響/騒音度の制御データ表を示
す。これによると、騒音が小さいときは残響を深くし、
騒音が大きいときは残響を浅くしている。
【0031】図4に選曲・テンポ/温度・湿度の制御デ
ータ表を示す。これによると、温度によって曲目の選択
にバイアスがかけられ、湿度によってテンポスピードの
調整が行なわれるようにした。この図4は音色コードの
バイアスをかけるのにも使用される。また、この制御デ
ータ表は曲目1〜12演奏に対して全て別々に用意され
ている。
【0032】図5に音高/輝度の制御データ表を示す。
これによると、雨や曇りの時は音程を半音から1音低く
演奏し、普通の薄曇りや晴れの時はプリセットされた音
程のままで演奏し、まぶしいばかりの快晴の時は音程を
半音から1音高く演奏するようにしている。
【0033】図6に環境情報に基づく音響制御または照
明制御のフローを示す。本願実施例の装置は設置後には
常時電源が投入されているが、設置時には初期設定とし
てステップ200のように、次の準備が必要である。
【0034】第1に時間情報発生回路の時間データを現
在値にプリセットする。これは作業員がマニュアルにて
行なう。その後時間情報発生装置20のプリセット回路
において、NHKラジオの時報を検波して毎日0時に自
動的に自動調整する。
【0035】第2に、後述する各騒音入力信号(マイク
1,2,3)と音響出力信号(スピーカ1,2,3,
4)のディレイ時間の測定(delayi0〜i3)、
信号減衰率(Ki0〜i3)の測定を行なう。iとはマ
イクの種類(i=1〜3)である。
【0036】ステップ201以下はメインルーチンであ
る。ステップ201にて時間情報を入力する。コントロ
ーラ30は時間情報発生装置20から時間情報を受ける
と、TDregに「日にち」、THregに「時間」、
TMregに「分」、TSregに「秒」を格納する。
【0037】ステップ202にて、TMreg=0且つ
TSreg=0であるかを調ベる。これは分と秒がゼロ
のタイミングを検出するためである。この変りにTHr
egの以前の内容を別レジスタに覚えておき、新たな時
間情報におけるTHregの内容と以前の内容とを比較
して変化を検出してもよい。TMreg=0且つTSr
eg=0であるとステップ203へ進み、そうでなけれ
ばステップ201に戻り新たに時間情報を入力する。
【0038】ステップ203にて午前0時であった場合
には、ステップ204にてTDregの内容に基づき環
境情報に基づく音響制御の基本パターンを選択する。そ
してステップ205にて電気照明をオン(点灯)してス
テップ201に戻る。
【0039】ステップ203にてTHregが0でなか
った場合は、ステップ206にてTHregが4以下で
あるか調べる。4以下ならば午前4時までは何も作動さ
せないのでそのままステップ201へ戻る。
【0040】THregが4よりも大きかった場合には
ステップ207に進み、THregは6以下であるか調
べる。6以下の場合には音響発生装置と電気照明の作動
時間の調整を行なう必要があるのでステップ208に進
み、輝度情報(CC)を入力する。ステップ209にて
輝度情報CCが一定値Z以上であったならばそろそろ明
るくなったと判断して本願の音響発生装置の作動を開始
するためステップ210に進む。
【0041】ステップ210に進むと『一番鶏』ルーチ
ンを呼び出す。このルーチンは『コケコッコー』と時間
をおいて3回発音するものである。このフローにおいて
は、ステップ210に到達する時間がまちまちである
が、電気照明とは無関係にステップ208に到達した時
点で『一番鶏』ルーチンを呼び出すようにしてもよい。
そうすれば毎朝4時に『コケコッコー』と鳴くようにな
る。
【0042】さらにステップ211に進み、電気照明を
オフ(消灯)する。さらにステップ212に進み、温度
・湿度情報(BB)を入力し、ステップ213にてその
BB情報に基づき小鳥の鳴き方を選択し、ステップ21
4にて『小鳥のさえずり』ルーチンを呼び出す。このル
ーチンは例えば雀ならば『チュンチュン』という鳴き声
をおいて5分程度ランダムに繰返す。それを終了すると
ステップ215に進む。
【0043】ここで小鳥の鳴き方とは『チュンチュン』
『チュチュン』『チチチ、チュン』というようなもの
で、音色の違いというよりも音色の発音タイミングの違
いを付けるものである。この違いは曲目情報の違いとし
て記憶される。つまり、『チュンチュン』や『チチチ、
チュン』というようなのも曲目の1シーケンスとして記
憶している。
【0044】ステップ215で時間情報を入力し、ステ
ップ216にて入力した時間情報TMreg=0且つT
Sreg=0であるかを調べる。これは分と秒がゼロの
タイミングを検出するためである。TMreg=0且つ
TSreg=0であるとステップ217へ進み、そうで
なければ、ステップ215に戻り新たに時間情報を入力
する。
【0045】ステップ217にてTHregの内容が1
7以下であれば、ステップ218へ進み騒音度情報(A
A)を算出する。この算出方法については後述する。そ
の後ステップ219にて騒音度情報(AA)を利用して
図2,図3を参照し、音量調整情報と残響調整情報を読
み出し、音量調整情報はAJVLregに、残響調整情
報はAJRVregに記憶する。
【0046】ステップ220にて温度・湿度情報(B
B)を入力し、ステップ221にてその(BB)情報と
時間情報(THregの内容)を利用して、まずTHr
egの時間に対応する大まかな選曲情報をSNGレジス
タに記憶し、次にBB情報から図4を参照してその大ま
かな選曲に対して0,1,2のパイアスをかけるための
調整情報を読み出してAJSGregに記憶する。さら
にBB情報から図4を参照してテンポスピードをプリセ
ットテンポに対してどの程度調整するかのテンポ調整情
報を読み出し、AJTMregに記憶する。
【0047】また、図4を利用して音色コードにバイア
スをかけて音色調整するデータも読み出し可能であり、
そのデータはAJTNレジスタに記憶される。
【0048】ステップ222にて輝度情報(CC)を入
力し、ステップ224にてその(CC)情報を利用して
図5を参照し、音高調整データを読み出してAJTRr
egに記憶する。
【0049】そして、前記選曲調整情報(AJSG)、
テンポ調整情報(AJTM)、音量調整情報(AJV
L)、残響調整情報(AJRV)、音色調整情報(AJ
TN)、音高調整情報(AJTR)に基づきステップ2
24にて『曲演奏』ルーチンを呼び出し、選択された曲
のパラメータ調整を行ないながら自動演奏する。この自
動演奏が終了するとステップ215に戻り約1時間後の
自動演奏に備える。
【0050】ステップ225では時間情報を入力し、ス
テップ226にて入力した時間情報TMreg=0且つ
TSreg=0であるかを調べる。これは分と秒がゼロ
のタイミングを検出するためである。TMreg=0且
つTSreg=0であるとステップ227へ進み、そう
でなければステップ225に戻り再び時間情報を入力す
る。
【0051】ステップ227にてTHregの内容が1
9以下であればステップ228に進み、輝度情報(C
C)を入力する。ステップ229にて輝度情報(CC)
が一定値Z未満であったならばそろそろ暗くなったと判
断してステップ230に進み、本願の音響発生装置の作
動を停止する。また、輝度情報(CC)が一定値Z未満
にならないときはステップ228に戻りもう一度輝度情
報を入力する。ここで、ステップ227にてTHreg
の内容が19よりも大きければ既に午後7時を過ぎたこ
とになるので、ステップ230に進み強制的に本願音響
装置の作動を停止すると共に電気照明をオン(点灯状
態)とする。
【0052】ステップ230では温度・湿度情報(B
B)を入力し、ステップ231にてBB情報に基づきカ
ラス(烏)の鳴き方を選択し、ステップ232にて『烏
の鳴き声』ルーチンを呼び出す。このルーチンは例えば
『カアーカアー』というという鳴き声を時間をおいて3
分程度繰返す。それを終了するとステップ233に進ん
で電気照明をオン(点灯)する。
【0053】そして、最後にステップ234にて『フク
ロウ』ルーチンを呼び出し、『ホウホウ』と10回程度
発音して本日の音響発生を全て終了する。この『フクロ
ウ』ルーチンも午後10時になると呼びだすようにして
もよい。そのためには、ステップ233のあとにTHr
egの内容が22になったか否かを検出するルーチンを
設ければよい。
【0054】小鳥の種類とは雀、鶯、鳩等の朝に鳴く動
物をいい、烏の種類とは烏、コウモリ、すずむし、蛙等
の夕方鳴く動物をいう。これらの鳴き声は全てPCMで
外部記憶装置50に記憶されており、必要に応じてDR
AM1に転送され発音される。
【0055】図7に騒音検出手段の一例を示す。この騒
音検出手段(例1)は環境情報検出装置10に含まれる
マイク1入力回路11とコントローラ30に含まれる平
均騒音算出部からなる。
【0056】図7は騒音度を検出するためにマイクを3
つ用意した。そして、各マイク毎にローパスフィルタで
高域をカットした後、10KHzのレートにて、サンプ
ルホールド回路にてアナログ値をホールドした状態でA
/D変換器を通してデジタル情報に変換される。
【0057】こうして得られたデジタル騒音情報はマイ
ク1,2,3ともそれぞれコントローラ30に送られる
と10KHzのレートで騒音信号としてラッチされる。
そしてコントローラ30が楽音発生を制御する際に作成
するマイクゲート信号を調べる。マイクゲート信号とは
本願のスピーカ0〜3から音響信号が出力されていると
きは“0”、出力されていないときは“1”を出力す
る。このマイクゲート信号が“0”であれば、前記ラッ
チされた騒音データは使用しないで捨てられる。マイク
ゲート信号が“1”であれば有効なデータとして利用さ
れ、1秒毎に更新される騒音ピーク値(図8のMAX)
に対してより大きいか否かを調べて大きければ騒音ピー
ク値(図8のMAX)を更新する。その騒音ピーク値は
過去60秒分と共に記憶され、その過去60秒分の騒音
ピーク値と共に移動平均値を算出する。この平均値は1
秒毎に新たな値が加わるので60秒間隔/1秒単位の移
動平均を取っていることになる。またマイクゲート信号
が“0”のために騒音入力が得られなかった1秒間に関
しては騒音ビーク値は0として記憶され、そのときのデ
ータは平均を算出するときにカットされる。
【0058】この移動平均を取られた騒音ピーク値はマ
イク1,2,3のそれぞれにおいて算出されるが、その
後それら3つのうち中間値をもつ騒音ピーク移動平均デ
ータをその時の騒音情報(AA)として利用する。こう
することにより、例えばマイク1の上に雀がとまり『チ
ュンチュク』とざえずり、まわりの環境以上の騒音とし
て検出された場合にはそのマイク1の情報が無視できる
し、マイク3がどこからか飛んできたビニールにより包
囲されて正確な騒音が検出できない場合にもそのマイク
3の情報が無視できる。
【0059】図8に、図7の騒音ピーク値を検出する方
法から3つの騒音ピーク移動平均データの中間データを
騒音情報(AA)として選択する方法のフローを示す。
【0060】ステップ300にて、一定時間(ここでは
1秒間)の最大騒音値を記憶するMAXregをクリア
する。ステップ301にて、今回の10000回のサン
プルの中でマイク入力が可能であったかどうかを覚えて
おくためのFLGregをクリアしておく。ステップ3
02にて、サンプル数を記憶するiregを10000
とする。ステップ303にて、10HKzのサンプリン
グに同期して騒音データを入力してDATregに格納
する。ステップ304にて、マイクゲート信号が1か調
べる。1であればこの騒音データが有効なため次のステ
ップ305に進むが、そうでなければステップ308に
飛ぶ。
【0061】ステップ305にて今回入力した騒音デー
タDATの絶対値[DAT]がそれまでの最大騒音デー
タMAXに等しいまたは大きいかを調べる。そうであれ
ば、ステップ306に進み、FLGreg=1として、
ステップ307にて今回の騒音データDATの絶対値
[DAT]をMAXregに格納する。ステップ308
にてiregの内容を−1する。ステップ309にてi
regの内容がゼロになったか調べる。ゼロになったな
らば、次のステップ310に進むが、そうでなければス
テップ303に戻り次の騒音データの入力を待つ。
【0062】ステップ310〜316は60分の最大騒
音データの内容(MM0〜MM59)を1レジスタずつ
シフトするものであり、そのシフトと同時に60個の中
で有効な最大騒音データが何個あったかをjregに記
憶している。
【0063】ステップ317にて今回の最大騒音データ
をMM0regに格納し、ステップ318にて今回の最
大騒音データが有効であるか否かをFF0regに格納
する。ステップ319にて今回の最大騒音データが有効
であるか否かを調べ、有効であればステップ319にて
jregの内容を+1する。そうでなければステップ3
21に飛ぶ。
【0064】ステップ321にてMM0〜MM59に格
納された60個の最大騒音データの内、有効なものの平
均を取り、その値を騒音情報(AA)とする。
【0065】輝度情報に関しても騒音情報と同様にして
複数の入力回路にてそれぞれデータの時間的な移動平均
をとったのちに算出する。温度・湿度情報はもっと簡単
な方法でも可能である。
【0066】図7の騒音検出手段(例1)においては、
騒音度の検出にあたり音響発生装置の4つのスピーカか
ら発する音量を相殺する必要があり、マイクゲート信号
を設けた。勿論反射音等もあるため、これだけでは正確
さは維持できないが実用上差し支えない。また、マイク
ゲート信号はスピーカからの音響出力がマイク入力にさ
ほど影響がない程度ならば“1”としてよい。
【0067】図9にスピーカ0〜3からの音響出力信号
とマイク1〜3からの騒音入力信号とマイクゲート信号
の関係を示す。信号(a)はスピーカ1から出力される
音響出力信号のである。信号(b)は騒音検出手段のマ
イク1の騒音入力信号である。信号(c)はコントロー
ラ30の作成するマイクゲート信号である。信号(d)
は (b)−delay(a)によりマイク入力信号か
ら音響出力信号分をデジタル的に相殺した信号である。
【0068】図10に前記図9の信号(d)に示す信号
を作成するための手段を示す。マイク1入力回路11に
ついては図7と同様である。その得られたデジタル騒音
情報はそれぞれコントローラに送られるとラッチされ、
他方そのマイクの置かれた位置における各音響スピーカ
からの音響信号伝達率が計算されてラッチされる。この
音響信号は、数式6として演算される。
【数6】
【0069】C(i)はミキシング回路から出力される
4つの系列に独立したデジタル信号であり、delay
liとあるのはそれぞれのスピーカからマイク1の位置
までの距離に比例した遅延時間である。k1iとあるの
は、スピーカから出力する音量がマイク1に伝達するま
でに減衰する率であり、これらの係数値は実測に基づき
決定される。この計算方法により、他のマイク2,3も
それぞれの伝達率Y2,Y3を得ることが判る。
【0070】図10における平均騒音算出部のもう一つ
の違いは最終的に3つの騒音ピーク移動平均データ同志
のさらに平均値を騒音情報(AA)としたことである。
このように平均でもよいし、中間的な値を有する移動平
均データを利用しても良い。その方法は他にもあるが要
するに「1つの入力情報では拭いきれない局部的異常現
象や部分的なエラーをマスキングできればよい。
【0071】また、前記演算においても反射は考慮され
てないが、周囲の塀や看板等を考慮したより正確な演算
を行なって反射による誤差を修正することも可能であ
る。
【0072】以下に曲データに使用するパラメータの記
憶型式を説明する。曲に使用されるデータは表2のよう
に全て4バイトを1組として構成される。
【表2】
【0073】第1バイト目(PNT+0)のステップタ
イムとは先の小節情報からの絶対時間を4分音符の1/
24の細かさで記憶したものである。第2バイト目(P
NT+1)のキーオン、キーオフ、音色、テンポ、音
量、残響等の各種情報とはMIDI規格でいうところの
コマンド情報であり次にくる情報の種類を示す。第3バ
イト目(PNT+2)が目的とする各種情報である。第
4バイト目(PNT+3)のオン/オフベロシティとは
押鍵/離鍵速度を示し、拍子コードとは「何分の何拍
子」という1小節内の拍数を示す。
【0074】
【表3】 但し演奏情報の最初だけは上記と異なり、表3のような
4バイトデータが常に記憶されている。これは演奏の開
始にあたり必要不可欠な演奏データを効率よく提供する
ためである。第1バイト目(PNT+0)のテンポスピ
ードは演奏テンポを指定する。第2バイト目(PNT+
1)の音色コードは演奏する音色コードを指定する。第
3バイト目(PNT+2)は音量を指定する。第4バイ
ト目(PNT+3)は残響の量を指定する。
【0075】図11に『曲演奏』ルーチンの流れ図を示
す。この『曲演奏』ルーチンは次の7つのレジスタの内
容に基づき音響パラメータの調整・制御を行なう。7つ
のレジスタとは、大まかな選曲情報(SNGreg)、
選曲調整情報(AJSGreg)、テンポ調整情報(A
JTMreg)、音色調整情報(AJTNreg)、音
量調整情報(AJVLreg)、残響調整情報(AJR
Vreg)、音高調整情報(AJTRreg)である。
【0076】まず、ステップ400にて、大まかな選曲
情報SNGregとそれに対するバイアス情報AJSG
regとを加算し、その結果を本当の演奏すべき曲目と
して、その曲の先頭番地をポインタPNTに記憶する。
次にステップ401にて、演奏の小節、拍(4分音符の
1/24)データを記憶するBARreg,BEATr
egをクリアする。
【0077】ステップ402にて、曲の先頭に記憶され
ていたテンポスピード(PNT+0)とテンポ調整情報
AJTMregとを乗算した結果をPTMPregに格
納する。ステップ403にて、曲の先頭に記憶されてい
た音色コード(PNT+1)と音色調整情報AJTNr
egとを加算した結果をPTONregに格納する。ス
テップ404にて、曲の先頭に記憶されていた音量コー
ド(PNT+2)と音量調整情報AJVLregとを乗
算した結果をPVOLregに格納する。ステップ40
5にて、曲の先頭に記憶されていた残響コード(PNT
+2)と残響調整情報AJRVregとを乗算した結果
をPREVregに格納する。
【0078】ステップ406にてポインタの値を+4す
る。ステップ407にて、前記PTMPregに記憶さ
れた演奏用のテンポスピードを読み出して、それに対応
するデータをタイマー40にセットする。ステップ40
8にて、演奏中であることを識別するプレイフラグPL
AYを“1”とする。
【0079】ステップ409とステップ410は演奏中
の待ちルーチンであり、その間にステップ409にて環
境情報を検出して演奏パラメータに反映する。演奏に関
する細かな処理は、後述するINT1ルーチンにて行な
われ、演奏が終了するとプレイフラグが“0”となるの
で、ステップ410ではそれを検出して『曲演奏』ルー
チンからリターン(RET)する。
【0080】図12のINT1ルーチンに関する説明を
行なう。ステップ500にてBEATデータを+1す
る。ステップ501にてそのBEATデータが(PNT
+0)の内容で示されるステップタイムに等しいかまた
は大きければ次の4バイトのデータを読み出すタイミン
グがきたと判断して次のステップ502に進む。そうで
なければリターン(RET)する。ステップ502にて
(PNT+1)の内容により、この4バイトが何のデー
タであるかを調べ、データの種類に合わせて7つのフロ
ーにジャンプする。
【0081】まず、ステップ503はキーオン情報を読
み出したときであり、キーコードを読みだして、そのキ
ーコードに音高調整情報AJTRのバイアスをかけた
後、16個の発音チャンネルのいずれかに割当てるとと
もに楽音発生装置60に発音を指令する。そして、ステ
ップ504にてオンベロシティを読みだして、楽音発生
用LSIの対応チャンネルに出力する。
【0082】次に、ステップ505はキーオフ情報を読
み出してときであり、読み出したキーコードに対応した
発音チャンネルを探してそのチャンネルをキーオフ状態
とするよう楽音発生用LSIに出力する。そして、ステ
ップ507にてオフベロシティを読みだして、楽音発生
用LSIの対応チャンネルに出力する。
【0083】次にステップ507はテンポ情報を読み出
したときであり、読みだしたテンポ情報とテンポ調整情
報AJTMregとを乗算した結果をPTMPregに
記憶する。そして、ステップ508にてそのPTMPr
egの値に対応したデータをタイマー40にセットす
る。これで演奏途中でもテンポスピードが変化する。
【0084】次にステップ509は音量情報を読み出し
たときであり、読みだした音量情報と音量調整情報AJ
VLregとを乗算した結果をPVOLregに記憶す
る。そして、ステップ510にてそのPVOLregの
値を楽音発生用LSIの各チャンネルにエンベロープの
ラウドネスデータとして出力する。
【0085】次にステップ511は残響情報を読み出し
たときであり、読みだした残響情報と残響調整情報AJ
RVregとを乗算した結果をPREVregに記憶す
る。そして、ステップ512にてそのPREVregの
値をDSPに出力する。
【0086】次にステップ513は小節情報を読み出し
たときであり、読み出したときにBARregの内容を
+1する。前記6種類のフローに関しては、この後でス
テップ514に進み、ポインタPNTの値を+4して次
の演奏情報を読み出し可能としてリターン(RET)す
る。
【0087】最後に、ステップ515は演奏終了情報を
読み出したときであり、これを読み出すと現在発音中の
全てのチャンネルを強制的にオフ状態するように楽音発
生用LSIに出力し、ステップ516にてプレイフラグ
を0とすることにより演奏終了状態としてリターン(R
ET)する。
【0088】演奏情報の記憶と読出しに関しては出願人
が既に出願した特願平1−265880号に詳細に記載
されており、また楽音発生用LSIに関しては特願昭6
3−281099号に詳細に記載されている。これらの
先行技術より演奏情報の記憶/読出しと楽音発生装置に
ついては当業者が容易に設計可能であると判断するので
ここでは詳しくは触れない。
【0089】本発明は上記実施例に限定されず、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば環境
情報として人間の混雑具合を調べたり、天候情報として
雪と雨の検出も行なったり、風速の検出を行なったり、
地震を検出したりすることも可能である。
【発明の効果】
【0090】以上詳述したように、本願発明の音響発生
装置は、それを設置した場所の環境情報(騒音度、湿
度、温度、明るさ等)を入力し、その環境情報に基づき
各スピーカから発生される曲目、音量、音程、テンポ、
残響等が調整されるので聞いている人間に優しく心地よ
い音響を楽しむことができる。また、その環境情報(特
に騒音情報)と時間情報とを利用して電気照明の制御を
行なっているため、証明に必要なエネルギーも必要に応
じた最小限照明に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のブロックダイアグラムである。
【図2】騒音度に対して音量の調整割合を示すグラフで
ある。
【図3】騒音度に対して残響の調整割合を示すグラフで
ある。
【図4】温度・湿度に対して選曲・テンポ・音色の調整
割合を示す図である。
【図5】輝度に対して音高の調整割合を示すグラフであ
る。
【図6】環境情報に基づく音響・照明制御の流れ図であ
る。
【図7】騒音検出手段の一例(例1)である。
【図8】騒音検出手段の流れ図である。
【図9】騒音情報の入力例を示す図である。
【図10】騒音検出手段の一例(例2)である。
【図11】『曲演奏』ルーチンの流れ図である。
【図12】INT1ルーチンの流れ図である。
【符号の説明】
10 環境情報検出装置 20 時間情報発生装置 30 マイクロコントローラ 40 タイマー 50 外部記憶装置 60 楽音発生装置 70 音響効果装置 80 D/A変換器 90 アンプ・スピーカ 100 アナウンス装置 110 電気照明駆動装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境情報検出手段、楽音制御データ生成
    手段、楽音発生手段を備える音響発生装置であって、 環境情報検出手段は、楽音発生手段が音響信号を発生し
    ていない場合、マイクから入力される騒音入力信号から
    騒音情報を算出し、 楽音制御データ生成手段は、騒音情報に基づいて楽音制
    御データを生成し、 楽音発生手段は、楽音制御データに基づいて音響信号を
    発生する音響発生装置。
  2. 【請求項2】 環境情報検出手段、楽音制御データ生成
    手段、楽音発生手段を備える音響発生装置であって、 環境情報検出手段は、複数のマイク入力手段、平均騒音
    情報算出手段を備え、 各マイク入力手段は、楽音発生手段が音響信号を発生し
    ていない場合、マイクから入力される騒音入力信号から
    騒音情報を算出し、 平均騒音情報算出手段は、各マイク入力手段の算出する
    騒音情報から平均騒音情報を算出し、 楽音制御データ生成手段は、平均騒音情報に基づいて楽
    音制御データを生成し、 楽音発生手段は、楽音制御データに基づいて音響信号を
    発生する音響発生装置。
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