JP2972145B2 - 半球状の粒状シリコンの成長方法 - Google Patents

半球状の粒状シリコンの成長方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集積回路デバイスの
形成に係り、特に、凹凸面を有する導体を組み込んだ集
積回路デバイスの形成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歴史的に、集積回路デバイスの密度を増
大させる方法としては、配線ラインやトランジスタのゲ
ート幅のような構造のサイズを小さくする方法と、集積
回路デバイスを形成する各構造の間の分離幅を小さくす
る方法とが知られている。回路構造縮小は一般的には集
積回路デバイスの製造のために使用される「デザインル
ール」を減少させることに帰結する。ダイナミックラン
ダムアクセスタイプの半導体メモリ、つまりDRAMで
は、情報は通常は半導体基板の面上に形成されたキャパ
シタのアレイの各キャパシタ内に蓄積される電荷の量を
変えることにより蓄積される。しばしば、論理“0“は
放電されたキャパシタの状態に、論理“1“は充電され
たキャパシタの状態で表され、この2つの状態を組み合
わせることにより1ビットのバイナリ情報が各キャパシ
タに蓄積される。代表的なDRAM内の各メモリキャパ
シタは通常平行なプレート構造を有している。動作電圧
が一定で、プレートの分離が信頼性高くなされ、またキ
ャパシタ内のキャパシタ誘電体の誘電定数が通常である
一般的なメモリデバイスでは、メモリキャパシタのプレ
ートの表面積がそのキャパシタに蓄積される電荷の量を
決定する。デザインルールを減少することによりこのよ
うなDRAM構造のサイズを小さくすることはキャパシ
タプレートの表面積を減少させ、したがってメモリキャ
パシタに蓄積される電荷の量を減少させる。
【0003】メモリキャパシタのプレートは一般にはメ
モリの信頼性の高い動作を得るためには最小限のサイズ
よりも大きくしておかなければならない。近年の超大規
模集積(ULSI)DRAMの設計においては、一般的
なビット線容量、センスアンプの感度およびノイズ信号
によってDRAM上に蓄積される電荷の量がさらに小さ
くなってキャパシタ上に蓄積された情報を信頼性高く読
み出しすることが難しくなっている。さらに、電荷がメ
モリキャパシタから不可避的にもれ出すことから、蓄積
された電荷を最小限の検出レベルよりも上に維持するた
めにDRAMのキャパシタ上に蓄積された電荷を周期的
にリフレッシュする必要がある。さらに、キャパシタサ
イズの減少によってDRAMのリフレッシュ動作をより
頻繁に行う必要がある。しかし、そうすると少なくとも
リフレッシュ動作の間にはDRAMの読み出しと書き込
みとができなくなってしまう。
【0004】構造サイズを減少するため、垂直な延在部
を有するキャパシタを基板の表面上に組み込んだり(つ
まり、スタックする)あるいは基板の表面の下に組み込
んだり(つまり、トレンチ(trench)する)する
DRAMデザインが提案されている。より3次元的な構
造を採用することで、このようなDRAMデザインによ
ってメモリキャパシタにより大きな容量を持たせること
ができ、基板の表面積の消費も少ない。スタック形キャ
パシタデザインおよびトレンチ形キャパシタデザインは
製造が難しいより複雑な構造ではあるが、これらのデザ
インは最近のDRAMデザインでは少なくともいくつか
の成功例がある。この代わりに、メモリキャパシタの容
量を改善できるより安価で製造容易に製造できる構造が
望ましい。さらに、より平らなデバイス構造の製造がで
きるように蓄積キャパシタの垂直な範囲を減じることが
望ましい。よって、DRAM蓄積キャパシタの容量を増
大しながら半導体基板の表面上のDRAM蓄積キャパシ
タにより消費される表面積の量を減じる必要がある。
【0005】基板表面積を固定する場合において、得ら
れる容量を増大するために提案された1つの技術とし
て、メモリキャパシタのための下部プレートとしてラッ
ジされ(rugged)つまり凹凸面を有する(tex
tured)ポリシリコンを使用する方法がある。この
技術の特徴を図2に部分的に示した。図2は凹凸面を有
するポリシリコンから形成される下側プレート電極付き
のメモリキャパシタを有するDRAMの一部の断面図で
ある。例示されたDRAMはシリコン基板10、フィー
ルド酸化領域12、ドレイン領域14およびソース領域
16から構成される。ワード線18は通常はトランスフ
ァ電界効果トランジスタ(FETs)のゲートとして機
能し、またビット線20は2つの例示されたFETsに
共通のドープされたソース領域16に接触する。このよ
うなDRAM構造においては、メモリセル内に蓄積され
た情報に対応する電荷を蓄積するためにメモリキャパシ
タはトランスファFETのドレイン14に接続されてい
る。凹凸面を有するポリシリコンの層がキャパシタに対
する電極22として使用され、薄い誘電体層24が下側
の電極22の表面を被覆し、またセルプレート26がキ
ャパシタに対する上側の電極として機能するために誘電
体層24上に形成される。凹凸面を有するポリシリコン
をキャパシタの下側の電極として使用することで、キャ
パシタの電極を横に延長することなしにキャパシタの表
面積が増大し、このために例示した構造は表面積が固定
の場合において容量を改善することができる。
【0006】図3と図4とに部分的に断面で示したメモ
リキャパシタ同志で比較をする。図3と図4は凹凸面を
有するポリシシコンをメモリキャパシタの下側電極とし
て利用する場合の利点を例示したものである。図2から
図4においては便宜上同一または同様な構造は同一符号
が付されている。図3を参照して、下側電極22は凹凸
面を有して形成されている。薄い誘電体層24は下側電
極22の凹凸面が誘電体層24の表面上に再現できるよ
うに十分に薄く、また上側電極26は下側電極22の表
面と平行に走行している。図3を図4に示す下側電極2
2´、誘電体層24´および上側電極26´から構成さ
れる平らなキャパシタ構造と比較すると、図2、図3の
構造の電極は図4の平らな構造の電極22´と26´よ
りも大きな面積を有している。図3の構造を利用したキ
ャパシタは基板上に同じ表面積を占有する対応する図4
のキャパシタよりも2倍大きな容量を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2、図3に例示した
DRAMのような半導体デバイスに使用される凹凸面を
有するポリシリコンを作るために種々の技術が使用され
ている。Watanabeなどの「Device Ap
plication and Structure O
bservation for Hemispheri
cal−Grand Si」には、シランガス(SiH
4 )から低圧の気相成長法(LPCVD)によって半球
状の粒状多結晶性のシリコン(「HSG−Si」、この
用語は凹凸面を有するポリシリコンを指すためにしばし
ば使用される)を形成する方法が述べられている。HS
G−Si膜の表面の粗さまたは凹凸はDRAMメモリキ
ャパシタのプレートして使用できるように最適化され
る。表面の凹凸の程度はメモリキャパシタに対する基板
表面積が固定された場合での好ましい増大された電極面
積により決定される。表面の凹凸の受容可能なレベル
は、590℃の基板温度で材料をデポジションすること
により得られる。基板のデポジション温度が590℃よ
りも10度高いか低い場合には満足な表面凹凸が得られ
ず、つまりこれらの条件では従来のポリシリコンより大
きな表面積を持たない平らな表面となってしまう。59
0℃の温度で維持した基板上へLPCVDを使用してデ
ポジションしたHSG−Siを下側電極として使用して
作られたキャパシタは、580℃または600℃のいず
れかの基板温度でデポジションしたHSG−Siを下側
電極として使用して作られた同様なキャパシタよりも、
単位基板面積あたり約2倍の容量を持つ。したがって、
590℃でのLPCVDはDRAM蓄積キャパシタとし
て使用するための好ましい表面凹凸特性を有するHSG
−Siを実現するが、所望の結果を得るためにはデポジ
ション条件を慎重に制御する必要がある。
【0008】Fazanなどは「Electrical
Characterizatonof Textur
ed Interpoly Capacitors f
or Advanced Stacked DRAM
s」においてドープされた多結晶性シリコンの層上に凹
凸面を有する表面を形成するための他のプロセスを開示
している。ドープされたポリシリコン層の表面上に酸化
膜を成長するために907℃での湿式酸化が使用され、
次いで酸化膜は多結晶性シリコン上に凹凸面を有する表
面を作るためにエッチングされる。ポリシリコン層上に
成長された酸化層のエッチングの結果、1つのポリシリ
コン結晶境界から次に接続された酸化膜が除去されたポ
リシリコン層の結晶境界に沿って酸化のレベルが増大す
ることにより凹凸面を有するポリシリコン表面が生成さ
れる。このプロセスにより作られる表面粗さの範囲はポ
リシリコン結晶のサイズに直接関係し、表面凹凸の所望
のレベルを作るためには小さい結晶化された膜が必要と
なる。したがって、この技術では、厚いポリシリコン膜
よりも小さな結晶サイズを有する、薄いポリシリコン膜
を利用することが好ましい。このような薄いポリシリコ
ン膜は、しかしながら、しばしば大きな抵抗を有し、ま
た特に強くはない。Fazanに記載された技術は、ポ
リシリコン層をデポジションするステップの他に酸化お
よびエッチングステップを必要とするという別の欠点が
ある。よって、電極構造の一部としてのより厚いポリシ
リコンの層を使用してより簡単な技術によりHSG−S
iを成長できることが望まれている。
【0009】他の技術では、平らな表面を有するアモル
ファスシリコンの層をデポジションすることをポリシリ
コンの成長のために利用している。アモルファスシリコ
ンの表面から自然の酸化物を除去するためにアモルファ
スシリコン層の表面は清浄化され、次いで種結晶サイト
(つまり、核生成サイト)が分子ビームデポジションに
より清浄化された表面上に形成される。次いで、極高真
空雰囲気内でこの構造物をアニーリングすることで、種
結晶位置から結晶が成長し、アモルファスシリコン層は
その表面にHSG−Siを有するシリコンの層に変換さ
れる。この技術は早期にSakaiなどによる「Gro
wth Kinetics of SiHemisph
erical Grains on Clean Am
orphos−Si Surface」により報告され
ている。ところが、この技術は分子ビームデポジション
のための極高真空およびアニーリングの各ステップを必
要とするという欠点がある。一般的には、このような極
高真空雰囲気の内あるいは外にウェハを移動することは
より便利な処理環境でウェハを移動する場合よりも時間
がかかり、このような極高真空環境によりこの方法の用
途が制限される。よって、より簡単に製造できる、凹凸
面を有するポリシリコンの製造方法が望まれている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴の1つは、
主としてシリコンを含む導体が露出した基板をデポジシ
ョンシステムに供給し、プラズマ領域をデポジションシ
ステム内に発生させ、シリコンを含む少なくとも1つの
反応性ガスをデポジションシステムに供給してシリコン
を含むイオンをデポジションシステム内に発生させ露出
面に移動するようにする。このプロセスにより、主にシ
リコンを含む導体の露出面上にHSG−Siの層がデポ
ジションされる。
【0011】他の特徴において、本発明はシリコン基板
表面上または上部にポリシリコンの層をデポジションす
ることによりデバイスを作るために使用される。自然の
酸化物が実質的にないポリシリコンの層上に露出面を有
するシリコン基板がデポジションシステムに供給され
る。シリコン基板は約600℃以下の温度に維持され
る。シリコンを含む少なくとも1つの反応性ガスがデポ
ジションシステムに供給される。デポジションシステム
はデポジションシステム内部でプラズマを発生して少な
くとも1つの反応性ガスがシリコンを含むイオンをデポ
ジションシステムに提供するように励起される。シリコ
ンを含むイオンはポリシリコンの層の露出面に移動して
HSG−Siの層がデポジションされる。
【0012】他の特徴においては、本発明は、シリコン
基板表面上または上部にポリシリコンの層をデポジショ
ンし、また自然の酸化物が実質的にないポリシリコン層
上の露出面をデポジションシステムに供給する、デバイ
スの作製方法を提供するものである。シリコン基板は約
600℃以下の温度に維持され、またシリコンを含む少
なくとも1つの反応性ガスがポリシリコンの表面上にH
SG−Siの層をデポジションするためにデポジション
システムに供給される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態は、
図2に示したようなDARM構造内のメモリキャパシタ
を形成する際の使用に好適な半球状の粒状ポリシリコン
(HSG−Si)の層をデポジションするために使用で
きる。本発明により形成されたHSG−Si層はまた、
他の半導体メモリデバイス、あるいはキャパシタの横の
範囲を増大することなしに容量を増大することによりそ
の性能が改良される他のデバイスに使用可能である。本
発明の特に好ましい実施の形態はHSG−Siを、プラ
ズマのような励起されたイオンからなるガス状混合物か
らデポジションする。本発明の好ましい実施の形態によ
るポリシリコンのデポジションはHSG−SiのLPC
VDデポジションにおいて使用できるものよりもより広
い範囲の処理条件で所望の表面凹凸のレベルを有するH
SG−Siを容易に作ることができる。さらに、本発明
の実施の形態によるHSG−Siのデポジションは、従
来の平らなポリシリコンのデポジションプロセスを単に
変更するだけで行なうことができ、ドープされたポリシ
リコンのエッチングを含むプロセス(Fazanな
ど)、あるいは種結晶の分子ビームデポジションおよび
続く極高真空雰囲気内でのアニーリングを含むプロセス
のいずれよりも簡易なプロセスである。
【0014】本発明の実施の形態によるHSG−Siの
プラズマデポジションはHSG−SiのLPCVDデポ
ジションで使用できるよりも広い範囲の基板デポジショ
ン温度での処理ができる。LPCVDを使用して所望の
凹凸表面を有するHSG−Siをデポジションするため
には、基板を目標温度±3℃の精度で維持する必要があ
った。対称的に、本発明の所望の凹凸表面を有するHS
G−Siは、例えば、600℃以下の基板温度でプラズ
マデポジションされる。本発明の方法を使用することで
得られるプロセス変数の制約の緩和により、均一性およ
びウェハからウェハの再現性の双方における信頼が高ま
る。プラズマデポジションを使用することに関連して顕
著な長所が発揮されるのは、デポジションプロセスの間
にシリコンクリスタライトが成長するための多くの明確
な核生成サイトがプラズマデポジションにより生成され
ることに関連するものと考えられる。
【0015】HSG−SiのLPCVDデポジションに
おいては、基板温度の範囲が狭いので表面再構成の顕著
なレベルの発生なしに十分なレベルの核形成およびクリ
スタライト成長が起こる範囲が制限されている。LPC
VDプロセスにおいて核形成は主に熱プロセスであると
考えられ、デポジションが起こるためには十分に高い温
度に維持しなければならない。他方、成長面においてシ
リコン原子に実質的なレベルの移動度を与えるためには
HSG−SiのLPCVDデポジションのための目標基
板温度よりもやや高い温度で十分であり、これによりH
SG−SiのLPCVDデポジションの間に表面の再構
成を行なうことができる。LPCVDのための最小限の
温度よりもわずかに基板のデポジション温度を上げるこ
とで、デポジションの間の原子の移動度の増大によって
独立したクリスタライトの成長の場合よりもむしろ、表
面の平滑化がなされる。したがって、LPCVDのため
の基板温度を核形成温度よりも高くするが、表面の移動
度が凹凸面を有する表面の展開を妨げる温度よりも低く
する必要がある。対称的に、HSG−Siのプラズマデ
ポジションにおいては、デポジション基板は好ましくは
デポジション表面においてシリコン原子の移動度がほど
んどない低い温度に維持される。核生成サイトはデポジ
ション表面においてデポジションガスから、基板温度と
は比較的独立した方法で生成される。HSG−Siクリ
スタライトの成長は反応性ガスの励起により制御され、
十分に高い成長速度で、基板温度の広い範囲において独
立して成長する。よって、HSG−Siのプラズマデポ
ジションはHSG−SiのLPCVDと比較して基板デ
ポジション温度のより広い範囲において成功裡に達成で
きる。
【0016】HSG−SiのLPCVDは明らかにデポ
ジション基板の熱的な条件により主に制御されるプロセ
スであるとみなすことができるが、プラズマデポジショ
ンは反応性ガスの励起レベルにより主に制御されるプロ
セスである。
【0017】LPCVDによるHSG−Siの生成は一
般的にはアモルファスシリコン表面上で行われる。これ
は、ポリシリコン基板上でLPCVDを行うと、ポリシ
リコン層の表面上に存在する連続したクリスタライトの
成長をもたらすよりも、凹凸面を有する表面の成長をも
たらすことによる。比較として、デポジションが行われ
るシリコン表面と通常は熱平衡でない、プラズマデポジ
ションにおける核形成プロセスの性質から、HSG−S
iはポリシリコン上にプラズマデポジションにより形成
できる。HSG−Si層の下層としてポリシリコンを使
用するのはHSG−Si表面が好ましい多くの用途には
好ましく、このような用途では良好な伝導率が必要とさ
れ、またアモルファスシリコンと比較してポリシリコン
が優れた伝導率特性を有するからである。
【0018】HSG−Siのプラズマデポジションの初
期相における種クリスタライトの核生成を促進するため
には、成長プロセスが清浄化されたシリコン表面上に開
始されることが好ましい。通常は、成長プロセスは、ド
ープあるいはノンドープの、ポリシリコンまたはアモル
ファスシリコン層上で開始されなければならない。本発
明の特定の実施の形態では、約620℃の温度でシラン
からLPCVDによりデポジションされた多結晶性のシ
リコンの層を利用している。最も好ましくは、多結晶性
シリコン層の表面はHSG−Siプラズマデポジション
プロセスが開始される前に自然の酸化物の清浄化がなさ
れる。シリコンの下層の形成にひき続いてすぐにHSG
−Si層の成長が開始される場合や、下層のシリコン層
が酸化物成長を防止するために十分な真空に維持されて
いる場合には、別の清浄化ステップは不要となる。実際
には、下層のシリコン層の成長とHSG−Si成長の開
始との間には時間間隔がある。よって、下層のシリコン
層の表面上には自然の酸化物の薄い層が通常は形成され
る。自然の酸化物の薄い層が存在しただけでも本発明の
好ましい方法での独立したクリスタライトの成長の核形
成が顕著に妨害される。したがって、下層のシリコン層
の表面はHSG−Siの成長の開始の前に好ましくは清
浄化される。
【0019】自然の酸化物はポリシリコンまたはアモル
ファスシリコンの表面から、HP浸漬、HFを使用した
スピンエッチング、蒸気HF清浄、あるいはH2 プラズ
マ清浄を含む種々の技術により清浄化される。好ましく
は、下層のシリコン層の表面は清浄処理の結果としての
水素処理される。これは、水素処理された表面によりポ
リシリコン表面における再酸化が防止されるからであ
る。上記したエッチング技術はそれぞれポリシリコン表
面の所望の水素処理を達成する。
【0020】下層のシリコン層の表面が準備された後、
HSG−Siがプラズマデポジションプロセスを使用し
て成長される。本明細書において使用される「プラズマ
デポジション」とは、基板上にデポジションされる、高
度に励起された原子または分子の種のガスを作るために
使用される種々のデポジションプロセスのいずれかをい
う。このようなプラズマデポジション技術における公知
で一般的に行われている例としては、無線周波数(R
F)スパッタリング、直流電流(DC)スパッタリン
グ、電子サイクロトロン共鳴化学気相成長法(elec
tron cyclotron resonance
chemical vapor depositio
n,ECR−CVD)、マイクロ波化学気相成長法、並
びにプラズマ強化化学気相成長法(PECVD)あるい
はRF−DVDを含んでいる。種々のプラズマデポジシ
ョン法の試験をしてはいないが、本発明者等はこれらの
技術のそれぞれはHSG−Siの成長に対して受容でき
る結果を提供するものと考えている。ポリシリコンの表
面あるいは他の所望のデポジション表面上に核形成サイ
トを確立することによりデポジションは進行する。また
次いで成長中の表面の再構成を防止するように基板温度
や反応物の流れ速度などの処理条件が制御される。HS
G−Siの成長のための処理条件は、ポリシリコンの成
長面におけるクリスタライトの独立した成長を増強する
ように選択され、これにより隣接するクリスタライトが
一緒に成長することができる範囲が制限される。特定の
範囲では、HSG−Siの成長のための最適な特定のプ
ロセス条件は、デポジションのために使用される特定の
システムにより決定されるが、これはプラズマデポジシ
ョンの技術において公知である。
【0021】本発明の特定の実施の形態においては、図
1に例示したようなECR−CVDシステムがHSG−
Siのデポジションのために使用される。ECR−CV
Dデポジションシステムは、基板またはデポジションさ
れる材料を損傷するような高エネルギーのイオンを発生
することなく、反応物を効率的に高く励起できるという
利点がある。マイクロ波は電力供給源34により生成さ
れ、励起領域30を通ってエネルギーが供給されるよう
に取り付けられたアンテナ36を通ってシステムに供給
される。100−1500Wの間の入力電力レベルが所
望のレベルの表面粗さを有したHSG−Si膜を成功裡
にデポジションするために使用される。励起領域30内
部にECR条件を確立するめに必要な磁界を発生するた
めに電磁コイル32が励起領域30の回りに配置され
る。励起領域に2.5GHzでマイクロ波を供給するた
めの電子共鳴のための条件は約875ガウスの磁界を設
けることで十分である。一般的には、磁気コイル32は
4極または8極形状を有し、適当な磁界が限定された領
域上に発生し、磁界はこの領域から外れると急激に低下
する。よって、反応物励起はデポジション基板42から
離れて位置した小さい領域に局部化される。
【0022】反応ガスは励起領域30の上流の入口38
または励起領域の下流の入口40のいずれかからECR
−CVDシステムに導入される。HSG−Siのデポジ
ションのための適当なガス構成としては、上流のガス入
口38から水素ガス(H2 )を、また5%のシラン(S
iH4 )と95%のアルゴン(Ar)との混合物を下流
側のガス入口40から導入するのが良い。ターボ分子ポ
ンプ(turbomolecular pump)44
がシステムからガスを吸引し、ガス入口38、40から
デポジション基板42を通過するガスの流れを作る。ガ
ス圧は5−60mTorrの範囲で変化させれば、HS
G−Si膜の品質に影響を与えることはない。
【0023】水素は、入口38から水素が高度にイオン
化されている励起領域30を通って流れる。下流側の入
口40において導入されたシランは励起された水素及び
入力されたマイクロ波放射と相互作用して、励起しイオ
ン化される。このシリコンイオンはデポジション基板4
2の表面上に相互作用してデポジションされる。
【0024】デバイス形成の中間ステージにおいては通
常シリコン基板であるが、デポジション基板42は、通
常はデポジションの間に一定温度を維持するサセプタ
(susceptor)46上に載置される。サセプタ
46は、例えば、赤外線光源48により加熱される。本
発明の特に好ましい実施の形態では、基板温度は、表面
におけるシリコン原子の移動度が比較的低いレベルであ
るような低い温度に維持される。上記したように、本発
明の好ましい実施の形態によるHSG−Siデポジショ
ンのためには、デポジション基板の温度をデポジション
基板のシリコン表面の表面における熱核生成を起こすた
めに十分に高い温度に維持する必要はない。所望のレベ
ルの凹凸表面を有するHSG−Si層を成長させる際に
は本発明者等の実験によれば200−500℃の温度範
囲が利用される。
【0025】反応性ガスの希釈レベル(dilutio
n level)は本発明の好ましい実施の形態による
デポジションされたHSG−Siの凹凸表面に大きな影
響を与える。シリコン原子はデポジション基板の表面上
に、表面再構成をほとんど発生できない十分速い割合で
供給しなければならず、これにより、凹凸表面がデポジ
ションの間に成長する。希釈が低すぎる場合(つまり、
システムにほとんど水素ガスが導入されない)には、ア
モルファス膜のデポジションが起こる。ECR−CVD
システムの特定の構成を使用した例示した実施の形態で
は、希釈率H2/(SiH4 +H2 )は好ましくは70
−99%に維持される。
【0026】しばしば、HSG−Si層は絶縁材料の厚
い層および導電材料の層で被覆された電極の表面上に使
用され、この場合にはHSG−Si電極層は導電層に容
量的に結合される。一般的にはHSG−Si層を有する
このような電極は高度に導電性とすることが望ましい。
このため、HSG−Si層はイオン注入、拡散、あるい
はプラズマデポジション中のドーピング(in sit
u doping)によってドーピングすることができ
る。プラズマデポジション中のドーピング(in si
tu doping)は、プラズマデポジションの間に
HSG−Siの層内にドーパントが組み込まれることか
ら、特に好ましい。さらに、HSG−Si層にドーピン
グ(in situ doping)すれば、HSG−
Siの露出面をイオン注入のアニーリングや拡散プロセ
スのためのドライブのために露出する必要がなくなる。
このような熱処理は露出されたHSG−Si表面の凹凸
を好ましくなく変えてしまう。HSG−Si層の形成に
続く熱処理はHSG−Si層が例えば基板上に適当な誘
電層が形成されて安定化された後に行われるのが好まし
い。ドーピング(in situ doping)は、
HSG−Si膜のデポジションの間に、図1に例示した
ECR−CVDシステムの下流側ガス入口40から、例
えば、ボラン、ジボラン、アルシンあるいはホスフィン
を導入することにより行われる。
【0027】図5は本発明によりデポジションされたH
SG−Siの断面の顕微鏡写真である。図示のHSG−
Si層はポリシリコンの層の清浄化された表面上にデポ
ジションされる。HSG−Siの層は、合計のガス圧が
10mTorr、希釈率(H2 /SiH4 +H2 )=9
8%、300℃の基板温度、および100Wのマイクロ
波電力でデポジションされる。図5の顕微鏡写真から明
らかなように、実質的に凹凸のあるこのHSG−Si層
がデポジションの間に形成され、形成された表面構造は
1ミクロンのオーダーである。図5に示したような構造
の表面が薄い誘電体層で被覆され、また導電材料の上層
がこの誘電体層上にデポジションされたときには、HS
G−Si層と導電材料の上層の間には高容量性結合が確
立される。このような構造に対しては、表面の凹凸のス
ケールに比較して薄い誘電体層を使用することが好まし
い。表面構造がサイズ的に1ミクロンに達する図5に示
した層に対しては、約15ナノメータの厚さより小さい
誘電体層を使用することが望ましい。また、誘電体層を
高い誘電率を持つ材料から形成することが好ましい。適
当な誘電体層は窒化シリコンの層をHSG−Si層の表
面上に例えばCVDによりデポジションし、また次いで
窒化シリコン層の表面上に薄い酸化物層を成長させるこ
とにより形成できる。しばしば、このような「NO」層
が、自然の酸化物層のように、酸化物層の最上部に形成
され、HSG−Si層の表面を被覆して、実際の誘電体
膜が「ONO」構造を有するようになる。Rosato
等の「Ultra−High Capacitance
Nitride FilmsUtilizing S
urface Passivation on Rug
ged Polysilicon」,J.Electr
ochem.Soc.、Vol.139、No.12の
第3678−82頁(1992年12月)によれば、こ
のような「ONO」構造が約20ナノメータの厚さで形
成できる。Rosato文献には、CVD窒化物層のデ
ポジションの前にラッジされたポリシリコン上および自
然の酸化物表面のパッシベーション膜上にONO誘電体
層を形成することを教示している。
【0028】図2に示したDRAM構造におけるキャパ
シタの形成のような特定の例を参照してHSG−Siを
デポジションする方法を説明したが、本発明によりデポ
ジションされたHSG−Siは他の構造にも利用でき
る。例えば、HSG−SiはEEPROMまたはフラッ
シュメモリ内のフローティングゲートの表面上に使用す
ることができる。HSG−Si表面およびポリシリコン
フローティングゲートとONO誘電体層上に形成された
ポリサイド(polycide)制御ゲートとの間の薄
いONO誘電体層を使用することにより、従来のフラッ
シュメモリデバイス構造と比べて、フローティングゲー
トと制御ゲートとの間の結合が大きく改善される。図6
−8はこのような構造の形成工程を示したものである。
【0029】図6を参照して、フラッシュメモリは、ま
ず薄い熱ゲート酸化物52を成長し、次いでポリシリコ
ン54の薄い層をデポジションすることにより、P型の
シリコン基板50上に形成される。層形成の特定のシー
ケンスおよびタイミングに依存して、ポリシリコンの表
面は、薄い熱酸化物の層で被覆される。しかしこの薄い
熱酸化物は好ましくはポリシリコン層54上でHSG−
Siが成長する前に取り除かれる。熱酸化物は、例えば
フッ化水素(HF)を使用したスピンエッチングにより
取り除かれる。特に、脱イオン化した水とエタノール
(C2 5 OH)とで希釈されたHFが図6の高速で回
転するデポジション基板の表面上にスプレーされる。図
6のデポジション基板の表面からその熱酸化物層が取り
除かれ、また露出したポリシリコン層54の表面は他の
自然の酸化物層の中間形成から保護するために水素処理
される。次いで、好ましくは図1に例示したようなEC
R−CVDシステムにおいて、HSG−Siの層がデポ
ジションされ、図7に例示したポリシリコンおよびHS
G−Si層の構造56が生成される。好ましくは、少な
くともHSG−Si表面層はプラズマデポジションプロ
セスの間にドーピング(in situ dopin
g)される。CVD窒化シリコンの層が次いで層56の
表面上にデポジションされ、また窒化物がNOまたはO
NO誘電体層58を作るために酸化処理される。例えば
図8に示すように、ポリサイドの導電層60が誘電体層
58の上に形成され、ゲート電極がパターニングされ、
エッチングにより規定され、部分構造を作るためにソー
スとドレイン領域とがドーピングにより形成される。更
なる処理がフラッシュメモリデバイスを完成するために
行われる。
【0030】以上、本発明を特定の実施の形態を参照し
て説明したが、本発明はこの特別な実施の形態に制限さ
れるものではなく、本発明の範囲は添付した請求の範囲
により決定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】凹凸表面を有するポリシリコンのプラズマデポ
ジションのために使用されるサイクロトロン共振化学的
気相成長法の説明図である。
【図2】半球状の粒状シリコンの下側電極を組み込んだ
下側電極を有するメモリキャパシタを利用したDRAM
の一部の断面図である。
【図3】図1の構造の一部の拡大図である。
【図4】平らなキャパシタ構造を利用した、図3と同様
なキャパシタ部の比較のための説明図である。
【図5】本発明による凹凸表面を有するポリシリコン層
の断面を示した顕微鏡写真である。
【図6】本発明の特徴を使用して形成されたフラッシュ
メモリセルの説明図である。
【図7】本発明の特徴を使用して形成されたフラッシュ
メモリセルの説明図である。
【図8】本発明の特徴を使用して形成されたフラッシュ
メモリセルの説明図である。
【符号の説明】
30 エネルギー励起領域 32 電磁コイル 34 電力供給源 36 アンテナ 42 デポジション基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 27/04 (72)発明者 ウォータ ルー 台湾 タイペイ市 フーシング エヌロ ード 513番 3階 (72)発明者 シン ウエイ サン 台湾 タイペイ市 ジェン アイ ロー ドランヌ 300 4 アレイ 26 33番 5階 (56)参考文献 特開 平7−130665(JP,A) 特開 平6−84887(JP,A) International Ele ctron Devices Meet ing TECHNICAL DIGE ST(1990),p.659−662 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 27/108 C30B 29/06 504 H01L 21/205 H01L 21/822 H01L 21/8242 H01L 27/04

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主としてシリコンからなる導体が露出し
    た基板を電子サイクロトロン共鳴デポジション気相成長
    システム(ECR−CVDシステム)に供給する工程
    と、 前記ECR−CVDシステム内にプラズマ領域を発生さ
    せる工程と、 シリコンを含む少なくとも1つの反応性ガスを前記EC
    R−CVDシステムに供給し、シリコンを含むイオンを
    前記ECR−CVDシステム内に発生させ前記露出面に
    移動させる工程と、 主としてシリコンからなる前記導体の前記露出面上にH
    SG−Siの層をデポジションする工程とから構成され
    ることを特徴とする半球状の粒状シリコンの成長方法。
  2. 【請求項2】 前記ECR−CVDが、第1のガス入口
    から反応性ガス励起領域を通りポンピングシステムに接
    続されたガス出口に延在するガス流路を有することを特
    徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記基板が200−500℃の間の温度
    に維持されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記基板が前記反応性ガス励起領域から
    の前記ガス流路に沿って下流に位置していることを特徴
    とする請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ECR−CVDシステムが前記プラ
    ズマ領域と前記基板との間の前記ガス流路に沿った第2
    のガス入口を含むことを特徴とする請求項4記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記HSG−Siの層をデポジションす
    る工程の間に前記第2のガス入口において前記ECR−
    CVDシステムにシランガスを導入することを特徴とす
    る請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のガス入口において水素ガスを
    前記ECR−CVDシステムに供給して前記水素ガスが
    前記プラズマ領域内でイオン化されるようにする工程を
    さらに含むことを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記水素ガスと前記シランガスとが前記
    ECR−CVDシステムに供給され、シランガスおよび
    水素ガス混合物内の水素ガス割合H2/(SiH4
    2)が70−99%の間となることを特徴とする請求
    項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 シリコン基板上あるいは上部にポリシリ
    コン層をデポジションする工程と、 自然の酸化物が実質的にない前記ポリシリコン層上に露
    出面を設ける工程と、前記シリコン基板を電子サイクロ
    トロン共鳴気相成長システム(ECR−CVDシステ
    ム)に供給する工程と、 前記シリコン基板を200−500℃の温度に維持する
    工程と、 シリコンを含む少なくとも1つの反応性ガスを前記EC
    R−CVDシステムに供給する工程と、 前記ECR−CVDシステム内にプラズマを発生させ少
    なくとも1つの反応性ガスがシリコンを含むイオンを前
    記ECR−CVDシステムに提供するために励起される
    ようにする工程と、 シリコンを含む前記イオンをポリシリコンの前記層の前
    記露出面に移動させHSG−Siの層をデポジションす
    る工程とから構成されることを特徴とする半球状の粒状
    シリコンの成長方法。
  10. 【請求項10】 前記シリコン基板が前記ECR−CV
    Dシステムに供給される前に前記露出面が水素処理され
    ることを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記露出面がフッ化水素を使用して清
    浄化されることを特徴とする請求項9記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記ECR−CVDシステムが5−6
    0mTorrの間の合計の圧力下で動作されることを特
    徴とする請求項9記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記HSG−Si層の面上に厚さが
    ナノメータより少ない誘電体層を形成する工程をさら
    に有することを特徴とする請求項9記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記HSG−Si層の面上に窒化シリ
    コン層をデポジションする工程をさらに有することを特
    徴とする請求項9記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記窒化シリコン層上に酸化物を形
    成し、次いで前記酸化物層上に導電材料層を形成する工
    程をさらに有することを特徴とする請求項14記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 前記窒化シリコン層が前記HSG−S
    i層の面上に形成された自然の酸化層上にデポジション
    されることを特徴とする請求項14記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記ECR−CVDシステム内の前記
    反応性ガスがシランガスと水素ガスとを含むことを特徴
    とする請求項9記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記水素ガスと前記シランガスが前記
    ECR−CVDシステムに供給され、シランガスおよび
    水素ガス混合物内の水素ガス割合H2/(SiH4
    2)が70−99%の間となることを特徴とする請求
    項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記導電材料層がポリシリコンを含む
    ことを特徴とする請求項15記載の方法。
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