JP2972106B2 - 基板へのリードの接合方法 - Google Patents
基板へのリードの接合方法Info
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- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂封止型半導体装置
における基板へのリードの接合方法に関するものであ
る。
における基板へのリードの接合方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、リードを半導体搭載用の基板
に加熱圧着して接合することがおこなわれている。図1
8(a)に示す基板1は変性ポリイミド樹脂等の積層板
で作成されるものであって、基板1の表面には銅等で回
路8が設けてあると共に回路8のうち基板1の端部付近
に位置する部分はリード接合部2として形成してある。
このリード接合部2にはアウターリード等として使用さ
れる銅合金や鉄合金(42アロイ等)製のリード4の一
方の端部が重ねられ、この状態で図18(b)に示すよ
うにチタンやモリブデン等で形成される加熱ツール7に
よってリード4の上面を押さえて加熱する。ここでリー
ド接合部2(回路8)の表面には図20(b)に示すよ
うなニッケルメッキ12及び金メッキ13が施してあ
り、またリード4の端部には錫メッキが施してある。そ
して上記のようにリード4の端部をリード接合部2に重
ねて加熱圧着させると、リード4にメッキされた錫とリ
ード接合部2にメッキされた金とがAu−Sn共晶合金
となって溶融し、このAu−Sn共晶合金がボンディン
グ層25となってリード接合部2にリード4を接合でき
るのである。
に加熱圧着して接合することがおこなわれている。図1
8(a)に示す基板1は変性ポリイミド樹脂等の積層板
で作成されるものであって、基板1の表面には銅等で回
路8が設けてあると共に回路8のうち基板1の端部付近
に位置する部分はリード接合部2として形成してある。
このリード接合部2にはアウターリード等として使用さ
れる銅合金や鉄合金(42アロイ等)製のリード4の一
方の端部が重ねられ、この状態で図18(b)に示すよ
うにチタンやモリブデン等で形成される加熱ツール7に
よってリード4の上面を押さえて加熱する。ここでリー
ド接合部2(回路8)の表面には図20(b)に示すよ
うなニッケルメッキ12及び金メッキ13が施してあ
り、またリード4の端部には錫メッキが施してある。そ
して上記のようにリード4の端部をリード接合部2に重
ねて加熱圧着させると、リード4にメッキされた錫とリ
ード接合部2にメッキされた金とがAu−Sn共晶合金
となって溶融し、このAu−Sn共晶合金がボンディン
グ層25となってリード接合部2にリード4を接合でき
るのである。
【0003】ところで上記基板1としては多層板を用い
ることが多い。多層板は図23に示すように、両面に回
路35を設けた両面回路板34とプリプレグ33とを交
互に重ね、最外層に金属箔32を配置してプレス板3
0、31で加熱加圧し、両面回路板34が内層回路5と
して、プリプレグ33が絶縁層9としてそれぞれ形成さ
れると共に金属箔32に表面の回路8を形成することに
よって作成されるものである。このような多層板には図
19(a)のようにその端部付近の上面が下方に垂れ下
がる、所謂ダレが生じることがある。通常多層板は大き
な原板を切断して所定の大きさに形成されるが、この切
断によって内層回路5にバリが発生することがあり、こ
のバリで内層回路5が短絡するのを防止するために、多
層板の端部よりも内側、例えば0.5mm程度内側の位
置にまでしか内層回路5が形成されていない。よって多
層板の端部付近には内層回路5が形成されておらず、こ
のため多層板の端部付近の厚みは中央部付近の厚みに比
べて薄くなってしまい、従って上記ダレが発生するので
ある。また図22に示すように基板1にスルーホール6
が設けてある場合にも、上記と同じ理由でスルーホール
6の周辺の上面が下方に垂れ下がるダレが生じることが
ある。
ることが多い。多層板は図23に示すように、両面に回
路35を設けた両面回路板34とプリプレグ33とを交
互に重ね、最外層に金属箔32を配置してプレス板3
0、31で加熱加圧し、両面回路板34が内層回路5と
して、プリプレグ33が絶縁層9としてそれぞれ形成さ
れると共に金属箔32に表面の回路8を形成することに
よって作成されるものである。このような多層板には図
19(a)のようにその端部付近の上面が下方に垂れ下
がる、所謂ダレが生じることがある。通常多層板は大き
な原板を切断して所定の大きさに形成されるが、この切
断によって内層回路5にバリが発生することがあり、こ
のバリで内層回路5が短絡するのを防止するために、多
層板の端部よりも内側、例えば0.5mm程度内側の位
置にまでしか内層回路5が形成されていない。よって多
層板の端部付近には内層回路5が形成されておらず、こ
のため多層板の端部付近の厚みは中央部付近の厚みに比
べて薄くなってしまい、従って上記ダレが発生するので
ある。また図22に示すように基板1にスルーホール6
が設けてある場合にも、上記と同じ理由でスルーホール
6の周辺の上面が下方に垂れ下がるダレが生じることが
ある。
【0004】そしてこのようにダレが発生した基板1で
はその端部付近の上面に形成される回路8のリード接合
部2も下方に垂れることになり、上記のようにしてリー
ド接合部2にリード4を重ねると、図19(b)のよう
にリード接合部2とリードとの間に微小(5〜10μ
m)な隙間10が形成される。さらにこの状態で図20
(a)に示すように加熱ツール7でリード4を熱加圧し
ても、リード4の側面より溶融した錫が押し出されず、
この未反応の錫が隙間10に溜まって固化して図20
(b)のような錫リッチ層11が形成されることにな
る。
はその端部付近の上面に形成される回路8のリード接合
部2も下方に垂れることになり、上記のようにしてリー
ド接合部2にリード4を重ねると、図19(b)のよう
にリード接合部2とリードとの間に微小(5〜10μ
m)な隙間10が形成される。さらにこの状態で図20
(a)に示すように加熱ツール7でリード4を熱加圧し
ても、リード4の側面より溶融した錫が押し出されず、
この未反応の錫が隙間10に溜まって固化して図20
(b)のような錫リッチ層11が形成されることにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記錫リッチ層11の
引張強度はAu−Sn共晶合金の引張強度よりも弱いの
で、図20(b)に示すようにリード接合部2とリード
4の間にAu−Sn共晶合金のボンディング層25以外
の錫リッチ層11が介在すると、リード接合部2とリー
ド4の接合強度を高くすることができないという問題が
あった。特に図21に示すように、リード4の下面にピ
ン14を突き当てて押し上げて、リード4が剥離した時
の強度を測定して求められる、所謂ピール強度が非常に
低くなるという問題があった。
引張強度はAu−Sn共晶合金の引張強度よりも弱いの
で、図20(b)に示すようにリード接合部2とリード
4の間にAu−Sn共晶合金のボンディング層25以外
の錫リッチ層11が介在すると、リード接合部2とリー
ド4の接合強度を高くすることができないという問題が
あった。特に図21に示すように、リード4の下面にピ
ン14を突き当てて押し上げて、リード4が剥離した時
の強度を測定して求められる、所謂ピール強度が非常に
低くなるという問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、リードの接合強度、特にピール強度を高くするこ
とができる基板へのリードの接合方法を提供することを
目的とするものである。
あり、リードの接合強度、特にピール強度を高くするこ
とができる基板へのリードの接合方法を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る基板へのリ
ードの接合方法は、内層回路5を有する基板1の表面に
リード接合部2を形成すると共にリード接合部2の下側
において基板1の内層回路5を設けていない部分に内層
回路5を延長したり、内層回路5には無関係な回路の如
く厚み補正層3を設け、リード接合部2にリード4を加
熱圧着して接合することを特徴とするものである。
ードの接合方法は、内層回路5を有する基板1の表面に
リード接合部2を形成すると共にリード接合部2の下側
において基板1の内層回路5を設けていない部分に内層
回路5を延長したり、内層回路5には無関係な回路の如
く厚み補正層3を設け、リード接合部2にリード4を加
熱圧着して接合することを特徴とするものである。
【0008】本発明にあって、厚み補正層3を基板1の
端部付近に設けて形成することができる。また本発明に
あって、リード接合部2近傍のスルーホール部6付近に
厚み補正層3を設けて形成することができる。また本発
明にあって、厚み補正層3を内層回路5と接続されない
ダミー回路3aとして形成することができる。
端部付近に設けて形成することができる。また本発明に
あって、リード接合部2近傍のスルーホール部6付近に
厚み補正層3を設けて形成することができる。また本発
明にあって、厚み補正層3を内層回路5と接続されない
ダミー回路3aとして形成することができる。
【0009】また本発明にあって、少なくとも第一層目
の内層回路5aを厚み補正層3としてリード接合部2の
下側にまで延長して形成することができる。本発明に係
る基板へのリードの接合方法は、内層回路5を有する基
板1の表面にリード接合部2を形成すると共にリード接
合部2の下側に内層回路5を設けないようにし、リード
接合部2にリード4を加熱圧着して接合することを特徴
とするものである。
の内層回路5aを厚み補正層3としてリード接合部2の
下側にまで延長して形成することができる。本発明に係
る基板へのリードの接合方法は、内層回路5を有する基
板1の表面にリード接合部2を形成すると共にリード接
合部2の下側に内層回路5を設けないようにし、リード
接合部2にリード4を加熱圧着して接合することを特徴
とするものである。
【0010】また本発明に係る基板へのリードの接合方
法は、内層回路5を有する基板1の表面にリード接合部
2を形成し、基板1を変形させてリード接合部2をフラ
ットな状態に形成し、リード接合部2にリード4を加熱
圧着して接合することを特徴とするものである。また本
発明に係る基板へのリードの接合方法は、内層回路5を
有する基板1の表面にリード接合部2を形成し、リード
4をリード接合部2のダレ形状にならわせて形成すると
共にリード接合部2にリード4を加熱圧着して接合する
ことを特徴とするものである。
法は、内層回路5を有する基板1の表面にリード接合部
2を形成し、基板1を変形させてリード接合部2をフラ
ットな状態に形成し、リード接合部2にリード4を加熱
圧着して接合することを特徴とするものである。また本
発明に係る基板へのリードの接合方法は、内層回路5を
有する基板1の表面にリード接合部2を形成し、リード
4をリード接合部2のダレ形状にならわせて形成すると
共にリード接合部2にリード4を加熱圧着して接合する
ことを特徴とするものである。
【0011】また本発明に係る基板へのリードの接合方
法は、内層回路5を有する基板1の表面にリード接合部
2を形成し、リード接合部2の裏面を突出させて基板1
のダレに沿わせると共にリード接合部2の表面をフラッ
トに形成し、リード接合部2にリード4を加熱圧着して
接合することを特徴とするものである。また本発明に係
る基板へのリードの接合方法は、内層回路5を有する基
板1の表面にリード接合部2を形成し、リード接合部2
に加熱ツール7によってリード4を加熱圧着して接合す
るにあたって、リード接合部2のダレ部分にかかる加熱
ツール7の加圧を高くすることを特徴とするものであ
る。
法は、内層回路5を有する基板1の表面にリード接合部
2を形成し、リード接合部2の裏面を突出させて基板1
のダレに沿わせると共にリード接合部2の表面をフラッ
トに形成し、リード接合部2にリード4を加熱圧着して
接合することを特徴とするものである。また本発明に係
る基板へのリードの接合方法は、内層回路5を有する基
板1の表面にリード接合部2を形成し、リード接合部2
に加熱ツール7によってリード4を加熱圧着して接合す
るにあたって、リード接合部2のダレ部分にかかる加熱
ツール7の加圧を高くすることを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】内層回路5を有する基板1の表面にリード接合
部2を形成すると共にリード接合部2の下側において基
板1の内層回路5を設けていない部分に厚み補正層3を
設け、リード接合部2にリード4を加熱圧着して接合し
たので、内層回路5のないリード接合部2の下側に厚み
補正層3を設けることによってリード接合部2にダレが
発生しないようにすることができ、リード接合部2とリ
ード4の間に隙間が形成されないようにすることができ
る。
部2を形成すると共にリード接合部2の下側において基
板1の内層回路5を設けていない部分に厚み補正層3を
設け、リード接合部2にリード4を加熱圧着して接合し
たので、内層回路5のないリード接合部2の下側に厚み
補正層3を設けることによってリード接合部2にダレが
発生しないようにすることができ、リード接合部2とリ
ード4の間に隙間が形成されないようにすることができ
る。
【0013】また厚み補正層3を基板1の端部付近に設
けて形成したので、リード接合部2が設けられることが
多い基板1の端部付近にダレが発生しないようにするこ
とができる。またリード接合部2近傍のスルーホール部
6付近に厚み補正層3を設けて形成したので、スルーホ
ール部6付近の基板1の上面にダレが発生しないように
することができる。
けて形成したので、リード接合部2が設けられることが
多い基板1の端部付近にダレが発生しないようにするこ
とができる。またリード接合部2近傍のスルーホール部
6付近に厚み補正層3を設けて形成したので、スルーホ
ール部6付近の基板1の上面にダレが発生しないように
することができる。
【0014】また厚み補正層3を内層回路5と接続され
ないダミー回路3aとして形成したので、内層回路5間
に短絡が発生することがないようにすることができる。
また少なくとも第一層目の内層回路5aを厚み補正層3
としてリード接合部2の下側にまで延長して形成したの
で、第一層目の内層回路5aを利用して厚み補正層3を
形成することができる。
ないダミー回路3aとして形成したので、内層回路5間
に短絡が発生することがないようにすることができる。
また少なくとも第一層目の内層回路5aを厚み補正層3
としてリード接合部2の下側にまで延長して形成したの
で、第一層目の内層回路5aを利用して厚み補正層3を
形成することができる。
【0015】また内層回路5を有する基板1の表面にリ
ード接合部2を形成すると共にリード接合部2の下側に
内層回路5を設けないようにし、リード接合部2にリー
ド4を加熱圧着して接合したので、リード接合部2の下
側を内層回路5を設けない単層板と同状態に形成するこ
とができ、リード接合部2全体をダレに沿わせることが
できる。
ード接合部2を形成すると共にリード接合部2の下側に
内層回路5を設けないようにし、リード接合部2にリー
ド4を加熱圧着して接合したので、リード接合部2の下
側を内層回路5を設けない単層板と同状態に形成するこ
とができ、リード接合部2全体をダレに沿わせることが
できる。
【0016】また内層回路5を有する基板1の表面にリ
ード接合部2を形成し、基板1を変形させてリード接合
部2をフラットな状態に形成し、リード接合部2にリー
ド4を加熱圧着して接合したので、リード接合部2の表
面をフラットな状態にしてリード接合部2とリード4の
間に隙間が形成されないようにすることができる。また
内層回路5を有する基板1の表面にリード接合部2を形
成し、リード4をリード接合部2のダレ形状にならわせ
て形成すると共にリード接合部2にリード4を加熱圧着
して接合したので、ダレが発生したリード接合部2とリ
ード4を密着させることができてリード接合部2とリー
ド4の間に隙間が形成されないようにすることができ
る。
ード接合部2を形成し、基板1を変形させてリード接合
部2をフラットな状態に形成し、リード接合部2にリー
ド4を加熱圧着して接合したので、リード接合部2の表
面をフラットな状態にしてリード接合部2とリード4の
間に隙間が形成されないようにすることができる。また
内層回路5を有する基板1の表面にリード接合部2を形
成し、リード4をリード接合部2のダレ形状にならわせ
て形成すると共にリード接合部2にリード4を加熱圧着
して接合したので、ダレが発生したリード接合部2とリ
ード4を密着させることができてリード接合部2とリー
ド4の間に隙間が形成されないようにすることができ
る。
【0017】また内層回路5を有する基板1の表面にリ
ード接合部2を形成し、リード接合部2の裏面を突出さ
せて基板1のダレに沿わせると共にリード接合部2の表
面をフラットに形成し、リード接合部2にリード4を加
熱圧着して接合したので、基板1のダレをリード接合部
2の裏面の突出部分で吸収してリード接合部2の表面を
フラットに形成することで、リード接合部2とリード4
を密着させることができてリード接合部2とリード4の
間に隙間が形成されないようにすることができる。
ード接合部2を形成し、リード接合部2の裏面を突出さ
せて基板1のダレに沿わせると共にリード接合部2の表
面をフラットに形成し、リード接合部2にリード4を加
熱圧着して接合したので、基板1のダレをリード接合部
2の裏面の突出部分で吸収してリード接合部2の表面を
フラットに形成することで、リード接合部2とリード4
を密着させることができてリード接合部2とリード4の
間に隙間が形成されないようにすることができる。
【0018】また内層回路5を有する基板1の表面にリ
ード接合部2を形成し、リード接合部2に加熱ツール7
によってリード4を加熱圧着して接合するにあたって、
リード接合部2のダレ部分にかかる加熱ツール7の加圧
を高くしたので、リード接合部2とリード4を密着させ
ることができてリード接合部2とリード4の間に隙間が
形成されないようにすることができる。
ード接合部2を形成し、リード接合部2に加熱ツール7
によってリード4を加熱圧着して接合するにあたって、
リード接合部2のダレ部分にかかる加熱ツール7の加圧
を高くしたので、リード接合部2とリード4を密着させ
ることができてリード接合部2とリード4の間に隙間が
形成されないようにすることができる。
【0019】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。半導
体搭載用の基板1は、図23に示すように両面に回路3
5を設けた両面回路板34と変性ポリイミド樹脂等を含
浸させたプリプレグ33とを交合に重ねてプレス板3
0、31で加熱加圧し、両面回路板が内層回路5とし
て、プリプレグが絶縁層9としてそれぞれ形成される多
層板で作成されるものであり、中央部を半導体チップ搭
載部として形成してあると共に、この半導体チップ搭載
部を囲むように基板1の表面の周端部には銅箔等で多数
本の回路8が図16(a)(b)のように形成してあ
る。この回路8の表面にはニッケルメッキが施してある
と共にさらにその表面には金メッキが施されている。ま
た回路8の端部付近はリード接合部2として形成されて
いる。
体搭載用の基板1は、図23に示すように両面に回路3
5を設けた両面回路板34と変性ポリイミド樹脂等を含
浸させたプリプレグ33とを交合に重ねてプレス板3
0、31で加熱加圧し、両面回路板が内層回路5とし
て、プリプレグが絶縁層9としてそれぞれ形成される多
層板で作成されるものであり、中央部を半導体チップ搭
載部として形成してあると共に、この半導体チップ搭載
部を囲むように基板1の表面の周端部には銅箔等で多数
本の回路8が図16(a)(b)のように形成してあ
る。この回路8の表面にはニッケルメッキが施してある
と共にさらにその表面には金メッキが施されている。ま
た回路8の端部付近はリード接合部2として形成されて
いる。
【0020】リード4は例えばリードフレーム等によっ
てアウターリードとして銅合金や鉄合金(42アロイ
等)などで形成されるものであり、少なくともその先端
部の接合面には錫メッキが施してある。そしてリード4
を基板1のリード接合部2に加熱圧着して接合するにあ
たっては、リード4の先端部をリード接合部2の上に重
ね、上述した図18(b)のようにチタンやモリブデン
等で形成される加熱ツール7によってリード4の上面を
押さえて加熱する。加熱条件は例えば、加熱温度(加熱
ツール7の接触部分の温度)を350℃、加熱ツール7
への通電時間(温度保持時間)を2秒、各リード4あた
りの加圧を150gfに設定しておこなうことができ
る。
てアウターリードとして銅合金や鉄合金(42アロイ
等)などで形成されるものであり、少なくともその先端
部の接合面には錫メッキが施してある。そしてリード4
を基板1のリード接合部2に加熱圧着して接合するにあ
たっては、リード4の先端部をリード接合部2の上に重
ね、上述した図18(b)のようにチタンやモリブデン
等で形成される加熱ツール7によってリード4の上面を
押さえて加熱する。加熱条件は例えば、加熱温度(加熱
ツール7の接触部分の温度)を350℃、加熱ツール7
への通電時間(温度保持時間)を2秒、各リード4あた
りの加圧を150gfに設定しておこなうことができ
る。
【0021】そしてこのようにリード4の先端部をリー
ド接合部2に重ねて加熱圧着させると、上述したよう
に、リード4の表面にメッキされた錫とリード接合部2
にメッキされた金とがAu−Sn共晶合金となって溶融
し、このAu−Sn共晶合金がボンディング層となって
リード接合部2にリード4を接合できるのである。尚、
本実施例では錫と金とをロー材としてリード接合部2と
リード4を接合するようにしているが、ロー材としてこ
の錫や金に限定されるものではない。
ド接合部2に重ねて加熱圧着させると、上述したよう
に、リード4の表面にメッキされた錫とリード接合部2
にメッキされた金とがAu−Sn共晶合金となって溶融
し、このAu−Sn共晶合金がボンディング層となって
リード接合部2にリード4を接合できるのである。尚、
本実施例では錫と金とをロー材としてリード接合部2と
リード4を接合するようにしているが、ロー材としてこ
の錫や金に限定されるものではない。
【0022】このようにしてリード4を接合された基板
1の半導体チップ搭載部に半導体チップ15を搭載する
と共にワイヤー16を回路8に接続することによって、
半導体チップ15とリード4とを電気的に接続して図1
7のような半導体装置Aを形成することができ、さらに
これを樹脂封止することによって製品に仕上げることが
できる。
1の半導体チップ搭載部に半導体チップ15を搭載する
と共にワイヤー16を回路8に接続することによって、
半導体チップ15とリード4とを電気的に接続して図1
7のような半導体装置Aを形成することができ、さらに
これを樹脂封止することによって製品に仕上げることが
できる。
【0023】図1には本発明の一実施例が示してあり、
この基板1には端部付近のリード接合部2の下側におい
て、厚み方向に複数の厚み補正層3が設けられている。
厚み補正層3は内層回路5とほぼ同じ厚みの金属や樹脂
の膜(箔)、フィルムを使用することができる。また厚
み補正層3は、図23に示す両面回路板34の回路35
が設けられていない端部部分に配置され、両面回路板3
4とともにプリプレグ33の間に挟まれて、プレス3
0、31で加熱加圧することによって、基板1を成形す
るのと同時に基板1内に形成することができる。
この基板1には端部付近のリード接合部2の下側におい
て、厚み方向に複数の厚み補正層3が設けられている。
厚み補正層3は内層回路5とほぼ同じ厚みの金属や樹脂
の膜(箔)、フィルムを使用することができる。また厚
み補正層3は、図23に示す両面回路板34の回路35
が設けられていない端部部分に配置され、両面回路板3
4とともにプリプレグ33の間に挟まれて、プレス3
0、31で加熱加圧することによって、基板1を成形す
るのと同時に基板1内に形成することができる。
【0024】このようにリード接合部2の下側の内層回
路5がない部分において基板1の内部にこの内層回路5
と接続されないダミー回路3aからなる厚み補正層3を
設けることによって、内層回路5の厚みを厚み補正層3
で補うことができ、よってリード接合部2にダレが発生
しなくなってリード接合部2の表面をフラット(平坦)
に形成することができ、上述のようにリード接合部2の
上にリード4を重ねてもそれらの間に隙間が生じること
がなくなる。従って加熱ツール7で加熱圧着しても、未
反応の錫が上記隙間に溜まって固化するようなことがな
くなり、リード4とリード接合部2を密着させて良好な
Au−Sn共晶合金で接合することができる。
路5がない部分において基板1の内部にこの内層回路5
と接続されないダミー回路3aからなる厚み補正層3を
設けることによって、内層回路5の厚みを厚み補正層3
で補うことができ、よってリード接合部2にダレが発生
しなくなってリード接合部2の表面をフラット(平坦)
に形成することができ、上述のようにリード接合部2の
上にリード4を重ねてもそれらの間に隙間が生じること
がなくなる。従って加熱ツール7で加熱圧着しても、未
反応の錫が上記隙間に溜まって固化するようなことがな
くなり、リード4とリード接合部2を密着させて良好な
Au−Sn共晶合金で接合することができる。
【0025】図2には他の実施例が示してある。この実
施例の基板1の端部付近には内層回路5と同じ高さ位置
に設けた厚み補正層3に加え、第一層目(最上)の内層
回路5aよりも上側においてさらにダミー回路3aから
なる厚み補正層3を設け、基板1のエッジ部分における
リード接合部2の一部を意図的に上方に盛り上げるよう
にして形成してある。
施例の基板1の端部付近には内層回路5と同じ高さ位置
に設けた厚み補正層3に加え、第一層目(最上)の内層
回路5aよりも上側においてさらにダミー回路3aから
なる厚み補正層3を設け、基板1のエッジ部分における
リード接合部2の一部を意図的に上方に盛り上げるよう
にして形成してある。
【0026】このようにリード接合部2を上方に盛り上
げるようにして形成すると、リード接合部2にダレが発
生しないのはもちろんのこと、加熱ツール7による加圧
の際に盛り上げた部分の加圧分布を大きくすることがで
き、リード接合部2とリード4の密着度を大きくして接
合することができる。図3には他の実施例が示してあ
る。この実施例の基板1にはリード接合部2に近接して
スルーホール部6が形成してある場合に、スルーホール
6を囲うようにて基板1の内部にダミー回路3aからな
る厚み補正層3が設けてある。
げるようにして形成すると、リード接合部2にダレが発
生しないのはもちろんのこと、加熱ツール7による加圧
の際に盛り上げた部分の加圧分布を大きくすることがで
き、リード接合部2とリード4の密着度を大きくして接
合することができる。図3には他の実施例が示してあ
る。この実施例の基板1にはリード接合部2に近接して
スルーホール部6が形成してある場合に、スルーホール
6を囲うようにて基板1の内部にダミー回路3aからな
る厚み補正層3が設けてある。
【0027】このようにスルーホール部6を囲うように
て基板1の内部に厚み補正層3を設けることによって、
スルーホール部6の周辺の上面がダレを起こすようなこ
とがなくなり、従ってダレの発生で近接するリード接合
部2とリード4との間に隙間が形成されないようにする
ことができる。図4には他の実施例が示してあり、この
実施例においても厚み補正層3は回路として使用されな
いダミー回路3aとして形成してある。つまりダミー回
路3aは内層回路5や表面の回路8と電気的に接続され
ないものである。
て基板1の内部に厚み補正層3を設けることによって、
スルーホール部6の周辺の上面がダレを起こすようなこ
とがなくなり、従ってダレの発生で近接するリード接合
部2とリード4との間に隙間が形成されないようにする
ことができる。図4には他の実施例が示してあり、この
実施例においても厚み補正層3は回路として使用されな
いダミー回路3aとして形成してある。つまりダミー回
路3aは内層回路5や表面の回路8と電気的に接続され
ないものである。
【0028】このように厚み補正層3をダミー回路3a
として形成することによって、基板1を成形(ダイシン
グ)する際にダミー回路3a同士がバリ等で短絡したと
しても内層回路5にはこの短絡の影響がないようにする
ことができる。また内層回路5として用いられる両面回
路板34に回路35を形成するのと同時にダミー回路3
aを作成することができ、厚み補正層3を別途用意した
り作成する必要がなくなって量産性に優れるものであ
る。
として形成することによって、基板1を成形(ダイシン
グ)する際にダミー回路3a同士がバリ等で短絡したと
しても内層回路5にはこの短絡の影響がないようにする
ことができる。また内層回路5として用いられる両面回
路板34に回路35を形成するのと同時にダミー回路3
aを作成することができ、厚み補正層3を別途用意した
り作成する必要がなくなって量産性に優れるものであ
る。
【0029】図5には他の実施例が示してあり、この実
施例では基板1に設けた内層回路5のうち、第一層目
(最上)の内層回路5aのみをリード接合部2の下側で
基板1のエッジ部分3bにまで延長し、このリード接合
部2の下側に位置する部分を厚み補正層3として形成し
てある。このように第一層目の内層回路5aをリード接
合部2の下側にまで延長して厚み補正層3として形成し
たので、内層回路5aを利用して厚み補正層3を作成す
ることができ、厚み補正層3を別途用意したり作成する
必要がなくなって量産性に優れるものである。また厚み
補正層3として使用するのは第一層目の内層回路5aの
みであるので、基板1を成形(ダイシング)する際に厚
み補正層3(内層回路5a)がバリ等で他の内層回路5
と短絡することがないようにすることができる。
施例では基板1に設けた内層回路5のうち、第一層目
(最上)の内層回路5aのみをリード接合部2の下側で
基板1のエッジ部分3bにまで延長し、このリード接合
部2の下側に位置する部分を厚み補正層3として形成し
てある。このように第一層目の内層回路5aをリード接
合部2の下側にまで延長して厚み補正層3として形成し
たので、内層回路5aを利用して厚み補正層3を作成す
ることができ、厚み補正層3を別途用意したり作成する
必要がなくなって量産性に優れるものである。また厚み
補正層3として使用するのは第一層目の内層回路5aの
みであるので、基板1を成形(ダイシング)する際に厚
み補正層3(内層回路5a)がバリ等で他の内層回路5
と短絡することがないようにすることができる。
【0030】図6には他の実施例が示してあり、この実
施例の基板1は内層回路5をリード接合部2の下側に位
置しないように、通常よりも基板1のエッジ部分よりも
多少内側の位置に形成するようにしてある。そしてこの
基板1の端部付近は多数の内層回路5が形成されない単
層板と同じような構成となっている。このように内層回
路5をリード接合部2の下側に位置しないように形成す
ると、リード接合部2全体の厚みが薄くなり、よってリ
ード接合部2の部分にはダレによる段差が形成されず
に、内層回路5の端部の上側の回路8の部分に段差がで
きることになり、従ってリード接合部2の上にリード4
を重ねてもリード4とリード接合部2の間に隙間ができ
るようなことがないようにすることができる。
施例の基板1は内層回路5をリード接合部2の下側に位
置しないように、通常よりも基板1のエッジ部分よりも
多少内側の位置に形成するようにしてある。そしてこの
基板1の端部付近は多数の内層回路5が形成されない単
層板と同じような構成となっている。このように内層回
路5をリード接合部2の下側に位置しないように形成す
ると、リード接合部2全体の厚みが薄くなり、よってリ
ード接合部2の部分にはダレによる段差が形成されず
に、内層回路5の端部の上側の回路8の部分に段差がで
きることになり、従ってリード接合部2の上にリード4
を重ねてもリード4とリード接合部2の間に隙間ができ
るようなことがないようにすることができる。
【0031】図7には他の実施例が示してあり、この実
施例はダレが発生した基板1をリード4の接合の前に予
め矯正するようにしたものである。図7(a)に示すよ
うに端部付近のリード接合部2にダレが発生した基板1
を、図7(b)に示すように上下二枚のプレス板17、
18の間に配置する。上側のプレス板17は下面が平坦
に形成されるものであり、また下側のプレス板18は上
面の端部が上方へ傾斜する傾斜面18aに形成されるも
のである。そしてこのプレス板17、18で基板1を、
例えば150℃、2kg/cm2 の条件で10分間保持
してプレスすることによって、傾斜面18aで基板1の
端部を上方へ押圧し、図7(c)に示すようなダレがな
くリード接合部2の表面が平坦な基板1を得ることがで
きる。尚、上記プレス方法や条件はこの限りではない。
施例はダレが発生した基板1をリード4の接合の前に予
め矯正するようにしたものである。図7(a)に示すよ
うに端部付近のリード接合部2にダレが発生した基板1
を、図7(b)に示すように上下二枚のプレス板17、
18の間に配置する。上側のプレス板17は下面が平坦
に形成されるものであり、また下側のプレス板18は上
面の端部が上方へ傾斜する傾斜面18aに形成されるも
のである。そしてこのプレス板17、18で基板1を、
例えば150℃、2kg/cm2 の条件で10分間保持
してプレスすることによって、傾斜面18aで基板1の
端部を上方へ押圧し、図7(c)に示すようなダレがな
くリード接合部2の表面が平坦な基板1を得ることがで
きる。尚、上記プレス方法や条件はこの限りではない。
【0032】このように予め基板1のダレを矯正してリ
ード接合部2の表面を平坦に形成することによって、リ
ード接合部2の上にリード4を重ねてもリード4とリー
ド接合部2の間に隙間が形成されないようにすることが
できる。図8には他の実施例が示してある。この実施例
では、リード接合部2の上にリード4を重ね、基板1の
中央部を上方から基板押圧治具19で押して基板1を下
向き凸状態に変形させ、この状態で加熱ツール7によっ
てリード4の上面を押さえて加熱するようにして、リー
ド4とリード接合部2を接合するようにしたものであ
る。
ード接合部2の表面を平坦に形成することによって、リ
ード接合部2の上にリード4を重ねてもリード4とリー
ド接合部2の間に隙間が形成されないようにすることが
できる。図8には他の実施例が示してある。この実施例
では、リード接合部2の上にリード4を重ね、基板1の
中央部を上方から基板押圧治具19で押して基板1を下
向き凸状態に変形させ、この状態で加熱ツール7によっ
てリード4の上面を押さえて加熱するようにして、リー
ド4とリード接合部2を接合するようにしたものであ
る。
【0033】この実施例では基板1を下向き凸状態に変
形させてダレが発生したリード接合部2を通常よりも上
側に位置させてリード接合部2を平坦にすることによっ
て、リード接合部2全体の圧力分布を均一にしてしかも
通常よりも加熱ツール7での加圧を高めることができ、
リード接合部2とリード4の密着度を大きくして接合す
ることができる。
形させてダレが発生したリード接合部2を通常よりも上
側に位置させてリード接合部2を平坦にすることによっ
て、リード接合部2全体の圧力分布を均一にしてしかも
通常よりも加熱ツール7での加圧を高めることができ、
リード接合部2とリード4の密着度を大きくして接合す
ることができる。
【0034】図9には他の実施例が示してあり、この実
施例では、ダレが発生したリード接合部2の上にリード
4を重ね、加熱ツール7によってリード4の上面を押さ
えて加熱する際に、リード4の基板1から突出する部分
を矢印のように上方から押しながらリード接合部2に接
合するようにしたものである。このようにリード4を上
方から押しながらリード接合部2に接合するようにした
ので、リード4を変形させてリード4とリード接合部2
の間に隙間が形成されないようにすることができ、リー
ド接合部2とリード4の密着度を大きくして接合するこ
とができる。
施例では、ダレが発生したリード接合部2の上にリード
4を重ね、加熱ツール7によってリード4の上面を押さ
えて加熱する際に、リード4の基板1から突出する部分
を矢印のように上方から押しながらリード接合部2に接
合するようにしたものである。このようにリード4を上
方から押しながらリード接合部2に接合するようにした
ので、リード4を変形させてリード4とリード接合部2
の間に隙間が形成されないようにすることができ、リー
ド接合部2とリード4の密着度を大きくして接合するこ
とができる。
【0035】図10には他の実施例が示してあり、この
実施例では、予めリード接合部2に発生したダレの形状
に沿うように変形(フォーミング)させたリード4を用
いるようにしたものである。このようにリード接合部2
のダレの形状に沿うように変形させたリード4を用いる
ことによって、リード4とリード接合部2の間に隙間が
形成されないようにすることができ、リード接合部2と
リード4の密着度を大きくして接合することができる。
実施例では、予めリード接合部2に発生したダレの形状
に沿うように変形(フォーミング)させたリード4を用
いるようにしたものである。このようにリード接合部2
のダレの形状に沿うように変形させたリード4を用いる
ことによって、リード4とリード接合部2の間に隙間が
形成されないようにすることができ、リード接合部2と
リード4の密着度を大きくして接合することができる。
【0036】図11には他の実施例が示してあり、この
実施例では、下面に突起20を設けたリード4を用いる
ようにしたものである。この突起20はリード接合部2
とリード4との間にできる隙間の寸法と同じ高さに形成
してあり、また突起20の外側面はリード接合部2(回
路8)の外側端部と同位置に配置されるようになってい
る。
実施例では、下面に突起20を設けたリード4を用いる
ようにしたものである。この突起20はリード接合部2
とリード4との間にできる隙間の寸法と同じ高さに形成
してあり、また突起20の外側面はリード接合部2(回
路8)の外側端部と同位置に配置されるようになってい
る。
【0037】このようにリード4の下面に突起20を設
けることによって、リード4とリード接合部2の間に突
起20が位置して隙間ができないようにすることがで
き、リード接合部2とリード4の密着度を大きくして接
合することができる。図12には他の実施例が示してあ
り、この実施例では、リード接合部2に施される銅メッ
キ(又はリード接合部を形成する銅箔)を通常よりも
(必要以上に)厚く付け、その銅メッキを研磨等で所望
の膜厚にすると共に表面を平坦にするようにしたもので
ある。
けることによって、リード4とリード接合部2の間に突
起20が位置して隙間ができないようにすることがで
き、リード接合部2とリード4の密着度を大きくして接
合することができる。図12には他の実施例が示してあ
り、この実施例では、リード接合部2に施される銅メッ
キ(又はリード接合部を形成する銅箔)を通常よりも
(必要以上に)厚く付け、その銅メッキを研磨等で所望
の膜厚にすると共に表面を平坦にするようにしたもので
ある。
【0038】この実施例ではリード接合部2に施される
銅メッキを通常よりも厚く付けたので、リード接合部2
に発生するダレを銅メッキの厚みで吸収することができ
ると共に銅メッキの表面を平坦にすることによって、リ
ード4とリード接合部2の間に隙間が形成されないよう
にすることができ、リード接合部2とリード4の密着度
を大きくして接合することができる。
銅メッキを通常よりも厚く付けたので、リード接合部2
に発生するダレを銅メッキの厚みで吸収することができ
ると共に銅メッキの表面を平坦にすることによって、リ
ード4とリード接合部2の間に隙間が形成されないよう
にすることができ、リード接合部2とリード4の密着度
を大きくして接合することができる。
【0039】図13には他の実施例が示してあり、この
実施例ではリード接合部2の表面に施される金メッキ1
3を通常よりも(必要以上に)厚く付け、この上にリー
ド4を重ねて加熱圧着するようにしたものである。この
実施例では金メッキ13を通常よりも厚く付けてリード
接合部2へのリード4の接合をおこなったので、金メッ
キ13をリード4の下面に沿って変形させて金メッキ1
3でリード接合部2のダレを吸収されることができ、リ
ード4とリード接合部2の間に隙間が形成されないよう
にすることができ、リード接合部2とリード4の密着度
を大きくして接合することができる。また金メッキ13
は厚く形成されているので、リード4とリード接合部2
にかかる加熱ツール7の圧力を大きくすることができ
る。
実施例ではリード接合部2の表面に施される金メッキ1
3を通常よりも(必要以上に)厚く付け、この上にリー
ド4を重ねて加熱圧着するようにしたものである。この
実施例では金メッキ13を通常よりも厚く付けてリード
接合部2へのリード4の接合をおこなったので、金メッ
キ13をリード4の下面に沿って変形させて金メッキ1
3でリード接合部2のダレを吸収されることができ、リ
ード4とリード接合部2の間に隙間が形成されないよう
にすることができ、リード接合部2とリード4の密着度
を大きくして接合することができる。また金メッキ13
は厚く形成されているので、リード4とリード接合部2
にかかる加熱ツール7の圧力を大きくすることができ
る。
【0040】図14には他の実施例が示してあり、この
実施例では加熱ツール7の下面を、基板1の外側の位置
になるほど徐々に下方に突出するように斜めに傾斜させ
て形成してあり、リード接合部2のダレにかかる圧力が
大きくなるようにしてある。この実施例では加熱ツール
7の下面を斜めにしてリード接合部2のダレ部分にかか
る圧力を大きくしたので、加熱ツール7でリード4をリ
ード接合部2の表面のダレに沿わせるように変形させる
ことができ、よってリード4とリード接合部2の間に隙
間が形成されないようにすることができ、リード接合部
2とリード4の密着度を大きくして接合することができ
る。
実施例では加熱ツール7の下面を、基板1の外側の位置
になるほど徐々に下方に突出するように斜めに傾斜させ
て形成してあり、リード接合部2のダレにかかる圧力が
大きくなるようにしてある。この実施例では加熱ツール
7の下面を斜めにしてリード接合部2のダレ部分にかか
る圧力を大きくしたので、加熱ツール7でリード4をリ
ード接合部2の表面のダレに沿わせるように変形させる
ことができ、よってリード4とリード接合部2の間に隙
間が形成されないようにすることができ、リード接合部
2とリード4の密着度を大きくして接合することができ
る。
【0041】図15には他の実施例が示してあり、この
実施例ではダレが発生したリード接合部2の下方におい
て基板1の下側に、基板1の外側の位置になるほど徐々
に上方に突出するテーパ状の上面に形成された基板受け
台21を設け、そして加熱ツール7でリード接合部2に
リード4を加熱圧着するようにしたものである。この実
施例ではテーパ状の上面に形成された基板受け台21を
リード接合部2の下方において基板1の下側に配置した
ので、リード4とリード接合部2にかかる加熱ツール7
の圧力をダレの部分ほど大きくすることができ、リード
接合部2のダレを矯正しつつリード4とリード接合部2
の接合をおこなうことができ、よってリード4とリード
接合部2の間に隙間が形成されないようにすることがで
き、リード接合部2とリード4の密着度を大きくして接
合することができる。
実施例ではダレが発生したリード接合部2の下方におい
て基板1の下側に、基板1の外側の位置になるほど徐々
に上方に突出するテーパ状の上面に形成された基板受け
台21を設け、そして加熱ツール7でリード接合部2に
リード4を加熱圧着するようにしたものである。この実
施例ではテーパ状の上面に形成された基板受け台21を
リード接合部2の下方において基板1の下側に配置した
ので、リード4とリード接合部2にかかる加熱ツール7
の圧力をダレの部分ほど大きくすることができ、リード
接合部2のダレを矯正しつつリード4とリード接合部2
の接合をおこなうことができ、よってリード4とリード
接合部2の間に隙間が形成されないようにすることがで
き、リード接合部2とリード4の密着度を大きくして接
合することができる。
【0042】
【発明の効果】上記のように本発明は、内層回路を有す
る基板の表面にリード接合部を形成すると共にリード接
合部の下側において基板の内層回路を設けていない部分
に厚み補正層を設け、リード接合部にリードを加熱圧着
して接合したので、内層回路のないリード接合部の下側
に厚み補正層を設けることによってリード接合部にダレ
が発生しないようにすることができ、リード接合部とリ
ードの間に隙間が形成されないようにすることができ、
従ってAu−Sn共晶合金よりも強度が低い錫リッチ層
が形成されなくなってリードの接合強度、特にピール強
度を高くすることができるものである。
る基板の表面にリード接合部を形成すると共にリード接
合部の下側において基板の内層回路を設けていない部分
に厚み補正層を設け、リード接合部にリードを加熱圧着
して接合したので、内層回路のないリード接合部の下側
に厚み補正層を設けることによってリード接合部にダレ
が発生しないようにすることができ、リード接合部とリ
ードの間に隙間が形成されないようにすることができ、
従ってAu−Sn共晶合金よりも強度が低い錫リッチ層
が形成されなくなってリードの接合強度、特にピール強
度を高くすることができるものである。
【0043】また厚み補正層を基板の端部付近に設けて
形成したので、リード接合部が設けられることが多い基
板の端部付近にダレが発生しないようにすることができ
るものである。またリード接合部近傍のスルーホール部
付近に厚み補正層を設けて形成したので、スルーホール
部付近に基板のダレが発生しないようにすることがで
き、リード接合部にダレ発生などの悪影響を与えないよ
うにすることができるものである。
形成したので、リード接合部が設けられることが多い基
板の端部付近にダレが発生しないようにすることができ
るものである。またリード接合部近傍のスルーホール部
付近に厚み補正層を設けて形成したので、スルーホール
部付近に基板のダレが発生しないようにすることがで
き、リード接合部にダレ発生などの悪影響を与えないよ
うにすることができるものである。
【0044】また厚み補正層を内層回路と接続されない
ダミー回路として形成したので、ダミー回路同士或いは
内層回路とダミー回路が短絡を起こすことがないように
することができるものである。また少なくとも第一層目
の内層回路を厚み補正層としてリード接合部の下側にま
で延長して形成したので、第一層目の内層回路を利用し
て厚み補正層を形成することができ、厚み補正層を別途
形成する必要がないようにすることができるものであ
る。
ダミー回路として形成したので、ダミー回路同士或いは
内層回路とダミー回路が短絡を起こすことがないように
することができるものである。また少なくとも第一層目
の内層回路を厚み補正層としてリード接合部の下側にま
で延長して形成したので、第一層目の内層回路を利用し
て厚み補正層を形成することができ、厚み補正層を別途
形成する必要がないようにすることができるものであ
る。
【0045】また内層回路を有する基板の表面にリード
接合部を形成すると共にリード接合部の下側に内層回路
を設けないようにし、リード接合部にリードを加熱圧着
して接合したので、リード接合部の下側を内層回路を設
けない単層板と同状態に形成することができ、リード接
合部全体をダレに沿わせることができてリードとリード
接合部との間に隙間ができないようにすることができ、
従ってAu−Sn共晶合金よりも強度が低い錫リッチ層
が形成されなくなってリードの接合強度、特にピール強
度を高くすることができるものである。
接合部を形成すると共にリード接合部の下側に内層回路
を設けないようにし、リード接合部にリードを加熱圧着
して接合したので、リード接合部の下側を内層回路を設
けない単層板と同状態に形成することができ、リード接
合部全体をダレに沿わせることができてリードとリード
接合部との間に隙間ができないようにすることができ、
従ってAu−Sn共晶合金よりも強度が低い錫リッチ層
が形成されなくなってリードの接合強度、特にピール強
度を高くすることができるものである。
【0046】また内層回路を有する基板の表面にリード
接合部を形成し、基板を変形させてリード接合部をフラ
ットな状態に形成し、リード接合部にリードを加熱圧着
して接合したので、リード接合部の部分において基板に
ダレが発生しないようにすることができてリード接合部
とリードの間に隙間が形成されないようにすることがで
き、従ってAu−Sn共晶合金よりも強度が低い錫リッ
チ層が形成されなくなってリードの接合強度、特にピー
ル強度を高くすることができるものである。
接合部を形成し、基板を変形させてリード接合部をフラ
ットな状態に形成し、リード接合部にリードを加熱圧着
して接合したので、リード接合部の部分において基板に
ダレが発生しないようにすることができてリード接合部
とリードの間に隙間が形成されないようにすることがで
き、従ってAu−Sn共晶合金よりも強度が低い錫リッ
チ層が形成されなくなってリードの接合強度、特にピー
ル強度を高くすることができるものである。
【0047】また内層回路を有する基板の表面にリード
接合部を形成し、リードをリード接合部のダレ形状にな
らわせて形成すると共にリード接合部にリードを加熱圧
着して接合したので、ダレが発生したリード接合部とリ
ードを密着させることができてリード接合部とリードの
間に隙間が形成されないようにすることができ、従って
Au−Sn共晶合金よりも強度が低い錫リッチ層が形成
されなくなってリードの接合強度、特にピール強度を高
くすることができるものである。
接合部を形成し、リードをリード接合部のダレ形状にな
らわせて形成すると共にリード接合部にリードを加熱圧
着して接合したので、ダレが発生したリード接合部とリ
ードを密着させることができてリード接合部とリードの
間に隙間が形成されないようにすることができ、従って
Au−Sn共晶合金よりも強度が低い錫リッチ層が形成
されなくなってリードの接合強度、特にピール強度を高
くすることができるものである。
【0048】また内層回路を有する基板の表面にリード
接合部を形成し、リード接合部の裏面を突出させて基板
のダレに沿わせると共にリード接合部の表面をフラット
に形成し、リード接合部にリードを加熱圧着して接合し
たので、基板のダレをリード接合部の裏面の突出部分で
吸収してリード接合部の表面をフラットに形成すること
で、リード接合部とリードを密着させることができてリ
ード接合部とリードの間に隙間が形成されないようにす
ることができ、従ってAu−Sn共晶合金よりも強度が
低い錫リッチ層が形成されなくなってリードの接合強
度、特にピール強度を高くすることができるものであ
る。
接合部を形成し、リード接合部の裏面を突出させて基板
のダレに沿わせると共にリード接合部の表面をフラット
に形成し、リード接合部にリードを加熱圧着して接合し
たので、基板のダレをリード接合部の裏面の突出部分で
吸収してリード接合部の表面をフラットに形成すること
で、リード接合部とリードを密着させることができてリ
ード接合部とリードの間に隙間が形成されないようにす
ることができ、従ってAu−Sn共晶合金よりも強度が
低い錫リッチ層が形成されなくなってリードの接合強
度、特にピール強度を高くすることができるものであ
る。
【0049】また内層回路を有する基板の表面にリード
接合部を形成し、リード接合部に加熱ツールによってリ
ードを加熱圧着して接合するにあたって、リード接合部
のダレ部分にかかる加熱ツールの加圧を高くしたので、
リード接合部とリードを密着させることができてリード
接合部とリードの間に隙間が形成されないようにするこ
とができ、従ってAu−Sn共晶合金よりも強度が低い
錫リッチ層が形成されなくなってリードの接合強度、特
にピール強度を高くすることができるものである。
接合部を形成し、リード接合部に加熱ツールによってリ
ードを加熱圧着して接合するにあたって、リード接合部
のダレ部分にかかる加熱ツールの加圧を高くしたので、
リード接合部とリードを密着させることができてリード
接合部とリードの間に隙間が形成されないようにするこ
とができ、従ってAu−Sn共晶合金よりも強度が低い
錫リッチ層が形成されなくなってリードの接合強度、特
にピール強度を高くすることができるものである。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】同上の他の実施例を示す断面図である。
【図3】同上のさらに他の実施例を示す断面図である。
【図4】同上のさらに他の実施例を示す断面図である。
【図5】同上のさらに他の実施例を示す断面図である。
【図6】同上のさらに他の実施例を示す断面図である。
【図7】(a)(b)(c)は同上の他の実施例の工程
手順を示す断面図である。
手順を示す断面図である。
【図8】同上のさらに他の実施例を示す断面図である。
【図9】同上のさらに他の実施例を示す断面図である。
【図10】同上のさらに他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図11】同上のさらに他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図12】同上のさらに他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図13】同上のさらに他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図14】同上のさらに他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図15】同上のさらに他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図16】(a)は基板とリードを示す側面図、(b)
は平面図である。
は平面図である。
【図17】半導体装置を示す側面図である。
【図18】(a)(b)は加熱ツールによるリードの接
合工程を示す側面図である。
合工程を示す側面図である。
【図19】(a)(b)は従来例を示す断面図である。
【図20】(a)(b)は従来例を示す拡大した断面図
である。
である。
【図21】ピール強度の測定法方を示す断面図である。
【図22】他の従来例を示す断面図である。
【図23】基板の製造方法を示す側面図である。
1 基板 2 リード接合部 3 厚み補正層 3a ダミー回路 4 リード 5 内層回路 6 スルーホール部 7 加熱ツール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 23/12
Claims (10)
- 【請求項1】 内層回路を有する基板の表面にリード接
合部を形成すると共にリード接合部の下側において基板
の内層回路を設けていない部分に厚み補正層を設け、リ
ード接合部にリードを加熱圧着して接合することを特徴
とする基板へのリードの接合方法。 - 【請求項2】 厚み補正層を基板の端部付近に設けて形
成することを特徴とする請求項1に記載の基板へのリー
ドの接合方法。 - 【請求項3】 リード接合部近傍のスルーホール部付近
に厚み補正層を設けて形成することを特徴とする請求項
1に記載の基板へのリードの接合方法。 - 【請求項4】 厚み補正層を内層回路と接続されないダ
ミー回路として形成することを特徴とする請求項1乃至
3のいずれかに記載の基板へのリードの接合方法。 - 【請求項5】 少なくとも第一層目の内層回路を厚み補
正層としてリード接合部の下側にまで延長して形成する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の基
板へのリードの接合方法。 - 【請求項6】 内層回路を有する基板の表面にリード接
合部を形成すると共にリード接合部の下側に内層回路を
設けないようにし、リード接合部にリードを加熱圧着し
て接合することを特徴とする基板へのリードの接合方
法。 - 【請求項7】 内層回路を有する基板の表面にリード接
合部を形成し、基板を変形させてリード接合部をフラッ
トな状態に形成し、リード接合部にリードを加熱圧着し
て接合することを特徴とする基板へのリードの接合方
法。 - 【請求項8】 内層回路を有する基板の表面にリード接
合部を形成し、リードをリード接合部のダレ形状になら
わせて形成すると共にリード接合部にリードを加熱圧着
して接合することを特徴とする基板へのリードの接合方
法。 - 【請求項9】 内層回路を有する基板の表面にリード接
合部を形成し、リード接合部の裏面を突出させて基板の
ダレに沿わせると共にリード接合部の表面をフラットに
形成し、リード接合部にリードを加熱圧着して接合する
ことを特徴とする基板へのリードの接合方法。 - 【請求項10】 内層回路を有する基板の表面にリード
接合部を形成し、リード接合部に加熱ツールによってリ
ードを加熱圧着して接合するにあたって、リード接合部
のダレ部分にかかる加熱ツールの加圧を高くすることを
特徴とする基板へのリードの接合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7016111A JP2972106B2 (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 基板へのリードの接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7016111A JP2972106B2 (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 基板へのリードの接合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08213432A JPH08213432A (ja) | 1996-08-20 |
JP2972106B2 true JP2972106B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=11907412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7016111A Expired - Fee Related JP2972106B2 (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 基板へのリードの接合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2972106B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020088066A (ja) | 2018-11-20 | 2020-06-04 | キヤノン株式会社 | 電子部品および機器 |
-
1995
- 1995-02-02 JP JP7016111A patent/JP2972106B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08213432A (ja) | 1996-08-20 |
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