JP2972008B2 - 搬送アーム - Google Patents

搬送アーム

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JP2972008B2
JP2972008B2 JP32093891A JP32093891A JP2972008B2 JP 2972008 B2 JP2972008 B2 JP 2972008B2 JP 32093891 A JP32093891 A JP 32093891A JP 32093891 A JP32093891 A JP 32093891A JP 2972008 B2 JP2972008 B2 JP 2972008B2
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輝雄 浅川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体素子の製
造工程等において使用される、フロッグレッグ型の搬送
アームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフログレッグ方式の搬送アームの
一例を、図8に示す。
【0003】図8(a)において、第1アーム81およ
び第2アーム82は、同じ長さに形成されており、それ
ぞれ、一端を回転軸83,84によって基台80上に支
持されている。また、第1アーム81の他端には第3ア
ーム85の一端が、第2アーム82の他端には第4アー
ム86の一端が、それぞれ、回転自在に支持されてい
る。かかる第3アーム85および第4アーム86も、第
1アーム81や第2アーム82と同じ長さに形成されて
いる。さらに、第3アーム85および第4アーム86の
他端は、それぞれ、半導体ウエハ90を載置するための
載置部87を、回転自在に支持している。
【0004】なお、回転軸83,84は、それぞれ、図
示しない駆動源により基台80に連結されている。
【0005】このような構成において、第1アーム81
をA方向に、第2アーム82をB方向に、それぞれ同じ
速さで回転させると、第3アーム85は第1アーム81
との連結部を中心としてC方向に回転し、第4アーム8
6は第2アーム82との連結部を中心としてD方向に回
転する。これにより、載置部87を図中Eで示した方向
に直線移動させることができ、したがって、図8(b)
に示したように、載置部87を基台80の真上まで移動
させることができる。
【0006】ここで、かかる搬送アームにおいては、図
8(b)に示した状態で、第1アーム81をA方向に、
第2アーム82をB方向に、それぞれ回転させても、載
置部87の移動方向がE方向或いはE´方向のいずれに
なるかを制御することはできない。これは、第1アーム
81をA´方向に、第2アーム82をB´方向に、それ
ぞれ回転させた場合も同様である。
【0007】このように、2本のアーム(或いはクラン
ク)が完全に重なった位置(これを「死点」と称す)に
おいては、駆動源を持たない方のアーム(或いはクラン
ク)の回転力は零になってしまい、かかるアームの回転
を制御できなくなる。
【0008】このため、この種のブロックレッグ型搬送
アームでは、死点を通過するような作動範囲で使用する
場合には第3アーム85および第4アーム86にも駆動
手段を設ける必要がある。
【0009】例えば、図10に示したように、回転軸8
3,84と同軸のプーリ88,89を設けるとともに、
第3アーム85の第1アーム81との連結部および第4
アーム86の第2アーム82との連結部にもそれぞれプ
ーリ90,91を設け、プーリ88とプーリ90および
プーリ89とプーリ91をそれぞれタイミングベルト9
2,93でつなぐこととすれば、プーリ88,89をそ
れぞれ回転軸83,84と逆の方向に回転させることに
より、第3アーム85および第4アーム86を独自に駆
動させることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、第3アーム85および第4アーム86を独自に駆
動させる構成とした場合、このための新たな駆動源が必
要となる。また、回転軸83,84およびプーリ88,
89の駆動源を共通化することも可能であるが、このた
めには、駆動力を伝達するための手段(例えば逆転ギア
等)が、新たに必要となる。
【0011】さらに、このような搬送アームは真空室内
に設けられることが多いが、この場合、各駆動源或いは
逆転ギア等の駆動力伝達手段(以下、両者を合せて「駆
動手段」と記す)はごみの発生をきらい、真空室外に設
けられるので、この真空室の気密性を確保するために、
かかる駆動手段(駆動軸数)と同数の磁気シール機構が
必要となる。
【0012】このように、従来の搬送アームにおいて
は、回転軸83,84、プーリ88,89および基台8
0の間に、それぞれ、駆動手段や磁気シール機構を設け
なければならなかったので、機構が複雑であり、コスト
が高いという課題を有していた。
【0013】併せて、図10に示したように第3アーム
85および第4アーム86への駆動力の伝達をベルト伝
達機構を用いて行う場合には、プーリ88,89,9
0,91とタイミングベルト92,93との間で生じる
摩擦によって、このタイミングベルト92,93の表面
がすりへるので、タイミングベルトからごみが発生し易
いという課題もあった。かかる搬送アームは通常クリー
ンルームや、プロセス・チャンバ内で使用されるが、こ
のごみは、クリーンルームやプロセス・チャンバ内のク
リーン度を低下させ、半導体素子の歩留まりを低下させ
る原因となる。
【0014】本発明は、このような従来技術の課題に鑑
みて試されたものであり、安価でごみの発生原因となる
ことのない搬送アームを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る搬送アームは、被搬送体を載置する載置部を直線的
に移動させる、フロッグレッグ型の搬送アームであっ
て、両端を支点とし、その一端を中心として回転する第
1アームと、両端を支点とし、その一端を中心として回
転する、前記第1アームと支点間の長さが同一の第2ア
ームと、両端を支点とし、その一端が、前記第1アーム
の他端に回転自在に支持された、この第1アームと支点
間の長さが同一の第3アームと、両端を支点とし、一端
が、前記第2アームの他端に回転自在に支持された、こ
の第2アームと支点間の長さが同一の第4アームと、前
記第3アームの他端および第4アームの他端に回転自在
に支持された前記載置部と、前記第1アームの回転と前
記第4アームの回転とを連動させるためのリンク機構を
有する第1伝達手段と、前記第2アームの回転と前記第
3アームの回転とを連動させるためのリンク機構を有す
る第2伝達手段と、を具備することを特徴とする。請求
項2に記載の発明に係る搬送アームは、請求項1におい
て、前記第1アームを回転駆動させる第1駆動手段と、
この第1駆動手段と逆方向且つ同速で前記第2アームを
回転駆動させる第2駆動手段と、をさらに具備すること
を特徴とする。 請求項3に記載の発明に係る搬送アーム
は、請求項2において、前記第1駆動手段或いは前記第
2駆動手段の少なくとも一方が前記第1伝達手段或いは
前記第2伝達手段に連結されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明に係る搬送アームは、請求項1〜
請求項3のいずれかにおいて、前記第1伝達手段の前記
リンク機構と、前記第2伝達手段の前記リンク機構と
が、駆動時の位相が異なるように構成されたことを特徴
とする。 請求項5に記載の発明に係る搬送アームは、請
求項1〜請求項4のいずれかにおいて、前記第1の伝達
手段は、前記第1アームの一端の支点側に該第1アーム
と一体に形成された第1駆動クランクと、この第1駆動
クランクの先端部に回転自在に連結された第1伝達リン
クと、一端が前記第1伝達リンクの先端部に回転自在に
連結され且つ他端が前記一端の支点に回転自在に連結さ
れた第1中継クラ ンクと、前記第1伝達リンクと前記第
1中継クランクとの連結部に回転自在に連結された第1
制御リンクと、前記第4アームと一体に形成され且つ先
端部が前記第1制御リンクの先端部と連結された第1従
動クランクと、を有することを特徴とする。 請求項6に
記載の発明に係る搬送アームは、請求項1〜請求項5の
いずれかにおいて、前記第2伝達手段は、前記第2アー
ムの一端の支点側に該第2アームと一体に形成された第
2駆動クランクと、この第2駆動クランクの先端部に回
転自在に連結された第2伝達リンクと、折点が前記一端
の支点に回転自在に連結され且つ一端が前記第2伝達リ
ンクの先端部に回転自在に連結された第2中継クランク
と、この第2中継クランクの他端に回転自在に連結され
た第2制御リンクと、前記第3アームと一体に形成され
且つ先端部が前記第2制御リンクの先端部と連結された
第2従動クランクと、を有することを特徴とする。 請求
項7に記載の発明に係る搬送アームは、請求項5又は請
求項6において、前記第1アームと前記第1駆動クラン
クとのなす角と、前記第2アームと前記第2駆動クラン
クとのなす角とは、前記第1伝達手段と前記第2の伝達
手段とが異なる位相となるように設定されることを特徴
とする。
【0016】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、第1アームの
先端を中心とした回転と第4アームの先端を中心とした
回転とは、回転速度、回転方向ともに同じである。した
がって、第1伝達手段によって、第1アームの回転と第
4アームの回転とを連動させることにより、1の駆動手
段で第1アームと第4アームとを駆動させることができ
る。
【0017】同様に、第2アームの先端を中心とした回
転と第3アームの先端を中心とした回転とは、回転速
度、回転方向ともに同じであるので、第2伝達手段によ
って第2アームの回転と第3アームの回転とを連動させ
ることにより、1の駆動手段で第1アームと第4アーム
とを駆動させることができる。
【0018】すなわち、本発明は、フロッグレッグ型の
搬送アームにおいては対向するアームどうしの回転方向
および回転速度が同一であることに着目し、これらのア
ームの駆動手段を共有化することにより、この駆動手段
および磁気シール機構の数を減らすこととしたものであ
る。
【0019】また、第1伝達手段および第2伝達手段を
リンク機構で構成することにより、タイミングベルトを
全く使用していないので、ごみの発生を低減させること
ができる。さらに、第1アームと第3アームとが完全に
重なって死点を迎えたとしても、第4アームと第1アー
ムとは死点を迎えず、かつ第1伝達手段にて第1アーム
と第4アームとが連動するように形成されているので、
問題なく動作させることができる。しかも、第2アーム
と第4アームとが完全に重なって死点を迎えたとして
も、第2アームと第3アームとは死点を迎えず、かつ第
2伝達手段にて第2アームと第3アームとが連動するよ
うに形成されているので、問題なく動作させることがで
きる。従って、第1アーム及び第3アームと、第2アー
ム及び第4アームとが、完全に重なった状態を得ること
ができ、この時も死点ではないので、搬送アームの動作
の制御ができなくなることはない。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、第1駆動
手段と第2駆動手段の2つの駆動手段のみで、第1、第
2、第3、第4アームを駆動させることができ、駆動手
段の必要数を低減して、安価な搬送アームを提供でき
る。 請求項3に記載の発明によれば、第1アームと第4
アームとを駆動させる駆動手段は、第1アーム、第4ア
ーム、第1伝達手段のいづれに設けてもよいが、機構を
簡単にするためには、第1アームまたは第1伝達手段の
いずれかに設けることが望ましい。
【0021】同様に、第2アームと第3アームとを駆動
させる駆動手段は、第2アーム、第3アーム、第2伝達
手段のいづれに設けてもよいが、機構を簡単にするため
には、第2アームまたは第2伝達手段のいずれかに設け
ることが望ましい。
【0022】なお、これらの駆動手段は、例えば第1ア
ームと第2アーム、或いは、第1伝達手段と第2伝達手
段というように互いに対称に設ける必要はなく、例えば
第1アームと第2伝達手段に設けるといったように非対
称に設けてもよい。
【0023】請求項4に記載の発明によれば、第1伝達
手段のリンク機構と第2伝達手段のリンク機構とで、駆
動時の位相の異なるようにすることで、上述したよう
な、搬送アームを折り畳んだ状態からの制御が出来ない
といった問題(図8(b)参照)を回避することができ
る。請求項5に記載の発明によれば、第1アームと第3
アームとが完全に重なって死点を迎えたとしても、第4
アームと第1アームとは死点を迎えず、かつ第1駆動ク
ランク、第1伝達リンク、第1中継クランク、第1制御
リンク、第1従動クランクにて第1アームと第4アーム
とが連動するように形成されているので、問題なく動作
させることができる。従って、第1アーム及び第3アー
ムが完全に重なった状態を得ることができ、この時も死
点ではないので、搬送アームの動作の制御ができなくな
ることはない。ここで、第1アームと第1駆動クランク
とのなす角と、第4アームと第1従動クランクとのなす
角は等しく、第1駆動クランク、第1中継クランク、第
1従動クランクのクランク長は全て等長で、第1伝達リ
ンクのリンク長(支点間の長さは)は、支点間の長さに
等しく、第1制御リンクのリンク長は、第1アームのア
ーム長に等しく形成することが好ましい。 請求項6に記
載の発明によれば、第2アームと第4アームとが完全に
重なって死点を迎えたとしても、第2アームと第3アー
ムとは死点を迎えず、かつ第2駆動クランク、第2伝達
リンク、第2中継クランク、第2制御リンク、第2従動
クランクにて第2アームと第3アームとが連動するよう
に形成されているので、問題なく動作させることができ
る。従って、第2アーム及び第4アームとが、完全に重
なった状態を得ることができ、この時も死点ではないの
で、搬送アームの動作の制御ができなくなることはな
い。ここで、第2アームと第2駆動クランクとのなす角
と、第3アームと第2従動クランクとのなす角は等しく
形成し、第2駆動クランク、第2中継クランク、第2従
動クランクのクランク長は全て等長で形成し、第2伝達
リンクのリンク長(支点間の長さは)は、一端及び他端
側の各支点間の長さに等しく、第2制御リンクのリンク
長は、第2アームのアーム長に等しく形成することが好
ましい。 請求項7に記載の発明によれば、第1伝達手段
と第2伝達手段の両者が同時に 死点を迎えることなく、
搬送アームの動作が制御できなくなることはない。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を用
いて説明する。
【0025】図9は、かかるプラズマエッチング装置の
構成を示す概略図である。
【0026】図において、複数枚のLCD用ガラス基板
60を収納したカセット6は、ゲートバルブ8aよりカ
セット収納チャンバー1へ搬入される。搬入側L/Lチ
ャンバー2内に設けられた搬送アーム9は、このカセッ
ト6に収納されたLCD用ガラス基板60を1枚取り出
して、プロセスチャンバー3内にセットする。このプロ
セスチャンバー3内でLCD用ガラス基板60のエッチ
ング処理を行った後、このLCD用ガラス基板60は搬
出側L/Lチャンバー4内に設けられた搬送アーム10
によって搬出されて、カセット収納チャンバー5内のカ
セット7へ収納される。
【0027】このようなプラズマエッチング装置におい
て使用される搬送アーム9,10は、同一の構成を有し
ている。
【0028】図1は、かかる搬送アーム10の構成を示
す概念図である。なお、以下説明に用いるアーム長、リ
ンク長、クランク長とは全て、支持点間の長さを示す。
【0029】図において、第1アーム11は、支持点1
1aで、基台10上に回転自在に支持されている。ま
た、第2アーム12は、第1アーム11と支点間の長さ
が同一に形成されており、支持点12aで、基台10上
に回転自在に支持されている。
【0030】第1アーム11の、支持点11aと逆側の
端部には、第3アーム13の一端が、回転自在に支持さ
れている。同様に、第2アーム12の、支持点12aと
逆側の端部には、第4アーム14の一端が、回転自在に
支持されている。なお、第3アーム13および第4アー
ム14も、第1アーム11や第2アーム12と支持点間
長さが同一に形成されている。
【0031】また、半導体ウエハ(図示せず)を載置す
るためのピック15(載置部)は、第3アーム13およ
び第4アーム14の他端によって、回転自在に支持され
ている。
【0032】なお、支持点11a−支持点12a間を結
ぶ直線と、ピック15と第3アーム13との連結部−ピ
ック15と第4アーム14との連結部間を結ぶ直線との
長さは等しい。
【0033】第1伝達手段20は、第1アーム11の回
転と第4アーム14の回転とを連動させるために設けら
れたものであり、第1アーム11の支持点11a側に該
第1アーム11と一体に形成された第1駆動クランク2
1と、この第1駆動クランク21の先端部に回転自在に
連結された第1伝達リンク22と、一端が第1伝達リン
ク22の先端部に回転自在に連結され且つ他端が支持点
12aに回転自在に連結された第1中継クランク23
と、第1伝達リンク22と第1中継クランク23との連
結部に回転自在に連結された第1制御リンク24と、第
4アーム14と一体に形成され且つ先端部が第1制御リ
ンク24の先端部と連結された第1従動クランク25と
によって構成されている。ここで、第1アーム11と第
1駆動クランク21とのなす角と、第4アーム14と第
1従動クランク25とのなす角は等しくとられている。
また、第1駆動クランク21、第1中継クランク23、
第1従動クランク25のクランク長は全て等長である。
さらに、第1伝達リンク22のリンク長(支持点間の長
さは)は、支持点11aと支持点12aとの間の長さに
等しく、第1制御リンク24のリンク長は、第1アーム
11のアーム長に等しい。
【0034】一方、第2伝達手段30は、第2アーム1
2の回転と第3アーム13の回転とを連動させるために
設けられたものであり、第2アーム12の支持点12a
側に該第2アーム12と一体に形成された第2駆動クラ
ンク31と、この第2駆動クランク31の先端部に回転
自在に連結された第2伝達リンク32と、折点が支持点
11aに回転自在に連結され且つ一端が第2伝達リンク
32の先端部に回転自在に連結された第2中継クランク
33と、この第2中継クランク33の他端に回転自在に
連結された第2制御リンク34と、第3アーム13と一
体に形成され且つ先端部が第2制御リンク34の先端部
と連結された第2従動クランク35とによって構成され
ている。ここで、第2アーム12と第2駆動クランク3
1とのなす角と、第3アーム13と第2従動クランク3
5とのなす角は等しくとられている。また、第2駆動ク
ランク31、第2中継クランク33、第2従動クランク
35のクランク長は全て等長である。さらに、第2伝達
リンク32のリンク長(支持点間の長さは)は、支持点
11aと支持点12aとの間の長さに等しく、第2制御
リンク34のリンク長は、第2アーム12のアーム長に
等しい。
【0035】なお、第1アーム11と第1駆動クランク
21とのなす角、第2アーム12と第2駆動クランク3
1とのなす角は、第1伝達手段20と第2伝達手段30
とが異なる位相で作動するように、決定される。
【0036】第1アーム11の支持点11a部および第
2アーム12の支持点12a部には、それぞれ、駆動源
(図示せず)が連結されている。これらの駆動源は、同
じ速さで、互いに逆方向に回転するように構成されてい
る。
【0037】また、基台10上に構成されたアーム全体
を紙面内で回転させるべく図示しない駆動源(図示せ
ず)が基台10にも連結されている。
【0038】次に、かかる搬送アームの動作原理につい
て説明する。
【0039】まず、図1に示した状態から、上述の2個
の駆動源を駆動させることによって、第1アーム11を
図中A11で示した方向に回転させ、第2アーム12を図
中B12で示した方向に回転させる。
【0040】ここで、第1アーム11をA11方向に回転
させることにより、第1駆動クランク21も、これと同
じ方向に、同じ回転速度で回転する(図中A21)。この
回転は、第1伝達リンク22によって、第1中継クラン
ク23に伝達される。したがって、第1中継クランク2
3も、第1アーム11と同じ方向に、同じ回転速度で回
転する(図中A23)。さらに、この第1中継クランク2
3の回転は、第1制御リンク24によって第1従動クラ
ンク25に伝達される。したがって、この第1従動クラ
ンク25も、第1アーム11と同じ方向に、同じ回転速
度で回転する(図中A25)。この回転は第4アーム14
にそのまま伝達されるので、この第4アーム14も、第
1アーム11と同じ方向に、同じ回転速度で回転する
(図中A14)。
【0041】したがって、第1アーム11をA11方向に
回転させることにより、第4アーム14を、これと連動
させて、同じ方向に、同じ回転速度で回転させることが
できる。
【0042】一方、第2アーム12をB12方向に回転さ
せることにより、第2駆動クランク31も、これと同じ
方向に、同じ回転速度で回転する(図中B31)。この回
転は、第2伝達リンク32によって、第2中継クランク
33に伝達される。したがって、第2中継クランク33
も、第2アーム12と同じ方向に、同じ回転速度で回転
する(図中B33)。さらに、この第2中継クランク33
の回転は、第2制御リンク34によって第2従動クラン
ク35に伝達される。したがって、この第2従動クラン
ク35も、第2アーム12と同じ方向に、同じ回転速度
で回転する(図中B35)。この回転は第3アーム13に
そのまま伝達されるので、この第3アーム13も、第2
アーム12と同じ方向に、同じ回転速度で回転する(図
中B13)。
【0043】したがって、第2アーム11をB12方向に
回転させることにより、第3アーム13を、これと連動
させて、同じ方向に、同じ回転速度で回転させることが
できる。
【0044】以上のようにして、ピック15を、図中C
で示した方向に、直線移動させることができる。
【0045】ここで、図2に示したように、第1制御リ
ンク24と第1従動クランク25とが完全に重なった位
置(死点)においては、第1従動クランク25の回転力
は零になってしまう。したがって、第1従動クランク2
5の回転方向がA25となるかA25´となるかの制御(す
なわち、第4アーム14の回転方向がA14となるかA14
´となるかの制御)を第1従動クランク25によって行
うことはできない。
【0046】しかし、このとき、第2制御リンク34と
第2従動クランク35とは重なった状態にはなっていな
い(すなわち、死点ではない)ので、第2従動クランク
35はB35方向に回転し、したがって、第3アーム13
はB13方向に回転する。これにより、ピック15はC方
向に移動しようとするので、第4アーム14はピック1
5との連結部を中心としてA14”方向の回転力を受け
る。このため、この第4アーム14は、第2アーム12
との連結部を中心として、A14方向に回転する。
【0047】同様に、図3に示したように、第2制御リ
ンク34と第2従動クランク35とが完全に重なった位
置においては、第2従動クランク35の回転力は零にな
ってしまうので、第2従動クランク35の回転方向がA
35となるかA35´となるかの制御を第2従動クランク3
5によって行うことはできないが、第1制御リンク24
と第1従動クランク25との位置関係は死点ではないの
で、第2従動クランク35はA35で示した方向に回転す
る。
【0048】このように、本実施例の搬送アームでは、
第1制御リンク24および第1従動クランク25と、第
2制御リンク34および第2従動クランク35とが同時
に死点を迎えることはないので、搬送アーム全体として
は、死点によって動作の制御ができなくなるといった不
都合が生じない。なお、第1伝達手段20および第2伝
達手段30の他の構成部についても、これと同様に、同
時に死点を迎えることはない。
【0049】すなわち、本実施例の搬送アームでは、第
1伝達手段20と第2伝達手段30とが異なる位相で駆
動するように構成されているので、両者が同時に死点を
迎えることはなく、したがって、搬送アームの動作の制
御ができなくなることはない。
【0050】このようにして、ピック15を図中Cで示
した方向に直線移動させることにより、図4に示したよ
うに、第1アーム11および第3アーム13と第2アー
ム12および第4アーム14とが、完全に重なった状態
を得ることができる。このときも死点ではないので、搬
送アームの動作の制御ができなくなることはない。
【0051】さらに引き続いて第1アーム11および第
2アーム12を回転させることにより、図5に示したよ
うに、ピック15を基台10の後方にまで移動させるこ
とができる。この状態で、第1アーム11と連動する駆
動源および第2アーム12と連動する駆動源(ともに図
示せず)を、それぞれ停止させる。
【0052】その後、基台10と連動させて設けられた
駆動モータ(図示せず)を駆動させて、この基台を所定
の方向まで回転させ、第1アーム11と連動する駆動源
および第2アーム12と連動する駆動源を、それぞれ、
上述の場合(ピック15をC方向に直線移動させる場
合)とは逆の方向に回転させる。これにより、第1アー
ム11および第2アーム12は、それぞれ、図5にA11
´で示した方向およびB12で示した方向に回転するの
で、上述の場合と逆の動作により、ピック15をC´方
向に直線移動させることができる。
【0053】以上説明したように、本実施例の搬送アー
ムによれば、第1伝達手段20および第2伝達手段30
を設けたことにより、第1アーム11と第4アーム14
とを1個の駆動手段(本実施例では駆動モータ)で駆動
させることができ、また、第2アーム12と第3アーム
13とを1個の駆動手段(本実施例では駆動モータ)で
駆動させることができる。すなわち、従来の搬送アーム
と比較して駆動手段を2系統減らすことができる。この
ため、本実施例の搬送アームは、従来の搬送アームと比
べて、低コストで提供することができる。
【0054】比較例 図8に示す従来のベルト駆動方式に変えて、リンク機
構を採用し、ごみの発生を低減するフログレッグ型の搬
送アームは、駆動方式の変更により比較的容易に考える
ことができる。この駆動方式とは、図1において、第1
駆動クランク21,第2駆動クランク31,第1伝達リ
ンク22,第2伝達リンク32を採用しないもの、すな
わち第1アーム11の駆動力を第4アーム14に伝達す
る機構と、第2アーム12の駆動力を第3アーム13に
伝達する機構とを有しないものである。しかし、このよ
うな機構であると、第3アーム13,第4アーム14を
駆動するための駆動源をそれぞれ要するため、本発明の
ように駆動手段を2系統減らすことができない。
【0055】さらに、本実施例の搬送アームを、真空室
内で使用する搬送アームに適用する場合には、上述のよ
うに駆動手段を減らせる分、磁気シール機構の数も減ら
すことができる。したがって、従来の搬送アームと比べ
て、さらにコストを低減することが可能である。
【0056】加えて、磁気シール機構の数を減らせるこ
とにより、装置の信頼性を向上させることも可能とな
る。
【0057】また、第1伝達手段のリンク機構および第
2伝達手段のリンク機構が異なる位相で駆動するように
構成することにより、上述のように駆動手段の数が少な
いにも拘らず、搬送アームの死点を回避することができ
る。第1伝達手段、第2伝達手段のリンク機構が、各1
本となっているため、アームを薄く作成することがで
き、ゲートバルブの開口部を小さくすることができるほ
か、アームの入るチャンバの容積を小さくし、真空引き
速度を向上させることができる。
【0058】併せて、本実施例の搬送アームでは、タイ
ミングベルトをまったく使用していないので、駆動時の
ごみの発生を格段に減少させることができる。このた
め、例えばクリーンルームや真空チャンバ等の中で使用
する搬送アームとして最適である。
【0059】なお、本実施例では、第1アーム11と第
4アーム14とを駆動させる駆動手段(駆動モータ)を
第1アーム11の支持点11aに連結することとした
が、第1中継クランク23の支持点12a側に設けるこ
とも可能である。
【0060】同様に、本実施例では、第2アーム12と
第3アーム13とを駆動させる駆動手段(駆動モータ)
を、第2アーム12の支持点12aではなく、第2中継
クランク33の支持点11a側に設けてもよい。
【0061】更に、図6に、第1伝達手段20および第
2伝達手段30に、それぞれ、駆動手段を連結すること
とした場合の一例を示す。
【0062】図に示したように、例えば、駆動手段40
と第1伝達リンク22とを連結棒26で連結し、同様
に、駆動手段41と第2伝達リンク32とを連結棒36
で連結することにより、かかる駆動手段40,41によ
って第1伝達手段20および第2伝達手段30を駆動さ
せることができ、これにより、各アーム11,12,1
3,14を駆動させることができる。なお、駆動手段4
0と駆動手段41とは同軸に構成されている。
【0063】さらに、例えば第1中継クランク23およ
び第2中継クランク33に駆動手段を設けるなど、伝達
手段20,30の他の構成部に駆動手段を連結すること
も可能である。
【0064】また、これらの駆動手段は、例えば第1ア
ーム11と第2アーム12、或いは、第1伝達手段20
と第2伝達手段30というように互いに対称に設ける必
要はなく、例えば1アーム11と第2伝達手段30に設
けるといったように、非対称に設けてもよい。
【0065】一例として、図7に、第1アーム11と第
2中継クランク33にそれぞれ駆動手段を連結させた場
合の構成を示す。この場合も、上述の図6の場合と同
様、駆動手段40と駆動手段41とを同軸に構成するこ
とができる。
【0066】このように、本実施例に係わる伝達手段2
0,30は、設計の自由度が非常に高いので、コストの
低減や搬送アームの小型化などを図るうえで非常に有利
である。
【0067】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1アーム及
び第3アームと、第2アーム及び第4アームとが、完全
に重なった状態を得ることができ、この時も死点ではな
いので、搬送アームの動作の制御ができなくなることは
ない。また、駆動手段の必要数を減らすことができるの
で、非常に安価な搬送アームを提供することができる。
【0068】また、これにより、真空中で使用する場
合、磁気シール等の動力手段の必要性を減らすことがで
きる。
【0069】また、第1伝達手段および第2伝達手段と
してリンク機構を使用することにより、ベルト伝達機構
を使用する場合と比べて、ごみの発生を格段に減少させ
ることができる。請求項2の発明によれば、第1駆動手
段と第2駆動手段の2つの駆動手段のみで、第1、第
2、第3、第4アームを駆動させることができ、駆動手
段の必要数を低減して、安価な搬送アームを提供でき
る。請求項3の発明によれば、第1アームと第4アーム
とを駆動させる駆動手段は、第1アーム、第4アーム、
第1伝達手段のいづれに設けてもよいが、機構を簡単に
するためには、第1アームまたは第1伝達手段のいずれ
かに設けることが望ましい。同様に、第2アームと第3
アームとを駆動させる駆動手段は、第2アーム、第3ア
ーム、第2伝達手段のいづれに設けてもよいが、機構を
簡単にするためには、第2アームまたは第2伝達手段の
いずれかに設けることが望ましい。請求項4の発明によ
れば、第1伝達手段のリンク機構と第2伝達手段のリン
ク機構とで、駆動時の位相の異なるようにすることで、
搬送アームを折り畳んだ状態からの制御が出来ない問題
を回避できる。請求項5の発明によれば、第1アーム及
び第3アームが完全に重なった状態を得ることができ、
この時も死点ではないので、搬送アームの動作の制御が
できなくなることはない。請求項6の発明によれば、第
2アーム及び第4アームとが、完全に重なった状態を得
ることができ、この時も死点ではないので、搬送アーム
の動作の制御ができなくなることはない。 請求項7の発
明によれば、第1伝達手段と第2伝達手段の両者が同時
に死点を迎えることなく、搬送アームの動作が制御でき
なくなることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係わる搬送アームの構成を
示す概念図である。
【図2】図1に示した搬送アームの動作を説明するため
の概念図である。
【図3】図1に示した搬送アームの動作を説明するため
の概念図である。
【図4】図1に示した搬送アームの動作を説明するため
の概念図である。
【図5】図1に示した搬送アームの動作を説明するため
の概念図である。
【図6】本発明に係わる搬送アームの他の構成例を概念
的に示す拡大図である。
【図7】本発明に係わる搬送アームの、他の構成例を概
念的に示す拡大図である。
【図8】(a),(b)ともに、従来の搬送アームの一
構成例を概略的に示す上面図である。
【図9】本発明の実施例に係わる搬送アームを用いたプ
ラズマエッチング装置の概略構成を示す図である。
【図10】従来の搬送アームの改善例を概略的に示す上
面図である。
【符号の説明】
10 基台 11 第1アーム 12 第2アーム 13 第3アーム 14 第4アーム 15 ピック 20 第1伝達手段 30 第2伝達手段
TE038701
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/68 B25J 9/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送体を載置する載置部を直線的に移
    動させる、フロッグレッグ型の搬送アームであって、 両端を支点とし、その一端を中心として回転する第1ア
    ームと、 両端を支点とし、その一端を中心として回転する、前記
    第1アームと支点間の長さが同一の第2アームと、 両端を支点とし、その一端が、前記第1アームの他端に
    回転自在に支持された、この第1アームと支点間の長さ
    が同一の第3アームと、 両端を支点とし、一端が、前記第2アームの他端に回転
    自在に支持された、この第2アームと支点間の長さが同
    一の第4アームと、 前記第3アームの他端および第4アームの他端に回転自
    在に支持された前記載置部と、 前記第1アームの回転と前記第4アームの回転とを連動
    させるためのリンク機構を有する第1伝達手段と、 前記第2アームの回転と前記第3アームの回転とを連動
    させるためのリンク機構を有する第2伝達手段と、 を具備することを特徴とする搬送アーム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1アームを回転駆動させる第1駆動手段と、 この第1駆動手段と逆方向且つ同速で前記第2アームを
    回転駆動させる第2駆動手段と、 をさらに具備することを特徴とする搬送アーム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記第1駆動手段或いは前記第2駆動手段の少なくとも
    一方が前記第1伝達手段或いは前記第2伝達手段に連結
    されていることを特徴とする搬送アーム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかにおい
    て、 前記第1伝達手段の前記リンク機構と、前記第2伝達手
    段の前記リンク機構とが、駆動時の位相が異なるように
    構成されたことを特徴とする搬送アーム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかにおい
    て、 前記第1の伝達手段は、 前記第1アームの一端の支点側に該第1アームと一体に
    形成された第1駆動クランクと、 この第1駆動クランクの先端部に回転自在に連結された
    第1伝達リンクと、 一端が前記第1伝達リンクの先端部に回転自在に連結さ
    れ且つ他端が前記一端の支点に回転自在に連結された第
    1中継クランクと、 前記第1伝達リンクと前記第1中継クランクとの連結部
    に回転自在に連結された第1制御リンクと、 前記第4アームと一体に形成され且つ先端部が前記第1
    制御リンクの先端部と連結された第1従動クランクと、 を有することを特徴とする搬送アーム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかにおい
    て、 前記第2伝達手段は、 前記第2アームの一端の支点側に該第2アームと一体に
    形成された第2駆動クランクと、 この第2駆動クランクの先端部に回転自在に連結された
    第2伝達リンクと、 折点が前記一端の支点に回転自在に連結され且つ一端が
    前記第2伝達リンクの先端部に回転自在に連結された第
    2中継クランクと、 この第2中継クランクの他端に回転自在に連結された第
    2制御リンクと、 前記第3アームと一体に形成され且つ先端部が前記第2
    制御リンクの先端部と連結された第2従動クランクと、 を有することを特徴とする搬送アーム。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6において、 前記第1アームと前記第1駆動クランクとのなす角と、
    前記第2アームと前記第2駆動クランクとのなす角と
    は、前記第1伝達手段と前記第2の伝達手段とが異なる
    位相となるように設定されることを特徴とする搬送アー
    ム。
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JP5563271B2 (ja) * 2009-10-19 2014-07-30 川崎重工業株式会社 基板搬送ロボット

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