JP2971562B2 - フィルター付き媒体材料カートリッジ - Google Patents
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- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
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- G03B27/588—Supply rolls; Cutting arrangements
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- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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- G03F7/0022—Devices or apparatus
- G03F7/003—Devices or apparatus characterised by storage means for the light sensitive material, e.g. cartridges
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、媒体材料、すなわちサイリトグラフ材料と
して知られるマイクロカプセル媒体を収めたカートリッ
ジ（またはカセット）に関するものである。前記媒体材
料は、しばしばカートリッジまたはカセットに収められ
状態で種々の装置に装填される。このような媒体材料
は、例えば巻取りシートの形態で供給され、熱、光、圧
力、その他、あるいはこれらの組み合わせにより処理さ
れて画像を形成する。
して知られるマイクロカプセル媒体を収めたカートリッ
ジ（またはカセット）に関するものである。前記媒体材
料は、しばしばカートリッジまたはカセットに収められ
状態で種々の装置に装填される。このような媒体材料
は、例えば巻取りシートの形態で供給され、熱、光、圧
力、その他、あるいはこれらの組み合わせにより処理さ
れて画像を形成する。
本願において、「カートリッジ」という語は、単一ま
たは複数のスプールを中に収めた収納体を意味する。本
発明のカートリッジから供給される媒体材料は、例えば
巻取りシート状の電子供与性シートである。このシート
は、米国特許第4,440,846号、第4,399,209号、第4,772,
591号および第4,842,976号の記載に従って製造された感
光性マイクロカプセルの層、すなわち画像形成層を有す
るシートである。言い換えれば、媒体材料とはマイクロ
カプセルの層を有する巻取りシート状の供与シート（以
下、これを画像形成ウエブと称す）を含むものである。
各マイクロカプセルはそのカプセル壁の内側に、内相と
して感光性組成物を封入したものである。この感光性組
成物は、通常、光重合性組成物、および光開始剤からな
るものである。各マイクロカプセルには、通常、さらに
色素前駆体が封入されている。
たは複数のスプールを中に収めた収納体を意味する。本
発明のカートリッジから供給される媒体材料は、例えば
巻取りシート状の電子供与性シートである。このシート
は、米国特許第4,440,846号、第4,399,209号、第4,772,
591号および第4,842,976号の記載に従って製造された感
光性マイクロカプセルの層、すなわち画像形成層を有す
るシートである。言い換えれば、媒体材料とはマイクロ
カプセルの層を有する巻取りシート状の供与シート（以
下、これを画像形成ウエブと称す）を含むものである。
各マイクロカプセルはそのカプセル壁の内側に、内相と
して感光性組成物を封入したものである。この感光性組
成物は、通常、光重合性組成物、および光開始剤からな
るものである。各マイクロカプセルには、通常、さらに
色素前駆体が封入されている。
画像情報に従って画像形成ウエブを露光すると、露光
量と内相の感度に応じて内相が選択的に硬化する。露光
後、画像形成ウエブは樹脂コーティングを有する巻取り
シート状（またはカットシート状）の受容シートと重ね
合わされ、一対の加圧ローラの間を通されることにより
露光部分全体に一様な破壊力を受けて「現像」される。
色素前駆体は画像形成ウエブから巻取りシート状の受容
シート（以下、これを現像ウエブと称す）上に移動し、
そこで電子受容性物質である樹脂層と反応して画像を形
成する。画像形成ウエブおよび現像ウエブの基体は、例
えばポリエチレンテレフタレート（PET）等で形成され
たプラスチックフィルムである。
量と内相の感度に応じて内相が選択的に硬化する。露光
後、画像形成ウエブは樹脂コーティングを有する巻取り
シート状（またはカットシート状）の受容シートと重ね
合わされ、一対の加圧ローラの間を通されることにより
露光部分全体に一様な破壊力を受けて「現像」される。
色素前駆体は画像形成ウエブから巻取りシート状の受容
シート（以下、これを現像ウエブと称す）上に移動し、
そこで電子受容性物質である樹脂層と反応して画像を形
成する。画像形成ウエブおよび現像ウエブの基体は、例
えばポリエチレンテレフタレート（PET）等で形成され
たプラスチックフィルムである。
前述したような媒体材料の処理中には廃ガスが発生す
るが、この廃ガスは周囲の環境に影響を与えないよう濾
過される。濾過用の装置は例えば交換可能なフィルター
エレメントを有する空気清浄器である。このようなフィ
ルターエレメント（以下、フィルターと称す）は多くの
要因により決定される寿命を持つ。前記要因としては、
例えば、処理される媒体材料の総量、フィルターが空気
清浄器内に装填される時間の長さ、媒体材料の処理装
置、例えば複写機が運転される条件等が挙げられる。
るが、この廃ガスは周囲の環境に影響を与えないよう濾
過される。濾過用の装置は例えば交換可能なフィルター
エレメントを有する空気清浄器である。このようなフィ
ルターエレメント（以下、フィルターと称す）は多くの
要因により決定される寿命を持つ。前記要因としては、
例えば、処理される媒体材料の総量、フィルターが空気
清浄器内に装填される時間の長さ、媒体材料の処理装
置、例えば複写機が運転される条件等が挙げられる。
定期点検を受ける必要があるような複写機の場合、フ
ィルターも適当な時期に交換されるので、通常、何の問
題も生じない。しかしながら、近年の技術の進歩により
複写機も高い信頼性を得るようになったため、最近では
頻繁な、あるいは定期的な点検が必要とされなくなって
いる。
ィルターも適当な時期に交換されるので、通常、何の問
題も生じない。しかしながら、近年の技術の進歩により
複写機も高い信頼性を得るようになったため、最近では
頻繁な、あるいは定期的な点検が必要とされなくなって
いる。
本発明の目的とするところは、媒体材料処理工程の省
力化および高効率化を促進するとともに媒体材料処理装
置の構成の簡略化およびコストの削減を促進する媒体材
料用カートリッジを提供することにある。
力化および高効率化を促進するとともに媒体材料処理装
置の構成の簡略化およびコストの削減を促進する媒体材
料用カートリッジを提供することにある。
本発明は、媒体材料用処理装置にカットシート状また
は巻取りシート状の媒体材料を供給するための改良型カ
ートリッジを提供する。前記処理装置は例えば複写機で
あり、特に媒体材料の処理中に発生する廃ガスを濾過処
理により制御する方式のものである。本発明のカートリ
ッジの特徴は、フィルターがカートリッジに一体的に設
けられ、かつ、フィルターがカートリッジ内に収められ
る媒体材料の量に対応した処理能力を有する点にある。
また、カートリッジ内の媒体材料は、カートリッジ内の
フィルターで濾過される廃ガスと接触しない状態に保持
される。従って、カートリッジから供給される媒体材料
が全て使用または消費され、カートリッジを交換する必
要が生じた際にはフィルターも同時に交換されることに
なる。
は巻取りシート状の媒体材料を供給するための改良型カ
ートリッジを提供する。前記処理装置は例えば複写機で
あり、特に媒体材料の処理中に発生する廃ガスを濾過処
理により制御する方式のものである。本発明のカートリ
ッジの特徴は、フィルターがカートリッジに一体的に設
けられ、かつ、フィルターがカートリッジ内に収められ
る媒体材料の量に対応した処理能力を有する点にある。
また、カートリッジ内の媒体材料は、カートリッジ内の
フィルターで濾過される廃ガスと接触しない状態に保持
される。従って、カートリッジから供給される媒体材料
が全て使用または消費され、カートリッジを交換する必
要が生じた際にはフィルターも同時に交換されることに
なる。
本願第二の発明においては、カートリッジ内の供給用
スプールに巻かれた媒体材料が二層構造の複合媒体にな
っている。つまり、この複合媒体は、感光性マイクロカ
プセルが塗布された感光面を有する画像形成ウエブと、
この感光面に向き合わされた状態に配された樹脂現像面
を有する現像ウエブとからなるものである。このような
画像形成ウエブおよび現像ウエブは、前述の特許の記載
に従って製造することができる。画像形成ウエブは、前
記複合媒体の半径方向における外側の層をなすものであ
り、現像ウエブは半径方向における内側の層をなすもの
である。画像形成ウエブは透明な基体を有し、この基体
を介してその感光面を露光することが可能である。カー
トリッジはそのハウジング（カートリッジカバー）に形
成された露光用スリットを備えている。複合媒体は、供
給用スプールから引き出されて露光用スリットの前を通
過する。その際、画像形成ウエブの透明な面、すなわち
基体側が露光用スリットに対面し、露光用スリットおよ
び透明基体を介して画像形成ウエブの感光面が露光され
ることになる。
スプールに巻かれた媒体材料が二層構造の複合媒体にな
っている。つまり、この複合媒体は、感光性マイクロカ
プセルが塗布された感光面を有する画像形成ウエブと、
この感光面に向き合わされた状態に配された樹脂現像面
を有する現像ウエブとからなるものである。このような
画像形成ウエブおよび現像ウエブは、前述の特許の記載
に従って製造することができる。画像形成ウエブは、前
記複合媒体の半径方向における外側の層をなすものであ
り、現像ウエブは半径方向における内側の層をなすもの
である。画像形成ウエブは透明な基体を有し、この基体
を介してその感光面を露光することが可能である。カー
トリッジはそのハウジング（カートリッジカバー）に形
成された露光用スリットを備えている。複合媒体は、供
給用スプールから引き出されて露光用スリットの前を通
過する。その際、画像形成ウエブの透明な面、すなわち
基体側が露光用スリットに対面し、露光用スリットおよ
び透明基体を介して画像形成ウエブの感光面が露光され
ることになる。
本発明は、また、マイクロカプセル媒体材料を使用す
る画像形成方法および画像形成装置によっても特徴付け
られる。つまり、画像形成ウエブが透明な基体を有し、
この基体を通して感光面が露光されて画像が形成される
点、ならびに、画像形成ウエブが現像ウエブと重ね合わ
された状態で現像ウエブとともに供給用スプールに巻か
れる点に特徴付けられる。さらに、本発明は前記複合媒
体がスプールから引き出されてカートリッジカバーの露
光用スリットの前を通過することにより、カートリッジ
内に収められている間に透明基体を介して露光される点
を特徴とする。
る画像形成方法および画像形成装置によっても特徴付け
られる。つまり、画像形成ウエブが透明な基体を有し、
この基体を通して感光面が露光されて画像が形成される
点、ならびに、画像形成ウエブが現像ウエブと重ね合わ
された状態で現像ウエブとともに供給用スプールに巻か
れる点に特徴付けられる。さらに、本発明は前記複合媒
体がスプールから引き出されてカートリッジカバーの露
光用スリットの前を通過することにより、カートリッジ
内に収められている間に透明基体を介して露光される点
を特徴とする。
複合媒体は一対の加圧ローラにより圧力現像されるも
のであるが、本発明はさらに、前記加圧ローラの一方が
カートリッジの一部としてカートリッジ内に設けられる
とともに、他方の加圧ローラが処理装置内に備え付けら
れることをも特徴とする。
のであるが、本発明はさらに、前記加圧ローラの一方が
カートリッジの一部としてカートリッジ内に設けられる
とともに、他方の加圧ローラが処理装置内に備え付けら
れることをも特徴とする。
本発明の理解を容易にするために、以下、添付図面を
参照しながら本発明の実施例について説明する。
参照しながら本発明の実施例について説明する。
第１図に符号10で示されるのは巻取りシート状の媒体
材料が収められたカートリッジである。処理装置、例え
ば複写機内のカートリッジから供給される媒体材料12
は、例えば画像形成層を持つ画像形成ウエブである。画
像形成層、すなわち感光面は米国特許第4,440,846号お
よび第4,399,209号の記載に従って製造されるマイクロ
カプセルを備えたものである。
材料が収められたカートリッジである。処理装置、例え
ば複写機内のカートリッジから供給される媒体材料12
は、例えば画像形成層を持つ画像形成ウエブである。画
像形成層、すなわち感光面は米国特許第4,440,846号お
よび第4,399,209号の記載に従って製造されるマイクロ
カプセルを備えたものである。
カートリッジのハウジングは、カートリッジの製造コ
ストを削減するために、板状材料を折り曲げて形成した
筒状のハウジング本体13と、このハウジング本体13の両
端を閉塞する一対のエンドキャップ14、15とから構成さ
れる。ハウジング本体13とエンドキャップ14、15は、ス
プールに巻き付けられた画像形成ウエブ12の周囲を囲っ
てこれを収容し、画像形成ウエブ12はハウジング13、1
4、15の中から処理装置内へ供給される。
ストを削減するために、板状材料を折り曲げて形成した
筒状のハウジング本体13と、このハウジング本体13の両
端を閉塞する一対のエンドキャップ14、15とから構成さ
れる。ハウジング本体13とエンドキャップ14、15は、ス
プールに巻き付けられた画像形成ウエブ12の周囲を囲っ
てこれを収容し、画像形成ウエブ12はハウジング13、1
4、15の中から処理装置内へ供給される。
本発明のカートリッジ10は処理装置、例えば複写機内
へ装填し得るよう設計されたものである。この処理装置
内においては、媒体材料の処理中に発生した廃ガスが集
められ、集められた廃ガスが装置外に排出される前にフ
ィルターを通して濾過される。廃ガスは、前述したよう
に集められ、廃ガス中の好ましくない成分あるいは有害
な成分は排除または中和される。
へ装填し得るよう設計されたものである。この処理装置
内においては、媒体材料の処理中に発生した廃ガスが集
められ、集められた廃ガスが装置外に排出される前にフ
ィルターを通して濾過される。廃ガスは、前述したよう
に集められ、廃ガス中の好ましくない成分あるいは有害
な成分は排除または中和される。
前記カートリッジ10には、空気濾過部16が一体に設け
られている。空気濾過部16は前記ハウジングの延長部分
で形成されており、エンドキャップ15に形成された空気
取入口17を備えている。空気取入口17は、フィルター20
（第１図では省略されている）に連通しており、フィル
ター20は反対側のエンドキャップ14に形成された空気排
出口（図示略）につながっている。このカートリッジ10
を処理装置内に装填した状態において、前記空気取入口
17および空気排出口は各々処理装置内の所定のダクトに
連通した状態となる。
られている。空気濾過部16は前記ハウジングの延長部分
で形成されており、エンドキャップ15に形成された空気
取入口17を備えている。空気取入口17は、フィルター20
（第１図では省略されている）に連通しており、フィル
ター20は反対側のエンドキャップ14に形成された空気排
出口（図示略）につながっている。このカートリッジ10
を処理装置内に装填した状態において、前記空気取入口
17および空気排出口は各々処理装置内の所定のダクトに
連通した状態となる。
第２図は前記カートリッジ10を典型的な処理装置に装
填した状態を示している。この図は、カートリッジから
引き出された画像形成ウエブ12の移動経路、ならびにカ
ートリッジ内を通るガスの流れを概略的に示している。
ガスの流れについて詳述すれば、空気取入口17からカー
トリッジ内に流れ込む廃ガスは空気濾過部16内の空気流
路を通ってフィルター20に達し、次いで排気ダクト21に
排出される。
填した状態を示している。この図は、カートリッジから
引き出された画像形成ウエブ12の移動経路、ならびにカ
ートリッジ内を通るガスの流れを概略的に示している。
ガスの流れについて詳述すれば、空気取入口17からカー
トリッジ内に流れ込む廃ガスは空気濾過部16内の空気流
路を通ってフィルター20に達し、次いで排気ダクト21に
排出される。
隔壁22は空気流路を形成する壁の一部をなしており、
廃ガスの熱がスプール上の画像形成ウエブ12に不具合な
影響を及ぼすのを防止している。
廃ガスの熱がスプール上の画像形成ウエブ12に不具合な
影響を及ぼすのを防止している。
第２図はさらに、画像形成ウエブ12が露光部23へ移動
する様子を示している。露光の後、ウエブ12はカットシ
ート状の現像シート25（現像ウエブでもよい）と重ね合
わされる。しかる後、画像形成ウエブ12および現像シー
ト25は、共に一対の加圧ローラ26間に通される。これら
加圧ローラ26により画像形成ウエブ12上のマイクロカプ
セルは制御された圧力を受ける。この操作については、
前述の米国特許に記載されている。加圧ローラ26間を通
った後、画像形成ウエブ12は下方の巻取り用スプール28
へ送られ、一方、現像シート25は艶出し部30へ送られ
る。
する様子を示している。露光の後、ウエブ12はカットシ
ート状の現像シート25（現像ウエブでもよい）と重ね合
わされる。しかる後、画像形成ウエブ12および現像シー
ト25は、共に一対の加圧ローラ26間に通される。これら
加圧ローラ26により画像形成ウエブ12上のマイクロカプ
セルは制御された圧力を受ける。この操作については、
前述の米国特許に記載されている。加圧ローラ26間を通
った後、画像形成ウエブ12は下方の巻取り用スプール28
へ送られ、一方、現像シート25は艶出し部30へ送られ
る。
前記現像シート25は、通常、樹脂コーティングを有す
る。この樹脂コーティングは、その樹脂面を艶出し部30
において加熱および加圧することにより、透明化あるい
は艶出しする必要がある。前記廃ガスは、加圧ローラ26
に代表される現像部、および艶出し部30において媒体材
料、すなわち画像形成ウエブ12および現像シート25を処
理する際に発生する。通常の処理装置は、傘状のガス収
集器を備えており、この収集器で集められた廃ガスが装
置外に排出される前にフィルター20へ送られる。
る。この樹脂コーティングは、その樹脂面を艶出し部30
において加熱および加圧することにより、透明化あるい
は艶出しする必要がある。前記廃ガスは、加圧ローラ26
に代表される現像部、および艶出し部30において媒体材
料、すなわち画像形成ウエブ12および現像シート25を処
理する際に発生する。通常の処理装置は、傘状のガス収
集器を備えており、この収集器で集められた廃ガスが装
置外に排出される前にフィルター20へ送られる。
本発明では、廃ガスは送気用ダクト35を通って直接カ
ートリッジ10へ戻される。廃ガスは送気用ダクト35内に
設けられたブロワ36によりカートリッジの空気取入口17
に強制的に送られる。
ートリッジ10へ戻される。廃ガスは送気用ダクト35内に
設けられたブロワ36によりカートリッジの空気取入口17
に強制的に送られる。
第３図は、本発明の他の実施例を示すものである。こ
の図において、カートリッジ10a内のスプール39は使用
後の画像形成ウエブ12を巻き取るためのスプールとして
専ら使用される。この実施例の処理装置内において第２
図と共通の部分は同一符号で示される。
の図において、カートリッジ10a内のスプール39は使用
後の画像形成ウエブ12を巻き取るためのスプールとして
専ら使用される。この実施例の処理装置内において第２
図と共通の部分は同一符号で示される。
画像形成ウエブはスプール38から巻き解かれる。スプ
ール38はカートリッジに収められていても、収められて
いなくともよい。カートリッジに収められている方が好
ましいが、説明を簡略化するために第３図では省略され
ている。使用後の画像形成ウエブ12は、加圧ローラ26か
らカートリッジ10a内の巻取り専用スプール39へ送られ
る。媒体材料の処理中に生じた廃ガスは送気用ダクト35
を通ってフィルター20へ送られる。
ール38はカートリッジに収められていても、収められて
いなくともよい。カートリッジに収められている方が好
ましいが、説明を簡略化するために第３図では省略され
ている。使用後の画像形成ウエブ12は、加圧ローラ26か
らカートリッジ10a内の巻取り専用スプール39へ送られ
る。媒体材料の処理中に生じた廃ガスは送気用ダクト35
を通ってフィルター20へ送られる。
このカートリッジ10aを使用する際には、カートリッ
ジ10の場合のように、画像形成ウエブを廃ガスの熱から
隔離する必要はない。なぜなら、カートリッジ10a内の
画像形成ウエブ12は使用済のものであり、廃ガスの熱や
廃ガスによる汚染の影響を避ける必要がないからであ
る。
ジ10の場合のように、画像形成ウエブを廃ガスの熱から
隔離する必要はない。なぜなら、カートリッジ10a内の
画像形成ウエブ12は使用済のものであり、廃ガスの熱や
廃ガスによる汚染の影響を避ける必要がないからであ
る。
第４図には、前述の実施例のものよりも複雑なカート
リッジ10bが示されている。ただし、このカートリッジ1
0bは二個以上のスプールを持っているので、一般的概念
から言えばカセットと呼ぶ方がふさわしい。この図の場
合、カセット10bは画像形成ウエブ12が巻かれた供給用
スプール40と、使用後の画像形成ウエブ12を巻き取るた
めの巻取り用スプール42の両者を備えている。供給用ス
プール40の巻取り用スプール42がカートリッジ10b内に
密に収められているので、第２図に関連して説明したよ
うに空気濾過部16を隔壁22によりカートリッジの他の部
分から隔離するのが好ましい。
リッジ10bが示されている。ただし、このカートリッジ1
0bは二個以上のスプールを持っているので、一般的概念
から言えばカセットと呼ぶ方がふさわしい。この図の場
合、カセット10bは画像形成ウエブ12が巻かれた供給用
スプール40と、使用後の画像形成ウエブ12を巻き取るた
めの巻取り用スプール42の両者を備えている。供給用ス
プール40の巻取り用スプール42がカートリッジ10b内に
密に収められているので、第２図に関連して説明したよ
うに空気濾過部16を隔壁22によりカートリッジの他の部
分から隔離するのが好ましい。
第１図〜第４図に示した幾つかの実施例では、カート
リッジと一体的に設けられた空気濾過部16内にフィルタ
ー20が配され、カートリッジが適切に処理装置内に装填
された際には、空気濾過部16が正確に所定の位置に配置
される。フィルター20は、例えば適当な吸収剤を含んで
おり、廃ガスの性質に応じた適切な処理能力を有してい
る。この処理能力はカートリッジ内に収められた画像形
成ウエブ12の量に比例している。つまり、上記実施例に
おいては、使用後のカートリッジを交換することにより
フィルターも自動的に新しいものと交換されることにな
る。この構成により、処理装置が使用済のフィルターや
使い過ぎのフィルターを入れた状態で運転される可能性
を排除することができる。
リッジと一体的に設けられた空気濾過部16内にフィルタ
ー20が配され、カートリッジが適切に処理装置内に装填
された際には、空気濾過部16が正確に所定の位置に配置
される。フィルター20は、例えば適当な吸収剤を含んで
おり、廃ガスの性質に応じた適切な処理能力を有してい
る。この処理能力はカートリッジ内に収められた画像形
成ウエブ12の量に比例している。つまり、上記実施例に
おいては、使用後のカートリッジを交換することにより
フィルターも自動的に新しいものと交換されることにな
る。この構成により、処理装置が使用済のフィルターや
使い過ぎのフィルターを入れた状態で運転される可能性
を排除することができる。
第５図は、本発明のさらに他の実施例を示すものであ
る。この図において、カートリッジ50は媒体材料の供給
用スプール55および巻取り用スプール56を備えている。
供給用スプール55には、透明な基体を有する画像形成ウ
エブ60と現像ウエブ65とが共に巻き付けられている。現
像ウエブ65は、画像形成ウエブ60の内側の面に向き合わ
された状態で巻き付けられている。つまり、この二層構
造の媒体材料の半径方向における外側の層は画像形成ウ
エブ60であり、内側の層は現像ウエブ65である。
る。この図において、カートリッジ50は媒体材料の供給
用スプール55および巻取り用スプール56を備えている。
供給用スプール55には、透明な基体を有する画像形成ウ
エブ60と現像ウエブ65とが共に巻き付けられている。現
像ウエブ65は、画像形成ウエブ60の内側の面に向き合わ
された状態で巻き付けられている。つまり、この二層構
造の媒体材料の半径方向における外側の層は画像形成ウ
エブ60であり、内側の層は現像ウエブ65である。
さらに詳述すれば、画像形成ウエブ60はその感光面を
内側にし、かつ、その通明基体を外側にした状態で、ま
た、現像ウエブ65はその樹脂面を外側にした状態で、一
つの複合体として供給用スプール55に巻かれている。現
像用媒体材料はウエブ、すなわち巻取りシートの形態で
供給されるのが好ましいが、複数のカットシート状の現
像シートを画像形成ウエブ60に沿って間隔をおいて配
し、画像形成ウエブ60と共に供給用スプール55に巻き付
けて使用しても良い。
内側にし、かつ、その通明基体を外側にした状態で、ま
た、現像ウエブ65はその樹脂面を外側にした状態で、一
つの複合体として供給用スプール55に巻かれている。現
像用媒体材料はウエブ、すなわち巻取りシートの形態で
供給されるのが好ましいが、複数のカットシート状の現
像シートを画像形成ウエブ60に沿って間隔をおいて配
し、画像形成ウエブ60と共に供給用スプール55に巻き付
けて使用しても良い。
画像形成ウエブ60と現像ウエブ65の複合体を一つのカ
ートリッジに収めた構成は多くの点で有利である。第一
に画像形成ウエブ用の供給手段と現像ウエブ用の供給手
段を別々に設ける必要がない。従って、現像ウエブの送
り出しを画像形成ウエブの送り出しと同時に行うことが
できる。画像形成ウエブ60をその背面の透明基体を介し
て容易に露光することが可能である。露光の際、白色の
樹脂面を有する現像ウエブ65は反射面として機能するの
で、露光用エネルギーを効率良く利用することができ
る。
ートリッジに収めた構成は多くの点で有利である。第一
に画像形成ウエブ用の供給手段と現像ウエブ用の供給手
段を別々に設ける必要がない。従って、現像ウエブの送
り出しを画像形成ウエブの送り出しと同時に行うことが
できる。画像形成ウエブ60をその背面の透明基体を介し
て容易に露光することが可能である。露光の際、白色の
樹脂面を有する現像ウエブ65は反射面として機能するの
で、露光用エネルギーを効率良く利用することができ
る。
第５図において、符号66は概略的に描かれた露光部を
示している。この場合、露光部66は、例えばカートリッ
ジ50のハウジングに設けられた露光用スリットである。
このカートリッジ50はその内部にガイドローラ67を備え
ている。このガイドローラ67は、加圧ローラ70、72で示
される圧力現像機と協働して複合媒体を供給用スプール
55から引き出して露光するための手段を構成する。つま
り、これらローラ67、70、72により複合媒体は供給用ス
プール55から引き出されて露光用スリット66の前を通過
する。このとき、画像形成ウエブ60の感光面は透明基体
を介して露光される。露光された画像形成ウエブ60は、
外側ローラ70と内側ローラ72とからなる圧力現像機へ送
られる。内側ローラ72はカートリッジ50の一部である。
外側ローラ70は、内側ローラ72上の複合媒体と接触して
これに圧力を加えるよう調整されたものである。この外
側ローラ70は、例えばカートリッジ50のハウジングに設
けられたスロットまたは開口部を通って複合媒体と接触
し、両ウエブ60、65からなる複合媒体の現像に必要な圧
力を複合媒体に付与する。
示している。この場合、露光部66は、例えばカートリッ
ジ50のハウジングに設けられた露光用スリットである。
このカートリッジ50はその内部にガイドローラ67を備え
ている。このガイドローラ67は、加圧ローラ70、72で示
される圧力現像機と協働して複合媒体を供給用スプール
55から引き出して露光するための手段を構成する。つま
り、これらローラ67、70、72により複合媒体は供給用ス
プール55から引き出されて露光用スリット66の前を通過
する。このとき、画像形成ウエブ60の感光面は透明基体
を介して露光される。露光された画像形成ウエブ60は、
外側ローラ70と内側ローラ72とからなる圧力現像機へ送
られる。内側ローラ72はカートリッジ50の一部である。
外側ローラ70は、内側ローラ72上の複合媒体と接触して
これに圧力を加えるよう調整されたものである。この外
側ローラ70は、例えばカートリッジ50のハウジングに設
けられたスロットまたは開口部を通って複合媒体と接触
し、両ウエブ60、65からなる複合媒体の現像に必要な圧
力を複合媒体に付与する。
しかる後、使用済の画像形成ウエブ60は、カートリッ
ジ内の巻取り用スプール56に巻き取られる。一方、現像
ウエブ65は化学艶出し機80を通過し、さらに一対の送り
ローラ81、82を介してカートリッジの外に送り出され
る。
ジ内の巻取り用スプール56に巻き取られる。一方、現像
ウエブ65は化学艶出し機80を通過し、さらに一対の送り
ローラ81、82を介してカートリッジの外に送り出され
る。
このカートリッジ50の構成から示唆されるように、カ
ートリッジ50に付加的構成要素を設け、これらがカート
リッジ内の媒体材料の量と釣り合う寿命を持つよう設計
することにより経済性を促進することができる。例え
ば、カートリッジ50内の内側ローラ72を高品質の外側ロ
ーラ70と対で用いることができる。つまり、内側ローラ
72は高価な材料を用いて造る必要がなく、かつ、カート
リッジ内に収められた一定量の媒体を処理する間のみ信
頼性を維持するように設計すればよい。
ートリッジ50に付加的構成要素を設け、これらがカート
リッジ内の媒体材料の量と釣り合う寿命を持つよう設計
することにより経済性を促進することができる。例え
ば、カートリッジ50内の内側ローラ72を高品質の外側ロ
ーラ70と対で用いることができる。つまり、内側ローラ
72は高価な材料を用いて造る必要がなく、かつ、カート
リッジ内に収められた一定量の媒体を処理する間のみ信
頼性を維持するように設計すればよい。
カートリッジ内の化学艶出し機80は、艶出し処理中に
廃ガスが発生した場合に、この廃ガスをその場で制御か
つ濾過でき、また、化学艶出し機80に設けられた廃ガス
処理手段も、カートリッジ内に収容された複合媒体の量
を越える処理能力を持つ必要がないという利点もある。
つまり、処理装置の構成要素のいずれかをカートリッジ
それ自体の中に設けることにより実質的に低コストの媒
体材料処理装置を得ることが可能である。
廃ガスが発生した場合に、この廃ガスをその場で制御か
つ濾過でき、また、化学艶出し機80に設けられた廃ガス
処理手段も、カートリッジ内に収容された複合媒体の量
を越える処理能力を持つ必要がないという利点もある。
つまり、処理装置の構成要素のいずれかをカートリッジ
それ自体の中に設けることにより実質的に低コストの媒
体材料処理装置を得ることが可能である。
本発明は、以上説明したように構成されているので、
以下に記載するような効果を奏する。
以下に記載するような効果を奏する。
第一の発明の効果 使用後のカートリッジを交換することによりフィル
ターも自動的に新しいものと交換されるので、媒体材料
処理装置が使用済のフィルターや使い過ぎのフィルター
を入れた状態で運転される不具合を排除することができ
る。
ターも自動的に新しいものと交換されるので、媒体材料
処理装置が使用済のフィルターや使い過ぎのフィルター
を入れた状態で運転される不具合を排除することができ
る。
フィルターの処理能力がカートリッジ内の媒体材料
の量に対応しているので、使用可能なフィルターの時期
尚早な交換を防ぎ、フィルターをその処理能力の限度ま
で無駄なく効率良く使用することができる。
の量に対応しているので、使用可能なフィルターの時期
尚早な交換を防ぎ、フィルターをその処理能力の限度ま
で無駄なく効率良く使用することができる。
第二の発明の効果 画像形成ウエブ用の供給手段と現像ウエブ用の供給
手段を別々に設ける必要がない。従って、現像ウエブの
送り出しを画像形成ウエブの送り出しと同時に行うこと
ができる。
手段を別々に設ける必要がない。従って、現像ウエブの
送り出しを画像形成ウエブの送り出しと同時に行うこと
ができる。
画像形成ウエブをその背面の透明基体を介して容易
に露光することが可能である。
に露光することが可能である。
露光の際、白色の樹脂面を有する現像ウエブは反射
面として機能するので、露光用エネルギーを効率良く利
用することができる。
面として機能するので、露光用エネルギーを効率良く利
用することができる。
第１図は本発明に係るカートリッジの斜視図、第２図は
複写機内に装填された第１図のカートリッジの使用状態
を説明する概略斜視図、第３図は本発明の他の実施例の
カートリッジ、すなわち、巻取り専用カートリッジを装
填した状態の処理装置の概略斜視図、第４図はさらに他
の実施例のカートリッジ、すなわち二本のスプールを有
するカートリッジを装填した状態の処理装置の概略斜視
図、第５図は本発明のさらに他の実施例のカートリッ
ジ、すなわち巻取りシート状またはカットシート状媒体
材料の処理に利用する付加的構成要素を備えたカートリ
ッジの概略断面図である。 10,10a,10b,50……カートリッジ、12……画像形成ウエ
ブ、13……ハウジング本体、14,15……エンドキャッ
プ、16……空気濾過部、17……空気取入口、20……フィ
ルター、22……隔壁、23……露光部、25……現像シー
ト、26……加圧ローラ、28……巻取り用スプール、30…
…艶出し部、35……送気用ダクト、36……ブロワ、39…
…巻取り専用スプール、40,55……供給用スプール、42,
56……巻取り用スプール、60……画像形成ウエブ、65…
…現像ウエブ、66……露光用スリット、70……外側ロー
ラ、72……内側ローラ、80……化学艶出し機。
複写機内に装填された第１図のカートリッジの使用状態
を説明する概略斜視図、第３図は本発明の他の実施例の
カートリッジ、すなわち、巻取り専用カートリッジを装
填した状態の処理装置の概略斜視図、第４図はさらに他
の実施例のカートリッジ、すなわち二本のスプールを有
するカートリッジを装填した状態の処理装置の概略斜視
図、第５図は本発明のさらに他の実施例のカートリッ
ジ、すなわち巻取りシート状またはカットシート状媒体
材料の処理に利用する付加的構成要素を備えたカートリ
ッジの概略断面図である。 10,10a,10b,50……カートリッジ、12……画像形成ウエ
ブ、13……ハウジング本体、14,15……エンドキャッ
プ、16……空気濾過部、17……空気取入口、20……フィ
ルター、22……隔壁、23……露光部、25……現像シー
ト、26……加圧ローラ、28……巻取り用スプール、30…
…艶出し部、35……送気用ダクト、36……ブロワ、39…
…巻取り専用スプール、40,55……供給用スプール、42,
56……巻取り用スプール、60……画像形成ウエブ、65…
…現像ウエブ、66……露光用スリット、70……外側ロー
ラ、72……内側ローラ、80……化学艶出し機。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−34831（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−190968（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−75657（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−88739（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−30537（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G03F 7/004 G03C 3/00 G03G 15/00
Claims (8)
- 【請求項１】中に収容された巻取りシート状またはカッ
トシート状の媒体材料を媒体材料処理装置に供給する媒
体材料カートリッジであって、前記処理装置内での媒体
材料の処理中に発生する排ガスをフィルターを用いて濾
過できる場合に、前記カートリッジが、このカートリッ
ジの一部を構成するよう一体的に設けられたフィルター
を備え、このフィルターがカートリッジ内に収容された
前記媒体材料の量に比例した濾過能力を有することを特
徴とする媒体材料カートリッジ。 - 【請求項２】前記フィルターで濾過される排ガスがカー
トリッジ内の媒体材料と接触しないように媒体材料を保
護する隔壁をカートリッジ内に設けた請求項１記載のカ
ートリッジ。 - 【請求項３】媒体艶出し手段を内部に設けた請求項１ま
たは請求項２記載のカートリッジ。 - 【請求項４】前記媒体材料は、一本のスプールに巻き付
けられた二重構造の複合媒体であり、この複合媒体は巻
取りシート状の画像形成ウエブと、この画像形成ウエブ
の感光面に向き合わされた巻取りシート状の現像ウエブ
とからなり、前記感光面は感光性マイクロカプセルが塗
布された面であり、前記現像ウエブは樹脂現像材が塗布
された面を有し、前記複合媒体が前記スプールに巻かれ
た状態において前記画像形成ウエブは複合媒体の半径方
向外側の層を形成するとともに、前記画像形成ウエブは
透明な基体を備え、この基体を介して前記感光面を露光
することができる請求項１〜３いずれかの項記載のカー
トリッジ。 - 【請求項５】露光部を備え、この露光部はカートリッジ
のハウジングに形成された露光用スリットを有し、前記
スプールから引き出された前記複合媒体がその透明基体
側を前記露光用スリットに向けた状態で前記露光用スリ
ットの前を通過することにより、前記感光面が前記露光
用スリットおよび前記透明基体を介して露光されるよう
になっている請求項４項記載のカートリッジ。 - 【請求項６】前記媒体材料は一対の加圧ローラにより現
像処理されるものであり、前記一対の加圧ローラの一方
が前記カートリッジの一部としてカートリッジと一体的
に設けられている請求項１〜５いずれかの項記載のカー
トリッジ。 - 【請求項７】スプールに巻かれた画像形成用感光性媒体
材料を収容したカートリッジであって、前記感光性媒体
材料は二重構造の複合媒体であり、この複合媒体は感光
面を有する巻取りシート状の画像形成ウエブと、この画
像形成ウエブの前記感光面に向き合わされた巻取りシー
ト状の現像ウエブとを備え、前記感光面は感光性マイク
ロカプセルを塗布した面であり、前記現像ウエブは樹脂
現像剤を塗布した面を有し、前記画像形成ウエブは前記
複合媒体の半径方向外側の層を形成し、さらに、前記複
合媒体は透明な基体を有することにより、この透明な基
体を介して前記感光面を露光することが可能であり、さ
らに、前記カートリッジは、そのハウジングに形成され
たスリットを持つ露光部を備え、前記複合媒体は前記ス
プールから引き出されて、その透明媒体を前記スリット
に向けた状態でスリットの前を通過し、これにより前記
感光面が前記スリットおよび透明基体を介して露光され
得ることを特徴とする媒体材料カートリッジ。 - 【請求項８】前記現像ウエブが、白色の面を有し、この
白色の面が画像形成ウエブへ光を反射する反射面として
機能することにより、露光エネルギーを効率よく利用で
きる請求項７項記載のカートリッジ。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US446,367 | 1989-12-05 | ||
| US07/446,367 US5015277A (en) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | Integrated media cartridge and filter |
| US583,631 | 1990-09-17 | ||
| US07/583,631 US5179408A (en) | 1989-12-05 | 1990-09-17 | Microencapsulated media supply and utilization apparatus and method |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03186838A JPH03186838A (ja) | 1991-08-14 |
| JP2971562B2 true JP2971562B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=27034592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2322233A Expired - Fee Related JP2971562B2 (ja) | 1989-12-05 | 1990-11-26 | フィルター付き媒体材料カートリッジ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5179408A (ja) |
| JP (1) | JP2971562B2 (ja) |
| KR (1) | KR910012826A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10109145B2 (en) * | 2008-12-31 | 2018-10-23 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | Apparatus and method for distributing ophthalmic lenses |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63266444A (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-02 | Seiko Epson Corp | 感光転写型画像形成装置における感光部材 |
-
1990
- 1990-09-17 US US07/583,631 patent/US5179408A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-11-26 JP JP2322233A patent/JP2971562B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1990-12-04 KR KR1019900019805A patent/KR910012826A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5179408A (en) | 1993-01-12 |
| JPH03186838A (ja) | 1991-08-14 |
| KR910012826A (ko) | 1991-08-08 |
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