JP2970646B2 - 携帯無線通信装置 - Google Patents

携帯無線通信装置

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JP2970646B2
JP2970646B2 JP10069376A JP6937698A JP2970646B2 JP 2970646 B2 JP2970646 B2 JP 2970646B2 JP 10069376 A JP10069376 A JP 10069376A JP 6937698 A JP6937698 A JP 6937698A JP 2970646 B2 JP2970646 B2 JP 2970646B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サブアドレス情報
の通信機能を有する携帯無線通信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、1台の携帯無線電話機を複数
の利用者が使用するには、1台の携帯無線電話機が持つ
1つの電話番号(“○○○”)に幾つかのサブアドレス
番号を設ける(例えば、“○○○*01”、“○○○*
02“、“○○○*03”、…)とともに、携帯無線電
話機に着脱可能な利用者識別カードを設ける。そして、
サブアドレス番号を各利用者識別カード毎に1つずつ記
憶させ、利用者が自分自身に割り当てられたサブアドレ
ス番号を持つ利用者識別カードを携帯無線電話機に装着
して利用することにより、該当するサブアドレス番号の
着信時にだけ、その着信を受け付けるようにして、複数
の利用者による共用を実現できる。
【0003】また、このサブアドレス番号を使用する
と、事業者に対して1つの契約者回線番号“○○○”の
契約料金と、サブアドレス通知サービス料金とを支払う
だけで、複数の番号を使用できるようになるため、使用
する人数分だけ契約者回線番号を用意するよりも、料金
の大幅な削減を図ることができる。
【0004】次に、サブアドレスについて説明する。図
6は、サブアドレスを用いた通信の概要を示す説明図で
ある。サブアドレス番号は、ISDNネット20による
通信等において、発信時に相手方の契約者回線番号にサ
ブアドレス番号を加えてダイヤルすることにより、特定
の通信機器に着信させることができる番号である。例え
ば図6において、発信者(端末10)は、サブアドレス
番号“*1”の端末12に電話をかけており、この時、
他のサブアドレス番号“*2”“*3”の端末14、1
6は、全く着信動作(着信鳴動動作)が起こらない。
【0005】次に、従来の携帯無線電話機の動作例を図
7、図8に基づき説明する。図7は、従来の携帯無線電
話機を示す外観説明図であり、図8は、従来の動作を示
すフローチャートである。図7において、携帯無線電話
機2のカード装着部2Aには、2つの利用者識別カード
4A、4Bが選択的に装着され、携帯無線電話機2内の
カード認識部により、利用者識別カード4A、4Bの内
容が読み取られるようになっている。
【0006】そして、利用者識別カード4Aには、サブ
アドレス番号“01”が記憶され、利用者識別カード4
Bには、サブアドレス番号“02”が記憶されているも
のとする。次に図8において、携帯無線電話機が着信を
受けた場合(ステップS0)、利用者識別カードが携帯
無線電話機に搭載されていると、その利用者識別カード
のサブアドレス番号との一致を判断し(ステップS
1)、一致した場合には、通常の着信動作(着信音鳴
動)が行われる(ステップS2)。
【0007】一方、利用者識別カードのサブアドレス番
号と不一致の場合には(ステップS1)、その着信は認
めず、着信応答を行わない(ステップS3)。この時、
発信者には終始呼び出し音(Ring Back To
ne)が聞こえ、携帯無線電話機に対する着信が行われ
ているのかいないのかは解らない。また、以上のような
サブアドレス番号を記憶した利用者識別カードによって
携帯無線電話機を共用する代わりに、ダイヤルイン番号
を記憶した利用者識別カードによって携帯無線電話機を
共用することも可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術において、携帯無線電話機が着信を受けたとき
に、発信者が指定したサブアドレス番号と利用者識別カ
ード内に記憶されたサブアドレス番号とが一致すれば通
話が可能となるが、発信者が指定したサブアドレス番号
と利用者識別カード内に記憶されたサブアドレス番号と
が異なっているときは、完全に着信が拒否されてしま
う。この場合、携帯無線電話機は無反応であり、発信者
には呼び出し音が聞こえた状態で、電話が相手にかかっ
ているかどうかは解らず、困惑を招くという欠点があ
る。
【0009】また、受信側にとっても、現在使用中の利
用者以外の利用者については、着信が完全に拒否されて
しまい、巡り合わせの悪い場合には、必要な通信がいつ
までもつながらず、例えばビジネスチャンスを逃してし
まうなどの問題がある。なお、このような問題は、サブ
アドレス番号による通信だけでなく、ダイヤルイン番号
による通信についても同様に生じるものであり、また、
携帯無線電話機に限らず、他の携帯無線通信装置でも同
様に生じるものである。
【0010】そこで本発明の目的は、サブアドレス不一
致またはダイヤルイン不一致の着信を受けた場合でも完
全な着信拒否を行うことなく、発信側ないし受信側に適
正な情報を提供できる携帯無線通信装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、サブアドレス情報またはダイヤルイン情報を
格納した利用者識別用媒体を装着することにより、前記
利用者識別用媒体に格納されたサブアドレス情報または
ダイヤルイン情報を読み取るサブアドレス情報またはダ
イヤルイン情報読取手段と、着信時に、その着信情報に
含まれるサブアドレス情報またはダイヤルイン情報を取
得するサブアドレス情報またはダイヤルイン情報取得手
段と、前記着信情報より取得したサブアドレス情報また
はダイヤルイン情報と前記利用者識別用媒体より読み取
ったサブアドレス情報またはダイヤルイン情報とを比較
して、一致した場合に、前記着信を許可して着信処理を
行う着信処理手段とを有する携帯無線通信装置におい
て、前記着信情報より取得したサブアドレス情報または
ダイヤルイン情報と前記利用者識別用媒体より読み取っ
たサブアドレス情報またはダイヤルイン情報が不一致で
ある場合に、その旨を発信者に通知する通知手段と、前
記通知手段による通知後に、前記発信者からの発信情報
を受け付ける受信手段と、前記受信手段によって受信し
た発信情報を、前記着信情報より取得したサブアドレス
情報またはダイヤルイン情報に対応して記憶する発信情
報記憶手段と、前記発信情報記憶手段に記憶した発信情
報の再生を許可する再生手段とを有することを特徴とす
る。
【0012】本発明の携帯無線通信装置では、サブアド
レス情報またはダイヤルイン情報を格納した利用者識別
用媒体を装着することにより、着信時に、その着信情報
に含まれるサブアドレス情報またはダイヤルイン情報と
利用者識別用媒体に格納されたサブアドレス情報または
ダイヤルイン情報とを比較し、一致した場合に前記着信
を許可して着信処理を行うことから、1台の携帯無線通
信装置を複数の利用者間で通信の秘匿性を維持しつつ共
用することができる。また、サブアドレス情報またはダ
イヤルイン情報が不一致の場合には、その旨を発信者に
通知することで、発信者の困惑をなくすことができる。
また、この通知後に、発信者からの発信情報を受け付け
て記憶し、再生できるようにすることで、受信者に対す
る利便性も向上できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明による携帯無線通信
装置の実施の形態について説明する。図1は、本発明を
携帯無線電話機に適用した場合の概略構成例を示す外観
説明図であり、図2は、同携帯無線電話機の回路構成例
を示すブロック図である。
【0014】この携帯無線電話機100では、1台の携
帯無線電話機を複数の利用者で使用するため、1台の携
帯無線電話機が持つ1つの電話番号(“○○○”)に幾
つかのサブアドレス番号を設ける。したがって、電話番
号は、例えば、“○○○*01”、“○○○*02“、
“○○○*03”、…となる。また、各サブアドレス番
号に対応して携帯無線電話機に着脱可能な複数の利用者
識別カード200、300を設ける。
【0015】また、図1に示すように、各利用者識別カ
ード200、300は、選択的に携帯無線電話機100
のカード装着部150より装着される。そして、利用者
識別カード認識部110に接続され、利用者識別カード
200、300の内容は、利用者識別カード認識部11
0によって読み取られる。そして、サブアドレス番号を
各利用者識別カード毎に1つずつ記憶させ、利用者が自
分自身に割り当てられたサブアドレス番号を持つ利用者
識別カードを携帯無線電話機に装着して利用することに
より、該当するサブアドレス番号の着信時にだけ、その
着信を受け付けるようにして、複数の利用者による共用
を実現するものである。この場合、利用者識別カードの
認識は、利用者識別カード認識部110によって行う。
【0016】また、本例の携帯無線電話機において、現
在の利用者が有するサブアドレス番号以外のサブアドレ
ス番号への着信を受けた場合、このサブアドレスが現在
は使用されていない(現在異なった利用者識別カードが
搭載されている)旨を通知する不在者通知部120を有
する。そして、この場合に、発信者の発信情報(音声ま
たは通信データ)を携帯無線電話機内に保存するための
不在者記録部130を有する。さらに、この不在者記録
情報が、発信者のダイヤルしたサブアドレス番号を記憶
した利用者識別カードを携帯無線電話機に装着された時
にのみ再生できるようにする。
【0017】例えば、発信者のダイヤル番号が“○○○
*01”で、携帯無線電話機に搭載されている利用者識
別カード内のサブアドレス番号が“02”である場合に
は、携帯無線電話機から不在者通知を行う。この通知と
しては、例えば、“ただ今おかけになったサブアドレス
番号の方は現在”○○○“番の電話機を使用しておりま
せん。御伝言、通信データ等を残したい場合はピーッと
言う発信音の後にどうぞ。”というような不在者通知ガ
イダンスの後に、発信者側の音声や通信データを携帯無
線電話機内の不在者記録部130に保存する。なお、こ
の場合に保存できる音声または通信データの量として
は、携帯無線電話機内に持つメモリ容量に応じて適宜設
定するものとする。
【0018】そして、このように保存された内容に対す
るセキュリティとして、例えば、携帯無線電話機に装着
されている利用者識別カード内のサブアドレス番号が
“02”である時に、発信者がダイヤル番号“○○○*
01”で、伝言を不在者記録装置に残した場合、携帯無
線電話機に“01”のサブアドレス番号が記憶されてい
る利用者識別カードが装着された際に、これを携帯無線
電話機側で判断し、この場合に限り、不在者記録情報の
再生を許可するようにする。
【0019】次に、本例における携帯無線電話機の構成
について説明する。図2に示すように、携帯無線電話機
100は、大きく分けて無線部100Aと制御部100
Bとからなり、無線部100Aは、一般に基地局からの
無線情報を受信し、その受信情報を音声情報と制御情報
に分解して制御部100Bに送ったり、逆に制御部10
0Bからの音声情報を無線情報として基地局に対して発
信するものである。一方、制御部100Bは、無線部1
00Aから受けた音声情報を音に換えてレシーバから外
部に出したり、マイクから入力した音を発信情報として
無線部100Aに送ったり、基地局からの制御情報に基
づいて無線部100Aをコントロールする。
【0020】そして、上述した利用者識別カード認識部
110、不在者通知部120、不在者記録部130は、
制御部100Bに設けられている。また、制御部100
Bには、本発明に係る機能を実行するCPU、ROM、
RAM等を含む制御回路140が設けられている。利用
者識別カード認識部110は、携帯無線電話機100に
対する利用者識別カードの挿入、未挿入、ユーザ固有の
情報(ID)の識別を行う。すなわち、この利用者識別
カード認識部110は、利用者識別カードが搭載されて
いるか否かを判断し、カード内部の情報を取り込むこと
のできる読取機能部と、制御回路140からの要求によ
り、利用者識別カードから読み込んだ情報を制御回路1
40に送出するインタフェース機能部とを有する。
【0021】なお、制御回路140からの要求毎に利用
者識別カードの情報を読み込む動作を行うものであって
もよいし、利用者識別カードから一旦読み込んだ情報を
保存するメモリを有し、このメモリに保存した情報を制
御回路140からの要求に応じて送出するものであって
もよい。また、利用者識別カードは、例えばSIM(Su
bscriber Identity Module)カード等であり、電話番
号(サブアドレス番号を含む)、認証番号、電話帳等ユ
ーザ固有の情報(ID)が記録されたカードである。ま
たIDの具体例として、電話番号、認証鍵、利用者識別
カード番号、課金情報、電話帳等が挙げられる。
【0022】この利用者識別カードが装着されていない
携帯無線電話機は、何の動作を行わないものになる。す
なわち、電話番号をもたない、発信も着信もできないも
のになる。不在者通知部120は、携帯無線電話機に装
着されている利用者識別カード内のサブアドレス番号と
異なるサブアドレス番号に対する着信があった場合に、
異なったサブアドレス番号の利用者識別カードが装着さ
れていること、電話に出ることができない等を示すガイ
ダンスメッセージを音声合成によって発信者側に通知す
るものである。
【0023】このガイダンスメッセージとしては、例え
ば、“ただ今おかけになったサブアドレス番号の方は現
在”○○○“番の電話機を使用しておりません。御伝
言、通信データ等を残したい場合はピーッと言う発信音
の後にどうぞ。”というようなものを用いる。なお、こ
の不在者通知部120を通常の留守録機能と併用するこ
とが可能であり、利用者識別カードのサブアドレスに対
する着信は、留守録用のトーキーガイダンスが流れて録
音状態となり、異なるサブアドレスに対する着信なら
ば、上述した不在者通知部120によるトーキーガイダ
ンスが流れて留守録状態になるような構成が考えられ
る。
【0024】不在者記録部130は、不在者通知の動作
後に作動する記録機能部であり、発信者からの音声また
は通信データ情報を、携帯無線電話機の記憶装置に記憶
するものである。また、図1に示すように、携帯無線電
話機100の外筐ケース100Cには、上述したカード
装着部150の他に、ダイヤル等を行うためのテンキー
を含むキー操作部160や各種表示用のLCD表示部1
70等が設けられている。
【0025】次に、以上のような携帯無線電話機の動作
について説明する。図3は、本例の携帯無線電話機にお
ける動作を示すフローチャートである。例えば、発信者
より利用者識別カード200に記憶されたサブアドレス
番号“01”に対する着信を携帯無線電話機が受けた場
合(ステップS10)、利用者識別カード200が携帯
無線電話機に搭載されていると、利用者識別カード認識
部110でサブアドレス番号の一致を判断し(ステップ
S11)、通常の着信動作(着信音鳴動)が行われる
(ステップS12)。
【0026】また、利用者識別カード300が搭載され
ていると、携帯無線電話機はサブアドレス番号“01”
(利用者識別カード200)に対して発信した発信者に
対し、不在者通知部120を起動し、現在搭載されてい
る利用者識別カードのサブアドレス番号“02”は、発
信者が指定したサブアドレスとは異なる番号であること
をガイダンスで伝える(S13)。
【0027】この後、携帯無線電話機は 不在者記録部
130を起動して留守番記録状態となり、発信者からの
音声または通信データの記録可能な状態に移行する(S
14)。この時、記録された情報に対して、発信者のダ
イヤルしたダイヤル番号及びサブアドレス番号“○○○
*01”が付加されて記録される。この番号が記録情報
を引き出す時の鍵となる。
【0028】ここで記録された(発信者が残した)情報
は、発信者がダイヤルしたダイヤル番号及びサブアドレ
ス番号“○○○*01”が記録された利用者識別カード
200を携帯無線電話機に搭載したときのみ引き出すこ
とができる。つまり、装着している利用者識別カードの
利用者識別カード認識部110によって認識されている
サブアドレス番号と、不在者記録部130に記憶された
情報に付加されている発信者がダイヤルしたサブアドレ
ス番号が一致した時、記録情報を引き出すことが可能に
なる。
【0029】次に、上述のようなサブアドレス番号の伝
送を伴う基地局と携帯無線電話機の通信動作について説
明する。図4は、携帯無線電話機における着信動作例を
示すフローチャートであり、図5は、図4に示す着サブ
アドレス不一致時の基地局と携帯無線電話機との間の信
号のやり取りを示すシーケンスチャートである。一般
に、移動通信の信号方式においては、呼の接続・切断を
するための呼制御機能(CC)、無線資源の管理のため
の無線管理機能(RT)、移動局の移動性を管理するた
めの移動管理機能(MM)の各信号を基地局との間でや
り取りすることにより、無線通信のシーケンスを行うよ
うになっている。ここで、上述したサブアドレス番号の
指示は、シーケンス中の「CC呼設定」中に、着信番号
とは別々に含まれて伝送されるものである。
【0030】図4、図5において、基地局からのCC呼
設定により着信処理を開始すると(ステップS20)、
携帯無線電話機ではCC呼設定受付を送出し(ステップ
S21)、MM認証要求の受信、MM認証応答の送出を
行う。ここで、CC呼設定に含まれる着サブアドレスを
判断し、利用者識別カードのサブアドレスと一致するか
否か判断する(ステップS22)。そして、サブアドレ
スが一致していれば、通常の着信許可処理(着信音鳴
動)を行う(ステップS23)。この後、応答により、
通話状態に移行する(図示せず)。
【0031】また、サブアドレスが不一致であれば、不
在者通知動作を開始し(ステップS24)、CC呼出を
送出する(ステップS25)。そして、不在者記録動作
を開始し(ステップS26)、CC応答の送出(ステッ
プS27)、CC応答確認の受信により、録音状態に移
行する(ステップS28)。そして、録音終了(ステッ
プS29)により、回線解放等の終了処理を行う(ステ
ップS30)。
【0032】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。例えば、上述した不在者通知部120と不在者記録
部130は、使用者のサブアドレス番号と異なるサブア
ドレス番号に対する着信時のみに起動されるものではな
く、使用者が通話中に、同使用者に対する別の着信があ
ったときに、純粋に留守録機能として使用することがで
きる。この場合は、使用者が通話終了後、そのまま留守
録から着信情報を引き出すことが出来る。また、サブア
ドレス機能の代わりにダイヤルイン機能でも使用でき
る。サブアドレス番号サービスは、INSネット専用の
サービスであるが、ダイヤルインサービスはINSネッ
ト以外の電話回線(アナログ網)からの着信に対して
も、1回線に対して複数の追加番号を付けることのでき
るサービスである。
【0033】サブアドレス番号の指定は、“○○○○*
△△△”であり、“*”以降の番号を変えることによっ
て、1回線で複数の着信番号を持つことができる。一
方、ダイヤルイン番号の指定は、“○○○○+△△△”
のように契約者回線番号“○○○○”に続けて追加番号
“△△△”を付け、この追加番号を変えることによって
1回線で複数の着信番号を持つことができる。また、以
上の例では、携帯無線電話機を例に説明したが、他のデ
ータ通信を行う各種の携帯無線通信装置においても同様
に適用し得るものである。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の携帯無線通
信装置では、サブアドレス情報またはダイヤルイン情報
を格納した利用者識別用媒体を用いて、着信情報より取
得したサブアドレス情報またはダイヤルイン情報と利用
者識別用媒体より読み取ったサブアドレス情報またはダ
イヤルイン情報とが一致した場合に着信処理を行うよう
にして、1つの携帯無線通信装置を複数の利用者で共用
できるようにした構成において、サブアドレス情報また
はダイヤルイン情報が不一致である場合に、その旨を発
信者に通知するようにした。このため、サブアドレス情
報またはダイヤルイン情報が不一致である場合に、その
旨を発信者に伝えることができ、従来のような完全な着
信拒否による発信者の困惑をなくすことができる。ま
た、この通知後に、発信者からの発信情報を受け付けて
記憶し、再生できるようにしたので、受信者に対する利
便性も向上できる。さらに、発信情報の再生を、適合す
るサブアドレス情報またはダイヤルイン情報を記憶した
利用者識別用媒体が装着されたときだけ許可すること
で、情報のセキュリティを保つことができる。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を携帯無線電話機に適用した場合の概略
構成例を示す外観説明図である。
【図2】図1に示す携帯無線電話機の回路構成例を示す
ブロック図である。
【図3】図1に示す携帯無線電話機の着信時の動作を示
すフローチャートである。
【図4】図1に示す携帯無線電話機における着信時の詳
細動作例を示すフローチャートである。
【図5】図1に示す着サブアドレス不一致時の基地局と
携帯無線電話機との間の信号のやり取りを示すシーケン
スチャートである。
【図6】サブアドレスを用いた通信の概要を示す説明図
である。
【図7】従来の携帯無線電話機を示す外観説明図であ
る。
【図8】従来の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100……携帯無線電話機、100A……無線部、10
0B……制御部、110……利用者識別カード認識部、
120……不在者通知部、130……不在者記録部、1
40……制御回路、200、300……利用者識別カー
ド。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/64 - 1/72 H04M 1/57

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サブアドレス情報を格納した利用者識別
    用媒体を装着することにより、前記利用者識別用媒体に
    格納されたサブアドレス情報を読み取るサブアドレス情
    報読取手段と、 着信時に、その着信情報に含まれるサブアドレス情報を
    取得するサブアドレス情報取得手段と、 前記着信情報より取得したサブアドレス情報と前記利用
    者識別用媒体より読み取ったサブアドレス情報とを比較
    して、一致した場合に、前記着信を許可して着信処理を
    行う着信処理手段とを有する携帯無線通信装置におい
    て、 前記着信情報より取得したサブアドレス情報と前記利用
    者識別用媒体より読み取ったサブアドレス情報が不一致
    である場合に、その旨を発信者に通知する通知手段と、 前記通知手段による通知後に、前記発信者からの発信情
    報を受け付ける受信手段と、 前記受信手段によって受信した発信情報を、前記着信情
    報より取得したサブアドレス情報に対応して記憶する発
    信情報記憶手段と、 前記発信情報記憶手段に記憶した発信情報の再生を許可
    する再生手段と、 を有する ことを特徴とする携帯無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記利用者識別用媒体の交換により、前
    記サブアドレス情報読取手段によって読み取ったサブア
    ドレス情報が前記発信情報記憶手段に記憶した発信情報
    に対応して記憶されたサブアドレス情報と一致した場合
    に、前記再生手段による発信情報の再生を許可する許可
    手段を有することを特徴とする請求項記載の携帯無線
    通信装置。
  3. 【請求項3】 前記通知手段による通知は、該当するサ
    ブアドレス利用者の不在を通知するメッセージと、発信
    者に発信情報の送出を促すメッセージを含むことを特徴
    とする請求項記載の携帯無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記発信情報は音声であり、前記発信情
    報記憶手段は音声記憶媒体を有することを特徴とする請
    求項記載の携帯無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記発信情報は通信データであり、前記
    発信情報記憶手段はデータ記憶媒体を有することを特徴
    とする請求項記載の携帯無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記利用者識別用媒体は、カード型記憶
    媒体であることを特徴とする請求項記載の携帯無線通
    信装置。
  7. 【請求項7】 ダイヤルイン情報を格納した利用者識別
    用媒体を装着することにより、前記利用者識別用媒体に
    格納されたダイヤルイン情報を読み取るダイヤルイン情
    報読取手段と、 着信時に、その着信情報に含まれるダイヤルイン情報を
    取得するダイヤルイン情報取得手段と、 前記着信情報より取得したダイヤルイン情報と前記利用
    者識別用媒体より読み取ったダイヤルイン情報とを比較
    して、一致した場合に、前記着信を許可して着信処理を
    行う着信処理手段とを有する携帯無線通信装置におい
    て、 前記着信情報より取得したダイヤルイン情報と前記利用
    者識別用媒体より読み取ったダイヤルイン情報が不一致
    である場合に、その旨を発信者に通知する通知手段と、 前記通知手段による通知後に、前記発信者からの発信情
    報を受け付ける受信手段と、 前記受信手段によって受信した発信情報を、前記着信情
    報より取得したダイヤルイン情報に対応して記憶する発
    信情報記憶手段と、 前記発信情報記憶手段に記憶した発信情報の再生を許可
    する再生手段と、 を有することを特徴とする携帯無線通信装置。
  8. 【請求項8】 前記利用者識別用媒体の交換により、前
    記ダイヤルイン情報読取手段によって読み取ったダイヤ
    ルイン情報が前記発信情報記憶手段に記憶した発信情報
    に対応して記憶されたダイヤルイン情報と一致した場合
    に、前記再生手段による発信情報の再生を許可する許可
    手段を有することを特徴とする請求項記載の携帯無線
    通信装置。
  9. 【請求項9】 前記通知手段による通知は、該当するダ
    イヤルイン利用者の不在を通知するメッセージと、発信
    者に発信情報の送出を促すメッセージを含むことを特徴
    とする請求項記載の携帯無線通信装置。
  10. 【請求項10】 前記発信情報は音声であり、前記発信
    情報記憶手段は音声記憶媒体を有することを特徴とする
    請求項記載の携帯無線通信装置。
  11. 【請求項11】 前記発信情報は通信データであり、前
    記発信情報記憶手段はデータ記憶媒体を有することを特
    徴とする請求項記載の携帯無線通信装置。
  12. 【請求項12】 前記利用者識別用媒体は、カード型記
    憶媒体であることを特徴とする請求項記載の携帯無線
    通信装置。
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