JP2970414B2 - 電気接続箱へのコネクタの結合構造 - Google Patents

電気接続箱へのコネクタの結合構造

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JP2970414B2
JP2970414B2 JP6179009A JP17900994A JP2970414B2 JP 2970414 B2 JP2970414 B2 JP 2970414B2 JP 6179009 A JP6179009 A JP 6179009A JP 17900994 A JP17900994 A JP 17900994A JP 2970414 B2 JP2970414 B2 JP 2970414B2
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努 内藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気接続箱ヘのコネク
タの結合構造に関し、詳しくは、自動車等のワイヤハー
ネス・システムに好適に用いられる電気接続箱へワイヤ
ハーネス側のコネクタを結合する際の、結合作業の簡易
化及び誤結合の防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気接続箱は、自動車用のワイヤハーネ
スを種々の電装品に分岐接続する場合等に使用され、分
岐接続を1箇所に集中させて、配線を合理的かつ経済的
に分岐接続するものであり、ワイヤハーネスの高密度化
に伴って種々の形式のものが開発されている。
【0003】図20は、従来の電気接続箱の一例を示し
ている。この電気接続箱1は、アッパーケース2とロア
ケース3からなるハウジング4内に例えばバスバーから
なる分岐回路(図示せず。)を備えると共に、アッパー
ケース2の上面2aに複数のコネクタ部5を備えてい
る。これらのコネクタ部5は筒状であって、内部には雄
端子6が複数個突出している。
【0004】ワイヤハーネスWの先端に設けたコネクタ
7は、ワイヤハーネスWを構成する電線8と接続した雌
端子(図示せず)を内部に収容しており、このコネクタ
7を上記電気接続箱1のコネクタ部5に内嵌し、雌端子
に雄端子6を挿入して電線8とハウジング4内の分岐回
路を接続する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近時、
自動車の電子化の進展等による回路数の増加により、ワ
イヤハーネスWを構成する電線の本数が増加し、これに
伴い電気接続箱1のコネクタ部5の数及び一つのコネク
タ部5の雄端子6の数(極数)も増加する傾向にある。
【0006】手作業によりコネクタ部5にコネクタ7を
取付ける場合、上記のようにコネクタ部5の数が多い
と、各コネクタ部5に対応するコネクタ7を全て接続す
るまでの作業工程数が多くなり、作業時間が増加する。
また、コネクタ部5の数が多いと、作業者がそのコネク
タ部5に対応するコネクタ7とは別のコネクタ7を誤っ
て結合するおそれがある。
【0007】一方、コネクタ部5の極数が増加すると、
コネクタ7をコネクタ部5に嵌合するために必要な力が
大きくなり、作業効率の低下を招く。
【0008】本発明は、上記のような従来の電気接続箱
における問題を解決するためになされたものであって、
コネクタの接続作業を簡易化すると共に、誤結合を防止
することを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、電気接続箱のケース外面に複数のコネク
タ部を一列に突設すると共に、該一列に突設したコネク
タ部を間隔をあけて複数組並設し、かつ、これら並列し
たコネクタ部の間にコネクタ部の周壁と平行な溝を設
け、該溝にプレートを着脱自在に突設すると共に、並列
したコネクタ部の外側にレバー保持用壁を上記コネクタ
部の周壁と平行に設け、上記各列のコネクタ部の両側周
壁に支軸を設け、コ字形状のレバーのガイド溝を設けた
両側板部に上記支軸を回動自在に枢着する一方、それぞ
れ上記コネクタ部に対応する複数のコネクタを1つのコ
ネクタ保持部材に着脱自在に取付けると共に、該コネク
タ保持部材にガイドピンを突設し、上記ガイドピンを上
記ガイド溝に係合して、レバーの両側板部を上記コネク
タ部周壁とプレートの間およびコネクタ部周壁とレバー
保持用壁の間でそれぞれ可動させるようにし、該レバー
の回動操作によりガイド溝でガイドピンを案内してコネ
クタをコネクタ部に嵌合する方向に移動させる構成とし
たことを特徴とする電気接続箱へのコネクタの結合構造
を提供している(請求項1)。
【0010】上記複数のコネクタを1つのコネクタ保持
部材に取り付ける代わりに、複数のコネクタを一体とし
た一体型コネクタにガイドピンを突設してもよい(請求
項2)。
【0011】上記レバーとレバー保持用壁部およびプレ
ートのいずれか一方に、レバーを初期位置に保持する初
期位置用の仮係止突起を設けると共に、いずれか他方に
該仮係止突起と係合する第1の係合穴を設ける一方、上
記コネクタ保持部材あるいは一体型コネクタとレバーの
いずれか一方に、レバーを嵌合位置に保持する嵌合位置
用の係止突起を設けると共に、いずれか他方に該係止突
起と係合する第2の係合穴を設けている(請求項3)。
【0012】さらに、本発明は、電気接続箱に一列に設
けられた複数のコネクタ部に支軸を設け、該支軸にガイ
ド溝を設けたレバーを回動自在に枢着し、これら支軸と
隣接してレバー保持用壁を上記コネクタ部の周壁と平行
に設ける一方、それぞれ上記コネクタ部に対応する複数
のコネクタを1つのコネクタ保持部材に着脱自在に取付
けると共に、該コネクタ保持部材にガイドピンを突設
し、上記ガイドピンを上記ガイド溝に係合して、レバー
の回動操作によりガイド溝でガイドピンを案内してコネ
クタをコネクタ部に嵌合する方向に移動させるように
し、かつ、上記レバー保持用壁部とレバーのいずれか一
方に、レバーを初期位置に保持する初期位置用の仮係止
突起を設けると共に、いずれか他方に該仮係止突起と係
合する第1の係合穴を設ける一方、上記コネクタ保持部
材とレバーのいずれか一方に、レバーを嵌合位置に保持
する嵌合位置用の係止突起を設けると共に、いずれか他
方に該係止突起と係合する第2の係合穴を設けているこ
とを特徴とする電気接続箱へのコネクタの結合構造を提
供している(請求項4)。
【0013】上記複数のコネクタを1つのコネクタ保持
部材に取り付ける代わりに、複数のコネクタを一体とし
た一体型コネクタにガイドピンを突設してもよい(請求
項5)。
【0014】
【作用】請求項1では、複数のコネクタを取付けたコネ
クタ保持部材のガイドピンをレバーのガイド溝に係合さ
せてレバーを回動させ、このレバーの回動にともなって
ガイド溝でガイドピンを案内し、コネクタ保持部材を電
気接続箱側に移動させ、上記コネクタ保持部材に取付け
た複数のコネクタを一度に対応するコネクタ部に嵌合す
る。
【0015】請求項2では、一体型コネクタのガイドピ
ンをレバーのガイド溝に係合させてレバーを回動させ、
このレバーの回動にともなってガイド溝でガイドピンを
案内し、一体型コネクタを電気接続箱側に移動させ、上
記複数のコネクタを一度に対応するコネクタ部に嵌合す
る。
【0016】上記のように、レバーを枢着した支軸と隣
接してレバー保持用壁部を設けた場合には、レバーの支
軸からの脱落が防止される。さらに、並列するコネクタ
列の間に溝を設け、該溝にプレートを着脱自在に突設す
るようにしているため、コネクタが狭い間隔をあけて並
列する場合、レバーにコネクタのガイドピンを嵌合した
後にプレートを突設することができる。
【0017】請求項3のように、レバー保持用壁部に初
期位置用の仮係止突起と仮係止突起と係合する第1の係
合穴とをに設けた場合には、いったんレバーを初期位置
に設定すれば、作業者がレバーを回動するまでレバーは
初期位置で保持される。
【0018】また、嵌合位置用の係止突起を設け、係止
突起と係合する第2の係合穴を設けた場合には、いった
んレバーを回動してコネクタをコネクタ部に嵌合すれ
ば、振動等によるレバーの回動が防止され、コネクタは
コネクタ部に嵌合した状態で維持される。
【0019】
【実施例】次に、図面に示す実施例に基づいて本発明に
ついて詳細に説明する。図1から図3に示す、第1実施
例に係る電気接続箱11は、アッパーケース12とロア
ケース13からなるハウジング14を備え、このハウジ
グ14内に分岐回路を構成するバスバー(図示せず。)
を収容している。
【0020】上記アッパーケース12とロアケース13
には、それぞれ四角形筒状のコネクタ部16A〜16M
を突設しており、各コネクタ部16A〜16M内には、
それぞれ上記バスバーの雄端子17が複数個突出してい
る。
【0021】図2に示すように、上記ロアケース13の
底面13aには、コネクタ部16A,16B,16Cを
一列に突設すると共に、これらのコネクタ部16A,1
6B,16Cとほぼ平行にコネクタ部16D,16E,
16F,16Gを一列に突設している。さらに、コネク
タ部16Dに並設してコネクタ部16Hを設けている。
【0022】上記コネクタ部16A〜16Gのうち、並
設したコネクタ部16B,16Eの周壁19の外側に
は、断面円形状の一対の支軸20,20を突設してい
る。この支軸20,20にはレバー22A,22Bの軸
穴24を嵌合している。レバー22A,22Bは、図4
中、二点鎖線で示す初期位置P1と実線で示す嵌合位置
P2の間を支軸20,20を支点として回動自在にコネ
クタ部16B,16Eに枢着されている。なお、本実施
例では、コネクタ部16Bに設けた支軸20とコネクタ
部16Eに設けた支軸20は同一直線上に配置してお
り、コネクタ部16B,16Eに枢着したレバー22
A,22Bは同一軸線回りに回動する。
【0023】上記レバー22A,22Bは、一対の側板
部22a,22bの一方の端部を棒状の連結部22cで
連結してなり、全体としてコ字形状を呈している。側板
部22a,22bには、上記したように支軸20,20
を嵌合する円形の軸穴24を板厚方向に貫通して設ける
と共に、この軸穴24と隣接して後述するコネクタ保持
部材45A,45Bのガイドピン47,47を案内する
ガイド溝25を設けている。
【0024】上記ガイド溝25は、連結部22cと反対
側の端部において、側板部22a,22bの内側を凹状
に穿設したピン挿入部25aと、このピン挿入部25a
と連続して形成した側板部22a,22bを板厚方向に
貫通する円弧状のピン案内部25bとを備えている。
【0025】また、側板部22a,22bには、上記連
結部22cとガイド溝25のほぼ中間付近の位置に、板
厚方向に貫通する第1の係合穴27を設けている。この
第1の係合穴27は、後述するレバー22A,22Bを
初期位置に仮係止するための仮係止突起32,41と係
合する。
【0026】さらに、側板部22a,22bには、上記
連結部22c側の先端付近に、板厚方向に貫通する第2
の係合穴28を設けている。この第2の係合穴28は、
後述するレバー22A,22Bを嵌合位置で係止するた
めの係止突起51と係合する。
【0027】上記支軸20,20を設けたコネクタ部1
6B,16Eの外側には、ロアケース13の底面13a
にレバー保持用壁30を突設している。このレバー保持
用壁30は長方形板状であって、図5及び図6に示すよ
うに、上記支軸20,20の先端との距離sがレバー2
2A,22Bの側板部22a,22bの板厚より大きく
なるように、コネクタ部16B,16Eの周壁19に対
してほぼ平行に配置している。
【0028】また、上記図5及び図6に示すように、上
記レバー保持用壁30のコネクタ部16B,16E側に
は、レバー22A,22Bを初期位置に仮係止するため
の仮係止突起32を設けている。この仮係止突起32
は、レバー保持用壁30に対して傾斜した傾斜面32a
と、レバー保持用壁30に対して略垂直な係止面32b
とを備えている。
【0029】レバー保持用壁30とコネクタ部16B,
16Eとの間の部分では、上記レバー22A,22Bの
初期位置P1と対応する位置に、レバー可動域溝33を
設けている。このレバー可動域溝33は、レバー保持用
壁30と平行に形成しており、断面形状を矩形としてい
る。また、レバー可動域溝33の幅は、レバー22A,
22Bの側板部22a,23bの板厚よりも大きく設定
している。
【0030】上記一列に突設したコネタク部16A,1
6B,16Cと、同じく一列に突設したコネタク部16
D,16E,16F,16Gの間の部分には、上記レバ
ー可動域溝33と平行な溝部35を設けている。
【0031】この溝部35は、ロアケース13の一方の
側壁13bから他方の側壁13c側へ向けて形成してい
る。また、溝部35の幅は、上記レバー可動域溝33の
幅よりも大きく設定している。溝部45aの他方の側壁
13c側の先端部は、幅を狭めた狭幅部35aとしてい
る。
【0032】溝部35の長さ方向の中央部分には、図7
に示すように底部にプレート保持用リブ36を突設して
いる。このプレート保持用リブ36は、溝部35の底部
から突設した第1部分36aと、この第1部分36aの
先端から底部に対して平行に一方の側壁13b側へ突出
する第2部分36bとを備えている。
【0033】また、上記溝部35の狭幅部35aには、
図8に示すようにフック部37を設けている。このフッ
ク部37は、溝部35の上方から突出する第1部分37
aと、この第1部分37aから底部へ向けて突出する第
2部分37bとを備えている。
【0034】上記溝部35には、図9に示す長尺な長方
形状のプレート38を挿入係止している。このプレート
38の高さは上記溝部35の深さよりも大きく設定して
おり、ロアケース13の下面13aから上記レバー保持
用壁30と同じ高さだけ突出している。
【0035】上記プレート38の長さ方向の中央部分で
は、図中下端部をL字状に切り込んで、係止用切込部3
9を形成している。
【0036】また、プレート38の長さ方向の先端部分
には、抜け止め部40を設けている。この抜け止め部4
0は、下端部から長さ方向に突出する第1部分40a
と、この第1部分40aの先端から上方に突出する第2
部分40bを備えている。
【0037】プレート38は、上記ロアケース13の一
方の側壁13b側から溝部35に挿入され、狭幅部35
a側へ差し込まれる。プレート38を差し込むことによ
り、上記図7に示すように、上記係止用切込部39にプ
レート保持用リブ36の第2部分36bが挿入され、プ
レート38の溝部35の深さ方向の位置が固定される。
また、プレート38を差し込むことにより、上記図8に
示すように、プレート38の抜け止め部40の第2部分
40bと上記フック部37の第2部分37bが係合して
プレート38の溝部35の長さ方向の位置が固定され
る。
【0038】このようにプレート38を固定すると、溝
部35はプレート38により幅方向に2つに仕切られ、
プレート38の両側がレバー可動域溝33,33を形成
する。(図5及び図6参照。)
【0039】さらに、プレート38の両面には、上記の
ように溝部35に固定した状態で、上記レバー保持壁3
0に設けた仮係止突起32と対向する位置に仮係止用突
起41,41を設けている。この仮係止用突起41の形
状は上記レバー保持壁30,30に設けた係止用突起3
2,32と同形状であって、プレート38に対して傾斜
した傾斜面41aと、プレート38に対してほぼ垂直な
係止面41bとを備えている。
【0040】上記アッパーケース12の上面12aに
は、図3に示すように、コネクタ部16I,16J,1
6Kを一列に突設すると共に、これらのコネクタ部16
I〜16Kと平行に、コネクタ部16L,16Mを一列
に突設している。
【0041】これらアッパーケース12側のコネクタ部
16I〜16Kのうち、一つのコネクタ部16Iに支軸
20,20を突設して、レバー22Cを枢着している。
【0042】上記支軸20,20を設けたコネクタ部1
6Jの両側には、レバー保持用壁部30,30を設ける
と共に、このレバー保持用壁部30,30の内側に、レ
バー可動域溝33,33を設けている。
【0043】アッパーケース12のその他の構造はロア
ケース側と同様であるので、同一部分には同一符号を付
して説明を省略する。
【0044】この電気接続箱11を組み立てるには、ア
ッパーケース12とロアケース13を組み付けてハウジ
ング14を形成した後、レバー22A〜22Cとプレー
ト38をハウジング14に取付ける。ロアケース13側
では、プレート38を挿入する前に、支軸20,20に
レバー22A,22Bの軸穴34,34を嵌め込む。こ
のとき、支軸20,20を設けた2つのコネクタ部16
B,16Eの間には、プレート38を取付けていない分
だけ十分な隙間が存在し、レバー22A,22Bの側板
部22a,22bを容易かつ確実にコネクタ部16B,
16E間の隙間に挿入して軸穴34,34に支軸20,
20を嵌め込むことができる。
【0045】一方、ワイヤハーネスWには、上記電気接
続箱11の各コネクタ部16A〜16Mに結合されるコ
ネクタ43A〜43Mを設けている。第1実施例では、
上記コネクタ43A〜43Mを複数個毎に一つのコネク
タ保持部材45A〜45Cに収納すると共に、各コネク
タ保持部材45A〜45Cにカバー49A〜49Cを取
付けている。
【0046】例えば、図10及び図11に示すように、
上記電気接続箱11のロアケース13に一列に突設した
コネクタ部16A〜16Cに嵌合されるコネクタ43A
〜43Cは、一つのコネクタ保持部材45Aに収容され
ている。同様に、ロアケース13に一列に突設したコネ
クタ部16D〜16Gに嵌合されるコネクタ43D〜4
3Gは、一つのコネクタ保持部材45Bに収容されてい
る。また、アッパーケース12に一列に突設したコネク
タ部16I〜16Kに嵌合されるコネクタ43I〜43
Kは一つのコネクタ保持部材45Cに収容されている。
【0047】図12(A),(B),(C)は、上記コ
ネクタ43A〜43Mのうち、コネクタ部16Aに結合
されるコネクタ43Aを示している。この図10に示す
ように、各コネクタ43A〜43Mは、ワイヤハーネス
Wを構成する電線と接続した雌端子(図示せず)を収容
した端子収容室43aを備えている。また、コネクタ4
3Aの対向する側壁43b,43cには、それぞれ一対
のロック用突起43d,43dを突設している。その他
のコネクタ43B〜43Mも、上記コネクタ43Aと同
様の構造である。
【0048】上記コネクタ保持部材45A〜45Cのう
ち、図13(A),(B)及び図14に示すコネクタ保
持部材45Aは、細長い矩形状であって、上記コネクタ
43A〜43Cを収容するコネクタ収容室45a,45
b,45cを長手方向に一列に並設している。また、コ
ネクタ保持部材45Aの幅方向に対向する側壁45d,
45eには、それぞれ断面円形状のガイドピン47を突
設している。さらに、コネクタ保持部材45Aの長手方
向に対向する端部壁45f,45gには、ロック用突起
45h,45iを設けている。
【0049】上記コネクタ収容室45a〜45cには、
コネクタ43A〜43Cを係止するための係止機構48
を設けている。この係止機構48は、図15(A),
(B)に詳細に示すように、コネクタ収容質45bの側
壁から図中斜め下方に突出する弾性片50を備えてい
る。
【0050】図16に示すように、コネクタ収容室45
bに収容されるコネクタ43Bは、上記端子収容室43
aの開口側からコネクタ収容45b内に挿入され、この
端子収容室43aの開口側がコネクタ保持部材45Bの
前方壁45jから外部に突出する。この状態で上記ロッ
ク用突起43aと弾性片50の端面50aが係合し、コ
ネクタ保持部材45A〜45Cに保持される。
【0051】コネクタ保持部材45Aの後方壁45k側
には、上記したようにカバー49Aを取付けている。こ
のカバー49A〜49Cは、一端を開口49aとしてお
り、この開口49aから上記コネクタ43A〜43Cに
収容した雌端子と接続したワイヤハーネスWを構成する
電線を外部に引き出している。
【0052】カバー49ACの側壁49b,49cに
は、レバー22A〜22Cを嵌合位置に係止するための
嵌合位置用の係止突起51,51を設けている。この係
止突起51は、カバー49ACの側壁49b,49cに
対して傾斜した傾斜面51aと、側壁49b,49cに
対して略垂直な係止面51bとを備えている。
【0053】カバー49Aの上記開口49a側及び反対
側の端部には、それぞれロック用腕部49d,49eを
設けており、このロック用腕部49d,49eにコネク
タ保持部材45Aの端部壁45f,45gに設けたロッ
ク用突起45h,45iを係止することにより、カバー
49Aをコネクタ保持部材45Aに取付けている。
【0054】なお、上記コネクタ保持部材45A及びカ
バー49A以外のコネクタ保持部材45B,45C、カ
バー49B,49Cも、コネクタ保持部材45A、カバ
ー49Aと同様の構造である
【0055】次に、上記電気接続箱11のコネクタ部1
6A〜16Mにコネタク43A〜43Mを結合する作業
について説明する。まず、予め各コネクタ保持部材45
A〜45Cに対応するコネクタ43A〜43Mを収容
し、かつ、カバー49A〜49Cをコネクタ保持部材4
5A〜45Cの後方壁45k側に取付けておく。
【0056】一方、レバー22A〜22Cは図4中二点
鎖線で示すように、ガイド溝25のガイドピン挿入部2
5aが図中上方となる初期位置P1に設定しておく。こ
の初期位置P1では、レバー22A〜22Cの側壁22
a,22bに設けた第1の係止穴27にレバー保持用壁
30及びプレート38に設けた仮係止突起32,41が
係合しているため、いったん作業者がレバー22A〜2
2Cを初期位置P1に設定すれば、電気接続箱11を運
搬することにより振動が加わったり、レバー22A〜2
2Bに工具等が当たった場合にも、レバー22A〜22
Cは初期位置P1に確実に保持される。
【0057】次に、各コネクタ43A〜43Mが対応す
るコネクタ部16A〜16Mに位置するように、コネク
タ保持部材45A〜45Cを電気接続箱11に近づけた
後、レバー22A〜22Cを図中矢印Xで示す方向に回
動させる。レバー22A〜22Cが回動すると、コネク
タ保持部材45A〜45Cのガイドピン47がガイド溝
25に案内される。レバー22A〜22Cを初期位置P
1から図4中一点鎖線で示す中間位置P3を経て嵌合位
置P2まで回動するにつれて、コネクタ43A〜43M
は対応するコネクタ部16A〜16Mに嵌合され、コネ
クタ43A〜43Mの雌端子に電気接続箱11側の雌端
子17が挿入され、ワイヤハーネスWを構成する電線が
電気接続箱11内の分岐回路に接続される。
【0058】このレバー22A〜22Cの回動時には、
ガイド溝25に案内されるガイドピン47の位置は、作
業者がレバー22A〜22Cに対して力を加える着力点
とレバー22A〜22Bの回動の中心となる支軸20と
の間にあり、てこの原理が働く。そのため、レバー22
A〜22Cを回動させるのに必要な力は、一つのコネク
タ保持部材45A〜45Cに保持されたコネクタ43A
〜43Kを一個ごとにコネクタ部16A〜16Kに嵌合
するのに必要な力の総和よりも小さい。
【0059】また、本実施例では、レバー22A〜22
Cを一度回動操作すれば、複数個のコネクタ43A〜4
3Kを同時にコネクタ部16A〜16Kに嵌合すること
ができるため、コネクタ部16A〜16Kへのコネクタ
43A〜43Kの誤結合を防止することができる。
【0060】さらに、本実施例では、一度の回動操作に
より複数のコネクタ部16A〜16Kへのコネクタ43
A〜43Kを嵌合することができ、かつ、コネクタ43
A〜43Kをコネクタ16A〜16Kに嵌合するのに必
要な力が小さいことにより、結合作業の作業効率の向上
を図ることができる。
【0061】さらに、本実施例では、電気接続箱11の
コネクタ部16A〜16Mにコネクタ43A〜43Mが
嵌合された状態では、レバー22A〜22Cの側壁部2
2a,22bに設けた第2の係止穴28がカバー49A
〜49Cに設けた係止突起50に係止されるため、振
動、工具の衝突等により、レバー22A〜22Cが上記
矢印Xと反対方向に回動することがなく、コネクタ43
A〜43Mはコネクタ部16A〜16Mに結合した状態
で確実に保持される。
【0062】また、本実施例では、上記のように支軸2
0を設けたコネクタ部16B,16E,16Jの外側に
は、レバー保持用壁30を設け、また、コネクタ部16
B,16Eの間では、プレート38が上方に突出してい
るため、支軸20に嵌め込んだレバー22A〜22Cの
回動中等に側板部22a,22bに図3中、矢印Yで示
すように外向きの力が作用しても、この力によって側板
部22a,22bが支軸20から外れることがない。
【0063】図17及び図18は、本発明の第2実施例
を示している。この第2実施例では、電気接続箱の構造
は第1実施例と同様であるが、コネタクの構造が第1実
施例と異なる。すなわち、一列に配置されたコネクタ部
(例えば、図1中、アッパーケース12側のコネクタ部
16I〜16K)に対応する複数のコネクタ43’A〜
43B’を一体とした一体型コネクタ55としている。
この一体型コネクタ55の対向する側壁55a,55b
にそれぞれガイドピン47,47を突設している。ま
た、この一体型コネクタ55の対向する端部壁55c,
55dには、それぞれカバー49’のロック用腕部4
9’a,49’bと係合するロック用突起55d,55
eを突設している。
【0064】図18に示すように、一体型コネクタ55
の後方側壁55fには上記カバー49が取付けられ、こ
の状態でコネクタ43’A〜43B’を対応する電気接
続箱11のコネクタ部に配置される。第1実施例の場合
と同様にレバーを回動すれば、ガイド溝にガイドピン4
7,47が案内されて、コネクタ43’A,43’Bは
コネタク部に結合される。
【0065】この第2実施例では、コネクタ保持部材に
コネクタを収容する作業が不要であり、結合作業の作業
効率を一層向上することができる。第2実施例のその他
の構成及び作用は、上記した第1実施例と同様であるの
で、同一の部材には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0066】図19は、本発明の第3実施例を示してい
る。この第3実施例では、2列に並んだコネクタ部に結
合される各コネクタ43’’A〜43’’Gを一つのコ
ネクタ保持部材56に収容する構成としている。すなわ
ち、コネクタ保持部材56には、3つのコネクタ収容室
56a,56b,56cを一列に設け、かつ、これらの
コネクタ収容室56a〜56cと平行に4つのコネクタ
収容室56d,56e,56f,56gを一列に設けて
いる。
【0067】この第3実施例では、1回のレバー回動操
作により、2列に並んだコネクタ部に一度にコネクタを
結合することができるため、レバーの回動操作の回数を
低減することにより、結合作業の作業効率を一層向上す
ることができる。第3実施例のその他の構造及び作用
は、上記した第1実施例と同様であるので、同一の部材
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0068】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、種々の変形が可能である。例えば、第1実
施例では、レバー保持用壁部30に仮係止突起32を設
け、レバー22A〜22Cに仮係止突起32と係合する
第1の係止穴27を設けているが、この逆に、レバー2
2A〜22Cに仮係止突起を設け、レバー保持用壁30
に仮係止突起と係合する係止穴を設けてもよい。
【0069】また、第1実施例では、コネクタ保持部材
45A〜45Cと一体のカバー49A〜49Cに係止突
起50を設け、レバー22A〜22Bに係止突起50と
係合する第2の係止穴28を設けているが、係止突起5
0はかならずしもカバー49A〜49Cに設ける必要は
なく、コネクタ保持部材45A〜45Cに設けてもよ
い。また、レバー22A〜22Cに係止突起を設け、カ
バー49A〜49C又はコネクタ保持部材45A〜45
Cに係止穴を設けてもよい。
【0070】
【発明の効果】以上の説明から明らかように、請求項1
では、複数のコネクタを取付けたコネクタ保持部材のガ
イドピンをレバーのガイド溝に係合させてレバーを回動
させ、このレバーの回動にともなってガイド溝でガイド
ピンを案内する構成としているため、レバーを回動すれ
ば上記コネクタ部に取付けた複数のコネクタを一度に嵌
合することができ、作業効率の向上を図ることができる
と共にコネクタの誤結合を防止することができる。ま
た、上記のようにレバーを回動することにより、コネク
タをコネクタ部に嵌合するため、各コネクタを一個毎に
コネクタ部に嵌合する場合と比較して嵌合に必要な力が
小さい。
【0071】また、請求項2では、複数のコネクタを一
体とした一体型コネクタのガイドピンをレバーのガイド
溝に係合させてレバーを回動させ、このレバーの回動に
ともなってガイド溝でガイドピンを案内する構成として
いるため、レバーを回動すれば上記コネクタ部に取付け
た複数のコネクタを一度に嵌合し、作業効率の向上、誤
結合を防止を図ることができると共に、嵌合するために
必要な力は各コネクタを一個毎にコネクタ部に嵌合する
場合と比較して嵌合に必要な力が小さい。
【0072】また、レバーを枢着した支軸と隣接してレ
バー保持用壁部を設けているため、振動や工具の衝突等
によりレバーに対して支軸から外す力が作用した場合に
も、レバーが支軸から脱落するのを防止することができ
る。
【0073】さらに、レバー保持用壁部に初期位置用の
仮係止突起を設けると共に、レバーに仮係止突起と係合
する係合穴を設けると、いったんレバーを初期位置に設
定すれば、作業者がレバーを回動するまでレバーを初期
位置で確実に保持することができ作業効率をさらに向上
することができる。
【0074】さらにまた、嵌合位置用の係止突起を設
け、レバーに係止突起と係合する係合穴を設けているた
め、いったんレバーを回動してコネクタをコネクタ部に
嵌合すれば、レバーを嵌合位置で保持することができ、
コネクタがコネクタ部から外れるのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る電気接続箱を示す斜視
図である。
【図2】 電気接続箱を上方から見た分解斜視図であ
る。
【図3】 電気接続箱を下方から見た分解斜視図であ
る。
【図4】 レバーの作動を説明するための概略図であ
る。
【図5】 ロアケースの一部拡大平面図である。
【図6】 図5のVI−VI線の断面図である。
【図7】 プレート保持用リブを示す概略断面図図であ
る。
【図8】 フック部を示す概略断面図である。
【図9】 プレートを示す斜視図である。
【図10】 コネクタ、コネクタ保持部材及びカバーを
示す一部断面概略図である。
【図11】 コネタク、コネクタ保持部材及びカバーを
示す分解概略図である。
【図12】 (A)はコネクタの平面図、(B)はコネ
クタの右側面図、(C)はコネタクの正面図である。
【図13】 (A)はコネタク保持部材の平面図、
(B)はコネタク保持部材の正面図である。
【図14】 図13(A)のXIV−XIV線での断面図であ
る。
【図15】 (A)は図14の部分Aの拡大図、(B)
は(A)のB−B線での断面図である。
【図16】 コネクタのコネクタ保持部材に対する保持
を示す部分分解斜視図である。
【図17】 本発明の第2実施例を示す概略図である。
【図18】 第2実施例を示す断面図である。
【図19】 本発明の第3実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図20】 従来の電気接続箱の一例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
11 電気接続箱 12 アッパーケース 13 ロアケース 16A〜16M コネクタ部 22A〜22C レバー 25 ガイド溝 32,41 仮係止突起 38 プレート 43A〜43M コネクタ 45A〜45C コネクタ保持部材 47 ガイドピン 49A〜49C カバー 50 係止突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−119955(JP,A) 特開 平5−182716(JP,A) 実開 平5−62128(JP,U) 実開 平5−36774(JP,U) 実開 平5−8882(JP,U) 実開 平6−24322(JP,U) 実開 平4−137427(JP,U) 実開 昭64−25828(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 3/08 - 3/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱のケース外面に複数のコネク
    タ部を一列に突設すると共に、該一列に突設したコネク
    タ部を間隔をあけて複数組並設し、かつ、これら並列し
    たコネクタ部の間にコネクタ部の周壁と平行な溝を設
    け、該溝にプレートを着脱自在に突設すると共に、並列
    したコネクタ部の外側にレバー保持用壁を上記コネクタ
    部の周壁と平行に設け、 上記各列のコネクタ部の両側周壁に支軸を設け、コ字形
    状のレバーのガイド溝を設けた両側板部に上記支軸を回
    動自在に枢着する一方、 それぞれ上記コネクタ部に対応する複数のコネクタを1
    つのコネクタ保持部材に着脱自在に取付けると共に、該
    コネクタ保持部材にガイドピンを突設し上記ガイドピンを上記ガイド溝に係合して、レバーの両
    側板部を上記コネクタ部周壁とプレートの間およびコネ
    クタ部周壁とレバー保持用壁の間でそれぞれ可動させる
    ようにし、該レバーの回動操作によりガイド溝でガイド
    ピンを案内してコネクタをコネクタ部に嵌合する方向に
    移動させる構成としたことを特徴とする 電気接続箱への
    コネクタの結合構造。
  2. 【請求項2】 電気接続箱のケース外面に複数のコネク
    タ部を一列に突設すると共に、該一列に突設したコネク
    タ部を間隔をあけて複数組並設し、かつ、これら並列し
    たコネクタ部の間にコネクタ部の周壁と平行な溝を設
    け、該溝にプレートを着脱自在に突設すると共に、並列
    したコネクタ部の外側にレバー保持用壁を上記コネクタ
    部の周壁と平行に設け、 上記各列のコネクタ部の両側周壁に支軸を設け、コ字形
    状のレバーのガイド溝を設けた両側板部に上記支軸を回
    動自在に枢着する一方、 それぞれ上記コネクタ部に対応する複数のコネクタを一
    体とした一体型コネクタにガイドピンを突設し、 上記ガイドピンを上記ガイド溝に係合して、レバーの両
    側板部を上記コネクタ部周壁とプレートの間およびコネ
    クタ部周壁とレバー保持用壁の間でそれぞれ可動させる
    ようにし、該レバーの回動操作によりガイド溝でガイド
    ピンを案内してコネクタをコネクタ部に嵌合する方向に
    移動させる構成としたことを特徴とする 電気接続箱への
    コネクタの結合構造。
  3. 【請求項3】 上記レバーとレバー保持用壁部およびプ
    レートのいずれか一方に、レバーを初期位置に保持する
    初期位置用の仮係止突起を設けると共に、いずれか他方
    に該仮係止突起と係合する第1の係合穴を設ける一方、 上記コネクタ保持部材あるいは一体型コネクタとレバー
    のいずれか一方に、レバーを嵌合位置に保持する嵌合位
    置用の係止突起を設けると共に、いずれか他方に該係止
    突起と係合する第2の係合穴を設けている請求項1また
    は請求項2に記載の 電気接続箱へのコネクタの結合構
    造。
  4. 【請求項4】 電気接続箱に一列に設けられた複数のコ
    ネクタ部に支軸を設け、該支軸にガイド溝を設けたレバ
    ーを回動自在に枢着し、これら支軸と隣接してレバー保
    持用壁を上記コネクタ部の周壁と平行に設ける一方、 それぞれ上記コネクタ部に対応する複数のコネクタを1
    つのコネクタ保持部材に着脱自在に取付けると共に、該
    コネクタ保持部材にガイドピンを突設し、 上記ガイドピンを上記ガイド溝に係合して、レバーの回
    動操作によりガイド溝でガイドピンを案内してコネクタ
    をコネクタ部に嵌合する方向に移動させるようにし、 かつ、上記レバー保持用壁部とレバーのいずれか一方
    に、レバーを初期位置に保持する初期位置用の仮係止突
    起を設けると共に、いずれか他方に該仮係止突起と係合
    する第1の係合穴を設ける一方、 上記コネクタ保持部材とレバーのいずれか一方に、レバ
    ーを嵌合位置に保持する嵌合位置用の係止突起を設ける
    と共に、いずれか他方に該係止突起と係合する第2の係
    合穴を設けていることを特徴とする 電気接続箱へのコネ
    クタの結合構造。
  5. 【請求項5】 電気接続箱に一列に設けられた複数のコ
    ネクタ部に支軸を設け、該支軸にガイド溝を設けたレバ
    ーを回動自在に枢着し、これら支軸と隣接してレバー保
    持用壁を上記コネクタ部の周壁と平行に設ける一方、 それぞれ上記コネクタ部に対応する複数のコネクタを一
    体とした一体型コネクタにガイドピンを突設し、 上記ガイドピンを上記ガイド溝に係合して、レバーの回
    動操作によりガイド溝でガイドピンを案内してコネクタ
    をコネクタ部に嵌合する方向に移動させるよう にし、 かつ、上記レバー保持用壁部とレバーのいずれか一方
    に、レバーを初期位置に保持する初期位置用の仮係止突
    起を設けると共に、いずれか他方に該仮係止突起と係合
    する第1の係合穴を設ける一方、 上記一体型コネクタとレバーのいずれか一方に、レバー
    を嵌合位置に保持する嵌合位置用の係止突起を設けると
    共に、いずれか他方に該係止突起と係合する第2の係合
    穴を設けていることを特徴とする 電気接続箱へのコネク
    タの結合構造。
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