JP2969559B2 - データ転送フロー制御方式 - Google Patents

データ転送フロー制御方式

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JP2969559B2 JP2259297A JP2259297A JP2969559B2 JP 2969559 B2 JP2969559 B2 JP 2969559B2 JP 2259297 A JP2259297 A JP 2259297A JP 2259297 A JP2259297 A JP 2259297A JP 2969559 B2 JP2969559 B2 JP 2969559B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信端末,受信端
末及び複数の交換ノードで構成される資源予約ネットワ
ークにおいて、データ転送の際のトランスポートレイヤ
プロトコルのデータ転送フロー制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ・ネットワークのデータ転
送におけるデータ転送フロー制御には、送信タイマ駆動
によるデータの転送レートの制御と、受信端末からのウ
インドウ通知によるウインドウ制御を併用する方式があ
る。このような従来方式では、ネットワークに対するデ
ータフローにはレート制御を用い、端末間に対するデー
タフローにはウインドウ制御を用いて、レート制御によ
る送信タイミング時に、ウインドウ制御によりデータ送
信が許容されているときのみ、レート制御により規制さ
れたデータ量を転送することでデータフローが制御され
るものである。図6はこのような従来方式によるデータ
転送の状況を示すもので、送信端末及び受信端末は、そ
れぞれウインドウ制御によりデータ送信が許可されてい
る場合に、レートタイマ(送信タイマ)の送信タイミン
グに従って相手端末にデータを転送する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来方式におい
ては、ウインドウ許容値までデータを転送した場合、受
信端末側から新たなウインドウの通知が来ない限り、次
のレート制御送信タイミングになっても送信端末のデー
タ送信はブロックされる。ここで、データ転送が高速広
帯域になってくると、こうしたウインドウ通知の遅延が
大きくなるため、実際に受信端末側でデータの受信処理
が行える可能性があるにもかかわらず、図7の例えば時
点,,のように受信端末側へのデータ送信がブロ
ックされてしまうという現象が発生し、スループットの
低下につながるという問題がある。
【0004】こうしたデータ転送遅延の大きいネットワ
ークにおける上記問題の対処方法として、ネットワーク
遅延量と転送帯域との積を見込んだ受信バッファサイズ
を予め受信端末側に確保するようにしてウインドウサイ
ズを拡張する方法が提案されているが、このような方法
では、事前にネットワーク遅延量が不明であるため、実
際のデータ転送遅延量に無関係に必要以上のサイズの受
信バッファを確保することになり、この結果、受信バッ
ファの浪費を招くという問題がある。また、受信バッフ
ァのサイズがネットワーク遅延と転送帯域の積に満たな
い場合は、その受信バッファで確保可能なデータ量によ
りスループットが制限されてしまう。
【0005】従って本発明は、データ転送が高速広帯域
になり、受信バッファのサイズがネットワーク遅延と転
送帯域の積に満たないようなデータ転送においても送信
側でのデータ転送のブロックを回避すると共に、受信側
の受信能力に応じたデータ転送を可能にすることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、送信端末,受信端末及び複数の交換
ノードから構成されるとともに、ネットワーク層以下の
層においては転送レートが資源予約プロトコルにより保
証され、送信端末では送信タイマの駆動に基づくレート
制御及び受信端末からのウインドウ通知に基づくウイン
ドウ制御を併用して受信端末へデータ転送を行うネット
ワークのトランスポート層プロトコルにおけるデータ転
送フロー制御方式において、送信端末は、ウインドウ通
知とレート制御間隔による第1の送信タイミング及び予
め計測された受信端末のデータ受信処理時間計測値の最
大の時間間隔による第2の送信タイミングの何れかの送
信タイミングのうち早い送信タイミングでデータを転送
するようにしたものである。また、受信端末は、送信端
末からの転送パケットを受信する毎にそのパケットに付
加されたローカルな時間を示すタイムスタンプ情報を確
認応答パケットに付加して送信端末に返送し、送信端末
ではこの確認応答パケットの受信時刻とタイムスタンプ
情報とから受信端末の前記データ受信処理時間を計測
し、このデータ受信処理時間計測値が最大となる確認応
答データの受信時間間隔を第2の送信タイミングとして
定めるようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図2は、送信端末と受信端末間で送受さ
れるパケットのフォーマットの一例を示す図であり、パ
ケットのヘッダとして、先頭から順に、送信元ポート番
号,送信先ポート番号,送信データシーケンス番号,受
信データシーケンス番号,ヘッダ長表示,セグメント種
別表示,ウインドウサイズ,チェックサム,緊急ポイン
タ,送信タイムスタンプ値,受信タイムスタンプ値の各
領域が設けられている。そしてこれらのヘッダ情報の送
信に続いて実際のパケットデータが送信される。
【0008】次に図1は、本発明に係るデータ転送フロ
ー制御方式を適用したシステムの構成を示すブロック図
である。同図において、1はデータの転送を行う送信端
末、2は転送されてきたデータを受信する受信端末であ
る。送信端末1と受信端末2とは、図示省略した例えば
ATM(Asynchronous Transfer
Mode)ノード等の複数の交換ノードからなるネッ
トワークを介して接続されている。ここで本発明におい
ては、ネットワークレイヤ以下のレイヤでは、転送レー
ト(帯域)はATMやRSVPなどの資源予約プロトコ
ルで保証され、従って送信端末1はその転送レート以下
でデータを送信する限りは、ネットワークでの輻輳は発
生しないネットワークを前提としている。
【0009】図1において、送信端末1及び受信端末2
にはそれぞれ通信制御部10,20が設けられ、送信端
末1の通信制御部10は次のように構成されている。即
ち、通信制御部10は、一定量のデータ(パケット)を
転送するタイミングの生成を行うレート制御部11と、
受信端末2へのデータ転送に対し受信端末2からの確認
応答により送信許容ウインドウを検出するウインドウ制
御部12と、受信端末2からの確認応答により各送信パ
ケットに対する確認応答受信時間(ラウンドトリップタ
イム;RTT)の最大時間差を計測する確認応答受信間
隔測定部13と、送信データ(転送データ)のTCP
(Transmission Control Pro
tocol)パケットと同様なヘッダに、送信時の送信
端末1の図示しない時計回路のローカルな時間をタイム
スタンプ値(送信タイムスタンプ値)として付加して送
信パケットを生成し、この生成したパケットをレート制
御部11,ウインドウ制御部12,確認応答受信間隔測
定部13からの各情報に従って送信するパケット送信処
理部14と、受信したパケットの正常性を検査し、確認
応答用ヘッダ情報をパケット送信処理部14へ通知する
パケット受信処理部15とからなる。なお、受信端末2
の通信制御部20の構成も基本的には送信端末1の構成
と同様であり、従って各端末1,2では、互いにデータ
の送信及び受信が行われる。
【0010】ここで、送信端末1のレート制御部11で
は、例えば指定されるパラメータが、レート:Rbp
s,バースト:Bbitsであるとすると、時間RT=
B/Rとなるレートタイマを有する。このレートタイマ
は、パケット送信処理部14からのタイマ起動通知毎に
起動され、タイマ値である時間RTが経過すると、パケ
ット送信処理部14に送信タイミングaを出力する。ま
た、送信端末1のウインドウ制御部12では、パケット
受信処理部15で受信した受信端末2からの確認応答パ
ケット中に含まれその受信端末2の受信能力を示す確認
応答ウインドウfに基づき受信端末2に対して転送可能
なデータ量を送信許可ウインドウcとしてパケット送信
処理部14に送出する。
【0011】また、送信端末1の確認応答受信間隔測定
部13では、パケット受信処理部15で受信した受信端
末2からの確認応答パケットに含まれる確認応答タイム
スタンプd(受信タイムスタンプ値)を入力すると、こ
の確認応答タイムスタンプ値と受信端末2から確認応答
パケットを受信した時刻とからそのパケットに対する確
認応答受信間隔を算出する。そして、算出した各確認応
答受信間隔の最大値と最小値との差分を求め、この差分
値を確認応答受信間隔最大時間差情報(RTT_DI
V)としてパケット送信処理部14へ通知する。
【0012】パケット送信処理部14では、レート制御
部11からの送信タイミングaの通知時に、受信端末2
宛に転送するデータ量(最大、前記Bbits迄)がウ
インドウ制御部12からの送信許可ウインドウcの範囲
を越えていなければ、レート制御部11に対してタイマ
起動通知bを行う。そしてその後、TCPパケットと同
様なヘッダに、送信時の送信端末1のローカルな時間を
タイムスタンプ値(送信タイムスタンプ値)として付加
して送信パケットを生成し、その生成した送信パケット
を送信する。
【0013】また、パケット送信処理部14は、レート
制御部11からの送信タイミングaの通知時に、受信端
末2への転送データ量(最大、前記Bbits迄)がウ
インドウ制御部12からの送信許可ウインドウcの範囲
を越えていれば、確認応答受信間隔測定部13から通知
された確認応答受信間隔最大時間差情報の時間分送信待
ちを行った後、レート制御部11に対しタイマ起動通知
bを行う。そしてその後、TCPパケットと同様なヘッ
ダに、送信時の送信端末1のローカルな時間をタイムス
タンプ値(送信タイムスタンプ値)として付加して送信
パケットを生成し、生成した送信パケットを送信する。
【0014】一方、パケット受信処理部15では、上述
したように、受信端末2から受信した確認応答パケット
のTCPのヘッダと同様のヘッダによる誤りチェックや
シーケンス番号チェック等の正常性の確認を行い、ヘッ
ダに含まれる確認応答ウインドウf(ウインドウサイ
ズ)をウインドウ制御部12に通知する。また、確認応
答パケットヘッダに含まれる確認応答タイムスタンプd
(受信タイムスタンプ値)を確認応答受信間隔測定部1
3に通知する。さらに、データパケットを受信した場合
はこの受信パケットに対する確認応答パケットを生成・
転送するために、パケット送信処理部14に対し、新た
に受信可能なウインドウサイズとともに受信データシー
ケンス番号や受信パケットヘッダに含まれる送信タイム
スタンプ値を確認応答送信要求gとともに通知する。通
知された送信タイムスタンプ値は、確認応答パケットで
は受信タイムスタンプ値フィールドに格納される。
【0015】次に図3及び図4は本発明の要部動作を示
すフローチャートである。これらのフローチャート及び
図5に示す送信端末1の送信タイミング図に従って本発
明をさらに具体的に説明する。なお、図5の送信タイミ
ング図は、ネットワーク遅延と転送帯域の積(即ち、遅
延帯域幅積)が受信端末2の受信バッファサイズより大
きい場合を示している。送信端末1から受信端末2へパ
ケットが送信されると、受信端末2ではその送信パケッ
トを受信してそのパケットに付加された送信タイムスタ
ンプ値を確認応答パケットに付加して送信端末1へ返送
する。こうして返送された受信端末2からの確認応答パ
ケットが送信端末1のパケット受信処理部15で受信さ
れ、この確認応答パケットに含まれる確認応答タイムス
タンプd(受信タイムスタンプ値)が図3のステップS
1でパケット受信処理部15から通知されると、確認応
答受信間隔測定部13はステップS2でこの確認応答タ
イムスタンプ値と確認応答パケットを受信した時刻とか
らそのパケットに対する確認応答受信間隔(RTT)を
算出する。こうした確認応答受信間隔は確認応答パケッ
トが正常に受信される毎に算出される。
【0016】ここで算出した確認応答受信間隔が、以前
の確認応答受信時に算出され図示しないメモリに記憶さ
れている最も短い確認応答受信間隔(RTT_MIN)
より小さいか否かをステップS3で判断する。そして、
今回算出した確認応答受信間隔が最も短いと判定される
場合は、その確認応答受信間隔を最小値(RTT_MI
N)としてステップS4でメモリに記憶し更新する。そ
の後、ステップS5では、メモリに記憶されている最大
の確認応答受信間隔(RTT_MAX)から今回算出し
た最小の確認応答受信間隔(RTT_MIN)を減算し
て確認応答受信間隔最大時間差情報(RTT_DIV)
とし、この更新した確認応答受信間隔最大時間差情報を
ステップS6でパケット送信処理部14へ通知する。
【0017】また、今回算出した確認応答受信間隔が以
前に算出された最も短い確認応答受信間隔(RTT_M
IN)より小さいくないと判定されステップS3の判定
が「NO」となる場合は、処理をステップS7へ移行し
て、今回算出した確認応答受信間隔がメモリに記憶され
以前に算出された最も長い確認応答受信間隔(RTT_
MAX)より大きいか否かを判断する。そして、今回算
出した確認応答受信間隔が最も長いと判定される場合
は、その確認応答受信間隔を最大値(RTT_MAX)
としてステップS8でメモリに記憶し更新する。その
後、ステップS5へ移行し、今回算出した最大の確認応
答受信間隔(RTT_MAX)からメモリに記憶されて
いる最小の確認応答受信間隔(RTT_MIN)を減算
して確認応答受信間隔最大時間差情報(RTT_DI
V)とし、この更新した確認応答受信間隔最大時間差情
報をステップS6でパケット送信処理部14へ通知す
る。
【0018】一方、パケット送信処理部14では、図4
のステップS11でレート制御部11から送信タイミン
グaが通知されると、ステップS12で受信端末2へ転
送する最大バーストサイズBビット分の送信データを取
り出し、ステップS13でこの転送データ量がウインド
ウ制御部12からの送信許可ウインドウcの範囲内にあ
るか否かを判定する。そして、この転送データ量がウイ
ンドウ制御部12からの送信許可ウインドウcの範囲を
越えていなければ、ステップS14でレート制御部11
に対しタイマ起動通知を行い、送信タイミングを生成す
るレートタイマを再起動させる。そしてその後、ステッ
プS15でヘッダに、送信時の送信端末1のローカルな
時間をタイムスタンプ値(送信タイムスタンプ値)とし
て付加して送信パケットを生成し、ステップS16でそ
の生成パケットを送信する。
【0019】一方、受信端末2へ送信する転送データ量
がウインドウ制御部12からの送信許可ウインドウcの
範囲を越えていれば、ステップS13の判定は「NO」
となる。この場合は、確認応答受信間隔測定部13から
通知され記憶されている確認応答受信間隔最大時間差情
報(RTT_DIV)が示す時間分のタイマをステップ
S16で起動する。その後、ステップS17でこのタイ
マのタイムアップを判断し、タイマがタイムアップする
と、ステップS14でレート制御部11に対しタイマ起
動通知bを行い、送信タイミングaを生成するレートタ
イマを再起動させる。そしてその後、ステップS15で
ヘッダに、送信時の送信端末1のローカルな時間をタイ
ムスタンプ値(送信タイムスタンプ値)として付加して
送信パケットを生成し、ステップS16でその生成パケ
ットを送信する。即ち、受信端末2への転送データ量が
ウインドウ制御部12からの送信許可ウインドウcの範
囲を越えている場合は、レート制御部11のレートタイ
マから送信タイミングaが出力されても、図5に示すよ
うに、確認応答受信間隔最大時間差情報が示す時間t分
待機した後、データを送信する。
【0020】このように本発明では、ネットワークレイ
ヤ以下で資源予約が行われるネットワーク上のトランス
ポートレイヤでのデータ転送において、送信端末1で通
信開始時から送信パケットに対する受信端末2からの確
認応答受信時間を計測し、計測した各確認応答受信時間
の差分の最大値にレート制御部11の送信間隔を加えた
時間を、受信端末2が受信パケットを処理できる最悪時
間と見立て、ウインドウ通知遅延によりデータ転送がブ
ロックされた時には、その最悪時間間隔のタイミングと
ウインドウ通知のタイミングとのうち早い方のタイミン
グでデータを転送するように制御する。この結果、受信
端末2の受信バッファサイズが遅延帯域幅積に匹敵する
データ転送の場合は従来通り機能し、遅延帯域幅積に満
たないデータ転送においても受信端末の受信パケット処
理能力に応じたデータ転送が可能になる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信端末は、ウインドウ通知とレート制御間隔による第1
の送信タイミング及び予め計測された受信端末のデータ
受信処理時間計測値の最大の時間間隔による第2の送信
タイミングの何れかの送信タイミングのうち早い送信タ
イミングでデータを転送するようにしたので、データ転
送が高速広帯域になってもデータの転送がブロックされ
ずに受信端末に対し的確にデータ転送が行えるととも
に、受信端末の受信バッファのサイズがネットワーク遅
延と転送帯域の積に満たないような場合でも受信端末の
受信能力に応じたデータ転送が可能になるという効果が
ある。また、受信端末は、送信端末からの転送パケット
を受信する毎にそのパケットに付加されたローカルな時
間を示すタイムスタンプ情報を確認応答パケットに付加
して送信端末に返送し、送信端末ではこの確認応答パケ
ットの受信時刻と受信タイムスタンプ情報とから受信端
末の上記データ受信処理時間を計測し、このデータ受信
処理時間計測値が最大となる確認応答パケットの受信時
間間隔を第2の送信タイミングとして定めるようにした
ので、送信端末側では受信端末の受信能力を的確に把握
しデータ転送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】 送信端末と受信端末間で送受されるパケット
の構成を示す図である。
【図3】 送信端末を構成する確認応答受信間隔計測部
の動作を示すフローチャートである。
【図4】 送信端末を構成するパケット送信処理部の動
作を示すフローチャートである。
【図5】 遅延帯域幅積が受信バッファサイズより大き
い場合の送信端末のデータ送信タイミングを示す図であ
る。
【図6】 遅延帯域幅積が受信バッファサイズより小さ
い場合の従来装置のデータ送受信タイミングを示す図で
ある。
【図7】 遅延帯域幅積が受信バッファサイズより大き
い場合の従来装置のデータ送受信タイミングを示す図で
ある。
【符号の説明】
1…送信端末、2…受信端末、10,20…通信制御
部、11…レート制御部、12…ウインドウ制御部、1
3…確認応答受信間隔測定部、14…パケット送信処理
部、15…パケット受信処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56 H04L 29/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信端末,受信端末及び複数の交換ノー
    ドから構成されるとともに、ネットワーク層以下の層に
    おいては転送レートが資源予約プロトコルにより保証さ
    、送信端末では送信タイマの駆動に基づくレート制御
    及び受信端末からのウインドウ通知に基づくウインドウ
    制御を併用して受信端末へデータ転送を行うネットワー
    クのトランスポート層プロトコルにおけるデータ転送フ
    ロー制御方式において、 送信端末は、前記ウインドウ通知とレート制御間隔によ
    る第1の送信タイミング及び予め計測された受信端末の
    データ受信処理時間計測値の最大の時間間隔による第2
    の送信タイミングの何れかの送信タイミングのうち早い
    送信タイミングでデータを転送することを特徴とするデ
    ータ転送フロー制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 受信端末は、送信端末からの転送パケットを受信する毎
    にそのパケットに付加されたローカルな時間を示すタイ
    ムスタンプ情報を確認応答パケットに付加して送信端末
    に返送し、送信端末ではこの確認応答パケットの受信時
    刻とタイムスタンプ情報とから受信端末の前記データ受
    信処理時間を計測し、このデータ受信処理時間計測値が
    最大となる確認応答パケットの受信時間間隔を前記第2
    の送信タイミングとして定めることを特徴とするデータ
    転送フロー制御方式。
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