JP4580277B2 - コンテンツ送信装置及びそのプログラム、並びに、コンテンツ受信装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークを介してコンテンツを送受信するコンテンツ送信装置及びそのプログラム、並びに、コンテンツ受信装置及びそのプログラムに関する。
一般に、映像、音声等のコンテンツは、フレーム構造を持ち、コンテンツ再生装置において、一定のフレームクロックでフレームデータ単位に再生される。そこで、ネットワークを介して、コンテンツを送受信するには、コンテンツの送信装置と受信装置とで、送受信のタイミングをフレームクロックに同期させる必要がある。
また、従来、ネットワークを介して、データを伝送するための通信プロトコルとして、インターネット等の通信網で使用されるIP(Internet Protocol)がある。さらに、このIPには、送受信するデータの信頼性が保障されるTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)と、信頼性が保障されないUDP/IP(User Datagram Protocol/Internet Protocol)とがある。
このTCP/IPを使用してコンテンツの送受信を行う場合、TCP/IPはフロー制御機構を有しているため、受信装置側のフレームクロックに同期させて送信装置からコンテンツのデータを送信することができる。
また、TCP/IPは、ネットワーク上でパケットが損失した場合、その損失したパケットが受信装置で正しく受信されるまで再送する再送制御機構を有している。しかし、コンテンツはフレームデータ単位で再生される必要があるため、再送制御において、再送されたパケットが、フレームデータを再生する時刻までに受信装置に到着する時間的保障がない。また、パケットが再送されることで、以降に送信されるパケットの到着時間にまで影響を及ぼしてしまうことになる。
さらに、TCP/IPは、パケットの損失を観測した段階で、ネットワークに輻輳が生じていると判断し、送信するデータ量を下げる輻輳制御機構を有している。このため、映像、音声等の大容量のコンテンツを伝送する場合、輻輳制御が働くと、フレームクロック内で一定量のデータが伝送されないという問題が起こる。このような輻輳制御における問題を改善するプロトコルとして、HighSpeed TCP、Scalable TCP、FAST TCP、SABUL等が存在する。
一方、UDP/IPを使用してコンテンツの送受信を行う場合、送信装置は、コンテンツのデータをUDPパケット化し、受信装置に送信するだけであるため、TCP/IPのような再送制御や輻輳制御による伝送上の問題は生じない。しかし、UDP/IPでは、送信されたパケットの確認処理を行わないため、受信装置側でのデータ受信の信頼性がない。また、UDPパケットの送信は、送信装置のクロックに同期して行われることになり、受信装置におけるコンテンツの再生において、リアルタイム性を欠くことになる。
また、UDP/IPを使用してコンテンツをリアルタイムで送受信するプロトコルとして、RTP(Real-time Transport Protocol)が存在する。このRTPは、データを、タイムスタンプ、シーケンス番号等をヘッダに含んだパケットとすることで、リアルタイムのデータ伝送を可能にしている。なお、RTPは、単にコンテンツのデータをパケット化して送信するプロトコルであるため、受信装置における受信状況等を送信装置に伝える機能がない。この機能を補うプロトコルとしては、RTCP(RTP Control Protocol)が存在する。このRTCPは、受信装置における受信状況を受信レポート(RR〔Receiver Report〕)として、受信装置から送信装置に送信することで、受信装置の受信状況やネットワークの状況に応じてリアルタイムにデータ伝送を行うことを可能にしている。
しかし、RTP及びRTCPを使用してコンテンツをリアルタイムで送受信する場合、ネットワークの輻輳等によって、受信レポートが損失すると、送信装置は受信装置の受信状況を把握することができなくなり、輻輳制御が行えなくなってしまう。
そこで、この問題を解決するために、受信レポートの送信間隔を予め決めておき、送信装置が受信レポートの到着を監視し、その到着に合わせてRTPパケット(コンテンツデータ)の送信量を制御することで、受信レポートの損失があった場合でも、輻輳制御が可能な技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、ネットワークを介した送信装置と受信装置とのフレームクロックのずれを合わせるための方法として、受信装置側にフレームシンクロナイザと呼ばれる装置を挿入する方法がある(例えば、特許文献2参照)。このフレームシンクロナイザは、フレームメモリによるFIFO(First-In First-Out)で構成され、受信装置のフレームクロックによりFIFOからフレームデータを読み出す。なお、フレームシンクロナイザにより送信装置側と受信装置側とのクロックの調整は、フレームシンクロナイザ内でのフレームスキップ(コマ落ち)又は同一フレームを複数回再生することにより行われる。
特開2004−112113号公報(段落0072〜0085、図4) 特開2004−312407号公報(段落0019〜0026、図1)
前記したTCP/IP等の信頼性のあるプロトコルを使用してコンテンツの送受信を行う場合、再送制御や輻輳制御に伴い、フレームデータを再生する時刻までに、当該データが受信装置に到着しない、あるいは、フレームクロック内で一定量のデータが伝送されないといった問題が発生する。なお、HighSpeed TCP等によりコンテンツの送受信を行ったとしても、輻輳制御に伴う問題は解決されるが、再送制御に伴うデータの送信遅延の問題は残ったままである。
また、前記したUDP/IPを使用してコンテンツの送受信を行う場合、大容量のデータであっても、フレームクロック内で一定量のデータを伝送することが可能であるが、受信装置のフレームクロックに同期してデータを送受信することができず、リアルタイムでコンテンツを再生することができないという問題がある。なお、RTP及びRTCPを使用してコンテンツをリアルタイムで伝送することは可能であるが、受信レポートの損失が発生した場合に、輻輳制御が行えなくなってしまうという問題がある。
さらに、前記した特許文献1に記載の技術では、RTPパケットの送信量を制御することで、受信レポートの損失があった場合でも輻輳制御は可能であるが、受信装置のフレームクロックに同期したフレーム単位のフロー制御や再送制御を行うことができないという問題がある。
また、前記した特許文献2に記載の技術では、フレームスキップが発生し、データが失われることがある。これは、一度だけのコンテンツの伝送、例えば、放送局での中継や素材伝送においては、その影響は問題とならない程度であるが、ネットワークを介したコンテンツの遠隔編集においては、編集ポイントのずれがコンテンツの再生の度に発生してしまうという問題がある。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、受信装置のフレームクロックに同期させてコンテンツデータを伝送するとともに、当該データの再送制御が可能なコンテンツ送信装置及びそのプログラム、並びに、コンテンツ受信装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために創案されたものであり、まず、請求項1に記載のコンテンツ送信装置は、ネットワークを介して、所定長の基本データを単位として構成されるコンテンツデータをコンテンツ受信装置に送信するコンテンツ送信装置であって、基本データ入力手段と、ブロック分割手段と、パケット送信手段と、応答パケット受信手段と、クロック再生手段とを備える構成とした。
かかる構成において、コンテンツ送信装置は、基本データ入力手段によって、コンテンツデータを、当該コンテンツデータを構成する所定長の基本データ、例えば、フレームデータ、フィールドデータ等の単位で入力する。この基本データは、再生時においてクロックに同期すべき基準となるデータであるため、ここでは、基本データ単位で処理を行う。
そして、コンテンツ送信装置は、ブロック分割手段によって、基本データを所定数のブロックに分割し、パケット送信手段によって、ブロックの再生タイミングを示すブロック再生クロックに同期させて、ブロックを、ネットワーク送信用のデータパケットに分割してコンテンツ受信装置に送信する。なお、ブロックの分割数は、予め固定された値であってもよいし、外部から設定される値であってもよい。
また、コンテンツ送信装置は、応答パケット受信手段によって、コンテンツ受信装置から、ブロックに相当するデータパケットに対する応答を示す応答パケットを受信する。
これによって、コンテンツ送信装置は、ブロック単位で、コンテンツ受信装置から受信の確認を行うことができるとともに、応答パケットのタイミングで次のブロックのデータパケットを送信することができる。
また、コンテンツ送信装置は、クロック再生手段によって、応答パケットの受信間隔に基づいて、ブロック再生クロックを再生する。
これによって、コンテンツ送信装置は、コンテンツ受信装置からの応答パケットに同期して、データパケットをブロック単位で送信することができ、コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置とが同期してコンテンツデータの送受信を行うことが可能になる。
また、請求項2に記載のコンテンツ送信装置は、請求項1に記載のコンテンツ送信装置において、ブロック記憶手段と、再送ブロック生成手段とを備え、前記パケット送信手段が、前記ブロック再生クロックに同期させて、前記再送ブロックと時系列で次に送信するブロックとを、前記データパケットとして前記コンテンツ受信装置に送信する構成とした。
かかる構成において、コンテンツ送信装置は、コンテンツ受信装置において、受信されなかった(損失した)データパケットを再送するために、ブロック記憶手段に、パケット送信手段で送信されたデータパケットをブロック毎に記憶する。
そして、コンテンツ送信装置は、再送ブロック生成手段によって、コンテンツ受信手段から送信される応答パケットに基づいて、ブロック記憶手段に記憶されているデータパケットの中から、受信されなかったデータパケットを再送ブロックとして生成する。
そして、パケット送信手段が、ブロック再生クロックに同期させて、再送ブロックと次に送信するブロックとを送信することで、次のブロック再生クロックのタイミングで、前に損失したデータパケットを送信することができる。
さらに、請求項3に記載のコンテンツ受信装置は、ネットワークを介して、コンテンツ送信装置から、コンテンツデータを構成する所定長の基本データを所定数に分割したブロックを、ネットワーク送信用のデータパケット単位で受信して、前記コンテンツデータを前記基本データ単位で再構成するコンテンツ受信装置であって、パケット受信手段と、ブロック再構成手段と、基本データ再構成手段と、応答パケット生成手段と、クロック生成手段と、応答パケット送信手段とを備える構成とした。
かかる構成において、コンテンツ受信装置は、パケット受信手段によって、データパケットをコンテンツ送信装置から受信する。
そして、コンテンツ受信装置は、ブロック再構成手段によって、コンテンツ送信装置で分割した数のデータパケットのデータを連結することでブロックを再構成し、基本データ再構成手段によって、コンテンツ送信装置で分割した数のブロックを連結することでフレームデータ、フィールドデータ等の基本データを再構成する。
また、コンテンツ受信装置は、応答パケット生成手段によって、ブロックに相当するデータパケットに対する応答を示す応答パケットを生成する。また、コンテンツ受信装置は、クロック生成手段によって、基本データの分割数と当該基本データを再生する基本クロックとにより、ブロックの再生タイミングを示すブロック再生クロックを生成する。
そして、コンテンツ受信装置は、応答パケット送信手段によって、ブロック再生クロックに同期させて、応答パケットをコンテンツ送信装置に送信する。
これによって、コンテンツ受信装置は、応答パケットに同期させて、コンテンツ送信装置からコンテンツデータを受信することができる。
また、請求項4に記載のコンテンツ受信装置は、請求項3に記載のコンテンツ受信装置において、前記応答パケットには、未受信のデータパケットを示す情報を含み、当該応答パケットに対応して、前記コンテンツ送信装置から前記未受信のデータパケットが再送されるまで、前記基本データ再構成手段で再構成された基本データを記憶する基本データ記憶手段を備える構成とした。
かかる構成において、コンテンツ受信装置は、基本データ記憶手段に、基本データ分のデータパケットを記憶することで、基本データを再生する基本クロック内で、未受信のデータパケットの再送を待つことができる。
さらに、請求項5に記載のコンテンツ送信プログラムは、ネットワークを介して、所定長の基本データを単位として構成されるコンテンツデータをコンテンツ受信装置に送信するために、コンテンツ送信装置におけるコンピュータを、基本データ入力手段、ブロック分割手段、パケット送信手段、応答パケット受信手段、クロック再生手段として機能させる構成とした。
かかる構成において、コンテンツ送信プログラムは、基本データ入力手段によって、コンテンツデータを、コンテンツデータを構成する所定長の基本データ単位で入力する。
そして、コンテンツ送信プログラムは、ブロック分割手段によって、基本データを所定数のブロックに分割し、パケット送信手段によって、ブロックの再生タイミングを示すブロック再生クロックに同期させて、ブロックを、ネットワーク送信用のデータパケットに分割してコンテンツ受信装置に送信する。
また、コンテンツ送信プログラムは、応答パケット受信手段によって、コンテンツ受信装置から、ブロックに相当するデータパケットに対する応答を示す応答パケットを受信するとともに、クロック再生手段によって、応答パケットの受信間隔に基づいて、ブロック再生クロックを再生する。
これによって、コンテンツ送信プログラムは、コンテンツ受信装置からの応答パケットに同期して、データパケットをブロック単位で送信することができ、コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置とが同期してコンテンツデータの送受信を行うことが可能になる。
また、請求項6に記載のコンテンツ受信プログラムは、ネットワークを介して、コンテンツ送信装置から、コンテンツデータを構成する所定長の基本データを所定数に分割したブロックを、ネットワーク送信用のデータパケット単位で受信して、前記コンテンツデータを前記基本データ単位で再構成するために、コンテンツ受信装置におけるコンピュータを、パケット受信手段、ブロック再構成手段、基本データ再構成手段、応答パケット生成手段、クロック生成手段、応答パケット送信手段として機能させる構成とした。
かかる構成において、コンテンツ受信プログラムは、パケット受信手段によって、データパケットをコンテンツ送信装置から受信する。
そして、コンテンツ受信プログラムは、ブロック再構成手段によって、コンテンツ送信装置で分割した数のデータパケットのデータを連結することでブロックを再構成し、基本データ再構成手段によって、コンテンツ送信装置で分割した数のブロックを連結することでフレームデータ、フィールドデータ等の基本データを再構成する。
また、コンテンツ受信プログラムは、応答パケット生成手段によって、ブロックに相当するデータパケットに対する応答を示す応答パケットを生成する。また、コンテンツ受信プログラムは、クロック生成手段によって、基本データの分割数と当該基本データを再生する基本クロックとにより、ブロックの再生タイミングを示すブロック再生クロックを生成する。
そして、コンテンツ受信プログラムは、応答パケット送信手段によって、ブロック再生クロックに同期させて、応答パケットをコンテンツ送信装置に送信することで、応答パケットに同期させて、コンテンツ送信装置からコンテンツデータを受信することができる。
請求項1又は請求項5に記載の発明によれば、広帯域、高遅延のネットワークにおいても、コンテンツ受信装置からの応答パケットに同期して、コンテンツデータを送信することができる。これによって、コンテンツ受信装置では、コンテンツデータを再生する基本クロックに同期して、ネットワークを介して、リアルタイムでコンテンツデータの再生を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、ブロック単位で、データパケットが未受信であるかどうかの確認を行い、再送を行うことができる。これによって、本発明では、フレームデータやフィールドデータの基本データの再生時間内で、再送処理を行い、データの損失を抑えることができるため、コンテンツ受信装置において、高品位にコンテンツデータを再生することができる。
また、本発明では、基本データの再生時間内で再送処理を行うことが可能であるため、再送制御に伴うデータの遅延が一定となり、リアルタイム性を保つことができる。
請求項3又は請求項6に記載の発明によれば、広帯域、高遅延のネットワークにおいても、ブロック単位の応答パケットに同期して、コンテンツ送信装置からコンテンツデータを受信することができる。これによって、コンテンツ受信装置では、コンテンツデータを再生する基本クロックに同期して、ネットワークを介して、リアルタイムでコンテンツデータの再生を行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、ブロック単位で、フレームデータやフィールドデータの基本データの再生時間内で、再送分のデータパケットの受信を待つことができるので、高品位にコンテンツデータを再生することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。ここでは、まず、本発明に係るコンテンツ送信装置及びコンテンツ受信装置を含んだコンテンツ伝送システムの構成について、その概要を説明し、続けて、コンテンツ送信装置及びコンテンツ受信装置の構成と、その動作について順次説明を行うこととする。
[コンテンツ伝送システムの構成]
まず、図1を参照して、コンテンツ伝送システムの概要について説明する。図1は、本発明に係るコンテンツ伝送システムの概要を説明するための概要図である。
図1に示すように、コンテンツ伝送システム1は、映像モニタ等のコンテンツ再生装置MOにおけるフレームデータを再生する基準となるフレームクロック(基本クロック)に同期させて、コンテンツデータCOを、コンテンツ送信装置10からコンテンツ受信装置20に、ネットワークNWを介して伝送するものである。
コンテンツデータCOは、映像、音声等のストリーム状のデータである。一般に、デジタル化されたコンテンツデータCOは、フレーム構造を有している。例えば、HDTV(ハイビジョンテレビ:High Definition Television)の有効画面の1フレームの画像サイズは、1920画素(水平)×1080ライン(垂直)であり、このフレームが29.97Hzのフレームクロックで再生される。
そこで、コンテンツ伝送システム1は、例えば、コンテンツデータCOがHDTV映像である場合は、29.97Hzのフレームクロックに同期させて、コンテンツデータCOをコンテンツ受信装置20に送信する。
なお、コンテンツデータCOが映像である場合、コンテンツデータCOは、フレームデータ又はフィールドデータを基本データとして構成されるが、ここでは、フレームデータを例として説明を行う。なお、フィールドデータにおいても、そのデータ長が異なるだけで、同様に処理することができる。また、フレーム構造を持つコンテンツデータであれば、圧縮符号化されたデータであっても同様に処理することができる。
コンテンツ送信装置10は、ネットワークNWを介して、コンテンツ受信装置20にコンテンツデータCOをパケット化して送信するものである。
なお、このコンテンツ送信装置10は、コンテンツサーバSV等から、コンテンツデータCOを1フレーム分のフレームデータFR単位で入力し、そのフレームデータFRを所定数のブロックBKに分割し、さらに、そのブロックBKをネットワーク送信用のデータパケットDTに分割し、コンテンツ受信装置20に送信する。
このとき、コンテンツ送信装置10は、コンテンツ受信装置20から送信される応答パケットACKを受信する毎に、1ブロック分のデータパケットDTを送信する。
これによって、コンテンツ送信装置10におけるコンテンツデータCOの送信は、コンテンツ受信装置20から送信される応答パケットACKに同期してなされることになる。
コンテンツ受信装置20は、ネットワークNWを介して、コンテンツ送信装置10からコンテンツデータを受信するものである。
なお、コンテンツ受信装置20は、コンテンツ送信装置10から送信されるデータパケットDTを受信するとともに、コンテンツ再生装置MOのフレームクロック(基本クロック)から1ブロック分の再生タイミングを示すブロック再生クロックを生成し、そのブロック再生クロックに同期して、データパケットDTに対するブロックBK単位の応答パケットACKを生成し、コンテンツ送信装置10に送信する。
そして、コンテンツ受信装置20は、データパケットDTからブロックBKを再構成し、さらに、所定数のブロックBKからフレームデータFRを再構成し、フレームクロックに同期させてコンテンツ再生装置MOに出力する。
これによって、コンテンツ受信装置20は、フレームクロックに同期して、コンテンツデータCOをフレームデータFR単位で出力することができる。
(コンテンツ送信装置の構成)
次に、図2を参照(適宜図1参照)して、コンテンツ送信装置10の構成について説明する。図2は、本発明に係るコンテンツ送信装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、コンテンツ送信装置10は、フレーム入力手段11と、ブロック分割手段12と、パケット送信手段13と、応答パケット受信手段14と、クロック再生手段15と、ブロック記憶手段16と、再送ブロック生成手段17とを備えている。
フレーム入力手段(基本データ入力手段)11は、コンテンツデータCOをフレームデータ(基本データ)単位で入力するものである。このフレーム入力手段11で入力されたフレームデータは、順次、ブロック分割手段12に出力される。
例えば、フレーム入力手段11は、コンテンツサーバSV等から、コンテンツデータをフレームデータ単位で読み出すこととしてもよいし、カメラ等の撮像装置が、後記するクロック再生手段15で再生されたクロック(ブロック再生クロック)に同期させて出力するフレームデータを入力することとしてもよい。
ブロック分割手段12は、フレーム入力手段11で入力されたフレームデータを、所定数のブロックに分割するものである。このブロック分割手段12で分割されたブロックは、シーケンシャルに付与したブロック番号とともに、パケット送信手段13に出力される。
なお、分割するブロックの数(フレーム分割数N)は、予め固定された値であってもよいし、外部から図示を省略した入力手段を介して設定される値であってもよい。
例えば、フレーム分割数Nを15、フレームデータを720画素(水平)×525ライン(垂直)としたとき、ブロック分割手段12は、フレームデータを、35ライン毎の15のブロックに分割する。
パケット送信手段13は、ブロック分割手段12で分割されたブロックを、ネットワーク送信用のデータパケットに分割して、コンテンツ受信装置20に送信するものである。なお、パケット送信手段13は、後記するクロック再生手段15で再生されるブロックを再生するタイミングを示すクロックであるブロック再生クロックに同期させて、ブロック毎にデータパケットに分割して送信する。すなわち、パケット送信手段13は、ブロック再生クロックの1クロック内に1ブロック分のデータパケットを送信する。
また、パケット送信手段13は、ネットワークNWにおいて損失したデータパケットの再送のために、送信した1ブロック分のデータパケットをブロック記憶手段16に記憶する。
さらに、パケット送信手段13は、後記する再送ブロック生成手段17で生成される再送すべきデータパケットから構成される再送ブロックと、時系列で次に送信するブロックとを、データパケットとして、コンテンツ受信装置20に送信する。
なお、パケット送信手段13の送信先であるコンテンツ受信装置20のアドレスは、ネットワークNWのアドレス体系によって予め定められたアドレスである。例えば、ネットワークNWのネットワーク層のプロトコルをIP(Internet Protocol)プロトコルとする場合、コンテンツ受信装置20のアドレスはIPアドレスで特定される。なお、本発明は、このアドレス体系に限定されるものではない。
また、データパケットを送信するネットワークNWは、特定のプロトコルに限定されるものではない。ここでは、データパケットの再送制御を行うため、データ送信の信頼性に欠けるUDP/IP等のプロトコルを使用しても構わない。
ここで、図4を参照(適宜図2参照)して、データパケットの構造について説明する。図4は、データパケットのデータ構造の一例を示す構造図である。ここでは、データパケットをRTP(Real-time Transport Protocol)パケットに準拠する構造としている。
ここでは、RTPパケットのRTP拡張ヘッダに、「タイムコード」と、「ブロック番号」と、「パケット番号」、「フレームデータ位置」とを付加することでデータパケットを構成している。
「タイムコード」は、コンテンツデータのフレームデータ毎に予め付加されている時間情報である。例えば、タイムコードは、[時:分:秒:フレーム番号]を示す情報である。
「ブロック番号」は、ブロック分割手段12がフレームデータをブロックに分割する際に、シーケンシャルに付与する情報である。
「パケット番号」は、パケット送信手段13が、ブロックをデータパケットに分割する際に、シーケンシャルに付与する情報である。
「フレームデータ位置」は、当該データパケットのフレームデータ内における位置を、フレームデータの先頭からのバイト数で示した情報である。
なお、このデータパケットの構造は、特定のパケット構造に限定されるものではなく、「ブロック番号」等の情報を付加することができる構造であればよい。
図2に戻って、コンテンツ送信装置10の構成について説明を続ける。
応答パケット受信手段14は、ネットワークNWを介して、コンテンツ受信装置20から、ブロックに相当するデータパケット(1ブロック分のデータパケット)に対する応答を示す応答パケットを受信するものである。なお、応答パケット受信手段14は、図示を省略したタイマ等の計時手段から取得される応答パケットを受信した時刻(応答パケット受信時刻)をクロック再生手段15に出力する。また、応答パケット受信手段14は、受信した応答パケットの内容に基づいて、コンテンツ受信装置20で受信されたデータパケットのブロック番号と、正常に受信されたデータパケットのパケット番号のリストとを再送ブロック生成手段17に出力する。
ここで、図5を参照(適宜図2参照)して、応答パケットの構造について説明する。図5は、応答パケットのデータ構造の一例を示す構造図である。この応答パケットは、ACKヘッダとデータ本体とから構成されている。
ここでは、ACKヘッダに、「ACKタイプ」と、「ブロック番号」と、「データサイズ」とが含まれている。
「ACKタイプ」は、データパケットがコンテンツ受信装置20に正常に受信されたかどうかを示す情報であって、ここでは、「ACKタイプ」が“0(確認応答)”の場合に、データ本体で示されるブロック分のデータパケットが正常に受信されたことを示し、「ACKタイプ」が“1(送信要求)”の場合は、単にデータパケットの送信要求を示すものとする。
「ブロック番号」は、コンテンツ受信装置20で受信されたデータパケットのブロック番号を示す情報である。
「データサイズ」は、データ本体のデータ量をバイト数で表した情報である。
また、応答パケットのデータ本体は、「ACKタイプ」が“0(確認応答)”の場合に、コンテンツ受信装置20で正常に受信されたデータパケットのパケット番号をリスト形式で示した情報である。ここでは、正常に受信された連続したデータパケットにおけるパケット番号の開始番号(正常受信パケット開始番号)と終了番号(正常受信パケット終了番号)とを組としてリスト化している。
例えば、パケット送信手段13から送信されたデータパケットのパケット番号が“1”、“2”、…、“10”で、パケット番号“3”のデータパケットが損失した場合、正常受信パケット開始番号“1”及び正常受信パケット終了番号“2”と、正常受信パケット開始番号“4”及び正常受信パケット終了番号“10”との2組が、応答パケットのデータ本体に書き込まれることになる。
なお、ブロック全体の再送を要求する場合は、データ本体の情報は含まないものとする。
この応答パケットを参照することで、コンテンツ送信装置10において、コンテンツ受信装置20で正常に受信されたデータパケットと、正常に受信されなかったデータパケットとを認識することができる。
図2に戻って、コンテンツ送信装置10の構成について説明を続ける。
クロック再生手段15は、応答パケット受信手段14で受信された応答パケット受信時刻に基づいて、コンテンツ受信装置20においてブロックを再生するタイミングを示すクロックであるブロック再生クロックを再生するものである。このクロック再生手段15をハードウェアで実現する場合、例えば、PLL(Phase Locked Loop)回路を用いることができる。また、クロック再生手段15をソフトウェアで実現する場合、例えば、応答パケット受信手段14で受信された応答パケット受信時刻の移動平均をとることにより、ブロック再生クロックのタイミングを生成することができる。
このブロック再生クロックは、パケット送信手段13に出力され、パケット送信手段13において、1ブロック分のデータパケットを送信するための基準となるクロックとして使用される。
ブロック記憶手段16は、パケット送信手段13で送信されたデータパケットをブロック毎に記憶するものであり、半導体メモリ等の一般的な記憶装置である。
このブロック記憶手段16に記憶されるデータパケットは、パケット送信手段13によって書き込まれる。また、ブロック記憶手段16に記憶されたデータパケットは、後記する再送ブロック生成手段17によって、データパケットが再送されるときに読み出される。
再送ブロック生成手段17は、応答パケット受信手段14で受信された応答パケットに基づいて、ブロック記憶手段16に記憶されているデータパケットの中から、コンテンツ受信装置20において未受信のデータパケットを再送ブロックとして生成するものである。
この再送ブロック生成手段17は、応答パケットのACKタイプ(図5参照)に“0(確認応答)”が設定されている場合、応答パケットで示されるデータパケットのブロック番号と、正常に受信されたデータパケットのパケット番号のリストとに基づいて、当該ブロック番号で示されるブロックのデータパケットの中で、正常に受信されなかった(未受信の)データパケットを、ブロック記憶手段16から読み出して、再送ブロックとしてパケット送信手段13に出力する。
以上、コンテンツ送信装置10の構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、コンテンツ送信装置10を、コンテンツデータを応答パケットに同期させて、ブロック単位でデータパケットとして送信する機能のみとし、データパケットの再送を行わない構成としてもよい。この場合は、コンテンツ送信装置10の構成から、ブロック記憶手段16と再送ブロック生成手段17とを省略することで実現することができる。この省略した構成であっても、コンテンツ受信装置20のフレームクロックに同期させてコンテンツデータを伝送することができる。
また、コンテンツ送信装置10は、一般的なコンピュータを、前記した各手段として機能させるプログラムで実現することができる。このプログラム(コンテンツ送信プログラム)は、通信回線を介して配布することも可能であるし、CD−ROM等の記録媒体に書き込んで配布することも可能である。
以上説明したように、コンテンツ送信装置10は、コンテンツ受信装置20側のフレームクロックに同期して、コンテンツデータ(フレームデータ)を、コンテンツ受信装置20に送信することができる。また、コンテンツ送信装置10は、再送制御を行うことができるので、伝送時におけるデータの信頼性を高めることができる。
(コンテンツ受信装置の構成)
次に、図3を参照(適宜図1参照)して、コンテンツ受信装置20の構成について説明する。図3は、本発明に係るコンテンツ受信装置の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、コンテンツ受信装置20は、パケット受信手段21と、ブロック再構成手段22と、フレーム再構成手段23と、フレーム記憶手段24と、応答パケット生成手段25と、クロック生成手段26と、応答パケット送信手段27とを備えている。
パケット受信手段21は、ネットワークNWを介して、コンテンツ送信装置10から送信されるデータパケットを受信するものである。この受信されたデータパケットはブロック再構成手段22に出力される。
ブロック再構成手段22は、パケット受信手段21で受信されたデータパケットから、ブロックを再構成するものである。ここでは、ブロック再構成手段22は、フレームデータを分割したブロックの数(フレーム分割数)を、外部から図示を省略した入力手段を介して設定されることで、当該フレーム分割数をブロック番号の最大値として認識するとともに、データパケットのヘッダ部(RTP拡張ヘッダ:図4参照)における「ブロック番号」が同一のデータパケットからブロックを生成する。なお、フレーム分割数は、コンテンツ送信装置10のブロック分割手段12(図1参照)で使用したフレーム分割数と同じ値であればよく、予め固定した値を用いることとしてもよい。
また、ブロック再構成手段22で再構成されたブロックは、フレーム再構成手段23に出力される。
さらに、ブロック再構成手段22は、データパケットのヘッダ部(RTP拡張ヘッダ:図4参照)の「タイムコード」、「ブロック番号」及び「パケット番号」から、データパケットの連続性を判定し、データパケットが正常に受信されたかどうかを判定する。そして、この判定結果は、応答パケット生成手段25に出力される。
なお、ブロック再構成手段22は、入力されたデータパケットが、「タイムコード」、「ブロック番号」及び「パケット番号」から、再送されたデータパケットであるかどうかを判定し、再送されたデータパケットである場合は、そのまま、フレーム再構成手段23にデータを出力する。
フレーム再構成手段(基本データ再構成手段)23は、ブロック再構成手段22で再構成されたブロックからフレームデータを再構成し、映像モニタ等のコンテンツ再生装置MOのフレームクロックに同期させて、コンテンツ再生装置MOに出力するものである。
なお、フレーム再構成手段23は、時系列で後のフレームデータが入力されるまで、現在のフレームデータを一時的にフレーム記憶手段24に記憶しておく。これは、データパケットが損失した場合に、その損失したデータパケット分のデータが欠落したフレームデータを、再送されてくるデータパケットによって補完するためである。
すなわち、フレーム再構成手段23は、ブロック再構成手段22から、再送されたデータパケットを受信した場合、当該データパケットのヘッダ部(RTP拡張ヘッダ:図4参照)の「フレームデータ位置」に基づいて、当該データパケットのデータ本体を、フレーム記憶手段24に記憶されているフレームデータの対応する位置に書き込む。
そして、フレーム再構成手段23は、フレームクロックに同期させてフレーム記憶手段24からフレームデータを読み出してコンテンツ再生装置MOに出力する。
フレーム記憶手段(基本データ記憶手段)24は、フレーム再構成手段23で再構成されたフレームデータを記憶するものであり、半導体メモリ等の一般的な記憶装置である。
このフレーム記憶手段24に、データパケットの損失による欠落したフレームデータを記憶しておくことで、再送されたデータパケットによって、フレームデータを補完することが可能になる。
応答パケット生成手段25は、1ブロック分のデータパケットに対する応答を示す応答パケットを生成するものである。この応答パケット生成手段25は、ブロック再構成手段22から出力されるデータパケットが正常に受信されたかどうかを示す判定結果に基づいて、1ブロックにつき1つの応答パケット(図5参照)を生成し、応答パケット送信手段27に出力する。
クロック生成手段26は、外部から入力又は予め設定されたフレームデータを分割したブロックの数(フレーム分割数:コンテンツ送信装置10のフレーム分割数と同じ値)と、コンテンツ再生装置MOのフレームクロックとに基づいて、ブロックの再生タイミングを示すブロック再生クロック(すなわち、応答パケットを送信するタイミングを示す応答パケット送信クロック)を生成するものである。
例えば、クロック生成手段26は、フレームクロックの周波数をf、フレーム分割数をNとしたとき、f×Nのクロックを生成させる逓倍回路で構成される。
このクロック生成手段26で生成されたブロック再生クロック(応答パケット送信クロック)は、応答パケット送信手段27に出力される。
応答パケット送信手段27は、クロック生成手段26で生成されたブロック再生クロックに同期させて、ネットワークNWを介して、応答パケットをコンテンツ送信装置10に送信するものである。
また、応答パケット送信手段27は、コンテンツ伝送システム1の動作の開始時や、データパケットの送信開始の遅れ、データパケットの到着の遅れ等により、応答パケットを送信する時点において、応答パケット生成手段25から応答パケットが入力されない場合は、ACKタイプに“1(送信要求)”を設定した応答パケット(図5参照)を生成し、コンテンツ送信装置10に送信する。なお、この場合、応答パケットには、データ本体を含まないものとする。
なお、応答パケットを送信するネットワークNWは、確実に応答パケットをコンテンツ送信装置10に送信することが望ましいため、TCP/IP等のデータの信頼性の高いプロトコルを使用することが望ましい。
以上、コンテンツ受信装置20の構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、応答パケット生成手段25は、外部から再送モードを入力されることで、データパケットの再送を行うか行わないかを切り替えることとしてもよい。
すなわち、再送モードとして再送を行う旨を指示された場合、応答パケット生成手段25は、前記した機能を実現することとする。また、再送モードとして再送を行わない旨を指示された場合、応答パケット生成手段25は、応答パケットのACKタイプに常に“0(確認応答)”を設定し(図5参照)、すべてのデータパケットを正常受信したものとして応答パケットを生成することで、再送要求を行わないモードにすることができる。
これによって、例えば、データパケットを再送することによるフレームデータの遅延量を減らすことが可能になる。
また、フレームデータに遅延が発生しても、フレームクロック内で再生することが可能である場合は、データパケットの再送を行うこととすることで、フレームデータ(コンテンツ)を忠実に再生することが可能になる。
このように、再送モードを切り替える場合であっても、コンテンツ送信装置10に変更を加える必要はない。
なお、コンテンツ送信装置10が再送制御機能を有さない場合は、再送モードを、データパケットの再送を行わない設定とする。
また、コンテンツ受信装置20は、一般的なコンピュータを、前記した各手段として機能させるプログラムで実現することができる。このプログラム(コンテンツ受信プログラム)は、通信回線を介して配布することも可能であるし、CD−ROM等の記録媒体に書き込んで配布することも可能である。
以上説明したように、コンテンツ受信装置20は、フレームクロックに同期して、コンテンツデータ(フレームデータ)を、コンテンツ送信装置10から受信することができる。また、コンテンツ受信装置20は、再送制御を行うことができるので、伝送時におけるデータの信頼性を高めることができる。
このように、本実施の形態において、応答パケットの送信に、TCP/IP等のパケット損失がない信頼性が保証されたプロトコルを利用することを想定している。この場合、大容量、長距離のネットワーク環境においては、映像のコンテンツデータのような大容量のデータを送信すると、パケット損失が発生し、TCP/IPにおける輻輳制御機構が働き、所望の通信容量で通信を行えない場合が想定される。
しかし、本発明では、TCP/IPは、応答パケットの通信用に用い、かつ、ブロック単位で応答パケットを送信するため、必要とする通信容量は少ない。例えば、フレームクロックが30Hzでフレーム分割数を15とした場合、応答パケットの送信間隔は、2.22ミリ秒(msec)となる。また、応答パケットのサイズを12バイトとすると、応答パケットの伝送容量は約430Kbpsとなる。この伝送容量であれば、ネットワークNWでパケット損失等に伴うTCP/IPの輻輳制御機構が働いた場合であっても、十分に安定して応答パケットを送信することが可能である。
[コンテンツ伝送システムの動作]
次に、図6及び図7を参照して、コンテンツ伝送システムの動作を、コンテンツ送信装置10の動作とコンテンツ受信装置20の動作とに分けて説明する。図6は、本発明に係るコンテンツ送信装置の動作を示すフローチャートである。図7は、本発明に係るコンテンツ受信装置の動作を示すフローチャートである。
(コンテンツ送信装置の動作)
最初に、図6を参照(構成については適宜図2参照)して、コンテンツ送信装置10の動作について説明する。
まず、コンテンツ送信装置10は、フレーム入力手段11によって、コンテンツデータをフレームデータ単位で入力する(ステップS1)。
そして、コンテンツ送信装置10は、ブロック分割手段12によって、ステップS1で入力したフレームデータを、所定数(フレーム分割数)のブロックに分割する(ステップS2)。
ここで、コンテンツ送信装置10は、パケット送信手段13によって、再送ブロック生成手段17において再送ブロックが生成されたどうかを判定する(ステップS3)。そして、再送ブロックが生成されている場合(ステップS3でYes)、パケット送信手段13は、ステップS2で分割されたブロックに先立って、再送ブロック内のデータパケットを、ネットワークNWを介して、コンテンツ受信装置20に送信する(ステップS4)。
なお、再送ブロックは、1番目のブロックを送信する際には生成されておらず、2番目以降のブロックを送信する際に、後記するステップS9において生成されている場合がある。
このステップS4の動作後、又は、再送ブロックが生成されていない場合(ステップS3でNo)、パケット送信手段13は、ステップS2で分割された現時点のブロックをネットワーク送信用のデータパケットに分割して、ネットワークNWを介して、コンテンツ受信装置20に送信する(ステップS5)。
なお、パケット送信手段13は、ステップS5における2番目以降のブロックを、後記するステップS8で再生されるクロック(ブロック再生クロック)に同期して送信する。また、パケット送信手段13は、ステップS4で送信されるデータパケットとステップS5で送信されるデータパケットとを、ブロック再生クロックの1クロック内で送信する。
さらに、コンテンツ送信装置10は、パケット送信手段13によって、送信した1ブロック分のデータパケットをブロック記憶手段16に記憶する(ステップS6)。
そして、コンテンツ送信装置10は、応答パケット受信手段14によって、ステップS5で送信した1ブロック分のデータパケットに対する応答である応答パケットを、コンテンツ受信装置20から受信する(ステップS7)。
続けて、コンテンツ送信装置10は、クロック再生手段15によって、ステップS7で応答パケットを受信したタイミングに基づいて、コンテンツ受信装置20においてブロックを再生するタイミングを示すクロックであるブロック再生クロックを再生する(ステップS8)。なお、このブロック再生クロックは、前記ステップS5で使用される。
そして、コンテンツ送信装置10は、再送ブロック生成手段17によって、ステップS7で受信した応答パケットに基づいて、ブロック記憶手段16に記憶されているデータパケットの中から、コンテンツ受信装置20において未受信のデータパケットを再送ブロックとして生成する(ステップS9)。
そして、コンテンツ送信装置10は、フレーム入力手段11によって、フレームデータが入力されるかどうかによって、入力の終了を判定し(ステップS10)、フレームデータが入力された場合(ステップS10でNo)、ステップS2に戻って操作を継続する。
一方、フレームデータの入力が終了した場合(ステップS10でYes)、コンテンツ送信装置10は、パケット送信手段13によって、ステップS9で再送ブロックが生成されたかどうかを判定する(ステップS11)。
そして、再送ブロックが生成されている場合(ステップS11でYes)、パケット送信手段13は、再送ブロック内の再送データパケットを、ネットワークNWを介して、コンテンツ受信装置20に送信し(ステップS12)、動作を終了する。
一方、再送ブロックが生成されていない場合(ステップS11でNo)、そのまま動作を終了する。
以上の動作によって、コンテンツ送信装置10は、コンテンツ受信装置20から送信される、フレームクロックに基づいてブロック単位で生成される応答パケットに同期して、ブロック単位でデータパケットを送信することができる。
(コンテンツ受信装置の動作)
次に、図7を参照(構成については適宜図3参照)して、コンテンツ受信装置20の動作について説明する。
まず、コンテンツ受信装置20は、パケット受信手段21によって、ネットワークNWを介して、コンテンツ送信装置10から送信されるデータパケットを受信する(ステップS21)。
そして、コンテンツ受信装置20は、ブロック再構成手段22によって、ステップS21で受信したデータパケットからブロックを再構成する(ステップS22)。
そして、コンテンツ受信装置20は、フレーム再構成手段23によって、ステップS22で生成されたブロックからフレームデータを再構成し(ステップS23)、フレーム記憶手段24に記憶する(ステップS24)。
また、コンテンツ受信装置20は、応答パケット生成手段25によって、ステップS22でブロックを再構成した段階で、応答パケットを生成する(ステップS25)。このとき、応答パケットには、ステップS22でブロックを再構成する際に使用した正常に受信したデータパケットと、損失したデータパケットとを示す情報が付加される。
そして、コンテンツ受信装置20は、フレーム再構成手段23によって、外部から入力されたフレームクロックに同期して、フレーム記憶手段24に記憶されているフレームデータを読み出して、出力する(ステップS26)
また、コンテンツ受信装置20は、応答パケット送信手段27によって、クロック生成手段26によりフレームクロックから生成されるブロック再生クロックに同期して、ステップS25で生成された応答パケットを、ネットワークNWを介して、コンテンツ送信装置10に送信する(ステップS27)。
そして、コンテンツ受信装置20は、ステップS21に戻って、データパケットの受信動作を継続する。
以上の動作によって、コンテンツ受信装置20は、フレームクロックに基づいて、ブロック単位で応答パケットを生成し、コンテンツ送信装置10に送信することで、フレームクロックに同期して、フレームデータを出力することができる。
(コンテンツ伝送システムにおける再送動作の具体例)
ここで、図8を参照(適宜図1参照)して、コンテンツ伝送システム1におけるデータパケットの再送動作の具体例について説明する。図8は、コンテンツ伝送システムにおけるデータパケットの再送動作を示すシーケンス図である。
ここでは、フレームデータFRを構成するデータパケットのデータを(n,m)で表し、nはブロック番号、mはパケット番号を示すこととする。
そして、フレームデータFRは、(1,1)、(1,2)…(1,4)からなるブロックBK1と、(2,1)、(2,2)…(2,4)からなるブロックBK2と、(3,1)、(3,2)…(3,4)からなるブロックBK3と、(4,1)、(4,2)…(4,4)からなるブロックBK4とで構成されているものとする。
このとき、コンテンツ送信装置10は、フレームデータFRをブロックに分割し、ブロック番号“1”のブロックBK1をデータパケットに分割して、コンテンツ受信装置20に送信する(ステップS31)。なお、このとき、ネットワーク上でデータパケットの(1,3)が損失したとする。
そして、コンテンツ受信装置20は、1ブロック分のデータパケットを受信する(ステップS32)。なお、ここでは、データパケット(1,3)がネットワーク上で損失したものとする。
続けて、コンテンツ受信装置20は、データパケット(1,1)〜(1,4)をブロックBKNに再構成する(ステップS33)。このときブロックBKNのデータパケット(1,3)の領域は欠落した状態となる。
そこで、コンテンツ受信装置20は、データパケット(1,3)が欠落したことを示す応答パケットACKを生成し(ステップS34)、コンテンツ送信装置10に送信する(ステップS35)。
一方、コンテンツ送信装置10は、その応答パケットACKを受信し(ステップS36)、データパケット(1,3)の損失を確認する。
そして、コンテンツ送信装置10は、その損失したデータパケットから構成される再送ブロックRBKを生成する(ステップS37)。
そして、コンテンツ送信装置10は、再送ブロックRBKと次に送信するブロック番号“2”のブロックBK2とを、同じブロック再生クロックのタイミングで、データパケットに分割して、コンテンツ受信装置20に送信する(ステップS38)。
このように、コンテンツ伝送システム1では、応答パケットの送信間隔となるブロック再生クロックに同期して、データパケットの再送制御を行うことができる。
(コンテンツ伝送システムの具体例)
以上説明したコンテンツ伝送システム1では、コンテンツ送信装置10と、コンテンツ受信装置20とを1台づつで構成したが、この構成はこれに限定されるものではない。
例えば、図9に示すように、2台のコンテンツ送信装置10(101,102)と、1台のコンテンツ受信装置20をネットワークNWを介して接続する構成としてもよい。図9は、2つのコンテンツを編集するコンテンツ伝送システムの構成例を示す構成図である。
この図9に示したコンテンツ伝送システム1Bは、シーン記述言語を用いて映像のシーンを記述した編集情報に基づいて、複数のコンテンツデータを再生するものである。
このシーン記述言語としては、本願出願人が開示した特開2002−335442号公報「シーン記述プログラム」の技術を用いることができる。
ここでは、映像のシーンを時系列に記述した編集情報EDで、タイムコード[00:00:00:00]から[00:01:00:00](開始から1分)までコンテンツA、タイムコード[00:01:00:00]から[00:03:00:00](開始後1分から3分)までコンテンツBを再生する旨が記述されている。また、コンテンツA及びBには、フレーム単位でタイムコードが付加されているものとする。
この場合、コンテンツ受信装置20は、図示を省略したコンテンツ取得手段によって、編集情報EDに基づいて、タイムコード[00:00:00:00]にコンテンツAを送信する旨をコンテンツ送信装置101に要求し、コンテンツ送信装置101の図示を省略したコンテンツ要求取得手段が当該要求を取得した段階で、コンテンツデータの送信を開始する。以降、本実施の形態において説明したように、タイムコード[00:00:00:00]から[00:01:00:00]の間は、コンテンツ再生装置MOのフレームクロックに同期して、コンテンツ送信装置101から、コンテンツAを取得し、再生する。そして、タイムコード[00:01:00:00]から[00:03:00:00]の間は、コンテンツ送信装置101と同様に、コンテンツ再生装置MOのフレームクロックに同期して、コンテンツ送信装置102から、コンテンツBを取得し、再生する。
このように、コンテンツ伝送システム1Bは、コンテンツ再生装置MOのフレームクロックに同期して、コンテンツを再生できるため、ネットワークNWを介して、点在する複数のコンテンツを編集することができる。
本発明に係るコンテンツ伝送システムの概要を説明するための概要図である。 本発明に係るコンテンツ送信装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係るコンテンツ受信装置の構成を示すブロック図である。 データパケットのデータ構造の一例を示す構造図である。 応答パケットのデータ構造の一例を示す構造図である。 本発明に係るコンテンツ送信装置の動作を示すフローチャートである。 本発明に係るコンテンツ受信装置の動作を示すフローチャートである。 コンテンツ伝送システムにおけるデータパケットの再送動作を示すシーケンス図である。 2つのコンテンツを編集するコンテンツ伝送システムの構成例を示す構成図である。
符号の説明
10 コンテンツ送信装置
11 フレーム入力手段(基本データ入力手段)
12 ブロック分割手段
13 パケット送信手段
14 応答パケット受信手段
15 クロック再生手段
16 ブロック記憶手段
17 再送ブロック生成手段
20 コンテンツ受信装置
21 パケット受信手段
22 ブロック再構成手段
23 フレーム再構成手段(基本データ再構成手段)
24 フレーム記憶手段(基本データ記憶手段)
25 応答パケット生成手段
26 クロック生成手段
27 応答パケット送信手段

Claims (6)

  1. ネットワークを介して、所定長の基本データを単位として構成されるコンテンツデータをコンテンツ受信装置に送信するコンテンツ送信装置であって、
    前記コンテンツデータを前記基本データ単位で入力する基本データ入力手段と、
    この基本データ入力手段で入力された基本データを、所定数のブロックに分割するブロック分割手段と、
    前記コンテンツ受信装置における前記ブロックの再生タイミングを示すブロック再生クロックに同期させて、前記ブロック分割手段で分割されたブロックを、ネットワーク送信用のデータパケットに分割して前記コンテンツ受信装置に送信するパケット送信手段と、
    前記コンテンツ受信装置から、前記ブロックに相当するデータパケットに対する応答を示す応答パケットを受信する応答パケット受信手段と、
    この応答パケット受信手段で受信された応答パケットに基づいて、前記ブロック再生クロックを再生するクロック再生手段と、
    を備えていることを特徴とするコンテンツ送信装置。
  2. 前記パケット送信手段で送信されたデータパケットを前記ブロック毎に記憶するブロック記憶手段と、
    前記応答パケット受信手段で受信された応答パケットに基づいて、前記ブロック記憶手段に記憶されているデータパケットの中から、前記コンテンツ受信装置において未受信のデータパケットを再送ブロックとして生成する再送ブロック生成手段とを備え、
    前記パケット送信手段が、前記ブロック再生クロックに同期させて、前記再送ブロックと時系列で次に送信するブロックとを、前記データパケットとして前記コンテンツ受信装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ送信装置。
  3. ネットワークを介して、コンテンツ送信装置から、コンテンツデータを構成する所定長の基本データを所定数に分割したブロックを、ネットワーク送信用のデータパケット単位で受信して、前記コンテンツデータを前記基本データ単位で再構成するコンテンツ受信装置であって、
    前記データパケットを前記コンテンツ送信装置から受信するパケット受信手段と、
    このパケット受信手段で受信されたデータパケットから、前記ブロックを再構成するブロック再構成手段と、
    前記ブロック再構成手段で再構成されたブロックから、前記基本データを再構成する基本データ再構成手段と、
    前記ブロックに相当するデータパケットに対する応答を示す応答パケットを生成する応答パケット生成手段と、
    前記基本データの所定数の分割数と、当該基本データを再生する基本クロックとに基づいて、前記ブロックの再生タイミングを示すブロック再生クロックを生成するクロック生成手段と、
    このクロック生成手段で生成されたブロック再生クロックに同期させて、前記応答パケットを、前記コンテンツ送信装置に送信する応答パケット送信手段と、
    を備えていることを特徴とするコンテンツ受信装置。
  4. 前記応答パケットには、未受信のデータパケットを示す情報を含み、
    当該応答パケットに対応して、前記コンテンツ送信装置から前記未受信のデータパケットが再送されるまで、前記基本データ再構成手段で再構成された基本データを記憶する基本データ記憶手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ受信装置。
  5. ネットワークを介して、所定長の基本データを単位として構成されるコンテンツデータをコンテンツ受信装置に送信するために、コンテンツ送信装置におけるコンピュータを、
    前記コンテンツデータを前記基本データ単位で入力する基本データ入力手段、
    この基本データ入力手段で入力された基本データを、所定数のブロックに分割するブロック分割手段、
    前記コンテンツ受信装置における前記ブロックの再生タイミングを示すブロック再生クロックに同期させて、前記ブロック分割手段で分割されたブロックを、ネットワーク送信用のデータパケットに分割して前記コンテンツ受信装置に送信するパケット送信手段、
    前記コンテンツ受信装置から、前記ブロックに相当するデータパケットに対する応答を示す応答パケットを受信する応答パケット受信手段、
    この応答パケット受信手段で受信された応答パケットに基づいて、前記ブロック再生クロックを再生するクロック再生手段、
    として機能させることを特徴とするコンテンツ送信プログラム。
  6. ネットワークを介して、コンテンツ送信装置から、コンテンツデータを構成する所定長の基本データを所定数に分割したブロックを、ネットワーク送信用のデータパケット単位で受信して、前記コンテンツデータを前記基本データ単位で再構成するために、コンテンツ受信装置におけるコンピュータを、
    前記データパケットを前記コンテンツ送信装置から受信するパケット受信手段、
    このパケット受信手段で受信されたデータパケットから、前記ブロックを再構成するブロック再構成手段、
    前記ブロック再構成手段で再構成されたブロックから、前記基本データを再構成する基本データ再構成手段、
    前記ブロックに相当するデータパケットに対する応答を示す応答パケットを生成する応答パケット生成手段、
    前記基本データの所定数の分割数と、当該基本データを再生する基本クロックとに基づいて、前記ブロックの再生タイミングを示すブロック再生クロックを生成するクロック生成手段、
    このクロック生成手段で生成されたブロック再生クロックに同期させて、前記応答パケットを、前記コンテンツ送信装置に送信する応答パケット送信手段、
    として機能させることを特徴とするコンテンツ受信プログラム。
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