JP2969116B1 - 平面ハンドル装置の止め金板 - Google Patents

平面ハンドル装置の止め金板

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JP2969116B1
JP2969116B1 JP34436298A JP34436298A JP2969116B1 JP 2969116 B1 JP2969116 B1 JP 2969116B1 JP 34436298 A JP34436298 A JP 34436298A JP 34436298 A JP34436298 A JP 34436298A JP 2969116 B1 JP2969116 B1 JP 2969116B1
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pivot
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健一 山田
弘好 古岡
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【要約】 【課題】 装着時および回転時におけるガタ付きを解消
し、止め金板とケ−ス背面との迫り合いや食い付きを防
止し、耐久性を向上させることができる平面ハンドル装
置の止め金板を提供する。 【解決手段】 ハンドル2がケース1に没入していると
きに操作突子6が当接する受動孔7の孔縁部9と、ハン
ドル2がケ−ス1から突出回転するときに操作突子6が
当接する受動孔7の孔縁部10を背面側に曲げ起こし加
工し、操作突子6の先端角部6a入り込んで係合する係
止凹部9aを孔縁部10に削り加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、止め金板を回転
操作するハンドルがその不要時にはケ−ス内に没入保持
される平面ハンドル装置における止め金板に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】 特開平9−105250号公報に例示
されているように平面ハンドル装置に使用される止め金
板は、鉄またはステンレス製であり、プレス加工によっ
て外周形状と受動孔を抜き打ち成形し、受動孔の孔縁部
を曲げ起こし加工して曲げ面を作り出している。
【0003】しかしながら、平面ハンドル装置では、経
済性を考慮してハンドルとケースは亜鉛ダイカストやア
ルミダイカストで作製され、止め金板は鉄もしくはステ
ンレスで作製されているが、ハンドル装着時においてハ
ンドルの操作突子と受動孔の孔縁部との接触部位が必ず
しも定まらないために、左右方向及び前後方向のガタ付
きが発生する傾向にあり、このガタ付きによって材質硬
度の異なる止め金板とケ−ス背面との間で迫り合いや食
い付きが起こり、ケースや操作突子の損傷などを引き起
こして平面ハンドル装置の耐久性を短くしていた。
【0004】また、止め金板の軸孔は、円周の一部が切
欠かれた不完全円形孔に形成され、該切欠部で受動孔と
つながっているために、止め金板の回転中心である第2
枢軸と軸孔の間には、左右方向及び上下方向にガタが発
生する傾向にあり、このガタにより止め金板とケ−ス背
面との迫り合いや食い付きが起こり、ケースや操作突子
の損傷などを引き起こして耐久性を短くしていた。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】 したがって、本
発明の目的は、ハンドル装着時のガタ付きを解消して安
定したハンドル装着状態を実現することにより、また、
回転時のガタ付きを解消して止め金板の円滑な回転を実
現することにより、止め金板とケ−ス背面との迫り合い
や食い付きを阻止して、ハンドルの操作突子やケースの
損傷事故を防止し、耐久性を上げることができる平面ハ
ンドル装置の止め金板を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、請求項1の発明の止め金板
は、ケ−ス1に出没自在なハンドル2をケース正面に平
行は第1枢軸3によってケ−ス1に枢着し、ケ−ス1の
背面側に配置した止め金板4をケース正面と垂直な第2
枢軸5によってケ−ス1に枢着し、第1枢軸3に近接し
たハンドル2の端部背面に設けた操作突子6を止め金板
4の受動孔7に係合させ、第1枢軸3を中心にハンドル
2がケース1から突出回転するとき、操作突子6によっ
て止め金板4を第2枢軸5を中心に回転させるようにし
た平面ハンドル装置に使用されるものである。この止め
金板4においては、ハンドル2がケース1に没入してい
るときに操作突子6が当接する受動孔7の孔縁部9と、
ハンドル2がケ−ス1から突出回転するときに操作突子
6が当接する受動孔7の孔縁部10とを、背面側に曲げ
起こし加工し、操作突子6の先端角部6a入り込んで係
合する係止凹部9aを孔縁部10に削り加工する。
【0007】請求項2の発明の止め金板においては、ケ
ース10の背面に突設した円形ボス部11が嵌め込まれ
る軸孔12を受動孔7から独立した切欠なしの円形孔と
して設け、座金14を通してボス部11のねじ孔にビス
よりなる第2枢軸5をねじ込むようにする。
【0008】この止め金板を使用した平面ハンドル装置
では、ケース1は扉27に固着され、ハンドル2がケ−
ス4内に没入し装着しているときには、止め金板4の先
端部18はボックス本体などの固定枠体側の受金部19
に係合し、扉27を閉鎖状態に施錠する。ハンドル2が
ケース内に没入保持されているとき、ハンドル2の操作
突子6は止め金板4の受動孔7の孔縁部9に当接し、操
作突子6の先端角部6aは孔縁部9の係止凹部9aに入
り込み係合している。
【0009】ハンドル2が第1枢軸3を中心にしてケー
ス1から突出回転するとき、操作突子6は止め金板4の
受動孔7の他側の孔縁部10に当接する。ハンドル2の
突出回転が継続することによって、孔縁部10を操作突
子6に押された止め金板4は、図8に示すように第2枢
軸5を中心に時計回り方向に回転し、止め金板4の先端
部18が前記受金部19から外れる。かくして、ボック
ス本体に対する鎖錠が解除される。
【0010】次に、ハンドル2をケ−ス1内に押し込ん
だ時、操作突子6が受動孔7の孔縁部9を押すため、止
め金板4が第2枢軸5を中心に回転し、回転終端におい
て操作突子6の先端角部6aが係止凹部9aに係合す
る。このときには、止め金板4の先端部18が受金部1
9と係合しており、これによって扉27はボックス本体
に再び施錠されることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】 図示した実施例では、第1枢軸
3にコイル部を嵌めた捻りバネ17によってハンドル2
は、図9において反時計回り方向に回転付勢されてい
る。ケース2の下方部分には、ケース正面と平行な第3
枢軸23によって押しボタン8が枢着されている。押し
ボタン8は、第3枢軸23にコイル部を嵌めた捻りバネ
24によって図9において反時計回り方向に回転付勢さ
れている。押しボタン8の下端部25はケース1の開口
縁部の内面29に当接することによって、押しボタン8
の飛出しを阻止している。
【0012】ハンドル2がケ−ス4内に没入している
時、押しボタン8の上端部26がハンドル2の下端部1
6に当接しており、捻りバネ24の方が捻りバネ17よ
りも力が強いために、ハンドル2は没入位置に保持され
ている。押しボタン8の下端部25側を捻りバネ24の
付勢に抗して時計回り方向に押圧すると、押しボタン8
の上端部26とハンドル2の下端部16との係合が解除
され、ハンドル2は捻りバネ17の付勢によってケース
1から突出回転する。
【0013】前記ボス部11と同様な円形ボス部28が
ケース1の背面にボス部1から一定の距離を置いて突設
されている。該ボス部28は止め金板4の受動孔7に挿
入され、ボス部28のねじ孔には座金20を通してビス
21がねじ込まれている。止め金板4が第2枢軸5を中
心に回転するとき、ボス部28は見掛け上、受動孔7内
を回動する。このとき、前記座金20は止め金板4の浮
き上がりを阻止する案内手段になる。
【0014】
【発明の効果】 以上のように請求項1の発明の止め金
板では、ハンドル2の操作突子6を受動孔7に挿入して
止め金板4をケ−ス1に装着し、ハンドル2をケース1
内に没入保持したとき、操作突子6の先端角部6aが孔
縁部9の係止凹部9aに入り込み係合するため、止め金
板4はハンドル2およびケース1に対して安定し、止め
金板4の左右方向及び前後方向のガタ付きを的確に阻止
できる。それにより、止め金板4とケ−ス1との迫り合
いと食い付きを防止でき、耐久性に優れている。
【0015】請求項2の発明の止め金板では、軸孔12
は受動孔7から独立した完全な円形孔に形成されている
ために、回転時におけるガタ付きが解消でき、座金14
により回転時における浮き上がりを阻止し、第2枢軸5
を中心とする円滑な回転を実現することができ、これに
よって止め金板4とケ−ス1との迫り合いと食い付きを
防止でき、耐久性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る止め金板の平面図で
ある。
【図2】 該止め金板の正面図である。
【図3】 該止め金板の右側面図である。
【図4】 該止め金板の背面図である。
【図5】 図2のA−A線断面図である。
【図6】 該止め金板を使用した平面ハンドル装置の正
面図である。
【図7】 該平面ハンドル装置の一部切欠き左側面図で
ある。
【図8】 該平面ハンドル装置の背面図である。
【図9】 図6のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 ケ−ス 2 ハンドル 3 第1枢軸 4 止め金板 5 第2枢軸 6 操作突子 6a 操作突子の先端角部 7 受動孔 8 押しボタン 9 受動孔の孔縁部 9a 係止凹部 10 受動孔の孔縁部 11 円形ボス部 12 軸孔 13 バネ座金 14 座金 15 おねじ 16 ハンドルの下端部 17 捻りバネ 18 止め金板の先端部 19 ボックス本体側の受金部 20 座金 21 ビス 23 第3枢軸 24 捻りバネ 25 押しボタンの下端部 26 押しボタンの上端部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケ−ス1に出没自在なハンドル2をケー
    ス正面に平行は第1枢軸3によってケ−ス1に枢着し、
    ケ−ス1の背面側に配置した止め金板4をケース正面と
    垂直な第2枢軸5によってケ−ス1に枢着し、第1枢軸
    3に近接したハンドル2の端部背面に設けた操作突子6
    を止め金板4の受動孔7に係合させ、第1枢軸3を中心
    にハンドル2がケース1から突出回転するとき、操作突
    子6によって止め金板4を第2枢軸5を中心に回転させ
    るようにした平面ハンドル装置に使用されるものであっ
    て、ハンドル2がケース1に没入しているときに操作突
    子6が当接する受動孔7の孔縁部9と、ハンドル2がケ
    −ス1から突出回転するときに操作突子6が当接する受
    動孔7の孔縁部10とを、背面側に曲げ起こし加工し、
    操作突子6の先端角部6a入り込んで係合する係止凹部
    9aを孔縁部10に削り加工してなる平面ハンドル装置
    の止め金板。
  2. 【請求項2】 ケース10の背面に突設した円形ボス部
    11が嵌め込まれる軸孔12を受動孔7から独立した切
    欠なしの円形孔として設け、座金14を通してボス部1
    1のねじ孔にビスよりなる第2枢軸5をねじ込むように
    した請求項1に記載の止め金板4。
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