JP2968856B2 - 置換シクロブタンの製造方法 - Google Patents

置換シクロブタンの製造方法

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JP2968856B2
JP2968856B2 JP3109870A JP10987091A JP2968856B2 JP 2968856 B2 JP2968856 B2 JP 2968856B2 JP 3109870 A JP3109870 A JP 3109870A JP 10987091 A JP10987091 A JP 10987091A JP 2968856 B2 JP2968856 B2 JP 2968856B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、置換シクロブタンの製
造方法および抗ウイルス性ヌクレオシド同族体を製造す
るための中間体としてのその使用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンヌクレオシドの或る種の置換シク
ロブタン同族体が抗ウイルス活性を有することが最近開
示されている。ザーラーら、特開平 2-780;イチカワ
ら、特開平2-131473;スルサーチクら特開平2-6478;お
よびノーベックら、特開平 3-47169参照。特に、式
(I)の(1′α,2′β,3′α)−異性体は有用な
抗ウイルス性化合物であると開示されている。
【0003】
【化27】 式(I)の(1′α,2′β,3′α)−異性体および
関連のビスヒドロキシメチルシクロブチル置換プリン
は、たとえば式(II)の trans異性体のような中間体を
介して製造されている。スルサーチクら、前出;Honjo
ら、Chem. Pharm.Bull. 37 1413 (1989) ;およびノー
ベックら、前出参照。
【0004】
【化28】 しかしながら、式(II)の trans異性体を製造しようと
しても、ラセミ化合物ができてしまい、ひいては式
(I)のラセミ型(1′α,2′β,3′α)−異性体
が生じる。
【0005】Katagiriら、Chem. Parm. Bull.38 288 (1
990) はたとえば式(III)のラセミ型(1α,2β,3
α)−異性体のような中間体を開示しており、これらも
式(I)のラセミ型(1′α,2′β,3′α)の製造
に有用である。
【0006】
【化29】 しばしば、化合物の(+)−エナンチオマおよび(−)
−エナンチオマは異なる生理活性を有する場合がある。
したがって、式(I)の(1′α,2′β,3′α)−
異性体の実質的に純粋なエナンチオマを製造する方法を
与えることが有用である。
【0007】先駆体(trans(IV))から trans(II)の実
質的に純粋なエナンチオマへの製造方法が、Hayashi ら
によって開示されている[Chemistry Letters, 793 (19
89) ]。この方法は、3−(3−(メトキシカルボニ
ル)−アクリロイル)− 1,3−オキサゾリジン−2−オ
ンと 1,1−ビス(メチルチオ)エチレンとの間の不整
[2+2]環式付加反応を含み、これはキラル性チタン
試薬によって触媒される。
【0008】
【化30】 この方法は、式(I)の(1′α,2′β,3′α)−
異性体の(+)−エナンチオマの製造に適用されている
[イチカワら、前出]。
【0009】ノーベックら(前出)は、式(I)の
(1′α,2′β,3′α)−異性体の(+)−エナン
チオマを製造するための先駆体として、(1R,2R)
− 1,2−ビス(メトキシカルボニル)−3−メチレンシ
クロプロパンの(+)−エナンチオマを使用することを
開示している。
【0010】
【課題を解決するための手段】今回、ルイス酸の存在下
におけるケテンチオアセタールとフマル酸のエナンチオ
マ上(enantiomerically)純粋なジエステルとの反応を介
し、エナンチオマ上純粋な trans(II)を製造すること
が見出された。特に、フマル酸のジ−(−)−メンチル
エステルもしくはフマル酸のジ−(+)−メンチルエス
テルとケテンジチオアセタールとのルイス酸触媒の存在
下における反応は、シクロブタンの実質的に純粋なエナ
ンチオマ、たとえばMenがメンチルを示し、Ra および
b が低級アルキル、シクロアルキル、フェニル、置換
フェニル、ベンジルもしくは置換ベンジルであり、また
はRa およびRb が一緒になって−(CH2 n −を示
し、ここでnが2もしくは3である trans(V)を与え
る。
【0011】
【化31】 フマル酸のジ−(−)−メンチルエステルから得られる
この trans(V)のエナンチオマを処理して、一般に反
応図式Iに要約するように式(I)の実質的に純粋な
(+)−(1′α,2′β,3′α)−異性体を得るこ
とができる。
【0012】
【化32】 反応図式Iの方法によれば、フマル酸のジ−(−)−メ
ンチルエステル1(ここでMenはメンチルの記号として
使用される)を、ルイス酸(たとえばトリアルキルアル
ミニウム、ジアルキルクロルアルミニウム、テトラアル
コキシチタニウムもしくはジアルキル亜鉛試薬、好まし
くは塩化ジイソブチルアルミニウム)の存在下に、ケテ
ンジチオアセタール2(ここでRa およびRb は低級ア
ルキル、シクロアルキル、フェニル、置換フェニル、ベ
ンジルもしくは置換ベンジルであり、またはRa および
b は一緒になって−(CH2 n −を形成し、nは2
もしくは3である)と反応させて、ジエステル3の実質
的に純粋な(−)−エナンチオマを得る。この反応は、
好ましくは低温(たとえば− 100〜−40℃、特に好まし
くは−78℃)にて、炭化水素溶剤、ハロゲン化炭化水素
溶剤もしくはジエチルエーテルなどのエーテル性溶剤ま
たはテトラヒドロフランのような非極性溶剤中で行なわ
れる。好適溶剤はヘキサンまたは芳香族溶剤、たとえば
トルエンもしくはトリメチルベンゼンを包含する。次い
で、ジエステル3を、好ましくは還元剤(たとえば水素
化リチウムアルミニウム)で処理してエナンチオマ上純
粋なジオール4まで転換させる。或いは、ジエステル3
を加水分解して対応の二酸を生成させることもでき、次
いでこの二酸を、たとえばボランのような還元剤で還元
してエナンチオマ上純粋なジオール4を得る。このジオ
ール4をヒドロキシ基を保護するのに適する試薬たとえ
ば塩化t−ブチルジメチルシリル(塩化TBS、R1
TBS)で処理し、次いでジチオケタールをたとえばN
−クロルスクシンイミド/硝酸銀のような試薬で加水分
解して、エナンチオマ上純粋な化合物5とする。この化
合物5をオキシム6まで変換させる(たとえばピリジン
のようなアミン塩基の存在下でヒドロキシルアミンもし
くはO−メチルヒドロキシルアミンで処理して)。得ら
れたオキシム6を、たとえばトリフルオロ酢酸の存在下
に硼水素化ナトリウムのような還元剤で処理すると、エ
ナンチオマ上純粋なアミン7を与える。このアミン7を
化合物8と反応させてピリミジン9を生成させる。蟻酸
の存在下における化合物9の還元(たとえば亜鉛または
2 およびたとえばPdのような触媒による)および還
化(好ましくは加熱による)、次いで塩基水溶液(たと
えばアンモニア水)での処理は、式Iの実質的に純粋な
(+)−(1′α、2′β,3′α)−異性体を与え
る。或いは、化合物9からアミンへの還元に続き、
(1)たとえばトリエチルオルト蟻酸塩および酸のよう
なホルミル化剤での処理および環化(好ましくは加熱に
よる)に続くアンモニアでの処理、並びに保護基の除
去;または(2)酢酸ジエトキシメチルでの処理および
環化に続くアンモニアでの処理、次いで酸による処理並
びに保護基の除去は、式Iの実質的に純粋な(+)−
(1′α,2′β,3′α)−異性体を与える。
【0013】同様にして、フマル酸のジ−(+)−メン
チルエステルから出発すれば、式Iの実質的に純粋な
(−)−(1′α,2′β,3′α)−異性体が得られ
る。
【0014】
【化33】 フマル酸(R3 O−は純粋な(+)−エナンチオマまた
は純粋な(−)−エナンチオマのアルコールR3 OH
(たとえばフェンコール、ボルネオール、α−ナフチル
エタノール、ミルタノール、ノポールなど)から誘導さ
れる)(ここでR3 は2+2環式付加反応にて対称選択
性(enantioselectivity)を誘発することができる)の他
のジエステル誘導体10も、エナンチオマ上純粋な化合物
4を与える。さらに、フマル酸のジアミドおよびジチオ
エステル誘導体11は、エナンチオマ上純粋なアミンもし
くはチオール(これらは2+2環式付加反応にて対称選
択性を誘発することができる)と共に、エナンチオマ上
純粋な trans12を生ずる。
【0015】さらに、他の適当に置換されたピリミジン
(たとえば5−アミノ− 4,6−ジクロルピリミジン)に
よる化合物8の置換は、たとえば化合物13および14のよ
うな他のプリンヌクレオシド同族体を生ずる。
【0016】本明細書で用いる「低級アルキル」という
用語は、1〜7個の炭素原子を有する直鎖もしくは分枝
鎖のアルキル基を意味し、限定はしないがメチル、エチ
ル、イソプロピル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチルなど
を包含する。
【0017】ここで用いる「シクロアルキル」という用
語は、環中に3〜7個の炭素原子を有する炭素環式基を
意味し、限定はしないがシクロプロピル、シクロブチ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル
などを包含する。
【0018】ここで用いる「アルコキシ」という用語
は、−OR2 (ここでR2 は低級アルキル基である)を
意味する。
【0019】ここで用いる「ハロ」という用語は、I,
Br,ClおよびFから選択されるハロゲン原子を意味
する。
【0020】ここで用いる「置換フェニル」という用語
は、独立して低級アルキル、アルコキシおよびハロより
なる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換
されたフェニル基を意味する。
【0021】ここで用いる「置換ベンジル」という用語
は、フェニル環が低級アルキル、アルコキシおよびハロ
よりなる群から独立して選択される1個もしくは2個の
置換基で置換されたベンジル基を意味する。
【0022】ここで用いる「ヒドロキシル保護基」とい
う用語は、合成過程に際し望ましくない反応からヒドロ
キシル基を保護することを目的とした基を意味する。ヒ
ドロキシル保護基は限定しないが置換メチルエーテル、
たとえばベンジル、トリフェニルメチル、メトキシメチ
ル、ベンジルオキシメチル、2−メトキシエトキシメチ
ル、2−(トリメチルシリル)エトキシメチルおよびテ
トラヒドロピラニル;置換エチルエーテル、たとえば
2,2,2−トリクロルエチルおよびt−ブチル;シリルエ
ーテル、たとえばトリメチルシリル、t−ブチルジメチ
ルシリルおよびt−ブチルジフェニルシリル;アシル
基、たとえばホルミル、アセチルおよびベンゾイル;並
びに他のヒドロキシル保護基、たとえばGreeneによる
「有機合成における保護基」第 10-71頁[J. Wiley & S
ons, 1981]に開示されたものを包含する。
【0023】たとえば化合物(I)を参照して用いられ
る名称「(1′α,2′β,3′α)」は、シクロブタ
ン環における位置1および2の置換基が互いにtransで
あり、さらにシクロブタン環における位置2および3の
置換基も互いに transであることを示す意味を有する。
【0024】
【実施例】以下、例示の目的で本発明を実施例により一
層詳細に説明するが、本発明は特許請求の範囲に定義さ
れたものであって、これら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0025】実施例1 (+)−9−([1′R,2′R,3′S]−2′,
3′−ビス(ヒドロキシメチル)シクロブチル)グアニ
ン 工程A:ジ−(−)−メンチル[1S,2S]− 3,3−
ビス(メチルチオ)シクロブタン− 1,2−ジカルボキシ
レート 50mlのヘキサンにおける3.27g(8.33ミリモル)のフマ
ル酸ジ−(−)−メンチルエステル[C. H. Heathcock
ら,J. Med. Chem., 32 : 197−202(1989) ]を−78℃
まで冷却した。この溶液にヘキサン中における塩化ジイ
ソブチルアルミニウムの 1.0M溶液20ml(2.5当量)を添
加し、この反応混合部を−78℃にて 0.5時間攪拌した。
−78℃における反応混合物に90分間かけて、ヘキサン15
mlにおける1g(8.33ミリモル)の 1,1−ビス(メチル
チオ)エチレンの溶液を滴下した。添加完了後、反応混
合物を−78℃にて1時間攪拌し、次いで反応を40mlの
1.0M塩酸水溶液の添加により−78℃にて停止させた。
層を分離して水層を50mlのヘキサンで抽出した。有機層
を合し、50mlの 1.0M塩酸水溶液と50mlの水と50mlのブ
ラインとで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾
過し、次いで減圧下に濃縮した。残留物をシリカゲル上
でヘキサン中の3%酢酸エチルで溶出させて精製し、
3.921g(収率92%)の標記化合物を得た。[α]D 23
=−25.7゜(c 0.44;ヘキサン; 1H NMR(CDCl3 )δ
0.5−2.0(36H,m,メントールH),2.05(3H,s),2.17(3H,
s),2.38(1H,dd) ,2.52(1H,dd) ,3.63(1H,ddd),3.75
(1H,d),4.7(2H,m) 。
【0026】工程B:[1S,2S]− 1,2−ビス(ヒ
ドロキシメチル)− 3,3−ビス(メチルチオ)シクロブ
タン 工程1Aの生成物(27.6g, 0.054モル)を100ml の乾
燥THFに溶解し、この溶液を乾燥THF200ml におけ
る 5.1gの水素化リチウムアルミニウムの懸濁物に窒素
雰囲気下で添加した。反応混合物を1時間にわたり加熱
還流させ、次いで0℃まで冷却した。反応混合物に、
5.1mlの水と 5.1mlの15% NaOH水溶液と15.3mlの
水とをゆっくり添加して反応停止させた。得られた混合
物を濾過し、残留物を熱アセトンで洗浄した。溶液を濃
縮して油状物を得、これをヘキサンに溶解させ、水で3
回洗浄した。水層を合してNAClを飽和させ、次いで
エチルエーテルで3回抽出した。MgSO4 で脱水し、
濃縮し、次いでCCL4 から再結晶化させて、 6.3gの
標記化合物を得た。[α]D 23=−29.85 °(c 1.01;
CH2 Cl2 );[α]D 20=−9.7 °(c 1.32;EtOAc)。
1H NMR(CDCl3 )δ2.02(1H,dd) ,2.05(3H,s),2.06(3
H,s),2.30(1H,dd) ,2.51−2.68(4H,m),3.57(1H,m),
3.75−3.85(3H,m),4.70(2H,m)。98.4%のエナンチオマ
過剰(e.e.)が、標記化合物のビス−(R)−α−メトキ
シ−α−(トルフルオロメチル)−フェニルアセチルエ
ステルの 1H NMR 分析により決定された。
【0027】工程C:[1S,2S]− 1,2−ビス
(((1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル)オキシメチ
ル)− 3,3−ビス(メチルチオ)シクロブタン 工程1Bの生成物(300mg,1.44ミリモル)を3mlの乾燥
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)に窒素雰囲気下
で溶解させ、0.34g(4.99ミリモル)のイミダゾールを
添加して溶解させた。この反応混合物を氷浴中で冷却
し、490mg(3.25ミリモル)の塩化t−ブチルジメチルシ
リルを1度に添加した。この反応混合物を氷浴を除去し
て室温に戻し、室温で1時間攪拌した。反応混合物を15
0ml のブラインで希釈し、3×20mlのヘキサンで抽出し
た。ヘキサン溶液を合して3×20mlのブラインで洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、次いで減圧下に濃
縮して591mg (収率94%)の標記化合物を得た。[α]
D 25=+19.1°(c 3.36;EtOAc); 1H NMR(CDCl3 )δ
0.004(12H,s) ,0.88(9H,s),0.89(9H,s),2.04(3H,
s),2.05(3H,s),2.00−2.08(1H,m),2.20(1H,dd) ,2.
26(1H,m),2.64(1H,ddd),3.58−3.64(3H,m),3.82(1H,
dd) 。
【0028】工程D:[2S,3S]− 2,3−ビス
(((1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル)オキシメチ
ル)シクロブタノン 方法1 硝酸銀(297g, 3.0当量)を5lの80%アセトニトリル
水溶液に室温で溶解させた。N−クロルスクシンイミド
(194g, 2.5当量)を添加し、得られた混合物を氷/塩
浴にて−6℃まで冷却した。重炭酸ナトリウム(123g,
3.8当量)を攪拌しながら冷却混合物に添加した。工程
1Cからの[1S,2S]− 2,3−ビス(((1,1−ジメチ
ルエチル)ジメチルシリル)オキシメチル)− 3,3−ビ
ス(メチルチオ)シクロブタン(254g, 0.583モル)を
そのまま5分間かけて上記の充分攪拌された混合物に添
加した。得られた混合物を約5分間にわたり攪拌し、そ
の際温度を−4℃以下に維持した。反応フラスコを窒素
でパージし、反応混合物を5分間にわたり465ml の飽和
亜硫酸ナトリウム水溶液で処理し、次いで1分間にわた
り465ml の飽和炭酸ナトリウム水溶液で処理し、次いで
465ml のブラインを1度に添加した。ヘキサン/塩化メ
チレン(1.5l,1:1)を添加し、混合物を1分間にわ
たり激しく攪拌した。この混合物をセライト(登録商
標)濾過助剤のパッドを介して濾過した。フィルタケー
キを十分にヘキサン−塩化メチレン(1:1)で洗浄し
た後、濾液の有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで脱水し、濾過し、次いで減圧濃縮した。残留
物にヘキサンを添加し、得られた混合物を濾過した。濾
液を、さらに精製することなく、次の工程で使用すべく
−20℃にて貯蔵した。 方法2 0.5ml の塩化メチレンにおける工程1Cからの[1
S,2S]− 1,2−ビス(((1,1−ジメチルエチル)ジメ
チルシリル)オキシメチル)− 3,3−ビス(メチルチ
オ)シクロブタン(100mg,0.23ミリモル)の溶液を、10
mlの80%アセトニトリル水溶液におけるN−ブロモスク
シンイミド(0.32mg, 1.8ミリモル)の充分攪拌された
溶液に0℃で滴下した。添加完了後、黄色反応混合物を
0℃にて5分間攪拌した。反応を飽和亜硫酸水素ナトリ
ウム水溶液の添加によって停止させ、水性混合物をヘキ
サン/塩化メチレン(1:1)で抽出した。有機層を重
炭酸ナトリウム水溶液と水とブラインとで洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、次いで減圧下に濃
縮して45mg(収率55%)の標記化合物を得た。MS D
CI−NH3 M/Z:376 (M+NH4 +
【0029】工程E:[2R,3S]− 2,3−ビス
(((1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル)オキシメチ
ル)シクロブタノン−O−メチルオキシム 540mlのピリジンにおける工程1Dの生成物である[2
S,3S]−2,3−ビス(((1,1−ジメチルエチル)ジメ
チルシリル)オキシメチル)シクロブタノン 415.3g
(1.16モル)の溶液を、 117g(1.2当量)のメトキシル
アミン塩酸塩に添加した。この反応混合物を室温にて1
時間にわたり機械攪拌し、次いでヘキサン中の4%アセ
トンで溶出させるシリカゲル上でのTLCによって検査
した。この反応混合物を出発物質がTLC分析により消
費されたと認られるまで攪拌し、次いで減圧濃縮した。
残留物を次いで酢酸エチル(1l)および水(0.5l)で
希釈した。得られた層を分離させ、水層を酢酸エチルで
抽出した。酢酸エチル溶液を合して水(250ml)で2回お
よびブライン(150ml)で1回洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで脱水し、濾過し、次いで減圧濃縮した。残留物を
1kgのシリカゲルカラムにおけるフラッシュクロマトグ
ラフィーにより精製し、ヘキサン中の10%ジエチルエー
テルで溶出させて 425g(収率94%)の標記化合物を得
た。[α]D 25=−25.8°(c 3.36;EtOAc)。
【0030】工程F:[1R,2R,3S]− 2,3−ビ
ス(((1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル)オキシメ
チル)シクロブチルアミン 4lのテトラヒドロフラン(THF)における 186.3g
(4.9モル)の硼水素化ナトリウムに、30分間かけて 376
ml(4.9モル)のトリフルオロ酢酸(TFA)を添加し、
その際に氷水冷却して温度を15℃未満に維持した。3l
のTHFにおける工程1Eからの[2R,3S]− 2,3
−ビス(((1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル)オキ
シメチル)シクロブタノン−O−メチルオキシム(400
g,1.03モル)を氷水冷却しながら添加して温度を20℃
未満に維持した。室温にて反応混合物を1晩撹拌した
後、これを濃縮し、塩化メチレン(3l)で希釈し、 4
00mlのブラインで少しずつ(冷却しながら)洗浄した。
濾過後、濾液の層を分離させ、水層を塩化メチレンで洗
浄した。塩化メチレン溶液を合してブラインで洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、次いで濃縮し
て粗製の標記化合物を得、これを次の工程に精製するこ
となく使用した。
【0031】工程G:[1R,2R,3S]−3−
((2′−アミノ−4′−ヒドロキシ−5′−ニトロ−
6′−ピリミジニル)アミノ− 1,2−ビス(((1,1−ジメ
チルエチル)ジメチルシリル)オキシメチル)シクロブ
タン 1lの乾燥DMFにおける工程1Fからの粗製生成物(4
09g)の溶液を、乾燥DMF1lにおける 197g(1.0当
量)の2−アミノ−6−クロル− 3,4−ジヒドロキシ−
5−ニトロ−4−オキソピリミジン[C. Temple ら、J.
Org Chem., 40: 3141-3142 (1975)に記載されたように
作成]および 217mlのトリエチルアミンと合し、この混
合物を室温にて1晩にわたり機械撹拌した。溶剤を減圧
蒸発させ、残留物を 2.5lの塩化メチレンに溶解させ
た。この塩化メチレン溶液を1×500ml の水で洗浄し、
濾過し、次いで濾液の層を分離させた。有機層を2×50
0ml の水で洗浄し、水層全体を塩化メチレンで逆洗し
た。有機層を合して 750mlのブラインで洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで脱水し、濾過し、次いで約 1/2の容積
まで濃縮した。無水エタノール(1l)を濃縮溶液に添
加し、この溶液を1lまで再濃縮した。次いで、エタノ
ール溶液を0℃まで2時間冷却し、濾過し、次いで濾過
ケーキをエタノール(200ml) で洗浄した。固体を吸引乾
燥し、次いで 500mlの水にスラリー化させた。スラリー
を濾過し、濾過ケーキを水(300ml) で洗浄し、ラテック
ス膜上で吸引乾燥した。固体を50℃にて24時間乾燥さ
せ、 270g(収率51%)の標記化合物をオフホワイト色
粉末として得た。
【0032】工程H:(+)−9−([1′R,2′
R,3′S]−2′,3′−ビス(ヒドロキシメチル)
シクロブチル)グアニン 工程1Gからの[1R,2R,3S]−3−((2′−ア
ミノ−3′,4′−ジヒドロ−5′−ニトロ−4′−オ
キソ−6′−ピリミジニル)アミノ− 1,2−ビス(((1,1
−ジメチルエチル)ジメチルシリル)オキシメチル)シ
クロブタン(80g, 0.156モル)を、 400mlの96%蟻酸
中にて 8.0gの炭素上の10%パラジウムのもとに4気圧
の水素で 1.5時間にわたり水素化した。触媒を濾過によ
って除去し、濾過ケーキを 150mlの蟻酸で洗浄し、濾液
を蟻酸により 600mlまで希釈した。濾液をハステロイボ
ンブに充填し、アルゴンを15分間吹込み、次いで 130℃
にて15時間にわたり加熱した。ボンブを排気し、冷却
し、次いでカニューレによってデカントした。層を分離
させ、上層を捨てた。次いで蟻酸を下層から減圧蒸発さ
せ、残留物を 250mlの水にスラリー化させた。水を減圧
除去し、 250mlの水を残留物に添加してスラリーを形成
させ、これを再び減圧蒸発した。残留物を 500mlの濃水
酸化アンモニウムで処理し、濃縮乾固させた。固体残留
物を 900mlの沸騰水に溶解し、 1.5gの活性炭(ダルコ
(登録商標)G−50)で処理した。この水溶液をオーブ
ン加熱されたブフナー漏斗を介し熱時濾過し次いで撹拌
しながら室温まで冷却させた。形成した結晶を濾過し、
冷水と 100mlのアセトンとで洗浄し、50℃で減圧乾燥し
て標記化合物をオフホワイト色の針状結晶として得た。
m.p. 322−324 ℃,[α]D 23=+26.0°(c 0.52;0.
5 M NaOH);MS DCI−NH3 M/Z : 266 (M+H)+ 1H NM
R (D2 O)δ2.17 (ddd,1H,J=J′=10Hz, J″=9Hz,H-
4′),2.16−2.28,2.58−2.66,2.69−2.78(3m,3H,
H-4′,H-2′,H-3′),3.72,3.74(2d,4H,J=6Hz, 2つ
のCH2 O),4.51 (ddd,1H,J=J′=J″=9Hz,H-1′),7.97
(s,1H,H-8) 。
【0033】実施例2 (−)−9−([1′S,2′S,3′R]−2′,
3′−ビス(ヒドロキシメチル)シクロブチル)グアニ
ン 工程A:ジ−(+)−メンチル[1R,2R]− 3,3−
ビス(メチルチオ)シクロブタン− 1,2−ジカルボキレ
ート フマル酸ジ−(+)−メンチルエステルを(+)−メン
トールと無水マレイン酸とからC. H. Heathcock ら、J.
Med. Chem., 32: 197-202 (1989) と同様に作成した。
実施例1Aと同様に、このジエステル 1.0gとビス(メ
チルチオ)エチレン 0.306gとを反応させて、1.31gの
粗製の標記化合物を得た。その 1H NMRデータは実
施例1Aの生成物と同一であった。
【0034】工程B:[1R,2R]− 1,2−ビス(ヒ
ドロキシメチル)− 3,3−ビス(メチルチオ)シクロブ
タン 10mlの乾燥THFにおける工程2Aからの粗成生物1.31
gの溶液に窒素雰囲気下で 6.3mlのLiAlH4 の1M
溶液を添加した。得られた混合物を1時間にわたり撹拌
還流させ、0℃まで冷却し、次いで0.24mlの水と0.24ml
の15%NaOH水溶液と0.72mlの水とを順次に添加して
反応停止させた。溶剤を減圧除去し、残留物を50mlずつ
の熱アセトンで2回洗浄した。脱水し(MgSO4 )、
次いでアセトン溶液を濃縮した後、残留物を30mlのヘキ
サンと30mlの水とに溶解させた。ヘキサン層を20mlの水
で2回洗浄し、水層を合し、塩化ナトリウムを飽和さ
せ、次いでエチルエーテルで3回抽出した。脱水し(M
gSO4 )、次いで濃縮して0.505gの右旋性の標記化
合物を得、これをジエチルエーテル/ヘキサンから再結
晶化した。[α]D 20=+8.98°(c 1.025;EtOHc)。 1
H NMRは実施例1Bの生成物と同一であった。
【0035】工程C:(−)−9−([1′S,2′
S,3′R]−2′,3′−ビス(ヒドロキシメチル)
シクロブチル)グアニン 実施例1の工程1C〜1Hを同様にして、工程2Bから
の生成物を標記化合物まで変換させた。m.p. 322−324
℃,[α]D 23=−24.4°(c 0.50;0.10 M NaOH);MS
DCI−NH3 M/Z : 266 (M+H)+ 1H NMR (D2 O)δ2.17
(ddd,1H,J=J′=10Hz,J=″9Hz, H-4′),2.16−2.28,
2.58−2.66,2.69−2.78(3m,3H,H-4′,H-2′,H-
3′),3.72,3.74(2d,4H,J=6Hz, 2つのCH2O),4.51
(ddd,1H,J=J′=J″=9Hz,H-1′),7.97 (s,1H,H-8) 。
以上、本発明を説明したが本発明はこれら開示された
実施例のみに限定されず、本発明の思想および範囲を逸
脱することなく多くの改変をなしうることが当業者には
了解されよう。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 C07D 473/18 C07D 473/18 C07M 7:00 (72)発明者 ステイーブン・エム・ハニツク アメリカ合衆国、イリノイ・60035、ハ イランド・パーク、グレンコウ・アベニ ユー・1403 (72)発明者 トーマス・ジエイ・ソーウイン アメリカ合衆国、イリノイ・60030、グ レイスレイク、ダブリユ・ハンテイント ン・サークル・17502 (72)発明者 エリザベス・エム・ドハーテイ アメリカ合衆国、イリノイ・60202、エ バンストン、ヒンマン・737、アパート メント・2・イー (56)参考文献 特開 平3−95165(JP,A) J.Chem.Soc.,Chem. Commun.,1989,p.1919−1921 (1989) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) CA(STN) EPAT(QUESTEL) REGISTRY(STN)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: 【化1】 [式中、Rは水素またはヒドロキシル保護基である]
    を有する化合物の実質的に純粋なエナンチオマを製造す
    るに際し、 (a) フマル酸のジ−(−)−メンチルエステルを
    式: 【化2】 [式中、RおよびRは低級アルキル、シクロアルキ
    ル、フェニル、置換フェニル、ベンジルもしくは置換ベ
    ンジルであり、またはRおよびRは一緒になって−
    (CH−を形成し、ここでnは2もしくは3であ
    る]の化合物とルイス酸触媒の存在下に反応させ; (b) 得られたジエステルをジオールまで還元し; (c) 必要に応じヒドロキシル基を保護し;そして (d) ジチオケタールをケトンに加水分解することを
    特徴とする製造方法。
  2. 【請求項2】 Rが水素もしくはt−ブチルジメチル
    シリルであり、RおよびR がメチルであり、ルイ
    ス酸触媒が塩化ジイソブチルアルミニウムである請求項
    1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 式: 【化3】 [式中、Menはメンチルを示し、RおよびRは低級
    アルキル、シクロアルキル、フェニル、置換フェニル、
    ベンジルもしくは置換ベンジルであり、またはRおよ
    びRは一緒になって−(CH−を形成し、ここ
    でnは2もしくは3である]を有する実質的に純粋な
    (−)−エナンチオマ型の化合物を製造するに際し、フ
    マル酸のジ−(−)−メンチルエステルを式: 【化4】 のジチオケタールとルイス酸の存在下に反応させること
    を特徴とする製造方法。
  4. 【請求項4】 RおよびRが低級アルキルである請
    求項3に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 式: 【化5】 [式中、Menはメンチルを示す]を有する実質的に純粋
    な(−)−エナンチオマ型の化合物を製造するに際し、
    フマル酸のジ−(−)−メンチルエステルを 1,1−ビス
    (メチルチオ)エチレンとルイス酸触媒の存在下に反応
    させることを特徴とする製造方法。
  6. 【請求項6】 式: 【化6】 の化合物。
  7. 【請求項7】 式: 【化7】 を有するtrans化合物の実質的に純粋なエナンチオ
    マ。
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