JP2968816B2 - 複写機 - Google Patents

複写機

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JP2968816B2
JP2968816B2 JP2101651A JP10165190A JP2968816B2 JP 2968816 B2 JP2968816 B2 JP 2968816B2 JP 2101651 A JP2101651 A JP 2101651A JP 10165190 A JP10165190 A JP 10165190A JP 2968816 B2 JP2968816 B2 JP 2968816B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写機に係り、特に内部のセンサ類の検知結
果を数字、グラフなどの形態でハードコピー画像として
出力する複写機に関する。
〔従来の技術〕
特開昭58−200250号公報には、エントリーコードを自
動的に調べ、エントリーコードを検知すると自動検査ジ
ヨブシーケンスに入り、電子写真装置の通常動作の間選
択される動作パラメータを自動的に選択し、その動作パ
ラメータに基づいて、電子写真装置を作動させ作動結果
を表わす像を受動シートに形成する電子写真装置の自動
検査方法が開示されている。
また特開昭59−223462号公報には、複写機に電流測定
手段と測定結果表示手段とを設け、測定モードが入力さ
れると制御プログラムが複写機を駆動し、電源を測定し
てその結果を表示器に表示する記録体電流測定システム
が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の特開昭58−200250号公報では複写機の各サブシ
ステムの劣化度合を調べるために、各種テスト画像を自
動的に生成する方法が開示されている、しかし保守要員
は画像を観て不具合の判別の不具合個所の特定を経験的
な知識に基づいて行なう必要がある。一般に、複写機内
に設けられた各種センサ出力を監視すれば種々の不具合
が発見できる。例えば感光体電位センサの出力を調べれ
ば感光体の劣化度合がわかる。ただ多くの場合、オシロ
スコープやロジツクアナライザといつた各種計測器が必
要であり、装置の稼働現場に持ち込むのが大変であると
いつた問題がある。この点特開昭59−223462号公報で開
示された装置ではセンサの出力電流値などが正確に表示
され、改善されている。一方、センサそのものが故障す
る場合があり、上と同様にセンサ出力を監視し続ければ
経験から不具合を発見できる場合が多い。ただ測定装置
を用意しなければならない難点もまた同様である。また
多くの複写機ではセンサが故障したときにコンソールに
不良センサを表示して、不具合を容易に発見できるよう
にしている。ただこの方式は途中経過は掴めない問題が
ある。
いずれにしても画面表示方式では多くの関連する検知
データを調べるにはコンソールの画面操作が煩雑で、複
数画面にわたる場合には一方の画面内容を転記する必要
があつたり、転記ミスが起こりがちである。また例えば
感光体の電位センサなど、時間の関数として出力値を捉
えなくてはならない場合には大変である。
従つて検知器の出力がハードコピーとしてプリントア
ウトされれば、例えばオペレータが複写機の不具合を発
見したとき、関連する検知器出力記録紙を保守会社にフ
アクシミリ等でそのまま送ることができる好都合であろ
う。
さらに出力形態がオシロスコープ波形のように時間関
数表現にしたり、互いに関連する情報が有機的にわかり
易くまとめてプリントアウトされれば保守担当者にとつ
て不具合の原因発見や品質状況の把握が素早くできるで
あろう。
さらに望ましくは検知対象の元の情報(生情報)もし
くはこれに準ずるもの、例えば原稿サイズ検知の検知対
象物である原稿の元の情報に近いコピー像と検知器の出
力値とを関連付けて記録すれば解析作業がやり易くな
る。
そこで、本発明は領域指定画像処理手段を含む複写機
において、サイズ検知器や色検知器など原画の検知に関
わる検知器の検知結果と原画情報を併せて記録出力する
ことで、視認性を向上し、検知器の品質レベル判定をよ
り容易にすることを目的とする。
〔目的を達成するための手段〕
前記目的は、原画槽を画素に分解して読み取る画像読
み取り手段と、センサ手段と、画像読み取り手段が読み
取った画像データに複数種類の画像処理を選択的に施す
ことが可能な画像処理手段と、該画像処理手段の処理を
画像位置に応じて選択的に付勢する領域処理付勢手段
と、画像データを可視像として記録媒体上に形成する画
像形成手段とを備えた複写機において、テストモード付
勢指令入力手段と、該入力手段にテストモード指令入力
があった場合に、上記センサ手段の検知結果を付勢し、
該検知結果の値を読み取り、読み取った値に基づいて文
字、数字、グラフ、図形などを含む解読可能な形状の領
域データを演算算出し、該領域データに基づき上記領域
処理付勢手段を付勢せしめる制御手段と、テスト対象の
センサが原稿情報検知手段である場合には、原画のコピ
ー画像とテスト結果データ画像とを関連付けて同一記録
紙上に記録する制御を実行するプログラムとを備えるこ
とによって達成される。
〔作用〕
前記手段によると、テストモード付勢指令入力手段に
テストモード指令が入力されると、制御手段が作動して
センサ手段の検知動作が付勢される。同様に、制御手段
によつてセンサ手段の検知結果が読み取られ、読み取つ
た値に基づいて文字,数字,グラフ,図形など解読可能
な形状の領域データが演算算出される。
そして、この領域データに基づいて制御手段は領域処
理付勢手段を付勢する。
その際、テスト対象のセンサが原稿情報検知手段であ
る場合には、制御手段によつて原稿のコピー画像とテス
ト結果データ画像とが関連付けられて同一記録紙上に記
録される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例が適用された
デジタルカラー複写機の構成を示すそれぞれ説明図およ
びブロツク図である。
これらの図において100はスキヤナ、200はイメージプ
ロセサ(IP)、400はメモリユニツト(MU)、600はプリ
ンタユニツト(PU)、700はシステムコントローラ(SCO
N)、750はコンソールユニツト(CU)、900はデイジタ
イザユニツト(DG)、950はソータユニツト(ST)、980
はADFユニツト(AD)、990は外部機器接続端子である。
先ず第1図,第2図を参照し、各ユニツトの概略機能
について述べる。
システムコントローラ(SCON)700は複写機システム
全体の制御を行なうもので、ストアドプログラム方式の
32ビツトマイクロコンピユータシステムである。CPUは
プログラムメモリ、ワークメモリ以外にスキヤナ100、
イメージプロセサ200、プリンタユニツト600、コンソー
ルユニツト750などの外部ユニツトと通信するためのイ
ンタフエイス手段やハードウエア割り込み処理を行なう
ための割り込みコントローラなどを有している。本ユニ
ツトは他のユニツトの状態を監視するとともに、コンソ
ールユニツト750から入力される各種コピーモードに応
じて機能すべき各ユニツトの動作仕様を決定し、コピー
処理が開始される前に動作パラメータを各ユニツトに送
信したり、また処理開始信号や処理の最中に必要な各種
リアルタイム信号を他ユニツトに供給する役目を持つ。
またワークメモリは課金管理情報などの重要な情報を蓄
えているので常に電源はバツテリでバツクアツプされて
いる。
スキヤナ(SC)100は原稿をRGBに色分解し、400dpi標
本化密度で標本化し、量子化レベルを8ビツトとする量
子化し、デイジタル画像信号をイメージプロセツサ(I
P)200または外部機器接続端子990に供給する。
イメージプロセツサ(IP)200はスキヤナ100または外
部機器接続端子900から供給されたRGB原画像信号に色補
正やデイザ処理など種々の処理を施し最終的にプリント
信号であるCMYKに変換する画像加工機能、原稿のサイズ
や特定部分の色を検知しシステムコントローラ700にこ
の情報を提供する画像検知機能、各種模様や数字パタン
を発生する画像発生機能がある。これら3つの機能を同
時に作用させることが可能で、例えばスキヤナ100の画
像中に数字パタンを合成した画像を次段のメモリユニツ
ト400に送り、最終的にプリンタユニツト600で合成画像
を得ることができる。なお、RGBはそれぞれRed,Green,B
lue,の略で、CMYKはそれぞれCyan,Magenta,Yellw,Black
の略である。
メモリユニツト(MU)400はCMYK4色の画像データをK
データに対してC,M,Yデータをそれぞれ所定時間遅延さ
せてプリンタユニツト600に供給する第1の動作モー
ド、CMY画像データを記憶する第2モード、第2モード
で記憶された画像データをKデータに対してC,M,Yデー
タをそれぞれ所定時間遅延させて読み出しプリンタユニ
ツト600に供給する第3の動作モードにいづれかを選択
的に付勢せしめることが可能な画像メモリ手段である。
第2モードを複数回動作させることで画像合成や部分的
に書換えることでコピー画像中にイメージプロセツサ20
6で発生した文字などを挿入することができる。
磁気デイスクユニツト(DD)500はSCONシステムコン
トローラ700のアプリケーシヨンプログラムや複数ペー
ジ分の画像データの格納が可能な大容量磁気デイスクド
ライブである。ドライブはa,bの2セツトより成り、a
はフロツピーデイスクドライブ、bはハードデイスクド
ライブである。
プリンタユニツト(PU)600はCMYK4色の記録ステーシ
ヨンを有するレーザプリンタで、イメージプロセツサ20
0から供給されるKデータ及びメモリユニツト400から供
給されるCMYデータに基づき転写紙上にフルカラープリ
ント像を形成する。
コンソール(CU)750は512×512ドツトマトリクスの
液晶表示手段と該表示手段の上に載せられた128×128個
のマトリクス状透明タツチスイツチ手段とで構成され
る。該表示手段には任意図形,文字の表示が可能でオペ
レータは本複写機からの出力情報を得ることができ、ま
た所定のアイコン表示上のスイツチをタツチすることで
所望の動作仕様を複写機に与えることができる。
デジタイザ(DG)900は0.2mm間隔でペン入力座標位置
情報を得るための手段で、オペレータが原稿の特定部分
を指定したり、文字列をコピー画像中に挿入するときの
挿入位置を入力するために備えられる。
ソータ(ST)950はコピー紙をソーテイングする手段
である。
ADF(AD)980は原稿をSCプラテン上に自動供給する手
段である。
外部機器接続端子(IF)990は例えば汎用コンピユー
タなどの外部機器に画像データを供給したり、外部機器
から画像データを受け取つたり、また各種情報を変換す
るための多ピン接続端子である。
スキヤナ100、メモリユニツト400、プリンタユニツト
600、コンソール750の構成、作用、動作については例え
ば特開昭64−25673で開示されている従来技術を用いた
ものなので説明を省く。またADF980、ソータユニツト95
0、デジタイザ900、磁気デイスクユニツト500、システ
ムコントローラ700に関しても従来からよく知られた技
術で構成されたユニツトであり、ユニツトの説明は省
く。以下本発明に関わるユニツトのさらに詳しい説明を
調べる。
(イメージプロセツサ200の説明) 第3図は実施例のイメージプロセツサの構成を示すブ
ロツク図、第4図は第3図の要部に共通な部分ブロツク
図である。
第3図で102はスキヤナ100または外部機器接続端子99
0からの入力RGB画像信号線である。201は次メモリユニ
ツト400へのCMYK出力信号線である。信号線102と信号線
201の間は後述の複数の処理回路が直列に設けられ、画
像データはパイプライン処理される。この間の回路の各
々は複数種類の処理を並列して実行する能力を有する。
また後で述べる領域指定処理が可能であるので、例えば
ある形状の領域のみを他と異なる処理を施すことで部分
的に特殊画像処理効果を得ることができ、領域形状が仮
に文字様であれば、原稿にそのような文字が存在しなく
てもあたかも文字のような視覚的効果を持つ画像をコピ
ー上に形成することも可能となる。
205は移動、変倍回路で画像の移動と拡大縮小処理を
行なう。
206は画像編集回路で画像のミラーリング、傾斜化、
モザイク化など各種編集を行なう。
207は空間フイルタ回路でRGB原画信号に対し平滑化や
2次微分や平均化などの操作を加える。フイルタ係数は
任意の値がシステムコントローラ700よりロードされる
ので画像の平滑化,平均化,鮮鋭化,濃度変換が図れ
る。
208はRGBガンマ補正、修正回路で原画像信号に応じた
階調補正やネガポジ反転処理を行なう。また本回路はテ
ーブルルツクアツプ方式であり、テーブルデータはすべ
てシステムコントローラ700により任意書換え可能であ
る。よつて濃度変換、コントラスト変換、ポスタリゼー
シヨンなどの階調省略、ソラリゼーシヨンと呼ばれる階
調の部分反転、テーブル値をすべて0にすることによつ
て空白化、テーブル値をすべて0以外の一定値にするこ
とによつてペイントなどの操作を行なうことができる。
209は色補正回路でRGB信号をCMYK信号に変換する。変
換演算のパラメータがシステムコントローラ700により
任意設定可能な構造であるので、色変換や単色化処理や
空白化や明度変換やカラーペイントを施すことができ
る。
210はCMYKガンマ補正回路でPRの濃度階調特性に適し
たガンマに修正する。機能的には208と同様である。
211はCMYK空間フイルタ回路でCMYK色別のフイルリン
グ処理を施す。機能的には207と同様である。
212はデイザ処理回路でデイザ処理を行なう。デイザ
パタンは任意設定可能であり、種々の網点密度、網点形
状、スクリーン角度の中間調処理を施すことができる。
上記各回路はそれぞれは複数内容の処理を並列して行
なう能力があり、複数処理の1つの結果の信号だけが次
段の処理回路に送られる。また複数処理の処理内容はそ
れぞれ可変であり、処理パラメータはシステムコントロ
ーラ700と接続されるバスライン202を通じてシステムコ
ントローラ700から処理回路205さらにデイザ処理回路21
2にダウンロードされる。例えば206の画像編集回路は4
種類の異なる色の影付け処理、2種のモザイク処理、1
種のミラーリング処理、無加工処理を並列して行なうこ
とができるが、モザイクのピツチ寸法、影の幅や色は動
作パラメータとしてシステムコントローラ700から編集
回路206に原稿走査に先立ちダウンロードされ、原稿走
査時には8種の処理結果の1つだけが207の空間フイル
タ回路に送られる。
この仕組みを第4図を参照して述べる。同図でindata
は当該回路に前段の回路から送られてくる画像データで
ある。よつて当該回路が色補正回路209以前ではRGBデー
タ、210以降ではCMYKデータと云うことになる。
p0からpmはm+1個の並列処理回路であり、同一の画
像データが入力される。これら並列処理回路の出力はpo
ut0からpoutmで表わされる。並列処理の個々について、
処理パラメータが予め決められている場合と、可変であ
る場合の2通りある。可変処理の場合は画像処理動作を
開始する前に動作パラメータがシステムコントローラ70
0に直結される内部バスbusを通じて内部のレジスタにロ
ードされる。
内部レジスタは一般に複数あるのでこれらの選択には
bus信号中のアドレス信号の一部をアドレスデコーダdec
でデコードし、デーコードされた信号線の各々を内部レ
ジスタの1つ1つに接続されることで構成される。
上記並列処理結果はマルチプレクサmupxのIN0からINm
に入力される。mupxはこれら複数組の入力データの中か
ら1組分だけをOUTに選択的に出力する。どの入力デー
タを選択するかはSEL端子の入力コードに依存し、0な
らIN0を、1ならIN1を、……mならINmをOUT端子に出力
する。
adecはルツクアツプテーブルである。物理的にはRAM
を用い、入力信号は該RAMのアドレス線につながれ、RAM
のリード出力データはDoutとして使われている。すなわ
ちa0(msb)からC(1sb)までの8ビツトの入力値に対
して所定の値をDout端子からmupxのSEL端子に出力す
る。出力する値は0からmの範囲である。ルツクアツプ
テーブル内容は、バス202と直結される内部バスbusを通
じシステムコントローラ700により任意書換え可能であ
る。
a0からa3の4ビツトは画像領域指定回路224から処理
選択信号である。C,CC,H,Pは自動画像領域認識回路223
からの認識信号である。Cは黒色文字部分と認識された
とき1でそれ以外は0の値を送つてくる。同様にCCは黒
以外の色文字が認識されたとき、Pは銀塩写真のように
連続階調画像が認識されたとき、Hは印刷や複写機のよ
うに網点画像が認識されたときにそれぞれ1の値とな
り、それ以外は0となる。従つてルツクアツプテーブル
adecの内容を適当な値に設定しておけば原画の種類や指
定の領域に応じてp0からpmでの処理結果を選択的に次の
画像処理回路に送り込むことができる。
この組合せは入力が8ビツトであるので256通りあ
る。また並列処理回路の数m+1が256個より少ないと
きにはテーブルデータはmより小さい数値を設定する。
このようなケースでは当然異なる入力に対して同一の出
力である場合があるし、m+1=256であつても同じデ
ータを設定する場合もある。
例えばabecの入力バイナリ値で1000XXXX(Xは1また
は0)でのテーブルデータを0としておけば黒文字部分
の処理は指定領域の如何に拘らず、pout0が選択され
る。XXXX0001でのデータを5と設定してあれば原画の種
類に拘らず処理選択信号が1のときにはp5処理結果が選
択される。
並列処理結果の選択は1画素単位で可能である。すな
わち1枚の原稿の中で任意の部分に任意に処理を施すこ
とが可能である。
第5図は第3図中の自動画像領域認識回路のブロツク
図、第6図は第3図中の画像領域指定回路のブロツク
図、第7図は第6図の領域レジスタの構成説明図、第10
図乃至第14図は実施例の動作の説明図である。
第5図に示す自動画像領域認識回路223は原画RGB信号
の1画素1画素について、4種の原画、黒文字、色文
字、写真、網点画像のどれに属するかを認識し、出力線
223aに出力する。認識のアルゴリズムについては本発明
の範囲にはないので詳しくは触れないが、画像濃度の微
分値、均一濃度部分の連続度、濃度分布の周期性、最低
濃度部分の連続性、空間周波数特性、同一濃度画素の連
接状態などをRGB各色毎に分析し、総合判定する。
第6図に示す画像領域指定回路224は224aで示す32ビ
ツト処理選択信号を処理回路205からデイザ処理回路212
に出力する。ただしこの中の1ビツト(最下位ビツトb
0)はメモリオーバライト信号としてメモリユニツト400
に対しても供給されている。本回路は原画の所望部分に
対して選択的に画像処理を切り替えるために出力信号を
発する機能を持つ。切り替えはやはり画素単位で可能で
ある。
画像領域指定回路224は2つの目的で使用される。1
つはオペレータがデイジタイザユニツト900を用いて所
望領域に特別な画像処理を加える場合であり、従来から
複写機のエリア指定処理としてよく知られている。もう
1つはオペレータが領域を指定せずともシステムコント
ローラ700がシステムコントローラ内部のメモリデータ
や検知回路の検知出力値やオペレータが入力する文字コ
ード情報に基づいて領域データを自動的に生成して、該
領域データを画像領域指定回路224にダウンロードし、
コピー紙上に該領域形状のペイントや空白化など特殊な
画像処理を施し、あたかも文字や図形やグラフのごとき
パタン画像を形成する場合である。
よつて該領域形状をアルフアベツト列や数字列や絵文
字にしておけばオペレータに意味ある情報が複写機より
オペレータにハードコピーの形態で提供されることにな
る。画像領域指定回路224については後で詳しく述べ
る。
221は原稿サイズ検知回路、222は原稿色検知回路であ
る。原稿走査によつて得られた検知結果はそれぞれの回
路に付属する内部レジスタ(ステイタスレジスタ)に蓄
えられ、システムコントローラ700はバス202を通じてい
つでもこれらのレジスタが参照可能である。
230はデータ圧縮回路でRGB画像データを圧縮し、その
結果を出力ライン501aを通して磁気デイスクユニツト50
0に送る。231は圧縮データの伸長回路で磁気デイスクユ
ニツト500から送られてくる圧縮画像データを元のRGB画
像データに復元し、変倍回路205に送る。
以上述べた各処理回路には回路別に、各回路の動作を
決定するレジスタ群(これを便宜的にコマンドレジス
タ、パラメータレジスタなどと称する)と各回路の動作
結果情報を蓄えるレジスタ群(これを便宜的にステイタ
スレジスタと称する)が備えられている。
バス202の構成は一般の32ビツトマイクロプロセサの
バスと同様である。即ちデータバス幅とアドレスバス幅
はそれぞれ32ビツトで、これに制御信号であるリード信
号とライト信号とを加えた合計66本の信号線を基本とす
る。アドレスバス信号はデコードされ処理回路と内部レ
ジスタの選択に用いられる。アドレスバスの上位23ビツ
トはイメージプロセツサ200内の図示しないデコーダで
デコードされ処理回路205−212,221−224,230,231の選
択に用いられる。アドレスバスの下位9ビツトは上記各
回路内部のそれぞれのデコーダでデコードされおのおの
回路内のコマンドレジスタ群及びステイタスレジスタ群
の中の1つのレジスタ選択を行なうために使われる。即
ち各回路は最大512個のレジスタを持つことができる。
これは一般的な周辺素子のチツプセレクト及びチツプ内
レジスタセレクトの手法と全く違わない。また回路選択
デコーダをシステムコントローラ側に設けてもよいのは
もちろんである。
従つてバス202を通して、システムコントローラ700は
処理回路内部のレジスタ群の中の1つを選択的に自由に
アクセスすることができる。つまりシステムコントロー
ラ700から観て各処理回路や内部レジスタはCPUバスに接
続されたメモリと同じとみなすことができる。よつてシ
ステムコントローラ700は各回路コマンドレジスタに動
作パラメータをダウンロードしたり、ステイタスレジス
タから処理結果の成否(エラー情報)やヤイズや色の検
知結果を得る処理をきわめて高速に実行できることにな
る。
(画像領域指定回路224の説明) 第6図は画像領域指定回路224のブロツク図である。
本回路には内部バスライン224−21が設けてあり、イメ
ージプロセツサ200のバスライン202に直結されている。
本回路には内部レジスタの類が複数あり、アドレスデコ
ーダがこれらの選択のために設けてあるが、図では省い
てある。
224−33は領域レジスタ群でa,b,c,dの4レジスタから
成る。この1つを第7図に示す。4個の領域レジスタは
すべて同一構造である。各レジスタのデータはシステム
コントローラ700によりロードされる。本レジスタのワ
ード長は32ビツトで、1枚のコピー画像を複数領域に分
割し、各領域別に異なる画像処理を施す際の領域処理選
択データを保持する役割を持つ。正確には前に述べたよ
うに、移動変倍回路205からデイザ処理回路212における
各回路での並列処理結果の1つを選択的に次段の回路に
送るときの選択データである。本レジスタは機能的には
各4ビツト毎に区切られ、その区切り単位で移動変倍回
路205ないし空間フイルタ回路211の各画像処理回路の処
理を選択するための選択番号が納められる。例えばビツ
ト12からビツト15は色処理回路209に接続されている。
なおビツト0だけは特殊でこの信号はデイザ処理回路21
2につながれると同時にメモリユニツト400にも出力され
る。メモリユニツト400は第2の動作モード(記憶モー
ド)であるとき、この信号が0であればオーバライトせ
ず、1であればオーバライトする。つまりメモリ内の画
像データを部分的に書き換える処理を行なう。
領域レジスタは4本であり、この中の1つのレジスタ
が画素単位に選択され、そのレジスタデータが画像処理
回路に出力されることで領域別の画像処理が可能にな
る。
224−34は32ビツト入力、2ビツト出力のマルチプレ
クサであり、この2ビツトが4個の領域レジスタの1つ
の選択信号として用いられる。
224−23はM1、224−24のM2はトグルメモリで1走査線
全画素分の前記領域レジスタ選択データを記憶する機能
を有する。各メモリは297ワード×32ビツト構成で、1
ワードで16画素分の該レジスタ選択情報を保持する。即
ち全メモリ量は400dpi(約15ドツト/mm)の画素密度で
画素毎に2ビツトの情報をもたせたときの1走査線の29
7mm分のメモリサイズ(297×16×2)に相当する。
M1とM2はトグルで動作し、一方が書き込み動作してい
る時は他方が読み出し動作を行なう。この切り替えは1
走査線単位である。
224−25は書き込み読み出しコントローラで、バス224
−21からの297ワード分の書き込みデータをM1またはM2
にバスサイクルに同期してAポートから書き込み、書き
込み中ではない一方のメモリからデータを読みだしBに
出力する機能を持つ。
224−22はフリツプフロツプで走査線毎に1回出力さ
れるライン同期パルスLSYNCで反転を繰り返す。この出
力は書き込み読み出しコントローラ224−25のX,Y書き込
み読み出し切り替え、即ちトグル信号として利用され
る。
VCLKは画素毎に1つ出力されるビデオ同期信号であ
る。
224−31は1/16分周期、224−30はリセツタブルカウン
タでこの2つで16画素毎にコントローラのBポートに与
えるメモリアドレスを生成する。つまりカウンタ224−3
0は1走査線の走査に先立つて発せられるLSYNCパルスで
クリアされ、VCLKが16入力される毎にカウントアツプさ
れ、0から296まで計数する。即ち0から296ワード目ま
でメモリリードアクセスを行い、メモリデータはBポー
トのデータ線Bdataを経由してマルチプレクサ224−34に
与えられる。
224−32は16進カウンタで、最初カウント0からVCLK
の1パルス毎にインクレメントされ、15までカウントア
ツプすると次のパルスでまた0に戻る。このカウント出
力値はメモリ出力1ワード32ビツトデータの中の連続す
る2ビツトを選択するための選択情報SEL信号として利
用される。単純に言つて32ビツトを2ビツトづつ16区間
に区切り、区切られた2ビツトを順に画素クロツクVCLK
に同期してレジスタ群224−33に供給する。
一方領域レジスタ群224−33側では、該供給される信
号が0のときはa、1のときはb、2のときはc、3の
ときはdを選択し、選択したレジスタ内のデータを224a
として画像処理回路205から212に送信する。
第10図は画像領域指定回路の動作を述べるための説明
図であり、これを参照しながら動作を説明する。図の98
2はコピー用紙、11,12……1m,……11は走査線である。
走査線の数は実際にはA3サイズで6720本あるが説明をわ
かりやすくするため図では少ない本数に書いてある。用
紙中で“4"字状の部分は1つの指定領域であり、この領
域以外(4の字形状除いた部分)は他のもう1つの指定
領域である。前者を領域1、後者を領域0と名付ける。
走査線11,12では領域0のみが存在するが、走査線13で
はX0からX1の画素は領域0、X1からX2の画素は領域1、
X2からX3の画素は領域3、X3からX4の画素は領域1、X4
からXnの画素は領域0に属する。この後しばらくの副走
査区間は主走査について同じ領域切り替えが継続し14の
走査線に達するとX0からX1の画素は領域0、X1からX2の
画素は領域1、X0からX1の画素は領域0と云うようにな
る。ここで領域0,1などの数字を領域番号と称すること
とする。
次に領域番号別に領域選択信号224aを発生し、領域選
択信号別に画像処理動作が行なわれることについて述べ
る。
領域指定回路224には、これらの領域番号列データが3
2ビツト×297ワードデータの形式で走査線毎にシステム
コントローラ700から与えられる。与えられたデータ列
は以前領域指定回路の項で述べたごとく、次のタイミン
グの走査線において、走査画素位置に応じてシリアルな
領域番号に展開し、領域レジスタ群224−33に与えられ
る。該レジスタ群の内部の制御手段の働きで該領域番号
に対応する領域レジスタ224−33のa,b,c,dの1つを選択
して、該レジスタ内のデータを処理選択信号224aとして
出力し続ける。つまりシステムコントローラ700が与え
るデータを2ビツト単位で区切り、走査画素位置に対応
させたとき、区切りられた2ビツトデータに対応する領
域レジスタ内のデータが走査位置に応じて出力されてく
る。
領域レジスタ群のデータはコピー動作が開始される前
に予めシステムコントローラ700からロードされてお
り、該レジスタ群の保持データを互いに異ならしておけ
ば領域番号別に異なる処理選択信号が得られる。また仮
に4つのレジスタデータが同一であれば結果として同じ
処理選択信号が得られる。
画像処理回路205からデイザ処理回路212は、処理選択
信号224aに応じて、各々の回路における複数並列画像処
理結果の中の1つを次段に出力して、指定領域別の画像
処理が行なわれることになる。最終的にはコピー982上
に領域0と1とで異なつた画像が得られるということに
なる。
詳細については再度述べると、コピー動作の前に先ず
システムコントローラ700からバス202を通して領域レジ
スタ224−33aないしdに4領域分、この例では2領域な
ので少なくともa,b2つのレジスタの画像処理内容に応じ
たデータを書き込む。コピー動作が開始されると、シス
テムコントローラ700は1走査線毎に297ワードの32ビツ
トデータを画像領域指定回路224に送り続ける。送られ
たデータはバス202を通してメモリM1またはメモリM2に
交互に書き込まれ、書き込まれるのと逆のメモリからは
16画素毎に1ワードずつ読み出され、読み出された1ワ
ード32ビツトデータは下位ビツトから2ビツト単位で区
切られその単位が画素クロツクに周期して224−33に供
給される。この2ビツトは224−33を構成するaからd
の1つを選択するので、例えば走査線13ではこの2ビツ
トデータ列の値をX0からX1の間は全て0、X1からX2の間
は全て1、X2からX3の間は全て0、X3からX4の間は全え
1、X4からXnの間は0にしておけばよい。なおシステム
コントローラ700が画像領域指定回路224に送るデータ単
位はこの2ビツトデータを16組並べた32ビツトデータで
ある。
また書き込まれたメモリM1,M2のデータは再書き込み
されるまで保持されるので領域番号データの同じ走査線
が継続するときは走査線ごとの297ワードデータの書き
込みを省ける場合がある。別の言い方をすると矩形のよ
うな単純な領域はシステムコントローラ700のデータ送
信処理は6720本の走査線の中でほんの数回でよいし、円
のように滑らかな曲線から成る領域を得るには殆ど走査
線毎に新しい領域データを送る必要がある。ただ同一の
単純な回路構成で円のような曲線領域処理を画素単位の
滑らかさで実現できる点を強調しておきたい。
(色補正回路209の説明) 第8図は第3図中の色補正回路のブロツク図、第9図
は第8図中の演算回路の説明図である。
第8図において209−10aないしdは4組の色補正演算
回路でそれぞれはRGB各ビツト入力に色補正演算を施
し、CMYK各8ビツトの値を出力する機能を持つ。
209−11は4組の演算回路からの出力データを選択的
に次段回路に送るためのマルチプレクサ回路で、SELは
その選択信号入力線である。
209−11は処理選択信号線で前に述べた画像領域指定
回路224の複数出力線224aのうちの色補正処理選択に関
する4ビツトb15−b12のラインに接続されている。
209−20はイメージプロセツサ200のバスと同じ機能を
有する内部バス、209−21はアドレスデコーダで内部レ
ジスタ選択機能を持つ。
4組の演算回路209−10aからdはすべて同じ構成をと
り、これを第9図に示す。本演算回路は係数レジスタ部
と積和演算部とからなる。係数レジスタはanxyの添え字
nは4種の並列複数処理a,b,c,dのいずれかを表わし、
xとyは色補正マトリクス計算の行番号と列番号であ
る。
色補正演算回路は以下の積和演算式を実行する。
この式は一般にマスキング方程式としてよく知られて
おり、係数の値を適当に設定することでCMYKのトナーに
含まれる不正成分を相殺して美しいフルカラー画像を得
ることができる。
またフルカラー原画をモノカラー化したり、色変換す
ることや原画に拘らず特定色で塗りつぶすペイントも可
能なことは式を観れば容易に判る。
例えばanx1からanx4の係数を同一にすればCMYK出力は
RGBに均一に依存し、モノカラー出力が得られる。ここ
でan1yからan4yの値を適当に選べばCMYKの配合割合が任
意に変えられる。また例えばan1yをある値にして、an2y
からan4yをすべて0とすればCのみの単色コピーが得ら
れる。
また一例としてan1 4,an2 4,an3 4,an44を0以外の値
とし、他のすべての係数0とすれば原画RGBデータには
全く依存せず、常に一定のCMYKデータが演算出力され
る。即ちペイントされる。ペイントの色は4つのanx1の
割合に依存し、例えばan1 4とan2 4が1で他が0ならC
とMが等量なので青でペイントされる。
係数レジスタは1組の演算回路に付16個、4組で合計
64であるがこれらのデータはシステムコントローラ700
で任意書換え可能である。
一例として10図の“4"の字状の部分をペイントし、残
りの部分は通常のフルカラー処理を施す場合について述
べる。先ずコピー動作の前にシステムコントローラ700
が、209−10aの16個の係数レジスタにはフルカラー処理
係数を、290−10bの16個のレジスタにはペイントの係数
を設定しておく。また領域指定回路の領域レジスタ224
−33aの色処理選択に関わるb15−b12の4ビツトに0、
同224−33bbには1を設定しておく。次にコピー動作が
開始された後は前の項で述べたように走査線毎に“4"の
字状に相当する領域切り替えデータ297ワードを送り続
ける。このようにすれば領域指定回路224から色補正回
路209に対して、第10図のx0で0、x1で1、x2で0、x3
で1、x4で0と云うように信号が送られ、4の字の内部
はペイントされ、残りは通常のフルカラー処理が施され
ることになる。
(色検知回路222の説明) 第26図は第3図中の色検知回路のブロツク図である。
同図において22−10はバス202に直結されている内部
バス、222−21a,b,c,dは色検知すべき副走査位置データ
を保持する位置レジスタ、222−20a,b,c,dは検知した色
情報を蓄える色レジスタである。本回路は222−21で指
定された副走査位置における4本の走査線のRGBデータ
を222−20にストアし、ストアしたデータはシステムコ
ントローラ700で任意読みだし可能な機能を持つ。また
位置レジスタ222−21にはシステムコントローラ700から
任意の値がセツト可能である。
スキヤナ100から送られて来るRGB信号は色レジスタ群
につながれている。各位置レジスタの内部にはLSYNCを
カウントするカウンタと該カウンタ出力値とレジスタに
セツトされている位置データとを比較照合するコンパレ
ータが内蔵されており、両者が一致したときに対応する
サフイツクスの色レジスタに対してデータ取り込み開始
のトリガ信号を発する。トリガされた色レジスタは1走
査線4752画素分のRGBデータを記憶する。システムコン
トローラ700は任意のレジスタを、任意時に読みだすこ
とが可能であるので4本の走査線の原画RGBデータを得
ることができる。
(領域指定と自動画像領域認識と複数画像処理の選択に
関する説明) 画像処理回路205からデイザ処理回路212について、各
々の処理回路は複数種類の処理を並列して実行し、その
中の1つの結果のみが次の処理回路に送り込まれること
は前に述べた。またどれが選択されるかについても、第
4図にadecに入力される8ビツトの信号に依存すること
を述べた。
この8ビツトの信号と選択の関係について再度詳しく
述べたい。要点は、従来はオペレータが画像処理内容を
指定できるのは指定領域の中部全ての画素に均一である
か、または自動画像領域認識結果に基づいて自動的に画
像処理内容が切り替えられると云うものであつた。これ
に対して、本方式では両者の信号の組み合わせた形式で
画像処理内容を決定できることである。
1)オペレータが原画像の全面に特定の加工を施す場合 例えば従来は全面に色変換処理を施すとすると、領域
内の網点階調画像も文字も全て色変換されていた。これ
に対し、本方式では階調画像部分に対しては同様に色変
換処理を施すが文字に対しては指定領域内であつても元
の色を保持したコピーを作ることも可能である。具体的
には以下のようにすればよい。
先ずコピーを開始する前に、第8図の209−10aの係数
レジスタ群には通常のフルカラー処理の値を、209−10b
の係数レジスタ群には色変換処理の値をシステムコント
ローラ700でセツトする。さらに209−30のルツクアツプ
テーブルのデータは、入力1000XXXXに対応して0、0100
XXXXに対応して0を、00XXXXXXに対応して1をセツトし
ておく。
次にコピー動作が開始された後は、色補正処理回路20
9のC,CC,H,P信号には自動画像領域認識回路223からは認
識した原画の種類に対応してC,CC,H,Pのいずれかの1ビ
ツトが1で残り3ビツトが0であるデータが送られてく
る。このとき209−10aと209−10bは並列に通常処理と色
変換処理を行なつている最中であり、いずれかの処理結
果が、209−30に入力される8ビツトの信号に従いでダ
イナミツクに切り替えられ、次段のCMYKガンマ補正回路
210に送られる。送られるデータはルツクアツプテーブ
ルの値が1なのは00XXXXXXのとき、即ち黒文字でも色文
字でもない部分である。このようにて絵柄部分のみが色
変換されたコピーが得られる。
2)オペレータが原画像の指定領域に特定の加工を施す
場合 例えば従来は領域をタブレツトで指定して指定領域内
に色変換処理を施すとすると、領域内の網点階調画像も
文字も全て色変換されていた。これに対し、本方式では
階調画像部分に対しては同様に色変換処理を施すが文字
に対しては指定両域内であつても元の色を維持したコピ
ーを作ることも可能である。具体的には以下のようにす
ればよい。
先ずコピーを開始する前に、第8図の209−10aの係数
レジスタ群には通常のフルカラー処理の値を、209−10b
の係数レジスタ群には色変換処理の値をシステムコント
ローラ700でセツトする。さらに209−30のルツクアツプ
テーブルのデータは、入力1000XXXXに対応して0を、01
00XXXXに対応して0を、00XX0000に対応して0を、00XX
0001に対応して1をセツトしておく。また第6図の領域
レジスタ224−33aの色補正回路に出力される4ビツトb1
5−b12の値を0に、224−33bには1をセツトしておく。
次にコピー動作が開始された後は、システムコントロ
ーラ700が領域指定回路224に対して色変換しない領域に
は0、色変換する領域には1である領域切り替えデータ
を走査線毎に送り続ける。すると色補正処理回路209の
領域指定信号a3:a0には当然色変換ないしの領域では
0、色変換対象領域では1のデータが送られてくる。ま
たこれとは独立に自動画像領域認識回路223からは認識
した原画の種類に対応してC,CC,H,Pのいずれかの1ビツ
トが1で残り3ビツトが0であるデータが送られてく
る。このとき209−10aと209−10bは並列に通常処理と色
変換処理を行なつている最中であり、いずれかの処理結
果かが209−30に入力される8ビツトの信号に従い、ダ
イナミツクに切り替えられ、次段のCMYKガンマ補正回路
210に送られる。送られるデータはルツクアツプテーブ
ルの値が1ないし00XX0001のとき、即ち指定両域内であ
りかつ黒文字でも色文字でもない部分である。このよう
にして指定両域内の絵柄部分のみが色変換されたコピー
が得られる。
これらはほんの一例であり、黒い文字だけの指定のモ
ノカラー変換、同白抜き(白色に変換)などなど、さま
ざまな加工ができる。また色補正回路209以外の回路で
も同様であり、移動変倍回路205では文字と絵柄部で異
なる倍率、画像編集回路206では文字に対してのみ傾斜
化処理を施し、絵柄部にはモザイク処理を施し、RGBガ
ンマ補正修正回路208では文字部にはラプラシアンフイ
ルタ、網点画像部にはスムージングフイルタ、色補正回
路209では色文字のみ反転処理で、黒文字はハイコント
ラスト処理、写真部はソラリゼーシヨン処理、網点画像
部は軟調化処理など可能なことは明らかである。
(コンソール750の説明) コンソールパネル750は図示しないスタートボタン750
−1、10キーボタン、クリアボタンなどのプツシユボタ
ン類とドツトマトリクス表示器750−10とその上に配さ
れた透明タツチスイツチ750−11とから構成される。複
写機の特定モードにおける表示状態を第27図に示す。75
0−10はドツトマトリクス表示器、750−11はその上に配
された透明マトリクス型タツチスイツチである。本図内
の7つの文字列及びボタン様の模様は750−10に表示さ
れているパタンである。ボタン模様はオペレータがタツ
チ入力可能であることを表わす。タツチして、複写機が
入力可能を可として認めた場合は左最上位のlogボタン
のように色が変わるようになつている。パネル表示体系
は階層化されており、bakボタンをタツチすれば1つ上
位の階層の画面が現われる同じ階層内で画面サイズの制
約で表示しきれない画原部分はmoreボタンのタツチで得
られる。この2つのボタン以外をタツチするとさらに下
の階層画面がある場合は下の階層画面が現われる。下に
階層がなく、そのボタンが最終指示ボタンである場合は
logボタンのように色が変わり、複写機は所定の動作を
開始する。
本画面は主に装置のメンテナンスに関わる人々が利用
する画面で、サービスモード画面、またこの画面に関わ
る複写機の動作状態をサービスモードと称する。ここで
logボタンはコピー枚数の集計や故障回路をコピー用紙
にプリントアウトするための指令ボタン、testボタンは
原稿色検知回路222や原稿サイズ検知回路221の検知結果
などをプリントアウトするための指令ボタン、adj.ボタ
ンは装置内部の各種調整個所、例えば帯電器19bk,c,m,y
の出力電圧の調整値などをプリントアウトするための指
令ボタン、sampleボタンはオペレータが指定可能な設定
値、例えばコピー濃度や色あいについてこれらの設定画
面(濃度設定画面や色あい設定画面)によらず、自動的
に変化させたコピーを1枚のコピー用紙中に作成するた
めの指令ボタン、dataボタンは通常コピー中に画像処理
パラメータを重ねてプリントアウトさせるための指令ボ
タン、c−dataボタンは通常コピー中にタイトル文字な
どを挿入するボタンである。
(サービスモードにおける各種動作の説明) 第15図ないし第22図は集計データ中の特定データのプ
リントアウトの説明図、第23図は各種集計データとその
流れ及びそれらのデータを取り扱うプログラムを示すデ
ータフロー図、第24図は集計データをプリントアウトす
る動作のフローチヤート、第25図は集計データをプリン
トアウトする動作のフローチヤート、第27図はコンソー
ルユニツトの表示画面を示す図である。
まずオペレータはコンソール階層的表示画面の中の第
27図に示すサービスモード画面を選択する。次にこの中
の希望する範疇のデータ指定ボタンをタツチし、スター
トボタンを押すことで各種データがプリントアウトされ
る。
<logボタンでの動作> 第23図で732pは装置全体の制御をするためのオペレー
テングシステムプログラム(以下OS)、731pは集計デー
タや調整設定値をプリントアウトするための出力プログ
ラム(このプログラム名をlogと呼ぶ)、730pは装置の
シーケンス制御や各種タイミング制御を行なう制御プロ
グラムである。
742dは集計データでOSプログラム732pがコピーや故障
の度にデータ更新や管理を行なう。741dは732pが731pに
渡す引数で、logプログラム731の処理の範疇を指定する
ための値が入れられる。745dは731pが732pに戻すリタン
値で、出力プログラム731pがOS732pに要求する内容の識
別コードやエラーコードが入れられる。744dは731pが73
0pに渡す動作制御のための制御データである。これらの
データはシステムコントローラ700内部のバツテリバツ
クアツプされたRAM内に存在する。743dは出力プログラ
ム731pが用いる文字発生用のパタンデータ、棒グラフ、
円グラフ、折線グラフなど各種グラフ発生用の基礎デー
タでROM内に格納してあり、例えば文字データはベクト
ル形式であり、ビツトマツプ形式と比べてきわめて少な
いデータ量で済み、また文字形状やサイズを任意変えて
出力することができる。
第15図および第17図の982は集計データの中から特定
のデータのみをプリントアウトするための原稿であり、
集計データのプリントアウトの例を第16図,第18図のプ
リントアウトの699に示す。第15図の原稿982と第16図の
プリントアウト699を対比すれば、原稿画像の中での白
黒パタン982aはプリントアウト699ではなくなり、他の
部分は拡大されてプリントアウト699上にコピーされ、
原画には存在しない699aは示す太い角型の数字列が新た
に挿入されている。該数字列は集計データが人を読める
ような数字形状に可視像化したものである。すなわちプ
リントアウト699は原画とを拡大画像と自動発生された
数字列の合成コピーである。以下動作について述べる。
第28図ないし第30図および第34図はプリントアウト例
を示す図、第31図ないし第33図および第35図はコンソー
ルユニツトの表示画面を示す図である。
第27図のlogボタンを押すとボタンの内側の色を変
え、log出力モードに移行したことがオペレータに判る
ようにしてある。以下第24図の処理を行なうことで第16
図または第18図のプリントアウトが得られる。本図を参
照すれば、オペレータはlogボタンを押した後で、第15,
17図に示すような原稿の中の1枚982を選び、スキヤナ
のプラテン2上に置き、後はスタートボタンを押すこと
で第15図または17図のようなプリントが得られる。
なおこれらの原稿982をログカードと称することとす
る。第15図は本複写装置がそれまでにコピーを形成した
サイズ別の枚数を出力するためのログカードで、原稿の
先端に8ビツトの白黒ハタンコード982aが付してあり、
また他の部分にはサイズ別集計データをプリントアウト
する際に合成してプリントするためのプレ印刷が施して
ある。カードの載置の方向は8ビツトパタンの並び方向
が走査線の走査方向になるようにする。第17図は同様に
部位別の故障集計出力のためのログカードでパタンコー
ド982aのコードが第15図のものとは異なつている。
スタートボタンを押すと、システムコントローラ700
のOSプログラム732pはこのとき、サービスモードのlog
動作であることを把握しているので、先ず引数741dを集
計データ出力の要求コードに設定してlogプログラム731
pをコールして、実行させる。なお1枚の集計データの
プリントアウトには、logプログラム731pは複数回コー
ルされ、実行する必要がある。logプログラム731pは複
数回のコールで異なる処理を行い、コール回数別の処理
内容は第25図に詳細が示される。
1回目コールされたlogプログラム731pは制御プログ
ラム730pに色検知動作に必要な制御変数744dを計算し、
渡す。また色検知回路222に、原稿の先端からパタン982
aまでの距離データを与える、つまり副走査位置データ
を222−21a,b,c,dの1つにセツトする。最後にOSプログ
ラム732pに原画走査動作の要求をリタン値745dとして返
す。
リタン値745dを受け取つたOSプログラム732pはスキヤ
ナ100にスキヤン動作指令を与え、原画1枚の読み取り
動作を完了した後再びlogプログラム731pをコールす
る。
第25図を参照すれば、2回目にコールされたlogプロ
グラム731pは、原稿走査を終えた色検知回路222の色レ
ジスタ222−20a,b,c,dの1つには前記副走査位置におけ
る1読み取り走査線全画素のRGBデータが蓄えられた状
態にあるので色レジスタ内のデータを読み、マークパタ
ンコードを調べ、コードの正,不正を判別する。原稿の
黒を1、白を0とすれば例えば第15図のコードは101001
01、第17図のコードは10110101と判別できるはずであ
る。コードが不正な場合はエラーコードをリタン値とし
て返す。不正な場合とは集計データの出力対象のコード
が検出できないのに対して、集計データのプリントアウ
トの数字ペイントの色をそれ以上(4種類以上)の種類
にして塗り分けたいなどと云うときに発生する。すなわ
ち例えば5種類の色のペイントの場合最初は3種類の色
のペイントと空白化、次に残り2種類のペイントと空白
化を施し、それぞれの別の色でペイントされた数字列パ
タンをメモリユニツト400で合成すればよい。
OS732pは、もしリタン値が前回のコール時の場合と同
様に画像処理要求であれば前と同じ処理を繰り返す。
リタン値がメモリユニツト400のCMY画像データと原画
のKデータの合成コピー要求であれば、スキヤナ100と
プリンタユニツト600に動作指令信号を出力し、またメ
モリユニツト400を第3の動作モードであるデータ読み
だしモードに付勢しておく。さらに動作開始後は制御プ
ログラム730pをコールしてメモリユニツト400内のCMYデ
ータと原稿のK(黒)データを合成した可視像を用紙69
9に形成する。なおデータは移動変倍回路205が2倍拡大
のパラメータが設定されているので原画K画像は拡大さ
れ、メモリユニツト400内のCMY画像はそのままで合成さ
れる。
上記実施例では原稿の読み取りステツプ、パタンコー
ド認識とCMY色の文字列発生及びメモリに記憶するステ
ツプ、原稿の再度読み取りによるK画像とメモリ内のCM
Y画像を読み出し、K画像とCMY画像を合成してプリント
アウトするステツプの最小限3つのステツプを要した。
これはシステムコントローラ700のプログラム実行速度
が比較的遅くても間に合うことと、もう1つ重要なこと
は前にも述べたように画像処理回路200の並列複数処理
の数、例えばペイント色数を超える画像を1枚の用紙上
に形成したいといつた要求を満たすためである。
もしこのような制限や要求がないときはもつと単純に
かつ素早く行なうことも可能である。つまり、メモリユ
ニツト400を第1のモード(CMYデータそれぞれの遅延動
作)に付勢し、スキヤナ100、プリンタユニツト600を動
作させる。スキヤナ100が原稿先端のパタンコード部892
aを走査し、色検知回路222に原画データ1走査線分が蓄
えられると直ちにこれを解読し、出力すべき集計データ
を判定する。集計値を記録すべき位置に副走査が進む直
前までに数字列パタン発生のための色処理パラメータ、
領域処理パラメータ設定、領域切り替えデータ生成処理
を完了し、数字列発生位置に達した後から原画走査の終
わりまでは領域切り替え信号を与え続ければよい。
またログカードのパタンコードに部門コードなどを含
ませておけば部門別の課金管理情報を出力することなど
もたやすいことである。図のパタンコードは説明を簡単
にするため白黒8ビツトのコードであるとしたが、色検
知回路222の色検知能力は4走査線分であるので、プラ
テン1にカードを載置するときの若干のずれを考慮する
にしても数百ビツトの情報を持たすことは容易であり、
カードを試行錯誤で偽造することなどは実質的に不可能
である。RGBの色別検知機能を活かしカードのパタン部
に色情報を持たせればさらに完ぺきである。
このようにしてログカードのコード部を複雑にしたと
きに、さらに違う操作方法で複写機内の情報742dをコン
ソール750に表示出力したり、プリントアウトすること
が可能となる。これには上に述べたように複雑なパタン
コード画像が一般のコピー対象原稿には確率的には殆ど
存在しないという性質を用いる。そしてコンソール画面
をこれまで述べたようなサービス画面に切り替えなくて
も、一般コピーモードのままで最初にまづ原稿情報読み
取りのための原稿走査を行い、パタンコード認識を行
い、ログカードでなかつたら第2回目の操作とともにコ
ピー画像を形成し、ログカードと判断されたときにはそ
こに含まれるID番号に該当する情報を出力するようにす
ればよい。原稿情報を読み取るための走査は一般にプレ
スキヤン方式と呼ばれ、現在も原稿サイズ検知のために
広く実施されている。
なおこれまでプリントアウトのパタン様態については
数字パタンの発生として述べたが第18図に示すごとくグ
ラフなど、要はオペレータにとつて正確で容易に判読可
能な形状や色や模様であることが肝要である。またこれ
らの様々な処理は回路205から212に適当なパラメータを
設定することで可能である。
<testボタンでの動作> オペレータが第27図のtestボタンをタツチすると、テ
スト対象の複数センサが表示され、この中の1つが指定
可能であるセンサ指定画面に変わり、testモードに移行
したことが判るようになつている。本モードは複写機の
各種検知手段の検知動作の精度の良し悪しがオペレータ
(サービスマン)が容易に判断できるように、検知手段
の動作結果をプリントアウトするモードである。
検知手段の対象として色検知回路222とサイズ検知回
路221と感光体の電位センサ44c,m,y,kを取り上げ、本モ
ードでのプリントアウト結果を第29図と第30図と第34図
に示す。
testボタンをタツチし、センサ指定画面を表示し、セ
ンサ指定ボタンの1をタツチした後、スタートボタンを
押せばシステムコントローラ700は指定されたテスト対
象のセンサの検知動作を付勢し、該センサの検知結果を
読み取り、プリントアウトする。
例えばセンサ指定画面でタツチ入力されたセンサが感
光体電位センサ44c,m,y,kであつたときは、システムコ
ントローラ70はプリンタユニツト600に1回の作像プロ
セス動作、電位読み取り指令のコマンドを信号線602を
とおして発し、これを終えた後でプリンタユニツト600
から電位検知の時系列データを受け取る。次にこのデー
タをグラフ、文字、数字様に展開するプログラムを実行
し、イメージプロセツサ200に白地に相当する画像処理
パラメータとグラフや文字になる部分の画像処理パラメ
ータをロードし、グラフ形状や文字,数字形状に相当す
る領域切り替えデータを算出しておく。次にイメージプ
ロセツサ200とプリンタユニツト600とを動作させ、イメ
ージプロセツサ200の領域指定回路には先に用意した領
域切り替えデータを順次出力して、第34図のプリントア
ウト699を形成する。
また例えばセンサ指定画面でタツチ指定されたセンサ
が原稿センサ類であつた場合には、スタートボタンが押
されるとスキヤナ100は都合3回走査を繰り返す。第2
回目と第3回目の原稿走査時にはこれと同期してプリン
タユニツト600も動作し、第2回目の走査完了時には第2
9図のプリントアウト699に示す色検知回路222の動作結
果が得られ、第3回目の走査完了時には第30図のプリン
トアウト699で示すサイズ検知回路221の動作結果が得ら
れる。なおスタートボタンを押す前に検知対象の原稿は
プラテン1の上にセツトしておく。
第29図を参照すると、色検知結果情報は699−10で示
すCtest1というテストコードのペイント文字列699−20
b,699−21b,699−22b,699−23bのそれぞれで示されるRG
Bの見出しと値から成るペイント文字列、699−20a,699
−21a,600−22a,699−23aで示される検知位置を中心と
する4角形のペイント枠として出力される。なおこれら
ペイントされる部分以外はプラテン1上の原稿と同じ画
像がコピーされる。すなわち原画と検知情報とが合成し
た画像が得られる。699−20aの中心は第1の検知位置と
一致しており、その色は検知した色でペイントされてい
る。699−20bは該検知結果データのRGB成分別の値であ
る。699−20aの中央(4角枠の内側)は原稿のコピーで
あるので、内側とペイント枠699−20aとを目視で比較
し、一致していれば検知回路が正しく動作したことが判
り、仮に異なつていれば色検知回路222や枠をペイント
する色処理回路209の故障が発見できる。このようなケ
ースではさらに699−20bのRGB別のペイントされた数字
列のデータを調べ、検知回路222が誤動作したかあるい
は色処理回路209が故障したかを特定できる。検知個所
はこの他3個所あり、前の部分と同様に情報が出力され
る。
第30図を参照すると、サイズ検知結果の情報は699−1
0で示されるテスト項目をペイントした見出し、699−21
で示されるプラテン1の平面形状を示すペイント枠、69
9−22b,cで示されるそれぞれ主走査方向と副走査方向に
関する検知結果のサイズ(画素数)を数字模様列にペイ
ントした部分、699−21aで示される該検知データをプラ
テン1ペイント枠699−21と同一の比例尺度でペイント
した部分である。
従つてオペレータがこれらペイントされた模様や数字
列とプラテン上の実際の原稿を比較すれば検知精度の良
否が判断できる。
また699−22dは原稿をプラテンペイント枠699−21と
同率の比例尺度でコピーした画像部分である。またプラ
テンペイント枠の1つの角とコピー画像の1つの角とを
一致させるべき移動変倍回路205を用いた像移動処理も
施してある。従つて図では699−22dは斜線を施してある
が実際は原画と同様の画像が見えるわけである。このよ
うにすればプラテン上の実際の原稿とプリントアウトと
を見比べる必要もなく、複数回異なる原画でテストする
場合にも後でまとめて調査するのに好都合である。
次に動作を述べる。
testボタンがタツチされるとシステムコントローラ70
0は予め決められた色検知位置の副走査位置パラメータ
を色検知回路222に与え、サイズ検知回路221内部にある
図示しないサイズレジスタをクリアする。
スタートボタンが押されるとシステムコントローラ70
0はスキヤナ100に走査開始指令を出力し、スキヤナ100
は原稿を走査する。走査を完了すると色検知回路222の
色レジスタ222−20a,b,c,dにはそれぞれ予め位置レジス
タ222−21a,b,c,dにセツトされた副走査位置に対応した
各1走査線分のRGBデータが蓄えられ、サイズ検知回路
のサイズレジスタには主走査方向の原稿サイズ値(画素
数)と副走査方向のサイズ値が検知結果としてセツトさ
れる。
これら色レジスタ222−21や図示しないサイズレジス
タの値はシステムコントローラ700が任意読み出し可能
であるので、これを読み出して一旦システムコントロー
ラ700内のワークメモリであるRAMに記憶する。しかる後
に色検知結果情報をコピー用紙上にプリントするための
処理を行なう。
情報のプリントアウトは領域指定回路224が数字列や
文字列や枠などの形状領域信号を出力し、これを受ける
色処理回路205が該領域を所定の色でペイントすること
で得られる。この処理については以前述べたlogボタン
における動作の場合と同様であるので詳しい説明は省
く。簡単に言うとシステムコントローラ700はワークメ
モリ内の色検知データから文字列や数字パタンや枠形状
を演算算出し、領域切り替えデータとしてワークメモリ
内に蓄える。また色処理回路205に通常処理とペイント
処理のパラメータを設定し、領域指定回路224の領域レ
ジスタには通常色処理選択とペイント処理選択番号をセ
ツトしておく。
上記処理を終えた後え、スキヤナ100には再び、プリ
ンタユニツト600には最初の動作開始指令を発し一連の
コピーサイクルを行なう。イメージプロセツサ200が画
像処理の最中にシステムコントローラ700は事前に用意
してあるワークメモリ内の領域切り替えデータを領域指
定回路224に走査線毎に更新しながら与え続ける。本サ
イクルが完了すると第29図に示すプリントアウト699が
得られる。
このあとワークメモリ内のサイズ検知データから生成
すべき数字列、文字列、枠の形状を演算し、前サイクル
と同様に色処理回路209、領域指定処理回路224にパラメ
ータをロードする。また変倍、移動回路205には所定の
倍率と移動量のパラメータをセツトする。
これらの準備処理が完了するとシステムコントローラ
700はスキヤナ100には第3回目の走査指令を発し、プリ
ンタユニツト600には第2回目のプリント走査指令を発
してコピーサイクルを実行し、第24図に示すプリントア
ウト699を得る。
<adjボタンでの動作> オペレータが第27図のadjボタンをタツチし、第19図
に示す原稿982をプラテン1に載置して、スタートボタ
ンを押すと第20図に示すようなプリントアウト699が得
られる。プリントアウト699は複写機の調整個所の調整
値を可視像として記録されたものである。例えば第20図
699aで示される4角形の模様はメモリユニツト400の第
1の動作モードにおけるM,Y,C画像データの基準遅延量
から変位、即ち遅延量の調整設定値を表わす目盛りやレ
ジスタタイミングの調整値の目盛りである。
原稿982はadjカードと称され、その先端には白黒のパ
タン、黒を1、白を0として8ビツトに相当するコード
が設けてある。adjカードは複数種類あり、それぞれは
互いにこのコードが異なるようにしてある。それぞれの
adjカードはこのコード部分982aの他に文字やメモリが
印刷されている。これら印刷部分はプリントアウト699
上に拡大コードされる。要するにadjカードの拡大画像
と調整値と対応付けられた内部で発生されたペイントパ
タンとの合成コピーがプリントアウト699として得られ
る。
操作手順と処理手順はlogボタンでの動作のケースと
殆ど同じである。即ち第23図のlogプログラム731pは調
整値を出力する機能も兼ね備えており、データ742dはこ
れら出力すべきデータを追加したデータ構造を採る。OS
プログラム732pはこれらのデータ742dを管理すると共に
logプログラム731pをコールする際に引数741dを集計デ
ータ出力のときとは異なり調整値出力の範疇であること
を示す値ではなくてはならない。これ以外は基本的には
<logボタンでの動作>と同様であるのでこれ以上の説
明は省略する。
<dateボタンでの動作> 第27図のdataボタンをタツチすると該ボタンの内側の
色が変わり、さらにもう1度タツチすれば元の色に戻
る。色が変わつている時はdataモードが付勢されている
ことを示す。これまで説明した他のサービスモードでは
原稿がコピーされることがあつてもそれが主目的ではな
く、内部の情報をペイント機能でプリントアウトするの
が大きな目的であつた。これに対して本モードでは通常
のコピー作業と同様に倍率や濃度や色あいなど調整しな
がらコピーを作りながら、これらの調整値をコピー画像
に付加することを狙いとしている。従つて第27図のコン
ソール画限でdataボタンの色が変わつた状態で、backボ
タンをタツチし、これより上位の階層画面に移行しても
dataモード属性は維持されたままとなるようにしてあ
る。dataモード属性が付いた状態で普通のコピー動作を
行なわすと、第28図のプリントアウト699に示すように
右上にこの場合は色あいの調整値699aがプリントされ
る。699aは他のモードと同様に色処理回路209のペイン
ト機能を用いたもので、699a以外の部分は全く通常の原
画コピー画像である。この例では色あい調整値のみが出
力され、濃度や倍率など他の調整値が出力されていない
のは標準値に設定されたままであるからである。全部出
力してもよいが煩雑である欠点が生じる。
<c−dataボタンでの動作> 第27図のc−dataボタンは左右2つの部分にかれ、左
側はコピー付加する文字情報を入力画面でアルフアベツ
ト、数字、記号ボタンを並べたタイプライターのキーボ
ードと同様の画面が現れ、付加すべき文字列が入力可能
である。右側をタツチすると第35図のような画面が現
れ、前記入力文字列のプリント様態を決定付ける文字列
修飾入力が可能となる。これらの画面を用いて入力され
た付加文字列は第28図699bのTITLEというパタンとな
る。
オペレータが最初第27図のc−dataボタンの左側をタ
ツチすると、文字列入力画面があらわれ、キーボード画
面以外にプリント位置をタブレツトで指定してください
というメツセージが表示されている。ここでオペレータ
はタブレツトでこれから入力する文字列の左上の1点を
入力し、続いてTITLEという文字列を入力する。次に同
画面内のbackボタンをタツチし第27図の画面に戻る。続
いてc−dataボタンの右側をタツチすれば第35図の文字
列修飾画面が現われる。ここで750−50で示されるプリ
ント用紙の範囲と先に入力した文字列750−52、同指定
位置750−51が表示され、確認可能である。文字の書体
や大きさなどはシステムコントローラ700がデフオルト
として持つ修飾情報で決定付けられている。このままで
よいときはスタートボタンを押せばこの文字列がコピー
画像に合成されたプリントが得られる。
もし変更したいときには第35図の修飾項目に対応する
x1,2,3,4修飾ボタンをタツチし、修飾操作を施す。第35
図で750−10bは文字列サイズを可変させるときの修飾項
目見出し、750−10cサイズの目盛りと現在値、750−10
と750−11は縮小、拡大ボタンである。
(自動画像領域認識の結果に基づくる画像処理内容の指
定) 自動画像領域認識結果に基づく画像領域別に画像処理
内容を異ならしめ得ることは前に述べた。従つてここで
はその異なる画像処理内用をいかに指示するかについて
記す。第31図はコンソール750の自動認識画像領域の領
域選択画面でC,CC,P,Hはそれぞれ黒文字、色文字、写
真、網点画像領域を表わすボタンである。この中で色が
反転しているボタンは標準画像処理以外の画像処理が施
されることを表わす。本画面で4つのボタンの1つをタ
ツチすればそのボタンが示す画像領域の処理内容指定画
面に移行する。
第32図は第31図の画面でCボタンを押したときに現わ
れる黒文字画像処理指定画面である。黒文字画像指定画
面であることは750−10aのCという表示で確認できる。
この画面でX1からX8のボタンは階調変換、色処理、空間
フイルタ処理などなど処理範疇別に細分された処理指定
ボタンである。これらのボタンの1つをタツチすると75
0−10bにそのボタンと同じ印、750−10cに目盛りと指
針、750−10,750−11はそれぞれ該指針を左右に動かす
ボタンである。メモリが中央にあれば標準処理であり、
左右に変位していれば非標準処理である。非標準処理が
指定された処理指定ボタンは色が反転する。またbackボ
タンをタツチし、第31図の画面に復帰した際に1つでも
非標準状態の画像処理項目があればその領域のボタン色
は反転した表示となる。
このようにして画像領域毎に、画像領域別の画像処理
範疇別に画像処理内容を指定、それを目視で確認するこ
とが可能になつた。
この後スタートボタンを押せば、システムコントロー
ラ700が所定の画像処理パラメータをイメージプロセツ
サ200にロードし領域別に異なつた画像処理のコピーが
得られる。
(自動画像領域認識の結果と指定領域の組合せによる画
像処理内容の指定) オペレータがデイジタイザタブレツト900を用いて領
域を指定すると領域形状はコンソール750に表示され
る。第33図は750−10hで示す円形領域を750−10jで示す
4角形領域の2領域を入力した場合である。これらの領
域にはシステムコントローラ750が自動的にa1,a2の名称
を付し、前記領域形状表示のおよそ中程に表示される。
この2領域以外の領域はa0という領域名が付けられ、同
様に705−10gのように表示される。
a0,a1,a3領域表示にタツチすると第31図の画面に変わ
り、特定の指定領域にあつてさらに4種類の自動認識画
像領域別の画像処理指定が開始できるようになる。第31
図は第33図の円形領域a1である750−10hをタツチしたケ
ースで、750−10fで示すa1表示で確認可能である。この
画面でC,CC,P,Hボタンにタツチすれば指定領域がない場
合と同様に第32図の画面処理範疇別の指定画面となり、
前と同様の操作を行なえばよい。
このようにして指定領域別に、特定指定領域内の黒文
字,色文字,写真,網点画像毎に異なる画像処理を指定
し、その結果であるコピー画像を得ることが可能であ
る。
〔発明の効果〕
これまでの説明で明らかなように、前述のように構成
された本発明によれば、検知器の検知結果と共に検知対
象物である原画の生データにほぼ近い原画のコピー画像
も互いに関連付けられた形式のハードコピー画像が得ら
れるので、検知器の検知エラー有無や検知レベル調べな
どの品質レベル判定を容易ならしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第35図は本発明の一実施例を説明するため
のもので、第1図は実施例が適用されたデイジタルカラ
ー複写機の説明図、第2図は実施例が適用されたデイジ
タルカラー複写機のブロツク図、第3図はイメージプロ
セツサのブロツク図、第4図は第3図の要部に共通な部
分ブロツク図、第5図は第3図中の自動画像領域認識回
路のブロツク図、第6図は第3図中の画像領域指定回路
のブロツク図、第7図は第6図中の領域レジスタの構成
説明図、第8図は第3図中の色補正回路のブロツク図、
第9図は第8図中の演算回路の説明図、第10図、第11
図、第12図、第13図および第14図は実施例の動作の説明
図、第15図、第16図、第17図、第18図、第19図、第20
図、第21図および第22図は集計データ中の特定データの
プリントアウトの説明図、第23図は各種集計データとそ
の流れ及びそれらのデータを取り扱うプログラムを示す
説明図、第24図は集計データをプリントアウトする動作
のフローチヤート、第25図は集計データをプリントアウ
トする動作のフローチヤート、第26図は第3図中の色検
知回路のブロツク図、第27図はコンソールパネルのドツ
トマトリクス表示器と透明タツチスイツチを示す説明
図、第28図、第29図および第30図はそれぞれプリントア
ウト例を示す説明図、第31図、第32図および第33図はそ
れぞれコンソールユニツトの表示画面の説明図、第34図
はプリントアウト例を示す説明図、第35図はコンソール
ユニツトの表示画面の説明図である。 100……スキヤナ、200……イメージプロセツサ、205…
…移動変倍回路、206……画像編集回路、207……空間フ
イルタ回路、208……RGBガンマ補正修正回路、209……
色補正回路、210……CMYKガンマ補正回路、211……CMYK
空間フイルタ回路、212……デイザ処理回路、221……原
稿サイズ検知回路、222……原稿色検知回路、224……画
像領域指定回路、230……データ圧縮回路、231……圧縮
データ伸長回路、400……メモリユニツト、500……磁気
デイスクユニツト、600……プリンタユニツト、700……
システムコントローラ、750……コンソールユニツト、9
00……デジタイザユニツト、950……ソータユニツト、9
80……ADFユニツト、990……外部機器接続端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/36 G03G 21/02 - 21/04 G03G 21/14 G03G 21/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原画槽を画素に分解して読み取る画像読み
    取り手段と、センサ手段と、画像読み取り手段が読み取
    った画像データに複数種類の画像処理を選択的に施すこ
    とが可能な画像処理手段と、該画像処理手段の処理を画
    像位置に応じて選択的に付勢する領域処理付勢手段と、
    画像データを可視像として記録媒体上に形成する画像形
    成手段とを備えた複写機において、 テストモード付勢指令入力手段と、 該入力手段にテストモード指令入力があった場合に、上
    記センサ手段の検知結果を付勢し、該検知結果の値を読
    み取り、読み取った値に基づいて文字、数字、グラフ、
    図形などを含む解読可能な形状の領域データを演算算出
    し、該領域データに基づき上記領域処理付勢手段を付勢
    せしめる制御手段と、 テスト対象のセンサが原稿情報検知手段である場合に
    は、原画のコピー画像とテスト結果データ画像とを関連
    付けて同一記録紙上に記録する制御を実効するプログラ
    ムと、 を備えていることを特徴とする複写機。
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