JP2966903B2 - 移動体搭載用ナビゲーションシステム - Google Patents

移動体搭載用ナビゲーションシステム

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JP2966903B2
JP2966903B2 JP2203592A JP20359290A JP2966903B2 JP 2966903 B2 JP2966903 B2 JP 2966903B2 JP 2203592 A JP2203592 A JP 2203592A JP 20359290 A JP20359290 A JP 20359290A JP 2966903 B2 JP2966903 B2 JP 2966903B2
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Japan
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Suzuki Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動体搭載用ナビゲーションシステムに係
り、とくに自動車、船舶および航空機等に好適な移動体
搭載用ナビゲーションシステムに関する。
〔従来の技術〕
従来の自動車等の移動体のナビゲーションシステム
は、移動している自分の現在位置を知るための現在地認
識手段と、地図情報に関するデータベースと、自分の現
在位置等を表示するための表示手段を備えている。一
方、この表示手段には電車等の公共の交通機関の時刻表
を表示させる機能は備えていない。従って、例えば、家
人や知人を送迎するために駅へ向かうとき、電車の発着
時刻を知りたい場合には日常的なやり方、すなわち予め
買い置きしておいた時刻表や簡易時刻表を検索する、と
いう手法が探られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例において、時刻表を調べる
場合には、該当する交通機関の時刻表を捜したり目的の
データを検索するのに時間を要するという不都合があっ
た。また、車中で時刻表を調べる場合には、移動中に読
みづらく、または運転者への負担となってしまう。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善
し、とくに車中で運転者および同乗者への負担が軽い状
態で簡単に希望駅の電車の発着時間をすぐに知ることが
できる移動体搭載用ナビゲーションシステムを提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明では、移動している自分の現在位置を
知るためにの現在地認識手段と、地図情報に関するデー
タベースと、現在地認識手段によって認識された現在位
置情報に基づいて地図情報データベースから現在位置付
近の地図情報を検索する制御手段と、この制御手段によ
って検索された現在位置付近の地図情報とは自分の現在
位置とを表示する表示手段とを備えている。しかも、公
共の交通機関の各駅の座標及び時刻表に関するデータベ
ースと、現在の時刻を知るための時計手段と、表示手段
に表示させたい項目を乗員が選択するための選択手段と
を備えている。
そして、制御手段が、現在地認識手段によって認識さ
れた現在位置に基づいて予め定められた範囲内に存在す
る駅を各駅の座標に基づいて抽出すると共に当該抽出さ
れた駅のうち現在位置から最寄りの駅または選択手段に
よって選択される駅を特定し且つ特定された駅の時刻表
のうち時計手段から出力される現在時刻以降の時刻表を
表示手段に表示させる機能を備えたという構成を探って
いる。これによって前述した目的を達成しようとするも
のである。
〔作用〕
通常は、現在地認識手段からの現在地情報により制御
手段は地図情報に関するデータベースから現在位置付近
の道路地図情報を検索し、表示手段にその道路地図と現
在位置とを重ねて表示している。
運転者あるいは同乗者により表示手段の時刻表表示メ
ニューが選択されると、自動選択指定の場合は、制御手
段で現在地認識手段からの自分の現在位置座標を求め、
その現在位置座標を中心とし予め設定された範囲内に存
在する各駅の座標を地図情報に関するデータベースから
検索し、例えば直線距離で現在位置に最も近い駅を計算
で求め、公共の交通機関の時刻表に関するデータベース
から現在の時刻以降のその駅の時刻表を読み出し、表示
手段に表示する。
さらに、自動選択指定ではない場合は、制御手段では
現在地認識手段からの自分の現在位置座標を求め、その
現在位置座標を中心に予め設定された範囲内に存在する
各駅の座標を地図情報に関するデータベースから検索
し、例えば、表示手段に表示する。そして、運転者ある
いは同乗者によって表示手段に表示された周辺の駅名の
中から希望する駅名が選択されると公共の交通機関の時
刻表に関するデータベースから現在の時刻以降のその駅
の時刻表を読み出し、表示手段に表示する。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第11図に基づ
いて説明する。
第1図の実施例は、移動している自分の現在位置を知
るための現在地認識手段50と、公共の交通機関の駅を含
む地図情報に関するデータベース60と、現在の時刻を知
るための時計手段30と、さらに公共の交通機関に時刻表
に関するデータベース10と、自分の現在位置や検索メニ
ューおよび時刻表等を表示させるための表示手段70と、
運転者あるいは同乗者が表示手段70に表示させたい項目
を選択するための選択手段20と、この選択手段20からの
指令に基づき現在地認識手段50や時計手段30や各データ
ベース10,60とから必要なデータを取り出し表示手段70
に表示させるための制御手段40とを備えるという構成を
採っている。
ここで、現在地認識手段50としては、地磁気センサー
や車輪速センサー、GP受信機等から構成されている。ま
た、地図情報に関するデータベース60は、メモリ容量が
大きいためにCDROMとして記憶されている。ただし、メ
ディアとしてこれに限定されるものではない。
さらに、時刻表に関するデータベース10は、変更が頻
繁に行われること及び電子手帳のようなパーソナル情報
機器とデータの共有ができるようにすることから、ICカ
ードとして記憶されている。ただし、記憶媒体としてフ
ロッピーディスク等、別のメディアを用いることもでき
る。
選択手段20としては、キーパッドあるいは表示手段70
に付加されたタッチスイッチ等が用いられている。表示
手段70は第2図に示されるように運転者や同乗者に見や
すい位置に設置されている。
また、制御手段40としては、マイクロコンピュータが
用いられている。そして、応答速度を速くするために、
あらかじめ各データベース10,60からメモリーに、第3
図に示されるように領域Iに各駅の位置座標を、領域II
には各駅の時刻データを格納しているアドレスを、領域
IIIには各駅の時刻データを記憶しておくことも可能で
ある。ただし、このデータフォーマットはこれに限定さ
れるものではない。また、応答速度を問題にしなけれ
ば、この都度各データベース10,60を読みに行くことも
可能である。
次に第1図の実施例の動作について第4図のフローチ
ャートにより説明する。
.通常は、現在地認識手段50からの現在地情報により
制御手段40は地図情報に関するデータベース60から現在
位置付近の道路地図情報を検索し、表示手段70にその道
路地図と現在位置とを重ねて表示している。
.運転者あるいは同乗者により選択手段20の時刻表表
示メニューが選択されると、製御手段40は時刻表表示ル
ーチンに移行する(第4図のS10)。ここで、制御手段4
0のメモリー領域Iに各駅の位置座標を記憶させる。
.目的の駅が指定されたかどうかチェックされる(第
4図のS20)。
.目的の駅が指定された場合は、制御手段40では時計
手段30から現在の時刻を求め、公共の交通機関の時刻表
に関するデータベース10から現在の時刻以降のその駅の
時刻表あるいはその駅を中心とした数駅の時刻表を読み
出し、制御手段40のメモリー領域IIおよびIIIに記憶さ
せるとともに第5図あるいは第6図に示されるように
(第5図,第6図では目的駅として浜松駅が指定された
場合を示している)表示手段70に表示する(第4図のS8
0)。特に、第6図のようにその駅を中心とした数駅の
時刻表が表示される場合には目的の駅のみの表示色を変
えるというように強調することも可能である。
.また、目的の駅が指定されない場合は、表示駅が自
動選択指定されたかどうかがチェックされる(第4図の
S30)。
.自動選択指定の場合は、制御手段40では現在地認識
手段50からの自分の現在位置座標を求め、第7図に示さ
れるようにその現在位置座標を中心とし予め設定された
範囲内(半径r)に存在する各駅の座標をメモリー領域
Iから検索し、第8図に示されるように直線距離で現在
位置に最も近い駅を計算で求める。例えば、現在位置座
標を中心とし予め設定された範囲内にA駅のB駅が存在
する場合は、自分の現在位置座標を(XP,YP)、A駅座
標を(XA,YA)、B駅座標を(XB,YB)とすると、自分
の現在位置とA駅との間の直線距離RPAは{(XA−X
P)+(YA−YP)1/2で、自分の現 在位置とB
駅との間の直線距離RPBは{(XB−XP)+(XB−
XP)1/2で求められる。そして、RPAとRPBのうち
小さいほうを選ぶ(第4図のS40)。
.公共の交通機関の時刻表に関するデータベース60か
ら現在の時刻以降ので選択した駅の時刻表を読み出
し、制御手段40のメモリー領域IIおよびIIIに記憶させ
るとともにと同様にして表示手段70に表示する(第4
図のS50)。
.さらに、目的の駅が指定されず、自動選択指定でも
ない場合は、制御手段40では現在地認識手段50からの自
分の現在位置座標を求め、その現在位置座標を中心に予
め設定された範囲内に存在する各駅の座標を地図情報に
関するデータベース60から検索し、第9図に示されるよ
うに表示手段70に表示する。そして、運転者あるいは同
乗者が表示手段70に表示された周辺の駅名の中から希望
する駅名を選択する(第4図のS60)。
.次に、公共の交通機関の時刻表に関するデータベー
ス50から現在の時刻以降ので選択された駅の時刻表が
読み出され、制御手段40のメモリー領域IIおよびIIIに
記憶させるとともにと同様にして表示手段70に表示さ
れる(第4図のS70)。
.以上のようにして希望の駅の時刻表が表示手段70に
表示され、運転者あるいは同乗者が表示内容を確認し、
選択手段20の道路表示を選択するかあるいは一定時間経
過すると時刻表表示ルーチンから抜けに戻る(第4図
のS90)。
次に、第2の実施例を第10図に示す。
第10図の実施例は、移動している自分の現在位置を知
るための現在地認識手段50と、公共の交通機関の駅を含
む地図情報に関するデータベース60と、現在の時刻を知
るための時計手段30と、さらに公共の交通機関の時刻表
に関するデータベース10と、自分の現在位置や検索メニ
ューおよび時刻表等を表示させるための表示手段70と、
操作メニューや時刻を発声させるための音声合成手段25
とスピーカ35,および運転者あるいは同乗者が表示手段7
0に表示させたい項目を選択するための選択手段20と、
この選択手段20からの指令に基づき現在地認識手段50や
時計手段30や各データベース10,60とから必要なデータ
を取り出して表示手段70に表示させるとともにスピーカ
35から発声させる内容を音声合成手段25に指示するため
の制御手段40とを備えるという構成を採っている。
ここで、現在地認識手段50、地図情報に関するデータ
ベース60、時刻表に関するデータベース10、選択手段2
0、表示手段70及び制御手段40は第1の実施例と同様の
ものと同一のものが使用されている。
音声合成手段25には、あらかじめいくつかの発声内容
を音声データがROM化されて記憶されており、制御手段4
0から発声させたい音声データが記憶されているアドレ
スあるいはチャンネルを指定し、発声スタート記号を音
声合成手段25に送ると、スピーカ35から指示した音声内
容が発声される。例えば、第1図に示されるように音声
データが記憶されているときは、「浜松駅東海道新幹線
上り 10時36分」と発声させたい場合には、チャンネ
ル1,7,8,26,10,16,26,21,12の順でチャンネルを指定す
る。
次に、第2の実施例の動作について説明する。
.通常は、現在地認識手段50からの現在地情報により
制御手段40は地図情報に関するデータベース60から現在
位置付近の道路地図情報を検索し、表示手段70にその道
路地図と現在位置とを重ねて表示している。
.運転者あるいは同乗者により選択手段20の時刻表表
示メニューが選択されると、制御手段40は時刻表表示ル
ーチンに移行する。ここで、制御手段40のメモリー領域
Iに各駅の位置座標を記憶させる。
.目的の駅が指定されたかどうかチェックされる。
.目的の駅が指定された場合は、制御手段40では時計
手段30から現在の時刻を求め、公共の交通機関の時刻表
に関するデータベース10から現在の時刻以降のその駅の
時刻表あるいはその駅を中心とした数駅の時刻表を読み
出し、制御手段40のメモリー領域IIおよびIIIに記憶さ
せるとともに第5図あるいは第6図に示されるように
(第5図,第6図では目的駅として浜松駅が指定された
場合を示している)表示手段70に表示する。特に、第6
図のようにその駅を中心とした数駅の時刻表が表示され
る場合には目的の駅のみの表示色を変えるというように
強調することも可能である。さらに、制御手段40は音声
合成手段25に表示内容をスピーカ35から発声させるよう
に指令を出す。
.また、目的の駅が指定されない場合は、表示駅が自
動選択指定されたかどうかがチェックされる。
.自動選択指定の場合は、制御手段40では現在地認識
手段50からの自分の現在位置座標を求め、第7図に示さ
れるようにその現在位置座標を中心とし予め設定された
範囲内(半径r)に存在する各駅の座標をメモリー領域
Iから検索し、第8図に示されるように直線距離で現在
位置に最も近い駅を計算で求める。例えば、現在位置座
標を中心とし予め設定された範囲内にA駅とB駅が存在
する場合は、自分の現在位置座標を(XP,YP)、A駅座
標を(XA,YA)、B駅座標を(XB,YB)とすると、自分
の現在位置とA駅との間の直距離RPAは{(XA−XP)
+(XA,YP)1/2で、自分の現在位置とB駅との
間の直線距離RPBは{(XB−XP)2+(YB−YP)
2}1/2で求められる。そして、RPAとRPBのうち小さ
いほうを選ぶ。
.公共の交通機関の時刻表に関するデータベース60か
ら現在の時刻以降ので選択した駅の時刻表を読み出
し、制御手段40のメモリー領域IおよびIIに記憶させる
とともにと同様にして表示手段70に表示する。さら
に、制御手段40は音声合成手段25に表示内容をスピーカ
35から発声させるように指令を出す。
.また、目的の駅が指定されず、自動選択指定でもな
い場合は、制御手段40では現在地認識手段50からの自分
の現在位置座標を求め、その現在位置座標を中心に予め
設定された範囲内に存在する各駅の座標を地図情報に関
するデータベース60から検索し、第9図に示されるよう
に表示手段70に表示する。そして、運転者あるいは同乗
者が表示手段70に表示された周辺の駅名の中から希望す
る駅名を選択する。
.次に、公共の交通機関の時刻表に関するデータベー
ス50から現在の時刻以降ので選択された駅の時刻表が
読み出され、制御手段40のメモリー領域IIおよびIIIに
記憶させるとともにと同様にして表示手段70に表示さ
れる。さらに、制御手段40は音声合成手段25に表示内容
をスピーカ35から発声させるように指令を出す。
.以上のようにして希望の駅の時刻表が表示手段70に
表示され、運転者あるいは同乗者が表示内容を確認し、
選択手段20の道路表示を選択するかあるいは一定時間経
過すると時刻表表示ルーチンから抜けに戻る。
次に、第3の実施例を第12図に示す。
第12図の実施例は、移動している自分の現在位置を知
るための現在地認識手段50と、公共の交通機関の駅を含
む地図情報に関するデータベース60と、現在の時刻を知
るための時計手段30と、さらに公共の交通機関の時刻表
に関するデータベース10と、自分の現在位置や検索メニ
ューおよび時刻表等を表示させるための表示手段70と、
操作メニューや時刻を発声させるための音声合成手段25
とスピーカ35,および運転者あるいは同乗者が表示手段7
0に表示されたい項目を選択するときに音声入力するた
めのマイク55と、マイク55からの音声入力データが何で
あるかを判断し制御手段40にその認識結果を報告するた
めの音声認識手段45と、このマイク55からの音声指令に
基づき現在地認識手段50や時計手段30や各データベース
10,60とから必要なデータを取り出し表示手段70に表示
させるとともにスピーカ35から発声させる内容を音声合
成手段25に指示するための制御手段40とを備えるという
構成を採っている。
ここで、現在地認識手段50,地図情報に関するデータ
ベース60,時刻表に関するデータベース10,表示手段70及
び制御手段40は、第1実施例と同様のものが使用されて
いる。
音声認識手段45にはあらかじめ選択メニューの内容が
運転者あるいは同乗者の声で登録されている。ただし、
この登録データは絶対的なものではなく、あらかじめメ
ーカでROM化されたものを用いることも可能である。そ
して、マイク55から入力された音声データと登録データ
を比較し、一番似ているものを認識結果として出力する
ようになっている。
次に、この第3実施例の動作について説明する。
.通常は、現在地認識手段50からの現在地情報により
制御手段40は地図情報に関するデータベース60から現在
位置付近の道路地図を検索し、表示手段70にその道路地
図と現在位置とを重ねて表示している。
.運転者あるいは同乗者により時刻表表示メニューが
選択されマイク55から音声入力されると、音声認識手段
45では音声入力データとあらかじめ登録されている音声
データとが比較され、音声入力データが何であるのかの
判断が行われ、制御手段40に認識結果が報告される。正
しく認識されると制御手段40は時刻表表示ルーチンに移
行する。
ここで、制御手段40のメモリー領域Iに各駅の位置座
標を記憶させる。
.目的の駅が指定されたかどうかがチェックされる。
.目的の駅が指定された場合は、制御手段40では時計
手段30から現在の時刻を求め、公共の交通機関の時刻表
に関するデータベース10から現在の時刻以降のその駅の
時刻表あるいはその駅を中心とした数駅の時刻表を読み
出し、制御手段40のメモリー領域IIおよびIIIに記憶さ
せるとともに第5図あるいは第6図に示されるように
(第5図,第6図では目的駅として浜松駅が指定された
場合を示している)表示手段70に表示する。特に、第6
図のようにその駅を中心とした数駅の時刻表が表示され
る場合には目的の駅のみの表示色を変えるというように
強調することも可能である。さらに、制御手段40は音声
合成手段25に表示内容をスピーカ35から発声させるよう
に指令を出す。
.また、目的の駅が指定されない場合は、表示駅が自
動選択指定されたかどうかがチェックされる。
.自動選択指定の場合は、制御手段40では現在地認識
手段50からの自分の現在位置座標を求め、第7図に示さ
れるようにその現在位置座標を中心とし予め設定された
範囲内(半径r)に存在する各駅の座標をメモリー領域
Iから検索し、第8図に示されるように直線距離で現在
位置に最も近い駅を計算で求める。例えば、現在位置座
標を中心とし予め設定された範囲内にA駅とB駅が存在
する場合は、自分の現在位置座標を(XP,YP)、A駅座
標を(XA,YA)、B駅座標を(XB,YB)とすると、自分
の現在位置とA駅との間の直線距離RPAは{(XA−X
P)+(YA−YP)1/2で、自分の現在位置とB駅
との間の直線距離RPBは{(XB+XP)+(YB−Y
P)1/2で求められる。そして、RPAとRPBのうち小
さいほうを選ぶ。
.公共の交通機関の時刻表に関するデータベース60か
ら現在の時刻以降ので選択した駅の時刻表を読み出
し、制御手段4のメモリー領域IIおよびIIIに記憶され
るとともにと同様にして表示手段70に表示する。さら
に、制御手段40は音声合成手段25に表示内容をスピーカ
35から発声させるように指令を出す。
.また、目的の駅が指定されず、自動選択指定でもな
い場合は、制御手段40では現在地認識手段50からの自分
の現在位置座標を求め、その現在位置座標を中心に予め
設定された範囲内に存在する各駅の座標を地図情報に関
するデータベース60から検索し、第9図に示されるよう
に表示手段70に表示する。そして、運転者あるいは同乗
者が表示手段70に表示された周辺の駅名の中から希望す
る駅名を選択し、マイク55から音声入力する。音声認識
手段45では音声入力データとあらかじめ登録されている
音声データと比較され、音声入力データが何であるかの
判断が行われ、制御手段40に認識結果が報告される。
.次に、公共の交通機関の時刻表に関するデータベー
ス50から現在の時刻以降ので選択された駅の時刻表が
読み出され、制御手段40のメモリー領域IIおよびIIIに
記憶させるとともにと同様にして表示手段70に表示さ
れる。さらに、制御手段40は音声合成手段25に表示内容
をスピーカ35から発声させるように指令を出す。
.以上のようにして希望の駅の時刻表が表示手段70に
表示され、運転者あるいは同乗者が表示内容を確認し、
マイク55から道路表示を選択する音声入力をおこなうか
あるいは一定時間経過すると時刻表表示ルーチンから抜
けに戻る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によると、移動している自分の現
在位置を知るための現在地認識手段と、公共の交通機関
の駅を含む地図情報に関するデータベースと、現在の時
刻を知るための時計手段と、さらに公共の交通機関の時
刻表に関するデータベースと、自分の現在位置や検索メ
ニューおよび時刻表等を表示するための表示手段と、運
転者あるいは同乗者が表示手段に表示させたい項目を選
択するための選択手段と、この選択手段からの指令に基
づき現在地認識手段や時計手段および各データベースか
ら必要なデータを取り出し表示手段に表示させるための
制御手段とを備えるという構成を採っているため、車中
で簡単な操作により、現在位置および現在時刻に応じた
希望の駅・希望の交通機関の発着時刻を知ることができ
る。これがため、操作負担が軽減されるため運転者は
運転に精神集中でき、時刻表を車内に常備する必要が
なく、車内の省スペース化や美観の向上に役立つ、タ
クシーやバス等の旅客車両では乗客へのすばやい対応が
できサービス向上に役立つ、タクシーの運転手にとっ
ては、電車の発着時間に合わせて駅へいくことができ、
駅での待ち時間を低減するのに役立つ、音声合成手段
や音声認識手段を併用することにより、さらに運転者は
表示手段を見る必要がなく、運転に精神集中でき交通安
全に役立つという従来にない優れた移動体搭載用ナビゲ
ーションシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図は第1図における表示手段の設置外観図、第3図は第
1図における制御手段のメモリーフォーマット図、第4
図は第1図の動作を説明するためのフローチャート、第
5図は表示手段への表示の第1の例、第6図は表示手段
への表示の第2の例、第7図は最寄りの駅を選択する方
法を示す説明図、第8図は現在位置と駅との直線距離を
求める方法を示す説明図、第9図は希望駅の選択要求画
面の1例を示す表示画面、第10図は本発明の第2の実施
例を示すブロック図、第11図は音声合成手段における音
声記憶データの1例、第12図は本発明の第3の実施例を
示すブロック図である。 10……時刻表に関するデータベース、20……選択手段、
30……時計手段、40……制御手段、50……現在地認識手
段、60……地図情報に関するデータベース、70……表示
手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動している自分の現在位置を知るための
    現在地認識手段と、地図情報に関するデータベースと、
    前記現在地認識手段によって認識された現在位置情報に
    基づいて前記地図情報データベースから現在位置付近の
    地図情報を検索する制御手段と、この制御手段によって
    検索された現在位置付近の地図情報と自分の現在位置と
    を表示する表示手段とを備えた移動体のナビゲーション
    システムにおいて、 公共の交通機関の各駅の座標及び時刻表に関するデータ
    ベースと、現在の時刻を知るための時計手段と、前記表
    示手段に表示させたい項目を乗員が選択するための選択
    手段とを備えると共に、 前記制御手段が、前記現在地認識手段によって認識され
    た現在位置に基づいて予め定められた範囲内に存在する
    前記駅を前記各駅の座標に基づいて抽出する機能と、予
    め前記選択手段によって選択された駅若しくは現在位置
    から最寄りの駅又は前記予め定められた範囲内の駅のう
    ち前記選択手段によって選択される駅のうち1つの駅を
    特定する機能と、特定された駅についての前記時計手段
    から出力される現在時刻以降の時刻表を前記表示手段に
    表示させる機能とを備えたことを特徴とする移動体搭載
    用ナビゲーションシステム。
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