JP2965984B1 - キースイッチ装置 - Google Patents

キースイッチ装置

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JP2965984B1 JP34348398A JP34348398A JP2965984B1 JP 2965984 B1 JP2965984 B1 JP 2965984B1 JP 34348398 A JP34348398 A JP 34348398A JP 34348398 A JP34348398 A JP 34348398A JP 2965984 B1 JP2965984 B1 JP 2965984B1
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Abstract

【要約】 【課題】 スイッチ操作用カムの中心がシリンダー錠の
中心軸線上に配置され、目的とするマイクロスイッチを
正しいタイミングでオン又はオフ操作するキ−スイッチ
装置を提供する。 【解決手段】 ロータ4を錠機能に関係するロータ前半
部分4Aとスイッチ操作に関係するロータ後半部分4B
に分割して構成し、ロータ後半部分4Bをロータ前半4
Aに相対回転不能に嵌め合わせ連結し、ロータ後半部分
4Bの大径前端部27を錠本体1の内周面1aに回転案
内させ、ロータ後半部分4Bの小径後端部28を錠本体
1に固定したガイドリング29の内周面29aに回転案
内させ、小径後端部28にスイッチ操作用カム5を連結
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、各種産業用機器
の運転管理などに適用される、シリンダ−錠とマイクロ
スイッチの組み合わせより成るキ−スイッチ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】 キースイッチ装置では、シリンダ−後
部にスイッチ取付板を固定し、このスイッチ取付板に複
数個のマイクロスイッチを前後方向に積層して固定し、
シリンダ−錠本体に収納したロ−タの後端部にスイッチ
操作用カムを必要個数積層して固定し、ロ−タの鍵孔に
所定の鍵を挿入することによって、ピンタンブラ錠機構
等の内蔵錠機構を作動させてシリンダ−錠本体に対する
ロ−タの拘束を解除し、鍵でロ−タを回してマイクロス
イッチをオン又はオフ操作している。
【0003】キ−スイッチ装置では、シリンダ−錠本体
の内周面とロ−タの外周面との間には、ロータの回転を
可能ならしめるための遊隙が必ず残されている。この遊
隙の変位角は設計上は小さなものであるが、ある一定の
長さを有するロ−タの後端部の延長線上に固定されたス
イッチ操作用カムにおいては、拡大して現れることにな
る。そのため、スイッチ操作用カムとマイクロスイッチ
との間の相対的な位置関係にも誤差が生じることがあ
り、本来マイクロスイッチがオン又はオフされるべき角
度までロ−タが回転しても、スイッチ操作用カムが目的
とするマイクロスイッチのアクチュエ−タやアクチュエ
−タ操作レバ−を所定量押圧しない事態が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、マイクロスイッチに対してスイッチ操作用カム
が正しい位置関係に維持され、ロータの回転時に所定の
マイクロスイッチが正しいタイミングでオン又はオフ操
作される、作動上の信頼性が高いキ−スイッチ装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の要旨は、シリンダ
−錠本体1の後部にスイッチ取付板2を固定し、スイッ
チ取付板2に所要個数のマイクロスイッチ3を固定し、
シリンダー錠本体1に収納したロータ4の後端部にスイ
ッチ操作用カム5を固定したキースイッチ装置におい
て、ロータ4を錠機能に関係するロータ前半部分4Aと
スイッチ操作に関係するロータ後半部分4Bに分割して
構成し、ロータ後半部分4Bをロータ前半4Aに相対回
転不能に嵌め合わせ連結し、ロータ後半部分4Bの大径
前端部27を錠本体1の内周面1aに回転案内させ、ロ
ータ後半部分4Bの小径後端部28を錠本体1に固定し
たガイドリング29の内周面29aに回転案内させ、小
径後端部28にスイッチ操作用カム5を連結したことで
ある。
【0006】このように構成されたキ−スイッチ装置で
は、ロ−タ4の鍵孔10に鍵11を挿入してロ−タ前半
部分4Aを回すと、ロータ後半部分4Bがロータ前半部
分4Aと一体に回転し、回転終端においてスイッチ操作
用カム5がマイクロスイッチ3をオン又はオフ操作す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、スイッチ取
付板2の後面側に固定したデテント盤6には、スイッチ
操作用カム5の外周面に対面する一対の円弧状アーム
7,7を設けてあり、スイッチ操作用カム5の外周面に
は直径上に対置させて一対のデテント用凹部8,8を設
けてある。鍵11によってロ−タ4を所定角度回すと、
回転終端において円弧状アーム7,7の先端部の係止突
起9,8がデテント用凹部8,8に落ち込み、弾性係合
する。これによってロータ4とスイッチ操作用カム5は
シリンダー錠本体1の中心軸線にそれぞれの中心が合致
した正しい位置に配置される。
【0008】図8と図9に示したようにシリンダー錠本
体1の後部は、スイッチ取付板2の小判形筒部12に回
転不能に嵌め込まれている。操作ビス13を回してスラ
イダー14をガイド溝35内でビス頭部側に引寄せる
と、スライダー14の傾斜カム面14aがクランプ15
の傾斜カム面15aを押すため、クランプ15はガイド
溝35に沿って半径方向に移動し、シリンダー錠本体の
平坦側面1aを押圧する。これによってスイッチ取付板
2はシリンダー錠本体1に締付け固定される。
【0009】本実施例では、マイクロスイッチ3は前後
方向に一列に積層されて2個組み込まれており、これに
対応してロータ4の後端部にはスイッチ操作用カム5が
2個連結されている。デテント用凹部8,8は前側のス
イッチ操作用カム5Aのみに設けられ、後ろ側のスイッ
チ操作用カム5Bにはデテント用凹部は設けられていな
い。デテント用凹部8,8と90度位相を変えて、もう
一対のデテント用凹部21,21がスイッチ操作用カム
5Aの外周面に設けられている。
【0010】本実施例では、マイクロスイッチ3はアク
チュエータ操作レバー16を備えている。また、スイッ
チ取付板2には、ソレノイドユニット17が固定されて
おり、そのプランジャー18は圧縮コイルバネ19によ
って前方に移動付勢されている。ロータ4の中間部には
半径方向にコントロール板20が相対回転不能に嵌め合
わせられ、ナット24によって固定されている。ロータ
4が施錠位置にあるとき、プランジャー18の先端はコ
ントロール板20の背面に当接している。
【0011】ロータ4が前記のように施錠位置にあると
きには、デテント盤6の前記円弧状アーム7,7の係止
突起9,9はスイッチ操作用カム5Aの前記した別の一
対のデテント用凹部21,21に係合している。鍵11
によってロータ4を図1においてE位置からF位置まで
時計回り方向に90度回転させると、コントロール板2
0による拘束を解かれた前記ソレノイドユニット17の
プランジャー18が前進し、プランジャー18の先端部
がコントロール板20の左端縁の切欠部22に係合す
る。これによってロータ4の逆回転は阻止され、スイッ
チ操作用カム5A,5Bは当該オン・オフ位置に的確に
保持され、制御対象の機器は運転続行状態または運転停
止状態に維持される。この状態を解除するには、ソレノ
イドユニット17に通電し、プランジャー18をコント
ロール板20の回転軌跡上より後退させれば良い。
【0012】スイッチ操作用カム5はロータ後半部分4
Bに相対回転不能に嵌め合わされ、ビス23によって締
付け固着されている。デテント盤6はビス25,26に
よってスイッチ取付板2に固定されている。ロータ後半
部分4Bの前端部27の外周面に形成した環状溝31に
は、防水用のO−リング32が嵌め込まれている。ロー
タ前半部分4Aの後端部外周面の環状溝34には、抜止
めリング33が嵌め込まれている。ガイドリング29は
ビスまたはロックピン30によって錠本体1に固定され
ている。本実施例では、ロータ前半部分4Aが収納され
ているシリンダー錠のステータ部分1Aは錠本体1と別
体に構成されているが、これは一体形成することもでき
る。
【0013】
【発明の効果】 以上のように本発明のキ−スイッチ装
置では、シリンダー錠のロータ4を錠機能に関係するロ
ータ前半部分4Aとスイッチ操作に関係するロータ後半
部分4Bに分割して構成し、ロータ後半部分4Bをロー
タ前半4Aに相対回転不能に嵌め合わせ連結し、ロータ
後半部分4Bの大径前端部27を錠本体1の内周面1a
に回転案内させ、ロータ後半部分4Bの小径後端部28
を錠本体1に固定したガイドリング29の内周面29a
に回転案内させ、小径後端部28にスイッチ操作用カム
5を連結したので、円滑な回転操作のために錠本体1の
内周面1aとロータ前半部分4Aの外周面との間に一定
の遊隙が存在するシリンダー錠においても、ロータ後半
部分4Bに連結したスイッチ操作カム5と、マイクロス
イッチ3のアクチュエータやアクチュエータ操作レバー
との位置関係における誤差を極限まで減少させることが
できる。これによって、スイッチ操作用カム5の中心が
シリンダー錠本体1の中心軸線上に正しく配置されるた
め、目的とするマイクロスイッチ3が正しいタイミング
でオン又はオフ操作されることになり、作動上の信頼性
の高いキ−スイッチ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るキ−スイッチ装置の
正面図である。
【図2】 該キ−スイッチ装置の右側面図である。
【図3】 該キ−スイッチ装置の背面図である。
【図4】 該キースイッチ装置の平面図である。
【図5】 該キースイッチ装置の底面図である。
【図6】 図3のA-A線断面図である。
【図7】 該キースイッチ装置に組み込んシリンダー錠
部分の拡大断面図である。
【図8】 該キースイッチ装置に組み込んだスイッチ取
付板の正面図である。
【図9】 図8のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダー錠本体 2 スイッチ取付板 3 マイクロスイッチ 4 ロータ 4A ロータ前半部分 4B ロータ後半部分 5 スイッチ操作用カム 6 デテント盤 7 円弧状アーム 8 デテント用凹部 9 係止突起 10 鍵孔 11 鍵

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】 シリンダ−錠本体1の後部にスイッチ
    取付板2を固定し、スイッチ取付板2に所要個数のマイ
    クロスイッチ3を固定し、シリンダー錠本体1に収納し
    たロータ4の後端部にスイッチ操作用カム5を固定した
    キースイッチ装置において、ロータ4を錠機能に関係す
    るロータ前半部分4Aとスイッチ操作に関係するロータ
    後半部分4Bに分割して構成し、ロータ後半部分4Bを
    ロータ前半4Aに相対回転不能に嵌め合わせ連結し、ロ
    ータ後半部分4Bの大径前端部27を錠本体1の内周面
    1aに回転案内させ、ロータ後半部分4Bの小径後端部
    28を錠本体1に固定したガイドリング29の内周面2
    9aに回転案内させ、小径後端部28にスイッチ操作用
    カム5を連結したことを特徴とするキースイッチ装置。
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