JP2964418B2 - 自動白バランス調整装置 - Google Patents
自動白バランス調整装置Info
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Description
の白バランスを自動的に調整する自動白バランス調整装
置に関する。
え方を応用した従来の自動白バランス調整装置のブロッ
ク図である。図において従来の自動白バランス調整装置
はレンズ(10)と、撮像素子(11)と、色分離回路(1
2)と、Rch利得制御回路(13)と、Bch利得制御回路(1
4)と、プロセス回路(15)と、エンコーダ回路(16)
と、積分回路(17),(18)と、比較回路(19),(2
0)と、マイクロコンピュータ(21)と、DA変換回路(2
2),(23)と、基準電圧発生回路(24)とから構成さ
れている。
動白バランス調整装置において、レンズ(10)より入射
した光学像は撮像素子(11)により光電変化された後、
色分離回路(12)によりR,G,Bの3つの色信号に色分離
され、それぞれR信号(以下、Rchとする)、G信号、
B信号(以下、Bchとする)として出力される。次に、R
ch利得制御回路(13)はR信号の利得を制御し、Bch利
得制御回路(14)はB信号の利得を制御することにより
自動白バランス調整を行なう。利得制御回路(13),
(14)の出力はプロセス回路(15)に入力され色差信号
と輝度信号がマトリクスされる。
−Y)は積分回路(17)により積分され比較回路(19)
により基準電圧発生回路(24)の基準電圧と比較され、
その出力であるRch比較結果信号(101)がマイクロコン
ピュータ(21)に入力される。同様に、プロセス回路
(15)の出力であるB−Y色差信号(B−Y)は積分回
路(18)により積分され比較回路(20)により基準電圧
発生回路(24)の基準電圧と比較され、その出力である
Bch比較結果信号(102)がマイクロコンピュータ(21)
に入力される。マイクロコンピュータ(21)はソフトウ
エアにより可逆計数機能を有し、前記Rch比較結果信号
(101)とBch比較結果信号(102)を入力してクロック
パルスに同期させて可逆計数する。なお、マイクロコン
ピュータ(21)の動作内容を第4図のフローチャートに
示すが、動作の詳細は説明を省略する。
計数結果であるRch出力結果信号(103)とBch出力結果
信号(104)はDA変換回路(22),(23)によりDA変換
され、利得制御回路(13),(14)の利得を制御するよ
うに動作する。
おいては、比較回路(19),(20)の極性、可逆計数機
能の増減の方向、利得制御回路(13),(14)の利得制
御特性は無彩色を撮像した場合、R−Y色差信号、R−
Y色差信号がそれぞれ0となるように負帰還ループを構
成していることに特徴がある。さらに、一般的には、通
常の被写体は画面全体を積分回路(17),(18)により
積分することにより無色彩を撮像した場合と同じ条件に
なると仮定することができるので、画面全体を積分した
場合は無色彩と考えることが出来る。
により被写体を照明する光源が変化しても自動的に自動
白バランスを調整することを可能としていた。
面全体に緑色の物体が多い場合に、Rchの利得とBchの利
得の双方が大となるため画面中の白い被写体がマゼンタ
に着色する等の問題があった。
たもので、白バランス調整がマゼンタ、あるいは緑色等
と等の不自然な方向へずれることが少ないカラービデオ
カメラを得ることを目的としている。
制御するための利得制御回路と、該利得制御回路の出力
あるいは出力を含む演算結果の積分値を基準レベルと比
較する比較回路と、該比較回路の出力に対応するととも
にクロックパルスに同期して可逆計数するマイクロコン
ピュータとを有し、可逆計数した結果により前記利得制
御回路を制御回路を制御する負帰還ループを構成した自
動バランス調整装置において、前記比較回路から前記利
得制御回路に至るチャンネルを2チャンネル有し、各チ
ャンネルに対応して2個の前記可逆計数結果の組み合わ
せにより定まる座標平面に、一次式で表される少なくと
も4本の直線によりグリーン及びマゼンタに対応した前
記可逆計数結果の組み合わせの領域を含まない閉じた制
限領域を設け、前記比較回路の出力結果による定まる可
逆計数結果の増減による変化後の座標が前記制限領域の
境界上、あるいは境界外となるか否かを判定する判定手
段とを有し、前記2チャンネルの可逆計数結果の増減に
よる変化後の座標が共に前記制御領域の境界上、あるい
は境界外となる場合は、前記2チャンネル共に前記可逆
計数結果を変化させず、前記2チャンネルの可逆計数結
果の増減による変化後の座標の一方が境界上あるいは境
界外となる場合は、該当するチャンネルの可逆計数結果
を変化させず、他方のチャンネルの可逆計数結果のみを
変化させるようにし、前記2チャンネルの可逆計数結果
の増減による変化後の座標が共に前記制限領域の境界内
となる場合は前記2チャンネル共に前記可逆計数結果を
変化させるよう負帰還ループの動作に制限を設けたこと
を特徴とする。
の座標は制限領域の境界上あるいは境界外へは変化しな
いようになり、白バランス調整がマダンタ、緑色等の不
自然な方向へずれることが少なくなる。
図において、本発明の一実施例を示す自動白バランス調
整装置は従来の自動白バランス調整装置と同じ構成であ
るが、マイクロコンピュータ(21)に格納されたソフト
ウエアの処理が異なる点に特徴があり、そのソフトウエ
アの処理内容を第2図に示す。以下、第2図に示すフロ
ーチャートに従い本発明の自動白バランス調整装置の動
作を説明する。
hUDCと、Rch出力結果信号(103)と、Bch出力結果信号
(104)とが初期化される(ステップ51)。次に、以下
の(1)〜(9)の処理が無限に繰り返される。
容にしたがい可逆計数結果RchUDCを可逆計数する(ステ
ップ52)。
逆計数結果BchUDCによる座標(RchUDC,BchUDC)が、後
に述べる制限領域の境界上あるいは境界外かどうか判別
する(ステップ53)。
数結果BchUDCを可逆計数する(ステップ54、55)。
DCによる座標(RchUDC,BchUDC)が制限領域の境界上あ
るいは境界外かどうか判別する(ステップ56、57)。
UDC)が境界上あるいは境界外の場合はRch出力結果信号
(103)のみ変化させる(ステップ58)。境界内の場合
はRch出力結果信号(103)、Bch出力結果信号(104)の
両方を変化させる(ステップ59)。
UDC)が境界上あるいは境界外の場合はRch出力結果信号
(103)とBch可逆計数結果BchUDCによる座標(RchOUT,B
chUDC)が、制限領域の境界上あるいは境界外かどうか
判別する(ステップ60)。
UDC)が境界上あるいは境界外の場合はRch出力結果信号
(103)、Bch出力結果信号(104)のいずれも変化させ
ない(ステップ61)。境界内の場合はBch出力結果信号
(104)のみ変化させる(ステップ62)。
UDC)が境界内の場合はRch出力結果信号(103)、Bch出
力結果信号(104)の両方を変化させる(ステップ6
3)。
ch出力結果信号(104)を出力する(ステップ64)。そ
の後、クロックパルスに同期させるため時間待ちを行う
(ステップ65)。
計数結果BchUDCと、Rch出力結果信号(103)と、Bch出
力結果信号(104)との関係を第3図に示す。第3図に
おいて、前記制御領域の境界(閉じられた空間(71))
は以下の条件で規定される。
RHは高色温度時(赤成分小)の制御電圧、VBLは低色温
度時(青成分小)の制御電圧、VBHは高色温度時(青成
分大)の制御電圧、αは所定値である。一般的には、通
常の被写体によるVR,VBの座標は前記閉じられた空間(7
1)の領域内にあると言える。しかし、画面中の大部分
を緑色の被写体が占める場合は、VR,VBの座標は前記閉
じられた空間(71)の領域外に出るため、この中の白い
被写体がマダンタに染まると言う問題が従来はあった
が、上記のように、第2図のフローチャートに示すステ
ップ58、59、61、62、及び63と各処理を行なうことによ
り、Rch出力結果信号(103)と、Bch出力結果信号(10
4)とを前記の通りに変化させてVR,VBの座標が前記閉じ
られた空間(71)の領域内にあるようにして、白い被写
体がマゼンタに染まらないようにしている。
クロコンピュータにより実現する場合で示したが、可逆
計数回路などを用いたハードウエアにより実現してもよ
い。また、閉じた領域の外へでないようなソフトウエア
であれば他のソフトウエアであってもよい。さらに上記
実施例では6本の直線により囲まれた領域を示したが、
閉じた領域の形状は平行四辺形、円、楕円等であっても
よい。
で表される座標を閉じた領域の外へ移動しないように制
御したので、Rch出力結果信号、Bch出力結果信号の座標
(RchOUT,BchOUT)の存在する領域を実際の光源が存在
する領域に限定でき特に視覚上著しく画質を劣化させる
白バランス調整のマゼンタ、グリーン方向へのずれを低
減することができる。
置あるいは従来の自動白バランス調整装置のブロック
図、第2図は第1図に示すマイクロコンピュータ(21)
のソフトウエアのフローチャート、第3図は第1図に示
すマイクロコンピュータ(21)のソフトウエアによる可
逆計数結果の組合せにより定まる座標を示す図、第4図
は従来の自動白バランス調整装置の動作を示すマイクロ
コンピュータ(21)のソフトウエアのフローチャートで
ある。 図において、(10)はレンズ、(11)は撮像素子、(1
2)は色分離回路、(13)はRchの利得制御回路、(14)
はBchの利得制御回路、(15)はプロセス回路、(16)
はエンコーダ回路、(17),(18)は積分回路、(1
9),(20)は比較回路、(21)はマイクロコンピュー
タ、(22),(23)はDA変換回路、(24)は基準電圧発
生回路、(101)はRch比較結果信号、(102)はBch比較
結果信号、(103)はRch結果信号、(104)はBch結果信
号である。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】色信号を利得制御するための利得制御回路
と、該利得制御回路の出力あるいは出力を含む演算結果
の積分値を基準レベルと比較する比較回路と、該比較回
路の出力に対応するとともにクロックパルスに同期して
可逆計数するマイクロコンピュータとを有し、可逆計数
した結果により前記利得制御回路を制御する負帰還ルー
プを構成した自動白バランス調整装置において、 前記比較回路から前記利得制御回路に至るチャンネルを
2チャンネル有し、各チャンネルに対応した2個の前記
可逆計数結果の組み合わせにより定まる座標平面に、一
次式で表される少なくとも4本の直線によりグリーン及
びマゼンタに対応した前記可逆計数結果の組み合わせの
領域を含まない閉じた制限領域を設け、前記比較回路の
出力結果により定まる可逆計数結果の増減による変化後
の座標が前記制限領域の境界上、あるいは境界外となる
か否かを判定する判定手段とを有し、 前記2チャンネルの可逆計数結果の増減による変化後の
座標が共に前記制限領域の境界上、あるいは境界外とな
る場合は、前記2チャンネル共に前記可逆計数結果を変
化させず、前記2チャンネルの可逆計数結果の増減によ
る変化後の座標の一方が境界上あるいは境界外となる場
合は、該当するチャンネルの可逆計数結果を変化させ
ず、他方のチャンネルの可逆計数結果のみを変化させる
ようにし、前記2チャンネルの可逆計数結果の増減によ
る変化後の座標が共に前記制限領域の境界内となる場合
は前記2チャンネル共に前記可逆計数結果を変化させる
よう負帰還ループの動作に制限を設けたことを特徴とす
る自動白バランス調整装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2190009A JP2964418B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 自動白バランス調整装置 |
US07/730,260 US5402182A (en) | 1990-07-17 | 1991-07-15 | Automatic white-balance controlling apparatus |
EP96110158A EP0738086B1 (en) | 1990-07-17 | 1991-07-17 | Automatic white-balance controlling apparatus |
DE69132785T DE69132785T2 (de) | 1990-07-17 | 1991-07-17 | Vorrichtung zum automatischen Weissabgleich |
DE69124019T DE69124019T2 (de) | 1990-07-17 | 1991-07-17 | Vorrichtung zum automatischen Weissabgleich |
EP91306566A EP0467685B1 (en) | 1990-07-17 | 1991-07-17 | Automatic white-balance controlling apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2190009A JP2964418B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 自動白バランス調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0478295A JPH0478295A (ja) | 1992-03-12 |
JP2964418B2 true JP2964418B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=16250860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2190009A Expired - Lifetime JP2964418B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 自動白バランス調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2964418B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62287790A (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-14 | Hitachi Ltd | ビデオカメラの自動ホワイトバランス回路 |
JP2618909B2 (ja) * | 1987-08-13 | 1997-06-11 | 富士写真フイルム株式会社 | 自動白バランス調整方法及び装置 |
-
1990
- 1990-07-17 JP JP2190009A patent/JP2964418B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0478295A (ja) | 1992-03-12 |
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