JP2963781B2 - 車載用ダイバ−シティtv受信機 - Google Patents

車載用ダイバ−シティtv受信機

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JP2963781B2
JP2963781B2 JP3047353A JP4735391A JP2963781B2 JP 2963781 B2 JP2963781 B2 JP 2963781B2 JP 3047353 A JP3047353 A JP 3047353A JP 4735391 A JP4735391 A JP 4735391A JP 2963781 B2 JP2963781 B2 JP 2963781B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載用ダイバーシティT
V受信機に係り、特にアンテナ切り替えによる音質劣化
を抑制するようにした車載用ダイバーシティTV受信機
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両にTV受信機を搭載してTV放送の
視聴を可能とするとき、車両の移動等で受信環境が変わ
ると受信状態が変化し、画面の映像が乱れたり映像が写
らなくなったり、音声に雑音が入ったりが聞こえなくな
ったりする。このため、一般に、車載用TV受信機で
は、複数のアンテナを設置し、映像信号の垂直帰線消去
期間中に、アンテナを順に切り替えて各アンテナでの受
信レベルを比較し、最良のアンテナに切り替えること
で、受信環境の変化に関わらず、常に、良好な受信を行
えるようにしたダイバーシティ方式が採用されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかしながら、垂直帰線消去期間中は有効
な映像信号が乗っていないのでアンテナの切り替えを行
っても、画面の映像に影響することはないが、音声信号
は垂直帰線消去期間中も連続しているためアンテナの切
り替えでスイッチングノイズが乗り、音質の劣化を招く
恐れがある。
【0004】以上から本発明の目的は、アンテナ切り替
え時のスイッチングノイズで音質が劣化するのを抑制す
る車載用ダイバーシティTV受信機を提供することにあ
る。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記課題は、本発明によ
れば、 切り替え制御に従い複数のアンテナの中から択一
的に1つを選択するアンテナ切り替え手段と、垂直帰線
消去期間中にアンテナ切り替え手段に対し順にアンテナ
切り替え制御を行うとともに各アンテナでの受信状態を
比較して最良の受信状態にあるアンテナに切り替えさせ
るダイバーシティ制御手段と、を備えた車載用ダイバー
シティTV受信機において、車両が停車中か走行中かを
検出する車両停車・走行検出手段と、現在選択されてい
るアンテナでの受信状態を検出する受信状態検出手段
と、車両の停車中と走行中、検出された受信状態を所定
の判定基準と比較して受信状態が良か否かを判定し、こ
の際、停車中の方が走行中より厳しい判定基準を用いて
判定する判定手段と、車両の停車中と走行中、受信状態
が良と判定されたとき、ダィバーシティ制御手段でのア
ンテナ切り替え制御を禁止し、逆に、受信状態が良でな
いと判定されたとき、アンテナ切り替え制御を許可する
制御禁止・許可手段を備えたことにより達成される。
【0007】
【0008】
【作用】 車両が停車中か走行中かを検出するとともに、
現在選択されているアンテナでの受信状態を検出し、車
両の停車中と走行中、検出された受信状態を所定の判定
基準と比較して受信状態が良か否かを判定し、この際、
停車中の方が走行中より厳しい判定基準を用いて判定
し、車両の停車中と走行中、受信状態が良と判定された
とき、ダイバーシティ制御手段でのアンテナ切り替え制
御を禁止し、逆に、受信状態が良でないと判定されたと
き、アンテナ切り替え制御を許可する。これにより、停
止中と走行中のいずれにおいても、受信状態が良であれ
ば、垂直帰線消去期間中のアンテナの切り替えが停止さ
れるので、スイッチングノイズが音声に入る回数が減少
し、音質劣化が抑制される。そして、車両の停車中は走
行中に比し、厳しい判定基準で受信状態の良否が判定さ
れるので、受信状態がかなり良好で映像に悪影響が生じ
ないときのみ、垂直帰線消去期間中のアンテナ切り替え
が停止されることになり、他車両による電波の反射等の
影響で、受信状態が悪化したとき直ちにダイバーシティ
制御が働くため良好な映像状態に維持される。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係わる車載用ダ
イバーシティTV受信機のブロック図である。
【0010】1〜4は車両の所定箇所に設置された1番
〜4番の4本のアンテナ、5はアンテナ切り替え制御に
従い、4本のアンテナの内、1本を択一的に選択するア
ンテナ切り替え回路、6はフロントエンドであり、アン
テナ切り替え回路から出力された受波信号に対し、RF
増幅、選局、周波数変換を行う。7はIF/DET回路
であり、映像中間周波信号の増幅、映像検波及び音声検
波を行い、映像信号と音声信号を出力する。IF/DE
T回路は、AGC回路を内蔵しており、AGC信号を受
信電界強度信号として出力する。
【0011】8はダイバーシティ制御部であり、映像信
号の垂直帰線消去期間中に、アンテナ切り替え回路に対
し、順次、アンテナ切り替え制御を行うとともに、IF
/DET回路から映像信号を入力して各アンテナでの受
信レベルを比較し、最良の受信レベルにあるアンテナへ
切り替え制御する。このダイバーシティ制御部8は、垂
直帰線消去期間が終わると、アンテナ切り替え回路で現
在選択されているアンテナ現在番号データANTDを出力す
る。
【0012】9は局検出部であり、IF/DET回路か
ら映像信号を入力し、現在同調している局が有るか検出
して局検出信号SDを出力する。10は車両が現在停車
中か走行中か検出する車両停車・走行検出部であり、車
両停車・走行検出信号PKを出力する。11はマイコン
構成のコントロール部であり、車両の停車中と走行中に
分けて、AGC信号が示す受信電界強度から受信状態の
良否を判定し、判定結果に基づきダイバーシティ制御部
8のアンテナ切り替え制御を禁止したり許可したりす
る。
【0013】11aは垂直帰線消去期間以外の1フィー
ルド中に、AGC信号レベルを一定期間おきに所定回数
サンプリングする受信状態検出部、11bは受信状態検
出部で検出されたAGC信号レベル、ダイバーシティ制
御部からのアンテナ現在番号データANTD、局検出部から
の局検出信号SDを入力し、判定基準メモリの判定基準
を参照して停車中と走行中の別に受信状態の良否を判定
する判定部、11cは車両の停車中と走行中の別に、所
定の判定基準を記憶した判定基準メモリ、11dは判定
部での判定結果に基づきダイバーシティ制御部8のアン
テナ切り替え制御を禁止したり許可したりする制御禁止
・許可信号VDCTL を出力する制御禁止・許可部、11e
は映像信号から所定のタイミング信号を発生して各部に
供給するタイミング発生部である。
【0014】図2はコントロール部11による受信状態
の良否に応じたアンテナ切り替え制御の禁止・許可処理
を示す流れ図、図3はコントロール部11の動作タイミ
ングの説明図であり、以下、これらの図に従って説明す
る。
【0015】今、映像信号の或るフィールドAにおいて
アンテナ切り替え回路5が2番目のアンテナ2に切り替
えられており、ダイバーシティ制御部8から入力したア
ンテナ現在番号データ「2」が判定部10bに登録され
ているものとする。また、制御禁止・許可信号VDCTL が
制御許可状態(H)になっているものとして、垂直帰線
消去期間に入ると、ダイバーシティ制御部8はアンテナ
切り替え回路5に対し順次アンテナ切り替え制御を行
い、3番目のアンテナ3、4番目のアンテナ4、1番目
のアンテナ1、2番目のアンテナ2という具合にアンテ
ナを選択させていき、この際、各アンテナでの映像信号
の受信レベルを比較し、最もレベルの高いアンテナへの
切り替え制御を行う。ここで、前回と同じ2番目のアン
テナ2が選択されたとすると、ダイバーシティ制御部8
は次のフィルードBの期間中(但し、垂直帰線消去期間
を除く)、アンテナ現在番号データANTDとして「2」を
出力する。
【0016】アンテナ2の受波信号はアンテナ切り替え
回路5を介してフロントエンド6に入力される。フロン
トエンド6は、RF増幅、同調、周波数変換を行い映像
中間周波信号をIF/DET回路7に出力する。このI
F/DET回路7は映像中間周波信号に対する増幅と映
像検波及び音声検波を行い映像信号と音声信号を出力す
る。また、IF/DET回路7はAGC検波を行ってA
GC信号をコントロール部11へ出力する。局検出部9
は映像信号を入力して局の検出を行い局検出信号SDを
コントロール部11へ出力する。
【0017】コントロール部11のタイミング発生部1
1eは映像信号を入力し、垂直同期信号の期間「H」と
なる垂直同期検出信号VSYNCを作成するとともに、この
垂直同期検出信号VSYNCを基準にタイミング信号を発生
し、コントロール部11の各部に供給する。垂直同期検
出信号VSYNCの立ち下がりより2ms経過時点で、判定
部11bは車両停車・走行検出部10から車両停車・走
行検出信号PK、局検出部9から局検出信号SD、ダイ
バーシティ制御部8からアンテナ現在番号データANTDを
入力する(ステップ101、102)。続いて、入力し
た局検出信号SDをチェックし、局有りか否か判断する
(ステップ103)。若し、局無しを示しているとき、
車両が停車中か走行中かを問わず受信状態が良でないこ
とを示す判定結果を制御禁止・許可部11dへ出力し、
制御禁止・許可部11dは垂直同期信号VSYNCの立ち下
がりから14ms経過時点で制御禁止・許可信号を許可
状態「H」とする(ステップ104、ここでは制御禁止
・許可信号は変化しないことになる)。よって、ダイバ
ーシティ制御部8は次の垂直帰線消去期間中にアンテナ
切り替え制御を行い受信状態の良いアンテナを探索して
TV放送を受信できるようにする。
【0018】ステップ103の判断で局有りのとき、受
信状態検出部11aはIF/DET回路7から1回目の
AGC信号レベルのサンプリングをし、判定部11bへ
送る(ステップ105)。受信状態検出部11aはAG
C信号レベルをレベル1からレベル16の16段階の分
解能で読み取る(レベルが高いほど受信電界強度が強い
ことを示す)。読み取ったAGC信号レベルは判定部1
1bへ送る。そして、受信状態検出部11aは2ms経
過すると、2回目のAGC信号レベルの読み取りを行っ
て判定部11bへ出力し、以下、2ms経過する毎に3
回目から6回目までAGC信号レベルの読み取りと判定
部11bへの出力を行う(ステップ106)。
【0019】次いで、判定部11bはステップ102で
入力した車両停車・走行検出信号PKをチェックし(ス
テップ107)、車両が停車中であれば、判定基準メモ
リ11cに格納された停車中用の判定基準を参照しなが
ら、まず、6回分のAGC信号レベルの平均がレベル1
1以上か判定し(ステップ108)、YESであれば現
在のアンテナ2で受信状態が十分良好であるとし、受信
状態良を示す判定結果を制御禁止・許可部11dへ出力
する。若し、平均値がレベル11以上でないときは、レ
ベル9以上であり、かつ、各回のAGC信号レベルの変
動幅が3以内か判定し(ステップ109)、YESのと
きは、更に、先にステップ102で入力した現在のフィ
ールドBでのアンテナ現在番号データANTDが前のフィー
ルドAで選択されていたアンテナと同じか判定し(ステ
ップ110)、同じであれば、現在のアンテナで受信状
態が比較的良好であり、特に切り替える必要がないとし
て、受信状態良を示す判定結果を出力する。
【0020】受信状態良の判定結果を入力した制御禁止
・許可部11dは、垂直同期信号VSYNCの立ち下がりか
ら14ms経過時点で制御禁止・許可信号を禁止状態
「L」とする(ステップ111、図3参照)。すると、
ダイバーシティ制御部8は次の垂直帰線消去期間中には
アンテナ切り替え制御を一切せず、アンテナ2を選択さ
せたままとする。この結果、音声信号にアンテナ切り替
えに伴うスイッチングノイズが入らず、音質劣化が防止
される。
【0021】若し、平均レベルが9より小さくアンテナ
2での受信状態が悪いか(ステップ109でNO)、9
以上であっても変動幅が4以上あったり(ステップ10
9でNO)、9以上で変動幅が3以内でも今回のフィー
ルドBで選択されたアンテナが前回と異なり(ステップ
110でNO)、受信状態が安定していないときは、現
在のアンテナ2での受信状態が良でないと判定し、判定
結果を制御禁止・許可部11d出力する。
【0022】このとき、制御禁止・許可部11dは制御
禁止・許可信号を許可状態「H」のままとし(ステップ
104)、ダイバーシティ制御部8に次の垂直帰線消去
期間中でのアンテナ切り替え制御を行わせ、より受信状
態の良いアンテナを探索させて良好な受信状態に移行さ
せる。
【0023】ここで、車載用TV受信機は通例、車両の
停車中だけ映像を表示するようになっているが、車両の
停車中は、比較的厳しい判定基準で受信状態が良か判定
されるため、ダイバーシティ制御部8に対し制御禁止と
される度合いが少なく、他車両が近くを通るなどして受
信環境が変動しても、直ちに受信状態の良好なアンテナ
に切り替わるので、画面の映像は良好な状態に維持され
る。ユーザは音声と映像を比べた場合、映像の方の受信
状態の良否が気になるので、停車中にダイバーシティ制
御部8に対する制御禁止の度合いを減らすことは、ユー
ザの要求と合致する。
【0024】なお、車両が走行中にあり、先のステップ
107でNOと判断されたとき、判定部10bは判定基
準メモリ11cに格納された走行中用の判定基準を参照
しながら、まず、6回分のAGC信号レベルの平均がレ
ベル8以上か判定し(ステップ112)、YESであれ
ば現在のアンテナ2で受信状態が十分良好であるとし、
受信状態良を示す判定結果を制御禁止・許可部11dへ
出力する。若し、平均値がレベル8以上でないときは、
レベル6以上であり、かつ、各回のAGC信号レベルの
変動幅が3以内か判定し(ステップ113)、YESの
ときは、更に、先にステップ102で入力したフィール
ドBでのアンテナ現在番号データANTDが前のフィールド
Aで選択されていたアンテナと同じか判定し(ステップ
114)、同じであれば、現在のアンテナで受信状態が
比較的良好であり、特に切り替えなくても受信に悪影響
を及ぼさないので、受信状態良を示す判定結果を出力す
る。
【0025】受信状態良の判定結果を入力した制御禁止
・許可部11dは、垂直同期信号VSYNCの立ち下がりか
ら14ms経過時点で制御禁止・許可信号を禁止状態
「L」とする(ステップ111)。すると、ダイバーシ
ティ制御部8は次の垂直帰線消去期間中にはアンテナ切
り替え制御を一切せず、アンテナ2を選択させたままと
する。この結果、音声信号にアンテナ切り替えに伴うス
イッチングノイズが入らず、音質劣化が防止される。
【0026】若し、平均レベルが6より小さく受信状態
が悪いか(ステップ113でNO)、6以上であっても
変動幅が4以上あったり(ステップ113でNO)、6
以上で変動幅が3以内でも今回のフィールドで選択され
たアンテナが前回と異なって(ステップ114でN
O)、受信状態が安定していないとき、現在のアンテナ
2での受信状態が良でないと判定し、判定結果を制御禁
止・許可部11d出力する。
【0027】このとき、制御禁止・許可部11dは制御
禁止・許可信号を許可状態「H」のままとし(ステップ
104)、ダイバーシティ制御部8に次の垂直帰線消去
期間中でのアンテナ切り替え制御を行わせ、より受信状
態の良いアンテナを探索させる。
【0028】ここで、車両の走行中は、比較的ゆるやか
な判定基準で受信状態が良か判定されるため、ダイバー
シティ制御部8に対し制御禁止とされる度合いが多く、
音声にスイッチングノイズが入る度合いがかなり抑制さ
れる。通例、車載用TV受信機は車両走行中は映像を表
示しないようになっているので、走行中は音質だけ考慮
すればよく、ユーザの要求と合致する。
【0029】なお、受信機が選局動作を行っている最中
は、ダイバーシティ制御部8に対する制御禁止は行わな
いようにする。
【0030】上記した実施例で挙げた受信状態の検出方
法や判定基準は一例を示すものであり、本発明は何らこ
れに限定されるものでなく、例えば、1フィールド中で
のAGC信号レベルのサンプリング回数を3回とし、3
回とも一定レベルを越えたときに受信状態が良と判定す
るようにしたり、停車中と走行中の判定基準を同じとす
るなど他の受信状態検出方法や他の判定基準を用いても
よい。また、走行中のみ、受信状態の良否に応じた判定
結果に基づくダイバーシティ制御の禁止・許可制御を行
うようにしてもよい。また、図2のステップ108で、
6回分のAGCの平均レベルがレベル11以上か判断す
る代わりに、6回分のAGCの最低レベルが11以上か
判断するようにしてもよく、ステップ109、112、
113についても同様にAGCの平均レベルが所定レベ
ル以上か判断する代わりに、AGCの最低レベルが所定
レベル以上か判断するようにしてもよい。
【0031】
【0032】
【発明の効果】 以上本発明によれば、 車両が停車中か走
行中かを検出するとともに、現在選択されているアンテ
ナでの受信状態を検出し、車両の停車中と走行中、検出
された受信状態を所定の判定基準と比較して受信状態が
良か否かを判定し、この際、停車中の方が走行中より厳
しい判定基準を用いて判定し、車両の停車中と走行中、
受信状態が良と判定されたとき、ダイバーシティ制御手
段でのアンテナ切り替え制御を禁止し、逆に、受信状態
が良でないと判定されたとき、アンテナ切り替え制御を
許可するように構成したから、停止中と走行中のいずれ
においても、受信状態が良であれば、垂直帰線消去期間
中のアンテナの切り替えが停止されるので、スイッチン
グノイズが音声に入る回数が減少し、音質劣化が抑制さ
れる。そして、車両の停車中は走行中に比し、厳しい判
定基準で受信状態の良否が判定されるので、受信状態が
かなり良好で映像に悪影響が生じないときのみ、垂直帰
線消去期間中のアンテナ切り替えが停止されることにな
り、他車両による電波の反射等の影響で、受信状態が悪
化したとき直ちにダイバーシティ制御が働くため良好な
映像状態に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車載用ダイバーシティ
TV受信機のブロック図である。
【図2】図1のコントロール部による受信状態の良否に
応じたアンテナ切り替え制御の禁止・許可処理を示す流
れ図である。
【図3】図1のコントロール部の動作タイミングを示す
流れ図である。
【符号の説明】
1〜4 アンテナ 5 アンテナ切り替え回路 7 IF/DET回路 8 ダイバーシティ制御部 9 局検出部 10 車両停車・走行検出部 11 コントロール部 11a 受信状態検出部 11b 判定部 11c 制御禁止・許可部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−165879(JP,A) 特開 昭62−250731(JP,A) 特開 昭63−217726(JP,A) 特開 平4−132317(JP,A) 特開 平3−117930(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/00 H04B 7/02 - 7/12 H04L 1/02 - 1/06 H04N 5/38 - 5/46 H04N 5/50 - 5/63

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切り替え制御に従い複数のアンテナの中
    から択一的に1つを選択するアンテナ切り替え手段と、
    垂直帰線消去期間中にアンテナ切り替え手段に対し順に
    アンテナ切り替え制御を行うとともに各アンテナでの受
    信状態を比較して最良の受信状態にあるアンテナに切り
    替えさせるダイバーシティ制御手段と、を備えた車載用
    ダイバーシティTV受信機において、 車両が停車中か走行中かを検出する車両停車・走行検出
    手段と、 現在選択されているアンテナでの受信状態を検出する受
    信状態検出手段と、 車両の停車中と走行中、検出された受信状態を所定の判
    定基準と比較して受信状態が良か否かを判定し、この
    際、停車中の方が走行中より厳しい判定基準を用いて判
    定する判定手段と、 車両の停車中と走行中、受信状態が良と判定されたと
    き、ダイバーシティ制御手段でのアンテナ切り替え制御
    を禁止し、逆に、受信状態が良でないと判定されたと
    き、アンテナ切り替え制御を許可する制御禁止・許可手
    段と、 を備えたことを特徴とする車載用ダイバーシティTV受
    信機。
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JP2008109208A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Sharp Corp 携帯型放送受信機及び受信レベル表示方法
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