JP2963571B2 - ゴルフボール回収作業車 - Google Patents

ゴルフボール回収作業車

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JP2963571B2
JP2963571B2 JP4008093A JP809392A JP2963571B2 JP 2963571 B2 JP2963571 B2 JP 2963571B2 JP 4008093 A JP4008093 A JP 4008093A JP 809392 A JP809392 A JP 809392A JP 2963571 B2 JP2963571 B2 JP 2963571B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B47/00Devices for handling or treating balls, e.g. for holding or carrying balls
    • A63B47/02Devices for handling or treating balls, e.g. for holding or carrying balls for picking-up or collecting
    • A63B47/021Devices for handling or treating balls, e.g. for holding or carrying balls for picking-up or collecting for picking-up automatically, e.g. by apparatus moving over the playing surface
    • A63B2047/022Autonomous machines which find their own way around the playing surface

Landscapes

  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体走行に伴って自動
的に、ゴルフボールを地上から拾い揚げると共に貯留装
置に貯留して行くゴルフボール回収作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】上記ゴルフボール回収作業車において、
従来、作業者が搭乗してゴルフボールの存在箇所を走行
するよう機体操縦することにより、ゴルフボールの回収
作業ができるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、回収作業に機体
操縦者として従事する作業者が必要であった。また、回
収作業の始めから終わりまで従事する必要があった。本
発明の目的は、専従者を要することなく、しかも、能率
よく回収作業できる作業車を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるゴルフボー
ル回収作業車にあっては、目的達成のために、ゴルフボ
ールを地上から拾い揚げるピックアップ装置、および、
前記ピックアップ装置からのゴルフボールを貯留する貯
留装置を走行機体に付設し、走行コース設定用のコース
設定装置、および、前記走行機体が前記コース設定装置
による設定走行コースに沿って走行する状態に機体操向
装置を自動的に操作する操向制御手段を備え、前記コー
ス設定装置が前記設定走行コースとして作業用走行コー
スを設定する第1設定状態と、前記コース設定装置が前
記設定走行コースとして、前記作業用走行コースを外れ
て設定目標箇所に向かう戻り走行コースを設定する第2
設定状態とに前記コース設定装置を切り換えるコース切
換え手段、および、前記貯留装置によるゴルフボール貯
留量が設定貯留量に達したことを検出する貯留量検出装
置を備え、前記貯留量検出装置が非検出状態にあると、
前記コース切換え手段が前記貯留量検出装置からの情報
に基いて前記コース設定装置を第1設定状態に自動的に
切換え操作し、前記貯留量検出装置が検出状態になる
と、前記コース切換え手段が前記貯留量検出装置からの
情報に基いて前記コース設定装置を第2設定状態に自動
的に切換え操作する状態に、前記コース切換え手段を前
記貯留量検出装置に連係してあることを特徴とする。そ
の作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】
【作用】作業対象箇所の全域にわたる回収作業を行わせ
るために機体走行させる必要があるところの走行コース
を、前記作業用走行コースとして設定し、機体が前記作
業用走行コースを走行してボール荷降ろし箇所に戻るよ
りも時間的に早くボール荷降ろし箇所に戻るように、前
記作業用走行コースを途中から外れてボール荷降ろし箇
所に戻り走行させるための走行コースを、前記戻り走行
コースとして設定する。さらに、貯留装置による貯留量
が満杯等、荷降ろしを必要とするものになった際のボー
ル貯留量を、前記設定貯留量として設定する。すると、
機体が作業走行するように始動操作すれば、貯留量検出
装置が検出状態になるまでは、コース切換え手段による
切換え作用のためにコース設定装置が前記第1設定状態
にあると共に、第1設定状態にあるコース設定装置によ
る設定コースに基いて操向制御手段が自動的に操向制御
することにより、機体は作業用走行コースを自動的に走
行し、ゴルフボールをピックアップ装置により自動的に
拾い揚げて貯留装置に貯留して行く。このボール貯留に
かかわらず貯留装置が満杯等、要荷降ろし状態にならな
い場合には、機体は作業用走行コースを最後まで走行
し、作業対象箇所の全域にわたって回収業する。そし
て、作業対象箇所の全域に対する回収を完了するまでに
貯留装置が満杯等、要荷降ろし状態になった場合には、
コース切換え手段による切換え作用のためにコース設定
装置が前記第2設定状態に切り換わると共に、第2設定
状態にあるコース設定装置による設定コースに基いて操
向制御手段が自動的に操向制御することにより、機体は
自動的に作業用走行コースを途中から外れて戻り走行コ
ースを走行し、作業用走行コースを完走してから戻るよ
りも早くボール荷降ろし箇所に戻る。
【0006】
【発明の効果】機体が自動的に回収走行することによ
り、従来の操縦作業者のような専従作業者を必要としな
いで有利にボール回収できるようになった。しかも、作
業箇所全域にわたる走行を終えるまでにボール貯留量が
要荷降ろし量になると、作業箇所全域を完走しないで途
中から荷降ろし箇所に戻り、作業箇所全域を完走してか
ら戻るよりも早期に次の回収作業のための準備をした
り、走行に付かせることが可能であることにより、能率
よく回収作業できるようになった。
【0007】
【実施例】図2および図3に示すように、左右一対の前
車輪1a,1bおよびキャスター型後車輪2a,2bを
備える走行機体に、ピックアップロータ3および掻き出
しロータ4を付設すると共に、ダンプ式荷台5を後端側
に位置する軸芯Pまわりで上下に揺動操作できるように
付設し、走行機体の前端部に、一対の走行モータMa,
Mb、ピックアップモータM、および、複数個の電源用
バッテリー6・・を設けて、機体走行に伴い、地上に存
在するゴルフボールBをピックアップロータ3により拾
い揚げて荷台5に貯留して行くようにゴルフボール回収
作業車を構成してある。すなわち、前車輪1a,1bは
1本の車軸7に各別に回動するように取り付けてある。
そして、左側の前車輪1aは伝動チェーン 8aを介して
一方の前記走行モータMaによって駆動するように構成
し、右側の前車輪1bは伝動チェーン 8bを介して他方
の前記走行モータMbによって駆動するように構成する
ことにより、走行モータMaおよびMbの回転数制御に
よって、走行機体の走行および操向操作をするようにし
てある。つまり、前車輪1aおよび1bの周速度が等し
くなるように走行モータMa,Mbの回転数を調整する
ことにより、走行機体が直進走行するのであり、一方の
前車輪1aまたは1bの周速度が他方の前車輪1bまた
は1aの周速度より低速になるように走行モータMa,
Mbの回転数を調整することにより、走行機体が左向き
または右向きに走行するのである。ピックアップロータ
3は、多数の弾性変形可能な針状ピックアップ体3a・
・がピックアップロータ3の周方向および軸芯方向に並
ぶ回転ブラシ状に形成してあり、そして、左右前輪1
a,1bの回転軸芯と同一の軸芯まわりで回動するよう
に前記車軸7に回動可能に取り付けると共に、伝動チェ
ン9を介して前記ピックアップモータMによって駆動す
るように構成してある。そして、ピックアップロータ3
がゴルフボールBの存在箇所を通過すると、図4に示す
ように、ゴルフボールBがピックアップ体3aを弾性変
形させながらピックアップ体間に入り込み、弾性変形し
たピックアップ体3aは弾性復元力によってゴルフボー
ルBを挟持しながら、ボール抜け落ち防止の受け止め面
10に沿わせて掻き出しロータ4の方に回動上昇するよ
うに構成することにより、機体走行に伴ってピックアッ
プロータ3がゴルフボールBを地上から拾い揚げるよう
にしてある。そして、ピックアップロータ3が左右前輪
1a,1bの回転軸芯と同芯状に位置することにより、
走行機体が左右に傾斜しても、ピックアップロータ3の
対地高さがピックアップロータ3の全長にわたって同一
またはほぼ同一の高さになり、ピックアップロータ3が
地上のゴルフボールBにミスなく確実に拾い揚げ作用す
るのである。掻き出しロータ4は、多数の針状掻き出し
体4a・・が掻き出しロータ4の周方向および軸芯方向
の並ぶ回転ブラシ状に形成してあり、そして、ピックア
ップロータ3の後方側に回動可能に配置すると共に、伝
動チェーン11およびピックアップロータ3を介してピ
ックアップモータMにより駆動するように構成してあ
る。そして、図4に示すように、掻き出し体4aがピッ
クアップロータ3のピックアップ体間を通過して回動
し、ピックアップロータ3が持ち上げるゴルフボールB
をピックアップ体間から掻き出すと共に荷台5の後端側
に落下するように後方上方に向けて放出するように構成
することにより、ピップロータ3が拾い揚げたゴルフボ
ールBの荷台5による貯留を可能にしてある。そして、
掻き出しロータ4がボールBを荷台5の後端側に落下供
給することにより、荷台5において、ボール堆積上限が
荷台5の後端側から前端側に向かって順次、満杯レベル
になって行き、荷台5の積載用空間を極力むだなく使用
してボール貯留ができるのである。
【0008】走行機体の前端側の低部に、左右一対の電
磁ピックアップ12a,12b、および、切換え発振器
13を付設すると共に、荷台5のボール貯留量を検出す
る貯留量検出装置14を、走行用の下降取り付け姿勢に
ある荷台5の前端側を受け止める走行機体部分に掛かる
荷台荷重に基いて検出するように走行機体に付設してあ
る。そして、図5に示す如く前記電磁ピックアップ12
a,12bに増幅回路16、検波回路17、操向方向判
定回路18、走行停止判定回路19を介して連係させた
走行および操向用の制御回路20、ならびに、前記貯留
量検出装置14にコース切換え判定回路21を介して連
係させたコース切換え回路22を走行機体に備えさせ、
もって、図1に示す如く作業対象箇所に、誘導送信器2
3、電流切換え器24,25を備える第1電線L1、電
流切換え器24から延びると共に第1電線L1に接続す
る第2電線L2、電流切換え器25から延びると共に第
1電線L1に接続する第3電線L3を配設して、走行コ
ースを形成することにより、作業対象箇所のボール回収
が自動的にできるように構成してある。
【0009】すなわち、誘導送信器23の設置箇所が発
進および荷降ろし用のホームポジション23に成り、第
1電線L1が、作業対象箇所の全域に対するボール回収
を行うための作業用走行コースL1に成り、第2電線L
2と、第1電線L1の第2電線L2接続箇所から誘導送
信器23までに位置する電線部分とが、作業用走行コー
スL1を途中から外れてホームポジション23に戻るた
めの第1戻り走行コースL2に成り、第3電線L3と、
第1電線L1の第3電線L3接続箇所から誘導送信器2
3までに位置する電線部分とが、作業用走行コースL1
を途中から外れてホームポジション23に戻るための第
2戻り走行コースL3に成るのである。
【0010】電磁ピックアップ12a,12b、切換え
発振器13および操向方向判定回路18等が、前記走行
コースL1,L2,L3のいずれかを走行コースとして
設定するところのコース設定装置26を構成するのであ
る。そして、切換え発振器13を作動停止状態に切換え
操作すると、コース設定装置26が第1設定状態に切り
換わって、前記作業用走行コースL1 を機体走行させる
べき設定走行コースとして設定し、切換え発振器13を
発振作動状態に切換え操作すると、コース設定装置26
が第2設定状態に切り換わって、前記第1戻り走行コー
スL2または前記第2戻り走行コースL3を機体走行さ
せるべき設定走行コースとして設定するのである。つま
り、誘導送信器23は、電線L1,L2,L3に電流を
流す作用をするように構成してある。電流切換え器24
および25は、通常は、第1電線L1の全体に電流が流
れるように第1電線L1を全線にわたって接続する状態
にし、第1電線L1と第2電線L2とにわたっては電流
が流れないように、または、第1電線L1と第3電線L
3とにわたっては電流が流れないように第1電線L1と
第2電線L2との間、または、第1電線L1と第3電線
L3との間を遮断する第1接続状態にあり、発振作動す
る切換え発振器13からの信号を受入れると、第1電線
L1が電流切換え器24または25の配設箇所で断線す
る状態にし、第1電線L1と第2電線L2とにわたっ
て、または、第1電線L1と第3電線L3とにわたって
電流が流れるように第1電線L1と第2電線L2とを、
または、第1電線L1と第3電線L3とを接続する第2
接続状態に自動的に切り換わるように構成してある。ま
た、電流切換え器24は、前記第2接続状態に切り換わ
った後、走行機体が電流切換え器24から第1戻り走行
コースL2を通ってホームポジション23に到達するの
に要するものとして設定した時間が経過すると、前記第
1接続状態に自動的に復帰するように構成してある。電
流切換え器25は、前記第2接続状態に切り換わった
後、走行機体が電流切換え器25から第2戻り走行コー
スL3を通ってホームポジション23に到達するのに要
するものとして設定した時間が経過すると、前記第1接
続状態に自動的に復帰するように構成してある。操向方
向検出回路18は、電磁ピックアップ12aおよび12
bによる検出結果を増幅回路16、検波回路17を介し
て導入して比較すると共に、電磁ピックアップ12aに
よる検出磁界と、電磁ピックアップ12bによる検出磁
界とが同一またはほぼ同一の強さになるように機体操向
させるべき信号を制御回路20に出力するように構成し
てある。そして、電磁ピックアップ12aおよび12b
は、電線L1,L2,L3に電流が流れて発生する磁界
を検出するものであることにより、切換え発振器13が
発振作動しないで電流切換え器24または25を前記第
1接続状態に切り換え操作すると、第1電線L1にのみ
電流が流れて第1電線L1のみが誘導作用することか
ら、作業用走行コースL1を機体走行させるべき設定走
行コースとして設定するのである。そして、機体が電流
切換え器24に到達するまでに切換え発振器13が発振
作動すると、機体が電流切換え器24に到達するに伴っ
て切換え発振器13が電流切換え器24を前記第2接続
状態に切り換え操作し、第2電線L2に電流が流れて第
2電線L2が誘導作用することから、第1戻りコースL
2を機体走行させるべき設定走行コースとして設定する
のである。そして、機体が電流切換え器24を通過して
電流切換え器25に到達するまでに切換え発振器13が
発振作動すると、機体が電流切換え器25に到達するに
伴って切換え発振器13が電流切換え器25を前記第2
接続状態に切り換え操作し、第3電線L3に電流が流れ
て第3電線L3が誘導作用することから、第2戻りコー
スL3を機体走行させるべき設定走行コースとして設定
するのである。
【0011】コース切換え判定回路21は、荷台5の満
杯貯留量などの所望貯留量を、機体がホームポジション
23に戻り走行するように切換え制御させるためのボー
ル貯留量として設定するように構成した貯留量設定器2
7に連係させると共に、この貯留量設定器27による設
定貯留量と、貯留量検出装置14による検出貯留量とを
比較して、検出貯留量が設定貯留量に達しているか否か
を判別し、検出貯留量が設定貯留量に達していないと判
別した際には、切換え発振器13を作動停止させるべき
信号をコース切換え回路22に出力し、検出貯留量が設
定貯留量に達していると判別した際には、切換え発振器
13を作動させるべき信号をコース切換え回路22に出
力するように構成してある。そして、コース切換え回路
22は、コース切換え判定回路21からの情報に基い
て、この情報に対応する信号を切換え発振器13の駆動
回路28に出力するように構成することにより、貯留量
検出装置14による検出貯留量が貯留量設定器27によ
る設定貯留量より小であると、貯留量検出装置14が荷
台5によるボール貯留量が設定貯留量に達したことに対
する非検出状態にあると判断すると共に、この判断結果
に基いてコース設定装置26を前記第1設定状態に自動
的に切換え操作し、貯留量検出装置14による検出貯留
量が貯留量設定器27による設定貯留量に等しくまたは
ほぼ等しくなると、貯留量検出装置14が荷台5による
ボール貯留量が設定貯留量に達したことの検出状態にな
ったと判断すると共に、この判断結果に基いてコース設
定装置26を前記第2設定状態に自動的に切換え操作す
るように構成してある。
【0012】制御回路20は、走行モータMaおよびM
bそれぞれの駆動回路29または30に連係させると共
に、操向方向判定回路18からの情報に基いて、この情
報に対応する信号を駆動回路29および30に自動的に
出力するように構成することにより、コース設定装置2
6が設定する作業用走行コースL1または第1戻りコー
スL2または第2戻りコースL3に沿って機体走行する
ように、走行モータMaおよびMbの回転数制御をする
ように構成してある。走行停止判定回路19を、電磁ピ
ックアップ12aによる検出結果、および、電磁ピック
アップ12bによる検出結果を増幅回路16、検波回路
17を介して導入して、電磁ピックアップ12a,12
bによる電磁検出の有無を判別し、検出が在ると判断し
た際には走行モータMa,Mbを駆動すべき信号を制御
回路20に出力し、電磁検出がなと判断した際には走行
モータMa,Mbの駆動を停止すべき信号を制御回路2
0に出力するように構成することにより、制御回路20
は、電磁ピックアップ12a,12bが電磁検出をしな
くなると、機体がホームポジション23に到達したと判
断し、機体走行が停止するように走行モータMaおよび
Mbを停止操作するように構成してある。
【0013】要するに、機体をホームポジション23に
設置して、図5に示すスタートスイッチ31を操作す
る。すると、制御回路20による制御作動が開始し、ゴ
ルフボールBをピックアップロータ3により拾い揚げて
荷台5に貯留しながら作業用コースL1を矢印方向に走
行する。この作業走行にかかわらず、荷台5のボール貯
留量が貯留量設定器27による設定貯留量に達しない場
合には、貯留量検出装置14からの情報に基くコース切
換え回路22の切換え作用に起因してコース設定装置2
6が前記第1設定状態にあって作業用走行コースL1を
走行コースとして設定し、作業用走行コースL1に沿っ
て機体走行するように制御回路20が走行モータMa,
Mbの回転数制御をすることにより、機体は電流切換え
器24および25を作業用走行コースL1の方に通過し
て走行し、作業対象箇所の全域に対するボール回収作業
を終えてからホームポジション23に戻るのである。そ
して、作業用走行コースL1の走行に伴って、荷台5の
ボール貯留量が貯留量設定器27による設定貯留量に達
した場合には、貯留量検出装置14からの情報に基いて
コース切換え回路22が切換え作動することにより、コ
ース設定装置26が前記第1設定状態から前記第2設定
状態に切り換わって第1戻りコースL2または第2戻り
コースL3を走行コースとして設定し、第1戻りコース
L2または第2戻りコースL3に沿って機体走行するよ
うに制御回路20が走行モータMa,Mbの回転数制御
をすることにより、機体は電流切換え器24を第1戻り
コースL2の方に通過して走行し、または、電流切換え
器25を第2戻りコースL3の方に通過して走行し、作
業用走行コースL1の全体を走行してから戻るよりも、
作業用走行コースL1を電流切換え器24または25か
ら戻りコースL2またはL3に外れる分だけ早期に、ホ
ームポジション23に戻るのである。
【0014】荷台5のボール貯留量が貯留量設定器27
による設定貯留量になると、あるいは、走行機体が戻り
コースL1またはL2に入ると、変速制御が行われて機
体走行速度がそれまでの作業用走行速度よりも高速にな
るように変速制御手段を備えて実施してもよい。
【0015】〔別実施例〕ピックアップロータ3に替
え、ボールを吸引によって拾い揚げるなど、具体的な拾
い揚げ手段は各種異なるものを採用してもよいのであ
り、これらをピックアップ装置3と総称する。
【0016】荷台5に替え、ダンプ不能な荷台とか、ボ
ール回収カゴを載置する台などを採用して実施してもよ
いのであり、これらを貯留装置5と総称する。
【0017】上記実施例に替え、機体を試験走行させる
ことにより、その際の走行コースを、走行方向や走行距
離に基いて検出すると共に作業用走行コースや戻り走行
コースとして記憶する装置、この記憶装置が記憶する作
業用走行コースや戻り走行コースに基いて機体が自動的
に作業走行したり、戻り走行するように機体操向する制
御手段を備えて実施してもよい。また、戻り走行コース
としては、2つの他、1つだけを設定したり、3つ以上
を設定するようにして実施してもよい。
【0018】作業走行を開始するスタート箇所と、回収
ボールの荷降ろしに戻る箇所とを別に設定して実施して
もよい。したがって、ホームポジション23を設定目標
箇所23と呼称する。
【0019】左右車輪の駆動回転数差によって機体操向
を可能にする他、操向用車輪の操向揺動操作によって機
体操向を可能にして実施してもよい。したがって、これ
らの操向手段を機体操向装置Ma,Mbと総称する。
【0020】制御回路20やコース切換え回路22に替
え、マイクロコンピュータを採用して実施してもよいの
であり、これらを、操向制御手段20、コース切換え手
段22と総称する。
【0021】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴルフボール回収作業状態を示す説明図
【図2】ゴルフボール回収作業車全体の側面図
【図3】ゴルフボール回収作業車全体の平面図
【図4】ピックアップロータおよび掻き出しロータの側
面図
【図5】制御系のブロック図
【符号の説明】
3 ピックアップ装置 5 貯留装置 14 貯留量検出装置 20 操向制御手段 22 コース切換え手段 23 設定目標箇所 26 コース設定装置 B ゴルフボール L1 作業用走行コース L2,L3 戻り走行コース Ma,Mb 機体操向装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルフボール(B)を地上から拾い揚げ
    るピックアップ装置(3)、および、前記ピックアップ
    装置(3)からのゴルフボール(B)を貯留する貯留装
    置(5)を走行機体に付設し、 走行コース設定用のコース設定装置(26)、および、
    前記走行機体が前記コース設定装置(26)による設定
    走行コースに沿って走行する状態に機体操向装置(M
    a),(Mb)を自動的に操作する操向制御手段(20)
    を備え、 前記コース設定装置(26)が前記設定走行コースとし
    て作業用走行コース(L1)を設定する第1設定状態
    と、前記コース設定装置(26)が前記設定走行コース
    として、前記作業用走行コース(L1)を外れて設定目
    標箇所(23)に向かう戻り走行コース(L2),(L
    3)を設定する第2設定状態とに前記コース設定装置
    (26)を切り換えるコース切換え手段(22)、およ
    び、前記貯留装置(5)によるゴルフボール貯留量が設
    定貯留量に達したことを検出する貯留量検出装置(1
    4)を備え、 前記貯留量検出装置(14)が非検出状態にあると、前
    記コース切換え手段(22)が前記貯留量検出装置(1
    4)からの情報に基いて前記コース設定装置(26)を
    第1設定状態に自動的に切換え操作し、前記貯留量検出
    装置(14)が検出状態になると、前記コース切換え手
    段(22)が前記貯留量検出装置(14)からの情報に
    基いて前記コース設定装置(26)を第2設定状態に自
    動的に切換え操作する状態に、前記コース切換え手段
    (22)を前記貯留量検出装置(14)に連係してある
    ゴルフボール回収作業車。
JP4008093A 1992-01-21 1992-01-21 ゴルフボール回収作業車 Expired - Lifetime JP2963571B2 (ja)

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