JP2963186B2 - 現像装置 - Google Patents
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- G03G2215/0621—Developer solid type one-component powder cloud
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- G03G2215/0643—Electrodes in developing area, e.g. wires, not belonging to the main donor part
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は一般的に電子写真印刷機に関し、より詳細に
は印刷機において光導電性部材上に記録された潜像を現
像するための装置に関する。
は印刷機において光導電性部材上に記録された潜像を現
像するための装置に関する。
1975年12月30日付でリーブマン（Liebman）に対し発
行された米国特許第3,929,098号は、磁気ブラシロール
が２成分の現像剤を磁気ロールとドナーロールとの間の
間隙に移送する機能を果たす装置を開示している。次に
現像剤のトナー粒子は、感光体上に潜像を現像するため
に、磁気ブラシから移送用ドナーロールに移される。こ
れによりトナーがドナーロールに充分に装填され、潜像
を受入れ可能な密度で現像を行う。
行された米国特許第3,929,098号は、磁気ブラシロール
が２成分の現像剤を磁気ロールとドナーロールとの間の
間隙に移送する機能を果たす装置を開示している。次に
現像剤のトナー粒子は、感光体上に潜像を現像するため
に、磁気ブラシから移送用ドナーロールに移される。こ
れによりトナーがドナーロールに充分に装填され、潜像
を受入れ可能な密度で現像を行う。
1978年４月11日付でクロール（Kroll）らに対し発行
された米国特許第4,083,326号は、２つの電導性ブラシ
が単一成分の現像剤を貯蔵器から単一のアプリケータロ
ーラに移送するのに使用され、該アプリケータローラが
現像剤を光導電性結像部剤に引き渡す。
された米国特許第4,083,326号は、２つの電導性ブラシ
が単一成分の現像剤を貯蔵器から単一のアプリケータロ
ーラに移送するのに使用され、該アプリケータローラが
現像剤を光導電性結像部剤に引き渡す。
1981年５月12日付のブレーシナ（Bresina）らに対す
る米国特許第4,266,868号は、磁気ブラシローラが単一
成分の現像剤を直接貯蔵器あら光導電性表面上に引き渡
し、また現像剤を貯蔵器から第２の磁気ブラシローラに
移すことも行うような現像装置について述べている。
る米国特許第4,266,868号は、磁気ブラシローラが単一
成分の現像剤を直接貯蔵器あら光導電性表面上に引き渡
し、また現像剤を貯蔵器から第２の磁気ブラシローラに
移すことも行うような現像装置について述べている。
1975年７月８日付のリーブマン（Liebman）らに対す
る米国特許第3,893,418号は、トナーをホッパーからゼ
ログラフィックドラムに移送するためのドナーロール
と、電気パルスをドナーロールとドラムとの間の間隙に
印加するためのパルス発生器を使用している装置につい
て述べている。
る米国特許第3,893,418号は、トナーをホッパーからゼ
ログラフィックドラムに移送するためのドナーロール
と、電気パルスをドナーロールとドラムとの間の間隙に
印加するためのパルス発生器を使用している装置につい
て述べている。
ワイラー（Weiler）に対する米国特許第3,998,185号
および第4,114,261号は、両方共、トナー粒子を現像部
に移送するためのマイクロフィールドドナーロールにつ
いて開示している。ドナーロールは複数のセグメントで
形成され、これらの交互のセグメントが反対に帯電され
る。電荷の極性はロールが回転する際逆転し、表面上の
トナーが撹拌され迅速に潜像に移行されるようになって
いる。
および第4,114,261号は、両方共、トナー粒子を現像部
に移送するためのマイクロフィールドドナーロールにつ
いて開示している。ドナーロールは複数のセグメントで
形成され、これらの交互のセグメントが反対に帯電され
る。電荷の極性はロールが回転する際逆転し、表面上の
トナーが撹拌され迅速に潜像に移行されるようになって
いる。
第１図に示した印刷機は、任意の適当な種類の光導電
性ベルト10を使用しており、該光導電性ベルトは矢印12
の方向に移動してベルトの光導電性表面の連続した部分
を該ベルトの移動通路のまわりに配設された種々の場所
に進ませる。図示の通り、ベルト10は、自由に回転し得
るように取付けられたローラ14および16とモータ20によ
って回転される駆動ローラ18のまわりに連らねられて該
ベルトを矢印12の方向に進ませる。
性ベルト10を使用しており、該光導電性ベルトは矢印12
の方向に移動してベルトの光導電性表面の連続した部分
を該ベルトの移動通路のまわりに配設された種々の場所
に進ませる。図示の通り、ベルト10は、自由に回転し得
るように取付けられたローラ14および16とモータ20によ
って回転される駆動ローラ18のまわりに連らねられて該
ベルトを矢印12の方向に進ませる。
先ず、ベルト10の一部分が帯電ステーションＡを通過
する。帯電ステーションＡにおいて、全体を参照符号22
で示されたコロナ発生装置は、ベルト10の光導電性表面
の一部分を比較的高い実質上均一の電位に帯電する。
する。帯電ステーションＡにおいて、全体を参照符号22
で示されたコロナ発生装置は、ベルト10の光導電性表面
の一部分を比較的高い実質上均一の電位に帯電する。
次に、光導電性表面の帯電部分は露光ステーションＢ
に進む。露光ステーションＢにおいて、現行文書24は透
明プラテン26上に下向き配置される。ランプ28が文書24
を照明し、反射された光がレンズ30を透過し光像を光導
電性表面の帯電部分上に形成する。光導電性表面上の帯
電は選択的に散逸し、透明プラテン26上に置かれた原稿
文書24に相応する光導電性表面上に静電潜像を残す。次
いで、ベルト10は静電潜像を現像ステーションＣに進ま
せる。
に進む。露光ステーションＢにおいて、現行文書24は透
明プラテン26上に下向き配置される。ランプ28が文書24
を照明し、反射された光がレンズ30を透過し光像を光導
電性表面の帯電部分上に形成する。光導電性表面上の帯
電は選択的に散逸し、透明プラテン26上に置かれた原稿
文書24に相応する光導電性表面上に静電潜像を残す。次
いで、ベルト10は静電潜像を現像ステーションＣに進ま
せる。
現像ステーションＣにおいて、全体を参照符号32で示
した現像装置は、光導電性表面上に記録された静電潜像
を現像するためにトナー粒子を移送する。現像装置32に
つき、以下に第２図を参照しながら詳細に説明する。ト
ナー粒子は現像装置からベルト上の潜像に移送され、ベ
ルト上にトナーパウダー像を形成し、該トナーパウダー
像は転写ステーションＤに進められる。
した現像装置は、光導電性表面上に記録された静電潜像
を現像するためにトナー粒子を移送する。現像装置32に
つき、以下に第２図を参照しながら詳細に説明する。ト
ナー粒子は現像装置からベルト上の潜像に移送され、ベ
ルト上にトナーパウダー像を形成し、該トナーパウダー
像は転写ステーションＤに進められる。
転写ステーションＤにおいて、支持材のシート38がト
ナーパウダー像に接触するように移動する。支持材38
は、全体を参照符号40で示されたシート送給装置によっ
て転写ステーションＤに進められる。好ましくは、シー
ト送給装置40は送給ロール42を具備し、該送給ロールは
シートのスタック44の最上部のシートに接触する。送給
ロール42は回転して最上部のシートをスタック44からシ
ュート46内に進ませる。シュート46は支持材38の前進す
るシートをベルト10の光導電性表面と接触するように指
し向ける。これは、光導電性表面上に現像されたトナー
パウダー像が転写ステーションＤにおいて支持材の前進
シートに接触するのと同期する。
ナーパウダー像に接触するように移動する。支持材38
は、全体を参照符号40で示されたシート送給装置によっ
て転写ステーションＤに進められる。好ましくは、シー
ト送給装置40は送給ロール42を具備し、該送給ロールは
シートのスタック44の最上部のシートに接触する。送給
ロール42は回転して最上部のシートをスタック44からシ
ュート46内に進ませる。シュート46は支持材38の前進す
るシートをベルト10の光導電性表面と接触するように指
し向ける。これは、光導電性表面上に現像されたトナー
パウダー像が転写ステーションＤにおいて支持材の前進
シートに接触するのと同期する。
転写ステーションＤはコロナ発生装置48を具備し、該
コロナ発生装置はイオンをシート38の裏面に照射する。
これはトナーパウダー像を光導電性表面からシート38に
引き付ける。転写後、シートは矢印50の方向にコンベア
（図示せず）内に移動し続け、該コンベアはシートを定
着ステーションＥに進ませる。
コロナ発生装置はイオンをシート38の裏面に照射する。
これはトナーパウダー像を光導電性表面からシート38に
引き付ける。転写後、シートは矢印50の方向にコンベア
（図示せず）内に移動し続け、該コンベアはシートを定
着ステーションＥに進ませる。
定着ステーションＥは全体を参照符号52で示された定
着アセンブリを具備し、該定着アセンブリは転写された
パウダー像をシート38に定着する。好ましくは、定着ア
センブリ52は加熱フューザーローラ54とバックアップロ
ーラ56を具備する。シート38はフューザーローラ54とバ
ックアップローラ56との間を通過し、トナーパウダー像
はフューザーローラ54に接触する。このように、トナー
パウダー像は永久的にシート38に定着される。定着後、
シュート58は前進シートをキャッチトレイ60に案内す
る。前記キャッチトレイはオペレータが前進シートを相
次いで印刷機から取り除くためのものである。
着アセンブリを具備し、該定着アセンブリは転写された
パウダー像をシート38に定着する。好ましくは、定着ア
センブリ52は加熱フューザーローラ54とバックアップロ
ーラ56を具備する。シート38はフューザーローラ54とバ
ックアップローラ56との間を通過し、トナーパウダー像
はフューザーローラ54に接触する。このように、トナー
パウダー像は永久的にシート38に定着される。定着後、
シュート58は前進シートをキャッチトレイ60に案内す
る。前記キャッチトレイはオペレータが前進シートを相
次いで印刷機から取り除くためのものである。
通常、支持材のシートがベルト10の光導電性表面から
分離された後、若干の残留トナー粒子が該光導電性表面
に付着したまま残る。これらの残留粒子はクリーニング
ステーションＦにおいて光導電性表面から除去される。
クリーニングステーションＦは、プレクリーンコロナ発
生装置（図示せず）と、ベルト10の光導電性表面に接触
状態に回転可能に取付けられた繊維ブラシ62を具備す
る。プレクリーンコロナ発生装置は、粒子を光導電性表
面に引き付ける電荷を中性化する。これらの粒子は、光
導電性表面に接触しているブラシ62の回転により該光導
電性表面から取り除かれる。クリーニングに続いて、放
電ランプ（図示せず）は光導電性表面に光を照射し、次
に続く結像サイクルで光導電性表面を帯電する前に該光
導電性表面に残っているいかなる残留電荷も消失させ
る。
分離された後、若干の残留トナー粒子が該光導電性表面
に付着したまま残る。これらの残留粒子はクリーニング
ステーションＦにおいて光導電性表面から除去される。
クリーニングステーションＦは、プレクリーンコロナ発
生装置（図示せず）と、ベルト10の光導電性表面に接触
状態に回転可能に取付けられた繊維ブラシ62を具備す
る。プレクリーンコロナ発生装置は、粒子を光導電性表
面に引き付ける電荷を中性化する。これらの粒子は、光
導電性表面に接触しているブラシ62の回転により該光導
電性表面から取り除かれる。クリーニングに続いて、放
電ランプ（図示せず）は光導電性表面に光を照射し、次
に続く結像サイクルで光導電性表面を帯電する前に該光
導電性表面に残っているいかなる残留電荷も消失させ
る。
次に第２図を参照すれば、現像装置32の詳細が示され
ている。装置は、現像剤66を内蔵する貯蔵器64を具備す
る。現像剤66は二成分タイプのものであり、即ちキャリ
アグラニュールとトナー粒子から成る。貯蔵器は符号68
で示したオーガを具備し、該オーガは貯蔵室に回転可能
に支持されている。オーガ68は移送する役目を果たすと
ともに、貯蔵器内で材料を撹拌しトナー粒子を活性して
摩擦帯電によりキャリアグラニュールに付着させる役目
を果たす。磁気ブラシロール70は現像剤を貯蔵器から２
つのドナーロール76,78のローディングニップ72,74に移
送する。磁気ブラシロールは周知であるので、ロール70
の構造について詳細に述べる必要はない。簡単に述べる
と、ロールは回転可能な管状ハウジングから成り、該ハ
ウジング内に固定の磁気シリンダが配置され、該磁気シ
リンダはその表面のまわりに印加された複数の磁極を有
する。現像剤のキャリアグラニュールは磁性材料であ
り、ロール70の管状ハウジングが回転すると、グラニュ
ールは（該グラニュールに摩擦帯電で付着しているトナ
ー粒子と共に）ロール70に引き付けられるとともにドナ
ーロールのローディングニップ72,74に運ばれる。計量
ブレード80は余剰の現像剤を磁気ブラシロールから除去
し、現像剤が第１のドナーロールのローディングニップ
72に到達する前に現像剤による均一な深さの被覆を確保
する。
ている。装置は、現像剤66を内蔵する貯蔵器64を具備す
る。現像剤66は二成分タイプのものであり、即ちキャリ
アグラニュールとトナー粒子から成る。貯蔵器は符号68
で示したオーガを具備し、該オーガは貯蔵室に回転可能
に支持されている。オーガ68は移送する役目を果たすと
ともに、貯蔵器内で材料を撹拌しトナー粒子を活性して
摩擦帯電によりキャリアグラニュールに付着させる役目
を果たす。磁気ブラシロール70は現像剤を貯蔵器から２
つのドナーロール76,78のローディングニップ72,74に移
送する。磁気ブラシロールは周知であるので、ロール70
の構造について詳細に述べる必要はない。簡単に述べる
と、ロールは回転可能な管状ハウジングから成り、該ハ
ウジング内に固定の磁気シリンダが配置され、該磁気シ
リンダはその表面のまわりに印加された複数の磁極を有
する。現像剤のキャリアグラニュールは磁性材料であ
り、ロール70の管状ハウジングが回転すると、グラニュ
ールは（該グラニュールに摩擦帯電で付着しているトナ
ー粒子と共に）ロール70に引き付けられるとともにドナ
ーロールのローディングニップ72,74に運ばれる。計量
ブレード80は余剰の現像剤を磁気ブラシロールから除去
し、現像剤が第１のドナーロールのローディングニップ
72に到達する前に現像剤による均一な深さの被覆を確保
する。
各ドナーロールローディングニップ72,74において、
トナー粒子は磁気ブラシロール70からそれぞれのドナー
ロール76,78に転写される。各ドナーロールはトナー
を、光導電性ベルト10が通過するそれぞれの現像領域8
2,84に移送する。磁気ブラシロール70からドナーロール
76,78へのトナー転写は、例えば適当な直流電気バイア
スを磁気ブラシおよび／またはドナーロールに印加する
ことにより活性化することができる。直流バイアス（例
えば、磁気ロールに印加された約100V）はドナーロール
と磁気ブラシロールとの間に静電界を確立し、この静電
界はトナー粒子を磁気ロール上のキャリアグラニュール
からドナーロールに引き付けさせる。キャリアグラニュ
ールと、磁気ブラシロール70上に残っているいかなるト
ナー粒子も、磁気ブラシロールが回転し続ける貯蔵器64
に返還される。
トナー粒子は磁気ブラシロール70からそれぞれのドナー
ロール76,78に転写される。各ドナーロールはトナー
を、光導電性ベルト10が通過するそれぞれの現像領域8
2,84に移送する。磁気ブラシロール70からドナーロール
76,78へのトナー転写は、例えば適当な直流電気バイア
スを磁気ブラシおよび／またはドナーロールに印加する
ことにより活性化することができる。直流バイアス（例
えば、磁気ロールに印加された約100V）はドナーロール
と磁気ブラシロールとの間に静電界を確立し、この静電
界はトナー粒子を磁気ロール上のキャリアグラニュール
からドナーロールに引き付けさせる。キャリアグラニュ
ールと、磁気ブラシロール70上に残っているいかなるト
ナー粒子も、磁気ブラシロールが回転し続ける貯蔵器64
に返還される。
磁気ロール70からドナーロール76,78に移されるトナ
ーの相対的な量は、例えば、異なるバイアス電圧をドナ
ーロールに印加すること、磁気ロールとドナーロールと
の間隔を調整すること、ローディングニップにおける磁
界の強度および形状を調整すること、および／またはド
ナーロールの速度を調整することにより、調整すること
ができる。各現像領域82,84において、トナーはそれぞ
れのドナーロール76,78からベルト10上の潜像に転写さ
れてトナーパウダー像をベルト上に形成する。ドナーロ
ールから光導電性表面へのトナーの十分な転写を行う種
々の方法は周知であり、これらの方法のいくつかは現像
領域82,84で使用できる。第２図において、各現像領域8
2,84は、米国特許出願第396,153号に記載された形状を
もつものとして示される。すなわち、電極ワイヤは各ド
ナーロール76,78とベルト10との間の空間に配設され
る。第２図は各ドナーロール76,78についてそれぞれの
対なる電極ワイヤ86,88を示し、該電極ワイヤがドナー
ロールの長手軸線に実質的に平行な方向に延びる。電極
は細い（すなわち50〜100μ直径）ダングステンワイヤ
でできており、該タングステンワイヤはそれぞれのドナ
ーロールに近接しこれから離れている。各ワイヤとそれ
ぞれのドナーロールとの間の距離は、各10μから約40μ
までの範囲（典型的には約25μ）内にあるか、あるいは
ドナーロール上におけるトナー層の厚さである。ワイヤ
は、ドナーロール上のトナーの厚さによりドナーロール
からそれ自体離れている。この目的のため、ワイヤの先
端は端部支持ブロックの頂部により支持され、該端部支
持ブロックもドナーロールを回転するように支持する。
ワイヤ先端は、ドナーロール構造物のトナー層を含む表
面に対する接線より若干下方にあるように取付けられ
る。
ーの相対的な量は、例えば、異なるバイアス電圧をドナ
ーロールに印加すること、磁気ロールとドナーロールと
の間隔を調整すること、ローディングニップにおける磁
界の強度および形状を調整すること、および／またはド
ナーロールの速度を調整することにより、調整すること
ができる。各現像領域82,84において、トナーはそれぞ
れのドナーロール76,78からベルト10上の潜像に転写さ
れてトナーパウダー像をベルト上に形成する。ドナーロ
ールから光導電性表面へのトナーの十分な転写を行う種
々の方法は周知であり、これらの方法のいくつかは現像
領域82,84で使用できる。第２図において、各現像領域8
2,84は、米国特許出願第396,153号に記載された形状を
もつものとして示される。すなわち、電極ワイヤは各ド
ナーロール76,78とベルト10との間の空間に配設され
る。第２図は各ドナーロール76,78についてそれぞれの
対なる電極ワイヤ86,88を示し、該電極ワイヤがドナー
ロールの長手軸線に実質的に平行な方向に延びる。電極
は細い（すなわち50〜100μ直径）ダングステンワイヤ
でできており、該タングステンワイヤはそれぞれのドナ
ーロールに近接しこれから離れている。各ワイヤとそれ
ぞれのドナーロールとの間の距離は、各10μから約40μ
までの範囲（典型的には約25μ）内にあるか、あるいは
ドナーロール上におけるトナー層の厚さである。ワイヤ
は、ドナーロール上のトナーの厚さによりドナーロール
からそれ自体離れている。この目的のため、ワイヤの先
端は端部支持ブロックの頂部により支持され、該端部支
持ブロックもドナーロールを回転するように支持する。
ワイヤ先端は、ドナーロール構造物のトナー層を含む表
面に対する接線より若干下方にあるように取付けられ
る。
交流電気バイアスが、交流電源（図示せず）により電
極ワイヤに印加される。印加された交流は、各対のワイ
ヤとそれぞれのドナーロールとの間に交流静電界を形作
り、これはドナーロールの表面からトナーを離脱しワイ
ヤのまわりにトナー雲を形成するのに有効であり、雲の
高さは実質上ベルト10に接触しないようにものである。
交流電圧の大きさは比較的低く、例えば、約3 kHz〜約1
0 kHzの周波数範囲でピークが200〜500Vのオーダーであ
る。各ドナーロール76,78に印加された直流バイアス供
給源（図示せず）ベルト10とドナーロールとの間に静電
界を確立し、離脱されたトナー粒子をワイヤを取り巻く
雲からベルトの光導電性表面に記録された潜像に引き付
ける。電極ワイヤとドナーロールとの間に約10μから約
40μまでの範囲の間隔があるとき、200〜500ボルトの印
加電圧が比較的大きな静電界を生成し、しかもエアー破
壊の危険性を伴なわない。電極ワイヤまたはドナーロー
ルのいずれかに誘電コーティングを採用することは、印
加交流電圧の短絡を防止するのに役立つ。
極ワイヤに印加される。印加された交流は、各対のワイ
ヤとそれぞれのドナーロールとの間に交流静電界を形作
り、これはドナーロールの表面からトナーを離脱しワイ
ヤのまわりにトナー雲を形成するのに有効であり、雲の
高さは実質上ベルト10に接触しないようにものである。
交流電圧の大きさは比較的低く、例えば、約3 kHz〜約1
0 kHzの周波数範囲でピークが200〜500Vのオーダーであ
る。各ドナーロール76,78に印加された直流バイアス供
給源（図示せず）ベルト10とドナーロールとの間に静電
界を確立し、離脱されたトナー粒子をワイヤを取り巻く
雲からベルトの光導電性表面に記録された潜像に引き付
ける。電極ワイヤとドナーロールとの間に約10μから約
40μまでの範囲の間隔があるとき、200〜500ボルトの印
加電圧が比較的大きな静電界を生成し、しかもエアー破
壊の危険性を伴なわない。電極ワイヤまたはドナーロー
ルのいずれかに誘電コーティングを採用することは、印
加交流電圧の短絡を防止するのに役立つ。
現像後、トナーはそれぞれのクリーニングブレード
（図示せず）によりドナーロール76,78から剥取ること
ができ、磁気ロール70はドナーロールをクリーニングす
るために新しいトナーを計量するようになっている。相
次いで静電潜像が現像されると、現像剤66内のトナー粒
子は消耗する。トナー分配器（図示せず）はトナー粒子
源を収容している。トナー分配器は貯蔵器64に連通して
おり、現像剤におけるトナー粒子の濃度が減少すると、
新しいトナー粒子が貯蔵器の現像剤に補給される。貯蔵
器室内のオーガ68は新しいトナー粒子と残っている現像
剤とを混合し、内部の合成された現像剤が実質上均一と
なりトナー粒子の濃度が最適となる。このように、実質
上一定量のトナー粒子が貯蔵器にあってトナー粒子は一
定の電荷をもつ。
（図示せず）によりドナーロール76,78から剥取ること
ができ、磁気ロール70はドナーロールをクリーニングす
るために新しいトナーを計量するようになっている。相
次いで静電潜像が現像されると、現像剤66内のトナー粒
子は消耗する。トナー分配器（図示せず）はトナー粒子
源を収容している。トナー分配器は貯蔵器64に連通して
おり、現像剤におけるトナー粒子の濃度が減少すると、
新しいトナー粒子が貯蔵器の現像剤に補給される。貯蔵
器室内のオーガ68は新しいトナー粒子と残っている現像
剤とを混合し、内部の合成された現像剤が実質上均一と
なりトナー粒子の濃度が最適となる。このように、実質
上一定量のトナー粒子が貯蔵器にあってトナー粒子は一
定の電荷をもつ。
１つ以上の現像流域、例えば第２図に符号82,84で示
すように２つの現像領域を使用することが、特に高速の
プロセス速度で潜像の満足すべき現像を確保するのに好
ましい。必要とあれば、現像領域は、例えば異なる電気
バイアスを各ドナーロールに印加することにより、異な
る特性をもつことができる。従って１つの領域の特性は
最適のライン現像を得る目的で選ぶことができ、また他
の領域の転写特性はソリッド領域の最適の現像を得るた
めに選択される。第２図に示した装置は、２つの現像ニ
ップの利益と、二成分現像剤で磁気ブラシ技術を使用す
ることにより得られる周知の確立された利益すなわち高
容量の信頼性との組合わせである。しかしながら、組合
わさった利益は単一の磁気ブラシロール70のみで得ら
れ、価格の大幅な減少と、各ドナーロールにつきそれぞ
れの磁気ブラシロールを設けられた装置と比べて空間の
大幅な節約とが得られる。もし２つ以上のドナーロール
が装置のレイアウトに応じて使用されれば、単一の磁気
ブラシロールで２つ以上のドナーロールにトナーを供給
することが可能である。
すように２つの現像領域を使用することが、特に高速の
プロセス速度で潜像の満足すべき現像を確保するのに好
ましい。必要とあれば、現像領域は、例えば異なる電気
バイアスを各ドナーロールに印加することにより、異な
る特性をもつことができる。従って１つの領域の特性は
最適のライン現像を得る目的で選ぶことができ、また他
の領域の転写特性はソリッド領域の最適の現像を得るた
めに選択される。第２図に示した装置は、２つの現像ニ
ップの利益と、二成分現像剤で磁気ブラシ技術を使用す
ることにより得られる周知の確立された利益すなわち高
容量の信頼性との組合わせである。しかしながら、組合
わさった利益は単一の磁気ブラシロール70のみで得ら
れ、価格の大幅な減少と、各ドナーロールにつきそれぞ
れの磁気ブラシロールを設けられた装置と比べて空間の
大幅な節約とが得られる。もし２つ以上のドナーロール
が装置のレイアウトに応じて使用されれば、単一の磁気
ブラシロールで２つ以上のドナーロールにトナーを供給
することが可能である。
第２図に示した配置構成において、ドナーロール76,7
8と磁気ブラシロール70を、ベルト10の移動方向と「同
じ」または「反対」に回転することができる。
8と磁気ブラシロール70を、ベルト10の移動方向と「同
じ」または「反対」に回転することができる。
第２図の装置に使用した二成分現像剤66は適当なタイ
プのものでよい。しかしながら、電導性現像剤の使用が
好ましい。何故ならば、電導性現像剤は磁気ブラシロー
ルにおいて現像剤の内部での帯電形成の可能性を排除す
るからであり、この帯電形成はさらに第２のドナーロー
ルでの現像に悪影響を及ぼす。例えば、現像剤のキャリ
アグラニュールは強磁性コアを含み、該強磁性コアは樹
脂材料の非連続層で覆われたマグネタイトの薄い層を有
する。トナー粒子は、クロモゲンブラックのような着色
材料と混合されたビニルポリマーのような樹脂材料でで
きている。現像剤は、重量％で約95％〜約99％のキャリ
アと重量％で約５％〜約１％のトナーから成る。
プのものでよい。しかしながら、電導性現像剤の使用が
好ましい。何故ならば、電導性現像剤は磁気ブラシロー
ルにおいて現像剤の内部での帯電形成の可能性を排除す
るからであり、この帯電形成はさらに第２のドナーロー
ルでの現像に悪影響を及ぼす。例えば、現像剤のキャリ
アグラニュールは強磁性コアを含み、該強磁性コアは樹
脂材料の非連続層で覆われたマグネタイトの薄い層を有
する。トナー粒子は、クロモゲンブラックのような着色
材料と混合されたビニルポリマーのような樹脂材料でで
きている。現像剤は、重量％で約95％〜約99％のキャリ
アと重量％で約５％〜約１％のトナーから成る。
第１図は、本発明の現像装置を組込んでいる一例として
の電子写真印刷機を示す概略正面図である。 第２図は、第１図の印刷機の現像装置を詳細に示す概略
正面図である。 10:ベルト、12:矢印 14,16,18:ローラ、20:モータ 22:コロナ発生装置、24:原稿文書 26:透明プラテン、28:ランプ 30:レンズ、32:現像装置 38:シート、40:シート送給装置 42:送給ロール、44:スタック 46:シュート、48:コロナ発生装置 50:矢印、52:定着アセンブリ 54:フューザーローラ 56:バックアップローラ 58:シュート、60:キャッチトレイ 62:ブラシ、64:貯蔵器 66:現像剤、68:オーガ 70:磁気ブラシロール 72,74:ローディングニップ 76,78:ドナーロール、82,84:現像領域 86,88:電極ワイヤ
の電子写真印刷機を示す概略正面図である。 第２図は、第１図の印刷機の現像装置を詳細に示す概略
正面図である。 10:ベルト、12:矢印 14,16,18:ローラ、20:モータ 22:コロナ発生装置、24:原稿文書 26:透明プラテン、28:ランプ 30:レンズ、32:現像装置 38:シート、40:シート送給装置 42:送給ロール、44:スタック 46:シュート、48:コロナ発生装置 50:矢印、52:定着アセンブリ 54:フューザーローラ 56:バックアップローラ 58:シュート、60:キャッチトレイ 62:ブラシ、64:貯蔵器 66:現像剤、68:オーガ 70:磁気ブラシロール 72,74:ローディングニップ 76,78:ドナーロール、82,84:現像領域 86,88:電極ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョセフ・ジー・シュラム アメリカ合衆国 ニューヨーク州 13088 リバプール パーカーアベニュ ー 124 (56)参考文献 特開 昭56−116060（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−273561（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−129883（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−90053（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G30G 15/08 - 15/09
Claims (2)
- 【請求項１】移動可能な光導電性表面上に記録された潜
像を現像するための現像装置であって、 キャリアグラニュールおよびトナー粒子の供給源を貯蔵
するための貯蔵器； キャリアグラニュールおよびトナー粒子を前記貯蔵器か
ら移送するように配置された磁気ブラシロール； トナー粒子を前記磁気ブラシロールから受け取り、受け
取ったトナー粒子を光導電性表面の移動方向に互いに離
れた場所にある光導電性表面に引き渡し、それにより光
導電性表面上に潜像を現像するように配置される少なく
とも２つのドナーロールからなり、 前記少なくとも２つのドナーロールのそれぞれが前記磁
気ブラシロールから異なった量のトナー粒子を受け取る
ためにそれぞれ異なった速度で回転することを特徴とす
る現像装置。 - 【請求項２】前記各々のドナーロールと光導電表面との
間に配置された少なくとも１つの電極部材； トナー粒子を前記ドナーロールから離脱して前記ドナー
ロールと光導電性表面との間の領域にトナー粒子の雲を
形成するために前記電極部材に電気的なバイアスを与え
るための手段 を有することを特徴とする請求項１記載の現像装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/429,108 US5032872A (en) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | Developing device with dual donor rollers including electrically biased electrodes for each donor roller |
| US429108 | 1989-10-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03154084A JPH03154084A (ja) | 1991-07-02 |
| JP2963186B2 true JP2963186B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=23701840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2286927A Expired - Fee Related JP2963186B2 (ja) | 1989-10-30 | 1990-10-23 | 現像装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
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| US (1) | US5032872A (ja) |
| EP (1) | EP0426420B1 (ja) |
| JP (1) | JP2963186B2 (ja) |
| CA (1) | CA2025913C (ja) |
| DE (1) | DE69019463T2 (ja) |
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| US5132730A (en) * | 1991-09-05 | 1992-07-21 | Xerox Corporation | Monitoring of color developer housing in a tri-level highlight color imaging apparatus |
| US5212029A (en) * | 1991-09-05 | 1993-05-18 | Xerox Corporation | Ros assisted toner patch generation for use in tri-level imaging |
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| US3967892A (en) * | 1974-07-26 | 1976-07-06 | Xerox Corporation | Development system |
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1989
- 1989-10-30 US US07/429,108 patent/US5032872A/en not_active Expired - Lifetime
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1990
- 1990-09-21 CA CA002025913A patent/CA2025913C/en not_active Expired - Fee Related
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