JP2962956B2 - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子などの表
示素子を駆動する表示制御装置に関するものであり、詳
しくは、表示素子の適正な駆動条件が温度に依存して大
きく変化する場合に、駆動条件の温度補償を行なって好
ましい表示制御を行なえるようにした表示制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】強誘電液晶素子は、表示制御をする上で
大きな特徴をもっている。1つは、適正な駆動条件に大
きな温度特性をもつということ、すなわち、適正な駆動
条件が温度に依存して大きく変化するため、この温度特
性を補償しなくてはならないということである(特開昭
63−243923号公報参照)。温度補償をするため
には、適正な駆動条件を選択して表示状態を制御できる
ように、駆動条件調整手段をユーザが調整できるように
設定しておくことができる。
【0003】もう1つは、強誘電液晶が、メモリ性をも
つ、すなわち周期的に閾値以上の電圧を印加しなくて
も、一度書き込んだ画像情報は保持(メモリ)されると
いうことである。この特徴を活かして、部分的に書換え
が行なわれた部位のみに書換え信号を優先的に印加する
部分書換えが適用可能である(特開平1−140198
号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この部
分書換えとユーザによる駆動条件調整とが共存する制御
方式の場合、ある特定の部分のみ閾値以上の駆動波形が
印加されているため、その部分の駆動条件は画面を見な
がらユーザが最適となるように調整することはできる
が、部分書換え部以外の部位の駆動マージンが適正かど
うかは判断できず、画面全体の最適な駆動条件を捜すこ
とが難しいという問題がある。
【0005】本発明の目的は、この従来技術の問題点に
鑑み、部分書換えが行なわれているときでも、駆動条件
を画面を見ながら容易に調整できるようにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の表示制御装置は、温度に依存して適正な駆動条
件が変化する表示素子に対して設定された駆動条件に応
じた画像情報信号と走査信号とを供給して表示素子を駆
動制御し画像の表示を行なう表示制御装置であって、そ
の画像情報信号に対応する画像情報が変化したことを検
知する手段と、これによって画像情報が変化したことが
検知されたときその部分を優先して走査して書き換える
部分書換え手段と、表示素子の画面全体を周期的に走査
して全面リフレッシュする手段と、前記設定された駆動
条件を変更し調整する手段と、これにより駆動条件が変
更されたことを検出する手段と、この検出手段が駆動条
件の変更を検出した場合において、前記部分書換え手段
が部分書換えを行なっているときは、その部分書き換え
を一時的に中断しその間強制的に前記全面リフレッシュ
手段の駆動に切り換える手段とを具備する。
【0007】前記表示素子は、例えば、情報電極群が形
成された基板と、走査電極群が形成された基板と、この
一対の基板間に挟持された強誘電液晶とを有する。
【0008】
【作用】この構成において、画像情報が一定している間
は勿論のこと、画像情報が変化し部分書換えが行なわれ
ている間でかつその間に駆動条件を調整した場合でも、
全面リフレッシュ駆動されるため、全画面にわたり画面
を観察しながら容易に駆動条件の調整が行なわれる。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図5および図6は、本発明の一実施例に係る表示制
御装置が液晶素子に出力する走査信号S1〜S3、情報
信号D、および、液晶素子の液晶に印加されるこれらの
合成波形の1つS2−Dの説明図である。走査信号S1
〜S3は消去パルスEPとそれに続く書込みパルスWP
からなり、消去パルスEPによってその電界方向に対応
したスイッチングを行い、選択されているラインを消去
する。図5および図6では、走査信号S2の消去パルス
EPと情報信号パルスBとで暗状態へスイッチングして
消去を行う場合の信号例を示している。
【0010】続いて書込みパルスWPによって所望の書
込みが行なわれる。書込みパルスWPは情報信号Dと同
期して印加され、それらの書込みパルスWPと情報信号
Dの合成波形WPーDが液晶に印加される。合成波形W
P−Dが閾値を越えた場合には消去された状態からもう
一方の状態にスイッチングが行われ、閾値以下の場合に
は消去状態が保持される。図5では、合成波形WP−D
が閾値を越えてスイッチング(暗状態から明状態へのス
イッチング)が行われる場合を示しており、図6は閾値
以下で消去状態(暗状態)を保持する場合を示してい
る。図5中で、書込みパルスの電圧波高値をVop、ま
た、1水平走査期間を1Hと定義する。これらの電圧V
opと時間1Hをパラメータとして各温度の最適駆動条
件が設定され温度補償が行われる。
【0011】図1は図5や図6の駆動信号を出力するF
LC素子表示制御回路系のブロック図である。この回路
系は、温度に依存して適正な駆動条件が変化するFLC
表示素子10に対して、設定された駆動条件に応じた画
像情報信号と走査信号とを供給して表示素子10を駆動
制御し画像の表示を行なうものであって、その画像情報
信号に対応する画像情報が変化したことを検知する画像
変化検知手段142と、これによって画像情報が変化し
たことが検知されたときその部分を優先して走査して書
き換えたり表示素子の画面全体を周期的に走査して全面
リフレッシュする表示部コントローラ13、走査および
情報ドライバ11および12等と、駆動条件を変更し調
整するための調整素子16および駆動条件調整回路15
と、これにより駆動条件が変更されたことを検出するデ
ジタルデータ比較回路151と、これが駆動条件の変更
を検出した場合において、前記部分書換え手段が部分書
換えを行なっているときは、その部分書き換えを一時的
に中断しその間強制的に前記全面リフレッシュ手段の駆
動に切り換える全面リフレッシュ/部分書換切換回路1
44とを備える。
【0012】表示素子10は、情報電極群が形成された
基板と、走査電極群が形成された基板と、この一対の基
板間に挟持された強誘電液晶とを有し、1024×12
80ドットの表示を行うものである。それに用いた液晶
材料はビフェニル系とフェニルピリミジン系が主成分の
混合物であり、次に示すように、温度に応じて相転移す
る。
【0013】図4はこのFLC表示素子10の各温度で
の最適駆動条件を示したグラフである。このグラフに示
すように駆動電圧Vopと1水平走査期間1Hを温度に
応じて制御することによって広い範囲の温度に対応して
いる。
【0014】走査および情報ドライバ11および12は
表示部コントローラ13中に含まれるロジック制御部1
32によって制御され、駆動電圧発生回路131におい
て生成される各駆動電圧に基づきそれぞれ走査電極群と
情報電極群に電圧を印加しFLC表示素子10を駆動す
る。そして、先に述べた最適条件下でFLC表示素子1
0を駆動するために、調整素子16とその出力信号を受
けて駆動条件を決定する駆動条件調整回路15を介して
ロジック制御部132に駆動条件を示す信号が出力さ
れ、それに基づき走査および情報ドライバ11および1
2が制御されるようになっている。
【0015】図2はこれをより詳細に示すブロック図で
ある。同図に示すように、駆動条件制御回路15はPR
OMを有し、そこに図4の駆動条件1H,Vopを対応
させた駆動条件テーブルを格納している。調整素子16
は、可変抵抗ボリュームを有し、これによって選択され
る0〜5Vの間の電圧値が駆動条件制御回路15に入力
されるようになっている。この電圧値は、駆動条件制御
回路15のA/Dコンバータ152に入力されデジタル
変換される。デジタル変換されたデータに従って対応す
るデータ1H°,Vop°が選択されてロジック制御部
132に出力され、最終的にFLCパネルにデータIH
°,Vop°が出力される。
【0016】一方、調整素子16によって選択された条
件が変化しているがどうかを判断するために、デジタル
データ比較回路151はA/Dコンバータ152からの
デジタルデータについて一定周期例えば5Hzで前回の
データと相違ないかを比較し、同じ場合には部分書換え
許可信号を、変化のあった場合には強制全面リフレッシ
ュ信号をそれぞれ全面リフレッシュ部分書換切換回路1
44に出力する。強制リフレッシュ期間は、デジタルデ
ータが変化している間あるいは変化していることを最初
に検知してからの数秒間に設定することができる。
【0017】ここで、部分書き換えは、例えば特開平1
ー1040198号公報に示されるように、ある周期で
画像メモリ143にデータ発生部141からアクセスの
あった走査アドレスのサンプリングを画像変化検知手段
142で行ない、そのサンプリング期間終了後、ロジッ
ク制御部132にその走査アドレスとその走査アドレス
に対応した情報データを転送し、サンプリングされたす
べてまたは一部の走査アドレスを優先的にFLC表示素
子10上で走査して即時に行なわれる。これにより、情
報量が多いディスプレイの場合でも応答の良い描画が可
能になる。
【0018】図3は上記の比較回路151における動作
手順を示すフローチャートである。すなわち、電源が投
入されると(ステップ31)、ADコンバータ152が
出力するデジタル信号D0 に対応する駆動条件テーブル
のアドレスがリードされ(ステップS32)、そのデー
タがメモリBに格納される(ステップS33)。次に同
様のリードが行なわれ(ステップS34)、そのデータ
がメモリAに格納される(ステップS35)。そしてメ
モリAの内容とメモリBの内容が比較され(ステップS
36)、同一の場合は部分書換許可の信号が全面リフレ
ッシュ/部分書換切換回路144に出力され、ステップ
S34に戻り、さらに次のリードが行なわれる。異なる
場合は、メモリAの内容をメモリBに移し、全面リフレ
ッシュ強制信号を全面リフレッシュ/部分書換切換回路
144に出力してから、ステップS34に戻り、さらに
次のリードが行なわれる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、従来は駆動条件の
調整中に部分書換えが行われていると走査されていない
部分の駆動マージンの調節が適正範囲か否かが判断でき
なかったが、本発明によれば、駆動マージン調整中には
全面リフレッシュ強制信号を出力して全面リフレッシュ
を行うようにしたため、不慣れなユーザでも駆動マージ
ンの調整が容易にできるようになり、常に全画面につい
て良好な画質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る図5や図6の駆動信
号を出力するFLC素子表示制御回路系のブロック図で
ある。
【図2】 ロジック制御部に駆動条件を示す信号を出力
する構成をより詳細に示すブロック図である。
【図3】 比較回路における動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】 FLC表示素子の各温度における最適駆動条
件を示すグラフである。
【図5】 本発明の一実施例に係る表示制御装置が液晶
素子に出力する走査信号、情報信号、および、これらの
合成波形であって、消去されさらにスイッチングが行わ
れる場合のものの説明図である。
【図6】 本発明の一実施例に係る表示制御装置が液晶
素子に出力する走査信号、情報信号、および、これらの
合成波形であって、消去されそれが維持される場合のも
のの説明図である。
【符号の説明】 S1〜S3:走査信号、D:情報信号、S2−D:合成
波形、EP:消去パルス、WP:書込みパルス、B:情
報信号パルス、10:FLC表示素子、11:走査ドラ
イバ、12:情報ドライバ、13:表示部コントロー
ラ、15:駆動条件調整回路、16:調整素子、13
1:駆動電圧発生回路、132:ロジック制御部、14
1:データ発生部、142:画像変化検知手段、14
3:画像メモリ、144:全面リフレッシュ/部分書換
切換回路、151:デジタルデータ比較回路、152:
A/Dコンバータ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度に依存して適正な駆動条件が変化す
    る表示素子に対して設定された駆動条件に応じた画像情
    報信号と走査信号とを供給して表示素子を駆動制御し画
    像の表示を行なう表示制御装置であって、 その画像情報信号に対応する画像情報が変化したことを
    検知する手段と、 これによって画像情報が変化したことが検知されたとき
    その部分を優先して走査して書き換える部分書換え手段
    と、 表示素子の画面全体を周期的に走査して全面リフレッシ
    ュする手段と、 前記設定された駆動条件を変更し調整する手段と、 これにより駆動条件が変更されたことを検出する手段
    と、 この検出手段が駆動条件の変更を検出した場合におい
    て、前記部分書換え手段が部分書換えを行なっていると
    きは、その部分書き換えを一時的に中断しその間強制的
    に前記全面リフレッシュ手段の駆動に切り換える手段と
    を具備することを特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記表示素子は、情報電極群が形成され
    た基板と、走査電極群が形成された基板と、この一対の
    基板間に挟持された強誘電液晶とを有することを特徴と
    する請求項1記載の表示制御装置。
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