JPH10142580A - 液晶装置 - Google Patents

液晶装置

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JPH10142580A
JPH10142580A JP29910496A JP29910496A JPH10142580A JP H10142580 A JPH10142580 A JP H10142580A JP 29910496 A JP29910496 A JP 29910496A JP 29910496 A JP29910496 A JP 29910496A JP H10142580 A JPH10142580 A JP H10142580A
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Akira Tsuboyama
明 坪山
Kazunori Katakura
一典 片倉
Jun Iba
潤 伊庭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像書き換え速度を向上させることのできる
液晶装置を提供する。 【解決手段】 画像情報比較手段9により画像情報記憶
手段1aに記憶された複数の走査信号ラインの画像情報
を比較すると共に、この画像情報比較手段9による比較
の結果、複数の走査信号ラインの画像情報が同じ場合に
は、走査信号制御手段3にて、この複数の走査信号ライ
ンに対応する走査信号電極6aに同時に走査信号を印加
するよう走査信号印加手段5を制御することにより、フ
レーム周期を低減して画像書き換え速度を向上させる。
また、比較の結果、画像情報が異なる場合には、情報信
号制御手段4にてDC補償成分のない情報信号を情報信
号電極6bに印加するよう情報信号印加手段7を制御す
ることにより、フレーム周期を低減して画像書き換え速
度を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルを備え
た液晶装置に関し、特に液晶パネルの画質を向上させる
ための駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶装置においては、情報信号電
極群と走査信号電極群とがマトリクス状に形成されてい
る1対の基板間に液晶を充填して形成された液晶パネル
を備えたものがある。そして、この液晶パネルの情報信
号電極群及び走査信号電極群に駆動波形を印加して画像
を表示するようにしている。
【0003】図9は、例えば特開平2−281233号
公報に掲載されている従来の駆動波形を示すものであ
り、同図において(a)は走査選択信号波形及び走査非
選択信号波形を、(b)は情報オン信号波形及び情報オ
フ信号波形をそれぞれ示している。
【0004】ここで、この走査選択信号は消去位相P
e、書き込み位相Pw、補助位相Paからなっており、
この波形は情報を書き込む前にライン毎に消去する「ラ
イン消去ライン書き込み波形」である。なお、補助位相
Paは、書き込み駆動マ−ジンを確保するためのもの
で、この補助位相Paによって広い電圧範囲で良好な画
質を得ることが可能になる。
【0005】一方、情報信号は、走査選択信号の書き込
み位相Pwに同期して情報信号電極群に印加されるが、
良質な画質を得るためには1ライン選択期間内にDC補
償する必要があり、このため情報オン信号及び情報オフ
信号には(b)に示すような逆極性のDC補償パルスP
dがそれぞれ付加されている。なお、このようなDC補
償パルスPdを付加することにより、1ライン選択期間
は書き込み位相Pwのパルス幅をΔTとすると、2ΔT
となる。
【0006】ところで、図10は、このような構成の駆
動波形を用いる駆動方法を、マトリクス電極に適用した
場合の走査信号波形、情報信号波形及び液晶に印加され
るこれらの波形の合成波形を示す図である。なお、同図
において、(a1)〜(a3)は、3本の走査信号電極に印
加される走査信号波形を、(b)は情報信号Iの波形
を、(c1)、(c2)は合成波形を、さらに(d)はN−
1〜N+2の4つの画素の表示状態を、それぞれ示して
いる。
【0007】ここで、白(オン)画素に関しては、(c
1)に示すように黒消去パルスによる黒消去後、逆極性の
閾値以上の高電圧の白書き込みパルスが続き、これによ
り例えばN+1の画素には白が書き込まれる。一方、黒
(オフ)画素には、(c2)に示すように黒消去パルスに
よる黒消去後、低電圧閾値以下の黒保持パルスが印加さ
れ、これにより例えばN+2の画素では黒が保持され
る。
【0008】ところで、閾値以上の電圧を与えて書き込
みに寄与できるのは、走査選択信号の書き込み位相期間
ΔTのみなので、1ライン選択期間はおおよそ液晶のス
イッチングスピードの2倍になる。したがって、走査ラ
イン数をN、書き込み位相期間をΔTとすると、フレー
ム周期は、N×2×ΔTとなる。
【0009】なお、図11は、図9、図10に示した駆
動波形を用いた従来の駆動方法を示すものであるが、既
述したように情報に拘らず1ライン選択期間は2ΔTに
等しい波形を用いるため、例えば6ライン分の書き込み
期間は2ΔT×6=12ΔTとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
駆動方法により駆動される液晶パネルを備えた従来の液
晶装置において、この液晶パネルが強誘電性液晶や反強
誘電性液晶等の液晶を用い、1ライン選択期間中にスイ
ッチングを完結するような構成の液晶パネルの場合、フ
レー厶周波数は液晶材料のスイッチングスピードに制約
されることになる。
【0011】しかし、既述したように最低の1ライン書
き込み期間は2ΔTであり、また液晶材料のスイッチン
グの高速化に限界があるとすれば、これ以上の高速化は
不可能である。なお、これまでの研究発表や製品発表で
は、1ライン選択期間は高々64μsecが限界であ
る。
【0012】一方、高精細ディスプレイすなわち走査ラ
イン数が増えると、例えば走査ライン数が1000ライ
ン以上となると、フレ−ム周波数が低下し、動画への追
随性や、フリッカー等の問題点が生じる。例えば、10
00ラインで64μsecの場合、フレーム周波数は1
5.6Hzになり、上記のような問題点が生じる。
【0013】そこで、本発明は、このような従来の問題
点を解決するためになされたものであり、画像書き換え
速度を向上させることのできる液晶装置を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、マトリクス状
に形成されている情報信号電極群及び走査信号電極群
と、1対の基板間に配された液晶とを有する液晶パネル
を備えた液晶装置において、前記走査信号電極群に走査
信号を印加する走査信号印加手段と、前記走査信号に同
期して前記情報信号群に情報信号を印加する情報信号印
加手段と、前記液晶パネルに表示する画像情報を記憶す
る画像情報記憶手段と、前記画像情報記憶手段に記憶さ
れた前記液晶パネルの連続する複数の走査信号ラインの
画像情報を比較する画像情報比較手段と、を備え、前記
画像情報比較手段による比較結果に基づいて前記走査信
号印加手段を制御することを特徴とするものである。
【0015】また本発明は、マトリクス状に形成されて
いる情報信号電極群及び走査信号電極群と、1対の基板
間に配された液晶とを有する液晶パネルを備えた液晶装
置において、前記走査信号電極群に走査信号を印加する
走査信号印加手段と、前記走査信号に同期して前記情報
信号群に情報信号を印加する情報信号印加手段と、前記
液晶パネルに表示する画像情報を記憶する画像情報記憶
手段と、前記画像情報記憶手段に記憶された前記液晶パ
ネルの連続する複数の走査信号ラインの画像情報を比較
する画像情報比較手段と、前記画像情報比較手段による
比較結果に基づいて前記複数の走査信号ラインに対応す
る走査信号電極に前記走査信号を同時に印加するよう前
記走査信号印加手段を制御する走査信号制御手段と、を
備えたことを特徴とするものである。
【0016】また本発明は、前記走査信号制御手段は、
前記比較の結果、前記連続する複数の走査信号ラインの
画像情報が同じ場合に、前記対応する走査信号電極に同
時に走査信号を印加するよう前記走査信号印加手段を制
御することを特徴とするものである。
【0017】また本発明は、前記画像情報比較手段によ
る比較結果に基づいてDC補償成分のない情報信号を前
記情報信号電極群に印加するよう前記情報信号印加手段
を制御する情報信号制御手段を備えたことを特徴とする
ものである。
【0018】また本発明は、前記情報信号制御手段は、
前記比較の結果、前記連続する複数の走査信号ラインの
画像情報が異なる場合に、DC補償成分のない情報信号
を前記情報信号電極群に印加するよう前記情報信号印加
手段を制御することを特徴とするものである。
【0019】また本発明は、前記液晶が強誘電性液晶で
あることを特徴とするものである。
【0020】また本発明のように、画像情報比較手段に
より画像情報記憶手段に記憶された液晶パネルの連続す
る複数の走査信号ラインの画像情報を比較すると共に、
この画像情報比較手段による比較の結果、複数の走査信
号ラインの画像情報が同じ場合には、走査信号制御手段
により複数の走査信号ラインに対応する走査信号電極に
同時に走査信号を印加するよう走査信号印加手段を制御
してフレーム周期を低減し、画像書き換え速度を向上さ
せる。
【0021】また本発明のように、画像情報比較手段に
よる比較の結果、複数の走査信号ラインの画像情報が異
なる場合には、情報信号制御手段によりDC補償成分の
ない情報信号を情報信号電極群に印加するよう情報信号
印加手段を制御してフレーム周期を低減し、画像書き換
え速度を向上させる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の実施の形態に係る液晶装
置のブロック図である。同図において、1は画像情報を
記憶する画像情報記憶手段であるビデオラム(VRA
M)1aを備えたグラフィックコントローラであり、こ
こから送出されるデータ(画像情報)は転送クロックに
同期して駆動制御回路2の走査信号制御回路3及び情報
信号制御回路4に入力される。
【0024】この後、この走査信号制御手段である走査
信号制御回路3及び情報信号制御手段である情報信号制
御回路4において、それぞれ走査線アドレスデータ及び
表示データに変換され、走査信号印加手段である走査信
号ドライバー5及び情報信号印加手段である情報信号ド
ライバー7に入力されるようになっている。
【0025】そして、この走査信号ドライバー5は、こ
の走査線アドレスデータにしたがって図2の(a)又は
図3の(a)に示す走査選択信号及び走査非選択信号を
発生し、液晶パネル6の走査信号電極群の各走査信号電
極6aに印加するようになっている。また、情報信号ド
ライバー7は、表示データにしたがって図2の(b)又
は図3の(b)に示す情報オン信号又は情報オフ信号を
発生し、液晶パネル6の情報信号電極群の各情報信号電
極6bに走査信号に同期して印加するようにしている。
なお、各駆動電圧レベルは、駆動電圧生成回路8で生成
される。
【0026】一方、本実施の形態においては、液晶パネ
ル6として16×9画素のパネルを試作した。ここで、
この液晶パネル6として、表面安定化されたタイプの光
学的に双安定性を示す液晶パネルである強誘電性液晶パ
ネルを用いた。
【0027】なお、この強誘電性液晶パネルに用いた液
晶の主要な物性値を以下に示す。
【0028】 自発分極 : 7nC/cm2 (30℃) チルト角 : 15deg 相転移温度 : −10℃ SmC* 65℃ SmA 80℃ Ch 95℃ ISO 液晶パネルの仕様: 16×9画素 285umピッチ 画素構成 : 白黒2値(単純マトリクスタイプ) 駆動電圧 : コモン電圧 30Vp−p : セグメント電圧 12Vp−p ΔT(書き込みパルス幅):50μsec セル厚 : 1.3μm ところで、図1において、9は画像情報比較手段である
画像情報比較回路であり、この画像情報比較回路9は、
グラフィックコントローラから送出されるビデオラム
(VRAM)1aに記憶された複数の走査信号ライン
(以下ラインという)分の、本実施の形態においては、
2ライン分の情報を比較し、その比較結果を走査信号制
御回路3及び情報信号制御回路4に出力するものであ
る。
【0029】そして、走査信号制御回路3及び情報信号
制御回路4は、その比較の結果が、例えば2ライン分の
走査ラインのすべての情報がすべて同じ場合(以下ケー
ス1という)には、図2の(a)に示す波形により複数
走査ラインを同時駆動するよう走査信号ドライバー5を
制御する。また、すべて異なる場合(以下ケース2とい
う)には、図3の(b)に示す波形を情報電極に印加す
るよう情報信号ドライバー7を制御する。さらに、同じ
情報を含む場合(以下ケース3という)には、図2の
(a)に示す波形により1ライン毎個別駆動するように
する。
【0030】まず、本発明の駆動波形を説明するため
に、簡単のために1×6のマトリクスを想定した駆動波
形を説明する。
【0031】ケース1の場合は、即ち2ライン分の走査
ラインのすべての情報がすべて同じ場合は、図4に示す
ように、図2の(a)に示す走査信号を同時に印加する
ようにする。
【0032】ここで、同図において、N〜N+3ライン
までは同一の「白」を表示するものとすると、N〜N+
3ラインは同時に走査信号とそれに同期した情報オン信
号を印加することで2ΔT期間内に4ライン分が書き込
めることになる。なお、N+4とN+5ライン目は黒→
白と情報が変化するため通常の走査となる。
【0033】そして、このような駆動波形を採用するこ
とにより、従来6ライン分の書き込み期間が12ΔTで
あったものが、6ΔTで走査を終了するようになり、フ
レーム周期を低減することができる。これにより、画像
書き換え速度が向上し、1ライン選択期間が同じでも液
晶パネル6の画質を向上させることができる。
【0034】ケース2の場合、即ち異なる情報が連続す
る場合であり、このような場合には、1ライン選択期間
を変更するようにする。即ち、情報変化がない場合には
従来の波形を用い、情報変化がある場合には、図3の
(b)に示す1ライン選択期間が従来の半分、即ちΔT
期間のみにするような駆動波形を用いる。
【0035】ここで、この駆動波形の基本的な考え方
は、情報が黒→白あるいは白→黒と変化する場合には、
書き込み位相に同期したスイッチングに有効な情報信号
パルスが互いに逆極性であるため互いに補償しあう。従
って、従来の波形が持つ情報信号のDC補償のための補
助パルスは不要であり、それに必要なΔTの時間分だけ
節約が可能になり、書き込み時間を短縮することができ
る。
【0036】図5は、このような波形を用いた場合の全
体像であり、同図において、N〜N+3ラインまでは、
同一の「白」を表示するため通常の走査を行う。一方、
N+4からN+6ライン(図示せず)目は黒→白→黒と
情報が変化するものとすると、この場合、駆動波形を図
3のように変化させることでN+4からN+6ライン目
は1ライン選択期間ΔTになる。
【0037】そして、このような駆動波形を採用するこ
とにより、従来6ライン分の書き込み期間が12ΔTで
あったものが、9ΔTで走査を終了するようになり、フ
レーム周期を低減することができる。これにより、画像
書き換え速度が向上し、1ライン選択期間が同じでも液
晶パネル6の画質を向上させることができる。
【0038】ケース3の場合は、上述した2つの駆動波
形を併用したものである。すなわち、同一の情報が連続
する場合には走査信号を同時に印加する一方、異なる情
報が連続する場合には、1ライン選択期間を変更するよ
うにする。
【0039】図6は、このような波形を用いた場合の全
体像であり、このように2つの駆動波形を併用すること
により、さらに必要な書き込み期間は短縮され、6ライ
ン分の書き込み期間は4ΔTとなり、フレーム周期を低
減することができる。これにより、画像書き換え速度が
向上し、1ライン選択期間が同じでも液晶パネル6の画
質を向上させることができる。
【0040】いずれの場合に於いても、書き込み期間が
短縮されるかどうかは、情報の連なり方に依存してい
る。したがって、本発明の画質の改善の度合いは、画像
情報に強く依存するが、ドキュメント作成や一般的な使
用環境等では書き込みスピ−ド向上に有効である。
【0041】なお、図7はこのような駆動方法により形
成された画像であり、同図においてS1〜S3ラインは
「ケース1」、S4ライン〜S12ラインは「ケース
3」、S13〜S16ラインは「ケース2」にそれぞれ
該当する。
【0042】また、図8は、上記規則に従って駆動した
駆動波形である。情報信号は、13ラインを代表して示
した。図中「第1期間」には1から3ライン目までを同
時走査し、「第12−14期間」はΔTが1ライン走査
期間になる。そして、このように構成することにより、
書き込み周期が短縮され、良好な画質が得られた。
【0043】なお、これまで説明した本実施の形態にお
いて、液晶パネルを以下の仕様のものに変更したところ
書き換えスピードの早い良好な画像が得られた。
【0044】 パネル仕様:1024×768画素 285umピッチ 有効表示領域 14.1インチ 画素構成 :16色(RGBW)/画素 単純マトリクスタイプ 走査方式 :ノーインターレース 駆動電圧 :コモン電圧 30Vp‐p :セグメント電圧 12Vp‐p ΔT(書き込みパルス幅):50μsec また、この変更した液晶パネルにおいて、走査方式を1
本飛びインターレース、3本飛びインタ−レ−ス及び6
本飛びインタ−レ−スに変更したところ、いずれの場合
においても良好な画質が得られた。
【0045】さらに、走査方式を3本飛びインタ−レ−
スすると共に、「部分書き換え」機能を加えることによ
り、さらに高画質が得られるようになった。なお、この
部分書き換えは、グラフィックコントローラ1内でVR
AM1aに格納されている画像情報が更新されたかどう
かを検知する機能を持たせることで実現した。即ち、動
きが検知された走査ラインアドレスを駆動制御回路2に
転送し、そのアドレスを優先して走査する。この時、画
像情報比較回路9を通して、既述したような情報の変化
の有無等の判定を行い、駆動波形を決定するようにし
た。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像情報記憶手段に記憶された複数の走査信号電極の画像
情報を比較し、この比較の結果に基づいて複数の走査信
号電極に同時に走査信号を印加したり、DC補償成分の
ない情報信号を情報信号電極群に印加したりすることに
よりフレーム周期を低減することができ、これにより画
像書き換え速度を向上させることができる。そして、こ
のように画像書き換え速度を向上させることにより、1
ライン選択期間が同じでも液晶パネルの画質を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る液晶装置のブロック
図。
【図2】上記液晶装置の液晶パネルの連続する複数の走
査信号ラインの画像情報に変化がない場合の情報信号及
び走査信号波形を示す図。
【図3】上記画像情報に変化がある場合の情報信号及び
走査信号波形を示す図。
【図4】上記画像情報がすべて同じ場合の駆動波形を示
す図。
【図5】上記画像情報がすべて異なる場合の駆動波形を
示す図。
【図6】上記画像情報が同じ情報を含む場合の駆動波形
を示す図。
【図7】図4〜図6に示す駆動波形を用いて形成された
液晶パネルの画像を示す図。
【図8】図7の画像を形成する駆動波形を示す図。
【図9】従来の駆動波形を示す図。
【図10】従来の駆動波形及び合成波形を示す図。
【図11】上記駆動波形を用いた従来の駆動方法を示す
図。
【符号の説明】
1 グラフィックコントローラ 1a ビデオラム(VRAM) 3 走査信号制御回路 4 情報信号制御回路 5 走査信号ドライバー 6 液晶パネル 6a 走査信号電極 6b 情報信号電極 7 情報信号ドライバー 9 画像情報比較回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に形成されている情報信号
    電極群及び走査信号電極群と、1対の基板間に配された
    液晶とを有する液晶パネルを備えた液晶装置において、 前記走査信号電極群に走査信号を印加する走査信号印加
    手段と、 前記走査信号に同期して前記情報信号群に情報信号を印
    加する情報信号印加手段と、 前記液晶パネルに表示する画像情報を記憶する画像情報
    記憶手段と、 前記画像情報記憶手段に記憶された前記液晶パネルの連
    続する複数の走査信号ラインの画像情報を比較する画像
    情報比較手段と、 を備え、 前記画像情報比較手段による比較結果に基づいて前記走
    査信号印加手段を制御することを特徴とする液晶装置。
  2. 【請求項2】 マトリクス状に形成されている情報信号
    電極群及び走査信号電極群と、1対の基板間に配された
    液晶とを有する液晶パネルを備えた液晶装置において、 前記走査信号電極群に走査信号を印加する走査信号印加
    手段と、 前記走査信号に同期して前記情報信号群に情報信号を印
    加する情報信号印加手段と、 前記液晶パネルに表示する画像情報を記憶する画像情報
    記憶手段と、 前記画像情報記憶手段に記憶された前記液晶パネルの連
    続する複数の走査信号ラインの画像情報を比較する画像
    情報比較手段と、 前記画像情報比較手段による比較結果に基づいて前記複
    数の走査信号ラインに対応する走査信号電極に前記走査
    信号を同時に印加するよう前記走査信号印加手段を制御
    する走査信号制御手段と、 を備えたことを特徴とする液晶装置。
  3. 【請求項3】 前記走査信号制御手段は、前記比較の結
    果、前記連続する複数の走査信号ラインの画像情報が同
    じ場合に、前記対応する走査信号電極に同時に走査信号
    を印加するよう前記走査信号印加手段を制御することを
    特徴とする請求項2記載の液晶装置。
  4. 【請求項4】 前記画像情報比較手段による比較結果に
    基づいてDC補償成分のない情報信号を前記情報信号電
    極群に印加するよう前記情報信号印加手段を制御する情
    報信号制御手段を備えたことを特徴とする請求項2又は
    3記載の液晶装置。
  5. 【請求項5】 前記情報信号制御手段は、前記比較の結
    果、前記連続する複数の走査信号ラインの画像情報が異
    なる場合に、DC補償成分のない情報信号を前記情報信
    号電極群に印加するよう前記情報信号印加手段を制御す
    ることを特徴とする請求項4記載の液晶装置。
  6. 【請求項6】 前記液晶が強誘電性液晶であることを特
    徴とする請求項2乃至5記載の液晶装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005338581A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Mitsubishi Electric Corp マトリクス型表示装置の表示方法及びマトリクス型表示装置
JP2008003630A (ja) * 2007-08-16 2008-01-10 Fujitsu Ltd 表示素子駆動方法
JP2008076843A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Bridgestone Corp 情報表示用パネルの駆動方法

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