JPH10186326A - マトリックス型液晶表示装置 - Google Patents

マトリックス型液晶表示装置

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JPH10186326A
JPH10186326A JP35105096A JP35105096A JPH10186326A JP H10186326 A JPH10186326 A JP H10186326A JP 35105096 A JP35105096 A JP 35105096A JP 35105096 A JP35105096 A JP 35105096A JP H10186326 A JPH10186326 A JP H10186326A
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JP
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liquid crystal
crystal display
charging
temperature
video signal
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JP35105096A
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English (en)
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Hideaki Yabuuchi
英明 薮内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶の温度差によるV−Tカーブのずれを抑
制し、表示品位の向上を図る。 【解決手段】 液晶表示パネルの温度をサーミスタ16
で検出し、コンパレータ18で基準値と比較して上記温
度が予め定めた所定の温度以下になったとき制御信号を
出力する制御回路20を設け、この制御回路20の出力
によりゲートドライバ10を制御して、各水平走査線
1,1・・・に対応して設けた各絵素の蓄電コンデンサ
4を正規の水平走査信号のタイミングで対応する映像信
号を充電するとともにこの充電に先立ち1行以上前の同
じ色配列の絵素の映像信号で予備充電を行わせるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マトリックス型液
晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の液晶表示ユニットの一部の
構成を模式的に示すものである。複数の走査電極1と複
数の信号電極2が一方のガラス基板(図示せず)に互い
に直交するようにマトリックス型に形成されており、そ
の各交点には絵素5を構成する絵素電極(図示せず)
と、TFT3と、蓄電コンデンサ4が形成される。
【0003】上記一方のガラス基板に対向して、共通電
極(図示せず)を設けた他方のガラス基板(図示せず)
があり、両ガラス基板間には、液晶が封入され、上記各
絵素電極と共通電極間に液晶層が介在した絵素5が形成
される。そして、上記信号電極2へ供給する映像信号
と、走査電極1の選択で各絵素を制御し、選択された絵
素の集合により映像を表示する。
【0004】液晶表示装置は高精細化が進んでいるが、
高精細な液晶表示装置は走査電極1の電極数が増え、各
絵素5に形成される蓄電コンデンサ4への充電時間が減
少し、データ信号(映像信号)の充電が充分行えないよ
うになる。このような問題を解決するため、蓄電コンデ
ンサ4に予備充電を行う技術がある。
【0005】マトリックス型液晶表示装置でカラー表示
を行わせる場合のカラーパターンは図7に示すように種
々の配列があるが、カラーパターンの縦方向の周期が3
絵素(R,G,B)の場合、本来のデータ信号による蓄
電コンデンサ4の充電に先立って3行前の同じ色配列の
絵素のデータ信号で上記蓄電コンデンサ4を予備充電
し、この予備充電により走査パルスの幅を実質的に広げ
たのと同じ効果をもたらすようにする。
【0006】図8は、図7(a)に示すような縦方向の
色周期が3絵素である9絵素型パターンにおいて、走査
パルスPを2回印加する場合を例として示したものであ
る。図8において、(a)〜(d)はそれぞれ(i−
3)からi番目の行電極(走査電極1)に印加する走査
パルスの波形であり、Pi-3,Pi-2,Pi-1,Piは本来
の走査パルスであり、Pi-3',Pi-2',Pi-1',Pi'
蓄電コンデンサ4に予備充電を行わせるための走査パル
スである。また、図8(e)は、第j列目の列電極(信
号電極2)に印加するデータ信号波形である。
【0007】上記の3行前の同じ色配列のデータ信号
で、予備充電を行わせるものでは、蓄電コンデンサ4の
端子電圧は図8(g)に示すようになり、予備充電を行
わせない場合、即ち図8(a),(b),(c),
(d)において予備充電用の走査パルスPi-3'
i-2',Pi-1',Pi'を印加しない場合の蓄電コンデン
サ4の端子電圧を示す図8(f)の波形に比べ、予備充
電により走査パルスを実質的に広げたものになる。
【0008】第i行、第j列の絵素を例にとり、上記の
動作を更に詳細に説明する。図8(g)は、第i行−第
j列の表示絵素電極の電位を表したもので、Vi-3,Vi
はそれぞれ第(i−3)行,第i行に対応する図8
(e)に示したデータ信号電圧である。まず各フィール
ドの最初には、各絵素電極は、前フィールドで逆極性に
充電されている。
【0009】次に走査期間であるHi-3の期間中i行目
の走査ラインのトランジスタが図8(d)に示す予備充
電用のパルスPi'でオン状態になると、第i行−第j列
の表示絵素電極は、図8(g)に示すように、本来の第
i行−第j列目に印加するデータ電圧Viの3行前のデ
ータ電圧Vi-3に向かって予備充電が行われる。この場
合、走査信号のパルス幅が狭いと図8(g)に示すよう
に、上記3行前のデータ電圧Vi-3までは充分な充電が
できない。
【0010】その後、走査期間がHi-2〜Hi-1の間は、
上記のトランジスタは一旦オフ状態になり、蓄電コンデ
ンサ4は略同一の端子電圧を保持する。次に走査期間が
iになると、図8(d)に示すi番目の走査信号Pi
より、上記のトランジスタは再びオン状態になり、図8
(e)に示す、本来の第i行−第j列に印加するデータ
電圧Viに向かって充電が行われる。この場合、上記の
予備充電により蓄電コンデンサ4の端子電圧は持ち上げ
られているので、上記データ電圧Viによる充電を充分
に行わせることができ、蓄電コンデンサ4の端子電圧を
本来のデータ電圧Viに充電することができる。
【0011】その結果、蓄電コンデンサ4の端子電圧は
図8(g)に示すような充電曲線になり、図8(f)に
示す、予備充電を行わせない1パルス方式の場合に比
べ、高い電圧まで充分に充電することができる。テレビ
ジョン画像を表示する場合のようにデータ電圧Vi-3
iが同所区のデータ信号であり、その相関が高い場合
には、上述のように走査パルスを2回印加することによ
り、個々の走査パルスの幅を広げずに回路のオン抵抗R
on、或いはクロックCLの周波数を1/2にすること
と同じ効果が得られる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の液晶表
示の駆動方法では、図9に示すように、一般にTFTの
ソース電極にゲートオン電圧VSGを加えた場合、絵素電
極に流れるドレイン電流IDは温度T1と温度T2(T
1>T2)のときで電流差△IDが生じ、その電流差△
Dにより液晶に充電される電荷量が変化し、図3乃至
図5に示すように、温度によって、液晶に印加される電
圧Vに対する透過率Tが変化するいわゆるV−Tカーブ
のずれとなって表れる。この温度差によりV−Tカーブ
がずれる要因は、ドレイン電流IDの変化以外にも存在
するが、本発明は、上記の温度差によって生じる充電電
流の差に起因したV−Tカーブのずれによる影響を少な
くするものである。
【0013】上記のように、走査信号としてTFTのゲ
ート端子に印加される1パルスのゲート信号では蓄電コ
ンデンサを充分に充電させることができないため1パル
ス以上の信号による予備充電を行い、低温時のV−Tカ
ーブを常温時のそれに近づけてることはできる。
【0014】しかしながら液晶表示装置のパネル構造が
CS(補助容量)オンゲート構造の場合、図6に示す蓄
電コンデンサ4のTFT3のドレインと接続されている
端子と逆の端子が1行前の走査電極iに接続された形と
なっているため、高温度で白表示を行わせようとする
と、本来充電するタイミングの1H前のゲートオン信号
により、本来充電される絵素にCSとしての蓄電コンデ
ンサ4を通じ1パルスで充電するときに比べて、より充
電されることになる。その結果、液晶の透過率が下が
り、高温度でのV−Tカーブは図3、図4に示すよう
に、1パルスのときのそれに比べて下方にずれる。従っ
て、画像表示を行わせた場合、1パルス時と比較すると
黒っぽい表示になる。
【0015】本発明は上記の問題に鑑み高温度において
2パルスまたはそれ以上のパルスの印加を行わず、1パ
ルスのゲート信号または低温時のパルス数よりも少ない
パルス数により、本来充電されるタイミングの1H前の
ゲート信号による蓄電コンデンサCSからの充電量を少
なくして、図5に示すような常温時のV−Tカーブに近
づけるようにする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載する発明は、マトリックス状に配列
された複数の絵素に対して、対応する映像信号が充電さ
れる充電手段を設けた液晶表示ユニットと、該液晶表示
ユニットを水平走査線毎に走査する垂直走査手段と、該
垂直走査手段による水平走査線の走査毎に映像信号を上
記液晶表示ユニットに対して出力する映像信号出力手段
とを有するマトリックス型液晶表示装置において、上記
各水平走査線毎の絵素の蓄電コンデンサに対して、水平
走査線の正規の走査タイミングにおける映像信号で充電
を行う充電手段と、該充電手段による充電に先立ち1行
以上前の同じ色配列の絵素の映像信号で、予備充電を行
う予備充電手段とを設け、上記予備充電手段を選択的に
駆動させる選択手段を設けたことを特徴とする。
【0017】従って、各絵素に設けた蓄電コンデンサに
対して、充電手段により正規のタイミングで映像信号の
充電を行わせるとともに、この充電に先立ち、1行以上
前の同じ色配列の絵素の映像信号を、選択手段により選
択的に作動する予備充電手段を用いて上記蓄電コンデン
サに予備充電する。この場合、液晶表示装置の動作条件
により、選択手段で予備充電手段を選択的に動作させる
ので液晶表示装置の動作条件に基づく表示品位の低下を
防止することができる。
【0018】また請求項2の発明は、請求項1に記載す
るマトリックス型液晶表示装置において、上記液晶表示
ユニットの温度或いはその周辺温度を検出する温度検出
手段を設け、該温度検出手段の出力により上記選択手段
を制御して上記予備充電手段を選択的に駆動させるよう
にしたことを特徴とする。
【0019】従って、液晶表示ユニットの温度或いはそ
の周辺温度を温度検出手段で検出し、この温度検出手段
で検出した液晶表示ユニットの温度或いはその周辺温度
が予め定めた所定の温度以下になると、選択手段によ
り、予備充電手段を作動させて蓄電コンデンサへの予備
充電を行わせる。
【0020】このように液晶表示ユニット自身或いはそ
の周辺の温度が低いときには各絵素の蓄電コンデンサに
は、正規の充電タイミングによる充電に先立ち、1行以
上前の同じ色配列の絵素の映像信号で予備充電が行われ
るので、温度が低い場合の常温時に対するV−Tカーブ
のずれを少なくすることができ同時に高温時の予備充電
を行ったときに起る白表示が黒っぽくなるのを防止する
ことができ、表示品位を向上させることができる。
【0021】また、請求項3の発明は、請求項2に記載
するマトリックス型液晶表示装置において、上記温度検
出手段での検出温度を、予備充電するモードと予備充電
しないモードにおける液晶表示ユニットの駆動電圧対透
過率特性の差が少ない温度に設定し、この温度で上記選
択手段を作動させるようにしたことを特徴とする。
【0022】従って、予備充電を行うモードと行わない
モードの切り替えは、両モードにおけるV−Tカーブの
差が少ない温度に設定するので、切り替え点前後におけ
るV−Tカーブの差を最少に抑えることができ、予備充
電の選択を滑らかに行わせることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明のマトリックス型液晶表示装置の
ブロック図であり、図6に示す従来例に対応する部分に
は同一符号を付す。図1において、10は互いに並行に
配列された複数の走査電極1,1,・・・を順次垂直方
向に走査するゲートドライバであり、該ゲートドライバ
10にはスタートパルスSPとクロック信号CLKが供
給される。
【0024】11は、シフトレジスタ12、サンプルホ
ールド回路13及び出力バッファ14より成り、アナロ
グ映像信号を入力して、上記走査電極1,1・・・に直
交し、互いに並行に配置された複数本の信号電極2,2
・・・に映像信号を出力するソースドライバであり、上
記走査電極1,1・・・と信号電極2,2・・・との各
交点に近接して、絵素電極を駆動するためのTFT3が
設けられている。ここで、11のソースドライバは入力
信号がデジタル方式のデジタルソースドライバでも同様
である。
【0025】上記各絵素電極には液晶層5を介し、対向
配置された1個の導電層より成る共通電極があり、この
共通電極には、上記信号電極2,2・・・の信号振幅を
小さくするために交流化電圧が印加される。
【0026】21は、映像信号の水平及び垂直同期信号
に同期して、上記ゲートドライバ10及びソースドライ
バ11を同期制御するコントロール回路、20は、蓄電
コンデンサ4に予備充電を行わせるためのゲートオン信
号をゲートドライバ10より選択的に発生させるための
制御回路であり、該制御回路20は、上記液晶表示パネ
ル15の温度を感知するサーミスタ16と抵抗17、及
びコンパレータ18等で構成される。
【0027】上記蓄電コンデンサ4は、TFT3のドレ
イン電極に接続された絵素電極と、1行前のゲートパル
スでオンするゲート電極に挟まれた液晶層の静電容量C
Sを含み、この静電容量CSは液晶層の電荷蓄積能力が不
充分な場合に設けられるコンデンサである。
【0028】なお、上記液晶表示パネル15は、上記走
査電極1,1・・・と信号電極2,2・・・との交差す
る部分には、それぞれTFT3、蓄電コンデンサ4及び
絵素電極と共通電極間に設けられた液晶層5より成るピ
クセルが形成されており、単色液晶表示装置では上記各
ピクセルが1絵素を構成し、カラー液晶表示装置では
R,G,Bの隣接する3個の上記ピクセルで1絵素を構
成する。
【0029】液晶表示パネル15の温度が上昇してくる
と、サーミスタ16の抵抗値が上がり、コンパレータ1
8の入力端子の電圧は基準電圧より高くなる。その結果
コンパレータ18の出力はLOWからHIGHモードに
切り替わり、その出力はゲートドライバ10の1パル
ス、2パルスのモード決定端子19に供給される。
【0030】ゲートドライバ10は、上記モード決定端
子19の入力信号がLOWであると、図2のLi-2,L
i-1,Liに示すように、各走査電極1,1・・・に、正
規の走査パルスPi-2,Pi-1,Piを供給するとともに
各同一走査電極1,1・・・に1行以上前の同一色配列
の絵素に対応する走査パルスPi-2',Pi-1',Pi'を供
給して、該走査パルスPi-2',Pi-1',Pi'により対応
する行の蓄電コンデンサ4に予備充電を行わせ、1フレ
ームの期間中に2パルスを供給する2パルスモードにな
る。
【0031】また上記モード決定端子19の入力信号が
HIGHであると、図2のLi-2,Li-1,Liに示すよ
うに各走査電極1,1・・・に正規の走査パルス
i-2,Pi-1,Piのみが供給され、1パルスモードに
なる。図2において、CLはゲートドライバに供給され
るクロック信号であり、SPはゲートドライバ10に供
給されるスタートパルスである。
【0032】ゲートドライバ10が1パルスモードを選
択するか2パルスモードを選択するかは上記のように制
御回路20に設けたサーミスタ16が検出する液晶表示
パネル15の温度によるが、その温度をいかなる値に設
定するかは次のようにして決める。
【0033】液晶表示パネル15の液晶層5に印加され
る電圧VS-Cに対する上記液晶層5の相対的な透過率
は、1パルスモードの場合図3に示すようなV−Tカー
ブを示すが、2パルスモードでは図4に示すようなV−
Tカーブになる。図3に示す1パルスモードでは液晶層
5の温度が低い0℃,−15℃,−30℃等の場合、液
晶層5の平均的な温度25℃〜60℃に対して、液晶層
5への同一印加電圧VS-Cに対する透過率の変動は、図
4に示す2パルスモード時に比べて大きくなるが、液晶
層5の温度が高い85℃或いは95℃等の場合、図3に
示す1パルスモード時より、図4に示す2パルスモード
時の方が透過率の変動はやや大きくなる。
【0034】従って、上記制御回路20により、ゲート
ドライバ10が1パルスモードを選択するか2パルスモ
ードを選択するかは、液晶層5の平均的な温度25℃〜
60℃に対して印加電圧に対する透過率の変動が少なく
なるようにするため、25℃〜60℃を基準にして切り
換える。
【0035】そして、サーミスタ16で検出した液晶層
5の温度が0℃,−15℃,−30℃等の低いときに
は、上記制御回路14よりゲートドライバ10のモード
決定端子19にLOWの信号を供給し、該ゲートドライ
バ10を2パルスモードに設定し、液晶層5の温度が8
5℃,90℃等の高いときには、上記モード決定端子1
9にHIGHの信号を供給して、1パルスモードにす
る。
【0036】その結果、液晶層5のV−Tカーブは、図
5に示すようにサーミスタ16で検出した液晶層5の温
度が0℃,−15℃,−30℃等の低いときは2パルス
モードとなって図3に示す1パルスモード時のV−Tカ
ーブより同一印加電圧VS-Cに対する透過率の変動を抑
制することができ、また85℃,90℃等高いときに
は、1パルスモードとなって図4に示す2パルスモード
時より印加電圧に対する透過率の変動を抑制することが
できる。
【0037】本発明の上記実施形態は、2パルスモード
のとき、1行目前の同じ色配列の絵素の映像信号で予備
充電を行わせるようにしたものであるが1行以上前の同
じ色配列の絵素の複数の映像信号で行わせるようにする
こともできる。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上のように、各水平走査線に
対応して設けた各絵素の蓄電コンデンサの充電を正規の
走査信号により行わせるとともに、選択的に1行以上前
の同じ色配列の絵素の映像信号で予備充電させるので、
予備充電により表示品位が向上する場合のみ選択的に行
わせることができる。
【0039】また、液晶表示パネルの温度が低下した場
合は2パルスモードに設定して、蓄電コンデンサへの映
像信号の充電を充分行わせるようにするとともに液晶層
への印加電圧に対する透過率の変動を小さくし表示品位
を向上させ、液晶表示パネルの温度が上昇した場合は、
1パルスモードに設定して、2パルスモードにした場合
よりも液晶層への印加電圧に対する透過率の変動を抑制
し表示品位を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の概要を示すブロック図
である。
【図2】 本発明の動作説明図である。
【図3】 本発明の動作説明図である。
【図4】 本発明の動作説明図である。
【図5】 本発明の動作説明図である。
【図6】 従来の液晶表示パネルの要部構成図である。
【図7】 従来の液晶表示パネルのカラーフィルタの配
列を示す図である。
【図8】 従来技術の動作説明図である。
【図9】 従来技術の動作説明図である。
【符号の説明】
1 走査線 2 信号線 3 TFT 4 蓄電コンデンサ 5 液晶層 10 ゲートドライバ 11 ソースドライバ 15 液晶表示パネル 16 サーミスタ 18 コンパレータ 19 モード決定端子 20 制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリックス状に配列された複数の絵素
    に対して対応する映像信号が充電される充電手段を設け
    た液晶表示ユニットと、該液晶表示ユニットを水平走査
    線毎に走査する垂直走査手段と、該垂直走査手段による
    水平走査線の走査毎に映像信号を上記液晶表示ユニット
    に対して出力する映像信号出力手段とを有するマトリッ
    クス型液晶表示装置において、上記各水平走査線毎の絵
    素の蓄電コンデンサに対して、水平走査線の正規の走査
    タイミングにおける映像信号で充電を行う充電手段と、
    該充電手段による充電に先立ち1行以上前の同じ色配列
    の絵素の映像信号で予備充電を行う予備充電手段とを設
    け、上記予備充電手段を選択的に駆動させる選択手段を
    設けたことを特徴とするマトリックス型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 上記液晶表示ユニットの温度或いはその
    周辺温度を検出する温度検出手段を設け、該温度検出手
    段の出力により上記選択手段を制御して上記予備充電手
    段を選択的に駆動させるようにしたことを特徴とする請
    求項1記載のマトリックス型液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 上記温度検出手段での検出温度を、予備
    充電するモードと予備充電しないモードにおける液晶表
    示ユニットの駆動電圧対透過率特性の差が少ない温度に
    設定し、この温度で上記選択手段を作動させるようにし
    たことを特徴とする請求項2記載のマトリックス型液晶
    表示装置。
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