JP2962916B2 - Atm交換機 - Google Patents
Atm交換機Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広帯域ISDNにおける
交換機、とくに非同期転送モード(ATM)により情報
の交換を行うATM交換機に関するものである。
交換機、とくに非同期転送モード(ATM)により情報
の交換を行うATM交換機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】Asynchronous Transfer Mode(以後AT
Mと記す)ではあらゆる情報を固定長のセルに変換して
伝送交換を行う。例えば、データ通信において、端末か
ら受信した可変長のメッセージを他の端末に伝送する場
合、メッセージは複数のセルに分割して転送され、受信
側ではメッセージを構成するセルを全部受信した後に、
元のメッセージに組み立てて宛先の端末に送信する。図
6は一般的に、セルが端末と端末の間にある幾つかの交
換機をへて転送される様子を示した図である。図におい
て、T1・T2は端末、E1〜E4はATM交換機、L
1〜L6は伝送路、C1はセルを示している。伝送され
る情報のうち、H1・H2はヘッダと呼ばれるもので、
セル内の先頭にある。また、M1は交換機E1内部にあ
る後述するVPI/VCI変換テーブルである。
Mと記す)ではあらゆる情報を固定長のセルに変換して
伝送交換を行う。例えば、データ通信において、端末か
ら受信した可変長のメッセージを他の端末に伝送する場
合、メッセージは複数のセルに分割して転送され、受信
側ではメッセージを構成するセルを全部受信した後に、
元のメッセージに組み立てて宛先の端末に送信する。図
6は一般的に、セルが端末と端末の間にある幾つかの交
換機をへて転送される様子を示した図である。図におい
て、T1・T2は端末、E1〜E4はATM交換機、L
1〜L6は伝送路、C1はセルを示している。伝送され
る情報のうち、H1・H2はヘッダと呼ばれるもので、
セル内の先頭にある。また、M1は交換機E1内部にあ
る後述するVPI/VCI変換テーブルである。
【0003】そして、伝送される情報の各セルのヘッダ
には、VPI/VCI(各々Virtial Path Identifier/
Virtial Channel Identifierの略である)と呼ばれる論
理チャネル情報が含まれている。このVPI/VCI
は、伝送路内でセルが転送される論理チャネルを識別す
るのに用いられる。セルは相手先の端末へ向けて、複数
の伝送路を経て転送されていくが、セルの転送される論
理チャネルは伝送路ごとに異なり、VPI/VCIも伝
送路ごとに異なる値を持つ。そのため交換機では、他の
交換機あるいは端末にセルを転送する際に、セルを受け
取った時に含まれていたVPI/VCIを、これから転
送する行き先に対応するVPI/VCIに変換して、ヘ
ッダ内部に書き込むという動作が必要になる。例えば、
伝送される情報であるセルC1をみると、伝送路L1に
おいて、VPI/VCIの値は3であったのが、交換機
E1でその値は書き換えられて、伝送路L2では7とな
っている。
には、VPI/VCI(各々Virtial Path Identifier/
Virtial Channel Identifierの略である)と呼ばれる論
理チャネル情報が含まれている。このVPI/VCI
は、伝送路内でセルが転送される論理チャネルを識別す
るのに用いられる。セルは相手先の端末へ向けて、複数
の伝送路を経て転送されていくが、セルの転送される論
理チャネルは伝送路ごとに異なり、VPI/VCIも伝
送路ごとに異なる値を持つ。そのため交換機では、他の
交換機あるいは端末にセルを転送する際に、セルを受け
取った時に含まれていたVPI/VCIを、これから転
送する行き先に対応するVPI/VCIに変換して、ヘ
ッダ内部に書き込むという動作が必要になる。例えば、
伝送される情報であるセルC1をみると、伝送路L1に
おいて、VPI/VCIの値は3であったのが、交換機
E1でその値は書き換えられて、伝送路L2では7とな
っている。
【0004】交換機が先に述べた動作をするためには、
セルを受け取った時のVPI/VCIと、当該受信セル
を送信する伝送路の識別情報および変換先のVPI/V
CIとの対応を付ける対応表が必要となり、これをVP
I/VCI変換テーブルと呼ぶ。このテーブルを実現す
る方法として、電子情報通信学会技術研究報告Vol.88No
27加藤・初鹿野他の「広帯域ISDN用ATM交換機の
試作」に記載されているように、セルを受け取った時の
VPI/VCIの値をメモリのアドレスとしてメモリを
読み出し、読み出した内容に、当該受信セルを送信する
伝送路の識別情報および変換先のVPI/VCIが設定
されている方式がある。このメモリをVPI/VCI変
換テーブルM1と呼ぶ。
セルを受け取った時のVPI/VCIと、当該受信セル
を送信する伝送路の識別情報および変換先のVPI/V
CIとの対応を付ける対応表が必要となり、これをVP
I/VCI変換テーブルと呼ぶ。このテーブルを実現す
る方法として、電子情報通信学会技術研究報告Vol.88No
27加藤・初鹿野他の「広帯域ISDN用ATM交換機の
試作」に記載されているように、セルを受け取った時の
VPI/VCIの値をメモリのアドレスとしてメモリを
読み出し、読み出した内容に、当該受信セルを送信する
伝送路の識別情報および変換先のVPI/VCIが設定
されている方式がある。このメモリをVPI/VCI変
換テーブルM1と呼ぶ。
【0005】この方式では、例えばヘッダにおいて20
ビットの領域がVPI/VCIに割り当てられていると
すると、それを同じ20ビットのVPI/VCIに変換
するためには少なくとも2 20 ×20ビットの大きさのV
PI/VCI変換テーブルM1が必要になる。ところが
実際には2 20 個すべてのVPI/VCIの値が用いられ
るとは限らず、たかだか2 10 個のVPI/VCIの値を
別の2 10 個のVPI/VCIの値に変換すれば良い場
合、実際に使用されるVPI/VCI変換テーブルM1
の大きさは2 10 ×20ビットであり、VPI/VCI変
換テーブルM1のほとんどの部分が未使用になってしま
う。
ビットの領域がVPI/VCIに割り当てられていると
すると、それを同じ20ビットのVPI/VCIに変換
するためには少なくとも2 20 ×20ビットの大きさのV
PI/VCI変換テーブルM1が必要になる。ところが
実際には2 20 個すべてのVPI/VCIの値が用いられ
るとは限らず、たかだか2 10 個のVPI/VCIの値を
別の2 10 個のVPI/VCIの値に変換すれば良い場
合、実際に使用されるVPI/VCI変換テーブルM1
の大きさは2 10 ×20ビットであり、VPI/VCI変
換テーブルM1のほとんどの部分が未使用になってしま
う。
【0006】上記不具合をなくすため、未使用のアドレ
スをつめてメモリの使用効率を上げる方法も考えられ
る。例えば、VPI/VCIが、”1〜19”、”30
〜38”、”41〜43”であるとすると、未使用のア
ドレス20〜29、39、40………を使用せず、”3
0〜38”をアドレス20〜28の場所に、”41〜4
3”をアドレス29〜31に詰めて収容することも考え
られる。しかし、この方法であるとVPI/VCIの変
換テーブルの参照のために、例えば逐次比較するとか、
上半分と下半分の振り分け比較することになり、比較の
ための時間が飛躍的に増大する。従って遅延が問題とな
る交換装置には適切な方法ではない。
スをつめてメモリの使用効率を上げる方法も考えられ
る。例えば、VPI/VCIが、”1〜19”、”30
〜38”、”41〜43”であるとすると、未使用のア
ドレス20〜29、39、40………を使用せず、”3
0〜38”をアドレス20〜28の場所に、”41〜4
3”をアドレス29〜31に詰めて収容することも考え
られる。しかし、この方法であるとVPI/VCIの変
換テーブルの参照のために、例えば逐次比較するとか、
上半分と下半分の振り分け比較することになり、比較の
ための時間が飛躍的に増大する。従って遅延が問題とな
る交換装置には適切な方法ではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のATM交換機は
以上のように構成されていて、このようなVPI/VC
I変換テーブルM1の構成では、実施に使用する領域に
比べて極めて大きなメモリ量を必要とするという課題が
あった。この発明は、このような課題を解消するために
なされたもので、間接アドレス指定を多段階利用するこ
とにより、小容量のメモリで、しかも変換テーブル探索
時間はそれ程かからないATM交換機を得ることを目的
としている。
以上のように構成されていて、このようなVPI/VC
I変換テーブルM1の構成では、実施に使用する領域に
比べて極めて大きなメモリ量を必要とするという課題が
あった。この発明は、このような課題を解消するために
なされたもので、間接アドレス指定を多段階利用するこ
とにより、小容量のメモリで、しかも変換テーブル探索
時間はそれ程かからないATM交換機を得ることを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明における交換機
は、変換テ−ブル参照のためのアドレスを複数段に区切
り、参照のための時間は増えるが、くぎりの段毎に次区
分に登録されているアドレスのみを指して参照すること
を繰り返し、最後に変換テ−ブルを見ることで使用メモ
リ数を減らす。具体的には、変換前のVPI/VCIを
保持するレジスタと、このレジスタに保持された数値を
複数段に区切り、比較の度毎に順次区切った段の数値を
取り込み、また後述するアドレスメモリ相当から登録ア
ドレス相当を取り込むアドレス生成レジスタと、これら
の数値が一致していれば次段の数値を取り込み、アドレ
スメモリ相当から前回指定の数値を取り込む手段と、最
後に一致した数値にVPI/VCI変換テ−ブルを設
け、変換後のVPI/VCI値を得るようにした。
は、変換テ−ブル参照のためのアドレスを複数段に区切
り、参照のための時間は増えるが、くぎりの段毎に次区
分に登録されているアドレスのみを指して参照すること
を繰り返し、最後に変換テ−ブルを見ることで使用メモ
リ数を減らす。具体的には、変換前のVPI/VCIを
保持するレジスタと、このレジスタに保持された数値を
複数段に区切り、比較の度毎に順次区切った段の数値を
取り込み、また後述するアドレスメモリ相当から登録ア
ドレス相当を取り込むアドレス生成レジスタと、これら
の数値が一致していれば次段の数値を取り込み、アドレ
スメモリ相当から前回指定の数値を取り込む手段と、最
後に一致した数値にVPI/VCI変換テ−ブルを設
け、変換後のVPI/VCI値を得るようにした。
【0009】
【作用】この発明における交換機は、転送されてきたセ
ル内部のVPI/VCI値が区切られて複数回比較さ
れ、一致する数値のアドレスの変換テ−ブルの数値が変
換後の値として指定される。
ル内部のVPI/VCI値が区切られて複数回比較さ
れ、一致する数値のアドレスの変換テ−ブルの数値が変
換後の値として指定される。
【0010】
【実施例】実施例1.図1はこの発明による装置におけ
るVPI/VCI変換テーブルの一実施例の全体構成図
である。例としてVPI/VCIが16ビットである場
合について説明する。図1において、1は変換前VPI
/VCIの値の保持レジスタ、1a〜1dはその変換前
VPI/VCI保持レジスタ1を4ビットずつに分割し
た4つのブロックである。2はブロック選択機構、3は
初期上位アドレスレジスタ、4はカウンタ、5は上位ア
ドレス選択機構である。6はアドレス生成レジスタで、
6aはその上位アドレス部分、6bは下位アドレス部分
を表す。7はメモリで、上位アドレス情報エリア7a
と、変換後のVPI/VCI情報を収容したエリア7b
からなる。そして、変換VPI/VCI情報エリア7b
には、各々、受信セルを送信する伝送路の識別情報8a
および変換先のVPI/VCI・8bの各組が、必要組
数収容されている。
るVPI/VCI変換テーブルの一実施例の全体構成図
である。例としてVPI/VCIが16ビットである場
合について説明する。図1において、1は変換前VPI
/VCIの値の保持レジスタ、1a〜1dはその変換前
VPI/VCI保持レジスタ1を4ビットずつに分割し
た4つのブロックである。2はブロック選択機構、3は
初期上位アドレスレジスタ、4はカウンタ、5は上位ア
ドレス選択機構である。6はアドレス生成レジスタで、
6aはその上位アドレス部分、6bは下位アドレス部分
を表す。7はメモリで、上位アドレス情報エリア7a
と、変換後のVPI/VCI情報を収容したエリア7b
からなる。そして、変換VPI/VCI情報エリア7b
には、各々、受信セルを送信する伝送路の識別情報8a
および変換先のVPI/VCI・8bの各組が、必要組
数収容されている。
【0011】以下、各部の機能の説明をする。カウンタ
4は、メモリ7への読み出しの回数をカウントする。こ
の実施例では、16ビットのVPI/VCIから、4ビ
ットのブロックを取り出して、メモリ7への読み出しの
ためのアドレスの下位アドレスとするので、16ビット
すべてを取り出すのに、4回の読み出しをおこなう。つ
まり、参照回数は4回に増える。まず、変換前VPI/
VCI保持レジスタ1は、変換前のVPI/VCIを記
憶する。ブロック選択機構2は、カウンタ4のカウント
数に応じて、レジスタ1内の4つのブロック1a〜1d
の中から、1つのブロックを選択して、アドレス生成レ
ジスタ6内の下位アドレス部分6bへ出力する。例とし
てここでは、1回目の読み出しの前ではブロック1a
を、2回目の読み出しの前ではブロック1bを、3回目
の前ではブロック1cを、4回目の前ではブロック1d
を選択することとする。上位アドレス選択機構5は、カ
ウンタ4のカウント数に応じて、初期上位アドレスレジ
スタ3あるいはメモリ7の出力する値の、どちらかを選
択して、アドレス生成レジスタ6内の上位アドレス部分
6aへ出力する。
4は、メモリ7への読み出しの回数をカウントする。こ
の実施例では、16ビットのVPI/VCIから、4ビ
ットのブロックを取り出して、メモリ7への読み出しの
ためのアドレスの下位アドレスとするので、16ビット
すべてを取り出すのに、4回の読み出しをおこなう。つ
まり、参照回数は4回に増える。まず、変換前VPI/
VCI保持レジスタ1は、変換前のVPI/VCIを記
憶する。ブロック選択機構2は、カウンタ4のカウント
数に応じて、レジスタ1内の4つのブロック1a〜1d
の中から、1つのブロックを選択して、アドレス生成レ
ジスタ6内の下位アドレス部分6bへ出力する。例とし
てここでは、1回目の読み出しの前ではブロック1a
を、2回目の読み出しの前ではブロック1bを、3回目
の前ではブロック1cを、4回目の前ではブロック1d
を選択することとする。上位アドレス選択機構5は、カ
ウンタ4のカウント数に応じて、初期上位アドレスレジ
スタ3あるいはメモリ7の出力する値の、どちらかを選
択して、アドレス生成レジスタ6内の上位アドレス部分
6aへ出力する。
【0012】1回目の読み出しの前では初期上位アドレ
スレジスタ3を選択し、2〜4回目の読み出しの前では
メモリ7の出力を選択する。初期上位アドレスレジスタ
3は、1回目の読み出しの際の上位アドレス部分6aに
設定される値を指定するもので、例としてここでは、上
位アドレス部分6aと同じビット数を持ち、その各ビッ
トの値がすべて0であるとする。アドレス生成レジスタ
6は、上位アドレス部分6aと下位アドレス部分6bよ
り構成されていて、上位アドレス選択機構5およびブロ
ック選択機構2の出力する値を格納する。このレジスタ
6に格納された値は、メモリ7のアドレスの指定に用い
られる。メモリ7では、1〜3回目の読み出しにおいて
読み出される内容は自らのアドレスの上位アドレスの値
を指し、4回目の読み出しにおいて読み出される内容
は、受信セルの送信伝送路の識別情報8aおよび変換先
のVPI/VCI 8bが設定されているとする。
スレジスタ3を選択し、2〜4回目の読み出しの前では
メモリ7の出力を選択する。初期上位アドレスレジスタ
3は、1回目の読み出しの際の上位アドレス部分6aに
設定される値を指定するもので、例としてここでは、上
位アドレス部分6aと同じビット数を持ち、その各ビッ
トの値がすべて0であるとする。アドレス生成レジスタ
6は、上位アドレス部分6aと下位アドレス部分6bよ
り構成されていて、上位アドレス選択機構5およびブロ
ック選択機構2の出力する値を格納する。このレジスタ
6に格納された値は、メモリ7のアドレスの指定に用い
られる。メモリ7では、1〜3回目の読み出しにおいて
読み出される内容は自らのアドレスの上位アドレスの値
を指し、4回目の読み出しにおいて読み出される内容
は、受信セルの送信伝送路の識別情報8aおよび変換先
のVPI/VCI 8bが設定されているとする。
【0013】次に、上記実施例の動作を図2を1つの例
として、図1を使いながら説明する。変換前VPI/V
CI保持レジスタ1には、図に示されるような変換前の
VPI/VCIのビットパターンが設定されたとする。
ブロック1a〜1bに書かれている数値は、その4ビッ
ト単位ごとを10進数表示したものである。0・1・5
2・103・201の数字の列9はメモリ7におけるア
ドレスの上位アドレスであり、0〜15の数字の列10
は下位アドレスである。8aは受信セルを送信する伝送
路の識別情報、8bは変換先のVPI/VCIであり、
メモリ7のうちの変換VPI/VCI情報エリア7bの
範囲に含まれている。図2では、変換前VPI/VCI
保持レジスタ1の16ビットから、4ビットのブロック
を順番に読みだし、メモリ7の読み出しを行うことによ
って、変換すべきVPI/VCIが得られる様子が示さ
れている。この実施例では、メモリ7の読み出しを合計
4回行うことになる。
として、図1を使いながら説明する。変換前VPI/V
CI保持レジスタ1には、図に示されるような変換前の
VPI/VCIのビットパターンが設定されたとする。
ブロック1a〜1bに書かれている数値は、その4ビッ
ト単位ごとを10進数表示したものである。0・1・5
2・103・201の数字の列9はメモリ7におけるア
ドレスの上位アドレスであり、0〜15の数字の列10
は下位アドレスである。8aは受信セルを送信する伝送
路の識別情報、8bは変換先のVPI/VCIであり、
メモリ7のうちの変換VPI/VCI情報エリア7bの
範囲に含まれている。図2では、変換前VPI/VCI
保持レジスタ1の16ビットから、4ビットのブロック
を順番に読みだし、メモリ7の読み出しを行うことによ
って、変換すべきVPI/VCIが得られる様子が示さ
れている。この実施例では、メモリ7の読み出しを合計
4回行うことになる。
【0014】この実施例においては、まず、変換前のV
PI/VCI値は、変換前VPI/VCI保持レジスタ
1に格納される。ここでは1例として、10進数表示
で、ブロック1aには1、1bには7、1cには10、
1dには5が、格納されているものとする。メモリ7へ
の4回の読み出しのうち、1回目の読み出しの直前で
は、上位アドレス選択機構5は初期上位アドレスレジス
タ3を選び、ブロック選択機構2はブロック1aを選
ぶ。そのため、アドレス生成レジスタ6に格納される値
は、(上位アドレス6a、下位アドレス6b)の組み合
わせが(0、1)のようになる。従って1回目の読み出
しでは、アドレス(0、1)が指定され、メモリ7から
読み出された値は、図2から分かるように、103とな
る。次に、2回目の読み出しの前では上位アドレス選択
機構5はメモリ7の出力を選び、ブロック選択機構2は
ブロック1bを選ぶので、アドレス生成レジスタ6に格
納される値は(103、7)となる。従って2回目の読
み出しでは、アドレス(103、7)が指定され、メモ
リ7から読み出される値は52となる。
PI/VCI値は、変換前VPI/VCI保持レジスタ
1に格納される。ここでは1例として、10進数表示
で、ブロック1aには1、1bには7、1cには10、
1dには5が、格納されているものとする。メモリ7へ
の4回の読み出しのうち、1回目の読み出しの直前で
は、上位アドレス選択機構5は初期上位アドレスレジス
タ3を選び、ブロック選択機構2はブロック1aを選
ぶ。そのため、アドレス生成レジスタ6に格納される値
は、(上位アドレス6a、下位アドレス6b)の組み合
わせが(0、1)のようになる。従って1回目の読み出
しでは、アドレス(0、1)が指定され、メモリ7から
読み出された値は、図2から分かるように、103とな
る。次に、2回目の読み出しの前では上位アドレス選択
機構5はメモリ7の出力を選び、ブロック選択機構2は
ブロック1bを選ぶので、アドレス生成レジスタ6に格
納される値は(103、7)となる。従って2回目の読
み出しでは、アドレス(103、7)が指定され、メモ
リ7から読み出される値は52となる。
【0015】3回目の読み出しの前では、上位アドレス
選択機構5はメモリ7の出力を選び、ブロック選択機構
2はブロック1cを選ぶので、アドレス生成レジスタ6
に格納される値は(52、10)となる。従って、3回
目の読み出しでは、アドレス(52、10)が指定さ
れ、メモリ7から読み出された値は201となる。最後
の4回目の読み出しの前では、上位アドレス選択機構5
はメモリ7の出力を選び、ブロック選択機構2はブロッ
ク1dを選ぶので、アドレス生成レジスタ6に格納され
る値は(201、5)となる。従って、4回目の読み出
しでは、アドレス(201、5)が指定され、メモリ7
からの読み出しにより伝送路の識別情報8aと変換先の
VPI/VCI・8bが得られる。
選択機構5はメモリ7の出力を選び、ブロック選択機構
2はブロック1cを選ぶので、アドレス生成レジスタ6
に格納される値は(52、10)となる。従って、3回
目の読み出しでは、アドレス(52、10)が指定さ
れ、メモリ7から読み出された値は201となる。最後
の4回目の読み出しの前では、上位アドレス選択機構5
はメモリ7の出力を選び、ブロック選択機構2はブロッ
ク1dを選ぶので、アドレス生成レジスタ6に格納され
る値は(201、5)となる。従って、4回目の読み出
しでは、アドレス(201、5)が指定され、メモリ7
からの読み出しにより伝送路の識別情報8aと変換先の
VPI/VCI・8bが得られる。
【0016】次に、変換前VPI/VCI保持レジスタ
1に格納された値が、変換テーブルに登録されていない
VPI/VCIであった場合の動作を、図3に基き以下
に説明する。図3において、例えば[1a,1b,1
c,1d]の組み合わせが[1,7,9,X]のような
VPI/VCIに対する変換VPI/VCIは登録され
ていないとする(Xは0〜15の任意の10進数値)。
このとき、変換前VPI/VCI保持レジスタ1に格納
された値が[1,7,9,10]である場合を説明す
る。図2の場合と同様に、1回目の読み出しでは、メモ
リ7の出力は103、2回目の読み出しでは、出力は5
2となる。しかし、3回目の読み出しでは図2の場合と
は異なり、−1のような、本装置がメモリに読み出しで
きない値(未登録パターン)となる。この時点でVPI
/VCI変換の動作は終了する。4回目の読み出しに必
要なアドレスの上位アドレスの情報を持つ記憶場所はメ
モリ7には存在せず、変換VPI/VCIの情報を持つ
記憶場所も変換VPI/VCI情報エリア7bにはとら
れない。
1に格納された値が、変換テーブルに登録されていない
VPI/VCIであった場合の動作を、図3に基き以下
に説明する。図3において、例えば[1a,1b,1
c,1d]の組み合わせが[1,7,9,X]のような
VPI/VCIに対する変換VPI/VCIは登録され
ていないとする(Xは0〜15の任意の10進数値)。
このとき、変換前VPI/VCI保持レジスタ1に格納
された値が[1,7,9,10]である場合を説明す
る。図2の場合と同様に、1回目の読み出しでは、メモ
リ7の出力は103、2回目の読み出しでは、出力は5
2となる。しかし、3回目の読み出しでは図2の場合と
は異なり、−1のような、本装置がメモリに読み出しで
きない値(未登録パターン)となる。この時点でVPI
/VCI変換の動作は終了する。4回目の読み出しに必
要なアドレスの上位アドレスの情報を持つ記憶場所はメ
モリ7には存在せず、変換VPI/VCIの情報を持つ
記憶場所も変換VPI/VCI情報エリア7bにはとら
れない。
【0017】実施例2.上記実施例1ではメモリ7への
3回目の読み出しまでは、次回の読み出しの為に使用す
るアドレスの上位アドレスが読み出され、4回目のメモ
リ7への読み出しで変換VPI/VCIが読み出される
という様に、上位アドレス情報、変換VPI/VCI情
報の異なる情報が同一メモリ上に取られているが、これ
らを異なるメモリ上に記憶させる実施例もある。図4は
その実施例を示したもので、上位アドレスの情報はアド
レスメモリ11上に記憶され、セルの送信される伝送路
識別情報および変換先のVPI/VCIで構成される変
換VPI/VCI情報は、アドレスメモリ11とは異な
る変換VPI/VCI情報メモリ12上に記憶される。
以下、実施例1との動作の相違を図4を用いて説明す
る。
3回目の読み出しまでは、次回の読み出しの為に使用す
るアドレスの上位アドレスが読み出され、4回目のメモ
リ7への読み出しで変換VPI/VCIが読み出される
という様に、上位アドレス情報、変換VPI/VCI情
報の異なる情報が同一メモリ上に取られているが、これ
らを異なるメモリ上に記憶させる実施例もある。図4は
その実施例を示したもので、上位アドレスの情報はアド
レスメモリ11上に記憶され、セルの送信される伝送路
識別情報および変換先のVPI/VCIで構成される変
換VPI/VCI情報は、アドレスメモリ11とは異な
る変換VPI/VCI情報メモリ12上に記憶される。
以下、実施例1との動作の相違を図4を用いて説明す
る。
【0018】図2と同様にVPI/VCIが16ビット
の場合であるとする。変換前VPI/VCI保持レジス
タ1には、実施例1を示す図2と同一のビットパターン
が保持されるとすると、アドレスメモリ11への読み出
しは3回、変換VPI/VCI情報メモリ12への読み
出しは1回必要になる。アドレスメモリ11への3回目
の読み出しまでは、図2においてメモリ7への3回目の
読み出しまでと全く同様の動作が行われる。しかし、4
回目の読み出しは、変換VPI/VCI情報メモリ12
から行われる。3回目の読み出しで得られた内容と、ブ
ロック1dのビットパターンからアドレスが生成され、
得られたアドレスにより、変換VPI/VCIメモリ1
2の読み出しが行われ、読み出される内容には変換VP
I/VCI情報が設定されている。この実施例は、上位
アドレス情報を表わすために必要なビット数と、変換V
PI/VCI情報を表わすために必要なビット数が異な
る場合にメモリの使用の効率を上げるのに有効である。
の場合であるとする。変換前VPI/VCI保持レジス
タ1には、実施例1を示す図2と同一のビットパターン
が保持されるとすると、アドレスメモリ11への読み出
しは3回、変換VPI/VCI情報メモリ12への読み
出しは1回必要になる。アドレスメモリ11への3回目
の読み出しまでは、図2においてメモリ7への3回目の
読み出しまでと全く同様の動作が行われる。しかし、4
回目の読み出しは、変換VPI/VCI情報メモリ12
から行われる。3回目の読み出しで得られた内容と、ブ
ロック1dのビットパターンからアドレスが生成され、
得られたアドレスにより、変換VPI/VCIメモリ1
2の読み出しが行われ、読み出される内容には変換VP
I/VCI情報が設定されている。この実施例は、上位
アドレス情報を表わすために必要なビット数と、変換V
PI/VCI情報を表わすために必要なビット数が異な
る場合にメモリの使用の効率を上げるのに有効である。
【0019】実施例3.特定のVPI値によってはVC
I値に関係なく、VPIのみを変換するだけでセルの転
送を行う場合がある。そこで、まず転送されてきたセル
のVPI値のみを取りだして、VPIのみを変換すれば
良い場合にはVPIのみを変換して動作を終了し、VC
I値も変換する必要のある場合には、更に受信セルのV
CI値を取りだして動作を続け、変換VPI/VCIを
求める方法が考えられる。実施例3では図5の様にVP
I変換用メモリ16とVPI/VCI変換用メモリ18
の2種類のメモリを配置する。VPI変換用メモり16
は、実施例1でのアドレスメモリに相当すると考えても
よい。両者は同一のメモリ上の異なるアドレスのエリア
に配置されてもよい。以下では図5を用いて実施例3の
動作を説明する。変換前VPI/VCI保持レジスタ1
3では、VPI/VCIのビットパターンをVPIのビ
ット14と、VCIのビット15とに分割する。更にV
PIビットを1〜M(M≧1)のVPIブロックに、V
CIビットを1〜N(N≧1)のVCIブロックに分割
する。この場合には、VCI変換用メモり18の一部に
も、アドレスメモリが含まれる。
I値に関係なく、VPIのみを変換するだけでセルの転
送を行う場合がある。そこで、まず転送されてきたセル
のVPI値のみを取りだして、VPIのみを変換すれば
良い場合にはVPIのみを変換して動作を終了し、VC
I値も変換する必要のある場合には、更に受信セルのV
CI値を取りだして動作を続け、変換VPI/VCIを
求める方法が考えられる。実施例3では図5の様にVP
I変換用メモリ16とVPI/VCI変換用メモリ18
の2種類のメモリを配置する。VPI変換用メモり16
は、実施例1でのアドレスメモリに相当すると考えても
よい。両者は同一のメモリ上の異なるアドレスのエリア
に配置されてもよい。以下では図5を用いて実施例3の
動作を説明する。変換前VPI/VCI保持レジスタ1
3では、VPI/VCIのビットパターンをVPIのビ
ット14と、VCIのビット15とに分割する。更にV
PIビットを1〜M(M≧1)のVPIブロックに、V
CIビットを1〜N(N≧1)のVCIブロックに分割
する。この場合には、VCI変換用メモり18の一部に
も、アドレスメモリが含まれる。
【0020】最初に、実施例1と同様の方法で第1VP
Iブロックから第M・VPIブロックまでを用いてVP
I変換用メモリの読み出しを行う。最後のM回目で読み
出された内容には、VPI変換のみで動作を終了するも
のなのか、VPI/VCI変換を必要とするものなのか
を指示する情報17aが設定されている。指示情報17
aがVPI変換のみで動作を終了することを示している
時、読み出した内容には、セルを送信する伝送路の識別
情報17bおよび変換先のVPI・17cが含まれてお
り、VPIが変換されるのみで動作を終了する。指示情
報17aがVPI/VCI変換を必要とすることを示し
ている時、この読み出した内容と第1VCIブロックと
からアドレスを生成して、VPI/VCI変換用メモリ
18の読み出しを行う。以下実施例1と同様に第2VC
Iブロックから第N・VCIブロックを用いてVPI/
VCI変換用メモリ18の読み出しを行い、最後の第N
・VCIブロックを用いた読み出しにより、受信セルを
送信する伝送路の識別情報19aおよび変換先のVPI
/VCI・19bが得られる。
Iブロックから第M・VPIブロックまでを用いてVP
I変換用メモリの読み出しを行う。最後のM回目で読み
出された内容には、VPI変換のみで動作を終了するも
のなのか、VPI/VCI変換を必要とするものなのか
を指示する情報17aが設定されている。指示情報17
aがVPI変換のみで動作を終了することを示している
時、読み出した内容には、セルを送信する伝送路の識別
情報17bおよび変換先のVPI・17cが含まれてお
り、VPIが変換されるのみで動作を終了する。指示情
報17aがVPI/VCI変換を必要とすることを示し
ている時、この読み出した内容と第1VCIブロックと
からアドレスを生成して、VPI/VCI変換用メモリ
18の読み出しを行う。以下実施例1と同様に第2VC
Iブロックから第N・VCIブロックを用いてVPI/
VCI変換用メモリ18の読み出しを行い、最後の第N
・VCIブロックを用いた読み出しにより、受信セルを
送信する伝送路の識別情報19aおよび変換先のVPI
/VCI・19bが得られる。
【0021】このように、本装置では、使用される変換
VPI/VCIについての情報のみを変換VPI/VC
Iメモリに登録するため、使用される変換VPI/VC
Iが少なければ少ないほど、メモリの節約がなされる。
たとえば実施例1において、VPI/VCIが16ビッ
トの場合、1000個の異なる値をもつVPI/VCI
をそれぞれ1000個のVPI/VCIに変換するテー
ブルを実現するためには、従来の方式では約64K×1
6ビットの大きさのメモリを必要とするが、本装置で
は、詳細説明は省略するが、最悪の場合でも20368
×16ビットの大きさのメモリで十分である。
VPI/VCIについての情報のみを変換VPI/VC
Iメモリに登録するため、使用される変換VPI/VC
Iが少なければ少ないほど、メモリの節約がなされる。
たとえば実施例1において、VPI/VCIが16ビッ
トの場合、1000個の異なる値をもつVPI/VCI
をそれぞれ1000個のVPI/VCIに変換するテー
ブルを実現するためには、従来の方式では約64K×1
6ビットの大きさのメモリを必要とするが、本装置で
は、詳細説明は省略するが、最悪の場合でも20368
×16ビットの大きさのメモリで十分である。
【0022】実施例4.上記実施例では、アドレス生成
レジスタ6に取り込まれたアドレスで指定される番地の
アドレスメモリ相当をアクセスする例を示したが、アド
レス生成レジスタの大きさを大きくし、以下の比較動作
で次のアドレスを指定する構成としてもよい。即ち、実
施例1と同様にVPI/VCIが16ビットで、4ビッ
トづつ分割する例を考える。その数値は同様に[1,
7,10,5]であるとする。図1において、最初にア
ドレス生成レジスタ6にはメモリ7の最上位アドレスの
登録分を含む4ビット分、つまり16アドレスが読み出
されている。ブロック選択機構2は最上位数値1aを取
り込み、これがアドレス生成レジスタ6のアドレス、こ
の例では1を見て、登録されているかどうかを調べる。
もし登録されていれば、次にアドレス生成レジスタ6
は、登録されているこの例では[1]のアドレスメモリ
7の16アドレスを読み出す。この中にも登録されてい
るアドレスと登録されていないアドレスがある。登録さ
れているアドレスだけが数値記入されていて、ブロック
選択機構2が読み出した次の4ビット1bでこのアドレ
ス生成レジスタ6を調べる。この例では[7]で登録さ
れているので、この番地のアドレスメモリ7の内容を読
み出す。
レジスタ6に取り込まれたアドレスで指定される番地の
アドレスメモリ相当をアクセスする例を示したが、アド
レス生成レジスタの大きさを大きくし、以下の比較動作
で次のアドレスを指定する構成としてもよい。即ち、実
施例1と同様にVPI/VCIが16ビットで、4ビッ
トづつ分割する例を考える。その数値は同様に[1,
7,10,5]であるとする。図1において、最初にア
ドレス生成レジスタ6にはメモリ7の最上位アドレスの
登録分を含む4ビット分、つまり16アドレスが読み出
されている。ブロック選択機構2は最上位数値1aを取
り込み、これがアドレス生成レジスタ6のアドレス、こ
の例では1を見て、登録されているかどうかを調べる。
もし登録されていれば、次にアドレス生成レジスタ6
は、登録されているこの例では[1]のアドレスメモリ
7の16アドレスを読み出す。この中にも登録されてい
るアドレスと登録されていないアドレスがある。登録さ
れているアドレスだけが数値記入されていて、ブロック
選択機構2が読み出した次の4ビット1bでこのアドレ
ス生成レジスタ6を調べる。この例では[7]で登録さ
れているので、この番地のアドレスメモリ7の内容を読
み出す。
【0023】以下、ブロック選択機構2は1cの[1
0]を読み、アドレス生成レジスタ6が読んでいるアド
レスメモリの[7]の内容と比較する。登録されていれ
ば次の[10]のアドレスメモリの内容を読み出す。こ
れとブロック選択機構2が読んだ1dの[5]が登録さ
れているかどうかを比較して調べる。登録されていれば
メモリの変換後のVPI/VCI情報エリア7bのデ−
タが、変換前のそれに対応するデ−タとなる。
0]を読み、アドレス生成レジスタ6が読んでいるアド
レスメモリの[7]の内容と比較する。登録されていれ
ば次の[10]のアドレスメモリの内容を読み出す。こ
れとブロック選択機構2が読んだ1dの[5]が登録さ
れているかどうかを比較して調べる。登録されていれば
メモリの変換後のVPI/VCI情報エリア7bのデ−
タが、変換前のそれに対応するデ−タとなる。
【0024】なお、以上はVPI/VCIが16ビット
から成る場合について説明したが、この発明はこれに限
らず、VPI/VCIが任意の固定長のビット数からな
る場合に適用できる。また、ビットパターンの区切り方
も、ここでは4ビットずつとしているが、適切な任意の
ビット数で区切ってもよい。さらに本発明に関する装置
は、ここではVPI/VCI変換のために用いたが、あ
るデータの内容を別の内容に対応させるような他のあら
ゆる変換あるいは対応テーブルの実現およびその呼び出
しに適用できる。
から成る場合について説明したが、この発明はこれに限
らず、VPI/VCIが任意の固定長のビット数からな
る場合に適用できる。また、ビットパターンの区切り方
も、ここでは4ビットずつとしているが、適切な任意の
ビット数で区切ってもよい。さらに本発明に関する装置
は、ここではVPI/VCI変換のために用いたが、あ
るデータの内容を別の内容に対応させるような他のあら
ゆる変換あるいは対応テーブルの実現およびその呼び出
しに適用できる。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ATM
交換機において入力を複数段に分けて取り込み、順次参
照する手段と、最後に一致した数値には変換テ−ブルを
設けて対応する変換後のVPI/VCI値を得るように
したので、変換テ−ブルを小容量のメモリで実現できる
効果がある。
交換機において入力を複数段に分けて取り込み、順次参
照する手段と、最後に一致した数値には変換テ−ブルを
設けて対応する変換後のVPI/VCI値を得るように
したので、変換テ−ブルを小容量のメモリで実現できる
効果がある。
【図1】本発明の交換機におけるVPI/PCI変換テ
ーブルの全体構成図である。
ーブルの全体構成図である。
【図2】本発明の交換機におけるVPI/PCI変換テ
ーブルの動作説明図(実施例1)である。
ーブルの動作説明図(実施例1)である。
【図3】本発明の交換機におけるVPI/PCI変換テ
ーブルの他の動作説明図(実施例1)である。
ーブルの他の動作説明図(実施例1)である。
【図4】本発明の交換機におけるVPI/PCI変換テ
ーブルの動作説明図(実施例2)である。
ーブルの動作説明図(実施例2)である。
【図5】本発明の交換機におけるVPI/PCI変換テ
ーブルの動作説明図(実施例3)である。
ーブルの動作説明図(実施例3)である。
【図6】セルが交換機をへて転送される際にVPI/V
CI変換がされる様子を示す図である。
CI変換がされる様子を示す図である。
1 変換前VPI/VCI保持レジスタ(実施例1) 2 ブロック選択機構 3 初期上位アドレスレジスタ 4 カウンタ 5 上位アドレス選択機構 6 アドレス生成レジスタ 7 メモリ 7a メモリ7における上位アドレス情報エリア 7b メモリ7における変換VPI/VCI情報エリア 8a メモリ7における伝送路識別情報 8b メモリ7における変換先VPI/VCI 9 メモリの上位アドレス 10 メモリの下位アドレス 11 アドレスメモリ 12 変換VPI/VCI情報メモリ 12a 変換VPI/VCI情報メモリにおける伝送路
識別情報 12b 変換VPI/VCI情報メモリにおける変換先
VPI/VCI 13 変換前VPI/VCI保持レジスタ(実施例3) 14 VPIビット 15 VCIビット 16 VPI変換用メモリ 16a VPI変換用メモリにおける上位アドレス情報
エリア 16b VPI変換用メモリにおける変換VPI/VC
I情報エリア 17a VPI変換用メモリにおける指示情報 17b VPI変換用メモリにおける伝送路識別情報 17c VPI変換用メモリにおける変換先VPI 17d VPI変換用メモリにおける上位アドレス 18 VPI/VCI変換用メモリ 18a VPI/VCI変換用メモリにおける上位アド
レス情報エリア 18b VPI/VCI変換用メモリにおける変換VP
I/VCI情報エリア 19a VPI/VCI変換用メモリにおける伝送路識
別情報 19b VPI/VCI変換用メモリにおける変換先V
PI/VCI
識別情報 12b 変換VPI/VCI情報メモリにおける変換先
VPI/VCI 13 変換前VPI/VCI保持レジスタ(実施例3) 14 VPIビット 15 VCIビット 16 VPI変換用メモリ 16a VPI変換用メモリにおける上位アドレス情報
エリア 16b VPI変換用メモリにおける変換VPI/VC
I情報エリア 17a VPI変換用メモリにおける指示情報 17b VPI変換用メモリにおける伝送路識別情報 17c VPI変換用メモリにおける変換先VPI 17d VPI変換用メモリにおける上位アドレス 18 VPI/VCI変換用メモリ 18a VPI/VCI変換用メモリにおける上位アド
レス情報エリア 18b VPI/VCI変換用メモリにおける変換VP
I/VCI情報エリア 19a VPI/VCI変換用メモリにおける伝送路識
別情報 19b VPI/VCI変換用メモリにおける変換先V
PI/VCI
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 和弘 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 堀内 栄一 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 通信システム研究所内 (72)発明者 佐藤 浩之 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 通信システム研究所内 (72)発明者 鹿間 敏弘 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 通信システム研究所内 (56)参考文献 特開 平3−19452(JP,A) 特開 平1−312625(JP,A) 特開 平2−233023(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28
Claims (1)
- 【請求項1】 VPIビットとVCIビットから成る論
理チャネル番号を含むヘッダを含むセルを受信し、論理
チャネル番号を変換してセルを転送するATM交換機
で、 受信セルの論理番号を構成するビットを保持するレジス
タと、 上記論理番号をVPIとVCIのブロックに区切り、上
記ブロック毎に体系的に登録アドレスを記憶するアドレ
スメモリと、 上記論理番号を保持するレジスタからVPIまたはVC
Iブロックの数値を必要に応じて区切って取り込み、ま
た前回に指定された上記アドレスメモリ相当から登録ア
ドレス相当を取り込むアドレス生成レジスタと、 上記アドレス生成レジスタが指定するアドレスメモリの
数値を次回の参照数値として取り込む手段と、 上記読み込んだアドレスメモリの数値からVCI変換が
必要でないとされる場合には、最後のVPIアドレスに
転送先のVPIビットを記載した変換テーブルと、 上記読み込んだ数値からVCI変換が必要な場合には、
上記VCIメモリを読みに行き、同様動作を繰り返す手
段と、 最後に上記アドレス生成レジスタが指定するアドレス
に、転送先のVPI/VCI論理番号を記載した変換テ
ーブルを備えたことを特徴とするATM交換機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP759992A JP2962916B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | Atm交換機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP759992A JP2962916B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | Atm交換機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05199256A JPH05199256A (ja) | 1993-08-06 |
JP2962916B2 true JP2962916B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=11670273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP759992A Expired - Fee Related JP2962916B2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | Atm交換機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2962916B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000078162A (ja) | 1998-08-31 | 2000-03-14 | Nec Corp | Atm交換装置 |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP759992A patent/JP2962916B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05199256A (ja) | 1993-08-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |