JP2962058B2 - 可変バルブタイミング機構 - Google Patents

可変バルブタイミング機構

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JP2962058B2 JP20147292A JP20147292A JP2962058B2 JP 2962058 B2 JP2962058 B2 JP 2962058B2 JP 20147292 A JP20147292 A JP 20147292A JP 20147292 A JP20147292 A JP 20147292A JP 2962058 B2 JP2962058 B2 JP 2962058B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関のカム軸駆動機
構に関し、詳細には運転条件に応じてバルブリフト特性
を変更可能な可変バルブタイミング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の運転条件に応じて最適のバル
ブリフト期間(開弁期間)等のバルブリフト特性を得ら
れるようにした可変バルブタイミング機構が従来から考
案されている。一般に、バルブリフト特性は、カム軸の
カムプロフィルによって決定されるため、バルブリフト
期間を変更するためには異なるプロフィルを持つカムを
カム軸に予め形成しておき、それらを切換えて使用した
り、バルブリフトの作用角が異なるようにロッカアーム
を切換えてバルブを駆動する方法がとられている。しか
し、これらの方法は、ロッカアームを介さずにカムで直
接バルブ押動するいわゆるダイレクトOHC式の動弁機
構には適用が困難であった。
【0003】一方、これらダイレクトOHC式のカム軸
にも適用可能なものとしてはカム軸を不等速回転させる
ことによりバルブリフト期間を可変化させるようにした
可変バルブタイミング機構がある。例えば、この種の可
変バルブタイミング機構の例としては、特開平3−20
6311号公報に開示されたものがある。同公報の装置
は、カム軸への回転伝達経路に揺動運動をする遊星歯車
機構を設け、機関出力軸の等速回転にこの遊星歯車の揺
動回転運動を付加してカム軸に伝達することによりカム
軸の不等速回転運動を得るようにしたものである。カム
軸に不等速回転運動をさせ、例えばバルブ閉弁中にはカ
ム軸回転速度を増し、バルブ開弁中にはカム軸回転速度
を低下させることにより結果としてバルブ開弁期間を増
加させ、カムプロフィルを変更したと同等の効果を得る
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
3−206311号公報の装置はカム軸駆動経路に揺動
運動を生じさせる遊星歯車機構を設置する必要があり、
構造が複雑になる問題が生じる。また、カム軸にはバル
ブ駆動反力によるトルク変動が生じており、歯車噛合部
があるとトルク変動により歯面衝突音(カタ打ち音)が
発生するが、上記公報の装置ではカム軸駆動力は多数の
遊星歯車噛合部を介して伝達されることになるため、上
記カタ打ち音の発生個所が多く、対策が困難になる問題
がある。
【0005】本発明は上記問題に鑑み、簡易な構造でバ
ルブリフト特性を変更可能であり、歯面衝突音対策が容
易な可変バルブタイミング装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、機関出
力軸回転を気筒弁駆動用カム軸に伝達する機構であっ
て、前記出力軸回転を前記カム軸にそれぞれ伝達可能な
第一の歯車装置と第二の歯車装置と、機関運転条件に応
じて前記第一の歯車装置と前記第二の歯車装置とを選択
的に切換えて前記カム軸を駆動する切換手段とを備え、
少なくとも前記第一の歯車装置は、前記機関出力軸の等
速回転を、機関出力軸回転角に応じて速度が変動する不
等速回転に変換する、相互に噛合する一対の非円形歯車
を備え、前記第一と第二の歯車装置はそれぞれ噛合部が
シザーズギヤとして構成されたことを特徴とする可変バ
ルブタイミング機構が提供される。
【0007】
【作用】図4から図7を用いて本発明の作用を説明す
る。図4A,Bはカム軸に回転を伝達する第一の歯車装
置に使用する非円形歯車の形状を示し、例えば図4
(A)は2葉(楕円)歯車、図4(B)は楕円を2つ組
合せた形状を有する4葉歯車である。また図4(C)
は、本明細書で使用する楕円率eの定義を示す図であ
る。図4(C)に示すように楕円率eは、歯車の楕円の
長半径R1 と短半径R2 とを用いて1+e=R1 /R,
1−e=R2 /R(R=(R1 +R2 )/2)として表
される。
【0008】図5は、それぞれ図4(A),図4(B)
の非円形歯車を用いて回転を伝達した場合の速度線図を
示す。図5に示すように入力軸を一定速度で回転させた
場合出力軸は図4(A)の2葉歯車では1回転当り2回
(180度毎)、図4(B)の4葉歯車では1回転当り
4回(90度毎)のサイクルで回転速度が周期的に変化
する不等速回転運動を行い、速度の変化幅は入力軸回転
速度を1とした場合(1−e/1+e)〜(1+e/1
−e)の範囲である。
【0009】従って、上記歯車装置の出力軸側にカムを
形成して、それぞれの不等速回転区間でバルブを駆動す
ることにより同じカムプロフィルを用いて異なるバルブ
リフト期間や特性を得ることができる。なお、この場
合、2葉歯車は2気筒機関、4葉歯車は4気筒機関に使
用可能だが、他の気筒数の場合も気筒数と同じ葉数を持
つ非円形歯車を用いれば本発明を適用できる。
【0010】次に図6を用いて非円形歯車によるバルブ
リフト特性変化の作用を説明する。図6において、横軸
は非円形歯車装置の入力軸回転角θ、縦軸は出力軸(カ
ム軸)回転角φを示す。今、仮に非円形歯車を使用せず
歯数の等しい真円歯車を使用して回転を伝達したとする
と入力軸回転角θと出力軸回転角φとはθ=φの関係に
なり図6において原点を通り傾き45度の直線で表わさ
れる(図6、直線I)。
【0011】しかし、非円形歯車を使用した場合には、
出力軸回転角φは入力軸回転角θに対して図5に示した
変動成分を加算したものになり、図6に曲線IIで示すよ
うに直線Iを中心に周期的に変動する不等速回転になる
(図6,IIは4葉歯車の場合の速度変化を示す)。図6
にIII,IVで示したのは出力軸側に設けたカムのリフトカ
ーブである。実際には出力軸には歯車葉数(気筒数)に
等しい数のカムが設けられているが本図では簡単のため
1つのみを示し、カム形成位置を変化させた場合を描い
ている。またバルブリフト期間は出力軸回転角φに換算
して90度とする。
【0012】今、出力軸を真円歯車を用いて駆動し、等
速伝達を行ったとするとθ=φ(直線I)の関係がある
ため、カムのリフトカーブは入力軸回転角θに換算した
場合もIII と同一である。一方、非円形歯車を用いて曲
線IIに示すような不等速伝達を行った場合にはカムのリ
フトカーブはカムを形成する位置(φの角度位置)によ
り変化する。
【0013】すなわち図6にIII で示すφの範囲にカム
を形成した場合、不等速運動であるため、入力軸回転角
θに換算したカムのリフトカーブはIII ′のような形に
なりリフト開始及び終了時には速度が遅く最大リフト近
傍で速度が早い、いわゆる“やせたリフトカーブ”にな
る。また図6にIVで示すφの範囲にカムを形成した場合
には、θに換算するとリフト開始時及び終了時に速度が
早く最大リフト近傍で速度が遅い図にIV′で示す“太っ
たリフトカーブ”になり高速回転時等に性能向上を図る
ことができる。
【0014】また、図6の場合はバルブリフト期間を9
0度(4葉の場合)としたためリフトカーブの形状は変
化してもθに換算したリフト期間は90度のままであり
変化していない。しかし、リフト期間を90度以外とし
た場合にはリフトカーブの形状と共にθに対するリフト
期間をも変化させることができる。
【0015】図7は実際の4気筒機関のバルブリフト期
間に近い値としてカムのリフト期間を135度(φの値
で)とした場合を示す。図7,Iに示した位置では、θ
に換算するとリフトは遅く始まり早く終了することにな
るためリフト期間は135度より短くなり、図7にI′
で示すように、例えば最小で112度程度になる。ま
た、逆に図7,IIに示した位置にカムを形成するとリフ
ト期間は長くなり、図7にII′で示すように最大158
度程度になる。
【0016】本発明では、上記を利用してカム軸を非円
形歯車と他の歯車(例えば真円歯車、又は位相、形状等
が異なる他の非円形歯車)とを選択的に用いて駆動する
ことにより吸気弁、排気弁等の気筒弁のリフト特性や期
間が運転条件に応じて切換えられる。また、本発明で
は、カム軸駆動力伝達経路に設置する非円形歯車は原則
として1組で足り、噛合部も1個所であるため、容易に
シザーズギヤとして構成できるため、歯面のカタ打ち音
が低減される。
【0017】
【実施例】図1から図3に本発明の第一の実施例を示
す。図1は本発明の可変バルブタイミング機構の断面図
を示す。図1において、1は吸気弁駆動用カム軸、3は
駆動軸であり、図示しないクランク軸からベルトや歯車
等を介して駆動され、歯車5a,5b,7a,7bを介
してカム軸1を回転駆動している。なお、ダブルオーバ
ヘッドカムシャフト機関では独立した駆動軸3を設ける
代わりに、排気弁駆動用カム軸をクランク軸で駆動し、
排気弁駆動用カム軸を駆動軸3として用いて歯車5a,
5b,7a,7bを介して吸気カム軸1を駆動するよう
にしても良い。
【0018】本実施例では歯車5a,5bは相互に噛合
する真円歯車として構成されており、歯車7a,7bは
直列4気筒エンジンを想定して図2に示すように相互に
噛合する4葉歯車として構成されている。また、歯車5
aと7aとは一体に接合されており、更にピン9を介し
てカム軸1に対して回転不能に固定されている。また、
歯車5bと7bとは別体に形成されており、それぞれ駆
動軸3に対しては回転自由に個別に嵌装されている。
【0019】また駆動軸3は中空構造とされ、中空部の
内部を摺動可能なピストン11が設けられている。ま
た、ピストン11の両側の中空部は油圧通路13a,1
3bと図示しない油圧切換弁とを介して油圧供給源とド
レーンとに選択的に接続されるようになっている。例え
ば通路13a側に油圧が供給されるとピストン11は図
中右方向に移動し、通路13b側に油圧が供給されると
ピストン11は図中左方向に移動する。また、ピストン
11は駆動軸3壁面に設けた長穴15を貫通するピン1
7により駆動軸3外周に嵌装したスリーブ19と連結さ
れており、ピストン11と共にスリーブ19が軸方向に
移動するようになっている。
【0020】図3は図1のIII −III 線に沿った断面を
示す。図3に示すようにスリーブ19は外周部に軸方向
に延設された突起21a,21b,21cを有する変形
スプラインとして構成されており、歯車5bと7bのボ
ス部にはスリーブ19の突起21a,21b,21cと
係合する溝23a〜23c,25a〜25c(図1には
23a,25aのみを示す)がそれぞれ形成されてい
る。
【0021】油圧通路13bに油圧が供給されピストン
11が図中左方向に移動した位置ではスリーブ19の突
起21a〜21cは歯車5bの溝23a〜23cとのみ
係合し歯車7bの溝25a〜25cとは係合しない。従
ってカム軸1への駆動力は駆動軸3の長穴15側壁から
ピン17を介してスリーブ19に伝達され、スリーブ1
9外周の突起21a〜21cと歯車5bのボス部の溝2
3a〜23cとを介して歯車5bに伝達され、歯車5b
から歯車5a、ピン9を通じてカム軸に伝えられる。
【0022】従って、ピストン11が左側に移動した状
態ではカム軸1は駆動軸3と速度の等しい等速回転運動
を行い、歯車7bは駆動軸3に対して空転状態となる。
一方、油圧通路13aに油圧が供給され、ピストン11
が図中右方向に移動すると、上記とは逆にカム軸1は駆
動軸3から歯車7b,7aを介して駆動され、歯車5b
は駆動軸3に対して空転状態になる。前述のように、本
実施例では歯車7a,7bは4葉の非円形歯車として構
成されているため、このときカム軸は不等速回転運動を
行う。
【0023】上記説明から明らかなように本実施例によ
れば例えば低中速運転では真円歯車5a,5bを介して
カム軸1を駆動し、通常のバルブリフト特性(図7,I
I)を得るようにし、高速回転時には油圧を切換えて歯
車7a,7bを介してカム軸1を不等速回転させ、例え
ば図7,II′に示すようにバルブリフト期間を増大させ
て高出力を得るようにすることができる。
【0024】次に図1,図2を用いて本実施例で採用し
たシザーズギヤ構成を説明する。カム軸1にはバルブ開
閉駆動の反力が加わっており、この反力は正と負の値に
変動する反力トルクとしてカム軸1に作用している。こ
のため歯車5a,5b,7a,7b等の歯車噛合部にバ
ックラッシュがあると上記変動する反力トルクによりバ
ックラッシュ内で歯面が触れ衝突音(カタ打ち音)が生
じることになる。
【0025】本実施例では歯車5a及び7aをシザーズ
ギヤとして構成することによりカタ打ち音の発生を防止
している。以下、歯車7aについて説明するが歯車5a
も同様な構造とされている。図1に示すように歯車7a
は、実際には2枚の歯車71aと72aとを軸方向に重
ねた構成となっている。歯車71a(メインギヤ)と7
2a(サブギヤ)とは一体の歯車7aを軸線に沿って切
断、分割した形状の全く同一の断面形状を有している。
メインギヤ71aとサブギヤ72aとは間にリング状の
板ばね73を挟んで軸方向に重ね合わせてあり、板ばね
73の一端はメインギヤ71aに固定したピン74と、
また他端はサブギヤ72aに固定したピン75とそれぞ
れ係合してメインギヤ71aとサブギヤ72aの歯筋が
ずれる方向にメインギヤ71aとサブギヤ72aとを押
圧している。従って、歯車7aが7bと噛合した状態で
は歯車7bの歯面を、メインギヤ71aとサブギヤ72
aの歯面が両側から挟んで押圧する形になり、噛合部の
バックラッシュをゼロに保持することができる。このた
め板ばね73による付勢力を適当に設定すればカム軸1
に変動トルクが作用しても歯面の振れは生じずカタ打ち
音の発生が防止される。
【0026】上述のように本実施例によればカム軸を、
非円形歯車による不等速回転運動と真円歯車による等速
回転運動とに切換えて駆動するようにしたことにより簡
単な構成で吸気弁のバルブリフト特性やリフト期間を変
更することができる。また歯車を容易にシザーズギヤ化
できるため、カム軸トルク変動による歯面のカタ打ち音
を効果的に防止できる。
【0027】次に図8に本発明の第二の実施例を示す。
図において図1から図3に示したと同じ参照符号は同様
な要素を示しているので詳細は省略する。本実施例では
4気筒エンジンに対して2葉歯車を使用した場合を示し
ている。2葉歯車7a,7bを使用するため、駆動軸3
は例えば排気弁駆動カム軸2から増速ギヤ81a,81
bを介して駆動され、排気カム軸2の2倍の速度で回転
している。また従動軸4は減速ギヤ82a,82bを介
して速度を1/2に減速して吸気カム軸1を駆動する。
このように非円形歯車部分のみをカム軸の2倍の速度で
回転させるようにしたことにより、4葉歯車を用いた場
合(図1)と同様、カム軸1回転当り4サイクルの速度
変動を得ることができる。
【0028】非円形歯車は葉数が多くなるにつれて、歯
車のピッチ円設定に制約が加わり、前述の楕円率eを大
きく設定できなくなり、不等速回転運動の速度変動幅が
小さくなる傾向がある。また、葉数が多くなれば非円形
歯車の制作も困難になる。本実施例は、上記を考慮して
非円形歯車部分のみ回転速度を高め、少ない葉数の歯車
で多葉歯車と同等の効果を得られるようにしたものであ
る。なお、本実施例では4気筒機関に対して2葉歯車を
用いた場合を示しているが、同様な構成で、例えば直列
6気筒機関に3葉歯車を使用することも可能である。
【0029】また、本実施例では、例えば排気カム軸4
から増速ギヤ81a,81bを介して、駆動軸3を駆動
し、カム軸の2倍の速度に増速しているが、駆動軸3を
機関クランク軸からベルト、チェーン等を介して直接駆
動するようにしても良い。なお、上述の実施例は、いず
れも非円形歯車7a,7bと真円歯車5a,5bとを切
換えて使用する場合を示しているが、歯車7a,7bと
5a,5bの両方に非円形歯車を使用することが可能で
あることはいうまでもない。この場合、リフト期間や特
性の切換幅を一層大きくとることができる利点がある。
【0030】
【発明の効果】本発明の可変バルブタイミング機構によ
れば、簡易な構成で運転条件に応じてバルブリフト期間
やリフト特性を変更することができると共に、歯面のカ
タ打ち音等の騒音を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。
【図3】図1のIII −III 線に沿った断面図である。
【図4】本発明に使用する非円形歯車の形状例を示す図
である。
【図5】非円形歯車による不等速回転運動を説明する図
である。
【図6】非円形歯車によるバルブリフト特性変化の例を
示す図である。
【図7】非円形歯車によるバルブリフト期間の変化を示
す図である。
【図8】本発明の第二の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…吸気カム軸 2…排気カム軸 3…駆動軸 4…従動軸 5a,5b…真円歯車 7a,7b…非円形歯車 9…ピン 11…ピストン 13a,13b…油圧通路 15…長穴 17…ピン 19…スリーブ 21a,21b,21c…突起 23a,23b,23c…溝 25a,25b,25c…溝 71a…メインギヤ 72c…サブギヤ 73…板ばね 74…ピン 75…ピン 81a,81b…増速ギヤ 82a,82b…減速ギヤ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F01L 13/00 301 F16H 35/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関出力軸回転を気筒弁駆動用カム軸に
    伝達する機構であって、 前記出力軸回転を前記カム軸にそれぞれ伝達可能な第一
    の歯車装置と第二の歯車装置と、機関運転条件に応じて
    前記第一の歯車装置と前記第二の歯車装置とを選択的に
    切換えて前記カム軸を駆動する切換手段とを備え、 少なくとも前記第一の歯車装置は、前記機関出力軸の等
    速回転を、機関出力軸回転角に応じて速度が変動する不
    等速回転に変換する、相互に噛合する一対の非円形歯車
    を備え、前記第一と第二の歯車装置はそれぞれ噛合部が
    シザーズギヤとして構成されたことを特徴とする可変バ
    ルブタイミング機構。
JP20147292A 1992-07-28 1992-07-28 可変バルブタイミング機構 Expired - Lifetime JP2962058B2 (ja)

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