JP2961682B2 - ドライブシャフトのための2つの成形部材を有する長さ補償装置 - Google Patents

ドライブシャフトのための2つの成形部材を有する長さ補償装置

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JP2961682B2
JP2961682B2 JP6238615A JP23861594A JP2961682B2 JP 2961682 B2 JP2961682 B2 JP 2961682B2 JP 6238615 A JP6238615 A JP 6238615A JP 23861594 A JP23861594 A JP 23861594A JP 2961682 B2 JP2961682 B2 JP 2961682B2
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    • A01BSOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
    • A01B71/00Construction or arrangement of setting or adjusting mechanisms, of implement or tool drive or of power take-off; Means for protecting parts against dust, or the like; Adapting machine elements to or for agricultural purposes
    • A01B71/06Special adaptations of coupling means between power take-off and transmission shaft to the implement or machine
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C3/00Shafts; Axles; Cranks; Eccentrics
    • F16C3/02Shafts; Axles
    • F16C3/03Shafts; Axles telescopic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/02Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions
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  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに内外に差し込ま
れた管として構成された少なくとも2つの成形部材、つ
まり外側成形部材と内側成形部材とを有しており、これ
らの成形部材はその縦軸線に沿って互いに軸方向に移動
可能でありかつトルクの伝達のために使用され、さらに
外側成形部材及び内側成形部材の壁が、横断面において
部分的に円形リング区分として構成されており、かつそ
れぞれ、縦軸線に対して平行に延びていてこの縦軸線に
向かって内方へ向かう凹みの形で変形された少なくとも
1つの凹部を備えており、この凹部によって外側成形部
材の壁に楔状部を、かつ内側成形部材の壁に前記楔状部
に係合するための溝を形成しており、さらに楔状部及び
溝の側面が、該側面の仮想延長部が側面の間の中心を通
って延びていてかつ中心軸線内の縦軸線を含む中央平面
と交差していて、しかも仮想延長部が、縦軸線からそれ
ぞれの凹部に向かって間隔を有して平行にずらされてい
るように、傾斜して延びている形式の、農業用装置の駆
動部からの、あるいはその駆動部への駆動ストランド内
のドライブシャフト、特に自在継手軸のための長さ補償
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような長さ補償装置は、アメリカ合
衆国出願第4622022号明細書において公知であ
る。この場合、互いに鋭角に延びるそれぞれ2つの側面
を有していてかつ内方へ向かう凹部が存在している。各
成形管が、それぞれ2つのこのような凹部を備えてい
る。この形式は、内側の成形部材の凹部と外側の成形部
材の凹部との間に直線接触を生じる。このことにより、
著しく高い面圧着及び相応して高い摩耗を招く。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、軸方
向の移動のために必要な力が僅かであり、かつ切削加工
なしの変形工程でエンボス加工された側面を有して簡単
に製造されることができる長さ補償装置を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに講じた本発明の構成は下記の通りである。 互い
に内外に差し込まれた管として構成された少なくとも2
つの成形部材(6、7)、つまり外側成形部材(6)と
内側成形部材(7)とを有しており、これらの成形部材
はその縦軸線(X)に沿って互いに軸方向に移動可能で
ありかつトルクの伝達のために使用され、さらに外側成
形部材(6)及び内側成形部材(7)の壁が、横断面に
おいて部分的に円形リング区分として構成されており、
かつそれぞれ、縦軸線(X)に対して平行に延びていて
この縦軸線(X)に向かって内方へ向かう凹みの形で変
形された少なくとも1つの凹部を備えており、この凹部
によって外側成形部材(6)の壁に楔状部(8)を、か
つ内側成形部材(7)の壁に前記楔状部(8)に係合す
るための溝(11)を形成しており、さらに楔状部
(8)及び溝(11)の側面(14、15;16、1
7)が、該側面の仮想延長部が側面(14、15;1
6、17)の間を中心に通って延びていてかつ中心軸線
(18、18a)内の縦軸線(X)を含む中央平面(2
1、21a)と交差していて、しかも仮想延長部が、縦
軸線(X)からそれぞれの凹部に向かって間隔(19、
19a)を有して平行にずらされているように、傾斜し
て延びている形式の、農業用装置の駆動部からの、ある
いはその駆動部への駆動ストランド内のドライブシャフ
ト、特に自在継手軸のための長さ補償装置において、横
断面で見て、外側成形部材(6)の楔状部(8)を形成
する壁区分(14a、10a、15a)が、第1の円形
リング区分(9)から出発していてかつ側面(14、1
5)を有する2つの側面区分(14a、15a)と、こ
れら両方の側面区分を結合していて縦軸線(X)に心定
めされた円弧として延びる頂部区分(10a)とから成
っており、さらに内側成形部材(7)の溝(11)を形
成する壁区分(16a、17a、13a)が、円形リン
グ区分(12)から出発していて側面(16、17)を
有する2つの側面区分(16a、17a)と、これら両
方の側面区分を結合していて縦軸線(X)に心定めされ
た円弧として延びる基礎区分(13a)とから成ってお
り、間隔(19、19a)が、外側成形部材(6)の延
長される両側面(14、15)の間、及び内側成形部材
(7)の延長される両側面(16、17)の間でそれぞ
れ閉じられた角度(A、B)が、少なくとも12゜の角
度差(C)だけ、隣接の円形リング区分(9もしくは1
2)への移行領域において同じ開放幅の場合に延長され
た側面(14、15;16、17)が縦軸線(X)に関
して半径方向で延びる際に生じる角度より大きくなるよ
うに設計されており、そして前記角度(B)が、前記角
度(A)より大きく設計されており、さらに頂部区分
(10a)の頂面(10)と、これに対向して位置する
基礎区分(13a)の基面(13)との間に半径方向間
隔が存在しており、さらに両方の成形部材(6、7)の
楔状部(8)と溝(11)との互いに許容される最大の
誤差から生じる、成形部材(6、7)の半径方向調整
が、外側成形部材(6)の円形リング区分(9)の内面
(9a)と内側成形部材(7)の円形リング区分(1
2)の所属の外面(12a)との間の半径方向間隔より
小さく設計されていることを特徴とする、ドライブシャ
フトのための2つの成形部材を有する長さ補償装置。
【0005】 角度差(C)が14°〜30°である
ことを特徴とする前記記載の長さ補償装置。
【0006】 外側成形部材(6)の楔状部(8)の
側面(14,15)の間の、あるいは内側成形部材
(7)の溝(11)の側面(16,17)の間の角度
(A,B)が、25°と120°との間、有利には60
°と100°との間であることを特徴とする前記記載
の長さ補償装置。
【0007】 内側成形部材(7)の溝(11)の側
面(16,17)が、少なくとも部分的に、隣接する円
形リング区分(12)の半径方向の寸法の領域に位置し
ていることを特徴とする前記からまでのいずれか1
記載の長さ補償装置。
【0008】 外側成形部材(6)及び内側成形部材
(7)がそれぞれ少なくとも2つの、その周面で対称的
に分配された楔状部(8)もしくは溝(11)を有して
いることを特徴とする前記からまでのいずれか1記
載の長さ補償装置。
【0009】 それぞれの溝(11)の側面(16,
17)と、この溝内に位置するそれぞれの楔状部(8)
の側面(14,15)との間に、縦軸線(X)を中心に
した回転方向で遊びが存在していることを特徴とする前
記からまでのいずれか1記載の長さ補償装置。
【0010】 内側成形部材(7)の溝(11)の側
面(16,17)の間の角度(B)が、外側成形部材
(6)の楔状部(8)の側面(16,17)の間の角度
(A)より大きく設計されており、その結果、両成形部
材(6,7)が公称モーメント下で応力を受ける際に側
面(15,17;14,16)の間で面当接が生じるよ
うになっていることを特徴とする前記からまでのい
ずれか1記載の長さ補償装置。
【0011】
【実施例】本発明の有利な実施例が図面において概略的
に示されている。図1からカルダン軸1が明らかであ
る。このカルダン軸は、長さ補償装置4によって互いに
結合されている両方の自在継手2,3から成っている。
さらに、第1の自在継手2は長さ補償装置4の内側成形
部材7と結合されており、かつ第2の自在継手3は長さ
補償装置4の外側成形部材6と結合されている。両方の
成形部材、つまり外側成形部材6及び内側成形部材7
は、互いに内外に移動可能である。長さ補償装置4に対
して同心的に事故防止部材5が配置されており、この事
故防止部材は、両方の自在継手2,3に向かってそれぞ
れホッパを備えており、このホッパは所属の自在継手
2,3を少なくとも部分的に被っていて、さらに互いに
内外に移動可能な2つの保護管を有している。事故防止
部材5はチェーンを介して定置の部材に固定可能であ
り、従って、事故防止部材は、両方の自在継手2,3が
長さ補償装置4と一緒に回転される場合に静止してい
る。カルダン軸1はトルク伝達のために使用される。長
さ補償装置4は、一方では両方の自在継手2,3の間で
トルクを伝達しなければならず、かつ他方では、両方の
自在継手2,3の屈曲中心の間に生じる間隔変化を補償
しなければならない。このため、長さ補償装置4は管状
の外側成形部材6と、この外側成形部材内で縦軸線Xに
沿って移動可能な管状の内側成形部材7とから成ってい
る。
【0012】図2から判るように、外側成形部材6は横
断面において、2つの円形リング区分9と、この円形リ
ング区分の外面より引っ込められた2つの楔状部8とか
ら成っており、この楔状部は、円形リング区分9の内面
9aを越えて内方へ突入している。これによって、互い
に180°だけずらされていて、かつ縦軸線Xに対して
平行に延びていて、かつ内方へ突入する2つの楔状部8
が形成され、これらの楔状部は、周方向で見て側面1
4,15によって、及び半径方向で頂面10によって制
限される。側面14,15は、管状の外側成形部材6の
一部及びそれぞれ2つの接続された円形リング区分9に
よって制限されている側面区分14a,15aの構成要
素である。管状の内側成形部材7も同様に、2つの円形
リング区分12と縦軸線Xに向かって内方へ引っ込めら
れた、しかし溝11を形成する凹部を有している。凹部
も同様に、互いに180°だけずらして配置されてお
り、かつ縦軸線Xに対して平行に延びている。溝11は
それぞれ、側面区分16a,17aに所属する2つの側
面16,17と、両側面区分を結合しかつ基面13を有
する基礎区分13aとによって制限されている。縦軸線
Xは同時に両方の成形部材6,7のための回転軸線であ
る。外側成形部材6の両楔状部8は、内側成形部材7の
それぞれ所属の溝11内に係合する。両方の溝11は、
それぞれ、楔状部8の両側面14,15に対向して位置
する側面16,17を有している。側面14と16と
が、又は15と17とが互いに当接することによって、
トルク負荷時に縦軸線Xを中心にしたトルクが成形部材
6,7の一方に伝達される。両方の成形部材6,7は、
内側成形部材7の円形リング区分12の外面と外側成形
部材6の円形リング区分9の内面とが半径方向遊びを有
して当接することによって互いに心定めされている。両
方の楔状部8の頂面10と、溝11の基面13との間に
はそれぞれ間隔が存在している。同様に、縦軸線Xを中
心にした回転方向で楔状部8と溝11との間に回転遊び
が存在している。
【0013】図3からは外側成形部材6の構成が明らか
である。これから判るように、外側成形部材6は円形リ
ング区分9を有しており、この円形リング区分は、縦軸
線X上に心定めされておりかつ凹みとして構成された両
方の楔状部8によって互いに結合されている。
【0014】外側成形部材6は、楔状部8を有して円筒
管の切削加工なしの変形によって製造される。楔状部8
の側面区分14a,15aの両方の側面14,15は互
いに角度Aを成している。縦軸線Xに対して平行に延び
る楔状部8は、該楔状部の側面14,15の仮想の延長
部が、両方の側面14,15の中心を通りかつ縦軸線X
を含む中心軸線18内の中心平面21と、縦軸線Xから
それぞれの楔状部8へ間隔19を有して、交差するよう
になっている。この間隔19は、角度Aと、縦軸線Xに
関して側面が半径方向で延びる際に生ぜしめられる角度
との間の角度差Cが、自縛角度のほぼ2倍、しかしなが
ら少なくとも12°、有利には14°〜30°であるよ
うに設計されている。この場合、円形リング区分9,1
2への移行領域における溝11もしくは楔状部8の同じ
開放幅に従う。このような角度の脚が符号22及び23
で示されている。
【0015】図4に示された内側成形部材7において
は、同様に2つの円形リング区分12が設けられてお
り、これらの円形リング区分は、互いに180°だけず
らされた、溝11を形成する両方の凹部20によって互
いに結合されている。凹部20は、側面区分16a,1
7a及び基面13を有する基礎区分13aによって制限
されており、かつ同様に円筒管の切削加工なしの変形に
よって生ぜしめられる。溝11の延長された側面16,
17は、同様に、間隔19aを有して、縦軸線Xを含む
中央平面21aと中央軸線18aにおいて交差する。こ
の場合、中央平面21aは、内側成形部材7の溝11の
両側面16,17の中央に配置されている。
【0016】楔状部8と溝11との間には周方向遊びが
存在しているので、間隔19aは間隔19より大きくな
っており、すなわち、内側成形部材7の両側面16、1
7の間の閉じられた角度Bは、図3に示された外側成形
部材6の両側面14、15の間の角度Aより大きくなっ
ており、従って、縦軸線Xを中心にした回転方向で外側
成形部材6と内側成形部材7との間に回転遊びが生じ
る。両方の成形部材、すなわち外側成形部材6及び内側
成形部材7は、管状の部材として構成されておりかつス
チールから製造されている。外側成形部材6及び内側成
形部材7を製造する際の、良好な変形比及び有利なトル
ク伝達比は、角度Aが25゜〜160゜の間、有利には
60゜〜100゜であり、かつ角度Bがそれより僅かに
大きい、つまり角度Aよりほぼ0、5゜〜1゜だけ大き
い場合に保証されている。互いに内外に差し込まれた成
形部材6、7のための遊び比は、有利には、楔状部8と
溝11との最大の誤差が、内側成形部材7の円形リング
区分12の外面12aと外側成形部材8の円形リング区
分9の内面9aとの間の半径方向遊びより小さいように
設計されている。成形部材6、7が対をなすことによっ
て、トルク下で自縛作用が生じないことが保証される。
成形部材6、7相互の自動調心は、トルク下で行われ
る。負荷なしの状態で、成形部材6、7はその円形リン
グ区分9、12によって互いに心定めされる。
【0017】
【発明の効果】このような構成における利点は、トルク
伝達から生じる周方向力が、小さなてこ腕のみによっ
て、管状に構成されている成形部材の円形リング区分と
して構成された領域内に導入されることにある。選ばれ
た成形部材形状によって、管状の成形部材内にほぼ箱状
のリブが生ぜしめられ、このリブにより、トルク下で小
さい変形及び小さな応力のみがこの範囲に生じることに
なる。溝もしくは楔状部の側面の延びによって、トルク
下で成形部材相互の自動調心が行われ、これに対して負
荷なしで回転する際には、心定めが円形リング区分を介
して与えられる。小さな軸方向移動力のみが生ぜしめら
れる。互いに内外に移動可能な成形部材管において必要
な、トルク伝達のために設けられた凹部に関する回転遊
びは、両方の成形部材の溝と楔状部との側面の当接に影
響を及ぼさない。つまり、角度差の選択に基づいて自縛
作用が生じないことが保証されている。角度寸法は、動
的な負荷において両方の成形部材相互の自動調心が側面
を介して保証されるために十分である。ほぼ丸い外側輪
郭は、振動特性の改善を招く。成形部材は、回転体が同
じ直径の場合に公知の管より曲げに対して強い。さら
に、事故の危険が減少される限りではなお利点が得ら
れ、これは、回転する成形部材の内方に向かう楔状部及
び溝が、近くに存在する部材及び/又は機械に刺激又は
危険をもたらさないからである。さらに、力伝達の際に
側面のみが支持され、かつそれ故に心定めが側面を介し
てのみ行われ、かつ小さな軸方向調整力が得られること
が保証されている。
【0018】有利には、角度差は14°〜30°であ
る。本発明の構成では、さらに、外側成形部材の楔状部
の側面の間の、あるいは内側成形部材の溝の側面の間の
角度が、25°と120°との間、有利には60°と1
00°との間である。これにより、エンボス加工された
側面を有する楔状部及び溝の切削加工されない製造の良
好な可能性が得られる。
【0019】内側成形部材の各溝の半径方向の側面が、
少なくとも部分的に、隣接する円形リング区分の半径方
向の寸法の領域に位置していることを保証している場合
に、周方向での力の特に良好な導入が得られる。
【0020】有利には、外側成形部材及び内側成形部材
がそれぞれ少なくとも2つの、その周面で対称的に分配
された楔状部もしくは溝を有している。これによって、
成形部材が自在継手軸の構成要素でありかつその端部に
それぞれ自在継手を有していると、2つの楔状部もしく
は溝においてこれらを2つの周方向位置でのみ互いに配
置することができるということが保証され、従って、新
たな組立てが行われる場合にも十字のカルダン軸の同じ
位相の配置が保証されている。さらに、それぞれの継手
の継手フォークと所属の成形部材との間の差し込み結合
部としての輪郭のための良好な輪郭が得られる。
【0021】入れ子式伸縮が軽く行われることを保証す
るために、それぞれの溝の側面と、この溝内に位置する
それぞれの楔状部の側面との間に、縦軸線を中心にした
回転方向で遊びが存在しているようになっている。
【0022】本発明の構成では、内側成形部材の溝の側
面の間の角度が、両成形部材が公称モーメント下で応力
を受ける際に側面の間で面当接が生じるような角度だ
け、外側成形部材の楔状部の側面の間の角度より大きく
設計されている。要するに、面接触を導く変形工程が維
持される。角度差は0.5°と1°との間である。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの自在継手を有するカルダン軸及び両自在
継手の間に存在する本発明による長さ補償装置の側面図
である。
【図2】成形部材対を図1のII−II線に沿って断面
した拡大横断面図である。
【図3】外側成形部材の、図2に相応する拡大横断面図
である。
【図4】内側成形部材の、図2に相応する拡大横断面図
である。
【符号の説明】
1 カルダン軸 2,3 自在継手 4 長さ補償装置 5 事故防止部材 6 外側成形部材 7 内側成形部材 8 楔状部 9 円形リング区分 9a 内面 10 頂面 10a 頂部区分 11 溝 12 円形リング区分 12a 外面 13 基面 13a 基礎区分 14,15 側面 14a,15a 側面区分 16,17 溝の側面 16a,17a 側面区分 18,18a 中央軸線 19,19a 間隔 20 凹部 21,21a 中央平面 22,23 脚 A,B,C 角度 X 縦軸線 Y 平面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パウル・ハーヒェンバッハ ドイツ連邦共和国 ルッピヒテロト、ラ トハウスシュトラーセ 14 (72)発明者 クレメンス・ノインハウス ドイツ連邦共和国 ローマール、リュベ ッカー・シュトラーセ 6 (72)発明者 フーベルト・グローセ−エントラプ ドイツ連邦共和国 ローマール、タネン ヴェーク 5 (56)参考文献 特開 昭59−77965(JP,A) 実開 昭57−105427(JP,U) 実開 昭54−174746(JP,U) 実開 昭52−71639(JP,U) 実開 昭57−12833(JP,U) 特公 昭61−28845(JP,B2) 米国特許4622022(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16C 3/00 F16D 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに内外に差し込まれた管として構成
    された少なくとも2つの成形部材(6、7)、つまり外
    側成形部材(6)と内側成形部材(7)とを有してお
    り、これらの成形部材はその縦軸線(X)に沿って互い
    に軸方向に移動可能でありかつトルクの伝達のために使
    用され、さらに外側成形部材(6)及び内側成形部材
    (7)の壁が、横断面において部分的に円形リング区分
    として構成されており、かつそれぞれ、縦軸線(X)に
    対して平行に延びていてこの縦軸線(X)に向かって内
    方へ向かう凹みの形で変形された少なくとも1つの凹部
    を備えており、この凹部によって外側成形部材(6)の
    壁に楔状部(8)を、かつ内側成形部材(7)の壁に前
    記楔状部(8)に係合するための溝(11)を形成して
    おり、さらに楔状部(8)及び溝(11)の側面(1
    4、15;16、17)が、該側面の仮想延長部が側面
    (14、15;16、17)の間を中心に通って延びて
    いてかつ中心軸線(18、18a)内の縦軸線(X)を
    含む中央平面(21、21a)と交差していて、しかも
    仮想延長部が、縦軸線(X)からそれぞれの凹部に向か
    って間隔(19、19a)を有して平行にずらされてい
    るように、傾斜して延びている形式の、農業用装置の駆
    動部からの、あるいはその駆動部への駆動ストランド内
    のドライブシャフト、特に自在継手軸のための長さ補償
    装置において、横断面で見て、外側成形部材(6)の楔
    状部(8)を形成する壁区分(14a、10a、15
    a)が、第1の円形リング区分(9)から出発していて
    かつ側面(14、15)を有する2つの側面区分(14
    a、15a)と、これら両方の側面区分を結合していて
    縦軸線(X)に心定めされた円弧として延びる頂部区分
    (10a)とから成っており、さらに内側成形部材
    (7)の溝(11)を形成する壁区分(16a、17
    a、13a)が、円形リング区分(12)から出発して
    いて側面(16、17)を有する2つの側面区分(16
    a、17a)と、これら両方の側面区分を結合していて
    縦軸線(X)に心定めされた円弧として延びる基礎区分
    (13a)とから成っており、間隔(19、19a)
    が、外側成形部材(6)の延長される両側面(14、1
    5)の間、及び内側成形部材(7)の延長される両側面
    (16、17)の間でそれぞれ閉じられた角度(A、
    B)が、少なくとも12゜の角度差(C)だけ、隣接の
    円形リング区分(9もしくは12)への移行領域におい
    て同じ開放幅の場合に延長された側面(14、15;1
    6、17)が縦軸線(X)に関して半径方向で延びる際
    に生じる角度より大きくなるように設計されており、
    して前記角度(B)が、前記角度(A)より大きく設計
    されており、さらに頂部区分(10a)の頂面(10)
    と、これに対向して位置する基礎区分(13a)の基面
    (13)との間に半径方向間隔が存在しており、さらに
    両方の成形部材(6、7)の楔状部(8)と溝(11)
    との互いに許容される最大の誤差から生じる、成形部材
    (6、7)の半径方向調整が、外側成形部材(6)の円
    形リング区分(9)の内面(9a)と内側成形部材
    (7)の円形リング区分(12)の所属の外面(12
    a)との間の半径方向間隔より小さく設計されているこ
    とを特徴とする、ドライブシャフトのための2つの成形
    部材を有する長さ補償装置。
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