JPH08226451A - 軸連結機構 - Google Patents

軸連結機構

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JPH08226451A
JPH08226451A JP7032686A JP3268695A JPH08226451A JP H08226451 A JPH08226451 A JP H08226451A JP 7032686 A JP7032686 A JP 7032686A JP 3268695 A JP3268695 A JP 3268695A JP H08226451 A JPH08226451 A JP H08226451A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/50Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
    • F16D3/76Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members shaped as an elastic ring centered on the axis, surrounding a portion of one coupling part and surrounded by a sleeve of the other coupling part

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回転軸を容易に着脱できると共に、運転中のが
たが無く、小型で安価な軸連結機構を提供する。 【構成】外周面22に平坦面22Aを有するロール軸2
1を、平坦面22Aに対向する第1の対向面38Aを有
する嵌合孔37に嵌合してトルク伝達する。平坦面22
Aと第1の対向面38Aとの間に弾性スペーサ4を介在
させる。トルク伝達時の位相ずれに伴って、弾性スペー
サ4の一部を第1の対向面38Aの凹部38Cに導入す
る。凹部38Cの縁部38Dを支点Pとして、弾性スペ
ーサ4がてことして働き、ロール軸21を嵌合孔37に
強固に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転軸を回転筒に連結
する軸連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の軸連結機構として、例えば、圧延
ロールのロール軸を、圧延機用ユニバーサルジョイント
のロールカップリングに設けた嵌合孔に挿入して、連結
する装置がある。この装置では、圧延ロールの交換時
に、圧延ロールを簡単に着脱できるように、上記嵌合孔
とロール軸との間に、隙間を設けた状態で結合されてい
る(いわゆるルーズフィット)。
【0003】しかしながら、上記の隙間に起因した振動
によって被圧延物にチャターマークや波打ちが生ずる等
の悪影響を及ぼすおそれがある。特に、冷間圧延機のよ
うに精度を要求される圧延機では、上記の振動が大きな
問題となる。そこで、上記の隙間をなくすために、嵌合
孔に圧延ロールのロール軸を挿入した後に、両者間に形
成した油室に高圧油を供給し、油圧力を介して、カップ
リングと圧延ロールとを連結するようにした連結構造が
種々提供されている(特開平6−137338号公報及
び特公平2−5931号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報の連結構造では、下記の〜の問題があった。 圧延ロールのロール軸を嵌合孔に挿入した後、油圧を
負荷する作業が必要であり、従来よりも工数が増大す
る。 油室のシール構造、油圧配管及び油圧ポンプ等が必要
であり、構造が複雑となることに加えて、製造コストが
大幅に上昇する。 ロール軸の周囲に油室や油供給のための構造を配置す
るため、圧延ロールの径方向及び軸方向のスペースが増
大する。
【0005】このような問題は、圧延ロールのロール軸
以外の回転軸を連結する装置においても存在していた。
そこで、本発明の目的は、回転軸を容易に着脱できると
共に運転中のがたが無く、しかも小型で安価な軸連結機
構を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、外周面に平坦面を有する回
転軸を、内周面に上記平坦面に対向する対向面を有する
回転筒に挿入した状態で、回転軸及び回転筒の何れか一
方から他方へトルクが伝達される軸連結機構において、
上記平坦面と対向面との間に介在し、上記回転軸と回転
筒との位相が合った状態で回転軸の着脱を許容する弾性
スペーサと、上記対向面に形成され、上記位相ずれに伴
って弾性スペーサの一部を導入することにより、上記回
転軸と回転筒との所定量の位相ずれを許容する凹部とを
備え、上記凹部の縁部は、上記位相ずれ時に弾性スペー
サをてことして働かせる支点となることを特徴とするも
のである。
【0007】請求項2に係る発明は、外周面に一対の対
向した平坦面と一対の対向した円弧面を有する回転軸
を、内周面に上記一対の平坦面にそれぞれ対向する第1
の対向面と上記一対の円弧面にそれぞれ対向する第2の
対向面とを有する回転筒に挿入した状態で、回転軸及び
回転筒の何れか一方から他方へトルクが伝達される軸連
結機構において、上記回転軸の外周面と回転筒の内周面
との間に介在し、上記回転軸と回転筒との位相が合った
状態で回転軸の着脱を許容する環状の弾性スペーサと、
上記第2の対向面に形成され、上記位相ずれに伴って弾
性スペーサの一部を導入することにより、回転軸と回転
筒との互いの所定量の位相ずれを許容する凹部とを備
え、上記凹部の縁部は、上記位相ずれ時に弾性スペーサ
をてことして働かせる支点となることを特徴とするもの
である。
【0008】請求項3に係る発明は、請求項2記載の軸
連結機構において、上記第1の対向面の少なくとも一部
には、上記位相ずれ時に上記弾性スペーサを内方へ押圧
して変形させるための平坦部が設けられているものであ
る。請求項4に係る発明は、請求項1ないし3の何れか
に記載の軸連結機構において、上記支点となる、凹部の
縁部は、上記平坦面の中央からオフセットされているも
のである。
【0009】
【作用】請求項1に係る発明の構成によれば、トルク伝
達していないときは、弾性スペーサによって、回転軸の
嵌合孔からの着脱が許容される。一方、トルクが伝達さ
れる駆動時には、回転軸と回転筒との位相がずれること
に伴って、弾性スペーサが、凹部の縁部を支点として、
てことして働き、対向面に対する傾斜を強めつつ回転軸
の平坦面に強く押圧される。
【0010】請求項2に係る発明の構成によれば、トル
ク伝達していないときは、嵌合孔から回転軸を容易に着
脱することができる。一方、トルクが伝達される駆動時
には、回転軸と回転筒との位相がずれることに伴って、
弾性スペーサの、平坦面に対向する部分は、第1の対向
面に設けた凹部の縁部を支点として、てことして働き、
第1の対向面に対する傾斜を強めつつ回転軸の平坦面に
強く押圧される。しかも、弾性スペーサの、平坦面に対
向する部分同士の間隔が狭められるので、弾性スペーサ
の、円弧面に対向する部分同士の間隔が拡げられて円弧
径が小さくなる結果、弾性スペーサが円弧面に強く押圧
される。その結果、回転軸と回転筒とを強固に連結でき
る。
【0011】請求項3に係る発明の構成によれば、トル
ク伝達時に、上記第2の対向面に設けた平坦部が、弾性
スペーサを内方へ押圧変形させるので、円弧面に対する
押圧力がより強まる結果、回転軸と回転筒とをより強固
に連結することができる。請求項4に係る発明の構成に
よれば、上記支点部を、第1の対向面の中央位置から所
定距離離間したので、弾性スペーサの平坦面に対向する
部分の中央部分の変位量を大きく確保でき、平坦面をよ
り強く押圧することができる。その結果、回転軸と回転
筒とをより強固に連結できる。
【0012】
【実施例】以下実施例を添付図面を参照しつつ詳細に説
明する。図2は本発明の一実施例に係る軸連結機構を含
む圧延機の要部の概略正面図であり、同図において、カ
ップリング3の一端部3aに、圧延モータ等の動力装置
によって駆動される駆動軸1が連結されていると共に、
カップリング3の他端部3bの嵌合孔37に、圧延ロー
ル2のロール軸21が連結されている。本軸連結機構
は、圧延ロール2のロール軸21を、カップリング3の
上記嵌合孔37に連結するためのものである。
【0013】上記のカップリング3は、一部欠載正面図
である図3に示すように、上記駆動軸1が連結された
駆動側フィッティングヨーク31、該駆動側フィッテ
ィングヨーク31が一端部に連結された調心用のユニバ
ーサルジョイント32、該ユニバーサルジョイント3
2の他端部に連結されたスプライン軸継手6、このス
プライン軸継手6が一端部に連結された調心用のユニバ
ーサルジョイント35、及び上記ユニバーサルジョイ
ント35の他端部に連結された被動側フィッティングヨ
ーク36を有している。この被動側フィッティングヨー
ク36に、上記ロール軸21を嵌合させるための上記嵌
合孔37が形成されている。
【0014】上記のスプライン軸継手6は、ユニバー
サルジョイント32の他端部に連結された駆動側軸体3
3と、ユニバーサルジョイント36に連結され、且つ
駆動側軸体33に対して一体回転可能な被動側軸体34
と、上記駆動側軸体33と被動側軸体34との間に介
在され被動側軸体34を圧延ロール2側へ弾性付勢する
スプリング(図示せず)とからなる。
【0015】軸連結機構の要部の側断面図である図4、
及び図4のI−I線に沿う断面図である図1(a),
(b)を参照して、ロール軸21の外周面22は、互い
に対向する一対の平坦面22Aと、互いに対向する一対
の円弧面22Bとを有している。一方、嵌合孔37の内
周面38は、上記一対の平坦面22Aにそれぞれ対向す
る第1の対向面38Aと、上記一対の平坦面22Bにそ
れぞれ対向する第2の対向面38Bとを有している。
【0016】また、ロール軸21の外周面22と嵌合孔
37の内周面38との間に形成される環状の隙間には、
環状の鉄製弾性スペーサ4が介在している。この弾性ス
ペーサ4は、上記平坦面22Aに対向する、第1の部分
4Aと、上記円弧面22Bに対向する、第2の部分4B
とを有している。また、弾性スペーサ4は、図1(a)
に示すように上記ロール軸21とカップリング3との位
相が合った状態で、ロール軸21の外周面22との間に
隙間S(0.3〜0.5mm)を形成する。これによ
り、トルクが負荷されないときに、ロール軸21の着脱
が許容されるようになっている。さらに、上記第2の対
向面38Bは、第1の対向面38A側に連続する両端部
において、それぞれ凹部38Cを設けている。ロール軸
21にトルクが負荷されたときには、図1(b)に示す
ように、ロール軸21の平坦面22Aに押された弾性ス
ペーサ4の一部が、上記凹部38Cに入り込むことによ
り、ロール軸21とカップリング3との間の所定量の位
相ずれが許容される。凹部38Cを二対設けているの
は、通常、圧延ロール2は逆回転使用されるので、これ
に対応するためである。
【0017】上記のように、弾性スペーサ4の一部が凹
部38Cに入り込んだ状態では、凹部38Cの縁部38
Dを支点Pとして、弾性スペーサ4がてことして働き、
ロール軸21の平坦面22Aの部分22Cを強く圧接す
ることになる。しかも、弾性スペーサ4の第1の部分4
A同士の間隔が相対的に狭められる結果、第2の部分4
B同士の間隔が相対的に拡げられる。このため、弾性ス
ペーサ4の第2の部分4Bは、その円弧径を小さくする
ことになり、ロール軸21の円弧面22Bの部分22D
に強く押圧される。その結果、ロール軸21とカップリ
ング3とを強固に連結できる。
【0018】上記のように、本実施例によれば、非駆動
時には、ロール軸21を容易に着脱することができ、し
かも、駆動時には、てことして働かせた弾性スペーサ4
によって、ロール軸21とカップリング3とを所要の連
結力で連結することができる。従来の油圧式の連結装置
と比較して、構造が簡単であり、小型で安価な軸連結機
構を提供できる。特に、変形された環状の弾性スペーサ
4が、ロール軸21の平坦面22Aだけでなく円弧面2
2Bをも強く押圧できる結果、ロール軸21とカップリ
ング3とを強固に連結することができる。
【0019】しかも、上記支点Pが、第1の対向面22
Aの中央位置Cから所定距離dだけ離間した位置となる
ので、弾性スペーサ4の第1の部分4Aが、平坦面22
の上記部分22Cを押圧するための変位量を大きく確保
でき、平坦面22Aをより強く押圧することができる。
その結果、ロール軸21とカップリング3とをより強固
に連結できる。
【0020】また、従来のようにロール軸を嵌合孔に完
全に固定してからトルクを負荷する場合には、圧延ロー
ルの上下動に伴って、カップリングの長さを調整するた
めに、スプラインが必要であったが、本実施例では、ト
ルクを負荷し始めるときに、ロール軸21が嵌合孔37
から少し抜けることから、カップリング3の長さ調整が
不要となる。したがって、スプライン軸継手6を省略す
ることも可能となる。
【0021】図5(a),(b)は本発明の他の実施例
を示している。同図を参照して、本実施例が図1の実施
例と異なるのは、円弧状をしていた上記第2の対向面3
8Bに代えて、平坦面からなる第2の対向面38Eを設
け、これに応じて弾性スペーサ4の第2の部分4Bの外
周形状を平坦面とした点である。本実施例によれば、平
坦面からなる第2の対向面38Eが、上記位相ずれ時に
上記弾性スペーサ4を内方へ押圧して変形させるので、
ロール軸21の円弧面22Bに対する押圧力(白抜矢符
で示す)がより強まる結果、ロール軸21とカップリン
グ3とをより強固に連結することができる。なお、第2
の対向面38E全体を平坦面とせず、第2の対向面38
Eの一部のみを平坦面としても良い。
【0022】なお、上記各実施例においては、弾性スペ
ーサ4として環状のものを用いたが、各平坦面22Bと
これに対向する第1の対向面38Bとの間に、互いに独
立した板状の弾性スペーサをそれぞれ配置するようにし
ても良く、この場合においても、各弾性スペーサをてこ
として働かせて、同様の効果を達成できる。また、上記
各実施例ではロール軸21が一対の平坦面22Aを有し
ていたが、平坦面22Aを一つのみ設けるようにしても
良い。さらに、ロール軸21が二対の対向する平坦面を
有する角断面のものであっても良い。
【0023】その他、圧延ロールが一方向にのみ回転使
用される場合には、凹部38Cは対向する一対を設ける
のみで良い等、本発明の範囲で種々の変更を施すことが
できる。
【0024】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、回転軸を
駆動していないときは、回転筒から回転軸を容易に着脱
することができ、しかも、駆動時には、てことして働か
せた弾性スペーサによって、回転軸と回転筒とを所要の
連結力で連結することができる。従来の油圧式の連結装
置と比較して、構造が簡単であり、小型で安価な軸連結
機構を提供できる。
【0025】請求項2に係る発明の構成によれば、回転
軸を駆動していないときは、回転筒から回転軸を容易に
着脱することができ、しかも、駆動時には、てことして
働かせた弾性スペーサによって、回転軸と回転筒とを所
要の連結力で連結することができる。従来の油圧式の連
結装置と比較して、構造が簡単であり、小型で安価な軸
連結機構を提供できる。特に、変形された環状の弾性ス
ペーサが、回転軸の平坦面だけでなく円弧面をも強く押
圧できる結果、回転軸と回転筒とを強固に連結すること
ができる。
【0026】請求項3に係る発明の構成によれば、トル
ク伝達時に、上記第2の対向面に設けた平坦部が、弾性
スペーサを内方へ押圧変形させるので、円弧面に対する
押圧力がより強まる結果、回転軸と回転筒とをより強固
に連結することができる。請求項4に係る発明の構成に
よれば、上記支点部を、第1の対向面の中央位置から所
定距離離間したので、弾性スペーサの平坦面に対向する
部分の中央部分の変位量を大きく確保でき、平坦面をよ
り強く押圧することができる。その結果、回転軸と回転
筒とをより強固に連結できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての軸連結機構の要部の
断面図であり、(a)はトルクが負荷されない状態を示
し、(b)はトルクが負荷された状態を示している。
【図2】軸連結機構を含む圧延機の要部の一部欠載正面
図である。
【図3】カップリングの一部欠載正面図である。
【図4】軸連結機構の要部の側断面図である。
【図5】本発明の他の実施例としての軸連結機構の要部
の断面図であり、(a)はトルクが負荷されない状態を
示し、(b)はトルクが負荷された状態を示している。
【符号の説明】
2 圧延ロール 3 カップリング 4 弾性スペーサ 4A 第1の部分 4B 第2の部分 21 ロール軸 22 外周面 22A 平面面 22B 円弧面 22C 凹部 22D 縁部 P 支点 37 嵌合孔 38 内周面 38A 第1の対向面 38B,38E 第2の対向面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に平坦面を有する回転軸を、内周面
    に上記平坦面に対向する対向面を有する回転筒に挿入し
    た状態で、回転軸及び回転筒の何れか一方から他方へト
    ルクが伝達される軸連結機構において、 上記平坦面と対向面との間に介在し、上記回転軸と回転
    筒との位相が合った状態で回転軸の着脱を許容する弾性
    スペーサと、 上記対向面に形成され、上記位相ずれに伴って弾性スペ
    ーサの一部を導入することにより、上記回転軸と回転筒
    との所定量の位相ずれを許容する凹部とを備え、 上記凹部の縁部は、上記位相ずれ時に弾性スペーサをて
    ことして働かせる支点となることを特徴とする軸連結機
    構。
  2. 【請求項2】外周面に一対の対向した平坦面と一対の対
    向した円弧面を有する回転軸を、内周面に上記一対の平
    坦面にそれぞれ対向する第1の対向面と上記一対の円弧
    面にそれぞれ対向する第2の対向面とを有する回転筒に
    挿入した状態で、回転軸及び回転筒の何れか一方から他
    方へトルクが伝達される軸連結機構において、 上記回転軸の外周面と回転筒の内周面との間に介在し、
    上記回転軸と回転筒との位相が合った状態で回転軸の着
    脱を許容する環状の弾性スペーサと、 上記第2の対向面に形成され、上記位相ずれに伴って弾
    性スペーサの一部を導入することにより、回転軸と回転
    筒との互いの所定量の位相ずれを許容する凹部とを備
    え、 上記凹部の縁部は、上記位相ずれ時に弾性スペーサをて
    ことして働かせる支点となることを特徴とする軸連結機
    構。
  3. 【請求項3】請求項2記載の軸連結機構において、上記
    第1の対向面の少なくとも一部には、上記位相ずれ時に
    上記弾性スペーサを内方へ押圧して変形させるための平
    坦部が設けられている軸連結機構。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3の何れかに記載の軸連結
    機構において、上記支点となる、凹部の縁部は、上記平
    坦面の中央からオフセットされている軸連結機構。
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