JP2961510B2

JP2961510B2 - 部品供給装置

Info

Publication number: JP2961510B2
Application number: JP7149425A
Authority: JP
Inventors: 正隆小池
Original assignee: Nagano Nihon Musen KK
Current assignee: Nagano Nihon Musen KK
Priority date: 1995-05-23
Filing date: 1995-05-23
Publication date: 1999-10-12
Anticipated expiration: 2014-10-12
Also published as: JPH08316693A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は表裏面の向きを一定方向
に揃える部品反転機構部を備える部品供給装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、送られてくる部品の表裏面を判別
するとともに、この判別結果に基づいて部品を選択的に
反転し、表裏面の向きを一定方向に揃えて送り出す部品
反転機構部を備える部品供給装置としては、特開平４−
２２９７００号公報で開示されるチップ配向用装置が知
られている。

【０００３】このチップ配向用装置は、トラックから送
られてくるチップを、そのまま前方に送り出す非反転経
路と、後方に送った後Ｕターンさせて前方に送り出す反
転経路を備え、非反転経路又は反転経路に、チップを選
択的に供給することにより、チップの表裏面の向きを一
定方向に揃えることができる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の部品供給装置（チップ配向用装置）は、次のような問
題点があった。

【０００５】第一に、Ｕターン用の反転経路を有するた
め、全体に複雑な経路を形成する必要があるとともに、
経路の占有面積が大きくなり、装置の大型化及びコスト
アップを招く。

【０００６】第二に、非反転経路と反転経路はそれぞれ
チップを送り出す方向が反対方向となるため、トラック
を鉛直方向に設けることが困難となり、水平に設ける必
要がある。この結果、チップを送る圧縮ジェットが必要
になるなど、構成の複雑化及びこれに伴うコストアップ
を招く。

【０００７】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、装置の小型コンパクト化と
大幅なコストダウンを図ることができる部品供給装置の
提供を目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は送られてくる部
品Ｐ…の表裏面を判別するとともに、この判別結果に基
づいて部品Ｐを選択的に反転し、表裏面の向きを一定方
向に揃えて送り出す部品反転機構部２を備える部品供給
装置１を構成するに際して、特に、部品Ｐが通過する切
換用通路３の中間部に、三角形状の空間部４を設けると
ともに、この空間部４に、当該空間部４と相似形であっ
て当該空間部４より小さい三角形状の切換体５を、当該
切換用通路３の直交方向に移動可能に設け、切換体５を
空間部４に収容する方向Ｈｉに移動させることにより、
切換用通路３の中間部に直線状の非反転通路３ｐを形成
し、かつ切換体５を空間部４から抜出す方向Ｈｏに移動
させることにより、切換用通路３の中間部にくの字形の
反転通路３ｎを形成する部品反転機構部２を設けてなる
ことを特徴とする。

【０００９】この場合、最適な実施形態により、水平方
向のガイドスリット３１に、一個の部品Ｐを受け取る部
品受部３４を有する一個分離プレート３２をスライド自
在に収容し、当該ガイドスリット３１に対して、縦列し
た部品Ｐ…を順次供給可能な縦列供給通路１８の下端を
連通させるとともに、切換用通路３の上端口を、縦列供
給通路１８に対して一個分離プレート３２の移動方向に
所定幅だけオフセットさせて連通させる。また、一個分
離プレート３２には、部品Ｐの表裏面を判別するための
光学センサ部３６を取付けるとともに、部品受部３４と
光学センサ部３６間に、光学センサ部３６により部品受
部３４に収容された部品Ｐの表裏面を検出可能な検出口
３５を形成する。

【００１０】

【作用】本発明に係る部品供給装置１によれば、部品反
転機構部２は、送られてくる部品Ｐ…の表裏面を判別
し、部品Ｐの表裏面の向きが正規であれば、三角形状の
空間部４に、当該空間部４と相似形であって当該空間部
４より小さい三角形状の切換体５を収容する方向Ｈｉに
移動させる。これにより、直線状の非反転通路３ｐが形
成され、部品Ｐは中間部に非反転通路３ｐを含む切換用
通路３を通ってそのまま送り出される。

【００１１】一方、送られてくる部品Ｐ…の表裏面の向
きが反対であれば、三角形状の空間部４から、三角形状
の切換体５が抜出す方向Ｈｏに移動させる。これによ
り、切換用通路３の中間部にくの字形の反転通路３ｎが
形成されるため、部品Ｐは反転通路３ｎに進入すること
により、突き当たった後、反対方向に送り出される。即
ち、部品Ｐは反転通路３ｎによって表裏面が反転されて
送り出される。

【００１２】よって、各部品Ｐ…は表裏面の向きが一定
方向に揃えて送り出されるとともに、反転通路３ｎは単
純な経路で足りる。また、非反転通路３ｐと反転通路３
ｎはそれぞれ部品Ｐ…を送り出す方向が同方向となるた
め、部品Ｐ…を落下により移動させることができ、構成
の簡略化が図られる。

【００１３】なお、水平方向のガイドスリット３１に、
一個の部品Ｐを受け取る部品受部３４を有する一個分離
プレート３２をスライド自在に収容し、当該ガイドスリ
ット３１に対して、縦列した部品Ｐ…を順次供給可能な
縦列供給通路１８の下端を連通させるとともに、切換用
通路３の上端口を、縦列供給通路１８に対して一個分離
プレート３２の移動方向に所定幅だけオフセットさせて
連通させたため、一個分離プレート３２を移動させるこ
とにより、部品受部３４を縦列供給通路１８の下端と切
換用通路３の上端口間を反復移動させれば、縦列供給通
路１８内に縦列した部品Ｐ…は一個ずつ確実に分離され
て切換用通路３に供給される。また、一個分離プレート
３２には、光学センサ部３６を取付け、かつ検出口３５
を形成したため、部品受部３４に収容された部品Ｐの表
裏面は、検出口３５を通して光学センサ部３６により検
出される。

【００１４】

【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。

【００１５】まず、本実施例に係る部品供給装置１の構
成について、図１〜図８を参照して説明する。

【００１６】実施例の部品供給装置１はチップマウンタ
に対してリードレス抵抗体チップ部品Ｐ…を一定方向に
整列させて順次供給するものである。なお、チップマウ
ンタはプリント基板にチップ部品をマウントするための
装置である。

【００１７】部品供給装置１は、図３に示すように上部
に配した部品整列機構部Ｍと下部に配した部品反転機構
部２を備え、この部品反転機構部２は最下部に配した部
品シュータＮの上面に支持される。部品整列機構部Ｍ
は、第一ブロックＢ１，第二ブロックＢ２及び第三ブロ
ックＢ３を備え、第一ブロックＢ１から第二ブロックＢ
２にかけて、内部に多数のチップ部品を収容できる部品
容器部１１を形成する。また、第三ブロックＢ３には所
定数量のチップ部品を収容できるホッパー部１２を形成
し、このホッパー部１２の容積は部品容器部１１よりも
小さくする。

【００１８】さらに、第二ブロックＢ２から第三ブロッ
クＢ３にかけては、部品容器部１１の下端とホッパー部
１２の上端を連通させる部品供給通路１３を形成すると
ともに、この部品供給通路１３の中間部にはシャッター
機構部１４を配設する。シャッター機構部１４は、部品
供給通路１３に直交し、かつ先端を鋭角刃状に形成した
水平なシャッター２１を有し、このシャッター２１は外
部に配設したソレノイドプランジャ等を用いたシャッタ
ー移動駆動部２２によって水平方向へスライド移動せし
められる。これにより、シャッター２１は部品供給通路
１３を閉じる閉位置又は部品供給通路１３を開く開位置
に選択的に変位する。また、図４に示すように、部品供
給通路１３の中間部には横方向に窪んだ凹部２３を形成
し、この凹部２３の内部にシャッター２１を臨ませる。
これにより、シャッター２１の上方に位置する部品供給
通路１３ｕには、凹部２３による部品計数空間部１５が
設けられる。

【００１９】一方、シャッター２１の下方に位置する部
品供給通路１３ｄには外部に連通する三つの小孔からな
るエア排出口１６を設ける。なお、エア排出口１６はホ
ッパー部１２の上端に設けてもよい。また、ホッパー部
１２の上端一側であって部品供給通路１３から離間した
位置には、下方に向かってエアＡを噴出させるエア噴出
口２４を設け、このエア噴出口２４はエア供給部２５に
接続する。これにより、エア噴出部１７が構成される。
さらに、ホッパー部１２の底部１２ｄは側面部から中央
部にかけて下がりに傾斜させて形成し、当該中央部には
鉛直方向の縦列供給通路入口１８ｉを設ける。

【００２０】他方、部品反転機構部２は第四ブロックＢ
４を備える。第四ブロックＢ４内部の上下方向中間位置
には、水平方向のガイドスリット３１を形成する。この
ガイドスリット３１には、図７に示す一個分離プレート
３２をスライド自在に収容する。一個分離プレート３２
は、図５に示すように、その厚さをチップ部品Ｐ…の幅
とほぼ同一に形成するとともに、一個分離プレート３２
には一端の短辺部から中央付近に至る凹状に切欠いたセ
ンサ収容部３３を形成する。また、一個分離プレート３
２には一個の部品Ｐを受け取る部品受部３４を形成する
とともに、この部品受部３４とセンサ収容部３３間に連
通する検出口３５を形成する。そして、第四ブロックＢ
４の内部には光学センサ部３６を構成するセンサ先端部
３６ｓを取付ける。このセンサ先端部３６ｓはセンサ収
容部３３内に位置する。一方、第四ブロックＢ４の外部
には一個分離プレート３２を進退移動させるソレノイド
プランジャ等を利用した分離プレート移動駆動部３８を
取付ける。なお、３７…は分離プレート移動駆動部３８
に結合する取付部である。

【００２１】また、第四ブロックＢ４の上部には、上端
が縦列供給通路入口１８ｉに連通し、かつ下端が当該ガ
イドスリット３１に連通する鉛直方向の縦列供給通路１
８を形成する。縦列供給通路１８は図５に示すように、
第四ブロックＢ４に埋設した通路形成管３２により形成
する。この通路形成管３２は一個のチップ部品Ｐが縦方
向に通過可能に形成するとともに、下部３２ｄを絞り込
むことにより、縦列供給通路１８から排出されるチップ
部品Ｐ…が一定の方向に向くようにする。

【００２２】さらに、第四ブロックＢ４の内部における
ガイドスリット３１の下方には切換用通路３を形成す
る。切換用通路３の上端口はガイドスリット３１に連通
させるとともに、縦列供給通路１８に対して一個分離プ
レート３２の移動方向へ所定幅だけオフセットさせて設
ける。切換用通路３は鉛直方向に形成し、かつ下部は湾
曲させて部品シュータＮの上面に形成した水平なシュー
ト溝５１に連通させる。そして、切換用通路３の中間部
には部品Ｐ…の表裏面を一定方向に揃えるための通路切
換部Ｃを設ける。

【００２３】通路切換部Ｃは図１及び図２に示すよう
に、切換用通路３の中間部に形成した三角形状の空間部
４を有する。この場合、空間部４における切換通路３か
ら窪んだ部分の上下の傾斜辺は、空間部４側に膨出する
ように湾曲形成する。また、この空間部４内には、当該
空間部４と相似形であって当該空間部４よりも小さい切
換体５を、切換用通路３に対する直交方向へ移動可能に
設ける。この切換体５はベース部４４の一面に一体に設
け、ソレノイドプランジャ等を利用した切換体移動駆動
部４５により移動させる。これにより、図１に示すよう
に、切換体５が空間部４に収容する方向Ｈｉに移動すれ
ば、切換用通路３の中間位置に直線状の非反転通路３ｐ
が形成され、他方、図２に示すように、切換体５が空間
部４から抜出す方向Ｈｏに移動すれば、切換用通路３の
中間位置にくの字形の反転通路３ｎが形成される。

【００２４】また、６１は制御部であり、この制御部６
１には各移動駆動部２２，３８，４５を接続するととも
に、光学センサ部３６を接続する。なお、実施例の光学
センサ部３６は発光部及び受光部を有するセンサ部本体
を制御部６１に内蔵し、光ファイバケーブル３６ｃ及び
３６ｄの後端を発光部及び受光部にそれぞれ臨ませると
ともに、光ファイバケーブル３６ｃ及び３６ｄの先端は
センサ先端部３６ｓに至らせ、前記検出口３５に対向さ
せる。

【００２５】他方、部品シュータＮの上面には、前記切
換用通路３の下端が中間位置に連通するシュート溝５１
を有するが、シュート溝５１の後端にはエア吹出口５２
を臨ませる。このエア吹出口５２にはエア供給部２５を
接続する。これにより、シュート溝５１内に落下したチ
ップ部品Ｐは、エア吹出口５２から吹き出るエアによ
り、シュート溝５１の先端側に移送、即ち、チップマウ
ンタ側に供給される。

【００２６】次に、本実施例に係る部品供給装置１の動
作について、図１〜図８を参照して説明する。

【００２７】まず、部品容器部１１内には多数の抵抗体
チップ部品Ｐ…が収容される。この場合、チップ部品Ｐ
…は表裏面を有し、表面には図５に示すように印刷部Ｐ
ｘを有する。

【００２８】一方、シャッター機構部１４におけるシャ
ッター２１は通常は部品供給通路１３を閉じている。
今、制御部６１からシャッター移動駆動部２２に対し
て、図８（ａ）に示す開信号Ｓｓが付与されれば、シャ
ッター２１は部品供給通路１３を一定時間Ｔｓだけ開
き、この一定時間Ｔｓにより決まる所定数量（例えば、
２０個程度）のチップ部品Ｐ…がホッパー部１２に落下
する。この際、シャッター機構部１４の上方には部品計
数空間部１５を有するため、常に、所定数量のチップ部
品Ｐ…が安定に落下するとともに、シャッター２１が閉
じる際にチップ部品Ｐ…を挟む弊害が防止される。な
お、シャッター２１が閉じれば、部品容器部１１からチ
ップ部品Ｐ…が部品計数空間部１５内に収容される。こ
のとき部品計数空間部１５に収容されるチップ部品Ｐ…
の数量は、シャッター２１が一定時間Ｔｓ開いたときに
落下する数量に略一致する。また、シャッター機構部１
４は、縦列供給通路１８側に供給される部品Ｐ…の計数
値が予め設定した設定値に達したなら一定時間Ｔｓ開く
ように機能する。この場合、設定値はシャッター２１が
一定時間Ｔｓ開いたときに落下する数量に基づいて設定
するとともに、計数値はチップマウンタ側から送られる
チップ部品Ｐ…のカウンタ値を利用できる。したがっ
て、ホッパー部１２に収容される部品Ｐ…の数量は、常
に所定の範囲に維持される。

【００２９】他方、エア供給部２５からエア噴出口２４
に対してエアＡが供給され、このエアＡはエア噴出口２
４から下方に向かって噴出する。この場合、エア供給部
２５からは、図８（ｅ）に示す噴出信号Ｓｅに基づいて
エアＡが間欠的に供給される。また、噴出したエアＡは
図４に点線矢印で示すように、ホッパー部１２の内壁面
に沿って流れ、縦列供給通路入口３ｉ付近におけるチッ
プ部品Ｐ…を動かした後、部品供給通路１３ｄに設けた
エア排出口１６から外部に排出される。

【００３０】よって、ホッパー部１２内における部品Ｐ
…の数量が、常に所定の範囲に維持されることと相俟っ
て、エアＡにより部品Ｐ…を確実に動かすことができ、
ホッパー部１２内のチップ部品Ｐ…を一個ずつ順次縦列
供給通路入口３ｉを介して縦列供給通路１８に送り込む
ことができる。これにより、チップ部品Ｐ…は縦列供給
通路１８内に縦列し、下部３ｄにおいては一定の方向に
整列する。この場合、チップ部品Ｐ…の表裏面の方向は
ランダムである。

【００３１】一方、一個分離プレート３２が図５に示す
ように左側に移動している場合、部品受部３４は縦列供
給通路１８の直下に位置し、縦列供給通路１８内のチッ
プ部品Ｐは部品受部３４に収容される。この際、部品受
部３４に収容されたチップ部品Ｐの表裏面（印刷部Ｐｘ
の有無）は、光学センサ部３６の検出結果に基づいて制
御部６１により判別される。そして、部品受部３４にチ
ップ部品Ｐが収容されることにより、制御部６１から分
離プレート移動駆動部３８に対して、図８（ｂ）に示す
分離信号Ｓｂが付与され、一個分離プレート３２は図６
に示すように右側に移動し、部品受部３４は切換用通路
３の真上に位置する。この結果、部品受部３４内のチッ
プ部品Ｐは切換用通路３を落下する。

【００３２】この際、制御部６１におけるチップ部品Ｐ
の表裏面に対する判別結果により、制御部６１から切換
体移動駆動部４５に対して、図８（ｃ）に示す反転信号
Ｓｃ又は非反転信号Ｓｃｏ（零信号）が付与され、通路
切換部Ｃが切換えられる。即ち、裏面が検出されれば非
反転信号Ｓｃｏが付与され、図１に示すように、切換体
５は空間部４に収容する方向Ｈｉに移動する。これによ
り、切換用通路３の中間部に直線状の非反転通路３ｐが
形成され、落下するチップ部品Ｐは反転することなくそ
のままシュート溝５１に収容される。他方、表面が検出
されれば反転信号Ｓｃが付与され、図２に示すように、
切換体５は空間部４から抜出す方向Ｈｏに移動する。こ
れにより、切換用通路３の中間部にくの字形の反転通路
３ｎが形成されるため、落下するチップ部品Ｐは反転通
路３ｎに進入し、突き当たった後、反対方向に落下する
ことにより、表裏面が反転されてシュート溝５１に収容
される。この場合、反転信号Ｓｃの期間は分離信号Ｓｂ
の期間よりも所定時間Ｔｃだけ短くなるように選定す
る。

【００３３】そして、シュート溝５１に落下したチップ
部品Ｐは、エア吹出口５２から吹き出すエアによって、
シュート溝５１の先端側に送られる。即ち、チップマウ
ンタ側に供給される。なお、この場合、図８（ｄ）に示
す吹出信号Ｓｄに基づいてエアが吹き出す。また、吹出
信号Ｓｄは分離信号Ｓｂから所定期間Ｔｄだけ遅延す
る。

【００３４】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、部品としてチップ部品を例示したが、同様に構
成される他の任意の部品に適用できる。その他、細部の
構成，形状，手法等において、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で任意に変更できる。

【００３５】

【発明の効果】このように、本発明に係る部品供給装置
は、部品が通過する切換用通路の中間部に、三角形状の
空間部を設けるとともに、この空間部に、当該空間部と
相似形であって当該空間部より小さい三角形状の切換体
を、当該切換用通路の直交方向に移動可能に設け、切換
体を空間部に収容する方向に移動させることにより、切
換用通路の中間部に直線状の非反転通路を形成し、かつ
切換体を空間部から抜出す方向に移動させることによ
り、切換用通路の中間部にくの字形の反転通路を形成す
る部品反転機構部を設けてなるため、次のような顕著な
効果を奏する。

【００３６】部品を反転させるための反転通路は単
純な経路で足りるため、装置の小型コンパクト化を図る
ことができる。

【００３７】非反転通路と反転通路はそれぞれ部品
を送る方向が同方向となるため、部品を落下させて移動
させることができ、構成の簡略化による大幅なコストダ
ウンを図ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る部品供給装置における通路切換部
を非反転通路側に切換えた状態を示す縦断面図、

【図２】同部品供給装置における通路切換部を反転通路
側に切換えた状態を示す縦断面図、

【図３】同部品供給装置の全体を示す縦断面図、

【図４】同部品供給装置における部品整列機構部の拡大
縦断面図、

【図５】同部品供給装置における一個分離プレートの分
離前の状態を示す断面図、

【図６】同部品供給装置における一個分離プレートの分
離後の状態を示す断面図、

【図７】同部品供給装置における一個分離プレートの平
面図、

【図８】同部品供給装置における各部の動作信号のタイ
ミングチャート、

【符号の説明】

１部品供給装置２部品反転機構部３切換用通路３ｐ非反転通路３ｎ反転通路４空間部５切換体Ｐ… 部品１８縦列供給通路３１ガイドスリット３２一個分離プレート３４部品受部３５検出口３６光学センサ部

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】送られてくる部品の表裏面を判別すると
ともに、この判別結果に基づいて部品を選択的に反転
し、表裏面の向きを一定方向に揃えて送り出す部品反転
機構部を備える部品供給装置において、部品が通過する
切換用通路の中間部に、三角形状の空間部を設けるとと
もに、この空間部に、当該空間部と相似形であって当該
空間部より小さい三角形状の切換体を、当該切換用通路
の直交方向に移動可能に設け、切換体を空間部に収容す
る方向に移動させることにより、切換用通路の中間部に
直線状の非反転通路を形成し、かつ切換体を空間部から
抜出す方向に移動させることにより、切換用通路の中間
部にくの字形の反転通路を形成する部品反転機構部を設
けてなることを特徴とする部品供給装置。
【請求項２】水平方向のガイドスリットに、一個の部
品を受け取る部品受部を有する一個分離プレートをスラ
イド自在に収容し、当該ガイドスリットに対して、縦列
した部品を順次供給可能な縦列供給通路の下端を連通さ
せるとともに、前記切換用通路の上端口を、前記縦列供
給通路に対して一個分離プレートの移動方向に所定幅だ
けオフセットさせて連通させたことを特徴とする請求項
１記載の部品供給装置。
【請求項３】一個分離プレートに、部品の表裏面を判
別するための光学センサ部を取付けるとともに、部品受
部と光学センサ部間に、光学センサ部により部品受部に
収容された部品の表裏面を検出可能な検出口を形成して
なることを特徴とする請求項１又は２記載の部品供給装
置。