JP2961488B2 - シーズヒーター取付装置 - Google Patents
シーズヒーター取付装置Info
- Publication number
- JP2961488B2 JP2961488B2 JP6049986A JP4998694A JP2961488B2 JP 2961488 B2 JP2961488 B2 JP 2961488B2 JP 6049986 A JP6049986 A JP 6049986A JP 4998694 A JP4998694 A JP 4998694A JP 2961488 B2 JP2961488 B2 JP 2961488B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheathed heater
- rubber body
- flange
- container
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Resistance Heating (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシーズヒーター取付装
置、特にシーズヒーターの端部を容器の壁に気密に取り
付けるための装置に関するものである。
置、特にシーズヒーターの端部を容器の壁に気密に取り
付けるための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のシーズヒーター取付装置を
示し、1は容器の壁、2は蛇行状のシーズヒーター、3
はこのシーズヒーター2の両端部を夫々容器内から容器
外に突出せしめるため上記壁1に形成した2個の孔、4
は上記シーズヒーター2の端部外周に形成したねじ部、
5はこのねじ部4の基部において上記シーズヒーター2
の外周に固定した、シーズヒーター2の直径より十分大
径としたフランジ、6は上記ねじ部4に螺合されるナッ
ト、7,7は上記壁1の孔3を気密に塞ぐため上記ナッ
ト6と上記壁1及び上記壁1と上記フランジ5間に介挿
されるパッキングである。
示し、1は容器の壁、2は蛇行状のシーズヒーター、3
はこのシーズヒーター2の両端部を夫々容器内から容器
外に突出せしめるため上記壁1に形成した2個の孔、4
は上記シーズヒーター2の端部外周に形成したねじ部、
5はこのねじ部4の基部において上記シーズヒーター2
の外周に固定した、シーズヒーター2の直径より十分大
径としたフランジ、6は上記ねじ部4に螺合されるナッ
ト、7,7は上記壁1の孔3を気密に塞ぐため上記ナッ
ト6と上記壁1及び上記壁1と上記フランジ5間に介挿
されるパッキングである。
【0003】このような従来のシーズヒーター取付装置
では、ナット6をシーズヒーター2の端部のねじ部4に
螺合し、締め付けることによってシーズヒーター2の端
部を気密に壁1に取り付けられるようにしている。
では、ナット6をシーズヒーター2の端部のねじ部4に
螺合し、締め付けることによってシーズヒーター2の端
部を気密に壁1に取り付けられるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら上記のよう
な従来のシーズヒーター取付装置においては、部品点数
が多くシーズヒーター2の取り付けに時間がかかると共
に、シーズヒーター2の取り付けは容器内に手を入れて
シーズヒーター2の端部のねじ部4を容器の壁1の孔3
を介して容器内から容器外に突出せしめ、シーズヒータ
ー2を手で把持しながら上記ねじ部4にナット6を螺合
せしめる等の手作業が必要であって極めて面倒なばかり
でなく、取り付け位置が深い容器の底部に近い場合には
シーズヒーター2の取り付けができなくなる等の欠点が
あった。
な従来のシーズヒーター取付装置においては、部品点数
が多くシーズヒーター2の取り付けに時間がかかると共
に、シーズヒーター2の取り付けは容器内に手を入れて
シーズヒーター2の端部のねじ部4を容器の壁1の孔3
を介して容器内から容器外に突出せしめ、シーズヒータ
ー2を手で把持しながら上記ねじ部4にナット6を螺合
せしめる等の手作業が必要であって極めて面倒なばかり
でなく、取り付け位置が深い容器の底部に近い場合には
シーズヒーター2の取り付けができなくなる等の欠点が
あった。
【0005】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシーズヒーター
取付装置は、壁の内面から外面に貫通して形成した穴に
合致する形状のゴム体と、このゴム体の内端及び外端面
に対向配置される内側及び外側フランジと、シーズヒー
ターの端部を貫通せしめるため上記内側及び外側フラン
ジに形成した貫通孔と、上記シーズヒーターの端部を気
密に貫通せしめるため上記ゴム体の内面から外面に貫通
して形成した貫通孔と、上記ゴム体を圧縮するため上記
内側及び外側フランジを互いに接近する方向に抑制する
手段とより成ることを特徴とする。
取付装置は、壁の内面から外面に貫通して形成した穴に
合致する形状のゴム体と、このゴム体の内端及び外端面
に対向配置される内側及び外側フランジと、シーズヒー
ターの端部を貫通せしめるため上記内側及び外側フラン
ジに形成した貫通孔と、上記シーズヒーターの端部を気
密に貫通せしめるため上記ゴム体の内面から外面に貫通
して形成した貫通孔と、上記ゴム体を圧縮するため上記
内側及び外側フランジを互いに接近する方向に抑制する
手段とより成ることを特徴とする。
【0007】上記外側フランジは、上記ゴム体の外側外
周を囲む折り曲げつば部を有する。
周を囲む折り曲げつば部を有する。
【0008】上記ゴム体は位置決め用フランジを有す
る。
る。
【0009】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0010】本発明においては図1〜図3に示すように
例えば容器の壁1にシーズヒーター2の2個の端部間の
距離以上に長い細長い穴8を設け、この穴8に合致する
形状の細長い板状ゴム体9を用い、この板状ゴム体9の
両端面に板状ゴム体9の外形に合致するか、またはそれ
より小さい形状の内側フランジ10と、板状ゴム体9の
外形に合致するか、またはそれより大きい形状の外側フ
ランジ11とを対向配置し、この内側フランジ10と上
記外側フランジ11に夫々締付ボルト12と上記シーズ
ヒーター2の2個の端部を貫通せしめる貫通孔13,1
4を形成せしめ、同じく上記板状ゴム体9に夫々上記締
付ボルト12と上記シーズヒーター2の2個の端部を気
密に貫通せしめる貫通孔15を形成せしめ、上記締付ボ
ルト12の外部突出端部に締付ナット16を螺合せしめ
る。
例えば容器の壁1にシーズヒーター2の2個の端部間の
距離以上に長い細長い穴8を設け、この穴8に合致する
形状の細長い板状ゴム体9を用い、この板状ゴム体9の
両端面に板状ゴム体9の外形に合致するか、またはそれ
より小さい形状の内側フランジ10と、板状ゴム体9の
外形に合致するか、またはそれより大きい形状の外側フ
ランジ11とを対向配置し、この内側フランジ10と上
記外側フランジ11に夫々締付ボルト12と上記シーズ
ヒーター2の2個の端部を貫通せしめる貫通孔13,1
4を形成せしめ、同じく上記板状ゴム体9に夫々上記締
付ボルト12と上記シーズヒーター2の2個の端部を気
密に貫通せしめる貫通孔15を形成せしめ、上記締付ボ
ルト12の外部突出端部に締付ナット16を螺合せしめ
る。
【0011】本発明のシーズヒーター取付装置は上記の
ような構成であるから、上記シーズヒーター2の端部に
内側フランジ10と、ゴム体9と、外側フランジ11
と、締付ボルト12及び締付ナット16を組み込んだ状
態でこれらを容器の壁1の穴8を介して容器外から容器
内に上記外側フランジ11が容器の壁1の外側面に突き
当たって止まる迄挿入し、シーズヒーター2をその位置
に保持したまま締付ナット16を上記締付ボルト12に
螺合し締め付ける。
ような構成であるから、上記シーズヒーター2の端部に
内側フランジ10と、ゴム体9と、外側フランジ11
と、締付ボルト12及び締付ナット16を組み込んだ状
態でこれらを容器の壁1の穴8を介して容器外から容器
内に上記外側フランジ11が容器の壁1の外側面に突き
当たって止まる迄挿入し、シーズヒーター2をその位置
に保持したまま締付ナット16を上記締付ボルト12に
螺合し締め付ける。
【0012】この結果、ゴム体9が内側フランジ10と
外側フランジ11間で軸方向に圧縮されその外周が半径
方向外方に膨らむようになり、上記穴8内に上記ゴム体
9が気密に固定され、従って壁1にシーズヒーター2が
気密に固定されるようになる。
外側フランジ11間で軸方向に圧縮されその外周が半径
方向外方に膨らむようになり、上記穴8内に上記ゴム体
9が気密に固定され、従って壁1にシーズヒーター2が
気密に固定されるようになる。
【0013】なお、上記ゴム体9が圧縮されたときゴム
体9の端面が容器の壁1外で半径方向外方に膨れるのを
防ぐため、上記外側フランジ11の外周には壁1側に直
角に折れ曲がるつば部17を設けるのが好ましい。
体9の端面が容器の壁1外で半径方向外方に膨れるのを
防ぐため、上記外側フランジ11の外周には壁1側に直
角に折れ曲がるつば部17を設けるのが好ましい。
【0014】本発明の他の実施例においては、図4に示
すように外側フランジ11に接する側の上記板状ゴム体
9の両側に外方に突出する位置決め用フランジ18を形
成し、容器外から容器内にシーズヒーター2を挿入した
とき、上記位置決め用フランジ18が容器の壁1の外側
面に突き当たって止まり、シーズヒーター2を上記壁1
の穴8内に位置決めされるようにする。
すように外側フランジ11に接する側の上記板状ゴム体
9の両側に外方に突出する位置決め用フランジ18を形
成し、容器外から容器内にシーズヒーター2を挿入した
とき、上記位置決め用フランジ18が容器の壁1の外側
面に突き当たって止まり、シーズヒーター2を上記壁1
の穴8内に位置決めされるようにする。
【0015】
【発明の効果】上記のように本発明のシーズヒーター取
付装置によれば、部品点数が少なく、シーズヒーター2
を極めて容易に容器の壁1に気密に固定できると共に、
深い容器の底部にも設置できるようになる等大きな利益
がある。
付装置によれば、部品点数が少なく、シーズヒーター2
を極めて容易に容器の壁1に気密に固定できると共に、
深い容器の底部にも設置できるようになる等大きな利益
がある。
【図1】本発明のシーズヒーター取付装置の縦断正面図
である。
である。
【図2】本発明のシーズヒーター取付装置の側面図であ
る。
る。
【図3】本発明のシーズヒーター取付装置の横断平面図
である。
である。
【図4】本発明のシーズヒーター取付装置の他の実施例
を示す横断平面図である。
を示す横断平面図である。
【図5】従来のシーズヒーター取付装置の横断平面図で
ある。
ある。
1 壁 2 シーズヒーター 3 孔 4 ねじ部 5 フランジ 6 ナット 7 パッキング 8 穴 9 板状ゴム体 10 内側フランジ 11 外側フランジ 12 締付ボルト 13 貫通孔 14 貫通孔 15 貫通孔 16 締付ナット 17 つば部 18 位置決め用フランジ
Claims (3)
- 【請求項1】 壁の内面から外面に貫通して形成した穴
に合致する形状のゴム体と、このゴム体の内端及び外端
面に対向配置される内側及び外側フランジと、シーズヒ
ーターの端部を貫通せしめるため上記内側及び外側フラ
ンジに形成した貫通孔と、上記シーズヒーターの端部を
気密に貫通せしめるため上記ゴム体の内面から外面に貫
通して形成した貫通孔と、上記ゴム体を圧縮するため上
記内側及び外側フランジを互いに接近する方向に抑制す
る手段とより成ることを特徴とするシーズヒーター取付
装置。 - 【請求項2】 上記外側フランジが上記ゴム体の外側外
周を囲む折り曲げつば部を有する請求項1記載のシーズ
ヒーター取付装置。 - 【請求項3】 上記ゴム体が位置決め用フランジを有す
る請求項1または2記載のシーズヒーター取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6049986A JP2961488B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | シーズヒーター取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6049986A JP2961488B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | シーズヒーター取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07235368A JPH07235368A (ja) | 1995-09-05 |
JP2961488B2 true JP2961488B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=12846349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6049986A Expired - Lifetime JP2961488B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | シーズヒーター取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2961488B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101437969B1 (ko) * | 2007-09-03 | 2014-09-05 | 엘지전자 주식회사 | 증기발생장치 및 이를 구비한 의류처리장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0677193U (ja) * | 1993-04-07 | 1994-10-28 | 日本ヒーター株式会社 | シーズヒーターの取付構造 |
-
1994
- 1994-02-24 JP JP6049986A patent/JP2961488B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07235368A (ja) | 1995-09-05 |
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