JP2960326B2 - 対物レンズアクチュエータ - Google Patents
対物レンズアクチュエータInfo
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- JP2960326B2 JP2960326B2 JP9639495A JP9639495A JP2960326B2 JP 2960326 B2 JP2960326 B2 JP 2960326B2 JP 9639495 A JP9639495 A JP 9639495A JP 9639495 A JP9639495 A JP 9639495A JP 2960326 B2 JP2960326 B2 JP 2960326B2
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- Japan
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- objective lens
- hole
- damping member
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- Optical Head (AREA)
Description
から出射される光ビームを情報記録媒体上に集光し、情
報を再生するコンパクトディスクプレーヤ等の光学的記
録再生装置に用いられる対物レンズアクチュエータに関
するものである。
を示している。図2において、1は磁性金属板よりなる
ベースであり、このベース1の両端部には直方体状に突
き出したマグネット保持片2a,2bが相対向するよう
に設けられている。3a,3bはそれぞれ上記マグネッ
ト保持片2a,2bの内側に取付けられた直方体状のマ
グネット、4a,4bはベース1の一部を折り曲げて形
成された直方体状の磁路片であり、この磁路片4a,4
bは上記マグネット3a,3bに対して一定の間隔を隔
ててマグネット3a,3bに対向するように設けられて
いる。5は上記マグネット保持片2bの外側に取付けら
れたダンピング部材保持基板であり、このダンピング部
材保持基板5の片面には図3に示すように凹部6が形成
され、この凹部6にはゲル状のダンピング部材7が収容
されている。8はダンピング部材保持基板5の外側に配
置された基台であり、この基台8はフレキシブルプリン
ト基板8aと、このフレキシブルプリント基板8aを補
強するための補強板8bとで構成されている。9a,9
b,9c,9dは線材であり、この線材9a,9b,9
c,9dの一端は、上記ダンピング部材保持基板5に形
成された貫通孔10、上記補強板8bに形成された孔1
1、上記フレキシブルプリント基板8aに形成された孔
12に挿入され、上記フレキシブルプリント基板8aの
ランドに半田付けされて固定されている。線材9a,9
b,9c,9dの他端には対物レンズ保持体13が固定
され、この対物レンズ保持体13は線材9a,9b,9
c,9dによって可動可能に支持されているものであ
る。14は上記対物レンズ保持体13の上面に保持され
た対物レンズ14である。上記対物レンズ保持体13の
外周面にはフォーカシング制御用コイル15が巻回さ
れ、また対物レンズ保持体13の外周面のマグネット3
a,3bに対向する面には、リング状のトラッキング制
御用コイル16が固定されている。上記マグネット3
a,3b、マグネット保持片2a,2bベース1、磁路
片4a,4bによりそれぞれ磁気回路が構成され、上記
フォーカシング制御用コイル15と上記トラッキング制
御用コイル16は、上記磁気回路の磁気ギャップに配置
されている。上記線材9a,9b,9c,9dは、上記
フォーカシング制御用コイル15、上記トラッキング制
御用コイル16に接続されており、線材を介して上記フ
ォーカシング制御用コイル15にフォーカスエラー信号
が印加されると、対物レンズ保持体13は対物レンズ1
4の光軸方向に駆動され、また上記トラッキング制御用
コイル16にトラッキングエラー信号が印加されると、
対物レンズ保持体13は対物レンズ14の光軸方向に対
して直交するトラッキング方向に駆動され、対物レンズ
14の位置が制御されるものである。
c,9dの固定部の構造を示している。図3に示すよう
に、ダンピング部材保持基板5の底面に形成された貫通
孔10は、細孔10aと円錐台形の孔10bとから構成
される。なお、円錐台形の孔10bは線材9a,9b,
9c,9dを細孔10aに挿入しやすいように形成して
いるものである。17は線材9a,9b,9c,9dの
一端をフレキシブルプリント基板8aのランドに半田付
けする半田である。
来例では、図3に破線で示すように線材9a,9b,9
c,9dが細孔10aの孔縁に当接するように組み立て
られた場合、線材9a,9b,9c,9dの固定点が実
質的に細孔10aとの当接点になり、実線で示す正規の
組立て状態の固定点(半田付け点)に比較して固定点が
変わり、線材9a,9b,9c,9dの可動長さが短く
なるため、線材9a,9b,9c,9dのバネ定数が実
質的に変化し、対物アクチュエータの1次共振周波数が
変化し、対物レンズ14で集光した光ビームスポット
を、情報記録媒体の面振れ、偏心に追従させるサーボ性
能の安定性が悪化する問題があった。
であり、線材の固定位置が変わってもサーボ性能の悪化
を最小限に抑えることができる対物レンズアクチュエー
タを提供することを目的とするものである。
成するために、凹部内にダンピング部材を保持するダン
ピング部材保持基板と、このダンピング部材保持基板の
底面外側に形成された複数の突出部と、上記ダンピング
部材保持基板の底面と上記突出部を貫通する複数の貫通
孔と、上記突出部が挿入される孔を有する補強板と、こ
の補強板に接合されたフレキシブルプリント基板と、上
記突出部の貫通孔に挿入され一端を上記フレキシブルプ
リント基板に固定された複数の線材と、上記線材の他端
に取付けられた対物レンズ保持体とを具備したことを特
徴とするものである。
部材保持基板に形成された突出部に貫通孔を形成し、こ
の突出部を基台の孔に挿入し、上記貫通孔に挿入された
線材の一端を基台に固定する構成であるため、線材が突
出部の孔縁に接触しても線材の実質的長さが余り変化せ
ず、サーボ性能がほとんど悪化せず、特性のバラツキを
最小限に抑えることができるものである。
アクチュエータの線材固定部を示している。図1におい
て、18はダンピング部材7が収容される凹部19が形
成されたダンピング部材保持基板であり、このダンピン
グ部材保持基板18の底面の外側には突出部18aが一
体に形成されている。20は上記突出部18a内に形成
された貫通孔であり、この貫通孔20は円錐台形の孔2
0a、細孔20b、円錐台形の孔20cから構成され
る。21は上記ダンピング部材保持基板18の突出部1
8aが挿入される孔22が形成された基台であり、この
基台21はフレキシブルプリント基板21aと、このフ
レキシブルプリント基板21aを補強する補強板21b
とから構成される。上記突出部18aの突出長さは、上
記補強板21bの厚さとほぼ同じである。23はフレキ
シブルプリント基板21aに形成された孔である。線材
9a,9b,9c,9dを、フレキシブルプリント基板
21a側より、孔23→孔20c→細孔20b→孔20
aに挿入した後に、線材9a,9b,9c,9dの一端
をフレキシブルプリント基板21aのランドに半田付け
するものである。なお、本実施例の図1に示す以外の構
成は、図2に示す従来例と同様である。
ピング部材保持基板18の突出部18a内に細孔20b
を形成しているため、破線で示すように線材9a,9
b,9c,9dが細孔20bの孔縁に当接するように組
み立てられた場合、線材9a,9b,9c,9dの実質
的な固定点は細孔20bとの当接点になるが、実線で示
す正規の組立て状態の固定点(半田付け点)に比較して
固定点が変化量はわずかとなり、線材9a,9b,9
c,9dのバネ定数は余り変化せず、対物レンズ14で
集光した光ビームスポットを、情報記録媒体の面振れ、
偏心に追従させるサーボ性能の悪化を最小限に抑えるこ
とができるものである。
に、線材の取付位置がずれても特性のバラツキを最小限
に抑えることができる利点を有するものである。
エータの要部の断面図
Claims (2)
- 【請求項1】 凹部内にダンピング部材を保持するダン
ピング部材保持基板と、このダンピング部材保持基板の
底面外側に形成された複数の突出部と、上記ダンピング
部材保持基板の底面と上記突出部を貫通する複数の貫通
孔と、上記突出部が挿入される孔を有する補強板と、こ
の補強板に接合されたフレキシブルプリント基板と、上
記突出部の貫通孔に挿入され一端を上記フレキシブルプ
リント基板に固定された複数の線材と、上記線材の他端
に取付けられた対物レンズ保持体とを具備してなる対物
レンズアクチュエータ。 - 【請求項2】 上記ダンピング部材保持基板の上記底面
及び上記突出部を貫通する貫通孔の途中に設けた細孔部
分が、上記突出部の中に位置することを特徴とする請求
項1記載の対物レンズアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9639495A JP2960326B2 (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 対物レンズアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9639495A JP2960326B2 (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 対物レンズアクチュエータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08293123A JPH08293123A (ja) | 1996-11-05 |
JP2960326B2 true JP2960326B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=14163750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9639495A Expired - Lifetime JP2960326B2 (ja) | 1995-04-21 | 1995-04-21 | 対物レンズアクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2960326B2 (ja) |
-
1995
- 1995-04-21 JP JP9639495A patent/JP2960326B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08293123A (ja) | 1996-11-05 |
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