JP2960168B2 - 曲面体共鳴メンブラノフォーン - Google Patents

曲面体共鳴メンブラノフォーン

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JP2960168B2
JP2960168B2 JP6516306A JP51630694A JP2960168B2 JP 2960168 B2 JP2960168 B2 JP 2960168B2 JP 6516306 A JP6516306 A JP 6516306A JP 51630694 A JP51630694 A JP 51630694A JP 2960168 B2 JP2960168 B2 JP 2960168B2
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    • G10D13/00Percussion musical instruments; Details or accessories therefor
    • G10D13/01General design of percussion musical instruments
    • G10D13/02Drums; Tambourines with drumheads

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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Stringed Musical Instruments (AREA)
  • Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は物体例えばドラムスティックで叩かれると可
聴の音楽音響を発生するアコースティック・メンブラノ
フォーン(membranophone)ないし膜鳴楽器もしくはド
ラムに関する。詳述すればこの発明は調律ならびに取付
け用機材と関連する緊張力と圧縮力が前記ドラム曲面板
の自由共鳴を制限しないドラムに関する。この発明はさ
らに改良した響線共鳴と最少限の響線騒音(buzz)をも
つスネア・ドラムの製造に関する。
アコースティック・ドラムは歴史に独特の影響をおよ
ぼし、その由来をはるか石器時代にさかのぼる。考古学
者は古代文化例えばシュメール・メソポタミアとバビロ
ニアにおけるドラムを示す工芸品を発見した。これらの
工芸品は紀元前の第3千年期にさかのぼる。ドラムはそ
れ以来、連絡や宗教儀式のような多様な目的に用いられ
てきた。紀元第15世紀には、エドワード六世がドラムを
イギリスの軍隊に導入した。第17世紀までに、敵のケト
ルドラムのぶんどり品が戦勝を示した。今ではドラムは
軍隊行進からオーケストラ音楽に至る過剰といえるほど
の用途があることがわかっている。事実上、すべての現
代音楽の流儀ではドラムもしくはそれに相当するものを
用いてリズムをとっている。
ドラムは支持構造部材、例えばドラムの曲面板に跨っ
て緊張してある膜もしくはドラムヘッドを叩くことでそ
の音響を出している。前記ドラム曲面板は様々な形のも
のでよく、通常円筒形がどこにでもある。ドラムの曲面
板は通常曲げ木材、例えば合板製で、典型的例として厚
さが3/4インチないし1インチである。時折、ドラムは
より薄い曲面板製のものがある。前記曲げ木材は正確な
円形につくることが難しく、気候条件により変形する傾
向がある。この変形が最小限度の場合は再調律を必要と
し、また最大限度の場合は、ドラム自体を交換する必要
がある。その設計次第で、ドラム曲面板は前記膜に対向
する端部を開放しても、密閉しても、あるいはもう1つ
同じような膜で覆うかのいずれにしても差支えない。ド
ラムを膜がチューブ状のドラム曲面板の両端一杯に緊張
された構造の時は、それを技術上バイメンブラノフォー
ンと称する。もっと一般的には、ドラムはトムトムドラ
ム、バスドラムもしくはスネア・ドラムと称せられる。
前記膜は伝統的には動物のなめし革で形成するが、そ
れは収縮してドラムの構造にぴったりと合う。この原始
的技術を用いて、膜をドラムの構造部材もしくは支持縁
への貼付けに用いた。ドラムを曲面板に接着する方法;
ドラム曲面板を鋲で取付ける方法、ドラム曲面板にボタ
ンでつける方法、ドラム曲面板にひもで結びつける方
法、膜にひもをつけてドラムの曲面板の反対側で結びつ
ける方法と、反対側にある膜に革ひもでくくる方法で膜
を取付けた。膜を革ひもでくくる時は、硬質リブが膜を
覆い、革ひもが同様の反対側に位置するリムになるよう
に締付けられる。
ずっと最近になって、周縁に取付けられた半可撓性円
形硬質ビードのついた薄手プラスチック材料で膜を製造
するようになった。前記硬質ビードを一般にアルミニウ
ム製にして、前記薄手プラスチック材料にエポキシ系接
着剤で永久固着させた。この薄手プラスチック材料は通
常マイラー(mylar)でできている。
しかし、基本的なドラム設計は変っていなかった。前
記硬質ビードは今でもドラム曲面板の端で前記支持縁の
上に引張って被せ、前記リムにより、それに取外し自在
に貼付ける。このようにこのプラスチック膜を弾性共鳴
面に形成する。
前記硬質ビードを前記リムにより前記支持縁に保持す
るため、様々な形状の調律機材を用いた。前記調律機材
は伝統的に前記楽器を曲面板に貼付ける。通常ねじ込み
棒製の硬質部材は前記リムから伸びて、永久的に前記ド
ラム曲面板に貼付けられた取付用ブロックに組込まれた
複数の金属製締結具に取外し自在に締付ける。前記ねじ
込み棒を前記金属製締結具に固定させると、引張り力を
前記リム、従ってドラムヘッド全域に加える。前記調律
機材の前記ドラム曲面板にかかる重量は前記ドラム曲面
板により発生される僅かな共鳴も減衰させる効果があ
る。そのうえ、ドラム曲面板の前記調律機材と前記リム
の間の部分が減衰圧縮力を受ける。
前記金属製締結具のおのおのにより加えられた引張り
力を変化させることで、前記膜は叩かれると音質を変化
させる。調整を適当な音質が得られるまで開始させる。
前記調律機材に置かれる力を支えるため、前記曲面板に
十分な厚味をもたせる必要がある。前記曲面板がドラム
ヘッドと調和して共鳴する能力は前記曲面板の厚味が増
大するに従って減少する。前記調律機材を十分に支える
ことになるドラム曲面板の目的を達するには、厚さが約
3/4インチ(約1.91cm)以上のドラム曲面板を使用する
のが通常であるが、より薄手の曲面板を時々用いてき
て、その成果はまちまちであり、また一般にこれらの曲
面板を支持点で強化している。これは曲面板の共鳴を著
しく減少させる。
別の方法では、細長い引張り部材をドラム曲面板の両
端に取外し自在に取付けたリムの間に締付ける。前記部
材はねじ込み棒のように硬質でも、あるいはなめし革製
ひものように軟質のものでも差支えない。前記膜を固定
し、膜を反対側に位置するリムに締付けて同調させるこ
ともできる。前記ねじ込み棒の場合には、各部材を適当
な音質が得られるまで個々に締付けても緩めてもよい。
前記硬質部材を締付けるに従って、圧縮力がドラム曲面
板の上にかかってくる。この圧縮力はドラム曲面板の共
鳴を減衰させる効果を有する。そのうえ、ドラム曲面板
に十分な厚味をもたせて圧縮荷重を受けて割れないよう
にする必要がある。割れを妨げる厚さの両は曲面板共鳴
の量を著しく減少させるものである。
様々の大きさのドラムをしばしは組合わせてセットす
る。演奏性の提供と音質の強化のため、ドラムをしばし
ば床の上に接近した配置にして取付ける。ドラムを床の
上に取付けるためには、それを台に固定させるか、取付
け機材により互いを固定させることがしばしばである。
前記取付け機材をドラムの曲面板に伝統的に固定させ
る。その時のドラム曲面板は十分な厚味にしたもので、
ドラムの重量をそりもしくは割れなしに支える必要があ
る。前記取付け機材の重さに加えて、このさらに厚くな
った曲面板の厚味がドラムの曲面板の共鳴を激しく減衰
させる。
厳密に言えばバイメンブラノフォーンであるもう1つ
のタイプのメンブラノフォーンはスネア・ドラムであ
る。前記スネア・ドラムは相対的に小型の二重膜ドラム
で、容易に携帯できるか台に据えることができるもので
ある。その直径がその高さあるいは厚味よりも大であ
り、また響線を底部膜を横切って添える。スネア・ドラ
ムの底部の交番面を波状形にして響線台を形成させる。
この響線台は響線の騒音を低下させる。
スネア・ドラムは短胴のトムトム(Tom−Tom)曲面板
で伝統的にできている。曲面板を伝統的ドラムの製造に
より曲げ木材で構成する。前記曲げ木材は正確な円形の
形成には難しく、前記2つのドラムヘッドからの引張り
のためそりと種々の気候の変化を受け易い。強化フープ
を前記スネア・ドラムの曲面板の回りにいつもつけてお
いて支えを付け足すことになる。
前記響線を、下部の膜を横切る平行のストリップとし
て纏めて、上部の膜を叩いた時にガラガラ鳴ったりある
いは反響したりする効果を発生させる。響線は螺旋状の
金属製の紐であって、ドラムの膜に接触している。響線
に、“騒音”を起こさせる正しい響線の高さの調整は困
難である。
発明の概要 本発明によるドラムは本質的に4つの構成部品:ドラ
ムヘッド、リム、ブリッジならびに曲面板からなる。前
記ヘッド、リムおよびブリッジは前記円筒状曲面板の片
側の端もしくは両端に設けることができる。
前記ドラム曲面板は前記ヘッドを支えるだけの柱体で
はなく;前記ヘッドの振動からの最大限の反響を達成さ
せる共鳴器である。本発明の木材製のドラム曲面板は伝
統的木材製ドラム曲面板より本質的に薄手にしたもので
ある。ドラム曲面板はその壁板が薄くなればなるほど、
一層自由に振動するので、前記木材製ドラム曲面板の厚
さを3/4インチ(約1.91cm)以下にする方がよい。1/2イ
ンチ(約1.27cm)以下の厚さが好ましく、1/4インチ
(約0.65cm)以下の厚さが一層好ましい。最も好ましい
木材製ドラム曲面板の厚さは約1/8インチである。この
厚さは付帯部材を十分に支えるだけの強さを付与する
が、ドラム曲面板のドラムヘッドと調和して自由に共鳴
させる。最小限の厚さは前記ブリッジの重さを支えるに
必要な厚さである。
木材製積層板(これが好ましい)で組立てる時は、前
記曲面板を4ないし5層の木材にして、各層を約0.031
インチ(約0.079cm)の厚さにする。これらを互いに接
着して約0.125ないし0.155インチ(約0.317ないし0.394
cm)の厚さのものに形成する。前記層を直交積層にす
る。
ドラムの製造用には木材が特に評判のよい材料で、音
質にとって一般的に好まれるものであるが、他の材料例
えばプラスチックもしくは金属を木の代りに必要の場
合、用いることができる。このような材料は音質に差を
生じさせるが、構造的には十分で、材料次第で本質的に
より薄手のドラム曲面板に二次加工できる。
曲げ木材のドラム曲面板はその元の形状すなわち平板
であることを“記憶”しているので、完全に円形縁をも
って形成し、かつ前記円形縁をその有効寿命一杯に保つ
ことは困難である。しかし、本発明のドラム曲面板は、
両端でブリッジに挿入することによりほぼ完全な円周に
保持できる。前記曲面板は前記ブリッジにぴったりと嵌
合する。
このブリッジは前記ドラム曲面板の端部に取付けてあ
り、伝統的ドラムには見られなかった。これは構造部材
に安定性と、精密さを要求する規格の維持と、そして尖
った支持縁とを付与するものである。そのうえ、それは
曲面板にかかる引張りならびに圧縮応力を減じ、前記曲
面板が事実上あらゆる耐力に耐えなくてすむようにす
る。前記曲面板の両端は伸びて前記ブリッジに入り、そ
の中で接着される。前記ブリッジそれ自体はなるべくな
ら硬い木、例えば硬材カエデで形成した直交積層製にす
ることが好ましい。前記ブリッジの外端をCNC技術を用
いて45゜の角度に機械加工する。皿座ぐりはしない。こ
の鋭い円錐縁はリムと接触する表面積の量を減じ、摩擦
の減った支持縁を形成する。
前記CNC機械加工法は前記直交積層合板と共に正確な4
5゜の切削をして支持縁の形成ができる。これは正確な
自由浮動ヘッドを可能にする。リムを用いてヘッドをド
ラム曲面板に直接押圧する伝統的ドラムもこの45゜の切
削を試みたが、先端(もしくは支持縁)を3/16インチ円
になるよう円形もしくは皿座ぐりする必要がある。本発
明はほぼ完全な形状と共に正確に機械加工を施されたブ
リッジを備える。このほぼ完全な形状をもつ円形のブリ
ッジは耳に心地良く響く一様に整った和音の形成を容易
にする。本発明によるブリッジは従来型のリムの従来型
のマイラーのドラムヘッドの利用を可能にする。別の例
として、ブリッジを必要に応じて木材の代りにプラスチ
ックもしくは金属で形成できる。
本発明によるブリッジはさらに、あらゆる調律および
取付け機材の引張りおよび取付け場所として役立つ。前
記調律ならびに取付け用機材はドラム曲面板には取付け
ない。その方がさらに自由な共鳴を可能にする。前記ブ
リッジは環状で、前記支持縁の下で外側に突出するフラ
ンジを備える。前記ブリッジのフランジの幅はほぼ1−
1/4インチであることが好ましい。前記ブリッジは前記
フランジを通って下方方向に(ドラムヘッドの面と垂
直)伸びる一連の孔が備わる。これらの孔は業界では標
準品となっている従来型のドラムにある引張り棒開口部
と整合するように離間させてある。従来型のリムはドラ
ムヘッドを前記リムを貫通し、機材を前記ブリッジフラ
ンジに支えるように取付けられたねじ込み棒によりブリ
ッジに押圧する。
ドラムを取付け用機材により台に取付けるか、あるい
は互いを繋ぎ合せることもできる。取付け用機材はクロ
ームめっきした航空機用アルミニウム製の改良したC型
締結具で、前記ブリッジフランジの回りに嵌合するよう
構成されている。前記取付け用機材は標準1インチドラ
ム取付け用棒が入り、順番にそれを従来型ドラム台に取
付ける。前記棒は前記ブリッジを抜けて伸びてドラムの
内側に入る。これはドラムを別のドラムと台に対して様
々な場所への設置を可能にする。グースネック取付け台
をさらに前記取付け用硬質製品の上に取付けてマイクロ
ホンのグースネック(gooseneck)を取付けられるよう
にする。
本発明によるスネア・ドラムも開示する。伝統的スネ
ア・ドラムと異なり、本発明のスネア・ドラムは合板積
層を同時に曲げて接着して二次加工しない。その代り、
それを中実ブロック材を機械加工する。この明細書で用
語“中実ブロック材”を用いるように、それは木の1つ
の一体部品であるか、あるいは同時に糊つけもしくは接
着した数個あるいは数片の木を寄せ木タイプの構成にし
て形成し得る。このブロックはブリッジと響線本体の双
方を形成する。ここでも、前記スネア・ドラムは他の材
料例えばプラスチックもしくは金属で成形できる。
前記スネア・ドラムのブリッジを前記トムトムドラム
と同一に下方方向に伸びるフランジを備え響線本体を形
成するよう切削する。曲面板の挿入のための内部切削を
前記トムトムドラムにおけると同じように用いない。ド
ラム曲面板の厚味は1−3/4インチ以上にしておいてよ
い。前記トムトムドラムと対立するものとして、比較的
厚い曲面板がスネア・ドラムにとって一層聴覚的に好ま
しい。ベイトウヒが木の原料として用い得る。ベイトウ
ヒは曲げることはできないが聴覚的には共鳴性がある。
ベイトウヒは申し分のないピアノ共鳴板として用いられ
る。
スネア・ドラムの木材片からの機械加工は響線台の正
確な調整を可能にする。響線台の扇形を底部ブリッジに
切削してから前記45゜の面をとる。各扇形はブリッジの
回りの周長にしてほぼ3インチである。前記扇形は浅い
もので、その再深点で僅かに1/8インチに過ぎない。こ
れは響線騒音の量を減らす。
伝統的ドラムをニカワ接着合板外被もしくは硬質ラッ
カー仕上塗料を用いて仕上げる。これは曲面板の自由共
鳴を減らす。本発明の両タイプのドラムは先ずアルコー
ル性ステインで色付けし、それに色彩に富んだ色味剤を
添加できる。色付けされたドラムをその後、アマン油も
しくは同等の油脂で表面仕上げをする。これは曲面板が
ドラムヘッドと調和を保って自由に共鳴する能力を向上
させる。
本発明のブリッジと曲面板を用いるドラムの重要な長
所の1つは、音響の減衰が均一でかつ極めて不変であ
る。明るくいつも変らない音調は好ましくない妙な次元
の和音の減少の証明である。曲面板はドラムヘッドと共
振する。標準的ドラムの曲面板はドラムヘッドと共振し
ない。統一のとれないまた調和のないパターンが展開す
ると、それは妙な次元の和音、不愉快な音調と、まちま
ちな減衰を発生させる。
本発明を用いると、支持縁の摩擦が低減してドラム膜
の自由共鳴を促進する。調律用と取付け用の機材の取付
けの共鳴減衰効果は避けられる。ブリッジは硬質で変形
を阻止する。曲面板上に加わる圧縮力は調律用機材のた
め事実上除去できる。前記調律用ならびに取付け用機材
を曲面板より取外し、それによりドラム曲面板の自由に
共鳴する能力を増大できる。ドラム曲面板の自由共鳴を
その必要とする厚味の低減により増大できる。
本発明のスネア・ドラムの長所はさらに摩擦の減った
支持縁と、気候条件の変化による曲面板の形状変化抵抗
性を含む。もう1つの重要な長所は引張り棒を本体の外
面の内側に捕捉していることが伝統的外部取付け調律用
機材でできるよりも厚味のある本体の使用を可能にする
ことである。これは本体の内部の増大を可能にして曲面
板の音質を高める。
あれこれの目的と長所は、添付図面と共に採り上げら
れた本発明の次の説明から明白になるであろう。
図面の簡単な説明 図1は本発明のトムトムドラムの分解斜視図であっ
て、リム、ヘッド、ブリッジならびに曲面板を示す図で
ある。
図2はトムトムドラムの一端の側面図で、前記ブリッ
ジに取付けられたヘッドと曲面板を示す図である。
図3は前記ブリッジの部分と、部分断面図である。
図4はトムトムドラムのブリッジの断面図で、リム、
ヘッド、ブリッジと曲面板を調律用機材質製品と共に示
す図である。
図5はブリッジに取付け用機材とマイクロホンを取付
けた断面図である。
図6はトムトムドラムの側面図で、取付け用機材の前
面を示す図である。
図7はブリッジにXLRマイクロホンを内部に取付けた
断面図である。
図8は本発明のスネア・ドラムの分解斜視図である。
図9は図8のスネア・ドラムの部分ならびに部分断面
側面図である。
図10はスネア・ドラムの一部を切欠き響線台の位置を
示す図である。
図11は従来型トムトムドラムの音調のパターンの分光
分析を示す図である。
図12は本発明によるトムトムドラムの音調パターンの
分光分析を示す図である。
好適実施例の詳細な説明 図面、詳述すれば図1ないし3を参照する。本発明に
よるトムトムドラム12を用意する。前記トムトムドラム
は曲面板20、おのおのの端のブリッジ22と、おのおのの
ブリッジに取付けられたヘッド24とリム26を配設する。
具体的に示すためトムトムドラムの説明をする。これ
は、ベースドラムとは、ベースドラムには通常ドラヘッ
ドを垂直に取付け、ドラムペダルで演奏する以外同一の
構造である。前記ブリッジ22を永久的に前記曲面板に接
着する。前記リムは前記ヘッド24を引張り棒28を前記ブ
リッジにねじ込むことでしっかりと固定する。リム26と
ヘッド24は従来のものである。ヘッド24を、前記ヘッド
の前記ブリッジ22への固着に用いるビード25に永久に取
付ける。代表的な上部ヘッドはホワイト750トップ(Whi
te 750 Top)を塗被したエヴァンス・ユーノー58(Evan
s Uno58)である。代表的底部ヘッドはレモ・ウェザー
・キング・アンバサダー・バッタ(Remo Weather King
Ambassador Batter)である。
引張り棒28は金属製で、ドラム曲面板よりはむしろブ
リッジフランジ23にそれを取付けるため相対的に短い。
引張り棒28を内部ねじ込みラグ31に固定し、それを前記
ブリッジの開口部に取付ける。引張り棒は表1によりそ
の数がドラムの直径で変る: 表1 インチ表示のドラム直径 引張り棒/ラグの数 8 4 10 6 12 6 14 6 16 8 18 8 20 8 22 10 24 10 図1と図2を参照すると、トムトムドラムの曲面板は
円筒状で、曲げ物製である。厚さが0.031インチの軟材
かえでの4もしくは5層を直交積層して約1/8インチの
合計厚味(実際には約0.125ないし約0.155インチ(約0.
317cmないし約0.394cm)を形成する。ドラム曲面板20を
ブリッジ22に挿入接着する。前記ドラム曲面板20は伸び
て約1/2インチ位ブリッジに入る。これはブリッジ22と
曲面板20の接着のため十分な側面を付与する。
図2は座金30を通して引張りラグ31に挿入された引張
りロッド28を示す側面図である。引張り棒28は標準ドラ
ムキーと用いられる角型ヘッドを備える。引張り棒28は
使用者がしばしば取外して個々に締付けてドラムヘッド
24を調律させる。金属製引張りラグ31はフランジから取
外しできるが、通常使用者が取外したり調整したりしな
い。
図3を参照すると、トムトムドラムの調律用機材の側
面図を示す。引張りラグ31は2部品、すなわちスパナボ
ルト32とスパナナット34からなる。スパナボルト32は平
扁のヘッドを有し、ブリッジ22のフランジ23の内側の皿
座ぐりに入っている。スパナボルト32は前記フランジの
全長に伸びて前記スパナナット34にねじ込まれる。スパ
ナナット34はスパナねじ回しでスパナボルト32に締付け
る必要がある。前記フランジ23を外側で皿座ぐりしてス
パナナット34をフランジの開口部に嵌込める。スパナボ
ルト32に孔をあけて内側にねじ山をつけ、引張り棒28を
それにねじ込ませる。このようにして、引張り棒28が座
金30、リム26、空隙を貫通して、その後、ブリッジ22の
フランジにある引張りラグ31のスパナボルトに入る。
図3と図4を参照すると、ブリッジに接続された調律
用機材を示す断面を示す。曲面板20がブリッジ22の中に
1/2インチ(約1.27cm)侵入している。ブリッジ22を外
端で45゜の面をつけて切削して支持縁42を形成する。ド
ラムヘッド24を支持縁42の上に引張り上げて、リム26に
より所定の場所に保持する。
ブリッジ22を硬材かえでの中実ブロックから機械加工
する。前記かえでブロックを直交積層して水平方向に向
きを揃えた層で形成して安定度を付加する。前記ブリッ
ジの上部すなわちネックの厚さは1/2インチ(約1.27c
m)であり、それに内、外両円周面の間を45゜の面に切
削して形成された前記支持縁42を備える。前記フランジ
23の高さは1インチ(約2.54cm)で、前記フランジに1/
2インチ(約1.27cm)侵入する内縁に円周溝を機械加工
してある。この1/2インチ溝29がドラム曲面板との接触
面を形成する。前記フランジの幅は半径方向に1−1/4
インチ(約3.18cm)で半円形の外縁を備える。前記溝29
の直径はドラム曲面板の外径より極く僅か大きくしてあ
り、それは滑り嵌めを確実にするためである。前記曲面
板をブリッジに圧入して所定の場所に接着する。
図5はトムトムドラムに取付け用機材40を備える横断
面図を示す。前記取付け用機材40を前記引張り棒もしく
は引張りラグと衝突しないブリッジ22のフランジに沿っ
た所定の位置に置く。図6は図5のトムトムドラムの取
付け用機材40が取付けられた側面図を示す。
図5と図6を参照すると、取付け用機材40をブリッジ
22にしっかりと固定された改良したC型締結具として示
す。前記取付け用機材の固定の様々な方法が利用できる
が、2つの皿受ぐりした小ねじ44を用いることができ
る。前記取付け用機材はブリッジ22のフランジに小ねじ
44で固定させたベース46が減る。小ねじ44は前記ベース
46の上面部47を通り、その後、前記フランジ23を通って
伸び、そこで前記ベース46の底部49にあるねじ込み孔に
ねじ込まれる。前記ベース46はブリッジ22のフランジ23
をほぼ取囲むが、曲面板20とは接触しない。取付けアー
ム孔51はベース46を通り、またブリッジ22を通って横方
向に伸びる。前記取付けアーム孔の下端は標準7/8イン
チ取付けアーム53に備わる従来型のキー部材(図示せ
ず)を嵌める構成にしたキー溝55を備える。これらはド
ラムが前記取付けアームの上で回転しないようにする。
クランプ48を前記標準取付け用アーム前記ベース46に
しっかりと固定するのに用いる。クランプ48はその下部
半分が標準取付け用アーム53の上に嵌まる弓形になって
いる。ベースとクランプ48の双方を航空機用アルミニウ
ムから製造し、その後それをクロムめっきする。これは
軟質でかつ強い。他の材料も使用できる。2つの締付け
引張り棒50は前記クランプ48を通って伸び、ベース46に
ある孔にねじ込まれる。各締付け引張り棒50は標準ドラ
ムキーにより締付けたりあるいは緩めたりできる端を有
す。ばね52はクランプ48とベースの間で締付け引張り棒
50を取囲む。ばね52は前記締付け引張り棒50がドラムの
使用中に振動で外れないようにするのに役立つ。
グースネック支柱54をベース46の上に取付けて支柱に
標準のグースネック58を配設する。グースネック支柱を
固定ボルト56により所定の場所に保持する。固定ボルト
56は標準のドラムキーの使用により締付けもしくは緩め
もできる。固定ボルト56をベース46にある孔にねじ込
む。グースネック58は長さが6インチ(約15.24cm)の
標準で、グースネック支柱54の上にねじ込むことができ
る。ドラムマイクロホン62を標準マイクロホンホルダー
60によりグースネック58に取付ける。
図7は内部マイクロホン台81と内部マイクロホン80の
部分断面図である。内部マイクロホン80を軟質内部グー
スネック82に取付けて、それをブリッジ22の内部に固定
する。内部グースネック82を使用者がドラムリムを標準
ドラムキーで簡単に取外すことにより位置決めできる。
前記内部マイクロホン80を内部電子回路86にマイクロホ
ンワイヤ84で電気的に接続する。マイクロホンワイヤ84
は内部マイクロホン80から、内部グースネック82を通
り、ブリッジ22を通り、取付け具46を通ってXLR台81
に、その後、前記内部電子回路86に侵入する。前記内部
電子回路86をそこでXLRジャック88の対応ピンに電気的
に接続する。
XLR台81をクロムめっきしてあったアルミニウム製で
ある。XLR台81を図5のベース46に直接取付ける。
内部マイクロホンの使用にはFETプリアンプを必要と
する。これは能動素子として周知である。電力を前記能
動電子工学に前記XLRジャック88を通し重信電力として
周知の方法で供給する。XLRジャック88の2点に36ない
し57ボルトの電位を印加する。工業標準規格は48ボルト
である。この重信電力は前記XLRジャック88に標準XLRケ
ーブルにより接続される混合盤もしくは他の供給源から
くる。このようにして、内部マイクロホン台81の内側に
は電源はない。それどころか、内部電子工学86をこの重
信電力を用いて前記内部マイクロホン80をドラム音に反
応して作動するよう設計する。
XLRジャック88は標準であって、様々な増幅およびレ
コーディング装置への接続を可能にする。XLRジャック8
8も電圧差を前記XLRピンを横切ってドラムトリガ信号に
変換する市場で入手できる回路構成に接続できる。この
ドラムトリガ信号をそこで抽出音、シーケンサと広範囲
の種類のMIDI装置と併用できる。数多い市販の楽器はXL
Rドラムトリガ入力を組込んでいる。
図8は本発明によるスネア・ドラム14の分解斜視図で
ある。前記スネア・ドラム本体もしくは曲面板65はなる
べくなら木材の単一片から機械加工することが好まし
い。別の例として、前記本体をその本体の上部および下
部半分を形成する2つの別々の木材片から、各々の木材
片を図1の支持縁断面と同一の外端になるように機械加
工して、前記2つの半分をその後、互いを接着して単一
片を形成して形成する。この後者の構成を、使用する木
工装置が前記本体の片方の端だけを一時に作業できる場
合に用いることができる。図1の曲面板20はスネア・ド
ラムの本体から脱離させたものである。スネア・ドラム
本体65の厚さは1−3/4インチ(約4.45cm)であるが厚
くも薄くもできる。スネア・ドラムの本体65の厚さはト
ムトムドラムの曲面板20より10倍以上も厚い。前記響線
を“パチパチ”鳴る音を発生させる設計にするので、嵩
高い本体が一層好ましい。本体用の木材はほとんどどん
な種類のものでもよく、曲げられないベイトウヒを含
む。他の材料例えばプラスチックもしくは金属も利用で
きる。スネア・ドラムは従来型のリム26を用いるが、そ
れは従来型のスネア・ドラム用台に置くことができる。
図8と図9を参照すると、ストレーナ63は引張りを前
記スネア・ドラムの底部ヘッドの誇る響線67に加えるト
グルクランプである。前記ストレーナ63を前記スネア・
ドラムの本体65に、この本体65を通って横方向に、走る
ストレーナボルト72により取付けられ、またその中のナ
ット74により取付ける。コード64をストレーナ63と導線
67に取付ける。前記コード64は底部導線リムの側面を通
った後、前記響線に接触する。
響線スパナボルト36は前記スネア・ドラムの側壁の全
長に亘って伸びる。響線スパナボルト36は本質的に図3
のスパナボルト32の長尺版である。前記響線スパナボル
ト36を皿座ぐりして他端でスパナナットにより固定す
る。響線スパナボルト36に孔をあけて各端にねじ山をつ
け引張り棒38をその中に挿入させる。上側で、引張り棒
28が座金30を通り、上部リム26を通って上側響線スパナ
ボルト36に侵入する。底側で、引張り棒28は座金30を通
り、底部リム28を通って響線スパナボルト36の底側に侵
入する。前記スネア・ドラムの底部リム68はコード64が
侵入して響線67を所定の位置に保持する側面に孔69を備
える。
引張り棒を前記本体の内側に取付けると、ずっと大き
くなる外径を有するより嵩高の本体が使えるようになる
ので、本発明に著しい有利性が与えられる。引張り棒が
本杯の外側に沿って走るドラムにおいては、本体の厚み
は、前記リムにある引張り棒の位置で決まる外周の限度
以上に増大させることはできない。
図10は図8と図9の組立スネア・ドラムの側立面図で
ある。一部分切欠いて響線取付けを示す底部リム68とヘ
ッド24と共にスネア・ドラム本体65を示す。ストレーナ
63をスネア・ドラム本体65の上に示して響線台の位置を
示す。響線台76は支持線42に形成された扇形で、これは
形状を強調するために誇張されたものである。事実、響
線台76は前記ブリッジに切込まれた弧で、支持縁42の回
りの周長にして3インチ(約7.62cm)である。前記切込
みの最深点は標準支持縁42の線の下1/8インチ(約0.32c
m)に拡がる。くぼませた響線台は響線をヘッドにでき
るだけ接近して位置決めして前記響線が共鳴するとヘッ
ドと係合させることができる。前記スネア・ドラムの底
部のヘッド24を響線台76にしっかり被せて引張るので、
前記ヘッドはそれでも前記響線に接するヘッド24と共振
する。
図11は標準トムトムドラムの分光化学分析である。図
12は本発明によるトムトムドラムの分光化学分析であ
る。横軸は1ブロック当り1/10秒の単位で時間を示すも
のであり、縦軸は1ブロック当り0.02ボルトの単位でエ
ネルギーを示すものである。電圧をマイクロホンで記録
し、各々のドラムを同等の力で叩いた。
この分光化学分析を記録したマイクロホンはドラムヘ
ッドを叩くことで発生した振動に相当する変動電圧を伝
達する。1単位時間当りの振動数は人の耳により音とし
て知覚できる。前記振動の大きさは人の耳に音量として
知覚できる。振動数が高ければ高いほど、音の高さも高
くなる。振動の大きさが大きければ大きいほど、音量は
高くなる。
時間の1単位当りの振動数はばらつきのない音を発生
させるためには一貫して同じ数にする必要がある。摩擦
による振動数の定減衰速度は耳に心地よいものである。
単位時間当りの振動数の不規則な減衰速度はドラムヘッ
ドの振動と矛盾するもう1つの力が共存することを示
す。別の力は、従来技術に見られるドラムヘッドとの同
期によるドラム曲面板の振動と言える。伝統的ドラム曲
面板は先に述べた減衰効果によりドラムヘッドとの同期
で振動できない。
標準トムトムドラム(図11)と本発明によるトムトム
ドラム(図12)に対するドラムヘッドの振動数を表2に
例記する: 表2 標準トムトムドラム 本発明のトムトムドラム 15 15 15 15 19 14 21 14 26 14 19 13 24 13 16 13 19 13 このようにして、本発明によるドラムは人の耳に心地
よい特徴を実証した。
両ドラムを非ラッカー仕上塗料で仕上げて、木材がヘ
ッド24と一層自由に共鳴させる。仕上げ塗料の第1の部
分は色味剤と組合せたステインである。色彩を用いるこ
とで、透明糖蜜色、淡い糖蜜色、中間糖蜜色、濃糖蜜
色、透明藍色、透明黒色、透明緑色、透明紫色、透明橙
色、透明ピンク色、透明赤色と透明黄色を含む様々な色
を達成できる。ステインを塗布してから仕上げ油の仕上
塗料を塗布する。仕上油はアマニ油もしくは同等の種類
の油であっても差支えない。

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドラムであって、 ・ドラムヘッド(24)をその外端で固定させる環状支持
    縁(42)と、該支持縁(42)全体に嵌まって、外周面に
    あるビード(25)が前記支持縁(42)から半径方向外側
    方向に配置されるようになるドラムヘッド(24)を備え
    る環状ブリッジ(22)と; ・前記環状ブリッジ(22)の外端全体に嵌まり、前記環
    状ブリッジに関して軸方向内側方向に摺動できるリム
    (26)と; ・該リム(26)の外面の回りに間隔をもたせて配置さ
    れ、前記リム(26)と前記リム(26)の内側に配置され
    た前記環状ブリッジ(22)とを所定の部分で結合し、前
    記リム(26)を前記環状ブリッジ(26)の内側へ押しつ
    けることによって、前記ドラムヘッド(24)をドラム上
    にピンと張ることができるように、前記環状ブリッジ
    (22)と前記リム(26)の間を締付ける複数の引張り棒
    (28)を備えたドラムヘッド引張り手段と; ・前記環状ブリッジ(22)の内面端に自由に取外しでき
    ない接着手段で接合され、該内面端から内側に伸び、か
    つその厚さが約3/4インチ(約1.91cm)以下である木で
    形成された環状共鳴曲面板(20)とよりなり、 前記ドラムヘッド(24)をピンと張るための引張り応力
    が、前記環状共鳴曲面板(20)にかかることなく前記環
    状ブリッジ(22)にかかるようにしたことで前記環状共
    鳴曲面板の音響効果を促進させたことを特徴とするドラ
    ム。
  2. 【請求項2】前記ドラムが前記曲面板の反対端に取付け
    られた第2のブリッジをさらに有し、他方のブリッジに
    取付けられた同じ方法でドラムとリムが前記第2のブリ
    ッジに取付けられることと、前記曲面板がヘッド引張り
    用硬質製品との接触による減衰もなく、また前記両ブリ
    ッジの間の圧縮もなく、前記ブリッジの間の反響を自由
    にさせることを特徴とする請求項1記載のドラム。
  3. 【請求項3】前記曲面板を木の多積層で形成し、その肉
    厚が約1/2インチ(約1.27cm)以下であることを特徴と
    する請求項1記載のドラム。
  4. 【請求項4】前記曲面板の肉厚が約1/4インチ(約0.64c
    m)以下であることを特徴とする請求項3記載のドラ
    ム。
  5. 【請求項5】前記曲面板の肉厚が約1/8インチ(約0.32c
    m)であることを特徴とする請求項1記載のドラム。
  6. 【請求項6】前記ブリッジを木材の適当な片で形成し、
    そのブリッジ縁が前記木材片の外端に機械加工された円
    形のうねであることを特徴とする請求項1記載のドラ
    ム。
  7. 【請求項7】前記木材片を積層木で形成し、その木材の
    積層が前記ドラムヘッドに平行の面となっていることを
    特徴とする請求項1記載のドラム。
  8. 【請求項8】前記ブリッジが前記リムと整合させた外側
    方向に伸びるフランジを備え、前記引張り部材が外面の
    回りのリムに接続されかつ前記ブリッジに沿って軸方向
    に伸びる複数の引張り棒からなり、前記ブリッジが前記
    ブリッジのフランジの外面の回りに前記引張り棒と整合
    させて取付けられた複数の嵌合い引張りラグを備え、前
    記引張り棒と引張りラグが前記引張り棒を前記引張りラ
    グに関して調整できる軸位置に圧締させ、前記引張り棒
    もしくは引張りラグが片方の軸位置を他方の軸位置に関
    し変える操作をして前記ドラムヘッドを前記ブリッジの
    上で締付けたり、あるいは緩めたりできるようにするこ
    とを特徴とする請求項1記載のドラム。
  9. 【請求項9】前記引張り棒の外側にねじ山を切り、前記
    引張りラグにある嵌合いねじ込み開口部に嵌まり、前記
    引張り棒が前記引張りラグに関し回転して前記ドラムヘ
    ッドの締付けあるいは緩めができることを特徴とする請
    求項8記載のドラム。
  10. 【請求項10】前記引張りラグは本体にしっかりと固定
    される内側にねじ山を切ったスパナボルトで、前記引張
    り棒をその中にねじ込めることを特徴とする請求項9記
    載のドラム。
  11. 【請求項11】前記曲面板の端で側壁部分が前記ブリッ
    ジの側壁部で嵌合い重複して、前記ブリッジの重複する
    部分と曲面板を互いに接着し、前記ブリッジに前記曲面
    板よりかなり厚味を持たせて本質的に硬質にし、一方前
    記曲面板を薄くしてそれが前記ドラムの演奏に容易に反
    応して振動させることを特徴とする請求項1記載のドラ
    ム。
  12. 【請求項12】前記曲面板の端が前記ブリッジの内端の
    所定の部分に隣接し、前記ブリッジの内端が前記曲面板
    の端に隣接する曲面板の側壁部分に重複しかつそれと嵌
    合う側壁部分を備え、前記ブリッジと前記曲面板の嵌合
    い側壁部分を同時に接着することを特徴とする請求項1
    記載のドラム。
  13. 【請求項13】前記ブリッジの側壁部分が前記曲面板の
    端の上に嵌合することを特徴とする請求項12記載のドラ
    ム。
  14. 【請求項14】前記ブリッジと曲面板を木材で形成しか
    つ前記曲面板を円周方向に伸びる木材の積層で形成し
    て、肉厚が約1/4インチ(約0.64cm)以下とし、また前
    記ブリッジを積層木で形成して、その層を前記ドラムの
    軸を横切る方向に配向させることを特徴とする請求項1
    記載のドラム。
  15. 【請求項15】前記ドラムが前記曲面板ではなくブリッ
    ジに取付けてドラムを所定の演奏位置に支えるドラム取
    付け手段をさらに有し、前記取付け手段の前記曲面板の
    反響音に与える影響を制限することを特徴とする請求項
    1記載のドラム。
  16. 【請求項16】前記ドラムが前記曲面板ではなく、前記
    ブリッジに取付けられた外部マイクロホンホルダーと、
    ねじ込み締結具により前記曲面板に取付けられたマイク
    ロホンとをさらに有することを特徴とする請求項1記載
    のドラム。
  17. 【請求項17】前記ドラムが曲面板からではなく前記ブ
    リッジからドラムの内側に懸垂された内部マイクロホン
    をさらに有し、前記ドラムの側壁を通って伸びる電気リ
    ードワイヤを備え、前記マイクロホンを音響増幅装置に
    電気接続させることを特徴とする請求項1記載のドラ
    ム。
  18. 【請求項18】ドラムヘッド(24)を装着したときに、
    打鳴らし器具による衝撃で可聴反響音を発生し、該可聴
    反響音は前記ドラムヘッド(24)から一次的に、またド
    ラムから二次的に発出し、前記可聴反響音の前記二次的
    な発出は前記ドラムヘッドが受けた衝撃からの前記一次
    的可聴反響音発出に反応して、該一次的可聴反響音発出
    と同時に生ずるようなドラムにおいて、 ・外縁がほぼ環状をなす支持面を有し、該環状支持面を
    その一部がドラムヘッド(24)内に収められて前記ドラ
    ムヘッド(24)を支持するように形成したほぼ環状をな
    すブリッジ(22)と; ・該環状ブリッジ(22)の前記ドラムヘッド支持面の反
    対面の端面に自由に取外しできない接着手段で接合さ
    れ、前記環状ブリッジ(22)から軸方向に離れて伸び、
    かつ前記ドラムヘッド(24)が受けた衝撃から発出する
    前記一次的可聴反響音に反応して可聴的に反響するよう
    に十分な薄さをもって形成される環状曲面板(20)と; ・前記ドラムヘッド(24)を前記環状ブリッジ(22)の
    支持面において緊張関係で、取外し自在に係合させるド
    ラムヘッドの引張り手段と; からなり、 ・前記環状ブリッジ(22)が前記支持面の内側の所定の
    位置で外側方向に突出するフランジ(23)をさらに備
    え; ・該フランジ(23)が、前記引張り手段を構成する複数
    の引張り棒(28)と係合する複数の引張り棒ラグ(31)
    をさらに備え; ・前記引張り棒(28)が、前記環状ブリッジ(22)の外
    端全体に嵌まり、かつドラムヘッドと係合するリム(2
    6)に係合し; ・前記引張り棒(28)を前記引張り棒ラグ(31)に調整
    自在に取付けて、前記ドラムヘッド(22)を前記環状支
    持面上に締め付けできるようにすることにより、ドラム
    ヘッド(22)が前記環状支持面において一杯に引き伸さ
    れて、衝撃に敏感なピンと張った状態を形成し; ・前記環状曲面板の前記ほぼ環状のブリッジと対向する
    端に接続された第2のほぼ環状のブリッジと、前記第2
    の環状支持面全体に引張って、緊張面を形成できる第2
    のドラムヘッドとをさらに有し; 前記第2の環状ブリッジが前記曲面板から軸方向に離れ
    て面する第2のほぼ環状の支持面を備え;該第2の環状
    支持面を第2のドラムヘッド内に収容する; よう構成することを特徴とするドラム。
  19. 【請求項19】ドラムヘッド(24)を装着したときに、
    打鳴らし器具による衝撃で可聴反響音を発生し、該可聴
    反響音は前記ドラムヘッド(24)から一次的に、またド
    ラムから二次的に発出し、前記可聴反響音の前記二次的
    な発出は前記ドラムヘッドが受けた衝撃からの前記一次
    的可聴反響音発出に反応して、該一次的可聴反響音発出
    と同時に生ずるようなドラムにおいて、 ・外縁がほぼ環状をなす環状支持面(42)を有し、該環
    状支持面(42)をその一部がドラムヘッド(24)内に収
    められて前記ドラムヘッド(24)を支持するように形成
    したほぼ環状をなす環状ブリッジ(22)と; ・該環状ブリッジ(22)の前記ドラムヘッド支持面の反
    対面の端面に自由に取外しできない接着手段で接合さ
    れ、前記環状ブリッジ(22)から軸方向に離れて伸び、
    かつ前記ドラムヘッド(24)が受けた衝撃から発出する
    前記一次的可聴反響音に反応して可聴的に反響するよう
    に十分な薄さをもって形成される環状曲面板(20)と; ・前記ドラムヘッド(24)を前記環状ブリッジ(22)の
    支持面において緊張関係で、取外し自在に係合させるド
    ラムヘッド(24)の引張り手段と; からなり、 ・前記ブリッジがその上で外側方向に伸びるブリッジフ
    ランジを備え、また前記ドラム支持取付け手段が前記ブ
    リッジフランジ全体にそれと嵌合い関係に嵌まり、かつ
    前記ブリッジフランジに取付けられたフランジからな
    り、 ・演奏場所でのドラム取付け手段を、環状曲面板(20)
    ではなく環状ブリッジ(22)でドラムを懸垂するよう
    に、ドラムの環状ブリッジ(24)に連結することにより
    前記曲面板(20)に及ぼされる僅かな反響音の減衰効果
    をも制止するようにしたことを特徴とするドラム。
  20. 【請求項20】前記取付け手段が: ・前記ブリッジのブリッジフランジ部分を取囲むくぼみ
    を中に備える取付け手段と; ・前記取付けフランジを前記ブリッジフランジに固定さ
    せるフランジ取付け手段と; ・前記取付け手段の中にあって標準トムトムアームを収
    容する開口部と: ・前記標準トムトムアームを、前記取付けフランジにあ
    る前記開口部に挿入してから所定の位置に保持する固定
    手段と: からなることを特徴とする請求項19記載のドラム。
  21. 【請求項21】前記フランジ固定手段が前記取付けフラ
    ンジと、前記フランジくぼみと前記ブリッジフランジを
    貫通して、前記取付けフランジの底部にあるねじ込み開
    口部に通り抜けるボルトであることを特徴とする請求項
    20記載のドラム。
  22. 【請求項22】前記取付け手段が、標準マイクロホン支
    柱を取付けてマイクロホンを保持するマイクロホン取付
    け手段からさらになることを特徴とする請求項19記載の
    ドラム。
  23. 【請求項23】ドラムヘッド(24)を装着したときに、
    打鳴らし器具による衝撃で可聴反響音を発生し、該可聴
    反響音は前記ドラムヘッド(24)から一次的に、またド
    ラムから二次的に発出し、前記可聴反響音の前記二次的
    な発出は前記ドラムヘッドが受けた衝撃からの前記一次
    的可聴反響音発出に反応して、前記一次的可聴反響音発
    出と同時に生ずるようなドラムにおいて、 ・外縁がほぼ環状をなす環状支持面を有し、該環状支持
    面をその一部がドラムヘッド(24)内に収められて該ド
    ラムヘッド(24)を支持するように形成したほぼ環状を
    なす環状ブリッジ(22)と; ・該環状ブリッジ(22)の前記ドラムヘッド支持面の反
    対面の端面に自由に取外しできない接着手段で接合さ
    れ、前記環状ブリッジ(22)から軸方向に離れて伸び、
    かつ前記ドラムヘッド(24)が受けた衝撃から発出する
    前記一次的可聴反響音に反応して可聴的に反響するよう
    に十分な薄さをもって形成される環状曲面板(20)と; ・前記ドラムヘッド(24)を前記環状ブリッジの支持面
    において緊張関係で、取外し自在に係合させるドラムヘ
    ッドの引張り手段と、 からなり、 前記環状ブリッジ(22)の内側に、ドラム内において前
    記曲面板から離間された位置で接続されるよう設置され
    ドラムにより発出した可聴反響音を検知し、それに応答
    する信号を出力する内部マイクロホンを取付け、マイク
    ロホン台が前記内部マイクロホンに電気接続されたマイ
    クロホン出力ジャックを備えたことを特徴とするドラ
    ム。
  24. 【請求項24】前記内部マイクロホンが前記ドラムの可
    聴反響音に比例した信号を出力し; ・前記マイクロホン台が前記マイクロホンと前記マイク
    ロホン出力ジャックの間に接続された増幅手段を含ん
    で、信号を増幅してから前記マイクロホン出力ジャック
    に到達させる; ことを特徴とする請求項23記載のドラム。
  25. 【請求項25】前記マイクロホン出力ジャックが電力を
    前記増幅手段に供給する手段を備えることを特徴とする
    請求項24記載のドラム。
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