JP2959606B2 - 論理接続データ格納方法 - Google Patents

論理接続データ格納方法

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JP2959606B2
JP2959606B2 JP4279600A JP27960092A JP2959606B2 JP 2959606 B2 JP2959606 B2 JP 2959606B2 JP 4279600 A JP4279600 A JP 4279600A JP 27960092 A JP27960092 A JP 27960092A JP 2959606 B2 JP2959606 B2 JP 2959606B2
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美弥子 野田
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLSIのレイアウト設計
における論理接続データの格納方法に係り、特に、階層
設計された論理接続データの階層展開情報の格納方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、LSIのレイアウト設計におい
ては、論理接続データは階層展開されていることが望ま
しい。しかしながら、階層設計された論理回路をレイア
ウトする際には、回路設計時の階層構造を反映させたレ
イアウトを行う必要がある。ある階層の中にあったコン
ポーネントは近くにまとまるように配置されなければな
らない。
【0003】このため、階層展開前の情報を持つ展開形
式の論理接続データを入力し、階層展開前の階層名、コ
ンポーネント名、ネット名などの情報をデータ構造に格
納してレイアウトに反映させている。
【0004】従来、階層展開前の情報をデータ構造に格
納する場合、階層展開前の上位の階層名をデリミタでつ
ないだ名前をコンポーネント名、ネット名としてデータ
構造に格納していた。
【0005】図5は従来の論理接続データ格納方法を示
すテーブルであり、このうち図5(a)はコンポーネン
トについてのテーブル1を示し、図5(b)はネットに
ついてのテーブル2を示す。この例では階層名をデリミ
タ『:』でつないでいる。すなわち、図5(a)におい
て『A001:B001:C001:X001』という
名前のコンポーネントは、階層展開前は階層『A00
1』の下の階層『B001』の下の階層『C001』の
下の『X001』という名前のコンポーネントであった
ことを表している。また、ネットについても同様であ
り、図5(b)において『A001:B001:C00
1:N001』という名前のネットは階層展開前は階層
『A001』の下の階層『B001』の下の階層『C0
01』の下の『N001』という名前のネットであった
ことを表している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
論理接続データ格納方法では、階層をつないだ名前を全
てのコンポーネントデータおよびネットデータがそれぞ
れ持っている。このため、論理接続データの規模が増大
し、階層構造が複雑になるに従い、これらのコンポーネ
ントデータやネットデータの名前を格納するためのメモ
リ量が増大する。また、コンポーネントやネットの名前
を参照するための処理時間もかかるという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、階層設計され
たLSIを設計するに際して、階層展開された論理接続
データを入力する手順と、入力した論理接続データにも
とづいて階層展開前の論理接続データの階層構造をツリ
ー形式で格納する手順と、前記入力した論理接続データ
のコンポーネントデータおよびネットデータをデータ構
造に格納する手順と、これらのコンポーネントデータお
よびネットデータと前記ツリー形式で表現されたデータ
構造との間にポインタを付加する手順を有することを特
徴とする。
【0008】
【作用】階層展開前の論理接続データをツリー形式のデ
ータ構造に格納し、各コンポーネントデータおよびネッ
トデータとこのツリー形式のデータ構造との間にポイン
タを付加する。その結果、コンポーネントデータおよび
ネットデータの名前を格納するためのメモリ量が減少す
るとともに、それらの名前を参照するための処理時間も
短縮される。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る論理接続データ格納方法
の一実施例について添付図面を参照して説明する。
【0010】図1は論理接続データ格納方法の処理の流
れを示すフローチャートである。まず、論理接続データ
を入力し(ステップS1)、次に階層展開前の階層名、
コンポーネント名、ネット名をツリー構造に格納する
(ステップS2)。一方、論理接続データに従ってコン
ポーネントデータやネットデータをデータ構造に格納す
る(ステップ3)。最後に、このコンポーネントデータ
やネットデータと前記ツリー構造との間をポインタで結
ぶ(ステップS4)。
【0011】図2および図3は上記実施例を説明するデ
ータ構造の説明図であり、このうち図2はツリー構造と
コンポーネントデータおよびネットデータのデータ構造
との関連を示す図である。符号3は階層展開前の階層名
およびコンポーネント名をツリー構造に格納した状態を
示し、符号4は階層展開前の階層名およびネット名をツ
リー構造に格納した状態を示す。また、符号5はデータ
構造に格納されたコンポーネントデータを示し、符号6
はデータ構造に格納されたネットデータを示す。さら
に、符号7はデータ構造に格納された端子データを示
す。
【0012】コンポーネントデータ5およびネットデー
タ6は端子データ7あるいは他の論理接続データとの間
にそれぞれポインタ8がはられる。また、コンポーネン
トのツリー構造3とコンポーネントデータ5との間にポ
インタ9がはられ、ネットのツリー構造4とネットデー
タ6との間にもポインタ9がはられる。
【0013】図3はテーブル構造を示す図であり、この
うち図3(a)はコンポーネントのツリー構造10のテ
ーブルを示し、図3(b)はネットのツリー構造11の
テーブルを示す。これらのツリー構造のテーブル10、
11に階層展開前の階層名を格納し、親子関係をポイン
タでつないでいる。また、図3(c)は論理接続データ
のコンポーネントデータ5のテーブルを示し、図3
(d)は論理接続データのネットデータ6のテーブルを
示す。論理接続データのコンポーネントデータ5のテー
ブル、ネットデータ6のテーブルの名前を格納する部分
は各ツリー構造のテーブルへのポインタとなっている。
【0014】このように、上記実施例によれば、階層展
開前の論理接続データの階層構造をツリー形式のデータ
構造に格納し、コンポーネントデータおよびネットデー
タとの間にポインタを付加したから、従来のように階層
展開名を全てのコンポーネントデータ、ネットデータが
持つ場合に比較して、メモリ量を大幅に削減することが
できる。特に論理接続データの規模が大規模化し、階層
構造が複雑になるほど効果が著しい。
【0015】図4は上記実施例において入力した論理接
続データの階層展開前の構造12を示す図である。階層
Aの下に階層C、Dが、階層Bの下に階層E、Fがあ
り、階層C、D、E、Fの下にはそれぞれコンポーネン
トが10個ずつ含まれている。
【0016】このとき、仮に階層Eの下のコンポーネン
トを参照する処理を行うとすると、図6に示す従来のテ
ーブル構造では、コンポーネントデータ13のポインタ
名を順番に文字列比較を行うので、最悪の場合は40回
の文字列比較が必要になる。これに対し、上記実施例で
はツリー構造を生成するので、ツリー構造の最上位から
階層名を探索していき階層Eが見つかったらその子供の
分だけコンポーネントデータを参照すればよいので文字
列比較は最悪の場合でもでも6回で済む。したがって、
上記実施例によれば、名前を参照する場合の処理時間を
大幅に短縮することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は階層展開
前の論理接続データの階層構造をツリー形式に格納し、
コンポーネントデータおよびネットデータとの間にポイ
ンタを付加することにより、使用メモリ量を削減させる
ことができ、また処理時間を大幅に短縮することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る論理接続データ格納方法の一実施
例における処理の流れを示すフローチャートである。
【図2】上記実施例におけるツリー構造とコンポーネン
トデータおよびネットデータのデータ構造との関連を示
す図である。
【図3】上記実施例のテーブル構造を示す図であり、こ
のうち(a)はコンポーネントのツリー構造のテーブル
を示し、(b)はネットのツリー構造のテーブルを示
し、(c)は論理接続データのコンポーネントデータの
テーブルを示し、(d)は論理接続データのネットデー
タのテーブルを示す。
【図4】上記実施例において入力した論理接続データの
階層展開前の構造を示す図である。
【図5】従来の論理接続データ格納方法を示すテーブル
構造を示す図である。
【図6】従来の論理接続データ格納方法を示すテーブル
構造を示す図である。
【符号の説明】
1 コンポーネントデータを格納するテーブル 2 ネットデータを格納するテーブル 3 階層展開前の階層名およびコンポーネント名をツリ
ー構造に格納した状態 4 階層展開前の階層名およびネット名をツリー構造に
格納した状態 5 データ構造に格納されたコンポーネントデータ 6 データ構造に格納されたネットデータ 7 データ構造に格納された端子データ 8 コンポーネントデータおよびネットデータと端子デ
ータとの間にはられたポインタ 9 コンポーネントデータおよびネットデータとツリー
構造との間にはられたポインタ 10 コンポーネントのツリー構造を表すテーブル 11 ネットのツリー構造を表すテーブル 12 論理接続データの階層展開前の構造

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層設計されたLSIを設計するに際し
    て、階層展開された論理接続データを入力する手順と、
    入力した論理接続データにもとづいて階層展開前の論理
    接続データの階層構造をツリー形式で格納する手順と、
    前記入力した論理接続データのコンポーネントデータお
    よびネットデータをデータ構造に格納する手順と、これ
    らのコンポーネントデータおよびネットデータと前記ツ
    リー形式で表現されたデータ構造との間にポインタを付
    加する手順を有することを特徴とする論理接続データ格
    納方法。
JP4279600A 1992-10-19 1992-10-19 論理接続データ格納方法 Expired - Lifetime JP2959606B2 (ja)

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JPH06131413A JPH06131413A (ja) 1994-05-13
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