JP2959513B2 - 集積回路設計フロー生成システム - Google Patents

集積回路設計フロー生成システム

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JP2959513B2
JP2959513B2 JP9068165A JP6816597A JP2959513B2 JP 2959513 B2 JP2959513 B2 JP 2959513B2 JP 9068165 A JP9068165 A JP 9068165A JP 6816597 A JP6816597 A JP 6816597A JP 2959513 B2 JP2959513 B2 JP 2959513B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路設計フロ
ー生成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】今日の集積回路の設計では、CADを主
体とした設計を行っており、複数のCADプログラムを
組み合わせて設計を進める。昨今では、これら複数のプ
ログラムの実行を容易にするために、ワークフローシス
テム上でプログラムを実行させている。
【0003】ここで述べるワークフローシステムとは、
集積回路設計の各過程で使用されるCADプログラムま
たはひとまとまりの機能を備える複数のCADプログラ
ムを、それらを実行する仕組みを備えるアイコンに対応
させる。それらアイコンを流れ図の中の要素として配置
し、かつ実行手順を示すための配線を有した流れ図すな
わち設計フローとして表示する。そして、利用者が、表
示された流れ図の手順に従ってアイコンを操作すること
によって、CADプログラムの実行を行う仕組みを有す
るシステムである。
【0004】ワークフローシステム上で表示される設計
フローは、設計フロー定義ファイルに、流れ図のアイコ
ンと、配線の座標情報と、表示するための図形情報と、
各アイコンが起動するCADプログラムとを定義し、そ
れらをワークフロープログラムが読み込むことによって
設計フローを表示し、CADプログラムの実行を可能と
していた。この設計フローを作成するためには、従来
は、設計フロー定義ファイルを手動で作成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】集積回路の設計におい
ては、使用するCADプログラムや使用する目的は、各
部門、製品の種類によってさまざまである。また、同じ
機能を備えるCADプログラムも複数存在するので、ど
のプログラムを選ぶかは利用者の環境に依存する。した
がって、設計の目的は同じでも、設計フローは幾種類も
存在する。ワークフローシステムがこれらの全てに対応
するためには、全てのケースについて設計フロー定義フ
ァイルを用意する必要がある。1つでも使用するCAD
プログラムが異なるならば、別の設計フローを提供しな
ければならないのである。
【0006】しかし、これは非現実的である。実際に
は、その部門の設計手順やCADプログラムが多少異な
っていても対応がとれるように、使用する可能性のある
CADプログラムを全て実行することができるような設
計フローを数種類定義しておくことによって、膨大な数
の設計フローを作成することを回避してきた。この場合
の問題点として、以下の2点がある。 1.設計フロー定義ファイルを、使用する利用者の環境
に応じて作成しなければならないので、複数の設計フロ
ー定義ファイルを作成しなければならず、作成の工数が
かかる。 2.設計フロー定義ファイル内に、利用者が決して利用
しないCADプログラムや設計手順が存在するので、設
計フローの表示がわかりにくくなる。そのため、利用者
が、自分が使用する部分を把握しにくくなったり、間違
って別のCADプログラムを実行してしまうというミス
が生じる。
【0007】本発明の目的は、最適なCADプログラム
の選択および実行手順の決定によって、利用者に最適な
設計フロー自動生成システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の集積回路設計フ
ロー生成システムは、集積回路設計の各過程で使用され
るCADプログラムを、該CADプログラムを実行する
アイコンに対応させ、該アイコンを設計フローの中に配
置して表示し、該アイコンの実行順序を示す配線を該設
計フローに表示し、利用者が表示された該設計フローの
実行順序に従って該アイコンを操作してCADプログラ
ムの実行を行う集積回路設計のワークフローシステムで
あって、表示部と、入力手段と、演算処理部と、記憶部
とを有し、該演算処理部が、質問表示・回答格納手段
と、使用アイコン決定手段と、アイコン接続関係決定手
段と、アイコン配置配線座標値決定手段とを備え、該記
憶部が、質問選択データ格納部と、回答格納部と、アイ
コン選択ルール格納部と、選択アイコン格納部と、アイ
コン入出力条件定義データ格納部と、アイコン接続情報
格納部と、座標情報格納部と、設計フロー定義データ格
納部とを備え、該質問表示・回答格納手段が、該質問選
択データ格納部に格納されている質問選択データから利
用者への質問を生成して該表示部に表示し、該質問に対
して該利用者が該入力手段から入力した回答を回答情報
として該回答格納部に格納し、該使用アイコン決定手段
が、該アイコン選択ルール格納部に格納されているアイ
コン選択ルールに従って、該回答格納部に格納された該
回答情報が必要とするアイコンを選択して、該選択アイ
コン格納部に格納し、該アイコン接続関係決定手段が、
該選択アイコン格納部に格納されたアイコン名と該アイ
コン入出力条件定義データ格納部に格納されているアイ
コン入出力条件定義データとを用いて、使用する該アイ
コンの接続関係を決定して、該アイコン接続情報格納部
に格納し、該アイコン配置配線座標値決定手段が、該ア
イコン接続情報格納部に格納されている該アイコンの接
続関係と該座標情報格納部に格納されている該表示部の
最大座標領域情報とを用いて、該アイコンの配置および
配線の座標値を決定して、該設計フロー定義データ格納
部に格納し、該表示部を介して該利用者に質問を行い、
該入力手段から入力された該利用者からの回答を用い
て、該アイコン選択ルールを用いて使用する該アイコン
を選択し、該アイコン入出力条件定義データを用いて使
用する該アイコンの接続関係を決定する。
【0009】上記本発明の集積回路設計フロー生成シス
テムは、前記選択アイコン格納部が、前記アイコン名と
ともに該アイコンを実行する順序を示す実行順序番号を
格納し、前記アイコン接続関係決定手段が、該選択アイ
コン格納部に格納されたアイコン名と、前記アイコン入
出力条件定義データ格納部に格納されているアイコン入
出力条件定義データと、該実行順序番号とを用いて、使
用するアイコンの実行順序を決定して、前記アイコン接
続情報格納部に格納することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0011】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態における集積回路設計フロー生成システ
ムの構成を示すブロック図である。図1に示した集積回
路設計フロー生成システムは、ディスプレイ装置等の表
示部1と、キーボード、マウス等の入力手段2と、演算
処理部3と、外部記憶装置、メモリ上の記憶装置等の記
憶部4とを含む構成となっている。
【0012】演算処理部3は、質問表示・回答格納手段
31と、使用アイコン決定手段32と、アイコン接続関
係決定手段33とアイコン配置配線座標値決定手段34
とを備える構成となっている。
【0013】記憶部4は、質問選択データ格納部41
と、回答格納部42と、アイコン選択ルール格納部43
と、選択アイコン格納部44と、アイコン入出力条件定
義データ格納部45と、アイコン接続情報格納部46
と、座標情報格納部47と、設計フロー定義データ格納
部48とを備える構成となっている。
【0014】図2は、図1に示した質問選択データ格納
部に格納される内容の一例を示す図である。図2に示し
た質問選択データ格納部41は、質問番号61と、表示
する質問内容62と、選択肢63と、回答を入力する変
数名64とを有する。このような構成を有する質問選択
データ格納部41は、アイコンを選択するために利用者
に行う質問および利用者からの回答を入力する記憶場所
(アドレス)を格納する。
【0015】図2に示した質問番号61の1:におい
て、text部分の「回路図エントリは何ですか?」
が、表示部1に表示される質問内容62であり、sel
ect部分の「1.DA」および「2.VDRAW」
が、利用者が回答する選択肢63であり、value部
分の「$Design」が、利用者が入力した選択肢6
3の値を格納する変数名64である。変数としては、複
数の値を格納することができる。
【0016】質問表示・回答格納手段31は、質問選択
データ格納部41に格納されている利用者への質問を表
示部1に表示し、質問に対して利用者が入力手段2を介
して入力した回答を回答格納部42に出力する。質問
は、使用するアイコンを決定する際に必要な情報を得る
ためのものである。回答格納部42は、利用者が回答し
た情報を質問表示・回答格納手段31から得て格納す
る。
【0017】図3は、図1に示したアイコン選択ルール
格納部の内容の一例を示す図である。図3に示したアイ
コン選択ルール格納部43は、アイコンの実行順序を示
す実行順序番号71と、アイコンを選択するためのアイ
コン選択条件72とを有する。ただし、第1の実施の形
態においては、実行順序番号71は使用しない。このよ
うな構成を有するアイコン選択ルール格納部43は、設
計フローで使用するアイコンを、回答格納部42に格納
されている回答情報を用いて選択するためのアイコン選
択ルールを格納する。
【0018】使用アイコン決定手段32は、回答格納部
42に格納された利用者の回答情報およびアイコン選択
ルール格納部43に格納されているアイコン選択ルール
を用いて、設計フローで使用するのに最適なアイコンを
選択し、選択したアイコンを選択アイコン格納部44に
出力する。選択アイコン格納部44は、使用アイコン決
定手段32で決定されたアイコンを格納する。
【0019】図4は、図1に示したアイコン入出力条件
定義データ格納部の内容の一例を示す図である。図4に
示したアイコン入出力条件定義データ格納部45は、ア
イコン名81と、そのアイコンの形状情報82と、アイ
コンが起動するCADプログラム情報83と、入力条件
および出力条件84とを有する。ここで、入力条件およ
び出力条件84は、アイコンに入出力されるデータとし
ても良いし、そのアイコンの直前および直後に行うべき
手順としても良い。このような構成を有するアイコン入
出力条件定義データ格納部45は、選択される候補とな
るアイコンの入出力条件定義データを格納する。
【0020】図4に示したアイコン名81のA:におい
て、アイコンAの形状情報82は、「commonIc
on4」で定義される形状を示しており、CADプログ
ラム情報83によって、「da」というCADプログラ
ムの起動を行う。アイコンAは、入力条件として「ST
ART」を備え、出力条件として「a」を備える。この
アイコンAの出力「a」を入力とするアイコン、すなわ
ちアイコンD,E,Fが、アイコンAの実行後に実行す
ることができるアイコンである。
【0021】アイコン接続関係決定手段33は、選択ア
イコン格納部44に格納されたアイコン名およびアイコ
ン入出力条件定義データ格納部45に格納されているア
イコン入出力条件定義データを用いてアイコンの入出力
関係を検索し、選択した複数のアイコンの接続関係を決
定する。そして、決定した接続関係に従って、アイコン
の実行順序を各実行順序単位でアイコン接続情報格納部
46に出力する。
【0022】図5は、図1に示したアイコン接続情報格
納部の内容の一例を示す図である。図5に示したアイコ
ン接続情報格納部46は、選択したアイコンと、そのア
イコンの実行順序とを有する。このような構成を有する
アイコン接続情報格納部46は、アイコン接続関係決定
手段33においてアイコンの入出力条件定義データから
決定されたアイコンの実行順序を、各実行順序単位で格
納する。
【0023】座標情報格納部47は、設計フローを表示
部に表示させるために必要な最大座標領域情報を格納す
る。
【0024】アイコン配置配線座標値決定手段34は、
アイコン接続情報格納部46に格納されたアイコンの実
行順序の情報および座標情報格納部47に格納されてい
る最大座標領域情報を用いて、選択したアイコンの配置
および実行順序の配線の始点および終点の座標値を決定
し、設計フロー定義データ格納部48に出力する。
【0025】図6は、図1に示したアイコン配置配線座
標値決定手段の動作を示すフローチャートである。図6
に示したアイコンの配置配線座標値決定手段34の動作
を説明する。アイコン接続情報格納部46の選択された
アイコンの情報から、各実行順序の同一の深さを備える
もの同士の種類の合計を比較し、X軸方向に並ぶアイコ
ンの数の最大値を求める(S51)。アイコン接続情報
格納部46の各実行順序の情報から、Y軸方向に並ぶア
イコンの数の最大値を求める(S52)。座標情報格納
部47に格納された、表示する座標領域のX方向とY方
向との取り得る座標値を取得し、表示する座標領域のX
方向とY方向とをそれぞれ並び得る最大のアイコンの数
で分割し、それぞれ分割してできたマスの基準座標値を
求める。この基準座標値にアイコンを配置する(S5
3)。アイコン接続情報格納部46の各実行順序群の接
続関係から、配置するアイコンの座標値とアイコンを配
線するための始点および終点の座標値とを決定する(S
54)。決定されたアイコンの座標値と、配線の始点お
よび終点の座標値とを、設計フロー定義データ格納部4
8に格納する(S55)。設計フロー定義データ格納部
48に格納した後は、従来と同様の技術によって、ワー
クフローシステムとして設計フローを動作させることが
できる。
【0026】図7は、図1に示した設計フロー定義デー
タ格納部の内容の一例を示す図である。図7に示した設
計フロー定義データ格納部48は、GRPにおいて、
「POSXn」、「POSYn」(n=1,2)は配線
の始点および終点の座標値を示している。また、PKG
において、「COMMENT」はアイコン名を示してお
り、「UPICON」はアイコン形状を決定する名称を
示しており、「ACTION」はアイコンが実行するC
ADプログラム名を示しており、「POSX」、「PO
SY」はアイコンが配置される座標値を示している。こ
のような構成を有する設計フロー定義データ格納部48
は、ワークフローシステムが設計フローを表示部1に表
示させるために必要な情報を格納する。
【0027】図8は、第1の実施の形態において自動生
成された設計フローを示す図であり、図1のシステムを
用いて図2ないし図6によって自動生成した図7に示す
設計フロー定義データ格納部の情報を、従来と同様の技
術によって表示部に表示させた設計フローである。
【0028】図8を用いて、第1の実施の形態の動作を
説明する。図2に示した質問番号1:の質問内容62を
質問表示・回答格納手段31を用いて表示部1に表示
し、利用者が入力手段2を用いて「1.DA」を入力し
たとすると、回答格納部42の「$Design」とい
う変数名64には、「DA」という値が格納される。
【0029】図3に示した実行順序番号71の1:にお
いて、アイコン選択条件72は、変数名「$Desig
n」の値が「DA」ならばアイコンAを選択し、「$D
esign」の値が「Vdraw」ならばアイコンBを
選択するということを示している。このアイコン選択ル
ールに従って、図2に示した変数名64に対応して使用
するアイコンを選択していく。
【0030】使用アイコン決定手段32は、変数名「$
Design」の値が「DA」である場合には、図3に
示した実行順序番号1:のアイコン選択条件72に従っ
て、アイコンAを選択する。選択したアイコンは、選択
アイコン格納部44に格納される。
【0031】アイコン接続関係決定手段33において選
択されたアイコンが、A,C,D,E,F,J,Kであ
ったとすると、図4に示したルールに従って、(A,
C)→D→J、(A,C)→E→K、A→F→Lと
いう3つの実行手順群が決定される。この情報をアイコ
ン接続情報格納部46に格納する。
【0032】図5に示したアイコン接続情報格納部46
は、独立した3つの実行手順を持っている。そのうちの
実行手順例(A,C)→D→Jは、アイコンAおよびア
イコンCを実行後、アイコンDを実行し、その後アイコ
ンJを実行するという手順を表している。このとき、ア
イコンAとアイコンCとは、どちらを先に実行しても良
く、並列の関係を示している。
【0033】図5に示した3つの実行手順群において、
各実行順序の同一の深さを備えるもの同士のアイコンの
種類は、深さ1ではA,Cの2種類であり、深さ2では
D,E,Fの3種類であり、深さ3ではJ,K,Lの3
種類である。このため、アイコンの種類の合計の最大値
は3となる。
【0034】アイコン配置配線座標値決定手段34にお
いて、アイコンの配置および実行順序の配線の座標値を
求める。初めに、図5に示したアイコン接続情報格納部
46の選択したアイコンの情報から、深さが同じアイコ
ンの種類数(X軸方向に並ぶアイコン数)の最大値は3
となり、深さ(Y軸方向に並ぶアイコン数)の最大値は
3となるので、X方向とY方向とを9分割し、各々のマ
スにアイコンが配置されるように、分割したマスの基準
座標値を求める。この基準座標値にアイコンを配置す
る。次に、図5に示したアイコン接続情報格納部46の
各実行順序群の接続関係から、配置するアイコンの座標
値とアイコンを配線するための始点および終点の座標値
とを決定する。
【0035】このようにして決定されたアイコンの座標
値と配線の始点および終点の座標値とを、設計フロー定
義データ格納部48に格納する。設計フロー定義データ
格納部48に格納した後は、従来と同様の技術によっ
て、ワークフローシステムとして設計フローを動作させ
ることができる。
【0036】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態の動作を図面を参照して詳細に説明する。
【0037】図9は、第2の実施の形態において自動生
成された設計フローを示す図であり、自動生成された設
計フロー定義データ格納部48の情報を、従来と同様の
技術によって表示部に表示させた設計フローである。
【0038】第2の実施の形態において、第1の実施の
形態と異なる点を説明する。図9においては、図1に示
した使用アイコン決定手段32は、設計フローで使用す
るのに最適なアイコンを選択して選択アイコン格納部4
4に格納する際に、設計フローの深さの情報を持たせ
る。すなわち、図3に示した実行順序番号71を、第2
の実施の形態においてはアイコンを実行する順番として
用いる。これを実行順序番号71*として、選択したア
イコン名と共に選択アイコン格納部44に格納する。す
なわち、A(1)、C(2)、D(3)等として格納す
る。
【0039】アイコンの接続関係決定手段33は、選択
アイコン格納部44に格納されているアイコン名および
実行順序番号71*を取り出し、実行順序番号71*お
よびアイコン入出力条件定義データ格納部45に格納さ
れているアイコンの入出力条件定義データを用いて、ア
イコンの接続関係を決定する。第1の実施の形態と同様
に図6に示したアイコンが選択された場合には、A→
C→D→J、A→C→E→K、A→F→Lの3つの
実行順序群が決定される。この場合、アイコン入出力条
件定義データ格納部45に格納されているアイコンの入
出力条件定義データにはアイコンAからアイコンCへの
条件が定義されていないが、選択アイコン格納部44に
格納された実行順序番号71*から「アイコンCはアイ
コンAを実行した後に実行する」という情報が得られる
ので、アイコンAとアイコンCとは第1の実施の形態の
ような並列の関係にはならず、シリアルな関係となる。
【0040】アイコンの配置配線座標値決定手順34
は、表示する領域座標のY方向を分割する際には、選択
アイコン格納部44に格納された設計フローの実行の順
番の最大値で分割し、設計フローの実行の順番の位置に
配置されるように、アイコンの座標値を決定する。配線
については、第1の実施の形態と同様の手順で座標値が
決定される。
【0041】
【発明の効果】第1の効果は、あらゆる場合に応じた設
計フローをあらかじめ作成する必要がなく、利用者に最
適な設計フローを提供することができるということであ
る。その理由は、アイコン選択ルール格納部に格納して
あるアイコン選択ルールに従って、必要とするCADプ
ログラムを起動するアイコンのみを選択して選択アイコ
ン格納部に格納し、アイコン入出力条件定義データ格納
部に格納してあるアイコン入出力条件定義データを用い
てアイコンの実行順序を決定し、設計フローを自動生成
するからである。
【0042】第2の効果は、利用者が表示部を見て、必
要なCADプログラムを選択して最適な順序で実行する
ことができ、間違ったCADプログラムを実行したり間
違った順序で実行することがなくなり、効率的に作業を
行うことができるということである。その理由は、必要
とするアイコンを表示部に表示して、配置するアイコン
の座標および配線の始点・終点の座標を自動的に決定す
るからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における集積回路設
計フロー生成システムの構成を示すブロック図
【図2】図1に示した質問選択データ格納部に格納され
る内容の一例を示す図
【図3】図1に示したアイコン選択ルール格納部の内容
の一例を示す図
【図4】図1に示したアイコン入出力条件定義データ格
納部の内容の一例を示す図
【図5】図1に示したアイコン接続情報格納部の内容の
一例を示す図
【図6】図1に示したアイコン配置配線座標値決定手段
の動作を示すフローチャート
【図7】図1に示した設計フロー定義データ格納部の内
容の一例を示す図
【図8】第1の実施の形態において自動生成された設計
フローを示す図
【図9】第2の実施の形態において自動生成された設計
フローを示す図
【符号の説明】
1 表示部 2 入力手段 3 演算処理部 31 質問表示・回答格納手段 32 使用アイコン決定手段 33 アイコン接続関係決定手段 34 アイコン配置配線座標値決定手段 4 記憶部 41 質問選択データ格納部 42 回答格納部 43 アイコン選択ルール格納部 44 選択アイコン格納部 45 アイコン入出力条件定義データ格納部 46 アイコン接続情報格納部 47 座標情報格納部 48 設計フロー定義データ格納部 61 質問番号 62 質問内容 63 選択肢 64 変数名 71 実行順序番号 72 アイコン選択条件 81 アイコン名 82 形状情報 83 CADプログラム情報 84 入力条件および出力条件 91,101 アイコン 92,102 配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−228493(JP,A) 特開 平9−128222(JP,A) 特開 平9−62530(JP,A) 特開 平8−287157(JP,A) 山田裕昭、外4名,”STAR OF FICE/ワークフロー”,NEC技 報,株式会社NECクリエイティブ,平 成8年4月,第49巻,第4号,p.17− 21 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/50 G06F 9/06 530 G06F 3/00 G06F 3/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路設計の各過程で使用されるCA
    Dプログラムを、該CADプログラムを実行するアイコ
    ンに対応させ、該アイコンを設計フローの中に配置して
    表示し、該アイコンの実行順序を示す配線を該設計フロ
    ーに表示し、利用者が表示された該設計フローの実行順
    序に従って該アイコンを操作してCADプログラムの実
    行を行う集積回路設計のワークフローシステムにおい
    て、 表示部と、入力手段と、演算処理部と、記憶部とを有
    し、 該演算処理部が、質問表示・回答格納手段と、使用アイ
    コン決定手段と、アイコン接続関係決定手段と、アイコ
    ン配置配線座標値決定手段とを備え、 該記憶部が、質問選択データ格納部と、回答格納部と、
    アイコン選択ルール格納部と、選択アイコン格納部と、
    アイコン入出力条件定義データ格納部と、アイコン接続
    情報格納部と、座標情報格納部と、設計フロー定義デー
    タ格納部とを備え、 該質問表示・回答格納手段が、該質問選択データ格納部
    に格納されている質問選択データから利用者への質問を
    生成して該表示部に表示し、該質問に対して該利用者が
    該入力手段から入力した回答を回答情報として該回答格
    納部に格納し、 該使用アイコン決定手段が、該アイコン選択ルール格納
    部に格納されているアイコン選択ルールに従って、該回
    答格納部に格納された該回答情報が必要とするアイコン
    を選択して、該選択アイコン格納部に格納し、 該アイコン接続関係決定手段が、該選択アイコン格納部
    に格納されたアイコン名と該アイコン入出力条件定義デ
    ータ格納部に格納されているアイコン入出力条件定義デ
    ータとを用いて、使用する該アイコンの接続関係を決定
    して、該アイコン接続情報格納部に格納し、 該アイコン配置配線座標値決定手段が、該アイコン接続
    情報格納部に格納されている該アイコンの接続関係と該
    座標情報格納部に格納されている該表示部の最大座標領
    域情報とを用いて、該アイコンの配置および配線の座標
    値を決定して、該設計フロー定義データ格納部に格納
    し、 該表示部を介して該利用者に質問を行い、該入力手段か
    ら入力された該利用者からの回答を用いて、該アイコン
    選択ルールを用いて使用する該アイコンを選択し、該ア
    イコン入出力条件定義データを用いて使用する該アイコ
    ンの接続関係を決定する、集積回路設計フロー生成シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記選択アイコン格納部が、前記アイコ
    ン名とともに該アイコンを実行する順序を示す実行順序
    番号を格納し、 前記アイコン接続関係決定手段が、該選択アイコン格納
    部に格納されたアイコン名と、前記アイコン入出力条件
    定義データ格納部に格納されているアイコン入出力条件
    定義データと、該実行順序番号とを用いて、使用するア
    イコンの実行順序を決定して、前記アイコン接続情報格
    納部に格納する、請求項1に記載の集積回路設計フロー
    生成システム。
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山田裕昭、外4名,"STAR OFFICE/ワークフロー",NEC技報,株式会社NECクリエイティブ,平成8年4月,第49巻,第4号,p.17−21

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