JP2956874B2 - 外付電話を備えたファクシミリ装置 - Google Patents

外付電話を備えたファクシミリ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外付電話を備えたファ
クシミリ装置に関し、特に通信回線に設けた1つの電流
センサから出力されるアナログ信号やデジタル信号を、
付属電話の音声増幅に関する音声増幅信号や外付電話の
使用状態信号などに適用するようにしたものに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に、2線式の通信回線(電
話回線)に接続され、画像記録機構や画像読取り機構を
備えたファクシミリ装置は、ファクシミリ装置本体に標
準装備としての付属電話が設けられている。そして、例
えば、図5に示すように、ファクシミリ装置100には
送受信回路120が設けられ、この送受信回路120に
は、画像記録・読取り機構165からの読取り画像信号
や付属電話のハンドセット130に設けたマイク131
からの電話信号を通信回線TLに出力し、また通信回線
TLから受信した画像記録信号を画像記録・読取り機構
165に出力したり、受信した電話信号をハンドセット
130に設けたスピーカ132から音声を出力する為
に、その通信回線TLに回線トランス110を介して2
線−4線変換回路121が設けられるとともに、この2
線−4線変換回路121に、ファクシミリ通信と電話通
信とを切換える為の通信切換えスイッチ122が設けら
れ、この通信切換えスイッチ122の電話通信側には、
音声信号を出力する為の送信アンプ123と受信する為
の受信アンプ124とが設けられている。
【0003】そして、回線電流Iつまり受信した電話信
号の信号レベルは、電話局までの通信回線TLの線路長
に応じて変化することから、付属電話の為の送信アンプ
123や受信アンプ124の各々には、これらアンプの
増幅率(ゲイン)を制御する自動ゲイン制御回路(AG
C回路)125・127が設けられ、これら自動ゲイン
制御回路125・127は、通信回線TLに設けられた
フォトカプラ102で検出された回線電流Iの大きさ信
号に応じて増幅制御するようになっている。
【0004】更に、このファクシミリ装置100に、そ
の付属電話とは別の外付電話170が接続可能になって
いる場合には、その通信回線TLには、これらファクシ
ミリ通信及び付属電話による電話通信とを含む標準通信
と、外付電話170による外付電話通信とを切換える為
の外付電話切換えスイッチ160が介設されている。そ
して、この外付電話切換えスイッチ160の外付電話回
線L110には、外付電話170が使用されているか否
かを検出する為に、回線電流Iが生じたときにリレー接
点が閉成されるリードリレー104が設けられ、このリ
ードリレー104からの外付電話使用状態信号(「L」
レベル信号)は制御装置164に出力される。
【0005】ところで、その外付電話回線L110に
は、通信回線TLの通信信号をモニターする為に、高イ
ンピーダンスを有する結合トランス103が接続され、
この結合トランス103からのモニター信号は増幅器1
62を介して制御装置164の通信用モデム163に供
給される。そして、例えば、外付電話切換えスイッチ1
60が外付電話170側に切換えられている場合に、外
付電話170の留守番電話機能が起動した際に、画像記
録信号を受信したときには、画像記録信号に先行するコ
ーリング信号(CNG信号)が通信用モデム163で解
析され、外付電話切換えスイッチ160が送受信回路側
に切換えられるとともに、通信切換えスイッチ122が
ファクシミリ通信側に切換えられ、受信した画像記録信
号が画像記録・読取り機構165で記録用紙に記録され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、外付電話を備えたファクシミリ装置において
は、図5に示すように、付属電話の為の送信アンプ12
3や受信アンプ124に設けられた自動ゲイン制御回路
125・127を作動させる回線電流Iの大きさ信号を
発生するフォトカプラ102を必要とし、また、外付電
話170の使用状態を検出する為にリードリレー104
を必要とするとともに、通信回線TLの通信信号をモニ
ターする為の結合トランス103を必要とすることか
ら、ファクシミリ通信と電話通信の切換え制御の為の部
品点数が増加し且つファクシミリ装置が大型化するとと
もに、これら多数の部品の組付け作業が複雑化するとい
う問題がある。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、通信回線の回線電流を検出する
簡単な電流検出手段を設け、この電流検出手段から出力
される出力信号に基いて、ファクシミリ通信と電話通信
の切換え制御や音声ゲイン制御が可能な外付電話を備え
たファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の外付電話を備えたファクシミリ装置は、
2線式通信回線に回線トランスを介して接続され、送信
アンプ及び受信アンプを含む送受信回路と、これら送信
アンプ及び受信アンプの増幅率を変更するゲイン変更手
段と、通信回線から受信した受信信号を解析して、音声
信号とファクシミリ信号とを識別する受信信号解析手段
と、通信回線から受信した受信信号を送受信回路と外付
電話とに切換えて供給する為に通信回線に介設された切
換えスイッチと、受信信号解析手段の出力信号を受け
て、受信信号がファクシミリ信号のときには、切換えス
イッチをファクシミリ信号受信側に切換える切換え制御
手段と、通信回線の回線電流を検出、その検出した電流
値のアナログ信号をゲイン変更手段と受信信号解析手段
とに供給するとともに、電流値のデジタル信号を切換え
制御手段に供給する電流検出手段とを設けたものであ
る。
【0009】
【作用】上記構成を有する請求項1の外付電話を備えた
ファクシミリ装置においては、送信アンプ及び受信アン
プを含む送受信回路は、2線式通信回線に回線トランス
を介して接続され、ゲイン変更手段は、電流検出手段か
ら通信回線の回線電流の電流値のアナログ信号を受け
て、これら送信アンプ及び受信アンプの増幅率を変更す
る。即ち、電話局までの通信回線の線路長に応じて回線
電流の電流値が変化するが、送信アンプ及び受信アンプ
の増幅率は、この電流値のアナログ信号の信号レベルが
低いときには高く変更され、また信号レベルが高いとき
には低く変更される。
【0010】一方、受信信号解析手段は、電流検出手段
から電流値のアナログ信号を受けるので、このアナログ
信号つまり受信した受信信号を解析して、音声信号とフ
ァクシミリ信号とを識別できる。また、切換え制御手段
は、電流検出手段から電流値のデジタル信号を受けると
ともに、受信信号解析手段の出力信号を受けるので、外
付電話が使用されていて切換えスイッチが外付電話側に
切換えられていた場合でも、ファクシミリ信号を受信し
たときには、その切換えスイッチをファクシミリ信号受
信側に切換えるので、受信したファクシミリ信号を画像
記録機構で記録することができる。
【0011】このように、回線電流を検出し、その検出
した電流値のアナログ信号とデジタル信号とを出力する
簡単な電流検出手段を設けるだけで、このアナログ信号
をゲイン変更手段に増幅率を制御する為の信号として供
給でき、またそのアナログ信号を受信信号解析手段に受
信信号のモニター用信号として供給でき、更にそのデジ
タル信号を切換え制御手段に外付電話使用状態信号とし
て供給できるので、高価なフォトカプラや結合トランス
やリードリレーなどを設ける必要がなく、ファクシミリ
通信や電話通信の通信切換え制御や音声ゲイン制御の為
の部品点数を低減でき、ファクシミリ装置を小型化する
ことが可能なるとともに、部品の組付け作業が大幅に簡
単になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1〜図4
に基いて説明する。本実施例は、1台の外付電話を備え
たファクシミリ装置に本発明を適用した場合のものであ
る。先ず、ファクシミリ装置1について、図1に基いて
簡単に説明する。2線式の通信回線TLに回線トランス
10の1次側が接続され、回線トランス10の2次側に
は、導線L1、L2を介して送受信回路20が接続さ
れ、この送受信回路20には、マイク31やスピーカ3
2を有する付属電話のハンドセット30が導線L3、L
4を介して接続されている。また、通信回線TLの一方
には、回線電流検出器40が介設されるとともに、受信
した受信信号を、外付電話70に外付電話回線L10を
介して接続された外付電話用コネクタ61と回線トラン
ス10を介して送受信回路20とに切換えて供給する外
付電話切換えスイッチ60が介設されている。
【0013】前記回線電流検出器40は、ホール素子や
オペアンプやコンパレータなどを組込んだ電流センサで
構成され、通信回線TLに回線電流Iが流れたときは、
「L」レベルのデジタル検出信号を出力するとともに、
回線電流Iが流れないときには、「H」レベルのデジタ
ル検出信号を出力し、この検出信号は導線L6を介して
制御装置64に供給される。更に、回線電流検出器40
は、通信回線TLに流れる回線電流Iの大きさに比例す
る検出電圧信号(アナログ信号に相当する)VS を導線
L5を介して絶対値回路50と増幅器62とに夫々出力
する。
【0014】そして、この増幅器62からの増幅信号は
制御装置64に設けられた通信用モデム63に供給され
て、ファクシミリ信号つまり画像記録信号であるか、電
話信号であるかが解析され、この解析された解析信号は
制御装置64に供給される。この制御装置64は、前記
外付電話切換えスイッチ60を、外付電話用コネクタ6
1側と送受信回路20側とに切換え制御するとともに、
導線L8を介して送受信回路20から受けたファクシミ
リ信号を画像記録・読取り機構65に出力するととも
に、画像記録・読取り機構65から受けた画像データを
導線L8を介して送受信回路20に出力する。
【0015】ところで、回線電流検出器40から出力さ
れる検出電圧信号VS は、図2に示すように、2線式通
信回線TLへの接続コネクタ(図示略)の接続如何によ
り、回線電流Iの増大に伴って、バイアス直流電圧Vr
を基準にして正電圧(実線で図示)で出力される場合
と、負電圧(1点鎖線で図示)で出力される場合とがあ
るので、この検出電圧信号VS を常に負電圧に変換し
て、送信アンプ23や受信アンプ24の増幅率を変更す
るゲイン変更電圧を得る為の絶対値回路50について、
図3に基いて説明する。
【0016】この絶対値回路50は、反転増幅器である
2つのオペアンプ51・52を用いて図示のように構成
された一般的なものなので、簡単に説明する。但し、R
1〜R5は夫々抵抗である。導線L5を介して供給され
た検出電圧信号VS がVS <Vr のときには、オペアン
プ51の出力電圧V1 はVr を基準にして正となるの
で、ダイオードD1に対して逆電圧が印加されるととも
に、ダイオードD2に対して順電圧が印加され、オペア
ンプ51は通常の反転増幅器として機能する。 即ち、出力電圧V2 =Vr +(Vr −VS )・R2/R1 従って、オペアンプ52の出力電圧VSO=Vr +(Vr
−VS )・R5/R4 +(Vr −V2 )・R5/R3 =Vr +(R
5/R4−R2R5/R1R3)( Vr −VS
【0017】また、検出電圧信号VS がVS >Vr のと
きには、オペアンプ51の出力電圧V1 はVr を基準に
して負となるが、ダイオードD1に対して順電圧が、ダ
イオードD2に対して逆電圧が印加されるので、出力電
圧V2 はV2 =Vr の電位となる。 即ち、出力電圧VSO=Vr +(Vr −VS )・R5/R4 ところで、R1=R2=R4=R5=2R3となるよう
に、抵抗R1〜R5の抵抗値を夫々設定したときには、 検出電圧信号VS がVS <Vr のときには、VSO=VS また、検出電圧信号VS がVS >Vr のときには、VSO
=2Vr −VS となり、検出電圧信号VS がVS <Vr
であってもVS >Vr であっても、検出電圧信号VS
負の絶対値の出力電圧VSOが導線L7を介して送受信回
路20に出力される。
【0018】次に、その送受信回路20について、図4
に基いて説明する。前記回線トランス10の2次側に、
導線L1、L2を介して2線−4線変換回路21が接続
され、この2線−4線変換回路21には、通信回線TL
の電話信号を受信アンプ24に供給し且つ送信アンプ2
3からの電話信号を通信回線TLに出力する付属電話側
と、通信回線TLの画像記録信号を導線L8を介して画
像記録・読取り機構65に供給し且つ画像記録・読取り
機構65からの画像信号を導線L8を介して通信回線T
Lに出力するファクシミリ側とに切換える通信切換えス
イッチ22が介設されている。そして、送信アンプ23
のマイナス側入力端子は導線L3を介してマイク31に
接続され、また受信アンプ24の出力端子はスピーカ3
2に接続されている。ここで、この通信切換えスイッチ
22は、制御装置64からの切換え信号により切換えら
れる。
【0019】次に、送信アンプ23の自動ゲイン調節回
路25について簡単に説明すると、送信アンプ23の出
力端子には、抵抗R6、R7を介して基準電圧Vr(例
えば、6V)に接続され、そのマイナス入力端子は抵抗
R8を介してこれら両抵抗R6、R7の分圧点p1に接
続されている。更に、FET(電界効果トランジスタ)
26のソースSは基準電圧Vrに接続され、そのドレイ
ンDは分圧点p1に接続され、またそのゲートGには導
線L7及び抵抗を介して絶対値回路50から絶対値の出
力電圧VSOが供給される。即ち、送信アンプ23は負帰
還増幅器として作動し、ゲートGに供給される出力電圧
SOが小さいときには、FET26の内部抵抗が大きく
なり、送信アンプ23の増幅率が小さくなる。しかし、
出力電圧VSOが大きいときには、FET26の内部抵抗
が小さくなり、送信アンプ23の増幅率が大きくなる。
【0020】次に、受信アンプ24の自動ゲイン調節回
路27について、図4を参照して簡単に説明すると、受
信アンプ24の出力端子には、抵抗R9、R10を介し
て基準電圧Vrに接続され、そのマイナス入力端子は抵
抗R11を介してこれら両抵抗R9、R10の分圧点p
2に接続されている。更に、FET28のソースSは基
準電圧Vrに接続され、そのドレインDは分圧点p2に
接続され、また、そのゲートGには導線L7及び抵抗を
介して絶対値回路50からの出力電圧VSOが供給され
る。即ち、受信アンプ24は負帰還増幅器として作動
し、ゲートGに供給される出力電圧VSOが小さいときに
は、FET28の内部抵抗が小さくなり、受信アンプ2
4の増幅率が大きくなる。しかし、出力電圧VSOが大き
いときには、FET28の内部抵抗が大きくなり、受信
アンプ24の増幅率が小さくなる。
【0021】次に、このように構成されたファクシミリ
装置1における通信切換え制御について説明する。先
ず、外付電話70が使用されておらず、外付電話切換え
スイッチ60が外付電話70側(図1に実線で図示)に
切換えられているときに、呼出信号が鳴り、付属電話の
ハンドセット30が取られた時には、制御装置64は、
外付電話切換えスイッチ60を送受信回路20側(図1
に1点鎖線で図示)に切換え、通信切換えスイッチ22
を付属電話側に切換える。これにより、電話信号が受信
アンプ24を経てスピーカ32に供給される。また、マ
イク31からの電話信号は、送信アンプ23及び通信切
換えスイッチ22を経て通信回路TLに出力される。こ
のとき、前記絶対値回路50は、検出電圧信号VS の絶
対値の出力電圧VSOを両FET26、28に夫々出力す
るので、前述したように、送信アンプ23及び受信アン
プ24の増幅率が変更される。
【0022】次に、前記同様に外付電話切換えスイッチ
60が外付電話70側に切換えられているときに、呼出
信号が所定時間鳴ると、自動着信され、制御装置64
は、外付電話切換えスイッチ60を送受信回路20側に
切換え、通信切換えスイッチ22をファクシミリ通信側
に切換える。これにより、ファクシミリ信号が導線L8
を介して画像記録・読取り機構65により記録用紙に記
録される。
【0023】ところで、外付電話切換えスイッチ60が
外付電話70側に切換えられている場合に、外付電話7
0の留守番電話機能が起動した際に、ファクシミリ信号
を受信したときには、通信用モデム63は、増幅器62
から受けた検出電圧信号VSに基いて解析し、画像記録
信号に先行するコーリング信号(CNG信号)を検出し
てその受信信号がファクシミリ信号であると判断するの
で、制御装置64は、通信切換えスイッチ22をファク
シミリ通信側に切換えるとともに、外付電話切換えスイ
ッチ60を送受信回路20側に切換える。これにより、
ファクシミリ信号は、前記と同様に、導線L8を経て画
像記録・読取り機構65により記録用紙に記録される。
【0024】このように、電話局までの通信回線TLの
線路長に応じて変化する回線電流Iを検出して、この電
流値のアナログ信号である検出電圧信号VS と「L」レ
ベル又は「H」レベルのデジタル検出信号とを出力する
簡単な電流センサからなる回線電流検出器40を設ける
だけで、この検出電圧信号VS を、送信アンプ23及び
受信アンプ24の増幅率を制御する為の電圧信号として
供給でき、またその検出電圧信号VS を制御装置64に
設けられた通信用モデム63に受信信号のモニター用信
号として供給でき、更にそのデジタル検出信号を制御装
置64に外付電話使用状態信号として供給できるので、
高価なフォトカプラや結合トランスやリードリレーなど
を設ける必要がなく、ファクシミリ通信や電話通信の通
信切換え制御や音声ゲイン制御の為の部品点数を低減で
き、ファクシミリを小型化できるとともに、部品の組付
け作業が大幅に簡単化することができる。
【0025】尚、回線電流検出回路40は、フォトカプ
ラなどの光結合素子で構成してもよい。また、本発明の
技術的思想の範囲内において、前記実施例の各回路に、
既存の技術や当業者に自明の技術に基いて種々に変更を
加えることもあり得る。更に、外付電話を2台以上備え
た種々のファクシミリ装置に本発明を適用し得ることは
勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の外付電
話を備えたファクシミリ装置によれば、回線電流を検出
して、電流値のアナログ信号とデジタル信号とを出力す
る簡単な電流検出手段を設けるだけで、このアナログ信
号をゲイン変更手段に増幅率を制御する為の信号として
供給でき、またそのアナログ信号を受信信号解析手段に
受信信号のモニター用信号として供給でき、更にそのデ
ジタル信号を切換え制御手段に外付電話使用状態信号と
して供給できるので、高価なフォトカプラや結合トラン
スやリードリレーなどを設ける必要がなく、ファクシミ
リ通信や電話通信の通信切換え制御や音声ゲイン制御の
為の部品点数を低減でき、ファクシミリを小型化できる
とともに、部品の組付け作業が大幅に簡単化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の概略構成図である。
【図2】回線電流に対応して回線電流検出器から出力さ
れる検出電圧信号の線図である。
【図3】絶対値回路の回路図である。
【図4】送受信回路の回路図である。
【図5】従来技術に係る図1相当図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 10 回線トランス 20 送受信回路 23 送信アンプ 24 受信アンプ 26 FET 28 FET 40 回線電流検出器 63 通信用モデム 64 制御装置 60 外付電話切換えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−285443(JP,A) 特開 平5−7273(JP,A) 特開 平5−91275(JP,A) 特開 平5−183651(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2線式通信回線に回線トランスを介して
    接続され、送信アンプ及び受信アンプを含む送受信回路
    と、 これら送信アンプ及び受信アンプの増幅率を変更するゲ
    イン変更手段と、 前記通信回線から受信した受信信号を解析して、電話信
    号とファクシミリ信号とを識別する受信信号解析手段
    と、 前記通信回線から受信した受信信号を前記送受信回路と
    外付電話とに切換えて供給する為に通信回線に介設され
    た切換えスイッチと、 前記受信信号解析手段の出力信号を受けて、受信信号が
    ファクシミリ信号のときには、前記切換えスイッチをフ
    ァクシミリ信号受信側に切換える切換え制御手段と、 前記通信回線の回線電流を検出、その検出した電流値の
    アナログ信号を前記ゲイン変更手段と前記受信信号解析
    手段とに供給するとともに、前記電流値のデジタル信号
    を前記切換え制御手段に供給する電流検出手段と、 を設けたことを特徴とする外付電話を備えたファクシミ
    リ装置。
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