JP2956852B2 - 採点機能付きカラオケ装置 - Google Patents

採点機能付きカラオケ装置

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JP2956852B2 JP2178664A JP17866490A JP2956852B2 JP 2956852 B2 JP2956852 B2 JP 2956852B2 JP 2178664 A JP2178664 A JP 2178664A JP 17866490 A JP17866490 A JP 17866490A JP 2956852 B2 JP2956852 B2 JP 2956852B2
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秀憲 日高
幸夫 松本
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、カラオケ採点装置に関する。
背景技術 従来のカラオケ採点装置においては、歌い手のヴォー
カルのエンベロープと基本となるヴォーカルのエンベロ
ープとを比較し、そのエンベロープ誤差を得てその誤差
の程度を得点表示することによって歌い手の歌唱力を採
点する構成となっていた。このため、採点がエンベロー
プのみに基づく故、音の区切りを合わせることで高得点
の採点が出てしまうという不具合があった。
発明の概要 [発明の目的] そこで、本発明は、精度の高い採点が可能な採点機能
付きカラオケ装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] 本発明の採点機能付きカラオケ装置は、カラオケ曲と
共にこのカラオケ曲に対応したボーカルメロディにおけ
るピッチ情報がMIDIフォーマットで記録された記録媒体
と、記録媒体から記録情報の再生を行う再生装置と、マ
イクロフォンと、マイクロフォンに入力されるボーカル
のピッチを検出して検出ピッチを得るピッチ検出手段
と、検出ピッチ中の安定した部分を抽出して安定検出ピ
ッチを得る手段と、再生装置によって記録媒体から再生
された再生ピッチと安定検出ピッチとのピッチ差を検出
するピッチ差検出手段と、ピッチ差から得点を求める演
算手段と、得点を表示する表示手段とを備え、ピッチ情
報はMIDI情報のノートナンバー信号から得る構成となっ
ている。
[発明の作用] 本発明のカラオケ採点装置においては、MIDIフォーマ
ットで記録されたノートナンバー信号に基づいてボーカ
ルメロディのピッチを検出して、この検出ピッチ中の安
定した部分を抽出し、この抽出した安定検出ピッチと、
記録媒体から再生された再生ピッチとのピッチ差に基づ
いた得点表示を行う。
実 施 例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
本発明に係るカラオケ装置のソースとして、コンパク
トディスク(CD)と称されディジタル・オーディオ・デ
ィスク、CDフォーマットのディジタル音声を含むビデオ
ディスク、メモリ、或いはDAT等の記録媒体を用い得る
が、本実施例では、例えばコンパクトディスクをソース
として用いるものとする。
本発明による採点機能付きカラオケ装置に適用される
コンパクトディスクは、複数のカラオケ曲の各情報がメ
インコード情報として記録され、各カラオケ曲に対応す
るヴォーカルメロディー情報がサブコードのユーザーズ
ビット(R〜Wチャンネル)情報として例えばMIDI(Mu
sical Instrument Digital Interface)フォーマットに
て記録される。サブコードのユーザーズビットに対しMI
DIフォーマットにて情報を記録する規格は既に提案され
ている。
第2図に、MIDIメッセージの一例としてチャンネル・
ボイス・メッセージの1つであるノート・オン・メッセ
ージの構成を示す。かかるメッセージにおいて、ステー
タスバイトのノート・オンは、例えば、キーボードの鍵
盤を押すという動作に対応する指令であり、キーボード
の鍵盤を離すという動作に対応するノート・オフとペア
で使用される。データバイト1のノート・ナンバーは、
88鍵ピアノの「中央のC」を中心(例えば、60とする)
として鍵盤を割り当てられた128段階の音階のうちのい
ずれか1つを指定する。データバイト2のベロシティ
は、一般的に音の強弱の差をつけることに利用される。
したがって、カラオケ曲に対応するヴォーカルメロディ
ーを演奏情報としてMIDIフォーマットにてユーザーズビ
ットに記録した場合、データバイト1のノート・ナンバ
ーによってヴォーカルメロディーのピッチが表わされる
ことになる。
第1図において、コンパクトディスク1はスピンドル
モータ2によって回転駆動され、その記録情報はピック
アップ3によって読み取られる。ピックアップ3の出力
信号はEFM(Eight to Fourten Modulation)信号であ
り、このEFM信号はRFアンプ4を経てEFM復調回路5でEF
M復調される。EFM復調回路5からはメインコードデータ
とサブコードデータとが分離されて出力される。メイン
コードデータはエラー訂正回路6でエラー訂正されかつ
D/A変換器7でアナログ信号に変換されて再生オーディ
オ情報として出力される。サブコードデータはサブコー
ドデコーダ8でデコードされる。以上により、コンパク
トディスク1を演奏するディスクプレーヤ10が構成され
ている。
ディスクプレーヤ10から出力される再生オーディオ情
報はカラオケ曲情報であり、マイクロフォン11から出力
されるヴォーカル情報と混合器12で混合された後、アン
プ13を介してスピーカ14の駆動入力となる。一方、ディ
スクプレーヤ10から出力されるサブコード信号はMIDIデ
コーダ15に供給され、このMIDIデコーダ15においてユー
ザーズビットのMIDIフォーマットのノート・ナンバー
(第2図参照)がデコードされてヴォーカルメロディー
のピッチ情報として出力される。このヴォーカルメロデ
ィーのピッチ情報はピッチ差検出回路16においてピッチ
検出回路17による検出ピッチ情報との差分がとられる。
ピッチ検出回路17は、例えば、マイクロフォン11の出力
周波数Fを電圧Vに変換するF/V変換器17aと、このF/V
変換器17aの出力電圧をディジタル化するA/D変換器17b
とからなり、このA/D変換器17bの出力データをマイクロ
フォン11に入力されるヴォーカルメロディーのピッチを
示すピッチ情報として出力する構成となっている。A/D
変換器17bの出力データは、周波数−ノート変換器18に
おいてサブコードのノート・ナンバーと同様なノート・
ナンバーに変換された後、予測フィルタ19を介してピッ
チ差検出回路16に供給される。
なお、予測フィルタ19は、マイクロフォン入力のヴォ
ーカルデータとメロディー情報データとをピッチ差検出
回路16で常に比較するのでは誤差が大きいため、入力ヴ
ォーカルのピッチの安定したところだけを検出してメロ
ディー情報データと比較すべく特定箇所のみをフィルタ
リングするために設けられたものである。また、この予
測フィルタ19の抽出箇所をサブコードデータによってデ
ータ挿入しておき、その再生データで指定される抽出部
分において予測フィルタ19を動作させるようにしても良
い。
ピッチ差検出回路16で得られた差分は、基本となるヴ
ォーカルメロディーのピッチに対する歌い手のヴォーカ
ルメロディーをピッチのピッチ差を表わす。但し、オク
ターブ単位でのピッチ差は音程上差異はないので除かれ
る。このピッチ差情報は演算回路20に供給される。演算
回路20は例えばマイクロコンピュータによって構成され
ており、そのプロセッサの制御によって単位時間当りの
ピッチ差情報を百分率で表わし、その曲内における平均
を求めて曲の終りにその平均値を得点情報として表示制
御カウンタ21に供給する。
この得点情報を得るためのプロセッサによる処理手順
を第3図に示す。本ルーチンにおいて、プロセッサは先
ず、ピッチ差検出回路16で得られたピッチの差分Dを取
り込み(ステップS1)、この差分Dをそれまでの差分の
平均値Aに加算して新たな平均値Aとし(ステップS
2)、この処理をステップS3で曲の演奏が終了したと判
定するまで繰り返し、曲が終ったら差分の平均値Aを得
点情報として表示制御カウンタ21に供給する(ステップ
S4)。表示制御カウンタ21は供給される得点情報に基づ
いて表示器22に得点を表示すべく制御する。
このように、歌い手のヴォーカルメロディーのピッチ
を検出して得られる検出ピッチと演奏中に記録媒体のサ
ブコード領域から得られる再生ピッチとのピッチ差を検
出し、このピッチ差の平均値に基づいて得点を求めてそ
の表示を行なうことにより、精度の高い採点が可能とな
る。得点の表示は、曲の終了後に行なわれる。
なお、上記実施例においては、検出したピッチ差の平
均値のみに基づいて採点を行なうとしたが、マイクロフ
ォンに入力されるヴォーカルのエンベロープと基本ヴォ
ーカルのエンベロープとのエンベロープ誤差を検出する
従来のエンベロープ誤差検出回路(図示せず)を併用
し、このエンベロープ誤差とピッチ差の平均値とに基づ
いて採点を行なう構成とすることも可能であり、これに
よれば、より精度の高い採点が可能となる。
発明の効果 以上説明したように、本発明による採点機能付きカラ
オケ装置においては、歌い手のヴォーカルメロディーの
ピッチを検出して得られる検出ピッチと演奏中に記録媒
体から得られる再生ピッチとのピッチ差を検出し、この
ピッチ差から得点を求めて曲の終了後に得点表示を行な
う構成となっているので、精度の高い採点が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、 第2図はMIDIメッセージの構成例を示す図、 第3図はピッチの差分に基づいて得点情報を得るための
処理手順を示すフローチャートである。 主要部分の符号の説明 10……ディスクプレーヤ 11……マイクロフォン、14……スピーカ 15……MIDIデコーダ 16……ピッチ差検出回路 17……ピッチ検出回路 20……演算回路、22……得点表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 幸夫 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パ イオニア株式会社大森工場内 (72)発明者 勝 利幸 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パ イオニア株式会社大森工場内 (72)発明者 鈴木 信司 東京都大田区大森西4丁目15番5号 パ イオニア株式会社大森工場内 合議体 審判長 村井 誠次 審判官 橋本 恵一 審判官 井上 正 (56)参考文献 特開 昭58−195876(JP,A) 特開 昭61−9695(JP,A) 特開 昭60−35796(JP,A) 特開 昭59−95591(JP,A) 特開 平2−141961(JP,A) 実開 昭61−60300(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラオケ曲と共にこのカラオケ曲に対応し
    たボーカルメロディにおけるピッチ情報がMIDIフォーマ
    ットで記録された記録媒体と、 前記記録媒体から記録情報の再生を行う再生装置と、 マイクロフォンと、 前記マイクロフォンに入力されるボーカルのピッチを検
    出して検出ピッチを得るピッチ検出手段と、 前記検出ピッチ中の安定した部分を抽出して安定検出ピ
    ッチを得る手段と、 前記再生装置によって前記記録媒体から再生された再生
    ピッチと前記安定検出ピッチとのピッチ差を検出するピ
    ッチ差検出手段と、 前記ピッチ差から得点を求める演算手段と、 前記得点を表示する表示手段とを備え、前記ピッチ情報
    はMIDI情報のノートナンバー信号から得ることを特徴と
    する採点機能付きカラオケ装置。
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JPS6035796A (ja) * 1983-08-09 1985-02-23 榎田 傳 基本周波数抽出装置
JPH059759Y2 (ja) * 1984-09-20 1993-03-10
JPH079749B2 (ja) * 1988-11-21 1995-02-01 日本ビクター株式会社 Midi信号復調装置

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