JP2956323B2 - 光ディスク用カートリッジ - Google Patents

光ディスク用カートリッジ

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JP2956323B2 JP30602391A JP30602391A JP2956323B2 JP 2956323 B2 JP2956323 B2 JP 2956323B2 JP 30602391 A JP30602391 A JP 30602391A JP 30602391 A JP30602391 A JP 30602391A JP 2956323 B2 JP2956323 B2 JP 2956323B2
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政敏 米窪
弘和 伊藤
正 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,光磁気ディスクドライ
ブ装置へのCD−ROMシングルの応用技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年,光磁気記録方式によるコンピュー
タ外部記録装置が実用化され始めた。この装置は,記録
媒体面上に光学ヘッドよりレーザ光をスポット照射する
ことにより,記録媒体をキュリー温度付近まで加熱し,
磁気ヘッドにより発生させた磁界の方向を制御してデー
タの記録を行うもので,ISOによる標準化も進められ
ている。この方式に用いられるメディアは,通常保護の
為に樹脂製のカートリッジ内に収納されており,またス
ピンドルモータによりセンタリングおよび磁気的チャッ
キングを行う為,磁性体を持つハブを備えている。一
方,既に実用化されているCD−ROMシングルは,使
用時は保護用のカートリッジから取り出してドライブ装
置に挿入され,チャッキングも機械的に行われる為,メ
ディアにハブはなくセンタリング用の穴があるだけなの
で,従来は光磁気ディスクドライブ装置にCD−ROM
シングルを用いることが不可能であり,それぞれ専用の
ドライブ装置が必要な為,ユーザーにとって不便を強い
ることとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで,本発明はこの
様な問題を解決する為のもので,その目的とするところ
は,光磁気ディスクドライブ装置でのCD−ROMシン
グルの使用を可能とする為,CD−ROMシングル用カ
ートリッジを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光ディスク用カートリッジは、中央に穴を
有する円錐形ハブを備え、チャッキング用のハブを備え
ていない第1の光ディスクを収納する。該円錐形ハブの
円錐面は、該第1の光ディスクのセンタリング穴のエッ
ジに接する。該光ディスク用カートリッジが、チャッキ
ング用のハブを備えた第2の光ディスクを駆動する光デ
ィスク装置に挿入された場合には、該光ディスク装置の
スピンドルモータにおけるセンタリング軸が該円錐形ハ
ブの該穴に嵌合することで、該第1の光ディスクのチャ
ッキングと、該スピンドルモータに対する該第1の光デ
ィスクのセンタリングとが行われる。
【0005】好ましくは、前記カートリッジはシャッタ
ー機構を有した本体部とこの本体部に回転自在に連接さ
れた蓋部とにより構成され、前記本体部と前記蓋部はロ
ック機構を有する。
【0006】好ましくは、前記円錐形ハブは前記蓋部に
回転自在に設けられており、該円錐形ハブの先端部に磁
性体が設けられている。ある実施形態では、前記第1の
光ディスクはCD−ROMシングルである。他の実施形
態では、前記第2のディスクは光磁気ディスクである。
【0007】
【実施例】図4にCD−ROMシングルのセンタリング
およびチャッキングの一例の断面図を示す。この場合,
スピンドルモータ401の軸上端部401aは円錐形状
をなしており,さらに永久磁石402が設置されてい
る。CD−ROMシングル403装着時,チャッキング
ハブ404が永久磁石402によって吸引され,CD−
ROMシングル403のセンタリング穴403aにスピ
ンドルモータ401の円錐部が入り,円錐面とセンタリ
ング穴403aのエッジ部が当接することによりCD−
ROMシングル403のセンタリングおよびチャッキン
グが行われる。また,図3に3.5インチ光磁気ディス
クにおけるメディアのセンタリングおよびチャッキング
の一例の断面図を示す。3.5インチ光磁気ディスク3
01はカートリッジ302に内包されており,かつ磁性
体のハブ303が装着されている。光磁気ディスクドラ
イブ装置に挿入されたカートリッジ302は,スピンド
ルモータ304側に所定位置までロードし,3.5イン
チ光磁気ディスク301はハブ303に設けられたセン
タリング穴303aとスピンドルモータ304のセンタ
リング軸304aによりセンタリングされ,またスピン
ドルモータ304に設置された永久磁石305によりハ
ブ303を吸着してチャッキングが行われる。
【0008】次に図1に本発明によるCD−ROMシン
グル用カートリッジを用いた場合の断面図を,図2に斜
視図を示す。カートリッジ101は本体部101a,蓋
部101bに大別される。本体部101aと蓋部101
bは回転ヒンジ部102を介して連接されており,CD
−ROMシングル103装填後ロック爪105によって
ロックされる。本体部101aにはシャッター104が
装着されており,カートリッジ101が光磁気ディスク
ドライブ装置に挿入されると開く構造になっている。ま
た,蓋部101bにはセンタリングおよびチャッキング
用の円錐形ハブ106が装着されている。この円錐形ハ
ブ106は蓋部101bに対して回動自在に取り付けら
れており,上下方向にも所定量移動可能となっている
が,はずれない構造となっている。CD−ROMシング
ル103のセンタにはセンタリング穴103aが設けら
れており,円錐形ハブ106の円錐面はセンタリング穴
103aのエッジが当接するよう設定されている。また
円錐形ハブ106のセンタにもスピンドルモータ107
のセンタリング軸107aと嵌合するセンタリング穴1
06aが設けられており,先端部には磁性材106bが
装着されている。
【0009】カートリッジ101が光磁気ディスクドラ
イブ装置に挿入され,シャッター104が開きカートリ
ッジ101がロードされると,スピンドルモータ107
には永久磁石107bが装着されている為,磁力により
磁性材106bが吸着され,センタリング軸107aと
センタリング穴106aが嵌合し,円錐形ハブ106の
円錐面がセンタリング穴103aのエッジに当接するこ
とにより,スピンドルモータ107に対しCD−ROM
シングル103のセンタリングおよびチャッキングが行
われる。この時円錐形ハブ106は蓋部101bに対し
て非接触となる位置にくるよう設定されており,回転動
作に入っても何ら障害は受けない。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、ハブを備えていな
いディスクを本発明のカートリッジに収納することによ
り、ハブを備えたディスクしか駆動できない光ディスク
装置に対してもハブを備えていないディスクを使用する
ことが可能となる。具体的には、CD−ROMシングル
のディスクを本発明のカートリッジに収納することによ
り、3.5インチ光磁気ディスクドライブ装置にも使用
できるようになる。なお、カートリッジ本体部と蓋部の
ロック機構及び円錐形ハブ形状は、本実施例に限定され
るものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるCD−ROMシングル用カート
リッジのチャッキング断面図。
【図2】 本発明によるCD−ROMシングル用カート
リッジの斜視図。
【図3】 3.5インチ光磁気ディスクのチャッキング
断面図。
【図4】 CD−ROMシングルのチャッキング断面
図。
【符号の説明】
101,302 カートリッジ 101a 本体部 101b 蓋部 102 回転ヒンジ 103,403 CD−ROMシングル 103a,106a,303a,403a センタリン
グ穴 104 シャッター 105 ロック爪 106 円錐形ハブ 106b 磁性材 107,304,401 スピンドルモータ 107a,304a センタリング軸 301 3.5インチ光磁気ディスク 303 ハブ 107b,305,402 永久磁石 404 チャッキングハブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 正 長野県諏訪市大和3丁目3番5号セイコ ーエプソン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−40581(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 23/03 G11B 23/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に穴を有する円錐形ハブを備え、 チャッキング用のハブを備えていない第1の光ディスク
    を収納する光ディスク用カートリッジであって、 該円錐形ハブの円錐面は、該第1の光ディスクのセンタ
    リング穴のエッジに接し、 該光ディスク用カートリッジが、チャッキング用のハブ
    を備えた第2の光ディスクを駆動する光ディスク装置に
    挿入された場合には、該光ディスク装置のスピンドルモ
    ータにおけるセンタリング軸が該円錐形ハブの該穴に嵌
    合することで、該第1の光ディスクのチャッキングと、
    該スピンドルモータに対する該第1の光ディスクのセン
    タリングとが行われる、光ディスク用カートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジはシャッター機構を有
    した本体部とこの本体部に回転自在に連接された蓋部と
    により構成され、前記本体部と前記蓋部はロック機構を
    有する、請求項1記載の光ディスク用カートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記円錐形ハブは前記蓋部に回転自在に
    設けられており、該円錐形ハブの先端部に磁性体が設け
    られている、請求項記載の光ディスク用カートリッ
    ジ。
  4. 【請求項4】 前記第1の光ディスクはCD−ROMシ
    ングルである、請求項1〜3いずれかに記載の光ディス
    ク用カートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記第2のディスクは光磁気ディスクで
    ある、請求項1〜4いずれかに記載の光ディスク用カー
    トリッジ。
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