JP2955592B1 - 連結用ロープ並びにそのストッパ - Google Patents

連結用ロープ並びにそのストッパ

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JP2955592B1 JP13511398A JP13511398A JP2955592B1 JP 2955592 B1 JP2955592 B1 JP 2955592B1 JP 13511398 A JP13511398 A JP 13511398A JP 13511398 A JP13511398 A JP 13511398A JP 2955592 B1 JP2955592 B1 JP 2955592B1
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Abstract

【要約】 【課題】 間隔を隔てた複数の物体の挿通孔を容易に通
過させさせることが出来、現地での取り付け作業性がよ
く、大きな引抜き強力に耐え得る信頼性の高い連結用ロ
ープ並びにそのストッパを提供すること。 【解決手段】 間隔を隔てた複数の物体(ポールなど)
を連結する連結用ロープRにおいて、合成繊維のロープ
12端末部12aより中心に沿ってねじ込まれ、螺頭部
13a側に係止部14を突設させたねじ部13bと、こ
のねじ部13bとロープ12の中間にあって、両者を強
固に結合した固定層15と、上記ねじ部13bを少なく
とも囲むロープ12外側部位に嵌合される内面に凹凸面
16aを有する金属筒16Mであって、嵌合後外方より
加圧されることによって、上記凹凸面16aがロープ1
2に食い込まれて緊縮された金属筒16Mとを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば船舶の甲
板周囲の複数本のポールに張り巡らす連結用ロープ、催
事場,百貨店,銀行など来客のガイドに使用する連結用
ロープ、スキー,登山,キヤンプ,救助などに使用する
連結用ロープ、その他の連結用ロープ並びにそれらのス
トッパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自衛艦などの船舶の甲板周囲に張り巡ら
す手摺は、一般的に多数本の立設されたポールの挿通孔
にロープを通し、末端の部分を結び、または編み、その
結び玉、または編み玉によりポール間を連結し、抜けな
いようになっていた。また、例えば実開平3−4189
7号公報で開示された繊維製ロープの端末処理構造が提
案されている。図7はその概略を示すもので、金属パイ
プ6内にその一端側より繊維製ロープ1の端末部を挿通
し、丸く曲げてループ状のアイ部5を形成すると共に、
再び前記金属パイプ6の他端部より挿通し、繊維製ロー
プ1の径の2〜5倍の長さの部分を圧縮押圧せしめた繊
維製ロープの端末構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のような
手法は、現地でこのような結び玉又は編み玉を作ること
は、作業が面倒であり、外観的にも体裁が不良であり、
再現性、信頼性も乏しいなどの問題があった。また、後
者のような手法は、ループ状のアイ部5を作るためにロ
ープの折り返し部分を長くとる必要があり、このため、
ロープの材料費がかさみ、コストアップとなるばかりで
なく、複数本のポールの挿通孔の大きさが一定(例えば
25mmΦ)であるときは、挿通孔に見合った径を有す
るロープの折り返し部分が、大径となるため、上記挿通
孔を通過させ難いという問題があった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、間隔を隔てた複数の物体の挿通孔を容易に通
過させさせることが出来、現地での取り付け作業性がよ
く、大きな引抜き力に耐え得る信頼性の高い連結用ロー
プ並びにそのストッパを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、請求項1記載の連結用ロ
ープは、間隔を隔てた複数の物体を連結する連結用ロー
プRにおいて、合成繊維のロープ12端末部12aより
中心に沿ってねじ込まれ、螺頭部13a側に係止部14
を突設させたねじ部13bと、このねじ部13bとロー
プ12の中間にあって、両者を強固に結合した固定層1
5と、上記ねじ部13bを少なくとも囲むロープ12外
側部位に嵌合される内面に凹凸面16aを有する金属筒
16Mであって、嵌合後外方より加圧されることによっ
て、上記凹凸面16aがロープ12に食い込まれて緊縮
された金属筒16Mとを備えている。
【0006】また、この発明に係る請求項2記載の連結
用ロープは、複数の物体が挿通孔10を有するポール1
1及び係合部41を有するポール11であり、金属筒1
6Mはロープ外径とほぼ同程度の外径を有し、係止部1
4と共に上記挿通孔10に挿通可能に形成されている。
【0007】また、この発明に係る請求項3記載の連結
用ロープは、固定層15が加熱ピン17による熱融着層
である。
【0008】また、この発明に係る請求項4記載の連結
用ロープは、ロープ12端末部12aの端面12bが加
熱板18による熱融着面である。
【0009】また、この発明に係る請求項5記載の連結
用ロープは、凹凸面16aがリング溝16bを間隔をお
いて並設した内周面である。
【0010】また、この発明に係る請求項6記載の連結
用ロープは、金属筒16Mが螺頭部13aのテーパ面に
沿って絞り込まれたものである。
【0011】また、この発明に係る請求項7記載の連結
用ロープは、金属筒16Mとロープ12との間に少なく
とも金属筒16Mのエッジ16cに近いロープ外面を被
覆保護する筒状の緩衝材19が介在したものである。
【0012】また、この発明に係る請求項8記載の連結
用ロープは、係止部14と螺頭部13aとの中間に、パ
ッキン30を介してストッパSに当接可能な当て金20
が固着されたものである。
【0013】また、この発明に係る請求項9記載の連結
用ロープのストッパは、ポール11の挿通孔10の開口
部より大きな形状を有する合成樹脂成形体31に、係止
部14が挿通する偏平横穴32と、これと交叉する縦穴
33と、この縦穴33に保持され上記係止部14を挿通
する抜け止め用の軸34とを設けたものである。
【0014】また、この発明に係る請求項10記載の連
結用ロープのストッパは、合成樹脂成形体31がパッキ
ン30を介して当て金20に当接可能な端面31aを有
する球形体である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例
による連結用ロープの要部を示す断面図、図2は、ポー
ルに取り付ける方法を示す説明図で、(イ)は正面図、
(ロ)は平面図である。 図において、Rは手摺用ロー
プで、例えば自衛艦などの船舶の甲板周囲に間隔をおい
て立設された挿通孔10を有する複数本のポール11及
び係止部41を有するポール11によって支持されるも
のである。12は高張力の合成繊維からなるロープ、1
3はタッピングねじで、螺頭部13aと、ねじ部13b
とから構成されている。ねじ部13bは、後述する方法
で合成繊維のロープ12端末部12aより中心に沿って
形成されたねじの固定層15としての熱融着層にねじ込
まれている。14は係止部としてのリング部で、タッピ
ングねじ13の螺頭部13a側に突設され、この螺頭部
13aと係止部14との間には、ロープ直径にほぼ等し
い直径を有する円盤状の当て金20が溶接により固着さ
れている。
【0016】16Mは、上記ねじ部13bを少なくとも
囲むロープ12外側部位に嵌合される金属筒で内面にリ
ング溝16bを間隔をおいて並設した凹凸面16aが形
成されている。この金属筒16Mは後述するように加圧
機械により外方より内方にプレスされ、ロープ外径とほ
ぼ同等程度の外径となるように緊縮され、その結果上記
凹凸面16aがロープ12に食い込まれると共に、金属
筒16Mが螺頭部13aのテーパ面に沿って絞り込ま
れ、更に、プレスによって、加圧力がロープの中心に伝
達され、固定層15を介してねじ部13bとロープ12
とが強固に結合されている。19はゴムなどの筒状の緩
衝材で、金属筒16Mのエッジ16cに近いロープ外面
を被覆保護するために金属筒16Mとロープ12との間
に予め介在させ、金属筒16Mのエッジ16cより露出
するロープ外面に沿わせている。
【0017】図4は本発明の一実施例による連結用ロー
プの製作手順を示す説明図である。図4に基づいて順次
説明する。先ず(イ)に示すように、合成繊維のロープ
12端末部12aより中心に沿って、上記ねじ部13b
の谷と谷を結ぶ外形よりも少し小さい外形を有しヒータ
加熱された熱伝導性のよい加熱ピン17を少しずつ押し
込み、(ロ)のようにテーパ状の溶融層15aを形成す
る。また、同時にヒータ加熱され加熱ピン17と一体化
された熱伝導性のよい加熱板18を上記端末部12aに
押し当て、溶融面12cを形成する。次いで加熱ピン1
7と加熱板18をロープより離脱させると、次第に冷却
されて、溶融層15aは固定層15に変化し、タッピン
グねじ13のガイド穴が形成される。また、溶融面12
cは熱融着面12bに変化し、ロープのほつれが回避さ
れる。
【0018】次に、(ハ)に示すように、緩衝材19を
ロープ12に被せ、(ニ)の右に示す状態とし、さらに
(ニ)に示すように、これに金属筒16Mを被せ、
(ホ)の右に示すような状態とする。これに(ホ)の左
に示す係止部14を把持しつつタッピングねじ13を固
定層15の上記ガイド溝に沿って根本までねじ込み
(ヘ)の状態とする。これを図示しない加圧機械にセッ
トし、外方より内方にプレスし、ロープ外径とほぼ同等
程度の外径となるように加圧緊縮する。その結果前記凹
凸面16aがロープ12に食い込まれると共に、金属筒
16Mが螺頭部13aのテーパ面に沿って絞り込まれる
から、(ト)に示すように、金属筒16Mの外周面の外
径とロープ12の外径および当て金20の外径がほぼ同
程度となる。従って、ねじ部と係止部が一体化された金
物がロープと強固に結合し、ロープに高い引っ張り張力
をかけても抜けなくなる。また、金属筒16Mは係止部
14と共に上記挿通孔10に挿通可能となる。
【0019】図5は他の実施の形態を示すもので、前記
実施の形態ではゴムなどの筒状の緩衝材19によって、
金属筒16Mのエッジ16cに近いロープ外面を被覆保
護するようにしたが、金属筒16Mのエッジ16cを緩
やかに拡開し、これによりロープの応力集中を回避しよ
うとするものである。この方法は上記挿通孔10の孔径
がロープ外径よりも可なり大きい場合に適用出来る。
【0020】上記実施の形態では、固定層15が加熱ピ
ン17による熱融着層とした場合について記述したが、
固定層15を合成繊維と金属の接着に有効な接着剤の層
としてもよい。この場合予め高粘度の接着剤をねじ部1
3bに塗布してねじ込み、時間の経過とともに硬化させ
ればよい。
【0021】上記実施の形態では、凹凸面16aがリン
グ溝16bを間隔をおいて並設した内周面となっている
が、金属筒16Mの内面に螺旋溝を切ったものでもよ
く、このようにすれば、加工コストを削減することが出
来る。
【0022】本発明のロープに用いられる合成繊維繊維
素材としては、ポリエステル,ポリアミド,ポリビニル
アルコール等が用いられるが、高強力低伸度のものが好
ましい。また、合成繊維のロープに合成樹脂の被覆を形
成してもよい。
【0023】次に、図2に基づき、間隔を隔てた複数の
物体としての立設されたポールを連結する場合の実施の
形態を説明する。図において、41はポールの側面に溶
接されたアイ状の係合部、42はこれに連結されるシャ
ックルで、シャックル本体42aとネジ棒42bより構
成されている。連結用ロープRの一端には前記係止部1
4があり、他端には後述するストッパSが取り付けられ
ている。前記の通り、ロープRの上記金属筒16Mは係
止部14と共に上記挿通孔10に挿通可能であるから、
中間のポール11a,11b,11cの挿通孔10a,
10b,10cを順次通過させながら上記シャックル本
体42aに到達させ、ネジ棒42bによって連結する。
ロープRの他端のストッパSは中間のポール11aの挿
通孔10aの開口部において係止される。
【0024】図3は複数の連結用ロープを連結させると
共に緊張を与える場合の実施の形態を説明する図で、
(イ)は平面図、(ロ)は正面図である。図において、
43はターンバックルで、螺棒44と、これと逆ねじを
切った螺棒45を備え、螺棒44の先端の環部44a
と、螺棒45の先端の環部45aをそれぞれロープR
1,R2の先端を連結したシャックル42,42に連結
している。従ってターンバックル43を回転することに
より緊張を与えたり、弛緩させたりすることが出来る。
【0025】図6は本発明の一実施例による連結用スト
ッパSに関するもので、(イ)は正面図、(ロ)は平面
図、(ハ)は側面図である。図において、31はポール
11の挿通孔10の開口部より大きな形状を有する合成
樹脂成形体で、耐衝撃性ABS樹脂にて形成され、パッ
キン30を介して前記当て金20に当接可能な端面31
aを有する球形体である。合成樹脂成形体31には、係
止部14としてのリング部が挿通する偏平横穴32と、
これと交叉する縦穴33が設けられ、この縦穴33には
先端が上記係止部14を挿通する抜け止め用の軸34が
螺着保持されている。
【0026】従って、ポール11の挿通孔10を通過さ
せた連結用ロープRの係止部14を合成樹脂成形体31
の偏平横穴32に奥深く挿通させ、縦穴33に抜け止め
用の軸34をねじ込み、上記係止部14の係止空間に挿
通させる。このときパッキン30を介して端面31aが
上記当て金20に当接しているので、ガタが生じない。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0028】本発明の請求項1記載の連結用ロープは、
間隔を隔てた複数の物体を連結する連結用ロープRにお
いて、合成繊維のロープ12端末部12aより中心に沿
ってねじ込まれ、螺頭部13a側に係止部14を突設さ
せたねじ部13bと、このねじ部13bとロープ12の
中間にあって、両者を強固に結合した固定層15と、上
記ねじ部13bを少なくとも囲むロープ12外側部位に
嵌合される内面に凹凸面16aを有する金属筒16Mで
あって、嵌合後外方より加圧されることによって、上記
凹凸面16aがロープ12に食い込まれて緊縮されてい
ることにより、ねじ部と係止部が一体化された金物がロ
ープと強固に結合し、ロープに高い引っ張り張力をかけ
ても抜けなくなる。また、従来のようにロープの折り返
し部分を必要としないのでロープの材料費を節減するこ
とが出来る。
【0029】また、本発明の請求項2記載の連結用ロー
プは、複数の物体が挿通孔10を有するポール11及び
係合部41を有するポール11であり、金属筒16Mは
ロープ外径とほぼ同程度の外径を有し、係止部14と共
に上記挿通孔10に挿通可能に形成されていることによ
り、複数のポール11の左右いずれ側からも上記挿通孔
10に挿通可能となるから連結作業性が向上する。
【0030】また、本発明の請求項3記載の連結用ロー
プは、固定層15が加熱ピン17による熱融着層である
ことにより、タッピングねじの下穴が容易に形成され、
バラバラの繊維と異なり一体化された熱融着層はねじ部
とロープ部とを強固に結合させることが出来る。
【0031】また、本発明の請求項4記載の連結用ロー
プは、ロープ12端末部12aの端面12bが加熱板1
8による熱融着面であることにより、ロープ12端末部
12aの端面12bにおけるロープ繊維のほつれが回避
される。
【0032】また、本発明の請求項5記載の連結用ロー
プは、凹凸面16aがリング溝16bを間隔をおいて並
設した内周面であることにより、引っ張り方向に対する
抵抗が一層大きくなり、ねじ部と係止部が一体化された
金物がロープに高い引っ張り張力をかけても抜けなくな
る。
【0033】また、本発明の請求項6記載の連結用ロー
プは、金属筒16Mが螺頭部13aのテーパ面に沿って
絞り込まれたことにより、前記した凹凸面16aの形状
構造と相俟って引っ張り方向に対する抵抗がより一層大
きくなり、ねじ部と係止部が一体化された金物がロープ
に高い引っ張り張力をかけても一層抜けなくなる。
【0034】また、本発明の請求項7記載の連結用ロー
プは、金属筒16MとロープRとの間に少なくとも金属
筒16Mのエッジ16cに近いロープ外面を被覆保護す
る筒状の緩衝材19が介在したことにより、応力の集中
し易い金属筒16Mのエッジ16cに近いロープ外面に
亀裂が入るのを確実に防止することが出来る。
【0035】また、本発明の請求項8記載の連結用ロー
プは、係止部14と螺頭部13aとの中間に、パッキン
30を介してストッパSに当接可能な当て金20が固着
されたことにより、ロープの端末部の保護が強化され、
さらに、ストッパSの取り付けに際し、ガタが生じるこ
とがない。
【0036】また、本発明の請求項9記載の連結用ロー
プのストッパは、ポール11の挿通孔10の開口部より
大きな形状を有する合成樹脂成形体31に、係止部14
が挿通する偏平横穴32と、これと交叉する縦穴33
と、この縦穴33に保持され上記係止部14を挿通する
抜け止め用の軸34とを設けたことによってポール11
の挿通孔10を通過させた連結用ロープRとストッパS
との連結操作と取り外し操作を簡単に行うことが出来
る。
【0037】また、本発明の請求項10記載の連結用ロ
ープのストッパは、合成樹脂成形体31がパッキン30
を介して当て金20に当接可能な端面31aを有する球
形体であるから、連結用ロープのストッパSと連結用ロ
ープRとが弾性的に密着し、ガタが生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による連結用ロープRの要部
を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例によるポールに設置する方法
を示す説明図である。
【図3】複数の連結用ロープRを連結させる場合の実施
の形態の説明図である。
【図4】本発明の一実施例による連結用ロープRの製作
手順を示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す断面図である。
【図6】本発明の一実施例による連結用ストッパSの断
面図である。
【図7】従来の連結用ロープの末端構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
R(R1,R2) 連結用ロープ S ストッパ 1 繊維製ロープ 5 アイ部 6 金属パイプ 10 挿通孔 10a,10b,10c 中間のポールの挿通孔 11 ポール(複数の物体) 11a,11b,11c 中間のポール 12 ロープ 12a 端末部 12b 端面(熱融着面) 12c 溶融面 13 タッピングねじ 13a 螺頭部 13b ねじ部 14 係止部(リング部) 15 固定層(熱融着層) 16a 凹凸面 16b リング溝 16c エッジ 16M 金属筒 17 加熱ピン 18 加熱板 19 緩衝材 20 当て金 30 パッキン 31 合成樹脂成形体(球形体) 31a 端面 32 偏平横穴 33 縦穴 34 抜け止め用の軸 41 係合部 42 シャックル 42a シャックル本体 42b ネジ棒 43 ターンバックル 44 螺棒 44a 環部 45 螺棒 45a 環部

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔を隔てた複数の物体を連結する連結
    用ロープRにおいて、合成繊維のロープ12端末部12
    aより中心に沿ってねじ込まれ、螺頭部13a側に係止
    部14を突設させたねじ部13bと、このねじ部13b
    とロープ12の中間にあって、両者を強固に結合した固
    定層15と、上記ねじ部13bを少なくとも囲むロープ
    12外側部位に嵌合される内面に凹凸面16aを有する
    金属筒16Mであって、嵌合後外方より加圧されること
    によって、上記凹凸面16aがロープ12に食い込まれ
    て緊縮された金属筒16Mとを備えた連結用ロープ。
  2. 【請求項2】 複数の物体が挿通孔10を有するポール
    11及び係合部41を有するポール11であり、金属筒
    16Mはロープ外径とほぼ同程度の外径を有し、係止部
    14と共に上記挿通孔10に挿通可能に形成されている
    請求項1記載の連結用ロープ。
  3. 【請求項3】 固定層15が加熱ピン17による熱融着
    層である請求項1又は2記載の連結用ロープ。
  4. 【請求項4】 ロープ12端末部12aの端面12bが
    加熱板18による熱融着面である請求項1,2又は3記
    載の連結用ロープ。
  5. 【請求項5】 凹凸面16aがリング溝16bを間隔を
    おいて並設した内周面である請求項1,2,3又は4記
    載の手摺用ロープ。
  6. 【請求項6】 金属筒16Mが螺頭部13aのテーパ面
    に沿って絞り込まれた請求項1,2,3,4又は5記載
    の連結用ロープ。
  7. 【請求項7】 金属筒16Mとロープ12との間に少な
    くとも金属筒16Mのエッジ16cに近いロープ外面を
    被覆保護する筒状の緩衝材19が介在した請求項1,
    2,3,4,5又は6記載の連結用ロープ。
  8. 【請求項8】 係止部14と螺頭部13aとの中間に、
    パッキン30を介してストッパSに当接可能な当て金2
    0が固着された請求項1,2,3,4,5,6又は7記
    載の連結用ロープ。
  9. 【請求項9】 ポール11の挿通孔10の開口部より大
    きな形状を有する合成樹脂成形体31に、係止部14が
    挿通する偏平横穴32と、これと交叉する縦穴33と、
    この縦穴33に保持され上記係止部14を挿通する抜け
    止め用の軸34とを設けた連結用ロープのストッパ。
  10. 【請求項10】 合成樹脂成形体31がパッキン30を
    介して当て金20に当接可能な端面31aを有する球形
    体である請求項10記載の連結用ロープのストッパ。
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Cited By (1)

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