JP2955554B2 - 車両の部品間で電気伝達を行うための装置 - Google Patents
車両の部品間で電気伝達を行うための装置Info
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- B60N2/005—Arrangement or mounting of seats in vehicles, e.g. dismountable auxiliary seats
- B60N2/015—Attaching seats directly to vehicle chassis
- B60N2/01508—Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments
- B60N2/01516—Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments with locking mechanisms
- B60N2/01583—Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments with locking mechanisms locking on transversal elements on the vehicle floor or rail, e.g. transversal rods
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、車両の部品の間
で電気伝達(または、電気通信)を行うための装置に関
し、特に、車両シート(車両の座席)に設けられた電気
装置と車両の制御装置の間で電気伝達を行う装置に関す
る。
で電気伝達(または、電気通信)を行うための装置に関
し、特に、車両シート(車両の座席)に設けられた電気
装置と車両の制御装置の間で電気伝達を行う装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両には、車両シート上や車両シート内
に取り付けられた電気装置が設けられている場合が多
い。そのような電気装置の例は、シートに取り付けられ
たステレオ制御装置、シートに取り付けられた温度制御
装置、シートに取り付けられたエアバッグ、シート位置
モータ、及びシートヒーターを含んでいる。これらの電
気装置の各々は、車両のどこかに設けられた関連する制
御装置を備えることができる。したがって、車両シート
の各電気装置と車両のそれぞれの制御装置との間で電気
伝達を行う必要がある。さらに、電気装置にエネルギー
を与える(すなわち、通電する)ために、シートの各電
気装置と車両の電力源との間でも電気伝達を行う必要が
ある。
に取り付けられた電気装置が設けられている場合が多
い。そのような電気装置の例は、シートに取り付けられ
たステレオ制御装置、シートに取り付けられた温度制御
装置、シートに取り付けられたエアバッグ、シート位置
モータ、及びシートヒーターを含んでいる。これらの電
気装置の各々は、車両のどこかに設けられた関連する制
御装置を備えることができる。したがって、車両シート
の各電気装置と車両のそれぞれの制御装置との間で電気
伝達を行う必要がある。さらに、電気装置にエネルギー
を与える(すなわち、通電する)ために、シートの各電
気装置と車両の電力源との間でも電気伝達を行う必要が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】当該技術において、車
両シート上や車両シート内に取り付けられた電気装置と
車両のどこかに取り付けられた制御装置との間で、結線
(または、配線)で接続された(すなわち、物理的に組
み込まれた)プラグ接続式(すなわち、フラグ・イン
式、換言すれば、差し込み式)の電気的接続を行うこと
が公知である。バンのシートのようなある一定の車両シ
ートは、車両から取り外すことができる。プラグ接続式
の電気的接続では、車両シートの取り外しや取り替えが
多少扱いにくくなる。といのは、シートを取り外す場
合、手動でその電気的接続を切り離さなければならない
し、シートを取り付ける場合、再び電気的接続を行わな
ければならないからである。したがって、電気伝達を行
うための非接触式の手段を採用する装置が望ましい。こ
の非接触式の手段は、シートが車両に取り付けられると
き、シートに取り付けられた電気装置と、車両のどこか
に取り付けられた制御装置との間で、制御信号や電力の
形態の電気伝達(換言すれば、電気通信)を行うことが
できる。そのような非接触式の手段は、シートを取り付
ける場合やシートを取り外す場合に、手動による電線の
接続や非接続を必要としない。
両シート上や車両シート内に取り付けられた電気装置と
車両のどこかに取り付けられた制御装置との間で、結線
(または、配線)で接続された(すなわち、物理的に組
み込まれた)プラグ接続式(すなわち、フラグ・イン
式、換言すれば、差し込み式)の電気的接続を行うこと
が公知である。バンのシートのようなある一定の車両シ
ートは、車両から取り外すことができる。プラグ接続式
の電気的接続では、車両シートの取り外しや取り替えが
多少扱いにくくなる。といのは、シートを取り外す場
合、手動でその電気的接続を切り離さなければならない
し、シートを取り付ける場合、再び電気的接続を行わな
ければならないからである。したがって、電気伝達を行
うための非接触式の手段を採用する装置が望ましい。こ
の非接触式の手段は、シートが車両に取り付けられると
き、シートに取り付けられた電気装置と、車両のどこか
に取り付けられた制御装置との間で、制御信号や電力の
形態の電気伝達(換言すれば、電気通信)を行うことが
できる。そのような非接触式の手段は、シートを取り付
ける場合やシートを取り外す場合に、手動による電線の
接続や非接続を必要としない。
【0004】
【課題を解決するための手段】車両で使用するための装
置は、車両によって支持された少なくとも1つの制御装
置と、車両シートと、前記車両シートによって支持され
た少なくとも1つの電気装置とを備えている。前記車両
シートを前記車両に取り付けるための手段が設けられて
いる。車両に取り付けられた電源からの電力信号を、車
両シートによって支持された少なくとも1つの電気装置
に伝達するための第1のアンテナ手段が設けられてい
る。車両シートによって支持された少なくとも1つの電
気装置と、車両によって支持された少なくとも1つの制
御装置との間で伝達信号を伝達するための第2のアンテ
ナ手段が設けられている。
置は、車両によって支持された少なくとも1つの制御装
置と、車両シートと、前記車両シートによって支持され
た少なくとも1つの電気装置とを備えている。前記車両
シートを前記車両に取り付けるための手段が設けられて
いる。車両に取り付けられた電源からの電力信号を、車
両シートによって支持された少なくとも1つの電気装置
に伝達するための第1のアンテナ手段が設けられてい
る。車両シートによって支持された少なくとも1つの電
気装置と、車両によって支持された少なくとも1つの制
御装置との間で伝達信号を伝達するための第2のアンテ
ナ手段が設けられている。
【0005】本願発明の好適な実施例によれば、前記第
1のアンテナ手段は、前記車両に取り付けられた送電コ
イルと、前記車両シートに取り付けられた電力受信コイ
ルとを備えている。前記第2のアンテナ手段は、前記車
両に取り付けられた第1のアンテナと、前記車両シート
に取り付けられた第2のアンテナとを備えている。前記
車両シートを前記車両に取り付けるための手段によっ
て、前記車両シートは、前記車両に取り外し可能に取り
付けることができる。
1のアンテナ手段は、前記車両に取り付けられた送電コ
イルと、前記車両シートに取り付けられた電力受信コイ
ルとを備えている。前記第2のアンテナ手段は、前記車
両に取り付けられた第1のアンテナと、前記車両シート
に取り付けられた第2のアンテナとを備えている。前記
車両シートを前記車両に取り付けるための手段によっ
て、前記車両シートは、前記車両に取り外し可能に取り
付けることができる。
【0006】本願発明の1つの特徴によれば、前記第1
のアンテナ手段によって伝達された電力信号からの電気
エネルギーを貯蔵するためのエネルギー貯蔵手段が、前
記車両シートに取り付けられている。変換及び充電回路
が、前記第1のアンテナ手段と前記エネルギー貯蔵手段
との間に作動可能なように接続されている。前記電力信
号は交流となっており、前記変換及び充電回路は、前記
交流を直流に変換する。前記変換及び充電回路は、前記
エネルギー貯蔵手段を前記直流で充電する。少なくとも
1つの電気装置は、前記エネルギー貯蔵手段に電気的に
接続されている。
のアンテナ手段によって伝達された電力信号からの電気
エネルギーを貯蔵するためのエネルギー貯蔵手段が、前
記車両シートに取り付けられている。変換及び充電回路
が、前記第1のアンテナ手段と前記エネルギー貯蔵手段
との間に作動可能なように接続されている。前記電力信
号は交流となっており、前記変換及び充電回路は、前記
交流を直流に変換する。前記変換及び充電回路は、前記
エネルギー貯蔵手段を前記直流で充電する。少なくとも
1つの電気装置は、前記エネルギー貯蔵手段に電気的に
接続されている。
【0007】本願発明の他の特徴によれば、前記伝達信
号をディジタル方式でコード化(エンコード)するため
の第1の制御手段が設けられており、また、前記伝達信
号をディジタル方式で復号(デコード)するための第2
の制御手段が設けられている。前記第1の制御手段は、
前記第2のアンテナ手段と、少なくとも1つの前記電気
装置及び少なくとも1つの制御装置のうちの一方との間
で電気的に接続されている。前記第2の制御手段は、前
記第2のアンテナ手段と、少なくとも1つの前記電気装
置及び少なくとも1つの制御装置のうちの他方との間で
電気的に接続されている。前記第1の制御手段と前記第
2の制御手段の各々は、マイクロコンピュータを備えて
いる。
号をディジタル方式でコード化(エンコード)するため
の第1の制御手段が設けられており、また、前記伝達信
号をディジタル方式で復号(デコード)するための第2
の制御手段が設けられている。前記第1の制御手段は、
前記第2のアンテナ手段と、少なくとも1つの前記電気
装置及び少なくとも1つの制御装置のうちの一方との間
で電気的に接続されている。前記第2の制御手段は、前
記第2のアンテナ手段と、少なくとも1つの前記電気装
置及び少なくとも1つの制御装置のうちの他方との間で
電気的に接続されている。前記第1の制御手段と前記第
2の制御手段の各々は、マイクロコンピュータを備えて
いる。
【0008】さらに、本願発明によれば、車両で使用す
るための装置が設けられている。車両で使用するための
この装置は、前記車両の第1の部分によって支持され制
御信号を供給するための第1の制御手段と、前記車両の
第2の部分によって支持され前記車両の第2の部分の装
置に前記制御信号を供給するための第2の制御手段とを
備えている。前記第1の制御手段からの前記制御信号を
前記第2の制御手段に連結するための非接触式のトラン
シーバー手段が、前記第1の制御手段と前記第2の制御
手段とに接続されている。電磁界を発生して前記第2の
制御手段に電力を誘導する非接触式の電力伝達手段が設
けられている。
るための装置が設けられている。車両で使用するための
この装置は、前記車両の第1の部分によって支持され制
御信号を供給するための第1の制御手段と、前記車両の
第2の部分によって支持され前記車両の第2の部分の装
置に前記制御信号を供給するための第2の制御手段とを
備えている。前記第1の制御手段からの前記制御信号を
前記第2の制御手段に連結するための非接触式のトラン
シーバー手段が、前記第1の制御手段と前記第2の制御
手段とに接続されている。電磁界を発生して前記第2の
制御手段に電力を誘導する非接触式の電力伝達手段が設
けられている。
【0009】
【発明の実施の形態】本願発明の他の特徴や効果は、下
記に詳細に述べられる記述や添付した図面から、本願発
明に関係する当業者にとって明らかとなるであろう。
記に詳細に述べられる記述や添付した図面から、本願発
明に関係する当業者にとって明らかとなるであろう。
【0010】図1を参照すると、車両シート12上や車
両シート12内に取り付けられた電気装置と車両14と
の間で、電力と制御信号とを供給するための装置10が
図示されている。車両14は、車両本体16を備えてい
る。車両本体16は、実質的に平坦なフロア18を有し
ている。フロア18は、複数の溝20を備えている。複
数の溝20のうち2つの溝が、図1及び図2に図示され
ている。溝20は、フロア18から下方に向けて伸長し
ていおり、ほぼ長方形の形状をしている。複数の溝20
のうち溝20aとして示されている第1の溝20aは、
図2に最も良く示されているように、第1の側部22
と、第2の側部24と、第3の側部26と、第4の側部
28とを備えている。第1の側部22は、第3の側部2
6に平行になっている。第2の側部24は、第4の側部
28に平行になっている。第1の溝20aは、また、底
壁30を備えている。底壁30は、車両本体16のフロ
ア18に実質的に平行になっている。
両シート12内に取り付けられた電気装置と車両14と
の間で、電力と制御信号とを供給するための装置10が
図示されている。車両14は、車両本体16を備えてい
る。車両本体16は、実質的に平坦なフロア18を有し
ている。フロア18は、複数の溝20を備えている。複
数の溝20のうち2つの溝が、図1及び図2に図示され
ている。溝20は、フロア18から下方に向けて伸長し
ていおり、ほぼ長方形の形状をしている。複数の溝20
のうち溝20aとして示されている第1の溝20aは、
図2に最も良く示されているように、第1の側部22
と、第2の側部24と、第3の側部26と、第4の側部
28とを備えている。第1の側部22は、第3の側部2
6に平行になっている。第2の側部24は、第4の側部
28に平行になっている。第1の溝20aは、また、底
壁30を備えている。底壁30は、車両本体16のフロ
ア18に実質的に平行になっている。
【0011】同一の棒状部材40が、図1及び図2に示
されるように、複数の溝20の各々に配置されている。
第1の溝20aにおいては、同一の棒状部材40うち棒
状部材40aとして示されている第1の棒状部材40a
が、第1の溝20aの長さを横切って伸長している。第
1の棒状部材40aは、図2に示されているように、第
2の側部24と第4の側部28とに固定されている。第
1の棒状部材40aは、第1の溝20aの第1の側部2
2に対し実質的に平行に伸長している。第1の棒状部材
40aは円筒形の形状をしており、直径D1を有する外
面42を備えている。
されるように、複数の溝20の各々に配置されている。
第1の溝20aにおいては、同一の棒状部材40うち棒
状部材40aとして示されている第1の棒状部材40a
が、第1の溝20aの長さを横切って伸長している。第
1の棒状部材40aは、図2に示されているように、第
2の側部24と第4の側部28とに固定されている。第
1の棒状部材40aは、第1の溝20aの第1の側部2
2に対し実質的に平行に伸長している。第1の棒状部材
40aは円筒形の形状をしており、直径D1を有する外
面42を備えている。
【0012】再び図1を参照すると、車両シート12
は、フレーム50と、フレーム50に取り付けられたシ
ートクッション52とを備えている。車両シート12
は、さらに、複数の取付け脚部54を備えている。取付
け脚部54は、フレーム50から下方に伸長している。
取付け脚部54の各々は、ラッチ機構60を備えてい
る。ラッチ機構60のうちラッチ機構60aとして示さ
れている第1のラッチ機構60aは、固定された第1の
部材70と、第1の部材70に対して枢動可能な第2の
部材80と、第2の部材80に固定して取り付けられた
手動で操作可能な手動式操作レバー90とを備えてい
る。第1のラッチ機構60aの第1の部材70は、上部
72と下部76とを備えている。上部72は、長方形の
形状をしており、外面74を備えている。下部76は、
湾曲しており、内面78を備えている。枢動ピン100
が、下部76に取り付けられている。
は、フレーム50と、フレーム50に取り付けられたシ
ートクッション52とを備えている。車両シート12
は、さらに、複数の取付け脚部54を備えている。取付
け脚部54は、フレーム50から下方に伸長している。
取付け脚部54の各々は、ラッチ機構60を備えてい
る。ラッチ機構60のうちラッチ機構60aとして示さ
れている第1のラッチ機構60aは、固定された第1の
部材70と、第1の部材70に対して枢動可能な第2の
部材80と、第2の部材80に固定して取り付けられた
手動で操作可能な手動式操作レバー90とを備えてい
る。第1のラッチ機構60aの第1の部材70は、上部
72と下部76とを備えている。上部72は、長方形の
形状をしており、外面74を備えている。下部76は、
湾曲しており、内面78を備えている。枢動ピン100
が、下部76に取り付けられている。
【0013】枢動可能な第2の部材80は、上部セクシ
ョン82と下部セクション86とを備えている。第2の
部材80の上部セクション82は、枢動ピン100に取
り付けられている。(図示しない)ばねによって、第2
の部材80は、図1に示されているように、反時計回り
の方向に回転できるように偏倚されている。しかも、第
2の部材80の下部セクション86は、第1の部材70
の下部76の湾曲とは反対方向に湾曲している。下部セ
クション86は、内面88を備えている。第1の部材7
0の内面78と第2の部材80の内面88は、それぞ
れ、一緒に、第1のラッチ機構60a用の内径D2を形
成している。第1のラッチ機構60a用の内径D2は、
第1の棒状部材40aの外径D1よりもわずかに大きく
なっている。
ョン82と下部セクション86とを備えている。第2の
部材80の上部セクション82は、枢動ピン100に取
り付けられている。(図示しない)ばねによって、第2
の部材80は、図1に示されているように、反時計回り
の方向に回転できるように偏倚されている。しかも、第
2の部材80の下部セクション86は、第1の部材70
の下部76の湾曲とは反対方向に湾曲している。下部セ
クション86は、内面88を備えている。第1の部材7
0の内面78と第2の部材80の内面88は、それぞ
れ、一緒に、第1のラッチ機構60a用の内径D2を形
成している。第1のラッチ機構60a用の内径D2は、
第1の棒状部材40aの外径D1よりもわずかに大きく
なっている。
【0014】手動式操作レバー90は、連結部92と、
手動で係合操作を行う把持部としての手動係合部94と
を備えている。連結部92は、第1のラッチ機構60a
の第2の部材80の上部セクション82に固定して取り
付けられている。手動係合部94は、車両シート12の
下で手により操作可能な位置に設けられている。
手動で係合操作を行う把持部としての手動係合部94と
を備えている。連結部92は、第1のラッチ機構60a
の第2の部材80の上部セクション82に固定して取り
付けられている。手動係合部94は、車両シート12の
下で手により操作可能な位置に設けられている。
【0015】送電アンテナ110が、図1に示されるよ
うに、第1の溝20aに配置されている。送電アンテナ
110は、送電コイル112を備えている。送電コイル
112は、第1の溝20aの第1の側部22に取り付け
られている。送電コイル112は、電源回路114に電
気的に接続されている。図3を参照すると、電源回路1
14は、発信回路116を備えている。発信回路116
は、車両本体16に取り付けられている。発信回路11
6は、また、車両のバッテリのような車両14に設けら
れた電力源118に接続されている。
うに、第1の溝20aに配置されている。送電アンテナ
110は、送電コイル112を備えている。送電コイル
112は、第1の溝20aの第1の側部22に取り付け
られている。送電コイル112は、電源回路114に電
気的に接続されている。図3を参照すると、電源回路1
14は、発信回路116を備えている。発信回路116
は、車両本体16に取り付けられている。発信回路11
6は、また、車両のバッテリのような車両14に設けら
れた電力源118に接続されている。
【0016】第1の信号アンテナ120が、また、第1
の溝20aに配置されている。第1の信号アンテナ12
0は、送電コイル112に隣接して、第1の溝20aの
第1の側部22に取り付けられている。第1の信号アン
テナ120は、車両制御回路130に電気的に接続され
ている。図3に詳細に示されているように、車両制御回
路130は、第1のマイクロコンピュータ132を備え
ている。第1のマイクロコンピュータ132は、車両本
体16に取り付けられている。第1のマイクロコンピュ
ータ132は、車両14に配置された複数の電気コント
ローラ(電気制御装置)140に、該電気コントローラ
140を作動させることができるように連結されてい
る。
の溝20aに配置されている。第1の信号アンテナ12
0は、送電コイル112に隣接して、第1の溝20aの
第1の側部22に取り付けられている。第1の信号アン
テナ120は、車両制御回路130に電気的に接続され
ている。図3に詳細に示されているように、車両制御回
路130は、第1のマイクロコンピュータ132を備え
ている。第1のマイクロコンピュータ132は、車両本
体16に取り付けられている。第1のマイクロコンピュ
ータ132は、車両14に配置された複数の電気コント
ローラ(電気制御装置)140に、該電気コントローラ
140を作動させることができるように連結されてい
る。
【0017】前記複数の電気コントローラ140は、ス
テレオシステムコントローラ142、温度システムコン
トローラ144、エアーバッグシステムコントローラ1
46とを備えている。ステレオシステムコントローラ1
42は、典型的に、温度システムコントローラ144と
同様に、車両14のダッシュボードやインストルメント
・パネル(図示せず)に取り付けられている。エアーバ
ッグシステムコントローラ146は、車両本体16の種
々の位置に取り付けることができる。
テレオシステムコントローラ142、温度システムコン
トローラ144、エアーバッグシステムコントローラ1
46とを備えている。ステレオシステムコントローラ1
42は、典型的に、温度システムコントローラ144と
同様に、車両14のダッシュボードやインストルメント
・パネル(図示せず)に取り付けられている。エアーバ
ッグシステムコントローラ146は、車両本体16の種
々の位置に取り付けることができる。
【0018】電力を受け取る電力受信コイル152を備
えた第2のパワー・アンテナ(電動式アンテナ)150
が、第1のラッチ機構60aの第1の部材70の第1の
外面74に取り付けられている。第2のパワー・アンテ
ナ150は、車両シート12が図1に示されるように車
両14に取り付けられたとき、送電コイル112と電力
受信コイル152との間に比較的小さなギャップ(間
隙)が形成された状態で、送電コイル112と電力受信
コイル152とが互いに対してきわめて接近して配置さ
れるように、位置決めされている。電力受信コイル15
2は、変換及び充電回路154に電気的に接続されてい
る。図1及び図3に示されているように、バッテリ15
6が、車両シート12に設けられており、変換及び充電
回路154に電気的に接続されている。
えた第2のパワー・アンテナ(電動式アンテナ)150
が、第1のラッチ機構60aの第1の部材70の第1の
外面74に取り付けられている。第2のパワー・アンテ
ナ150は、車両シート12が図1に示されるように車
両14に取り付けられたとき、送電コイル112と電力
受信コイル152との間に比較的小さなギャップ(間
隙)が形成された状態で、送電コイル112と電力受信
コイル152とが互いに対してきわめて接近して配置さ
れるように、位置決めされている。電力受信コイル15
2は、変換及び充電回路154に電気的に接続されてい
る。図1及び図3に示されているように、バッテリ15
6が、車両シート12に設けられており、変換及び充電
回路154に電気的に接続されている。
【0019】第2の信号アンテナ160が、第1のラッ
チ機構60aの第1の部材70の第1の外面74に取り
付けられている。第2の信号アンテナ160は、車両シ
ート12が取り付けられたとき、第1の信号アンテナ1
20と第2の信号アンテナ160との間に比較的小さな
ギャップ(間隙)が形成された状態で、第1の信号アン
テナ120にきわめて接近して配置されるように、位置
決めされている。第2の信号アンテナ160は、シート
制御回路170に電気的に接続されている。図3に詳細
に説明されているように、シート制御回路170は、第
2のマイクロコンピュータ172を備えている。第2の
マイクロコンピュータ172は、車両シート12に設け
られている。第2のマイクロコンピュータ172は、車
両シート12に設けられた複数の電気装置180を作動
できるように、該電気装置180に連結されている。第
2のマイクロコンピュータ172は、また、車両シート
12に設けられたバッテリ156に作動可能に連結され
ている。シート位置制御スイッチのような複数の制御ス
イッチ174が、図3に示されているように、第2のマ
イクロコンピュータ172に接続されている。
チ機構60aの第1の部材70の第1の外面74に取り
付けられている。第2の信号アンテナ160は、車両シ
ート12が取り付けられたとき、第1の信号アンテナ1
20と第2の信号アンテナ160との間に比較的小さな
ギャップ(間隙)が形成された状態で、第1の信号アン
テナ120にきわめて接近して配置されるように、位置
決めされている。第2の信号アンテナ160は、シート
制御回路170に電気的に接続されている。図3に詳細
に説明されているように、シート制御回路170は、第
2のマイクロコンピュータ172を備えている。第2の
マイクロコンピュータ172は、車両シート12に設け
られている。第2のマイクロコンピュータ172は、車
両シート12に設けられた複数の電気装置180を作動
できるように、該電気装置180に連結されている。第
2のマイクロコンピュータ172は、また、車両シート
12に設けられたバッテリ156に作動可能に連結され
ている。シート位置制御スイッチのような複数の制御ス
イッチ174が、図3に示されているように、第2のマ
イクロコンピュータ172に接続されている。
【0020】車両シート12に設けられた複数の電気装
置180は、ステレオ制御装置182と、温度制御装置
184と、エアーバッグ186と、シート位置モータ1
88と、シートヒーター190とを備えている。複数の
電気装置180は、車両シート12のバッテリ156に
電気的に接続されている。
置180は、ステレオ制御装置182と、温度制御装置
184と、エアーバッグ186と、シート位置モータ1
88と、シートヒーター190とを備えている。複数の
電気装置180は、車両シート12のバッテリ156に
電気的に接続されている。
【0021】車両シート12を車両14に取り付けるた
めに、車両シート12の取付け脚部54は、車両本体1
6のフロア18に設けられた複数の溝20の真上に位置
決めされている。第1のラッチ機構60aに関して後述
されている車両シート12の取付け手順は、複数の取付
け脚部54に設けられたラッチ機構60の各々のために
用いられる。手動式操作レバー90が手動で(図1の時
計回りに)枢動される。これによって、第1のラッチ機
構60aの第2の部材80が、手動式操作レバー90と
一緒に枢動する。第2の部材80の下部セクション86
の終端と、第1の部材70の下部76の終端との間にそ
れぞれ開口部が形成される。次いで、第1の棒状部材4
0aが第1のラッチ機構60aの前記開口部を通って受
け入れられるように、車両シート12が手動で下げられ
る。次いで、手動式操作レバー90が解放されると、
(図示しない)ばねによって、第2の部材80が反時計
回りに枢動して、前記開口部が閉じ、第1の棒状部材4
0aが第1のラッチ機構60aに捕捉される。第1のラ
ッチ機構60aの内面78と内面88とが、第1の棒状
部材40aの外面42の周囲にぴったりと嵌合し、これ
によって、車両シート12が車両本体16に固定され
る。
めに、車両シート12の取付け脚部54は、車両本体1
6のフロア18に設けられた複数の溝20の真上に位置
決めされている。第1のラッチ機構60aに関して後述
されている車両シート12の取付け手順は、複数の取付
け脚部54に設けられたラッチ機構60の各々のために
用いられる。手動式操作レバー90が手動で(図1の時
計回りに)枢動される。これによって、第1のラッチ機
構60aの第2の部材80が、手動式操作レバー90と
一緒に枢動する。第2の部材80の下部セクション86
の終端と、第1の部材70の下部76の終端との間にそ
れぞれ開口部が形成される。次いで、第1の棒状部材4
0aが第1のラッチ機構60aの前記開口部を通って受
け入れられるように、車両シート12が手動で下げられ
る。次いで、手動式操作レバー90が解放されると、
(図示しない)ばねによって、第2の部材80が反時計
回りに枢動して、前記開口部が閉じ、第1の棒状部材4
0aが第1のラッチ機構60aに捕捉される。第1のラ
ッチ機構60aの内面78と内面88とが、第1の棒状
部材40aの外面42の周囲にぴったりと嵌合し、これ
によって、車両シート12が車両本体16に固定され
る。
【0022】車両シート12の取付け脚部54の各々に
ついて、上記取付け手順が完了したとき、車両シート1
2は、車両14の所定位置に配置される。車両シート1
2が前記所定位置にある状態で、ギャップ(間隙)20
0が、第1のラッチ機構60aの第1の部材70の外面
74と第1の溝20aの第1の側部22との間に形成さ
れる。送電コイル112は、ギャップ200を横切っ
て、電力受信コイル152に真正面(または、一直線)
に対向する。しかし、送電コイル112は、電力受信コ
イル152に接触していない。送電コイル112は、電
力受信コイル152にきわめて接近して配置されてい
る。同様に、第1の信号アンテナ120は、ギャップ2
00を横切って、第2の信号アンテナ160に真正面
(または、一直線)に対向する。しかし、第1の信号ア
ンテナ120は、第2の信号アンテナ160に接触して
いない。第1の信号アンテナ120は、第2の信号アン
テナ160にきわめて接近して配置されている。車両シ
ート12が所定の位置にあって、車両の電気システムが
作動するとき(すなわち、点火が開始したとき)、電力
と制御信号とを供給するための電力及び制御信号供給装
置10が作動して、車両シート12と車両14との間
に、プラグ接続式(すなわち、接触式)の電気的接続を
使用することなく、(i)電力の、車両シート12の変
換及び充電回路154への供給と、(ii)車両シート
12の複数の電気装置180と制御信号との電気的伝達
とを、同時に行うことができる。
ついて、上記取付け手順が完了したとき、車両シート1
2は、車両14の所定位置に配置される。車両シート1
2が前記所定位置にある状態で、ギャップ(間隙)20
0が、第1のラッチ機構60aの第1の部材70の外面
74と第1の溝20aの第1の側部22との間に形成さ
れる。送電コイル112は、ギャップ200を横切っ
て、電力受信コイル152に真正面(または、一直線)
に対向する。しかし、送電コイル112は、電力受信コ
イル152に接触していない。送電コイル112は、電
力受信コイル152にきわめて接近して配置されてい
る。同様に、第1の信号アンテナ120は、ギャップ2
00を横切って、第2の信号アンテナ160に真正面
(または、一直線)に対向する。しかし、第1の信号ア
ンテナ120は、第2の信号アンテナ160に接触して
いない。第1の信号アンテナ120は、第2の信号アン
テナ160にきわめて接近して配置されている。車両シ
ート12が所定の位置にあって、車両の電気システムが
作動するとき(すなわち、点火が開始したとき)、電力
と制御信号とを供給するための電力及び制御信号供給装
置10が作動して、車両シート12と車両14との間
に、プラグ接続式(すなわち、接触式)の電気的接続を
使用することなく、(i)電力の、車両シート12の変
換及び充電回路154への供給と、(ii)車両シート
12の複数の電気装置180と制御信号との電気的伝達
とを、同時に行うことができる。
【0023】電力及び制御信号供給装置10は、車両本
体16に設けられた送電コイル112からの電気エネル
ギーを車両シート12に設けられた電力受信コイル15
2に伝達することによって、プラグ接続式の電気的接続
を使用することなく、電力を車両シート12に供給する
ことができる。電源回路114の発信回路116は、電
力源としての車両のバッテリ118からのDC電圧(直
流電圧)をAC電気信号(交流電気信号)に変換する。
交流電気信号は、送電コイル112に供給される。送電
コイル112で、交流電気信号は電磁界を発生する。電
磁界は、ギャップ200を横切って伝達され、電気エネ
ルギーが電力受信コイル152に誘導される。電力受信
コイル152に誘導された電気エネルギーは、変換及び
充電回路154に進み、電気エネルギーは、変換及び充
電回路154で直流信号に変換され、車両シート12に
設けられたバッテリ156を充電するために使用され
る。
体16に設けられた送電コイル112からの電気エネル
ギーを車両シート12に設けられた電力受信コイル15
2に伝達することによって、プラグ接続式の電気的接続
を使用することなく、電力を車両シート12に供給する
ことができる。電源回路114の発信回路116は、電
力源としての車両のバッテリ118からのDC電圧(直
流電圧)をAC電気信号(交流電気信号)に変換する。
交流電気信号は、送電コイル112に供給される。送電
コイル112で、交流電気信号は電磁界を発生する。電
磁界は、ギャップ200を横切って伝達され、電気エネ
ルギーが電力受信コイル152に誘導される。電力受信
コイル152に誘導された電気エネルギーは、変換及び
充電回路154に進み、電気エネルギーは、変換及び充
電回路154で直流信号に変換され、車両シート12に
設けられたバッテリ156を充電するために使用され
る。
【0024】電力及び制御信号供給装置10によって、
また、プラグ接続式の電気的接続を用いることなく、複
数の電気装置180と制御信号との伝達(通信)を行う
ことができる。第1の信号アンテナ120と第2の信号
アンテナ160とは、第1のマイクロコンピュータ13
2と第2のマイクロコンピュータ172との間で制御信
号を送信し且つ受信することができるトランシーバーと
して機能している。制御信号を車両シート12に送信す
るために、例えば、信号を送信して車両シート12に取
り付けられたエアーバッグ186をトリガする(作動さ
せる)ために、トリガ制御信号が、車両のエアーバッグ
システムコントローラ146から第1のマイクロコンピ
ュータ132に送信される。トリガ制御信号は、第1の
マイクロコンピュータ132によってディジタル方式で
コード化され(エンコードされ)、第1の信号アンテナ
120から伝達され、第2の信号アンテナ160によっ
て受信され、車両シート12に設けられた第2のマイク
ロコンピュータ172に伝達される。第2のマイクロコ
ンピュータ172は、トリガ制御信号を復号(デコー
ド)し、トリガ制御信号を適切な電気装置(この例にお
いては、エアーバッグ186)に送信する。図3で理解
できるように、エアーバッグ186は、また、車両シー
ト12のバッテリ156に接続されている。その結果、
制御信号の指示を実行するのに必要な電力をバッテリ1
56から得ることができる。当業者は、エアーバッグ1
86が、バッテリ156とエアーバッグ186用の点火
器(イグナイター)との間に接続された適切な駆動回路
を備えているということを理解できるであろう。
また、プラグ接続式の電気的接続を用いることなく、複
数の電気装置180と制御信号との伝達(通信)を行う
ことができる。第1の信号アンテナ120と第2の信号
アンテナ160とは、第1のマイクロコンピュータ13
2と第2のマイクロコンピュータ172との間で制御信
号を送信し且つ受信することができるトランシーバーと
して機能している。制御信号を車両シート12に送信す
るために、例えば、信号を送信して車両シート12に取
り付けられたエアーバッグ186をトリガする(作動さ
せる)ために、トリガ制御信号が、車両のエアーバッグ
システムコントローラ146から第1のマイクロコンピ
ュータ132に送信される。トリガ制御信号は、第1の
マイクロコンピュータ132によってディジタル方式で
コード化され(エンコードされ)、第1の信号アンテナ
120から伝達され、第2の信号アンテナ160によっ
て受信され、車両シート12に設けられた第2のマイク
ロコンピュータ172に伝達される。第2のマイクロコ
ンピュータ172は、トリガ制御信号を復号(デコー
ド)し、トリガ制御信号を適切な電気装置(この例にお
いては、エアーバッグ186)に送信する。図3で理解
できるように、エアーバッグ186は、また、車両シー
ト12のバッテリ156に接続されている。その結果、
制御信号の指示を実行するのに必要な電力をバッテリ1
56から得ることができる。当業者は、エアーバッグ1
86が、バッテリ156とエアーバッグ186用の点火
器(イグナイター)との間に接続された適切な駆動回路
を備えているということを理解できるであろう。
【0025】エアーバッグ186のような車両シート1
2の電気装置からの信号を、エアーバッグシステムコン
トローラ146のような車両システムコントローラに返
送するために、信号が、第2のマイクロコンピュータ1
72から第2の信号アンテナ160及び第1の信号アン
テナ120を通って第1のマイクロコンピュータ132
に送信される。例えば、第2のマイクロコンピュータ1
72は、エアーバッグ186の診断テストを実行するこ
とができる。診断テストの結果は、エアーバッグシステ
ムコントローラ146に伝えられることが望ましい。診
断テストの結果は、第2のマイクロコンピュータ172
によってディジタル方式でコード化され(エンコードさ
れ)、第2の信号アンテナ160から伝達され、第1の
信号アンテナ120によって受信される。受信された信
号は、次いで、車両14の第1のマイクロコンピュータ
132に供給される。第1のマイクロコンピュータ13
2は、診断テスト結果の信号を復号(デコード)して、
適切なコントローラ(この場合は、エアーバッグシステ
ムコントローラ146)に送信する。エアーバッグシス
テムコントローラ146は、そのとき、例えば、車両の
インストルメント・パネル上の表示ランプを照らして、
エアーバッグ186の状態(ステータス)を運転手に警
告することができる。
2の電気装置からの信号を、エアーバッグシステムコン
トローラ146のような車両システムコントローラに返
送するために、信号が、第2のマイクロコンピュータ1
72から第2の信号アンテナ160及び第1の信号アン
テナ120を通って第1のマイクロコンピュータ132
に送信される。例えば、第2のマイクロコンピュータ1
72は、エアーバッグ186の診断テストを実行するこ
とができる。診断テストの結果は、エアーバッグシステ
ムコントローラ146に伝えられることが望ましい。診
断テストの結果は、第2のマイクロコンピュータ172
によってディジタル方式でコード化され(エンコードさ
れ)、第2の信号アンテナ160から伝達され、第1の
信号アンテナ120によって受信される。受信された信
号は、次いで、車両14の第1のマイクロコンピュータ
132に供給される。第1のマイクロコンピュータ13
2は、診断テスト結果の信号を復号(デコード)して、
適切なコントローラ(この場合は、エアーバッグシステ
ムコントローラ146)に送信する。エアーバッグシス
テムコントローラ146は、そのとき、例えば、車両の
インストルメント・パネル上の表示ランプを照らして、
エアーバッグ186の状態(ステータス)を運転手に警
告することができる。
【0026】第1の信号アンテナ120と第2の信号ア
ンテナ160とがトランシーバーとして、すなわち、信
号を伝達し受信するアンテナとして作動するので、第1
のマイクロコンピュータ132と第2のマイクロコンピ
ュータ172とは、半二重モードで作動するようにプロ
グラムされており、その結果、通信は、一度に一方方向
のみに生じる。
ンテナ160とがトランシーバーとして、すなわち、信
号を伝達し受信するアンテナとして作動するので、第1
のマイクロコンピュータ132と第2のマイクロコンピ
ュータ172とは、半二重モードで作動するようにプロ
グラムされており、その結果、通信は、一度に一方方向
のみに生じる。
【0027】図3に示された車両14の他のコントロー
ラからの制御信号も、上述したのと同じ態様で、コード
化され(エンコードされ)、伝達され、復号(デコー
ド)され、そして、車両シート12の適切な電気装置に
送信される。さらに、図3に示された車両シート12の
他の複数の電気装置180からの制御信号(及び/また
は診断信号)も、上述したのと同じ態様で、コード化さ
れ(エンコードされ)、伝達され、復号(デコード)さ
れ、そして、車両14の適切なコントローラに送信され
る。例えば、シートに取り付けられたステレオ制御装置
182は、ステレオシステムコントローラ142に信号
を返送して、車両のステレオシステムの音量レベルを調
節することができる。同様に、シートに取り付けられた
温度制御装置184は、温度システムコントローラ14
4に信号を返送して、車両14内の温度を調節すること
ができる。
ラからの制御信号も、上述したのと同じ態様で、コード
化され(エンコードされ)、伝達され、復号(デコー
ド)され、そして、車両シート12の適切な電気装置に
送信される。さらに、図3に示された車両シート12の
他の複数の電気装置180からの制御信号(及び/また
は診断信号)も、上述したのと同じ態様で、コード化さ
れ(エンコードされ)、伝達され、復号(デコード)さ
れ、そして、車両14の適切なコントローラに送信され
る。例えば、シートに取り付けられたステレオ制御装置
182は、ステレオシステムコントローラ142に信号
を返送して、車両のステレオシステムの音量レベルを調
節することができる。同様に、シートに取り付けられた
温度制御装置184は、温度システムコントローラ14
4に信号を返送して、車両14内の温度を調節すること
ができる。
【0028】電力及び制御信号供給装置10によって、
車両シート12と車両14との間にプラグ接続を用いる
ことなく、複数の電気装置180を通電する(換言すれ
ば、エネルギーを与える)ことができる。図3に示され
ているように、シート位置モータ188とシートヒータ
ー190は、送電コイル112及び電力受信コイル15
2によって充電される車両シート12のバッテリ156
に電気的に接続されている。
車両シート12と車両14との間にプラグ接続を用いる
ことなく、複数の電気装置180を通電する(換言すれ
ば、エネルギーを与える)ことができる。図3に示され
ているように、シート位置モータ188とシートヒータ
ー190は、送電コイル112及び電力受信コイル15
2によって充電される車両シート12のバッテリ156
に電気的に接続されている。
【0029】本願発明の上述した説明から、当業者は、
改善、改変、及び変更を理解できるであろう。例えば、
他の電気装置を車両シートに設け、そして、電気式シー
トベルトリトラクタ、ライト付きシートベルトバック
ル、ベルトプリテンショナー、同乗者位置あるいは重量
センサ、シートに取り付けられたマッサージ機械、及び
インテリアライト制御装置を含む電力及び制御信号供給
装置10によって作動させることができる。さらに、信
号アンテナを、送電コイルや電力受信コイルを設けた溝
とは違う車両フロアの別の溝に設けることもできる。最
後に、車両シートは、本願明細書で説明したラッチ機構
60とは違う別のラッチ機構を使用することによって、
車両に固定することもできる。当業者が行えるそのよう
な改良、改変、及び変更は、請求の範囲によってカバー
されるように意図されている。
改善、改変、及び変更を理解できるであろう。例えば、
他の電気装置を車両シートに設け、そして、電気式シー
トベルトリトラクタ、ライト付きシートベルトバック
ル、ベルトプリテンショナー、同乗者位置あるいは重量
センサ、シートに取り付けられたマッサージ機械、及び
インテリアライト制御装置を含む電力及び制御信号供給
装置10によって作動させることができる。さらに、信
号アンテナを、送電コイルや電力受信コイルを設けた溝
とは違う車両フロアの別の溝に設けることもできる。最
後に、車両シートは、本願明細書で説明したラッチ機構
60とは違う別のラッチ機構を使用することによって、
車両に固定することもできる。当業者が行えるそのよう
な改良、改変、及び変更は、請求の範囲によってカバー
されるように意図されている。
【図1】図1は、車両シートで使用できるようにした、
本願発明に係わる、電力及びデータの遠隔通信構造の概
略図である。
本願発明に係わる、電力及びデータの遠隔通信構造の概
略図である。
【図2】図2は、理解を容易にするために複数の部品を
取り除いた状態の、図1の線2−2に沿って取った図で
ある。
取り除いた状態の、図1の線2−2に沿って取った図で
ある。
【図3】図3は、図1の電力及びデータの遠隔通信構造
の概略的な回路図である。
の概略的な回路図である。
10 電力及び制御信号供給装置 12 車両シート 14 車両 16 車両本体 18 フロア 20 溝 20a 第1の溝 22 第1の側部 24 第2の側部 26 第3の側部 28 第4の側部 30 底壁 40 棒状部材 40a 第1の棒
状部材 42 外面 50 フレーム 52 シートクッション 54 取付け脚部 60 ラッチ機構 60a 第1のラ
ッチ機構 70 第1の部材 72 上部 74 外面(第1の外面) 76 下部 78 内面 80 第2の部材 82 上部セクション 86 下部セクシ
ョン 88 内面 90 手動式操作
レバー 92 連結部 94 手動係合部 100 枢動ピン 110 送電アン
テナ 112 送電コイル 114 電源回路 116 発信回路 118 電力源 118 車両のバッテリ 120 第1の信
号アンテナ 130 車両制御回路 132 第1のマ
イクロコンピュータ 140 電気コントローラ 142 ステレオシステムコントローラ 144 温度システムコントローラ 146 エアーバッグシステムコントローラ 150 第2のパワー・アンテナ 152 電力受信
コイル 154 変換及び充電回路 156 バッテリ 160 第2の信号アンテナ 170 シート制
御回路 172 第2のマイクロコンピュータ 174 制御スイッチ 180 複数の電
気装置 182 ステレオ制御装置 184 温度制御
装置 186 エアーバッグ 188 シート位
置モータ 190 シートヒーター 200 ギャップ D1 直径 D2 内径
状部材 42 外面 50 フレーム 52 シートクッション 54 取付け脚部 60 ラッチ機構 60a 第1のラ
ッチ機構 70 第1の部材 72 上部 74 外面(第1の外面) 76 下部 78 内面 80 第2の部材 82 上部セクション 86 下部セクシ
ョン 88 内面 90 手動式操作
レバー 92 連結部 94 手動係合部 100 枢動ピン 110 送電アン
テナ 112 送電コイル 114 電源回路 116 発信回路 118 電力源 118 車両のバッテリ 120 第1の信
号アンテナ 130 車両制御回路 132 第1のマ
イクロコンピュータ 140 電気コントローラ 142 ステレオシステムコントローラ 144 温度システムコントローラ 146 エアーバッグシステムコントローラ 150 第2のパワー・アンテナ 152 電力受信
コイル 154 変換及び充電回路 156 バッテリ 160 第2の信号アンテナ 170 シート制
御回路 172 第2のマイクロコンピュータ 174 制御スイッチ 180 複数の電
気装置 182 ステレオ制御装置 184 温度制御
装置 186 エアーバッグ 188 シート位
置モータ 190 シートヒーター 200 ギャップ D1 直径 D2 内径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スコット・ビー・ジェントリー アメリカ合衆国ミシガン州48065,ロメ オ,ヒップ・ロード 77221 (72)発明者 ジョゼフ・エフ・メイツァー アメリカ合衆国ミシガン州48094,ワシ ントン,ウインストン 58471 (72)発明者 ジョン・ビー・スパーホーク アメリカ合衆国ミシガン州48073,ロイ ヤル・オーク,ガーデン・アベニュー 3261 (56)参考文献 特開 昭58−115945(JP,A) 特開 昭58−142509(JP,A) 特開 昭58−199246(JP,A) 特開 昭61−271155(JP,A) 特開 昭63−224635(JP,A) 特開 平2−310134(JP,A) 特開 平6−305346(JP,A) 特開 平7−212992(JP,A) 特開 平7−277138(JP,A) 特開 平8−149724(JP,A) 特開 平9−182324(JP,A) 特開 平9−266643(JP,A) 特開 平10−86723(JP,A) 実開 昭59−57230(JP,U) 実開 昭59−79992(JP,U) 実開 昭63−169334(JP,U) 実開 平1−154616(JP,U) 特表 平5−509205(JP,A) 米国特許4038625(US,A) 米国特許4550444(US,A) 米国特許4639714(US,A) 米国特許4888535(US,A) 米国特許4918745(US,A) 米国特許4977623(US,A) 米国特許5229652(US,A) 米国特許5385476(US,A) 米国特許5455467(US,A) 欧州特許出願公開357829(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60N 2/00 - 2/54 B60R 11/00 - 11/06 B60R 16/00 - 16/08 H01F 38/14 H02J 7/00 - 7/12 H02J 17/00 PCI(DIALOG) WPI(DIALOG)
Claims (5)
- 【請求項1】 車両に使用するための装置であって、前
記装置は、 前記車両によって支持された少なくとも1つの制御装置
と、 車両シートと、 前記車両シートによって支持された少なくとも1つの電
気装置と、 前記車両に設けられた電源からの電力信号を、前記車両
シートによって支持された少なくとも1つの前記電気装
置に伝達するための第1のアンテナ手段と、 前記車両シートによって支持された少なくとも1つの前
記電気装置と、前記車両によって支持された少なくとも
1つの前記制御装置との間で伝達信号を伝達するための
第2のアンテナ手段と、 前記車両の本体に設けられた棒状部材と、前記棒状部材
に対応するラッチ機構とを有する取付け手段とを備えて
おり、 前記ラッチ機構は、前記車両シートから伸長し、前記棒
状部材に係合することにより、前記車両シートを前記車
両に取り付けることができ、 前記第1のアンテナ手段は、前記棒状部材に隣接して取
り付けられる送電コイルと、前記ラッチ機構に取り付け
られる電力受信コイルとを有しており、 前記ラッチ機構が前記対応する棒状部材に係合したと
き、前記第1のアンテナ手段の前記送電コイルは、前記
第1のアンテナ手段の前記電力受信コイルに対向し、こ
れによって、前記第1のアンテナ手段の前記送電コイル
と、前記第1のアンテナ手段の前記電力受信コイルとの
間で電力信号を伝達できることを特徴とする車両に使用
するための装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車両に使用するための
装置において、 前記第2のアンテナ手段は、前記車両に取り付けられた
第1の信号アンテナと、前記車両シートに取り付けられ
た第2の信号アンテナとを備えていることを特徴とする
車両に使用するための装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の車両に使用するための
装置において、 前記第2のアンテナ手段の前記第1の信号アンテナは、
前記棒状部材に隣接して前記車両に取り付けられてお
り、 前記第2のアンテナ手段の前記第2の信号アンテナは、
前記ラッチ機構に取り付けられており、その結果、前記
ラッチ機構が前記棒状部材に係合したとき、前記第2の
アンテナ手段の前記第1の信号アンテナは、前記第2の
アンテナ手段の前記第2の信号アンテナに対向し、これ
によって、前記第2のアンテナ手段の前記第1の信号ア
ンテナと前記第2の信号アンテナとの間で伝達信号を伝
達できることを特徴とする車両に使用するための装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の車両に使用するための
装置において、 前記取付け手段は、さらに、前記車両のフロア部に形成
された溝を有しており、 前記溝は、間隔をあけて設けられた側部を有しており、 前記棒状部材は、前記溝の前記側部の間に配置されてい
ることを特徴とする車両に使用するための装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の車両に使用するための
装置において、 前記第1のアンテナ手段の前記送電コイルは、前記溝の
一方の側部に取り付けられていることを特徴とする車両
に使用するための装置。
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