JP2955485B2 - 釣り用筒状リールシート - Google Patents
釣り用筒状リールシートInfo
- Publication number
- JP2955485B2 JP2955485B2 JP4119695A JP4119695A JP2955485B2 JP 2955485 B2 JP2955485 B2 JP 2955485B2 JP 4119695 A JP4119695 A JP 4119695A JP 4119695 A JP4119695 A JP 4119695A JP 2955485 B2 JP2955485 B2 JP 2955485B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- inner flange
- hood
- fishing
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fishing Rods (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は釣り用筒状リールシート
に関し、特に摺動フードと螺環との嵌合構造の改良に関
する。
に関し、特に摺動フードと螺環との嵌合構造の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】筒状リールシートに係る摺動フードと螺
環の係合構造としては、実公平4−34692がある。
環の係合構造としては、実公平4−34692がある。
【0003】
【発明が解決すべき課題】このものは内フランジを薄肉
金属板により形成し後方に湾曲させているものである
が、これは内フランジと螺環とを引き離す応力がかかっ
た場合に嵌合が外れ易く、また組立時には嵌合が困難な
欠点があった。
金属板により形成し後方に湾曲させているものである
が、これは内フランジと螺環とを引き離す応力がかかっ
た場合に嵌合が外れ易く、また組立時には嵌合が困難な
欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に記載の釣り用筒状リールシートは、リール
足の一方を受け入れる固定フードと、該固定フードに対
向してリール足の他方を受け入れる摺動フードと、この
摺動フードの反固定フード側の端に設けられた内フラン
ジと、固定フード側の端に外周溝が形成された可撓性プ
ラスチック製の螺環とを備え、前記内フランジが前記外
周溝に回転自在に係合した釣り用筒状リールシートにお
いて、前記内フランジを剛性を有する金属材を加工して
形成するとともに、該内フランジを固定フード側へ傾斜
させたものである。また、請求項2に記載の釣り用筒状
リールシートは、請求項1に記載した釣り用筒状リール
シートにおいて、前記摺動フードを内フランジと共に、
金属板を絞り加工して形成したものである。
に請求項1に記載の釣り用筒状リールシートは、リール
足の一方を受け入れる固定フードと、該固定フードに対
向してリール足の他方を受け入れる摺動フードと、この
摺動フードの反固定フード側の端に設けられた内フラン
ジと、固定フード側の端に外周溝が形成された可撓性プ
ラスチック製の螺環とを備え、前記内フランジが前記外
周溝に回転自在に係合した釣り用筒状リールシートにお
いて、前記内フランジを剛性を有する金属材を加工して
形成するとともに、該内フランジを固定フード側へ傾斜
させたものである。また、請求項2に記載の釣り用筒状
リールシートは、請求項1に記載した釣り用筒状リール
シートにおいて、前記摺動フードを内フランジと共に、
金属板を絞り加工して形成したものである。
【0005】
【作用】本発明の内フランジは剛性を有する金属材を加
工して摺動フードと一体的に形成するとともに、この内
フランジを固定フード側へ傾斜させたので、内フランジ
を螺環の外周溝に係合させるときは、内フランジの斜面
が外周溝の外フランジに当接してこの外フランジを縮径
させるので入り勝手がよく、内フランジが外フランジを
削る虞れがなく、また内フランジが外周溝に係合した後
に内フランジを螺環側へ起こすには大きな力を必要とす
るので螺環の後退時に内フランジが変形して外周溝から
外れる虞れはない。
工して摺動フードと一体的に形成するとともに、この内
フランジを固定フード側へ傾斜させたので、内フランジ
を螺環の外周溝に係合させるときは、内フランジの斜面
が外周溝の外フランジに当接してこの外フランジを縮径
させるので入り勝手がよく、内フランジが外フランジを
削る虞れがなく、また内フランジが外周溝に係合した後
に内フランジを螺環側へ起こすには大きな力を必要とす
るので螺環の後退時に内フランジが変形して外周溝から
外れる虞れはない。
【0006】
【実施例】本発明を図面に基づいて説明すると第1図か
ら第6図において、筒状のリールシート本体1の一端に
はリール足の一方を受け入れる固定フード2が固定され
ており、該固定フード2に対向してリール足の他方を受
け入れる摺動フード3が摺動自在に取り付けられてい
る。またリールシート本体1の外周に雄ネジ7が刻設さ
れ、螺環4が螺合している。該螺環4の前端には外周溝
5が形成され、前記摺動フード3の後端に一体的に形成
されている内フランジ6が回転自在に係合してぃる。
ら第6図において、筒状のリールシート本体1の一端に
はリール足の一方を受け入れる固定フード2が固定され
ており、該固定フード2に対向してリール足の他方を受
け入れる摺動フード3が摺動自在に取り付けられてい
る。またリールシート本体1の外周に雄ネジ7が刻設さ
れ、螺環4が螺合している。該螺環4の前端には外周溝
5が形成され、前記摺動フード3の後端に一体的に形成
されている内フランジ6が回転自在に係合してぃる。
【0007】摺動フード3は剛性を有する金属板を絞り
加工して形成されており、螺環4は可撓性プラスチック
で形成され、外フランジ8が縮径可能になっている。但
し摺動フード3は金属パイプから形成してもよく、螺環
4は金属材料で形成し、実公昭62−38535号第1
図に示されるように外周溝5の部分に切割りを設けても
よい。そして、前記内フランジ6は図面に示されるよう
に固定フード側へ傾斜して形成されているので、該内フ
ランジ6を螺環4の外周溝5の外フランジ8に当てがっ
て押圧すれば、外フランジ8が内側へ縮径し内フランジ
6は外周溝5に容易に係合する。尚、外周溝5の外フラ
ンジ8の先端を入り勝手の斜面に形成すれば更に組立て
が容易となる。また、内フランジは螺環で強く押された
場合でも拡開を許さない十分な肉厚で形成されているこ
とはいうまでもない。
加工して形成されており、螺環4は可撓性プラスチック
で形成され、外フランジ8が縮径可能になっている。但
し摺動フード3は金属パイプから形成してもよく、螺環
4は金属材料で形成し、実公昭62−38535号第1
図に示されるように外周溝5の部分に切割りを設けても
よい。そして、前記内フランジ6は図面に示されるよう
に固定フード側へ傾斜して形成されているので、該内フ
ランジ6を螺環4の外周溝5の外フランジ8に当てがっ
て押圧すれば、外フランジ8が内側へ縮径し内フランジ
6は外周溝5に容易に係合する。尚、外周溝5の外フラ
ンジ8の先端を入り勝手の斜面に形成すれば更に組立て
が容易となる。また、内フランジは螺環で強く押された
場合でも拡開を許さない十分な肉厚で形成されているこ
とはいうまでもない。
【0008】
【発明の効果】本発明は、摺動フードの内フランジを剛
性を有する金属材を加工して摺動フードと一体的に形成
するとともに、該内フランジを固定フード側へ傾斜させ
たので、内フランジを螺環の外周溝に係合させるとき
は、内フランジの斜面が外周溝の外フランジに当接して
この外フランジを縮径させるために外周溝への入り勝手
がよく、プラスチック製の螺環の前端である外フランジ
を内フランジが削る虞れがなく、また一旦内フランジが
外周溝に係合した後は、内フランジを螺環側へ起こすに
は大きな力を必要とするので、螺環を後退させても内フ
ランジが起きて螺環の外周溝から外れることはない。
尚、内フランジは螺環で強く押されても拡開を許さない
十分な肉厚で形成されていることはいうまでもない。
性を有する金属材を加工して摺動フードと一体的に形成
するとともに、該内フランジを固定フード側へ傾斜させ
たので、内フランジを螺環の外周溝に係合させるとき
は、内フランジの斜面が外周溝の外フランジに当接して
この外フランジを縮径させるために外周溝への入り勝手
がよく、プラスチック製の螺環の前端である外フランジ
を内フランジが削る虞れがなく、また一旦内フランジが
外周溝に係合した後は、内フランジを螺環側へ起こすに
は大きな力を必要とするので、螺環を後退させても内フ
ランジが起きて螺環の外周溝から外れることはない。
尚、内フランジは螺環で強く押されても拡開を許さない
十分な肉厚で形成されていることはいうまでもない。
【図1】本発明に係る釣り用筒状リールシートの一部縦
断側面図である。
断側面図である。
【図2】本発明を別の摺動フードに適用した場合の縦断
面図である。
面図である。
【図3】図1の要部拡大縦断面図である。
【図4】図1の摺動フードにおける別の実施例の要部拡
大縦断面図である。
大縦断面図である。
【図5】図2の要部拡大縦断面図である。
【図6】図2の摺動フードにおける別の実施例の要部拡
大縦断面図である。
大縦断面図である。
【図7】本発明の従来技術である。
1 シート本体 2 固定フード 3 摺動フード 4 螺環 5 外周溝 6 内フランジ 7 雄ネジ 8 外フランジ
Claims (2)
- 【請求項1】リール足の一方を受け入れる固定フード
と、該固定フードに対向してリール足の他方を受け入れ
る摺動フードと、この摺動フードの反固定フード側の端
に設けられた内フランジと、固定フード側の端に外周溝
が形成された可撓性プラスチック製の螺環とを備え、前
記内フランジが前記外周溝に回転自在に係合した釣り用
筒状リールシートにおいて、前記内フランジを剛性を有
する金属材を加工して形成するとともに、該内フランジ
を固定フード側へ傾斜させたことを特徴とする釣り用筒
状リールシート。 - 【請求項2】請求項1に記載した釣り用筒状リールシー
トにおいて、前記摺動フードを内フランジと共に、金属
板を絞り加工して形成したことを特徴とする釣り用筒状
リールシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4119695A JP2955485B2 (ja) | 1995-01-21 | 1995-01-21 | 釣り用筒状リールシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4119695A JP2955485B2 (ja) | 1995-01-21 | 1995-01-21 | 釣り用筒状リールシート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08196170A JPH08196170A (ja) | 1996-08-06 |
JP2955485B2 true JP2955485B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=12601676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4119695A Expired - Lifetime JP2955485B2 (ja) | 1995-01-21 | 1995-01-21 | 釣り用筒状リールシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2955485B2 (ja) |
-
1995
- 1995-01-21 JP JP4119695A patent/JP2955485B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08196170A (ja) | 1996-08-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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