JP2953452B2 - Oa機器用仕切り具 - Google Patents

Oa機器用仕切り具

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JP2953452B2
JP2953452B2 JP1812598A JP1812598A JP2953452B2 JP 2953452 B2 JP2953452 B2 JP 2953452B2 JP 1812598 A JP1812598 A JP 1812598A JP 1812598 A JP1812598 A JP 1812598A JP 2953452 B2 JP2953452 B2 JP 2953452B2
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睦男 齋藤
一成 穂積
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間仕切りや整理棚
として用いられ、ワークステーションやパーソナルコン
ピュータその他のOA機器を整然と設置するために用い
られるOA機器用仕切り具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワークステーションやパーソナル
コンピュータその他のOA機器を導入している職場等に
おいて、これらOA機器の設置台数は増加傾向にあり、
ネットワーク化が進んでいる。これに伴い、電源ケーブ
ルやネットワークケーブルの使用本数も大幅に増加して
いる。OA機器に対する配線は、床や天上にケーブルを
敷設して各OA機器に供給するのが一般的である。しか
し、床や天上にケーブルを敷設した場合、ケーブルの損
傷事故やノイズ障害の原因となる。
【0003】従来、このようなケーブルに関する問題を
解決するため、種々の提案がなされている。例えば、床
を2重構造としてケーブルダクトの空間を確保するとい
った手段がある。また、他の例として、特開平9−98
525号公報に開示された手段がある。同公報には、図
10に示すように、OA機器用パーティションの内部に
各種ケーブル及びネットワーク機器を収納する空間を確
保し、当該OA機器用パーティションの任意の位置に、
電源コンセントを設けたり、開口部を設けてネットワー
クケーブルを引き出したりすることを可能として、各種
ケーブルが外部からは見えないようにしたOA機器用パ
ーティションが記載されている。
【0004】また、OA機器は大量の熱を発生すると共
に、熱による障害も発生しやすいため、OA機器の設置
環境には効率的な放熱手段を設ける必要がある。この種
の従来技術として、例えば特開昭64−3717号公報
に開示された技術がある。同公報には、図11に示すよ
うに、OA機器を設置する机の上部に設けた天板にエア
ダクトを設けることにより、電子機器の台数やレイアウ
トに柔軟に対応できる放熱装置が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術には、
次のような欠点があった。各種ケーブルを配線するため
に床にケーブルダクトを設ける場合、コストが大幅にか
かり、かつ建物の建築時に施工しなければならないた
め、OA機器の導入に伴って柔軟に対応することができ
ないという欠点があった。
【0006】また、特開平9−98525号公報に記載
されたOA機器用パーティションは、各種ケーブルやネ
ットワーク機器をパネルの間に形成された空間に収納
し、外観上は通常のパーティションとほとんど変わらな
いようにしているため、OA機器の置き換えやレイアウ
トの変更は必ずしも容易ではなかった。特に、CADそ
の他の目的に用いられるEWS(エンジニアリング・ワ
ークステーション)等のように高性能が要求されるため
に頻繁に新システムへの更新を行ったり機器の置き換え
を必要とする場合、作業が煩雑になるという欠点があっ
た。
【0007】また、当該従来のOA機器用パーティショ
ンは、通常のパーティションとほとんど同じ外観を有す
るため、パーティション内部に収納されるケーブルやネ
ットワーク機器、パーティションに設けられる電源コン
セントの数が制限され、多数の周辺装置と共にOA機器
を使用する場合に十分な通信設備や電源を提供できない
という欠点があった。
【0008】さらに、当該従来のOA機器用パーティシ
ョンは、ケーブルダクトとして形成された空間が密閉さ
れているため、OA機器から排出された熱が逃げにくい
という欠点があった。
【0009】また、特開昭64−3717号公報に記載
された放熱装置は、コンピュータの小型化や室内空調設
備の技術向上等を鑑みると大掛かりに過ぎ、かつ上記の
ようにOA機器の頻繁な置き換えやレイアウトの変更に
柔軟に対応することが難しいという欠点があった。
【0010】そこで、本発明は、上記従来の欠点を解決
し、パーティションや整理棚として使用することがで
き、OA機器の設置が容易でOA機器の置き換えやレイ
アウトの変更にも柔軟に対応できると共に、OA機器か
ら発生する熱を効率的に逃がすことのできるOA機器用
仕切り具を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明のOA機器用仕切り具は、全体として奥行き方向に
薄い箱形をなし、直方体状に組み立てたフレーム構造体
と、前記フレーム構造体の前面を除く各面を覆う板状部
材とを備え、少なくとも前記フレーム構造体の背面を覆
う前記板状部材が、前記フレーム構造体に対して着脱自
在に取りつけられていることを特徴とする。
【0012】これにより、フレーム構造体の内部空間
に、電源ケーブルやネットワークケーブル等を敷設した
り、ネットワーク機器やその他のOA機器を設置するこ
とができる。また、解放された前面や背面の板状部材を
着脱自在としたため、OA機器の置き換えやレイアウト
の変更にも柔軟に対応できる。また、前面を解放してい
るため、OA機器から発生する熱を効率よく放散でき
る。
【0013】請求項2の本発明のOA機器用仕切り具
は、前記フレーム構造体の内部に適宜棚板を設置したこ
とを特徴とする。
【0014】請求項3の本発明のOA機器用仕切り具
は、前記フレーム構造体の高さ方向及び幅方向の中央付
近に、全体を補強する補強用フレーム部材を備え、前記
フレーム構造体の高さ方向の中央付近に備えられた前記
補強用フレーム部材に棚板を設置することを特徴とす
る。
【0015】請求項4の本発明のOA機器用仕切り具
は、前記フレーム構造体の背面を覆う前記板状部材が、
全体にパンチング加工による穴開け処理を施した板状部
材であることを特徴とする。
【0016】請求項5の本発明のOA機器用仕切り具
は、前記フレーム構造体の前面側を、OA機器を設置す
る机に連結したことを特徴とする。
【0017】上記の目的を達成する他の本発明のOA機
器用仕切り具は、全体に穴開け処理を施した板状部材で
形成された側板と、前記側板の間に渡される棚板とを組
み合わせて形成され、OA機器を設置する机に連結され
たことを特徴とする。
【0018】請求項7の本発明のOA機器用仕切り具
は、前記棚板の周辺部付近であって前記棚板から適当な
高さだけ高い位置に、棒状で両端を前記側板または前記
棚板に固定された落下防止バーを備えたことを特徴とす
る。
【0019】上記の目的を達成するさらに他の本発明の
OA機器用仕切り具は、板状部材を組合せて形成され、
OA機器を設置する机に連結されて該机の周囲の空間を
仕切り、少なくとも一部の前記板状部材を、全体にパン
チング加工による穴開け処理を施した板状部材としたこ
とを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0021】まず、図1ないし図5を参照して、本発明
のOA機器用仕切り具をパーティションとして用いた第
1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実
施形態によるOA機器用パーティションを示す斜視図で
あり、図2は、図1の本実施形態の構成を示す分解斜視
図である。図3は、図1の本実施形態の正面図、図4は
同背面図、図5は同側面図である。図1ないし図5を参
照すると、本実施形態のOA機器用パーティション10
0は、全体として薄い箱形をなし、直方体状に組み立て
たフレーム構造体10と、フレーム構造体10の上面を
覆う天板20と、フレーム構造体10の側面を覆う側板
30と、フレーム構造体の背面を覆うパネル40とを備
える。
【0022】フレーム構造体10は、フレーム部材を各
々直角に組み合わせて直方体形状を形成している。ま
た、高さ方向(図1のA−A方向)及び幅方向(図1の
B−B方向)の中央付近に、全体を補強するフレーム部
材が取りつけてある。さらに、フレーム構造体10は、
奥行き方向(図1のC−C方向)に十分な長さを与えて
ある。
【0023】天板20は、フレーム構造体10の上面を
覆う長方形の板状部材であり、螺子止め等の手段により
フレーム構造体10の上面に固定されている。側板30
は、フレーム構造体10の側面を覆う長方形の板状部材
であり、螺子止め等の手段によりフレーム構造体10の
側面に固定されている。天板20及び側板30は、図2
に示すように、一枚板として形成してもよいし、複数枚
の板状部材を継ぎ足して形成してもよい。また、これら
は鉄その他の金属や樹脂を用いて形成することができ
る。
【0024】パネル40は、フレーム構造体10の背面
を覆う長方形の板状部材であり、全体にパンチング加工
による穴開け処理を施してある。そして、例えば辺縁部
に係止片を設けてフレーム構造体10の背面側のフレー
ムに係止させるといった着脱が容易な手段により、フレ
ーム構造体10の背面に取りつけてある。図示の例で
は、さらにパネル40の適当な位置に把手41を設けて
パネルの着脱や運搬の便に供している。また、パネル4
0は、一枚板として形成してもよいし、図2に示すよう
に複数枚の板状部材を継ぎ足して形成してもよい。パネ
ル40を形成する部材としては、鉄その他の金属や樹脂
を用いることができる。
【0025】フレーム構造体10の底面や高さ方向(A
−A方向)中央付近に設けられた補強用のフレーム部材
には、必要に応じて図2に示すように、フレーム構造体
10の奥行き方向(C−C方向)の長さと同じ幅を有す
る適当な大きさの棚板50を設置してある。棚板50
は、螺子止めその他の手段によりフレームに固定しても
よいし、係止辺を設けてフレームに係止するといった手
段により簡単には落ちないようにしてフレーム上に乗せ
ておいてもよい。棚板50を形成する部材としては、鉄
その他の金属や樹脂を用いることができる。
【0026】以上のように構成されたパーティション1
00は、図1に示すように、正面が解放されており、当
該正面にOA機器を乗せた机200を設置するようにな
っている。正面が解放されていることにより、OA機器
から発生する熱を効率よく放散することができる。ま
た、パーティション100の内部の空間に電源ケーブル
やネットワークケーブル等を敷設したり、棚板50や側
板30、パネル40等を利用してネットワーク機器やそ
の他のOA機器を設置することができる。この場合、上
述したようにパーティション100の奥行きを十分に広
く取ったため、ある程度の大きさを有する機器を設置す
ることも可能である。また、正面が解放されているた
め、各種ケーブルの新規配線や配線の変更も容易であ
る。さらに、背面のパネル40を容易に着脱できるた
め、正面にOA機器を載せた机200を設置したままで
も、対応位置のパネル40を取り外すことにより、容易
にOA機器後部のコネクタへの接続を行うことが可能で
ある。
【0027】次に、上記のように構成されたパーティシ
ョン100を設置する際の作業手順について説明する。
まず、部屋のレイアウトを考慮してパーティション10
0のフレーム構造体10を並べる。フレーム構造体10
どうしの連結には、例えば図6に示すような、一般的な
クランプ金具を用いることができる。そして、フレーム
構造体10の内部に各種ケーブルを敷設し、必要に応じ
て電源コンセントを設置する。また、適宜棚板50を配
置し、ネットワーク機器その他の機器を設置して必要な
配線を行う。
【0028】次に、フレーム構造体10の正面側に机2
00を設置し、図6に示したクランプ金具等を用いてフ
レーム構造体10と机200とを連結する。そして、机
200に所望のOA機器を設置し、電源ケーブルやネッ
トワークケーブル等を当該OA機器に接続する。
【0029】以上の配線作業の後、天板20、側板30
及びパネル40をフレーム構造体10に取りつける。な
お、パネル40は、種々の配線や機器の設置が終了した
後にフレーム構造体10に取りつけることが好ましい
が、天板20や側板30は、フレーム構造体10を配置
した直後に取りつけてしまってもかまわない。
【0030】次に、図7ないし図9を参照して、本発明
のOA機器用仕切り具を整理棚として用いた第2実施形
態について説明する。図7は、本発明の第2実施形態に
よる整理棚をOA機器用机に取りつけた状態の正面図、
図8は同右側面図、図9は同背面図である。図7ないし
図9を参照すると、本実施形態のOA機器用整理棚30
0は、机上に設置される整理棚310と机下に設置され
る整理棚320とからなる。整理棚310は、側板60
と、棚板70と、天板80とを組み合わせて形成され
る。整理棚320は、机下に設置されるため天板80を
有しない他は、整理棚310と同様の構成である。ま
た、図を参照すると、整理棚310と整理棚320と
は、机200に対する設置場所の違いに応じて、異なる
サイズとしているが、これらは本質的な差異ではなく、
使用目的、机200の大きさや形状、その他の種々の条
件に応じて任意のサイズを採用することができる。した
がって、以下の説明では、特に必要がない限り、整理棚
310と整理棚320とを区別することなく説明する。
【0031】側板60は、全体に穴開け処理を施した長
方形の板状部材である。棚板70は、側板60の間に渡
される長方形の板状部材であり、螺子止め等の手段によ
り側板60に固定されている。また、側板70は、任意
の高さで任意の段数だけ設けることができる。天板80
は、側板70とほぼ同形上の板状部材であり、螺子止め
等の手段により側板60に固定され、整理棚310の上
面を覆う。側板60、棚板70及び天板80を形成する
部材としては、鉄その他の金属や樹脂を用いることがで
きる。
【0032】整理棚320は、上述したように天板80
を設けておらず、側板60の上端辺が机200の天板に
螺子止め等の手段により固定されている。したがって、
整理棚320においては、机200の天板が整理棚31
0の天板80の役割を果たす。また、図示の例では、机
200における図8の側面図に示す側の脚を取り去り、
机下に設置された整理棚320を取り去った脚の代わり
として机200の天板を支えている。
【0033】また、図7及び図9に示すように、整理棚
310には、後方側の、各棚板70から適当な高さだけ
高い位置に、棚板70上に配置したOA機器や周辺装置
その他の機器が後方に落下するのを防止するため、落下
防止バー71が設けられている。落下防止バー71は、
金属や樹脂を用いて形成された棒状部材であり、両端を
螺子止め等の手段により側板60に固定されている。な
お、両端を下方に直角に折り曲げて棚板70に固定する
ようにしてもよい。図示の例では、机下の整理棚320
には落下防止バー71を設けていないが、整理棚310
と同様に落下防止バー71を設けることができるのは言
うまでもない。
【0034】さらに、図7及び図9を参照すると、整理
棚310においては、側板60と最下段の棚板70及び
天板80との接続部分である四隅に、整理棚320にお
いては、側板60と最下段の棚板70及び側板60と机
200の天板との接続部分である四隅に、それぞれ補強
板90を設けて、整理棚310、320の全体を補強し
てある。図示の例では、各隅に直角を保持するための直
角三角形状の部材からなる補強板90を、螺子止め等の
手段により、側板60、棚板70、天板80及び机20
0の天板に固定しているが、その他の種々の補強手段を
用いることができるのは言うまでもない。
【0035】以上のように構成された整理棚310は、
例えば図6に示したような、一般的なクランプ金具を用
いて、机200と連結することができる。すなわち、整
理棚310の最下段の棚板70と机200の天板とを上
記クランプ金具等を用いて連結する。また、整理棚31
0、320は、例えば図6に示したような、一般的なク
ランプ金具を用いて、図7及び図8に想像線(2点鎖
線)にて示すように、上述した第1実施形態のパーティ
ション100と連結することができる。すなわち、整理
棚310及び整理棚320をパーティション100の前
面または背面に位置させ、整理棚310とパーティショ
ン100との天板どうし、及び整理棚310、320と
パーティション100との側板どうしまたは棚板どうし
を適宜上記クランプ金具等を用いて連結する。また、第
1実施形態において、パーティション100と机200
とを連結する場合に、整理棚310の最下段の棚板70
を一緒に連結することもできる。
【0036】上記のように、机200及びパーティショ
ン100に連結された整理棚310、320の各棚板7
0に、ワークステーションやパーソナルコンピュータそ
の他のOA機器や周辺装置を適宜設置する。上述したよ
うに、棚板70は任意の高さで任意の段数だけ設けるこ
とができるので、無駄な空間を廃して効率的に各機器を
配置することができる。また、側板60は全体に穴開け
処理を施してあるため、各機器から発生する熱を効率よ
く放散することができる。また、落下防止バー71を備
えるため、各機器が後方に落下して破損するおそれはな
い。
【0037】以上好ましい実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明は必ずしも上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、上記第1実施形態によるパーティシ
ョン100は、フレーム構造体10の底面や高さ方向中
央付近に設けられた補強用のフレーム部材に棚板50を
設置することとしたが、フレーム構造体10にさらにフ
レーム部材を設けて任意の位置に棚板50を設置するよ
うにしてもよい。
【0038】また、上記第2実施形態による整理棚32
0は、机200の天板に直接固定し、脚の代わりに当該
天板を支えることとしたが、整理棚320を整理棚31
0と同様の天板80を備えた構成として、机200の足
も取り外さずに、単に机200の下に設置するようにし
てもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明のOA機器用
仕切り具は、全体に穴開け処理を施した板状部材を適宜
用いて構成したため、各機器から発生する熱を効率よく
放散することができる。そして、コンピュータの小型化
や室内空調設備の技術向上を併せて考慮すると、専用の
放熱装置を設けることなく十分な放熱効果をえることが
できるという効果がある。
【0040】特に、本発明のOA機器用仕切り具を用い
たパーティションは、内部の空間を大きくとり、OA機
器を乗せた机を設置する前面を解放させた構成としたた
め、放熱効果が一層顕著である。
【0041】また、本発明のOA機器用仕切り具を用い
たパーティションは、十分に広い内部空間を利用して、
電源ケーブルやネットワークケーブル等を敷設したり、
棚板や側板、パネル等を利用してネットワーク機器やそ
の他のOA機器を設置することができる。そして、正面
が解放されているため、各種ケーブルの新規配線や配線
の変更も容易である。さらに、背面のパネルを容易に着
脱できるため、正面にOA機器を載せた机を設置したま
までも、対応位置のパネルを取り外すことにより、容易
にOA機器後部のコネクタへの接続を行うことが可能で
ある。したがって、OA機器の設置が容易でOA機器の
置き換えやレイアウトの変更にも柔軟に対応できるとい
う効果がある。
【0042】また、本発明のOA機器用仕切り具を用い
た整理棚は、棚板を任意の高さで任意の段数だけ設ける
ことができるので、無駄な空間を廃して効率的にOA機
器本体や磁気ディスク装置などの周辺装置を配置するこ
とができる。また、落下防止バーを備えるため、各機器
が後方に落下して破損するおそれはない。したがって、
OA機器の置き換えやレイアウトの変更にも柔軟に対応
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態によるOA機器用パー
ティションを示す斜視図である。
【図2】 図1の第1実施形態の構成を示す分解斜視図
である。
【図3】 図1の第1実施形態の正面図である。
【図4】 図1の第1実施形態の背面図である。
【図5】 図1の第1実施形態の側面図である。
【図6】 第1実施形態に用いられるクランプ金具の例
を示す斜視図。
【図7】 本発明の第2実施形態による整理棚をOA機
器用机に取りつけた状態を示す正面図である。
【図8】 第2実施形態による整理棚をOA機器用机に
取りつけた状態を示す右側面図である。
【図9】 第2実施形態による整理棚をOA機器用机に
取りつけた状態を示す背面図である。
【図10】 従来のOA機器用パーティションの構成例
を示す分解斜視図である。
【図11】 従来の放熱装置の構成例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
10 フレーム構造体 20、80 天板 30、60 側板 40 パネル 41 把手 50、70 棚板 71 落下防止バー 90 補強板 100 パーティション 200 机 300、310、320 整理棚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−163842(JP,A) 特開 平7−197569(JP,A) 実開 昭61−28443(JP,U) 特許2747259(JP,B2) 特許2587587(JP,B2) 実公 昭62−41630(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47G 5/00 A47F 5/00 - 5/16 A47B 47/00 - 47/06 A47B 81/00 - 81/06 A47B 96/00 - 96/14

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体として奥行き方向に薄い箱形をな
    し、 直方体状に組み立てたフレーム構造体と、 前記フレーム構造体の前面を除く各面を覆う板状部材と
    を備え、 少なくとも前記フレーム構造体の背面を覆う前記板状部
    材が、前記フレーム構造体に対して着脱自在に取りつけ
    られており、かつ、一枚の前記板状部材ごとに一つ以上
    の把手を設けてあることを特徴とするOA機器用仕切り
    具。
  2. 【請求項2】 前記フレーム構造体の内部に適宜棚板を
    設置したことを特徴とする請求項1に記載のOA機器用
    仕切り具。
  3. 【請求項3】 前記フレーム構造体の高さ方向及び幅方
    向の中央付近に、全体を補強する補強用フレーム部材を
    備え、 前記フレーム構造体の高さ方向の中央付近に備えられた
    前記補強用フレーム部材に棚板を設置することを特徴と
    する請求項1に記載のOA機器用仕切り具。
  4. 【請求項4】 前記フレーム構造体の背面を覆う前記板
    状部材が、全体に空気の流通が自在となるように穴開け
    処理を施した板状部材であることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3に記載のOA機器用仕切り具。
  5. 【請求項5】 前記フレーム構造体の前面を、OA機器
    を設置する机に連結したことを特徴とする請求項1ない
    し請求項4に記載のOA機器用仕切り具。
  6. 【請求項6】 全体に空気の流通が自在となるように穴
    開け処理を施した板状部材で形成された側板と、前記側
    板の間に渡される棚板とを組み合わせて形成され、 OA機器を設置する机に連結されたことを特徴とするO
    A機器用仕切り具。
  7. 【請求項7】 前記棚板の周辺部付近であって前記棚板
    から適当な高さだけ高い位置に、棒状で両端を前記側板
    または前記棚板に固定された落下防止バーを備えたこと
    を特徴とする請求項6に記載のOA機器用仕切り具。
  8. 【請求項8】 全体として奥行き方向に薄い箱形をなす
    直方体状に組み立てたフレーム構造体と、 前記フレーム構造体の前面を除く各面を覆う板状部材
    と、 前記板状部材に覆われていない前記フレーム構造体の前
    面または背面に設けられた整理棚とを備え、 少なくとも前記フレーム構造体の背面を覆う前記板状部
    材が、前記フレーム構造体に対して着脱自在に取りつけ
    られており、 前記整理棚が、 全体に空気の流通が自在となるように穴開け処理を施し
    た板状部材で形成された側板と、前記側板の間に渡され
    る棚板とを組み合わせて形成されたことを特徴とするO
    A機器用仕切り具。
  9. 【請求項9】 前記整理棚が前記OA機器を設置する机
    に連結されていることを特徴とする請求項8に記載のO
    A機器用仕切り具。
  10. 【請求項10】 板状部材を組合せて形成され、OA機
    器を設置する机に連結されて該机の周囲の空間を仕切
    り、少なくとも一部の前記板状部材を、全体に空気の流
    通が自在となるようにパンチング加工による穴開け処理
    を施した板状部材としたことを特徴とするOA機器用仕
    切り具。
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