JP2953371B2 - プロジェクタの設置用位置決め装置 - Google Patents

プロジェクタの設置用位置決め装置

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JP2953371B2
JP2953371B2 JP8018719A JP1871996A JP2953371B2 JP 2953371 B2 JP2953371 B2 JP 2953371B2 JP 8018719 A JP8018719 A JP 8018719A JP 1871996 A JP1871996 A JP 1871996A JP 2953371 B2 JP2953371 B2 JP 2953371B2
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和夫 黒川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロジェクタの設置
用位置決め装置に関し、特にスクリーンとプロジェクタ
との相互の位置決めをレーザ光を利用して行なうための
プロジェクタの設置用位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のプロジェクタにおいて、スクリ
ーンをプロジェクタ本体に持っていないセパレートタイ
プのものは、設置する際にスクリーンとこのプロジェク
タ本体との間の距離、角度を位置決めする必要がある。
このようなプロジェクタのスクリーンとの位置決めを行
なうために従来は、プロジェクタ本体から投射した映像
を最良の状態で映し出すために映像を映すスクリーンの
大きさとプロジェクタの投射角度に応じて、スクリーン
とプロジェクタとの位置関係が、予め決められた長さお
よび角度となるように、計測機器を使用し実際の値を計
測することにより位置決めを行なって設置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な従来のプロジェクタの位置決め方法では、計測機器を
使用して距離および角度を実測するため、計測機器を用
い、しかも煩雑な計測作業を伴なうもので、複数の人手
が必要となりかなりの時間もかかるという欠点があっ
た。特に、設置状態を頻繁に変える必要のあるレンタル
用のプロジェクタでは、上述したスクリーンとの間の位
置決めは大きな問題である。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、プロジェクタとスクリーンとの相互の位置
決めを行なうにあたって、従来のように計測機器を用い
たり、距離や角度を実測したりせずに、レーザ光を利用
することにより相互の位置決めを容易に行なえることが
できるプロジェクタの設置用位置決め装置を得ることを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係るプロジェクタの設置用位置決め装置
は、上端縁部、左端縁部および右端縁部が予め明確にさ
れている映像を映し出すためのスクリーンと、プロジェ
クタ本体上の予め定めた位置に、前記スクリーンの上端
縁部、左端縁部および右端縁部にレーザ光をそれぞれ放
射する三つのレーザ光源を位置決め機構として設け、か
つこれら三つのレーザ光源からのレーザ光の放射角度を
前記スクリーンのサイズに対応して互いに放射角度を可
変できるように構成したものである。また、本発明に係
るプロジェクタの設置用位置決め装置は、プロジェクタ
本体上の予め定めた位置にスクリーンの上端縁部、左端
縁部および右端縁部の三方にレーザ光を放射する三つの
レーザ光源からなる位置決め機構を設けるとともに、ス
クリーンのサイズに対応して三つのレーザ光源からの放
射角度を互いに可変することができる放射角度設定機構
を設けたものである。
【0006】本発明によれば、プロジェクタ本体上に設
けた位置決め機構を構成する三つのレーザ光源からのレ
ーザ光を、スクリーン上で上端縁部、左端縁部、右端縁
部の三点に放射することにより、設置者が一人であって
も、スクリーンとプロジェクタとの相互の位置決めを行
なえる。また、本発明によれば、プロジェクタ本体に対
し設けた位置決め機構を構成する三つのレーザ光源の放
射角度を、設定機構により可変することにより、スクリ
ーンのサイズに応じて位置決め機構の設定を変えること
ができる。
【0007】位置決め機構は、スクリーンの上端縁部、
左端縁部および右端縁部の三方にレーザ光を放射するこ
とができる三つのレーザ光源を備え、その放射角度を
射角度設定機構によって可変することができるように構
成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は本発明に係るプ
ロジェクタの設置用位置決め装置の一つの実施の形態を
示し、これらの図において、符号1は映像を映し出すた
めのスクリーン、2はこのスクリーン1に映像を投射す
るプロジェクタである。また、3はこのプロジェクタ2
の本体に付設したプロジェクタとスクリーン1との位置
決めを行なう位置決め装置である。さらに、前記スクリ
ーン1は、図1、図4に示すように、上端縁部11と
左、右側端縁部12,13が予め明確となるように構成
している。特に、スクリーン1の上端縁部11の中央
スクリーン1から離れた位置からも確認できるような印
またはマークを付しておくとよい。
【0009】前記位置決め装置3は、第1のレーザ光3
1と、第2のレーザ光32と、第3のレーザ光33の独
立した三つのレーザ光を放射することができるレーザ光
源と、それぞれの放射角度を可変できる放射角度設定機
構とを備えている。このような位置決め装置3は、プロ
ジェクタ2が映像を投射する方向と同一方向にレーザ光
を放射できる位置で本体上面部に設けている。なお、こ
の実施の形態では、各レーザ光31,32,33のスク
リーン1上に投射したときの形を丸形とした場合を示す
が、これに限定されない。
【0010】前記第1のレーザ光31は、図1および図
2に示すように、スクリーン1の上端縁部11の中央に
向って放射される。ここで、このレーザ光31の水平方
向に対しての垂直方向の放射角度をαとしたとき、この
レーザ光31を、スクリーン1のサイズに応じて放射角
度αを任意に設定できる機構(図示せず)を設けてい
る。
【0011】前記第2のレーザ光32は、図3に示すよ
うに、スクリーン1の右端縁部12に向って放射され
る。このとき、スクリーン1の法線に対し、このレーザ
光32の水平方向での放射角度をβとしたとき、レーザ
光32を、スクリーン1のサイズに応じて放射角度βを
任意に設定できる機構(図示せず)を設けている。ま
た、前記第3のレーザ光33も同様に、スクリーン1の
左端縁部13に向って放射され、また放射角度をγとし
たときに、このγを任意に設定できる機構(図示せず)
を設けている。
【0012】このような構成において、スクリーン1に
対してのプロジェクタ2の位置決めを行なう際の実際の
方法と手順とについて、図2ないし図4を用いて以下に
説明する。始めに、映像を映し出すスクリーン1のサイ
ズに応じて予め定められる角度となるように、各レーザ
光31,32,33の各放射角度α、β、γをそれぞれ
設定する。
【0013】次に、スクリーン1の上端縁部11(上端
縁の中央部)、右端縁部12、左端縁部13とプロジェ
クタ2のレーザ光源を有する位置決め装置3から放射し
たレーザ光31,32,33が、図4に示すように、ス
クリーン1上に映る位置にプロジェクタ2の位置を合わ
せる。そして、これらのレーザ光31,32,33の中
心を、それぞれスクリーン1の上端縁部11、右端縁部
12、左端縁部13の中央端部に合わせるように、プロ
ジェクタ2の位置を合わせ、これら各点での位置が正し
く合ったときにスクリーン1とプロジェクタ2との距離
および角度の位置関係は正しく決定できる。
【0014】なお、本発明は上述した実施の形態で説明
した構造には限定されず、各部の形状、構造等を適宜変
形、変更してもよいことは勿論である。たとえば各レー
ザ光31,32,33のスクリーン1上に放射したとき
の形としては、丸形に限らず、図5や図6に示すように
適宜の形状のものでもよい。図5および図6は図4と同
様に、スクリーン1に放射したときの状態を示し、図5
の例では、中心となる一点だけを示すものではなく、ス
クリーン1の上端縁部11、右端縁部12、左端縁部1
の縁部に沿って対応する線状として形成している。ま
た、図6では、スクリーン1における上端縁部11の中
央、右端縁部12の中央、左端縁部13の中央への位置
決めが行なえるように、図5の例に対し十字状の形とし
ている。
【0015】このようにすれば、各レーザ光31,3
2,33がそれぞれ、スクリーン1の上端縁部11、右
端縁部12、左端縁部13と重なり合うようにプロジェ
クタ2の位置を合わせることで、両者の位置決めをより
一層確実に行なえる。
【0016】
【実施例】位置決め装置3は、プロジェクタ2の本体の
上端面の一部に設けられ、しかも内部に設けた三つのレ
ーザ光源からのレーザ光31,32,33の放射角度を
任意に設定できるような機構を備えている。レーザ光
は、スクリーン1に放射したときの形を丸形としてい
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るプロジ
ェクタの設置用位置決め装置によれば、上端縁部、左端
縁部、右端縁部が予め明確にされている映像を映し出す
ためのスクリーンと、プロジェクタ本体上の予め定めた
位置に、スクリーンの上端縁部、左端縁部および右端縁
部にレーザ光をそれぞれ放射する三つのレーザ光源を位
置決め機構として設け、かつこれら三つのレーザ光源か
らのレーザ光の放射角度をスクリーンのサイズに対応し
て互いに放射角度を可変できるように構成しているの
で、簡単な構成であるにもかかわらず、以下に述べる効
果を奏する。
【0018】すなわち、本発明によれば、プロジェクタ
本体上のある位置に設けた位置決め機構を構成する三つ
のレーザ光源から放射状に伸びたレーザ光の終端が、ス
クリーン上の予め定めた上端縁、左端縁、右端縁という
三点に一致するように放射することにより、設置者が一
人であっても、スクリーンとプロジェクタとの相互の位
置決めを行なえる。特に、本発明によれば、プロジェク
タを設置する際のプロジェクタとスクリーンの位置決め
において、三点のスクリーン端縁部分を同時に観ながら
位置合わせが行なえるため、従来のような計測機器が不
要となり、また距離と角度とを実測するという煩雑な作
業が不要となる。
【0019】そして、このような本発明によれば、従来
の位置決め方法では距離と角度とを実測する作業に複数
の人手を必要としていたのに対し、このような実測作業
や人手は不要となり、一人でも簡単にしかも短時間で位
置決めして設置することができる。また、本発明によれ
ば、プロジェクタ本体に対し設けた位置決め機構を構成
する三つのレーザ光源の放射角度を、放射角度設定機構
により可変することにより、プロジェクタを設置する際
に、スクリーンのサイズに応じて位置決め機構の設定を
自由に変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るプロジェクタの設置用位置決め
装置の一つの実施の形態を示す構成図である。
【図2】 図1に示すプロジェクタの設置用位置決め装
置でのスクリーンとプロジェクタとの垂直方向での位置
決めを説明するための図である。
【図3】 図1に示すプロジェクタの設置用位置決め装
置でのスクリーンとプロジェクタとの水平方向での位置
決めを説明するための図である。
【図4】 図1に示すスクリーンへのレーザ光の放射状
態を説明するための図である。
【図5】 図4に示すスクリーンへ放射するレーザ光の
変形例を示す図である。
【図6】 図4、図5に示すスクリーンへ放射するレー
ザ光のさらに別の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1…スクリーン、11…上端縁部、12…右端縁部、1
3…左端縁部、2…プロジェクタ、3…三つのレーザ光
源を有する設置用位置決め装置、31…第1のレーザ
光、32…第2のレーザ光、33…第3のレーザ光。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を映し出すためのスクリーンに対し
    プロジェクタ本体から映像を照射するプロジェクタにお
    いて、 前記スクリーンの上端縁部、左端縁部および右端縁部が
    予め明確になるように規定するとともに、 前記プロジェクタ本体上の予め定めた位置に、前記スク
    リーンの上端縁部、左端縁部および右端縁部にレーザ光
    をそれぞれ放射する三つのレーザ光源を設け、かつこれ
    ら三つのレーザ光源からのレーザ光の放射角度を前記ス
    クリーンのサイズに対応しで互いに放射角度を可変でき
    るように構成したことを特徴とするプロジェクタの設置
    用位置決め装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプロジェクタの設置用位
    置決め装置において、 プロジェクタ本体上の予め定めた位置にスクリーンの上
    端縁部、左端縁部、右端縁部の三方にレーザ光をそれぞ
    放射する三つのレーザ光源による位置決め機構を設け
    るとともに、前記スクリーンのサイズに対応して三つの
    レーザ光源からの放射角度を互いに可変することができ
    る放射角度設定機構を設けたことを特徴とするプロジェ
    クタの設置用位置決め装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のプロジェ
    クタの設置用位置決め装置において、 三つのレーザ光源を有する位置決め機構を、プロジェク
    タ本体上で映像を投射する方向と同一の方向にレーザ光
    を放射できる位置に設けていることを特徴とするプロジ
    ェクタの設置用位置決め装置。
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