JP3251110B2 - オーバーヘッドプロジェクタ - Google Patents

オーバーヘッドプロジェクタ

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JP3251110B2
JP3251110B2 JP28201193A JP28201193A JP3251110B2 JP 3251110 B2 JP3251110 B2 JP 3251110B2 JP 28201193 A JP28201193 A JP 28201193A JP 28201193 A JP28201193 A JP 28201193A JP 3251110 B2 JP3251110 B2 JP 3251110B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原稿面の高さが変化して
も自動合焦可能であるオーバーヘッドプロジェクタに関
し、特に、あおりによる投影像のひずみをも自動的に修
正することができるオーバーヘッドプロジェクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、原稿台上の原稿に光を当ててス
クリーンや壁面等の投影面上に拡大して投影するオーバ
ーヘッドプロジェクタが知られており、様々な分野で使
用されている。そして、最近では、原稿面の高さが変化
しても自動的に合焦することができるオーバーヘッドプ
ロジェクタが提案されてきている(特開平2−9013
5号公報)。しかしながら、上記自動合焦機能を有する
オーバーヘッドプロジェクタでも、原稿面や投影面が一
点を支点としてピントの合った状態からある角度だけず
れている場合(いわゆる“あおり”と称される)、その
ずれによって投影像にひずみが生じ、投影像が不明確に
なる欠点があった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上述の如き従来の問題点を解
決するためになされたもので、その目的は、あおりによ
る投影像のひずみをも自動的に修正することができるオ
ーバーヘッドプロジェクタを提供することである。
【0004】
【発明の構成】上記目的を達成するため、本発明の特徴
は、原稿台上の原稿を照射して得られた投影光を投影光
学系および反射ミラーを介してスクリーン等の投影面上
に投影するためのオーバーへッドプロジェクタにおい
て、少なくとも複数の赤外光を投影面へ発光する発光手
段と、上記投影面より反射された赤外光を受光すべく上
記発光手段から基線長を保って配置された受光手段と、
上記投影光学系の位置を検出する位置検出手段と、上記
受光手段および位置検出手段からの出力により投影距離
を演算する投影距離演算手段と、上記投影距離演算手段
および位置検出手段の出力からあおり量を演算するあお
り量演算手段と、上記投影光学系を移動させるための移
動手段と、上記原稿台をあおるためのあおり手段とを具
備したことを特徴としている。
【0005】上記の如き構成を有する結果、上記発光手
段が所定の順番により発光され、上記受光手段により反
射光が順次受光され、上記受光手段および位置検出手段
の出力に基づいて上記投影距離演算手段により投影距離
が演算され、その投影距離に基づいて上記投影光学系が
合焦するように上記移動手段により移動され、上記投影
距離演算手段および位置検出手段の出力に基づいて上記
あおり量演算手段によりあおり量が演算され、そのあお
り量に基づいて原稿台が上記あおり手段によりあおられ
るため、自動合焦できると共に、あおりによる投影像の
ひずみをも自動的に修正できる。
【0006】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は、本発明を実施したオーバーヘッドプ
ロジェクタの全体構成図であり、図2は、図1に示した
オーバーヘッドプロジェクタの内部構成ブロック図であ
る。図1に示す様に、このオーバーヘッドプロジェクタ
は、原稿を載置するために本体1に設けられた原稿台2
と、その原稿台2上に載置された原稿を下方から照射す
るためのランプ3と、上記ランプ3による原稿よりの投
影光5を投影面であるスクリーン7上に投影するために
支持柱8上を移動自在のヘッド9に設けられた投影光学
系10および反射ミラー11とを有すると共に、後述す
る自動合焦およびあおり制御を行うために、発光素子1
3、受光素子15、ヘッド位置センサ17、フォーカス
モータ19、およびあおりモータ21を有している。
【0007】そして、上記発光素子13、受光素子1
5、およびヘッド位置センサ17は、上記ヘッド9に設
けられている。そして、上記フォーカスモータ19は、
上記ヘッド9に設けられ光学系10を上下の光軸方向に
移動させる様になっており、上記あおりモータ21は、
上記原稿台2の下に設けられ原稿台2を支点Aを中心に
回動させる(あおる)様になっている。また、上記発光
素子13は、図3に示す様に、3つの発光部23、2
5、27から成っており、上記反射ミラー11に向かっ
て順次赤外光を発光する様になっており、その赤外光
は、上記反射ミラー11からスクリーン7に向かい、ス
クリーン7を反射して反射ミラー11を経て、上記発光
素子13から基線長を保って配置された受光素子15に
受光される様になっている。
【0008】次に、図2を参照して、上記自動合焦およ
びあおり制御を行うための自動合焦あおり制御回路につ
いて説明する。図2において、この自動合焦あおり制御
回路29は、上記受光素子15よりのアナログ出力をデ
ジタル信号に変換するためのA/D変換器31と、その
A/D変換器31よりのデジタル信号に基づいて上記受
光素子15に受光されている受光位置を求めるPSD位
置演算器33と、上記ヘッド位置センサ17およびPS
D位置演算器33よりの出力に基づいて投影距離を演算
するための投影距離演算器35と、上記ヘッド位置セン
サ17および投影距離演算器35よりの出力に基づいて
あおり量を演算するためのあおり量演算器37と、上記
発光素子13を後述する所定方法で発光駆動すると共
に、上記投影距離演算器35およびあおり量演算器37
よりの出力に基づいてフォーカスモータ駆動指示信号お
よびあおりモータ駆動指示信号を出力するためのCPU
39と、そのCPU39よりのフォーカスモータ駆動指
示信号に従って上記フォーカスモータ19を駆動するた
めのフォーカス変換器41と、上記CPU39よりのあ
おりモータ駆動指示信号に従って上記あおりモータ21
を駆動するためのあおり変換器43と、あおり制御動作
を開始するためのあおりスイッチ45とを有している。
【0009】次に、図4のフローチャート図を参照し
て、図1〜図3に示したオーバーヘッドプロジェクタに
おける自動合焦およびあおり制御動作について説明す
る。
【0010】まず、ステップ101において、上記あお
りスイッチ45がオンされると、ステップ103におい
て、上記CPU39により、上記発光素子13の発光部
分の数N−pointがiとして格納され、ステップ1
05、107において、測距が開始され、上記発光素子
13のi部が発光される。
【0011】次に、ステップ109、111において、
上記受光素子15の出力IA 、IBがA/D変換器31
によりサンプリングされ、ステップ113において、上
記PSD位置演算器33によって、上記受光素子15に
受光されている受光位置X(i)が求められる。次に、
ステップ115、117において、上記iが1つづつ減
算され、同様に受光位置X(i)がN−point回求
められ、i≦0で測距が終了される(ステップ11
9)。
【0012】この後、ステップ121において、上記ヘ
ッド9の位置を読み込むため上記ヘッド位置センサ17
よりP−focusが読み込まれ、ステップ123にお
いて、上記投影距離演算器35によって投影距離P−d
istが演算される。次に、ステップ125、127に
おいて、上記CPU39およびフォーカス変換器41に
よって、上記投影距離演算器35よりのP−distを
基にフォーカスモータ移動量Mf−roteが得られ、
それに基づいてフォーカスモータ19が駆動される。
【0013】次に、ステップ129において、上記あお
り量演算器37によって、上記P−focusおよびP
−distに基づいてあおり量を求めるためのA−va
lueが演算され、ステップ131、133において、
上記CPU39およびあおり変換器43によって、上記
あおり量演算器37よりのA−valueを基にあおり
量MA −roteが得られ、それに基づいてあおりモー
タ21が駆動される。ここで、上記あおり量演算器37
によるA−valueの値は、図5に示す式によって求
められる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、オーバーヘッドプロジ
ェクタにおいて、光学系を合焦させるためのフォーカス
モータと原稿台をあおるためのあおりモータとを配設
し、ヘッドに設けられた発光素子、受光素子、およびヘ
ッド位置センサによって得られた情報から投影距離およ
びあおり量を演算して、その投影距離およびあおり量を
基に上記フォーカスモータおよびあおりモータを駆動し
て自動合焦およびあおり制御を行う様にしているため、
自動合焦できると共に、あおりによる投影像のひずみを
も自動的に修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したオーバーヘッドプロジェクタ
の全体構成図である。
【図2】図1に示したオーバーヘッドプロジェクタの内
部構成ブロック図である。
【図3】図1に示した発光素子および受光素子の動作説
明図である。
【図4】図1に示したオーバーヘッドプロジェクタにお
ける自動合焦およびあおり制御動作のフローチャート図
である。
【図5】あおり量A−valueの演算方法の説明図で
ある。
【符号の説明】
1…本体、 2…原稿
台、3…ランプ、 5…投
影光、7…スクリーン、 8…
支持柱、9…ヘッド、 1
0…投影光学系、11…反射ミラー、
13…発光素子、15…受光素子、
17…ヘッド位置センサ、19…フォーカ
スモータ、 21…あおりモータ、2
3、25、27…発光部、 29…自動合
焦あおり制御回路、31…A/D変換器、
33…PSD位置演算器、35…投影距離演算
器、 37…あおり量演算器、39…
CPU、 41…フォーカス
変換器、43…あおり変換器、 4
5…あおりスイッチ、101〜133…各ステップ、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台上の原稿を照射して得られた投影
    光を投影光学系および反射ミラーを介してスクリーン等
    の投影面上に投影するためのオーバーへッドプロジェク
    タであって、少なくとも複数の赤外光を投影面へ発光す
    る発光手段と、上記投影面より反射された赤外光を受光
    すべく配置された受光手段と、上記投影光学系の位置を
    検出する位置検出手段と、上記受光手段および位置検出
    手段からの出力により投影距離を演算する投影距離演算
    手段と、上記投影距離演算手段および位置検出手段の出
    力からあおり量を演算するあおり量演算手段と、上記投
    影光学系を移動させるための移動手段と、上記原稿台を
    あおるためのあおり手段とを具備し、上記発光手段が所
    定の順番により発光され、上記受光手段により反射光が
    順次受光され、上記受光手段および位置検出手段の出力
    に基づいて上記投影距離演算手段により投影距離が演算
    され、その投影距離に基づいて上記投影光学系が合焦す
    るように上記移動手段により移動され、上記投影距離演
    算手段および位置検出手段の出力に基づいて上記あおり
    量演算手段によりあおり量が演算され、そのあおり量に
    基づいて原稿台が上記あおり手段によりあおられること
    を特徴としたオーバーヘッドプロジェクタ。
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KR100480023B1 (ko) * 1997-12-30 2005-07-11 엘지전자 주식회사 두상투영기의 자동 초점 조절 장치
KR100385142B1 (ko) * 1999-12-07 2003-05-27 오재윤 오버 헤드 프로젝터의 초점 조절장치 및 그 조절방법
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