JP2952764B2 - うず巻形ガスケット用フィラー材およびそのフィラー材を使用したうず巻形ガスケット - Google Patents

うず巻形ガスケット用フィラー材およびそのフィラー材を使用したうず巻形ガスケット

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  • Sealing Material Composition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水、油、蒸気、ガ
ス等の流体を封止する各種配管継手や流体機器の接合部
などに適用されるうず巻形ガスケット用フィラー材およ
びそのフィラー材を使用したうず巻形ガスケットに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から知られている代表的なうず巻形
ガスケットは、断面がV字状あるいはW字状などの波形
に形成された金属帯板からなるフープ材とアスベストペ
ーパーからなるフィラー材とを互いに重合させた状態で
うず巻き状に巻回したものである。
【0003】しかし、上記のようなうず巻形ガスケット
においては、フィラー材として用いられるアスベストペ
ーパーが取扱い時に粉塵を発生し、それを人が吸うこと
によって健康障害を起こすことが指摘されていることか
ら、現在ではその使用が控えられる状況にあり、それに
代わるフィラー材として、膨張黒鉛テープを使用してな
るノンアスベストのうず巻形ガスケットが開発されるに
至っている。また、膨張黒鉛テープをフィラー材として
使用するうず巻形ガスケットの更なるシール性の向上を
目的として、膨張黒鉛フィラー材とともに黒鉛入りPT
FE(四弗化ポリエチレン)繊維からなる補助フィラー
材を併用したものや、膨張黒鉛フィラー材の中間部にそ
の長手方向に沿って延びる炭素繊維を複合してなるもの
なども提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにフィラー
材として膨張黒鉛テープを用いてなる従来のうず巻形ガ
スケットにおいては、次のような問題があった。 (1)膨張黒鉛テープは、引張強度が小さいために、う
ず巻き状に巻回成形する際に切損しやすいという生産上
の問題がある。 (2)膨張黒鉛は、伸びが小さく可撓性に欠けるため
に、金属帯板のフープ材間に形成される空間形状に沿っ
た変形ができず、空隙を発生しやすくなる上に、折り曲
げに対しても割れを発生しやすく、特に断面が波形のフ
ープ材である場合、うず巻き状の巻回成形時に波の頂部
で割れを発生し、その部分に空隙を生じ、それが原因で
幅方向やうず巻きの巻回方向で微量な浸透漏れを発生す
る可能性があった。 (3)膨張黒鉛粒子を加圧しただけの膨張黒鉛テープ
は、内部に微小空隙を有する反面、その表面は膨張黒鉛
粒子が高密度で高配向の緻密な層を有しており、アスベ
ストペーパーを用いる場合に行なっているような各種の
目詰め材の含浸やコーティングが困難である。特に、膨
張黒鉛テープ表面は上記のごとき緻密な層の存在で撥水
性を有しているために、水に対する濡れ性が悪く、例え
ば水分散性タイプの目詰め材の含浸やコーティングによ
るシール性の改善が困難であった。 (4)また、PTFE系の補助シール材を併用したもの
や炭素繊維を複合したものは、材料的に高価でかつ製造
自体も複雑となり、さらにPTFE系の補助シール材を
併用したものは耐熱性が低下するという問題もあった。
【0005】本発明は上記した実情に鑑みてなされたも
ので、可撓性、曲げ性および柔軟性を大幅に改善して、
生産性の向上を図ることができるとともに、低締付面圧
でのシール性の著しい向上を達成することができるうず
巻形ガスケット用フィラー材およびそのフィラー材を使
用したうず巻形ガスケットを提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明に係るうず巻形ガスケット用フィラ
ー材は、膨張させた黒鉛粒子を加圧して互いに一体化し
てなる膨張黒鉛のテープの表面における少なくとも一部
をテープ長手方向に沿って除去して、テープ長手方向に
連続する凸部を形成してなることを特徴とするものであ
り、また、請求項の発明に係るうず巻形ガスケット
は、上記フィラー材と金属帯板からなるフープ材とを互
いに重合させた状態でうず巻き状に巻回してなることを
特徴とするものである。
【0007】上記請求項1の発明によれば、膨張黒鉛テ
ープ表面の高密度、高配向な緻密層部分の少なくとも一
部を除去することによフィラー材としての膨張黒鉛テ
ープの可撓性の改善が図れるとともに、しなやかな曲げ
性を付与してテープ全体の折れ曲がり性の改善も図りつ
つ、テープ長手方向に連続する凸部を有することで、例
えば断面が波形のフープ材の場合、波部の頂部の密度を
高くすることができ、うず巻形ガスケットを形成したと
きのうず巻き巻回方向での浸透漏れの発生を防ぎ、シー
ル性のの向上を達成することが可能である。このように
各種の特性改善がなされたフィラーを用いてうず巻形ガ
スケットを構成する請求項の発明によれば、うず巻き
状に巻回成形する際にフィラー材が切損しにくいため
に、ガスケットの生産性の改善が図れる上に、フィラー
材を金属帯板のフープ材間に形成される空間形状に沿っ
て変形させやすく、かつ、折り曲げに対しても割れにく
くて空隙の発生がない、あるいは非常に少なくすること
が可能で、うず巻形ガスケット全体としてのシール性を
著しく向上することができる。
【0008】また、請求項の発明のように、表面の少
なくとも一部が除去された膨張黒鉛テープに目詰め材を
コーティングもしくは含浸させることによって、その目
詰め材を容易にコーティングさせたり、膨張黒鉛テープ
の内部に存在する微小空隙に含浸させやすくなり、低締
付圧でのシール性の改善を図ることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、幾多の実施の形態を図面に
したがって説明する。図1〜図4は実施例1〜4におけ
るうず巻形ガスケット用フィラー材1の要部の断面斜視
図、図5は比較例となるうず巻形ガスケット用フィラー
材1の要部の断面斜視図、これら各実施例及び比較例の
うず巻形ガスケット用フィラー材1は全て、膨張させた
黒鉛粒子を加圧して互いに一体化し厚さtが0.38m
mのテープ状に形成した膨張黒鉛テープ2の表裏面に対
して各々次のような処理を施したものであり、以下、各
実施例及び比較例毎に膨張黒鉛テープ2の表裏面に対す
る処理について説明する。
【0010】実施例1: 図1に示すように、上記膨張黒鉛テープ2を0.5重量
%の減量となるように表面2Aを一様にブラスト処理し
て高密度緻密層部分を除去したものである。なお、上記
膨張黒鉛テープ2の裏面2Bは高密度緻密層部分のまま
である。
【0011】実施例2: 図2に示すように、上記膨張黒鉛テープ2を合計で1重
量%の減量となるように表面2Aおよび裏面2Bを一様
にブラスト処理して表裏の高密度緻密層部分を除去した
ものである。
【0012】実施例3: 図3に示すように、上記膨張黒鉛テープ2を合計で1重
量%の減量となるように表面2Aおよび裏面2Bを一様
にブラスト処理して表裏の高密度緻密層部分を除去した
後、その表裏両面2A,2Bおよび内部の空隙部分に目
詰め材の一例としてのポリエチレングリコール3を20
重量%含浸させてなるものである。なお、上記目詰め材
としては、ポリエチレングリコールの他にPTFE、ワ
ックス、シリコン樹脂、ゴムなどを用いてもよい。
【0013】実施例4(本発明の実施の形態に相当す
る): 上記実施例2に示すうず巻形ガスケット用フィラー材1
を使用して、図4に示すように、高密度緻密層部分が除
去された膨張黒鉛テープ2の表面2Aの幅方向の中央部
にその両側部位よりも0.1mm高く、かつ、幅wが1
mmの凸部4をテープ長手方向に連続させて形成したも
のである。
【0014】比較例: 図5に示すように、上記膨張黒鉛テープ2の表面2Aお
よび裏面2Bともに未処理で高密度緻密層部分が存在し
ているものである。
【0015】図6は、上記実施例1〜4及び比較例に示
す各フィラー材1と断面が略V字状に形成された金属帯
板、具体的にはSUS304のフープ材5とを互いに重
合させた状態でうず巻き状に巻回させて、内径d1 =7
2.6mm、外径d2 =92.5mm、厚さt1 =1
4.5mmのうず巻形ガスケット(試料)Wを作製し
た。なお、上記実施例1については、ブラスト処理によ
り高密度緻密層部分が除去された表面2Aがフープ材5
の谷に接触するように巻回した。
【0016】上記した実施例1〜4及び比較例のフィラ
ー材1とフープ材5を使用して作製された各うず巻形ガ
スケット(試料)Wのそれぞれについて、常温ガスシー
ル試験を実施した。その常温ガスシール試験方法は、図
7に示すように、各試料Wを上下一対の加圧フランジ
7,7により所定の締付面圧まで加圧し、その加圧状態
を3分間保持した上、N2 ガスを負荷して5分間保持
した後、漏洩量を周知の石鹸膜移動法により測定する。
そして、N2 ガス圧を常圧まで減圧し、続いて次の水
準の締付面圧まで昇圧して、〜を繰り返す方法であ
る。
【0017】上記のような常温ガスシール試験による結
果は、図8に示すとおりであり、この試験結果から明ら
かなように、実施例1及び実施例2のフィラー材を用い
たうず巻形ガスケットはシール特性に差が認められない
が、比較例よりもシール性に優れており、実施例3のフ
ィラー材を用いたうず巻形ガスケットは、締付面圧が2
00〜800kgf/cm2 の範囲において、締付面圧
のシール性への効果は余り認められないものの、200
kgf/cm2 程度の低締付面圧においても優れたシー
ル性を発揮し、また、本発明に相当する実施例4のフィ
ラー材を用いたうず巻形ガスケットは、締付面圧が20
0kgf/cm2 程度におけるシール性の改善は余り認
められないものの、350kgf/cm2 以上におい
て、締付面圧のシール性への効果が顕著に認められる。
【0018】また、上記実施例2におけるうず巻形ガス
ケット用フィラー材1と表1に示す従来品1〜4につい
て、図9に示すように、肉厚両方向に90°づつ交互に
繰り返し折り曲げる90°折曲げテストを行なった。そ
の結果は表2に示す通りであり、従来品1〜4は最高で
12.2回の折り曲げ可能回数であったのに対して、
施例2の製品は1000回以上の折り曲げ可能回数が得
られ、しなやかな曲げ性を有することが分かった。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】さらに、上記実施例2におけるうず巻形ガ
スケット用フィラー材1と表1に示す従来品3,4につ
いて、図10に示すような巻付けテストを行なった。そ
の結果は表3に示す通りであり、従来品の最小巻付け可
能半径が4.5mmであったのに対して、実施例2の製
の最小巻付け可能半径Rは1.5mmと非常に小さい
半径まで巻付け可能で、優れた可撓性およびしなやかな
曲げ性を有することが分かった。
【0022】
【表3】
【0023】なお、上記各実施例1〜4のフィラー材1
を用いて図6のように、作製されるうず巻形ガスケット
におけるフープ材5としては、断面略V字状のものに限
られるものでなく、断面略W字状、略U字状などの波形
に形成されたもの、さらにはフラット板状のものであっ
てもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、膨張黒鉛テープ表面の少なくとも一部をテープ
長手方向に沿って除去することによって可撓性の改善を
図ることができるとともに、非常にしなやかな曲げ性を
付与してうず巻き状に巻回する時の膨張黒鉛テープ全体
の折れ曲がり性を改善しつつ、除去した膨張黒鉛テープ
表面にテープ長手方向に連続する凸部を形成すること
で、例えば断面が波形のフープ材の場合、波部の頂部の
密度を高くすることができ、うず巻形ガスケットを形成
したときのうず巻き巻回方向での浸透漏れの発生を防
ぎ、シール性の向上を達成することができる。このよう
に、アスベストに代えて膨張黒鉛フィラー材をうず巻形
ガスケットのフィラー材として使用する上で要望される
生産面及びシール性能面での諸特性を、表面の少なくと
も一部の除去及び凸部の形成という極く簡単な手段によ
り著しく改善することができるという効果を奏する。
【0025】また、請求項2の発明によれば、上記請求
項1に記載の発明の効果に加えて、表面の少なくとも一
部が除去された膨張黒鉛テープに目詰め材をコーティン
グもしくは含浸させることで、その目詰め材のコーティ
ングもしくは膨張黒鉛テープ内部の微小空隙への含浸が
容易となり、低締付面圧でのシール性の改善を図ること
ができる。
【0026】請求項に記載の発明によれば、上述のよ
うにして各種の特性改善がなされたフィラーを用いてう
ず巻形ガスケットを構成することで、うず巻き状に巻回
成形する際のフィラー材の切損をなくして、ガスケット
の生産性の改善を図ることができる上に、フィラー材を
金属帯板のフープ材間に形成される空間形状に沿って変
形させやすく、かつ、折り曲げに対しても割れにくくて
空隙の発生をなくする、あるいは非常に少なくすること
ができ、うず巻形ガスケット全体としてのシール性を著
しく向上することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1によるうず巻形ガスケット用フィラー
材の要部の断面斜視図である。
【図2】実施例2によるうず巻形ガスケット用フィラー
材の要部の断面斜視図である。
【図3】実施例3によるうず巻形ガスケット用フィラー
材の要部の断面斜視図である。
【図4】本発明に相当する実施例4によるうず巻形ガス
ケット用フィラー材の要部の断面斜視図である。
【図5】比較例のうず巻形ガスケット用フィラー材の要
部の断面斜視図である。
【図6】本発明に係るうず巻形ガスケットの半縦断面図
である。
【図7】常温ガスシール試験方法の説明図である。
【図8】常温ガスシール試験結果を示す図ある。
【図9】90°折曲げテストの説明図である。
【図10】巻付けテストの説明図である。
【符号の説明】
1 フィラー材 2 膨張黒鉛テープ 2A 膨張黒鉛テープの表面 2B 膨張黒鉛テープの裏面 3 ポリエチレングリコール(目詰め材の一例) 4 凸部 5 フープ材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−165470(JP,A) 実開 昭60−177372(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16J 15/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨張させた黒鉛粒子を加圧して互いに一
    体化してなる膨張黒鉛のテープの表面における少なくと
    も一部をテープ長手方向に沿って除去して、テープ長手
    方向に連続する凸部を形成してなることを特徴とするう
    ず巻形ガスケット用フィラー材。
  2. 【請求項2】 表面の少なくとも一部が除去された上記
    膨張黒鉛テープに目詰め材をコーティングもしくは含浸
    している請求項1に記載のうず巻形ガスケット用フィラ
    ー材。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または2に記載のフィラー
    材と金属帯板からなるフープ材とを互いに重合させた状
    態でうず巻き状に巻回してなることを特徴とするうず巻
    形ガスケット。
  4. 【請求項4】 上記フープ材となる金属帯板が断面波形
    に形成されたものである請求項に記載のうず巻形ガス
    ケット。
JP9116833A 1997-05-07 1997-05-07 うず巻形ガスケット用フィラー材およびそのフィラー材を使用したうず巻形ガスケット Expired - Lifetime JP2952764B2 (ja)

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