JP2951144B2 - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JP2951144B2
JP2951144B2 JP5946193A JP5946193A JP2951144B2 JP 2951144 B2 JP2951144 B2 JP 2951144B2 JP 5946193 A JP5946193 A JP 5946193A JP 5946193 A JP5946193 A JP 5946193A JP 2951144 B2 JP2951144 B2 JP 2951144B2
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fan guard
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fan
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泰英 石崎
佐藤  進
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Sanyo Denki Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/70Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning
    • F04D29/701Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/703Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning especially adapted for elastic fluid pumps specially for fans, e.g. fan guards

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送風ファンを覆うファ
ンガードを備えた送風装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機の室外ユニットに
は、熱交換器とこの熱交換器に外気を送風する送風ファ
ンとが設けられている。この送風ファンには、異物等か
ら送風ファンを保護するためや、人の手が入らないよう
にするために、ファンガードが配置されている。
【0003】この種のファンガードは、例えば実公昭5
8ー27349号公報に開示されているように、放射方
向に直線状に配置された線材と、周方向に円状に配置さ
れた線材とにより構成されているものが知られている。
しかし、この公報に開示のファンガードは全体として平
面的に構成されているため、送風時等に変形しやすく、
外観を損なうばかりでなく、ファンガードの取り付け取
り外しがし難いという不都合があり、また、断面が長方
形状であるため、送風抵抗が大きいという欠点がある。
【0004】これに対して、実公平2ー5117号公報
にあるように、ファンガード全体として、深皿状に形成
して、変形を防止した構成が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の深皿状
のファンガードでは、深皿状に折り曲げられた最外側周
囲に巻き付けられた線材自体に、撓みや反りを生じやす
く、これによって、外観を損なうばかりでなく、ファン
ガード全体に撓みや反りによる変形が生じて、取り付け
位置がずれて、取り付けが困難になるという問題点や、
撓みや反りを原因とする騒音が発生するという問題があ
った。
【0006】従って、本発明は、撓みや反りによる変形
を防止できるファンガードを備えた送風装置を供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、中心部から放射状に配置された放射線材
に、前記中心部から前記放射線材に沿って螺旋状に拡が
る周囲線材が取り付けられて深皿状に形成されると共
に、前記放射線材の端部側に前記周囲線材より線径の太
いリング状の線材を設け、この線材に前記周囲線材の先
端を収束させたファンガードを有することを特徴とする
ものである。
【0008】
【作用】本発明の送風装置のファンガードは、周方向の
最外周に、線径の太いリング状の線材を配置しているか
ら、これによりファンガード全体の強度を高め、ファン
ガードの撓みや反りによる変形を防止できる。従って、
変形による取り付け位置のずれが生じ難いため取り付
け、取り外しが容易にできる。更に、ファンガードの輪
郭を形成する最外周のリング状の線材自体の強度が高い
から、輪郭を形成する線材自体の撓みや反りにより外観
を損ねることがない。
【0009】
【実施例】以下に、添付図面の図1乃至図10を参照し
て本発明の実施例を詳細に説明するが、本実施例では、
分離型の空気調和機の室外ユニットに用いられる送風装
置を例に用いて説明する。
【0010】図1及び図2に示すように、室外ユニット
3はケーシング5を備え、このケーシング5内には、室
外熱交換器を冷却する送風ファン7(図9参照)が収納
されており、ケーシング5の前面パネル5aに形成され
た吹出口9から外気を吹出すようになっている。そし
て、吹出口9には、送風ファン7を保護するためのファ
ンガード11が着脱自在に取り付けられている。
【0011】このファンガード11は、図3及び図5に
その全体の平面図と縦断面図とを示すように、多数の線
材を屈曲して深皿状に形成したものであり、等間隔に放
射状に配置された8本の放射線材13a乃至13hと、
螺旋状に巻き付けた1本の周囲線材15と、最も外側に
配置されたリング線材17とから構成されている。尚、
周囲線材15は直径2mmの金属製の線材を用いており、
加工性がよいと共に、断面が円形のため送風抵抗も小さ
い。30は放射線材13a乃至13hの内側の端部を覆
うパネルである。
【0012】放射線材13a乃至13hは、それぞれ、
ファンガード11の中心から放射状に延出されている
が、図5に示すように、その外側の端部(屈曲部)19
が屈曲されており、全体として深皿形状を形成してい
る。
【0013】放射線材13a乃至13hの最外側に位置
する端部には、パネル5aの吹出口9の周囲に係合する
係合部21a乃至21hが形成されている。ここで、各
係合部21a乃至21hの形状について説明する。
【0014】図3において、最上位置に位置する放射線
材13aの係合部21aは、図5及び図7に示すよう
に、上向きに略L字形状に屈曲して形成されており、パ
ネル5aに形成された係合孔23に下から嵌挿されるよ
うになっている。
【0015】図3において、水平に位置する2個の放射
線材13c及び13gの係合部21c及び21gでは、
図8に示すように、それぞれ下向きに斜めに折り曲げら
れており、パネル5aに形成された係合孔25a、25
bに嵌挿されるようになっている。このように係合部2
1c及び21gを斜め下に向けて形成することによっ
て、係合孔25a、25bへの挿入が容易になるととも
に、取り外し時にファンガードの落下を防止できる。
【0016】図3において、斜めに配置された4本の放
射線材13b、13d,13f、13hは、それぞれの
係合部21b、21d,21f、21hは、図4および
図6に示すように、周方向に折り曲げられており、その
先端部には、ゴムキャップ27が嵌め込まれている。そ
して、パネル5aの吸込み口9を規定する周面に圧接し
て配置される。
【0017】図3において、最下位置に位置する放射線
材13eの先端部21eは、ビス孔を形成するようにリ
ング状に形成されており、ビス29によりパネルにビス
止めされるようになっている。
【0018】放射線材13a乃至13hの上には、1本
の連続した周囲線材15が螺旋状に巻かれており、放射
線材13a乃至13hとの各接点で放射線材に溶接され
ている。この周囲線材15は、屈曲部19においては、
全体を一周または2周するように巻かれた後、最終端部
はいずれかの放射線材13a乃至13bに溶接止めされ
ている。
【0019】全体を深皿状に形成する放射線材13a乃
至13hの屈曲部19には、その先端部である係合部2
1a乃至21hと周囲線材15との間に、リング線材1
7が配置されている。このリング線材17は、周囲線材
15と別体に且つ周囲線材15よりも太い線径の線材で
リング状に形成されており、屈曲部19に嵌めこまれて
いる。このリング線材17の線径は、周囲線材の線径よ
り1.5倍乃至2.5倍の範囲であることが好ましい。
1.5倍より小さいと十分な剛性を得られてないととも
に2.5倍より太いと曲げ加工が難しくなるなど取扱い
が不便になるからである。
【0020】ここで、室外ユニット3の構成について説
明する。
【0021】室外ユニット3には、熱交換器33とこれ
に外気を送風する送風ファン7の他、冷媒回路が収納さ
れており、図9に示すように、圧縮機35、アキュムレ
ータ37、マフラ39、41、メインの電動膨脹弁4
2、ストレーナ43、モジュレータ45、電磁弁47a
乃至47e、太管側サービスバルブ49a乃至49e、
細管側サービスバルブ51a乃至51e、冷媒流量調節
用の電磁膨脹弁53a乃至53eが配置されている。そ
して、太管側サービスバルブ49a乃至49および細管
側サービスバルブ51a乃至51eを介して、室内熱交
換機44a乃至44eに連結されて冷媒回路を構成する
ようになっている。
【0022】次に、本実施例の作用について説明する。
【0023】本実施例によるファンガード11の取り付
け時には、最初に、最上に位置する放射線線材13aの
係合端部21aを係合孔23に差し込むようにして係合
させ、次に、左右の、13gの係合端部21c、21g
を下向きに係合孔25a、25bに掛け、続いて、斜め
の放射線線材13b、13d、13f、13hには、ゴ
ムキャップ28を被せて、吸い込み口9の周壁内に押し
込み、その内壁に突っ張るように圧接させ、下側にある
放射線線材13eのリング状の先端部21eをビス29
にて固定する。
【0024】このように、本実施例によるファンガード
11は、実質的に一つのビス29で簡単に固定すること
ができる。
【0025】しかも、周方向の最外周に、周方向の線材
15よりも線径の太いリング線材17を配置しているの
で、ファンガード全体として剛性が強く、変形を生じに
くい。従って、取り付け時の取扱いが容易であり、更
に、取り外し、取り付けが容易にできる。
【0026】ファンガード11の取り外し時には、ビス
29を外して、左右の係合端部21c、21gの係合を
外しておこなうが、左右の係合端部21c、21gは下
向きに係合しているから、取り外し時にビス29を外す
と同時にファンガード11が落下することがない。
【0027】また、ファンガード11には、最外周に線
径の太いリング線材17を配置しているから、十分な剛
性を有し、変形し難いので、外観を損なうということも
なく、変形し難いので、変形による騒音を防止すること
もできる。
【0028】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0029】例えば、ファンガードの全体の深皿形状は
図9に示すように、緩やかに湾曲した形状であっても同
様な効果を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、周方向の最外周に、前
記周方向の線材よりも太い線径を有するリング状の線材
を配置し、この線材に螺旋状の周囲線材の先端を収束さ
せたので、この周囲線材でファンガードの変形を防止で
き、また、取り付け、取り外し時の取扱いが容易になる
とともに、周囲線材の先端の処理で、外観を損なうこと
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による送風装置のファンガード
の取り付け状態を示す斜視図である。
【図2】図1に示すファンガードを取り付けた室外ユニ
ットの斜視図である。
【図3】図1に示すファンガードの平面図である。
【図4】斜めの放射線材の先端部を拡大して示す平面図
である。
【図5】図1に示すファンガードの側面図である。
【図6】斜めの放射線材の先端部を拡大して示す側面図
である。
【図7】最上部の放射線材の先端部を拡大して示す側面
図である。
【図8】左右の放射線材の先端部を拡大して示す側面図
である。
【図9】図2に示す室外ユニットを備えた空気調和機の
冷媒回路図である。
【図10】最上に位置する放射線材の先端部の形状の変
形例を示す側面図である。
【符号の説明】
11 ファンガード 13 放射線材(放射方向の線材) 15 周囲線材(周方向の線材) 17 リング状線材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部から放射状に配置された放射線材
    に、前記中心部から前記放射線材に沿って螺旋状に拡が
    る周囲線材が取り付けられて深皿状に形成されると共
    に、前記放射線材の端部側に前記周囲線材より線径の太
    いリング状の線材を設け、この線材に前記周囲線材の先
    端を収束させたファンガードを有することを特徴とする
    送風装置。
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