JPH11173651A - 空気調和機の室内機ユニットおよびルーバ - Google Patents
空気調和機の室内機ユニットおよびルーバInfo
- Publication number
- JPH11173651A JPH11173651A JP9345462A JP34546297A JPH11173651A JP H11173651 A JPH11173651 A JP H11173651A JP 9345462 A JP9345462 A JP 9345462A JP 34546297 A JP34546297 A JP 34546297A JP H11173651 A JPH11173651 A JP H11173651A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- louver
- peripheral side
- support shaft
- indoor unit
- flange
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- Pending
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- Air-Flow Control Members (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ルーバ取付時における支持軸の折れや変形の
防止、およびルーバの取り外しの容易化。 【解決手段】 ルーバ８をルーバ本体８ａと室内ユニッ
ト１の吹出口近傍に突設された支持軸１０に回転自在に
嵌め込まれるツバ付円筒部１１とから構成する。ツバ付
円筒部１１には、支持軸１０がその傘状先端部１０ａに
押し広げられながら挿入可能なように外周側から内周側
に貫通する開口１２を長さ方向に形成する。さらに、そ
のツバ部１１ａには、外周側から内周側に凹む切欠２５
を回転軸Ｃ（ルーバ８の揺動軸）を挟む開口１２の反対
側に形成している。
防止、およびルーバの取り外しの容易化。 【解決手段】 ルーバ８をルーバ本体８ａと室内ユニッ
ト１の吹出口近傍に突設された支持軸１０に回転自在に
嵌め込まれるツバ付円筒部１１とから構成する。ツバ付
円筒部１１には、支持軸１０がその傘状先端部１０ａに
押し広げられながら挿入可能なように外周側から内周側
に貫通する開口１２を長さ方向に形成する。さらに、そ
のツバ部１１ａには、外周側から内周側に凹む切欠２５
を回転軸Ｃ（ルーバ８の揺動軸）を挟む開口１２の反対
側に形成している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室内
機ユニット、および該室内機ユニットに組み付けられて
調和空気の吹出方向を制御するルーバに関する。
機ユニット、および該室内機ユニットに組み付けられて
調和空気の吹出方向を制御するルーバに関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、空気調和機の室内機ユニット１
は、図６の横断面図に示すように、吸込グリル２、エア
フィルタ３、ケーシング４、蒸発器５ａ，５ｂ，５ｃ、
ドレンパン６ａ，６ｃ、タンジェンシャルファン７、ル
ーバ８、およびフラップ９から主構成されている。
は、図６の横断面図に示すように、吸込グリル２、エア
フィルタ３、ケーシング４、蒸発器５ａ，５ｂ，５ｃ、
ドレンパン６ａ，６ｃ、タンジェンシャルファン７、ル
ーバ８、およびフラップ９から主構成されている。
【０００３】この空気調和機の冷房運転時には、タンジ
ェンシャルファン７の回転によって、室内空気が吸込グ
リル２、エアフィルタ３、エバポレータ５ａ，５ｂ，５
ｃをこの順に通過しながら冷却され、ルーバ８およびフ
ラップ９によって風向が制御された状態で室内へと吹出
されるようになっている。
ェンシャルファン７の回転によって、室内空気が吸込グ
リル２、エアフィルタ３、エバポレータ５ａ，５ｂ，５
ｃをこの順に通過しながら冷却され、ルーバ８およびフ
ラップ９によって風向が制御された状態で室内へと吹出
されるようになっている。
【０００４】このルーバ８は、図７および図８に示すよ
うに、ルーバ本体８ａと、ドレンパン６ａの下面に突設
された支持軸１０に回転自在に嵌め込まれるツバ付円筒
部１１とが一体に構成されてなり、支持軸１０にツバ付
円筒部１１が嵌め込まれることによって、所定の姿勢を
保持しつつ揺動自在に吹出口近傍に取り付けられる。
うに、ルーバ本体８ａと、ドレンパン６ａの下面に突設
された支持軸１０に回転自在に嵌め込まれるツバ付円筒
部１１とが一体に構成されてなり、支持軸１０にツバ付
円筒部１１が嵌め込まれることによって、所定の姿勢を
保持しつつ揺動自在に吹出口近傍に取り付けられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ルーバ８の
ツバ付円筒部１１には、図７に示すように、外周側から
内周側に貫通する開口１２が長さ方向に全長にわたって
形成されており、当該ツバ付円筒部１１に支持軸１０を
挿入する際には、該支持軸１０の先端に一段拡径させて
形成した抜け止め用の傘状先端部１０ａによって内径が
押し広げられるようになっている。
ツバ付円筒部１１には、図７に示すように、外周側から
内周側に貫通する開口１２が長さ方向に全長にわたって
形成されており、当該ツバ付円筒部１１に支持軸１０を
挿入する際には、該支持軸１０の先端に一段拡径させて
形成した抜け止め用の傘状先端部１０ａによって内径が
押し広げられるようになっている。
【０００６】しかしながら、かかる構成のツバ付円筒部
１１では、ツバ部１１ａにおける剛性が高過ぎ、支持軸
１０を挿入する際に該支持軸１０が折れたり、変形する
ことがあった。また、ルーバ８を取り外す際にも、ツバ
部１１ａの剛性の高さゆえに、支持軸１０からツバ付円
筒部１１が抜けづらく、取り外しが困難であった。
１１では、ツバ部１１ａにおける剛性が高過ぎ、支持軸
１０を挿入する際に該支持軸１０が折れたり、変形する
ことがあった。また、ルーバ８を取り外す際にも、ツバ
部１１ａの剛性の高さゆえに、支持軸１０からツバ付円
筒部１１が抜けづらく、取り外しが困難であった。
【０００７】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ルーバ取付時における支持軸の折れや変形を防止す
るとともに、ルーバの取り外しも容易に行うことのでき
る空気調和機の室内機ユニットおよびルーバを提供する
ことを目的とする。
で、ルーバ取付時における支持軸の折れや変形を防止す
るとともに、ルーバの取り外しも容易に行うことのでき
る空気調和機の室内機ユニットおよびルーバを提供する
ことを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。請求項１記載の発
明は、調和空気の吹出口近傍に吹出方向を制御するルー
バが揺動自在に設けられてなる空気調和機の室内機ユニ
ットであって、前記ルーバは、ルーバ本体と、前記吹出
口近傍に突設された支持軸に回転自在に嵌め込まれるツ
バ付円筒部とを備え、該ツバ付円筒部には、外周側から
内周側に貫通する開口が長さ方向に形成されるととも
に、該ツバ部には、外周側から内周側に凹む切欠が回転
軸を挟む前記開口の反対側に形成されていることを特徴
とするものである。
決するために以下の構成を採用した。請求項１記載の発
明は、調和空気の吹出口近傍に吹出方向を制御するルー
バが揺動自在に設けられてなる空気調和機の室内機ユニ
ットであって、前記ルーバは、ルーバ本体と、前記吹出
口近傍に突設された支持軸に回転自在に嵌め込まれるツ
バ付円筒部とを備え、該ツバ付円筒部には、外周側から
内周側に貫通する開口が長さ方向に形成されるととも
に、該ツバ部には、外周側から内周側に凹む切欠が回転
軸を挟む前記開口の反対側に形成されていることを特徴
とするものである。
【０００９】このような構成では、ルーバ本体の姿勢保
持機能を損なうことなく、ツバ部の剛性を低下させるこ
とができるため、ルーバを着脱する際にツバ付円筒部が
支持軸に対して容易に押し広げられることになり、支持
軸に折れや変形を発生させることなく、着脱作業が容易
に行えるようになる。
持機能を損なうことなく、ツバ部の剛性を低下させるこ
とができるため、ルーバを着脱する際にツバ付円筒部が
支持軸に対して容易に押し広げられることになり、支持
軸に折れや変形を発生させることなく、着脱作業が容易
に行えるようになる。
【００１０】また、請求項２記載の発明は、空気調和機
における室内機ユニットの調和空気吹出口近傍に揺動自
在に設けられて、前記調和空気の吹出方向を制御するル
ーバであって、ルーバ本体と、前記吹出口近傍に突設さ
れた支持軸に嵌め込まれるツバ付円筒部とを備えてな
り、該ツバ付円筒部には、外周側から内周側に貫通する
開口が長さ方向に形成されるとともに、該ツバ部には、
外周側から内周側に凹む切欠が回転軸を挟む前記開口の
反対側に形成されていることを特徴とするものである。
における室内機ユニットの調和空気吹出口近傍に揺動自
在に設けられて、前記調和空気の吹出方向を制御するル
ーバであって、ルーバ本体と、前記吹出口近傍に突設さ
れた支持軸に嵌め込まれるツバ付円筒部とを備えてな
り、該ツバ付円筒部には、外周側から内周側に貫通する
開口が長さ方向に形成されるとともに、該ツバ部には、
外周側から内周側に凹む切欠が回転軸を挟む前記開口の
反対側に形成されていることを特徴とするものである。
【００１１】このような構成においても、ツバ部の剛性
低下によって、ツバ付円筒部が支持軸に対して容易に押
し広げられることになり、支持軸に折れや変形を発生さ
せることなく容易に着脱可能になる。
低下によって、ツバ付円筒部が支持軸に対して容易に押
し広げられることになり、支持軸に折れや変形を発生さ
せることなく容易に着脱可能になる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図１から図５を参照しながら説明する。なお、上述
の従来の技術の欄で説明した構成要素と同一の構成要素
については、同一符号を付している。
て、図１から図５を参照しながら説明する。なお、上述
の従来の技術の欄で説明した構成要素と同一の構成要素
については、同一符号を付している。
【００１３】本実施形態の空気調和機の室内機ユニット
１は、図４の横断面図に示すように、吸込グリル２、エ
アフィルタ３、ケーシング４、蒸発器５ａ，５ｂ，５
ｃ、ドレンパン６ａ，６ｃ、タンジェンシャルファン
７、ルーバ８、およびフラップ９から主構成されてい
る。
１は、図４の横断面図に示すように、吸込グリル２、エ
アフィルタ３、ケーシング４、蒸発器５ａ，５ｂ，５
ｃ、ドレンパン６ａ，６ｃ、タンジェンシャルファン
７、ルーバ８、およびフラップ９から主構成されてい
る。
【００１４】吸込グリル２は、室内機ユニット１内に室
内空気を導入するための吸入口を形成しており、その内
面側には所定の間隔をおいて、室内ダストを濾過するた
めのエアフィルタ３が設けられている。室内機ユニット
１の内部略中央には、タンジェンシャルファン７が配設
され、また、その周囲には蒸発器５ａ，５ｂ，５ｃが配
されている。
内空気を導入するための吸入口を形成しており、その内
面側には所定の間隔をおいて、室内ダストを濾過するた
めのエアフィルタ３が設けられている。室内機ユニット
１の内部略中央には、タンジェンシャルファン７が配設
され、また、その周囲には蒸発器５ａ，５ｂ，５ｃが配
されている。
【００１５】タンジェンシャルファン７は、室内空気を
室内機ユニット１内に吸い込むとともに、この吸入空気
が蒸発器５ａ，５ｂ，５ｃにて熱交換されてなる調和空
気を付勢して吹出口２１から吹き出させるものである。
蒸発器５ａ，５ｂ，５ｃ内には、室内機ユニット１内に
吸い込まれた吸入空気を加熱または冷却するための冷媒
を流通させる冷媒管２２が多数挿通されている。
室内機ユニット１内に吸い込むとともに、この吸入空気
が蒸発器５ａ，５ｂ，５ｃにて熱交換されてなる調和空
気を付勢して吹出口２１から吹き出させるものである。
蒸発器５ａ，５ｂ，５ｃ内には、室内機ユニット１内に
吸い込まれた吸入空気を加熱または冷却するための冷媒
を流通させる冷媒管２２が多数挿通されている。
【００１６】この冷媒は、冷房運転時においては、室外
ユニット（図示せず）内に配設された圧縮機によって圧
縮され、凝縮器で放熱して液化した後、各蒸発器５ａ，
５ｂ，５ｃに分配され、ここで吸入空気から熱を吸収し
て該吸入空気を冷却した後、再び室外ユニットの圧縮機
へと戻る。
ユニット（図示せず）内に配設された圧縮機によって圧
縮され、凝縮器で放熱して液化した後、各蒸発器５ａ，
５ｂ，５ｃに分配され、ここで吸入空気から熱を吸収し
て該吸入空気を冷却した後、再び室外ユニットの圧縮機
へと戻る。
【００１７】ルーバ８およびフラップ９は、調和空気の
吹出流を設定方向に制御するもので、ドレンパン６ａ
と、ケーシング４のベース２３とによって画成された吹
出流路の下流側、すなわち吹出口２１の近傍に配されて
いる。ルーバ８は、室内機ユニット１を正面視した場合
に、吹出流を左右に振り分けるものであり、また、フラ
ップ９は吹出流を上下に振り分けるものである。
吹出流を設定方向に制御するもので、ドレンパン６ａ
と、ケーシング４のベース２３とによって画成された吹
出流路の下流側、すなわち吹出口２１の近傍に配されて
いる。ルーバ８は、室内機ユニット１を正面視した場合
に、吹出流を左右に振り分けるものであり、また、フラ
ップ９は吹出流を上下に振り分けるものである。
【００１８】また、ルーバ８は、図２，図３および図５
に示すように、ルーバ本体８ａと、ツバ付円筒部１１
と、ピン状部２４とを備えて構成されており、ツバ付円
筒部１１がドレンパン６ａの下面から該面に対して略垂
直に延びる支持軸１０に嵌め込まれることによって、支
持軸１０の傘状先端部１０ａに抜け止めされた状態で所
定の姿勢を保持しつつ揺動自在に支持される。
に示すように、ルーバ本体８ａと、ツバ付円筒部１１
と、ピン状部２４とを備えて構成されており、ツバ付円
筒部１１がドレンパン６ａの下面から該面に対して略垂
直に延びる支持軸１０に嵌め込まれることによって、支
持軸１０の傘状先端部１０ａに抜け止めされた状態で所
定の姿勢を保持しつつ揺動自在に支持される。
【００１９】ツバ付円筒部１１には、外周側から内周側
に貫通する開口１２が長さ方向に全長にわたって形成さ
れており、その内径よりも大径に形成された前記傘状先
端部１０ａに拡開させられつつ、支持軸１０に嵌め込ま
れるようになっている。さらに、本実施形態のツバ部１
１ａにあっては、外周側から内周側に凹む切欠部２５
が、当該ツバ部１１ａの回転軸Ｃ、すなわちルーバ８の
揺動軸を挟む開口１２の反対側に２箇所形成されてい
る。
に貫通する開口１２が長さ方向に全長にわたって形成さ
れており、その内径よりも大径に形成された前記傘状先
端部１０ａに拡開させられつつ、支持軸１０に嵌め込ま
れるようになっている。さらに、本実施形態のツバ部１
１ａにあっては、外周側から内周側に凹む切欠部２５
が、当該ツバ部１１ａの回転軸Ｃ、すなわちルーバ８の
揺動軸を挟む開口１２の反対側に２箇所形成されてい
る。
【００２０】そして、かかる構成のルーバ８の揺動運動
は、図１に示すように、モータ２６によって室内機ユニ
ット１の長手方向に往復移動させられるリンク２７にピ
ン状部２４を接続することによって実現されている。
は、図１に示すように、モータ２６によって室内機ユニ
ット１の長手方向に往復移動させられるリンク２７にピ
ン状部２４を接続することによって実現されている。
【００２１】すなわち、リンク２７には、ルーバ８に対
応して複数の長穴２８が形成されており、こらら長穴２
８にピン状部２４の傘状先端部２４ａを押し込むことに
よってリンク２７にピン状部２４を接続し、モータ２６
を回転駆動してリンク２７を介してピン状部２４を往復
移動させることで、支持軸１０を中心にルーバ８の角度
を変えるようになっている。
応して複数の長穴２８が形成されており、こらら長穴２
８にピン状部２４の傘状先端部２４ａを押し込むことに
よってリンク２７にピン状部２４を接続し、モータ２６
を回転駆動してリンク２７を介してピン状部２４を往復
移動させることで、支持軸１０を中心にルーバ８の角度
を変えるようになっている。
【００２２】上述したように、本実施形態の室内機ユニ
ット１においては、ドレンパン６ａの下面に突設された
支持軸１０に嵌め込まれるルーバ８のツバ部１１ａに、
外周側から内周側に凹む切欠部２５が回転軸Ｃを挟む開
口１２の反対側に形成されているため、ルーバ本体８ａ
の姿勢保持機能を損なうことなく、ツバ部１１ａの剛性
が低下させられている。
ット１においては、ドレンパン６ａの下面に突設された
支持軸１０に嵌め込まれるルーバ８のツバ部１１ａに、
外周側から内周側に凹む切欠部２５が回転軸Ｃを挟む開
口１２の反対側に形成されているため、ルーバ本体８ａ
の姿勢保持機能を損なうことなく、ツバ部１１ａの剛性
が低下させられている。
【００２３】このため、ルーバ８を着脱する際には、ツ
バ付円筒部１１が支持軸１０の傘状先端部１０ａによっ
て容易に押し広げられることになり、支持軸１０に折れ
や変形を発生させることがなく、着脱作業を容易に行う
ことができる。また、支持軸１０に変形が生じないこと
から、ルーバ８の揺動運動が円滑になり、さらには、吹
出流の方向転換時における異音の発生もなくすことがで
きる。
バ付円筒部１１が支持軸１０の傘状先端部１０ａによっ
て容易に押し広げられることになり、支持軸１０に折れ
や変形を発生させることがなく、着脱作業を容易に行う
ことができる。また、支持軸１０に変形が生じないこと
から、ルーバ８の揺動運動が円滑になり、さらには、吹
出流の方向転換時における異音の発生もなくすことがで
きる。
【００２４】なお、本実施形態では、切欠部２５を２箇
所形成しているが、１箇所または３箇所以上形成しても
よい。また、切欠部２５は、必ずしも回転軸Ｃを挟んで
開口１２と正確に対称配置となるように形成する必要は
なく、ルーバ本体８ａの姿勢保持機能を損なうことなく
ツバ部１１ａの剛性低下に寄与し得る範囲で、適宜周方
向に変位させても構わない。
所形成しているが、１箇所または３箇所以上形成しても
よい。また、切欠部２５は、必ずしも回転軸Ｃを挟んで
開口１２と正確に対称配置となるように形成する必要は
なく、ルーバ本体８ａの姿勢保持機能を損なうことなく
ツバ部１１ａの剛性低下に寄与し得る範囲で、適宜周方
向に変位させても構わない。
【００２５】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果を奏することができる。 （ａ）請求項１記載の空気調和機の室内機ユニットにお
いては、ツバ付円筒部におけるツバ部の剛性を、ルーバ
本体の姿勢保持機能を損なうことなく低下させることが
できるため、ルーバを着脱する際にツバ付円筒部が支持
軸に対して容易に押し広げられることになる。
によれば、次のような効果を奏することができる。 （ａ）請求項１記載の空気調和機の室内機ユニットにお
いては、ツバ付円筒部におけるツバ部の剛性を、ルーバ
本体の姿勢保持機能を損なうことなく低下させることが
できるため、ルーバを着脱する際にツバ付円筒部が支持
軸に対して容易に押し広げられることになる。
【００２６】よって、支持軸に折れや変形を発生させる
ことなく、ルーバの着脱作業を容易に行うことができ
る。また、支持軸に変形が生じないことから、ルーバの
揺動運動が円滑になり、さらには、吹出流の方向転換時
における異音の発生もなくすことができる。
ことなく、ルーバの着脱作業を容易に行うことができ
る。また、支持軸に変形が生じないことから、ルーバの
揺動運動が円滑になり、さらには、吹出流の方向転換時
における異音の発生もなくすことができる。
【００２７】（ｂ）請求項２記載のルーバにおいても、
上述と同様に、ツバ部の剛性低下によって支持軸に折れ
や変形を発生させることなく、ツバ付円筒部が支持軸に
対して容易に押し広げられながら室内機ユニットに着脱
されることになるため、室内機ユニットへの着脱作業を
容易に行うことができる。また、支持軸に変形が生じな
いことから、揺動運動が円滑になり、さらには、吹出流
の方向転換時における異音の発生もなくすことができ
る。
上述と同様に、ツバ部の剛性低下によって支持軸に折れ
や変形を発生させることなく、ツバ付円筒部が支持軸に
対して容易に押し広げられながら室内機ユニットに着脱
されることになるため、室内機ユニットへの着脱作業を
容易に行うことができる。また、支持軸に変形が生じな
いことから、揺動運動が円滑になり、さらには、吹出流
の方向転換時における異音の発生もなくすことができ
る。
【図１】 本発明に係わるルーバの一実施形態を示す平
面図である。
面図である。
【図２】 図１に示すルーバの上面図である。
【図３】 図１に示すルーバの正面図である。
【図４】 本発明に係わる空気調和機における室内機ユ
ニットの一実施形態を示す横断面図である。
ニットの一実施形態を示す横断面図である。
【図５】 図４に示す室内機ユニットの要部拡大図であ
る。
る。
【図６】 空気調和機における室内機ユニットの従来例
を示す横断面図である。
を示す横断面図である。
【図７】 ルーバの従来例を示す平面図である。
【図８】 図７に示すルーバの正面図である。
１ 室内機ユニット ８ ルーバ ８ａ ルーバ本体 １０ 支持軸 １１ ツバ付円筒部 １２ 開口 ２１ 吹出口 ２５ 切欠部 Ｃ 回転軸
フロントページの続き (72)発明者 松田 圭 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町３丁目 １番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内
Claims (2)
- 【請求項１】 調和空気の吹出口近傍に吹出方向を制御
するルーバが揺動自在に設けられてなる空気調和機の室
内機ユニットであって、 前記ルーバは、ルーバ本体と、前記吹出口近傍に突設さ
れた支持軸に回転自在に嵌め込まれるツバ付円筒部とを
備え、 該ツバ付円筒部には、外周側から内周側に貫通する開口
が長さ方向に形成されるとともに、 該ツバ部には、外周側から内周側に凹む切欠が回転軸を
挟む前記開口の反対側に形成されていることを特徴とす
る空気調和機の室内機ユニット。 - 【請求項２】 空気調和機における室内機ユニットの調
和空気吹出口近傍に揺動自在に設けられて、前記調和空
気の吹出方向を制御するルーバであって、 ルーバ本体と、前記吹出口近傍に突設された支持軸に嵌
め込まれるツバ付円筒部とを備えてなり、 該ツバ付円筒部には、外周側から内周側に貫通する開口
が長さ方向に形成されるとともに、 該ツバ部には、外周側から内周側に凹む切欠が回転軸を
挟む前記開口の反対側に形成されていることを特徴とす
るルーバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9345462A JPH11173651A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 空気調和機の室内機ユニットおよびルーバ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9345462A JPH11173651A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 空気調和機の室内機ユニットおよびルーバ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11173651A true JPH11173651A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18376767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9345462A Pending JPH11173651A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 空気調和機の室内機ユニットおよびルーバ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11173651A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100399855B1 (ko) * | 2000-07-21 | 2003-09-29 | 산요덴키가부시키가이샤 | 공기 조화기 |
| KR100399856B1 (ko) * | 2000-07-19 | 2003-09-29 | 산요덴키가부시키가이샤 | 공기 조화기 |
| JP4947224B1 (ja) * | 2011-06-17 | 2012-06-06 | パナソニック株式会社 | 空気調和機 |
| KR101192107B1 (ko) * | 2004-09-07 | 2012-10-16 | 엘지전자 주식회사 | 분리형 공기조화기의 토출그릴구조 |
| JP2015218996A (ja) * | 2014-05-21 | 2015-12-07 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の風向調整装置および空気調和機 |
-
1997
- 1997-12-15 JP JP9345462A patent/JPH11173651A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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