JP2949024B2 - 減圧及び加圧兼用容器に用いる弁装置 - Google Patents

減圧及び加圧兼用容器に用いる弁装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、減圧と加圧との両条件
下、殊に高真空と高圧との両条件下で兼用可能な容器に
付帯使用するのに適した新しい構造の弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高圧条件及び減圧(真空)条件の両方の
条件下で実施される一連の処理操作、反応操作には多様
なものがある。また慣用的に高圧条件下での反応または
操作と減圧(真空)条件下での反応または操作をそれぞ
れ別個の容器中で実施したものであっても、同一の容器
中で実施できれば便宜であることは明かであろう。例え
ば単量体を高圧条件下で塊状重合や溶液重合させる場合
に、反応混合物を別個の容器に移してから減圧蒸留に付
して重合体から未反応単量体あるいは溶媒を除去するよ
りも、重合を行った同一の容器においてそのような後処
理が実施できれば、設備投資コスト、操作コスト、エネ
ルギーコスト等が削減されるのみでなく、設備の小型
化、所要敷地面積の減少を計ることができる。あるいは
接着技術の分野、殊に精密接着を必要とする分野におい
ては、被接着物をその接着中に高圧及び減圧の特殊なサ
イクルに付することによって接着界面に存在する気泡を
実質的に除去、減少させて、精度の向上、接着力の向上
を達成しうることが認められている。またある製品につ
いては高圧及び減圧サイクルでの調質処理や物性試験に
付されることもある。
【0003】このような反応や処理が実施される容器は
使用高圧に耐える弁を介して減圧装置、すなわち真空ポ
ンプ系へ結ばれている。
【0004】従来このような目的のために用いられる弁
としては、バタフライバルブ、ゲートバルブ等が市販さ
れている。しかしながら、これらのものの使用圧力につ
いては真空側で1×10-5Torrまで、そして高圧側
で約9kg/cm2までが最も広い範囲である。バタフ
ライ構造やゲート構造を考慮すると、強度の点から大口
径化することは困難であり、現在市販されている大口径
バルブは真空側で1×10-5Torr、高圧側で7kg
/cm2が限度である。
【0005】容器を真空化する場合に、使用する真空ポ
ンプ装置の給気口にバランスした適切な大きさの断面積
(排気口断面積)を与える弁装置を用いないと迅速な真
空化ができず、所要真空値を達成するのに要する時間が
長くなる。例として、公称口径2インチ(約50.8m
m)のバタフライバルブが10kg/cm2耐圧値を示
し、このバルブ1個を高圧時10kg/cm2になる容
器に用い、この容器(高圧放出後)を公称口径6インチ
(約152.4mm)の給気口のターボ分子ポンプで排
気するとすれば、極めて長い時間が真空化のために消費
される。そこでそのターボ分子ポンプの給気口の断面積
に見合った断面積を確保するとすれば、上記バルブを実
に約10個またはそれ以上並列に使用しなければなら
ず、それにより初めて能率的な短時間の真空化が達成さ
れるであろう。
【0006】また、バタフライバルブにしてもゲートバ
ルブにしてもそれらの構造において強度に関連する部
材、要素が比較的に多く、所要強度を発現させるための
強度解析、強度設計が煩雑である。またそれらの加工製
造も容易ではない。既に述べたように従来のバタフライ
バルブやゲートバルブを大口径化すれば耐圧力値が相対
的に低くなる。
【0007】しかしながら、最近、容器において短時間
で高真空または超高真空を達成し、しかも圧力も10k
g/cm2を優に超えた条件が要求されるようになって
きている。近い将来には、数100kg/cm2の高
圧、例えば300kg/cm2超の高圧条件の使用も要
求されるであろうことは、推測に難くない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主た
る目的は、減圧及び加圧兼用容器に用いる弁(バルブ)
装置であって、減圧(真空)化を効率的に実施するのに
必要な大口径を有するにも拘らず高い耐圧力値を示す新
しい構造の弁装置を提供することである。
【0009】本発明のさらなる目的は、比較的簡単な構
造で強度設計が容易であり、かつ加工製造も容易である
上部弁装置を提供することである。
【0010】本発明のその他の目的及び利点は以下の説
明から明かとなろう。なお特許請求の範囲ならびに以下
の説明において、本発明の装置の部品等について、添付
図中の符号を引用併記することがあるけれども、これは
飽くまでも理解促進の目的でなされるものであり、本発
明をそれらに限定する意図はないことを銘記されたい。
【0011】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明は、減
圧及び加圧兼用容器1に用いる弁装置であって:一つの
T字管2の脚部Aを該容器1への連結部となし;別のT
字管3の脚部A’を真空ポンプ系5への連結部となし;
一方のT字管2の片腕部Bと別のT字管3の片腕部B’
と端部同志を内径=dの環状弁座8を挟持する状態で接
合させ;接合両T字管2,3の腕部内をその軸方向に延
在するステム9−1によって中心を垂直に貫通された状
態でそのステムに固着された直径>dの円板弁9−2
を、環状弁座8の容器側の面に当接するように配置し;
容器側のT字管2の他の片腕部Cの端部を閉じ、その閉
鎖端部の中心を貫通して前記ステム9−1の延長部が軸
方向に滑動自在にかつ気密状態に枢着して外部まで延在
しており;真空ポンプ系側のT字管3の他の片腕部Cの
端部を閉じ、その閉鎖端部の中心を貫通して前記ステム
9−1の延長部が軸方向に滑動自在にかつ気密状態に枢
着して外部にまで延在しており;円板弁9−2が弁座当
接位置から容器1への連結部をなす腕部を横切ってほぼ
越える位置まで距離lにわたってステム軸方向に移動す
ることができかつその逆移動が可能なようにステム9−
1をその外部延長部を介して外部から駆動する手段12
を備えている;ことを特徴とする前記弁装置を提供す
る。
【0012】以下添付図に示された具体化例を参照しつ
つ、本発明の弁装置をさらに詳しく説明する。図1は上
流側に減圧/高圧容器1を、そして下流側に真空ポンプ
系5に接続した本発明装置の一例の概略縦断面図であ
る。
【0013】この例示の弁装置は、弁の上部外殻をなす
T字管2と下部外殻をなすT字管3を有する。上部のT
字管2の脚部Aは減圧/高圧兼用容器1への連結部であ
り、下部のT字管3の脚部A’は、逃がし弁16を備え
た曲管4からなる導通部を介して真空ポンプ系5(例え
ば分子ポンプ及びそれに後続する油ロータリーポンプ)
に連結されている。
【0014】上部のT字管2の片方の腕部Bと下部のT
字管3の片方の腕部B’との端部は、間に内径=dの環
状弁座8を挟持した状態で接合されている。この接合は
図示されるようにフランジで行なうのが 、メンテナン
スの面から好ましい。このような接合部における気密性
の達成は従来技術により(例えばガスケットや真空コン
パウンドの使用により)容易である。図示の例では環状
弁座8の上面(減圧/高圧兼用容器1側の面)に、直径
が弁座8の内径(=d)より大きな円板弁9−2が当接
している。この円板弁9−2を所定の位置に移動し、保
持するために、ステム9−1が円板弁の中心を垂直に、
貫通した状態でその円板弁に固着されており、上部及び
下部のT字管2,3の腕部C,B,B’,C’内をその
軸方向(図面では上下方向)に延在している。円板弁保
持ステム9−1の上方延長部分は、上部T字管の他の腕
部Cの閉じられた端部の中心のスライドブッシュ13を
貫通して、軸方向滑動自在に枢着され、外部へ突出して
いる。スライドブッシュにはO−リングで気密性をもた
せることができる。スライドブッシュの気密性が充分で
ない場合、あるいはスライドブッシュの気密性がない場
合には、片腕部Cの閉鎖端部の外側に、ステム9−1の
最大突出長さを収容するに足りる長さのケース6を気密
設置し、そのケース内部と片腕部Cとを気体連通させる
ための導通口7をその閉鎖端部を貫いて設ける。
【0015】上部のT字管2の両腕B〜Cの長さは、円
板弁9−2が弁座8との当接位置から、軸方向に(上方
へ)脚部Aを横切ってほぼ越える位置まで、の距離lに
わたって移動できる長さである。
【0016】円板弁9−2と弁座8との当接面にはガス
ケット14を配置するのが好ましいが、このガスケット
(例えばO−リング)は、図示されるように円板弁側に
設けても、あるいは弁座側に設けてもよい。
【0017】さて弁を保持するステム9−1の下方延長
部は、下部のT字管3の腕部B’〜C’を通り、片方の
腕部C’の閉鎖端部の中心を貫通し、軸方向滑動自在に
スライドブッシュ15で枢着されている。
【0018】図示の例においては、ステム9−1は、下
部T字管内の途中で継手9−3及び10−1で延長シャ
フト10−2に結合され、さらにはステム9−1及び円
板弁9−2を軸方向に前進、後退させる外部の駆動手段
12へ継手11を介して接続されている。
【0019】スライドブッシュ15もO−リング等によ
って気密性とされうるが、スライドブッシュ15の気密
性が無かったり、不充分な場合には、下部T字管3の腕
部C’の閉鎖端部の内面にステム9−1の延長部(図示
例ではシャフト10−2)の一部を気密内包する金属ベ
ローズ(例えばステンレス鋼製あるいはリン青銅製等)
10−3をフランジ10−4等で取付けることにより気
密性を確保し、向上させることができる。図示の具体例
においては、金属ベローズ10−3の取付けの便宜のた
めに、ステム9−1の下端を継手9−3及び10−1に
よってシャフト10−2に結合している。下部のT字管
3の脚部A’は、適切な口径の導通口4を介して真空ポ
ンプ系5へ気密連結することができる。この導通口に
は、偶発的な漏洩事故あるいは逆流事故に備えて逃がし
弁を設けるのが好ましく、例示の逃がし弁は、天蓋、ス
プリング、逃がし穴、O−リング、導通管16−1〜1
6−6からなっている。逃がし弁は、高圧漏洩時のポン
プ系の破損防止のため大口径であるのが好ましい。
【0020】真空ポンプ系5は、公知の真空発生装置か
らなっていてよく、回転ポンプ、拡散ポンプ、ブースタ
ーポンプあるいは、機械的ポンプ、噴射ポンプ(エゼク
ター)及び拡散ポンプとして分類される種々の多様な装
置が、所期真空度に応じて、単独で、または適宜組み合
せて使用でき、その選択は当業者によって容易になされ
ることである。
【0021】本発明に係る弁装置は、容器1を高圧に維
持するとき、及び真空(低圧、減圧)に維持するとき、
の両方に兼用できるものである。
【0022】容器1を真空となすときには、(もし容器
が高圧状態であれば、その高圧を容器の別の圧力解放手
段により、通常は大気圧まで降下させた後)、外部駆動
手段12(例えばエアシリンダー)によってステム9−
1を上昇させ、それにより円板弁9−2を弁座8から上
方へ距離lだけ移動し、その位置9−2’に停止させ
る。この距離lは上部T字管2の脚部Aから片腕部Bに
かけての大きな排気路の断面積を確保するために、円板
弁9−2がその排気路内にとどまらないように、脚部A
の径をほぼ越えるところまで、円板弁9−2を移動させ
るような距離である。このときに下部T字管3の片腕部
C’の閉鎖面に、下端部を固定され、そしてステム9−
1にその上端部を固定されているベローズ10−3も距
離lだけ伸長するが、その気密取付により完全シールを
与える。なお、このようなベローズを使用しなくても、
片腕部C’におけるシャフト貫通部の許容しうる気密性
が、(例えばスライドブッシュ15でのO−リング使用
により)得られる場合には、ベローズ10−3を省略し
てもよい。
【0023】上記のようにして、容器1から;上部T字
管2の脚部A、片腕部B;下部T字管3の片腕部B’、
A’;導通部4を経て;真空ポンプ系5に至る;大きな
断面積であり比較的障害物の少ない円滑な減圧系路が確
保され、環状弁座8の内径dの開口部が、延在ステム9
−1の断面積を除き、完全に開かれる。しかる後に、真
空ポンプ系5を作動させ容器1内に所期の真空度を達成
させる。
【0024】減圧開始当初の被排気ガスの挙動が一体
(マス)の流体流動として把えられる段階では、減圧系
路の断面積の大きさ(口径)は減圧速度に余り大きな影
響がない。しかるに減圧が進行して真空度が大きくな
り、気体の挙動が、分子レベルの粒子あるいは会合分子
粒子の運動として把えられる段階になると、それらの粒
子の直進飛行距離が真空(減圧)達成のための大きな影
響因子となり、減圧系路に大きな断面積を与えないと真
空達成の効率が著しく低減される。従って、減圧系路中
に1箇所でも狭窄部が存在すると、たとえ高度真空ポン
プを用いたとしても狭窄部への気体分子粒子の衝突それ
による反発が多く、気体分子粒子の通り抜けの機会が極
端に削減されるので、高真空の達成には非常に長時間を
要する。
【0025】本発明の弁装置の構造では、円板弁を受け
る環状弁座の開口(内径=d)を、従来の弁装置(バタ
フライやゲート・バルブ)の口径よりも大きくすること
ができ、従来の弁装置で減圧系路中に必然的にもたらさ
れる減圧系路の狭窄化や障害部の発生は実質的に除かれ
る。
【0026】さて、容器1を高圧となすときには、円板
弁9−2を環状弁座8に密接する状態となるように外部
駆動手段12でステム9−1を引き出す。しかる後に容
器1を別の加圧手段(図示せず)によって加圧する。容
器1内の圧力が大きくなればなる程、円板弁と環状弁座
とは強く当接し、圧力のシールがより良好になる。普通
は、円板弁と環状弁座との当接面に任意なガスケット、
代表的にはO−リングが介在させるのが好ましい。この
ように加圧力の増加にともない圧力シール性が次第に向
上強化されることは、本発明の弁装置の重要な特徴効果
である。
【0027】本発明の弁装置は、基本的には円板弁と環
状弁座とを組合せた比較的単純な構造であるので、強度
設計が容易であり、大きな耐荷重強度を有する製品の製
作が可能であり、減圧(真空)化を促進する大内径の弁
座を採用することが可能である。
【0028】図示の例においては、弁と弁座との当接面
は平面であるが、場合によっては、圧力シールの向上等
のために大曲率半径の球面あるいはその他の適当な輪郭
(例えば段差)面であってもよい。
【0029】本発明による弁装置の一例における代表的
な部分の寸法その他のデータを列挙すると下記の通りで
ある。
【0030】 容器1 直径 700mm 深さ 800mm 容積 300l T字管2及び3 内径 約150mm(通称6インチ) 外径 約165mm 寸法l 200mm 環状弁座内径d 120mm ベローズ 耐圧 2kg/cm2 本発明の弁装置では、値えば1×10-6Torrよりも
さらに希薄な状態の高真空そして300kg/cm2
たはそれ以上が可能である。本発明の弁装置における環
状弁座内径を大寸法にすることが可能なために非常に短
時間で高真空が得られる。
【0031】図示の例では弁装置は垂直配置で取付けら
れているが、実際には任意の角度(例えば横配置)でも
取付け可能であることは、了解されよう。
【0032】
【発明の効果】本発明の減圧/加圧兼用容器のための弁
装置は円板弁と環状弁座との基本的な組み合せ構造に基
いており、相対的に高強度を発揮し、かくして環状弁座
の内径を大きくすることができ、真空化速度の向上が実
現され、また構造の単純性故に漏洩発生を抑制するのが
容易である。さらには加圧時に圧力が増すにつれて円板
弁と環状弁座との当接力が強くなり圧力シール性が向上
することは本発明弁構造の重要な特徴である。
【0033】さらには前述のように設計のための強度解
析が簡単であり、加工製作も相対的に容易である。
【0034】さらには装置の接合部分のほとんどが面接
合であるため、多くの真空度向上ないしバックアップ手
段(ガスケット、O−リング、ベローズ、真空コンパウ
ンド)を選択使用することが可能であり、これによって
も高真空度の確保が容易化される。
【0035】かくして本発明は減圧/加圧兼用容器にお
いて使用可能な真空度を下方へ低減しそして加圧度を上
方へ増大し、両圧間の格差範囲を大幅に拡張可能とし、
減圧/加圧兼用容器の応用範囲を拡大しまた新たな応用
分野を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による弁装置の一例の概略縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 減圧及び加圧兼用容器 2 上部T字管 3 下部T字管 A,A’ 脚部 B,B’,C,C’ 腕部 4 導通部 5 真空ポンプ系 6 ケース 8 環状弁座 9−1 ステム 9−2 円板弁 10−3 ベローズ 12 外部駆動手段 14 O−リング 16 逃がし弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 27/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減圧及び加圧兼用容器1に用いる弁装置
    であって:一つのT字管2の脚部Aを該容器1への連結
    部となし;別のT字管3の脚部A’を真空ポンプ系5へ
    の連結部となし;一方のT字管2の片腕部Bと別のT字
    管3の片腕部B’との端部同志を内径dの環状弁座8を
    挟持する状態で接合させ;接合両T字管2,3の腕部内
    をその軸方向に延在するステム9−1によって中心を垂
    直に貫通された状態でそのステムに固着された直径>d
    の円板弁9−2を、環状弁座8の容器側の面に当接する
    ように配置し;容器側のT字管2の他の片腕部Cの端部
    を閉じ、その閉鎖端部の中心を貫通して前記ステム9−
    1の延長部が軸方向に滑動自在にかつ気密状態に枢着し
    て外部まで延在しており;真空ポンプ系側のT字管3の
    他の片腕部C’の端部を閉じ、その閉鎖端部の中心を貫
    通して前記ステム9−1の延長部が軸方向に滑動自在に
    かつ気密状態に枢着して外部にまで延在しており;円板
    弁9−2が弁座当接位置から容器1への連結部をなす脚
    部Aを横切ってほぼ越える位置まで距離lにわたりステ
    ム軸方向に移動することができかつその逆移動が可能な
    ようにステム9−1をその外部延長部を介して外部から
    駆動する手段12を備えている;ことを特徴とする前記
    弁装置。
  2. 【請求項2】 弁座8と円板弁9−2との当接面におい
    て弁座側または円板弁側にガスケット14が装着されて
    いる請求項1の弁装置。
  3. 【請求項3】 ガスケットがO−リングである請求項2
    の弁装置。
  4. 【請求項4】 容器側のT字管2の片腕部Cの閉鎖端部
    の外側面に外部露出ステム端部を収容するためのケース
    6を気密設置し、そのケース内部と片腕部Cとを連絡さ
    せるために該閉鎖端部に導通口7を設けてある請求項1
    〜3のいずれかの弁装置。
  5. 【請求項5】 真空ポンプ系側のT字管3の片腕部C’
    閉鎖端部内面にステムの外部駆動手段への延長端部の一
    部分を内包して伸縮するベローズ10−3を気密設置し
    たことを特徴とする請求項1〜4のいずれかの弁装置。
  6. 【請求項6】 真空ポンプ系側のT字管3の脚部A’と
    真空ポンプ系との間に逃がし弁16を設けたことを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかの弁装置。
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